JPH04361842A - パネル用芯素材、パネル及びパネル製造方法 - Google Patents
パネル用芯素材、パネル及びパネル製造方法Info
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- JPH04361842A JPH04361842A JP16237391A JP16237391A JPH04361842A JP H04361842 A JPH04361842 A JP H04361842A JP 16237391 A JP16237391 A JP 16237391A JP 16237391 A JP16237391 A JP 16237391A JP H04361842 A JPH04361842 A JP H04361842A
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Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本願発明は、建物の壁材、天井材
、間仕切等、家具の側板等、及び自動車のボンネット、
天井、ドア等、その他種々のものの板状構造体に使用さ
れるパネル用芯材、上記芯材を内装したパネル、上記パ
ネルの製造方法に関する。
、間仕切等、家具の側板等、及び自動車のボンネット、
天井、ドア等、その他種々のものの板状構造体に使用さ
れるパネル用芯材、上記芯材を内装したパネル、上記パ
ネルの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば建物の壁材、間仕切等のパ
ネルとして、金属、合成樹脂等の薄板で形成されたハニ
カム状芯材、又は木、合成樹脂等の棒材を格子状に接続
した格子状芯材の表裏両面にアルミニウム板、木製合板
等の面材を点溶接、接着等により張設してなるパネルが
広く使用され、又自動車のボンネット等として、表裏両
面の鉄板面材の間に波状鉄板小片の芯材を所要個所に点
溶接により固定して面材を内側から支持させてなるパネ
ルが知られている。
ネルとして、金属、合成樹脂等の薄板で形成されたハニ
カム状芯材、又は木、合成樹脂等の棒材を格子状に接続
した格子状芯材の表裏両面にアルミニウム板、木製合板
等の面材を点溶接、接着等により張設してなるパネルが
広く使用され、又自動車のボンネット等として、表裏両
面の鉄板面材の間に波状鉄板小片の芯材を所要個所に点
溶接により固定して面材を内側から支持させてなるパネ
ルが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、これら従来の
ハニカム状芯材や格子状芯材は、ほとんど手作業による
個別生産によるものであるため、人手と時間がかかって
高価につき、しかもハニカム状芯材を用いたパネルでは
、特に、面材に加わる外圧に弱い欠点があり、又、従来
の自動車ボンネット用パネルでは、芯材の取付けに手間
がかり、しかもパネル全体の軽量化に有効ではあっても
、面材に加わる衝撃に対する強度が不十分のため安全性
の上から改善が切望されていた。
ハニカム状芯材や格子状芯材は、ほとんど手作業による
個別生産によるものであるため、人手と時間がかかって
高価につき、しかもハニカム状芯材を用いたパネルでは
、特に、面材に加わる外圧に弱い欠点があり、又、従来
の自動車ボンネット用パネルでは、芯材の取付けに手間
がかり、しかもパネル全体の軽量化に有効ではあっても
、面材に加わる衝撃に対する強度が不十分のため安全性
の上から改善が切望されていた。
【0004】本願第1発明は、芯材について機械による
大量生産を実現することを課題とし、
大量生産を実現することを課題とし、
【0005】本願第2発明は、パネルについて軽量性と
強度とを併有させることとを課題とし、
強度とを併有させることとを課題とし、
【0006】さ
らに、本願第3発明は、パネルの製造方法を簡略化し、
安価なパネルを提供することを課題とする。
らに、本願第3発明は、パネルの製造方法を簡略化し、
安価なパネルを提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する手段
として、本願第1発明は、横断面において、ほぼ一線状
に延長する基板部及び上記基板部から互に間隔をあけて
一体に起立された複数本のリブ部を有する押出形材と、
上記押出形材の基板部の板全面に千鳥状配列で上記リブ
部とほぼ平行に設けられた複数切り目と、から構成され
るパネル用芯素材を提案し、
として、本願第1発明は、横断面において、ほぼ一線状
