JPH0436079A - 圧縮機の油分離器 - Google Patents

圧縮機の油分離器

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JPH0436079A
JPH0436079A JP3992890A JP3992890A JPH0436079A JP H0436079 A JPH0436079 A JP H0436079A JP 3992890 A JP3992890 A JP 3992890A JP 3992890 A JP3992890 A JP 3992890A JP H0436079 A JPH0436079 A JP H0436079A
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JP
Japan
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oil
casing
outlet
gas refrigerant
compressor
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JP3992890A
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English (en)
Inventor
Osami Kataoka
片岡 修身
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Daikin Industries Ltd
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Daikin Industries Ltd
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04BPOSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
    • F04B39/00Component parts, details, or accessories, of pumps or pumping systems specially adapted for elastic fluids, not otherwise provided for in, or of interest apart from, groups F04B25/00 - F04B37/00
    • F04B39/16Filtration; Moisture separation

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Compressor (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、主として冷凍機に用いる圧縮機の油分離器、
詳しくは、ケーシングの上部一側に吐出ガス冷媒の入口
を設けると共に、上部他側に出口を設け、前記ケーシン
グの下部に油溜り部分を設けた圧縮機の油分離器に関す
る。
(従来の技術) 従来、油分離器の吐出ガス冷媒の入口から出口に至る吐
出ガス冷媒の流路に油分離体を配設し、吐出ガス冷媒を
前記油分離体を通過させることにより、吐出ガス冷媒に
含まれる油を分離するようにしたものは、例えば実開昭
81−3374号公報に示されている通り、すでに知ら
れている。
この従来の技術は、第6図に示したように、圧縮機(A
)に隣接して設けた油分離器のケーシング(B)の上部
圧縮機(A)側に吐出ガス冷媒の入口(C)を、又、前
記ケーシング(B)の上部他側に出口(D)を設ける一
方、前記ケーシング(B)の上方内部に、前記入口(C
)に対向し、かつ、該入口CC’)から流入する吐出ガ
ス冷媒の流れを下向に変向させる案内板(E)を設ける
と共に、該案内板(E)の下端部と、前記ケーシング(
B)における前記出口(D)側の端壁(F)との間に油
分離体(G)を配置して、ケーシング(B)内部を2室
に区画し、油分離体(G)を通過する吐出ガス冷媒から
、この吐出ガス冷媒に含まれる油ミストを捕捉し、捕捉
した油をケーシング(B)の底部の油溜り(H)に溜め
るようにしている。
(発明が解決しようとする課M) ところで、以上のごとく構成する油分離器によると、吸
入過熱度が得られる通常運転状態では、フォーミングが
少なく、油面も低く抑えられ充分な油分離効果を得るこ
とができるが、湿り運転時等、前記ケーシング(B)内
でフォーミングすることがあり、フォーミングする場合
には、油面上の泡