に延長する基板部及び上記基板部から互に間隔をあけて
一体に起立された複数本のリブ部を有する押出形材と、
上記押出形材の基板部の板全面に千鳥状配列で上記リブ
部とほぼ平行に設けられた複数切り目と、から構成され
るパネル用芯素材を提案し、
【0008】本願第2発明は、横断面において、ほぼ一
線状に延長する基板部及び上記基板部から互に間隔をあ
けて一体に起立された複数本のリブ部を有する押出形材
における上記基板部の板全面に上記リブ部とほぼ平行の
複数切り目を千鳥状に設けてなる芯素材が、その各切り
目をそれぞれ拡開して網状に形成された網状拡開芯材と
、上記網状拡開芯材の少くとも一面に、該網状拡開芯材
の各リブ部とほぼ直角をなす状態で接合された面材と、
から構成されるパネルを提案し、
線状に延長する基板部及び上記基板部から互に間隔をあ
けて一体に起立された複数本のリブ部を有する押出形材
における上記基板部の板全面に上記リブ部とほぼ平行の
複数切り目を千鳥状に設けてなる芯素材が、その各切り
目をそれぞれ拡開して網状に形成された網状拡開芯材と
、上記網状拡開芯材の少くとも一面に、該網状拡開芯材
の各リブ部とほぼ直角をなす状態で接合された面材と、
から構成されるパネルを提案し、
【0009】さらに、本願第3発明は、横断面において
、ほぼ一線状に延長する基板部及び上記基板部から互に
間隔をあけて一体に起立された複数本のリブ部を有する
押出形材における上記基板部の板全面に上記リブ部とほ
ぼ平行の複数切り目を千鳥状に設けてなる芯素材を、上
記切り目とほぼ直交方向の両側方へ引張って各切り目の
拡開した網状拡開芯材に変形させる工程と、次に、上記
網状拡開芯材の少くとも一面に、面材を、該網状拡開芯
材の各リブ部とほぼ直角をなす状態で、接合する工程と
、から構成されるパネル製造方法を提案する。
、ほぼ一線状に延長する基板部及び上記基板部から互に
間隔をあけて一体に起立された複数本のリブ部を有する
押出形材における上記基板部の板全面に上記リブ部とほ
ぼ平行の複数切り目を千鳥状に設けてなる芯素材を、上
記切り目とほぼ直交方向の両側方へ引張って各切り目の
拡開した網状拡開芯材に変形させる工程と、次に、上記
網状拡開芯材の少くとも一面に、面材を、該網状拡開芯
材の各リブ部とほぼ直角をなす状態で、接合する工程と
、から構成されるパネル製造方法を提案する。
【0010】本願発明における「パネル用芯素材」には
、アルミニウム、銅等の、形材に押出成形可能の金属材
料、及び塩化ビニル、ポリエチレン、ポリアミド、ポリ
カーボネート等の合成樹脂又は各種合成ゴム等が用いら
れる。又押出形材における基板部が「横断面においてほ
ぼ一線状に延長する」とは、平板状に限らず若干凹凸の
ある板、波板等も含む趣旨であり、さらに、上記複数の
切り目が「リブ部とほぼ平行に設けられ」とは、該リブ
部と若干傾斜して設けられる場合も含む趣旨である。
、アルミニウム、銅等の、形材に押出成形可能の金属材
料、及び塩化ビニル、ポリエチレン、ポリアミド、ポリ
カーボネート等の合成樹脂又は各種合成ゴム等が用いら
れる。又押出形材における基板部が「横断面においてほ
ぼ一線状に延長する」とは、平板状に限らず若干凹凸の
ある板、波板等も含む趣旨であり、さらに、上記複数の
切り目が「リブ部とほぼ平行に設けられ」とは、該リブ
部と若干傾斜して設けられる場合も含む趣旨である。
【0011】本願第2発明における「面材」には、各種
金属板、合成樹脂板、木製合板、それらの複合板等が用
いられる。
金属板、合成樹脂板、木製合板、それらの複合板等が用
いられる。
【0012】本願第3発明における網状拡開芯材に「変
形させる」とは、塑性変形及び弾性変形を含むものであ
り、従って弾性変形させた場合は、次工程の面材の接合
は弾性変形させた状態を保ちながら行うのである。なお
、上記芯素材にアルミニウム押出形材を使用する場合に
おいて、該アルミニウム形材に人工時効硬化処理を施す
必要のある場合は、その硬化処理によりアルミニウム形
材が塑性変形しにくい硬さになるときは硬化処理前に上
記網状拡開芯材に変形させる作業を行い、又硬化処理を
施してもアルミニウム形材が塑性変形可能であれば硬化
処理後に上記変形作業を行うこともよい。
形させる」とは、塑性変形及び弾性変形を含むものであ
り、従って弾性変形させた場合は、次工程の面材の接合
は弾性変形させた状態を保ちながら行うのである。なお
、上記芯素材にアルミニウム押出形材を使用する場合に
おいて、該アルミニウム形材に人工時効硬化処理を施す
必要のある場合は、その硬化処理によりアルミニウム形
材が塑性変形しにくい硬さになるときは硬化処理前に上
記網状拡開芯材に変形させる作業を行い、又硬化処理を
施してもアルミニウム形材が塑性変形可能であれば硬化
処理後に上記変形作業を行うこともよい。
【0013】
【実施例】まず、パネル用芯素材の実施例について説明
する。図1(イ)、(ロ)はアルミニウムの押出形材か
らなるパネル用芯素材(1)で、横断面において一直線
に延長する基板部(2)の一面がわに、同一高さの多数
のリブ部(3)…を互に小間隔をあけて直角に起立した
櫛歯状形状を有する押出形材において、その基板部(2
)全面に、上記リブ部(3)…と平行に延長する適宜長
の多数本の切り目(4)…を千鳥状配列で且つ上記リブ
部(3)…と重ならない位置に穿設し、それにより上記
切り目(4)の無い、網目交差点となるべき小幅の交差
部(5)…を介して、隣り合う切り目(4)(4)、…
で形成される、網目を構成すべき網目構成条(6)…を
同じく千鳥状に配設してある。なお上記芯素材(1)の
切り目延長方向の両端には、それぞれ交差部(5)…、
(5)…を位置させている。
する。図1(イ)、(ロ)はアルミニウムの押出形材か
らなるパネル用芯素材(1)で、横断面において一直線
に延長する基板部(2)の一面がわに、同一高さの多数
のリブ部(3)…を互に小間隔をあけて直角に起立した
櫛歯状形状を有する押出形材において、その基板部(2
)全面に、上記リブ部(3)…と平行に延長する適宜長
の多数本の切り目(4)…を千鳥状配列で且つ上記リブ
部(3)…と重ならない位置に穿設し、それにより上記
切り目(4)の無い、網目交差点となるべき小幅の交差
部(5)…を介して、隣り合う切り目(4)(4)、…
で形成される、網目を構成すべき網目構成条(6)…を
同じく千鳥状に配設してある。なお上記芯素材(1)の
切り目延長方向の両端には、それぞれ交差部(5)…、
(5)…を位置させている。
【0014】図2の他の実施例(1a)は、基板部(2
a)の両面に多数のリブ部(3a)…をそれぞれ起立し
たアルミニウム押出形材に切り目(4a)…を設け、他
の構造は図1と実質的に同一である。
a)の両面に多数のリブ部(3a)…をそれぞれ起立し
たアルミニウム押出形材に切り目(4a)…を設け、他
の構造は図1と実質的に同一である。
【0015】図3のさらに他の実施例(1b)は、基板
部(2b)の一面にリブ部(3b)…を起立してなる図
1と同一構造のもののリブ部(3b)…の各先端にさら
にもう一枚の基板部(2b)を一体に加えたポリアミド
樹脂押出形材において、その両基板部(2b)、(2b
)に同一配列の切り目(4b)…、(4b)…をそれぞ
れ設け、他の構造は図1と実質的に同一である。
部(2b)の一面にリブ部(3b)…を起立してなる図
1と同一構造のもののリブ部(3b)…の各先端にさら
にもう一枚の基板部(2b)を一体に加えたポリアミド
樹脂押出形材において、その両基板部(2b)、(2b
)に同一配列の切り目(4b)…、(4b)…をそれぞ
れ設け、他の構造は図1と実質的に同一である。
【0016】図4の別の実施例(1c)は、横断面にお
いて、凹凸を交互に繰返してほぼ一線状に延長する基板
部(2c)において、その各凹部をリップつき溝(7c
)…に形成し、又各リブ部(3c)…の下端にフランジ
を設け、他の構造は図1と実質的に同一とした例である
。
いて、凹凸を交互に繰返してほぼ一線状に延長する基板
部(2c)において、その各凹部をリップつき溝(7c
)…に形成し、又各リブ部(3c)…の下端にフランジ
を設け、他の構造は図1と実質的に同一とした例である
。
【0017】次に、便宜上パネル製造方法の実施例につ
いて説明する。一例として上記図1のアルミニウム押出
形材からなるパネル用芯素材(1)と同一構造の芯素材
を使用し、まず同図(ロ)に示される上記芯素材(1)
において、リブ部(3)…と直交する方向の左右両側端
に位置する網目構成条(6)、(6)における切り目(
4)…に対応する部分を図5に示すようにそれぞれ切欠
すると共に、左右側端の交差部を支持部(8d)…とし
て残存させ、又上下端の交差部も同じく支持部(8d)
…とした芯素材(1d)を準備する。なお、上記各交差
部(5d)…に孔(9d)…を穿設してある。
いて説明する。一例として上記図1のアルミニウム押出
形材からなるパネル用芯素材(1)と同一構造の芯素材
を使用し、まず同図(ロ)に示される上記芯素材(1)
において、リブ部(3)…と直交する方向の左右両側端
に位置する網目構成条(6)、(6)における切り目(
4)…に対応する部分を図5に示すようにそれぞれ切欠
すると共に、左右側端の交差部を支持部(8d)…とし
て残存させ、又上下端の交差部も同じく支持部(8d)
…とした芯素材(1d)を準備する。なお、上記各交差
部(5d)…に孔(9d)…を穿設してある。
【0018】次に、上記芯素材(1d)の左右側端の支
持部(8d)…、(8d)…を適宜手段によりそれぞれ
把持して左側の支持部(8d)…は各切り目(4d)…
と直交方向の左方へ、右側の支持部(8d)…は同じく
右方へそれぞれ引張り、それにより図6に示すように各
切り目(4d)…を左右に拡開してほぼ菱形の網目(1
0d)…に形成すると共に、各網目(10d)…を交差
部(5d)…で連継してなる矩形網状拡開芯材(20d
)に塑性変形させる。
持部(8d)…、(8d)…を適宜手段によりそれぞれ
把持して左側の支持部(8d)…は各切り目(4d)…
と直交方向の左方へ、右側の支持部(8d)…は同じく
右方へそれぞれ引張り、それにより図6に示すように各
切り目(4d)…を左右に拡開してほぼ菱形の網目(1
0d)…に形成すると共に、各網目(10d)…を交差
部(5d)…で連継してなる矩形網状拡開芯材(20d
)に塑性変形させる。
【0019】次に、上記矩形網状拡開芯材(20d)の
上下、左右端の支持部(8d)…、(8d)…、(8d
)…、(8d)…に、図9、10に示すような横断面に
おいてコ字状係止溝(12d)の背面から受け部(13
d)を突出してなる上下、左右縁枠材(11d)…を、
その係止溝(12d)を支持部(8d)に被嵌してそれ
ぞれ取付けると共に、各縁枠材(11d)…を互に四隅
において接続する。
上下、左右端の支持部(8d)…、(8d)…、(8d
)…、(8d)…に、図9、10に示すような横断面に
おいてコ字状係止溝(12d)の背面から受け部(13
d)を突出してなる上下、左右縁枠材(11d)…を、
その係止溝(12d)を支持部(8d)に被嵌してそれ
ぞれ取付けると共に、各縁枠材(11d)…を互に四隅
において接続する。
【0020】上記上下端の支持部(8d)…は、図10
に示すように該支持部(8d)の下のリブ部(3d)に
一部切りこみ(14d)を設けて上記縁枠材(11d)
の係止溝(12d)の被嵌を可能にしてある。
に示すように該支持部(8d)の下のリブ部(3d)に
一部切りこみ(14d)を設けて上記縁枠材(11d)
の係止溝(12d)の被嵌を可能にしてある。
【0021】なお、各交差部(5d)…の平坦な上面に
は、図9、10に示すような一面がわにネックを介して
ほぼ円錐状のヘッド部(16d)を有するゴム、合成樹
脂等弾性材からなる座板(15d)…を、そのヘッド部
(16d)を上記孔(9d)に圧入してそれぞれ取付け
る。
は、図9、10に示すような一面がわにネックを介して
ほぼ円錐状のヘッド部(16d)を有するゴム、合成樹
脂等弾性材からなる座板(15d)…を、そのヘッド部
(16d)を上記孔(9d)に圧入してそれぞれ取付け
る。
【0022】次に、アルミニウム板からなる面材(17
d)を上記座板(15d)…をはさんで網状拡開芯材(
20d)面に重ね、そして図9、10に示すように該面
材(17d)の上下、左右端部を上記上下、左右縁枠材
(11d)…の受け部(13d)…にそれぞれ折り重ね
て面材(17d)を接合すればパネル(30d)が得ら
れる。なお上記各座板(15d)…の上面に接着剤を塗
布し、それに面材(17d)を接着させるようにしても
よい。
d)を上記座板(15d)…をはさんで網状拡開芯材(
20d)面に重ね、そして図9、10に示すように該面
材(17d)の上下、左右端部を上記上下、左右縁枠材
(11d)…の受け部(13d)…にそれぞれ折り重ね
て面材(17d)を接合すればパネル(30d)が得ら
れる。なお上記各座板(15d)…の上面に接着剤を塗
布し、それに面材(17d)を接着させるようにしても
よい。
【0023】上例のパネル(30d)において、その網
状拡開芯材(20d)に代えて図4に示す芯素材(1c
)からなる網状拡開芯材を使用した場合は、そのリップ
つき溝(7c)…に座板(15d)…の各ヘッド部(1
6d)を係止させるとよい。この場合上記ヘッド部(1
6d)はリップつき溝(7c)に対応して適宜設計変更
する。
状拡開芯材(20d)に代えて図4に示す芯素材(1c
)からなる網状拡開芯材を使用した場合は、そのリップ
つき溝(7c)…に座板(15d)…の各ヘッド部(1
6d)を係止させるとよい。この場合上記ヘッド部(1
6d)はリップつき溝(7c)に対応して適宜設計変更
する。
【0024】図11に示すパネルの他の実施例(30e
)は、図3のポリアミド樹脂押出形材からなる芯素材(
1b)と同一構造の芯素材を使用し、該芯素材をもって
上例と同様に網状拡開芯材(20e)に弾性変形させ、
この網状拡開芯材(20e)の両面にアルミニウム板か
らなる面材(17e)、(17e)を直接接合した例で
、その接合は、まず弾性変形された網状拡開芯材(20
e)における元の長さに伸長しようとする上下方向両端
の支持部(8e)(8e)、…に両面材(17e)、(
17e)の上下端部を折り重ね、ついで上記芯材(20
e)の左右方向両端の支持部(8e)(8e)、…に両
面材の左右端部を折り重ねるとよい。
)は、図3のポリアミド樹脂押出形材からなる芯素材(
1b)と同一構造の芯素材を使用し、該芯素材をもって
上例と同様に網状拡開芯材(20e)に弾性変形させ、
この網状拡開芯材(20e)の両面にアルミニウム板か
らなる面材(17e)、(17e)を直接接合した例で
、その接合は、まず弾性変形された網状拡開芯材(20
e)における元の長さに伸長しようとする上下方向両端
の支持部(8e)(8e)、…に両面材(17e)、(
17e)の上下端部を折り重ね、ついで上記芯材(20
e)の左右方向両端の支持部(8e)(8e)、…に両
面材の左右端部を折り重ねるとよい。
【0025】上記各例における網状拡開芯材の網目は、
図12に示すほぼ菱形に限らず、切り目(4、4a、4
b、4c、4d)の長さを変えることにより図13に示
す6角形にすることもできる。
図12に示すほぼ菱形に限らず、切り目(4、4a、4
b、4c、4d)の長さを変えることにより図13に示
す6角形にすることもできる。
【0026】
【発明の効果】本願第1発明のパネル用芯素材は、基板
部及びリブ部を有する押出形材に複数切り目をつけた構
造であるから、機械による大量生産が可能となり、それ
により建物、家具、自動車等におけるパネルの芯素材と
して安価に提供することができるのである。
部及びリブ部を有する押出形材に複数切り目をつけた構
造であるから、機械による大量生産が可能となり、それ
により建物、家具、自動車等におけるパネルの芯素材と
して安価に提供することができるのである。
【0027】本願第2発明のパネルは、上記第1発明の
芯素材の各切り目を拡開して網状に形成された網状拡開
芯材に面材が接合された構造であるから、軽量性を維持
しつつも面材に加わる衝撃等の外圧に対し十分な強度を
有することができ、それにより自動車等の車体パネルと
して有効に使用することができるのである。
芯素材の各切り目を拡開して網状に形成された網状拡開
芯材に面材が接合された構造であるから、軽量性を維持
しつつも面材に加わる衝撃等の外圧に対し十分な強度を
有することができ、それにより自動車等の車体パネルと
して有効に使用することができるのである。
【0028】本願第3発明のパネル製造方法は、上記第
1発明の芯素材を引張ることにより直ちに所望の網状拡
開芯材に変形させ、ついでこれに面材を接合する工程に
よってパネルを製造する構成であるから、作業に手間と
時間がかからず、製造工程を著しく簡略化でき、それに
よりパネルを安価に提供することができるのである。
1発明の芯素材を引張ることにより直ちに所望の網状拡
開芯材に変形させ、ついでこれに面材を接合する工程に
よってパネルを製造する構成であるから、作業に手間と
時間がかからず、製造工程を著しく簡略化でき、それに
よりパネルを安価に提供することができるのである。
【図1】(イ)パネル用芯素材の正面図である。(ロ)
同上一部平面図である。
同上一部平面図である。
【図2】パネル用芯素材の他の実施例の正面図である。
【図3】パネル用芯素材のさらに他の実施例の正面図で
ある。
ある。
【図4】パネル用芯素材の別の実施例の正面図である。
【図5】パネル製造方法における芯素材の一部平面図で
ある。
ある。
【図6】同上引張状態の一部平面図である。
【図7】同上縁枠材取付状態の一部平面図である。
【図8】同上最終パネルの一部平面図である。
【図9】図8のIX−IX線拡大断面図である。
【図10】図8のX−X線拡大断面図である。
【図11】パネルの他の実施例の図9と同一切断面によ
る一部拡大断面図である。
る一部拡大断面図である。
【図12】網状拡開芯素材における網目部分の拡大平面
図である。
図である。
【図13】同上網目部分の他の実施例の拡大平面図であ
る。
る。
1、1a、1b、1c、1d パネル用芯素材2、2
a、2b、2c、2d 基板部3、3a、3b、3c
、3d、3e リブ部4、4a、4b、4c、4d
切り目10d 網目 17d、17e 面材 20d、20e 網状拡開芯材 30d、30e パネル
a、2b、2c、2d 基板部3、3a、3b、3c
、3d、3e リブ部4、4a、4b、4c、4d
切り目10d 網目 17d、17e 面材 20d、20e 網状拡開芯材 30d、30e パネル
Claims (3)
- 【請求項1】 横断面において、ほぼ一線状に延長す
る基板部及び上記基板部から互に間隔をあけて一体に起
立された複数本のリブ部を有する押出形材と、上記押出
形材の基板部の板全面に千鳥状配列で上記リブ部とほぼ
平行に設けられた複数の切り目と、から構成されるパネ
ル用芯素材。 - 【請求項2】 横断面において、ほぼ一線状に延長す
る基板部及び上記基板部から互に間隔をあけて一体に起
立された複数本のリブ部を有する押出形材における上記
基板部の板全面に上記リブ部とほぼ平行の複数切り目を
千鳥状に設けてなる芯素材が、その各切り目をそれぞれ
拡開して網状に形成された網状拡開芯材と、上記網状拡
開芯材の少くとも一面に、該網状拡開芯材の各リブ部と
ほぼ直角をなす状態で接合された面材と、から構成され
るパネル。 - 【請求項3】 横断面において、ほぼ一線状に延長す
る基板部及び上記基板部から互に間隔をあけて一体に起
立された複数本のリブ部を有する押出形材における上記
基板部の板全面に上記リブ部とほぼ平行の複数切り目を
千鳥状に設けてなる芯素材を、上記切り目とほぼ直交方
向の両側方へ引張って各切り目の拡開した網状拡開芯材
に変形させる工程と、次に、上記網状拡開芯材の少くと
も一面に、面材を、該網状拡開芯材の各リブ部とほぼ直
角をなす状態で、接合する工程と、から構成されるパネ
ル製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16237391A JPH04361842A (ja) | 1991-06-07 | 1991-06-07 | パネル用芯素材、パネル及びパネル製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16237391A JPH04361842A (ja) | 1991-06-07 | 1991-06-07 | パネル用芯素材、パネル及びパネル製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04361842A true JPH04361842A (ja) | 1992-12-15 |
Family
ID=15753344
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16237391A Pending JPH04361842A (ja) | 1991-06-07 | 1991-06-07 | パネル用芯素材、パネル及びパネル製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04361842A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009052387A (ja) * | 2007-08-01 | 2009-03-12 | Sankyo Tateyama Aluminium Inc | トラス材料 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5612331A (en) * | 1979-07-09 | 1981-02-06 | Sumitomo Chem Co Ltd | Preparation of methacrolein |
-
1991
- 1991-06-07 JP JP16237391A patent/JPH04361842A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5612331A (en) * | 1979-07-09 | 1981-02-06 | Sumitomo Chem Co Ltd | Preparation of methacrolein |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009052387A (ja) * | 2007-08-01 | 2009-03-12 | Sankyo Tateyama Aluminium Inc | トラス材料 |
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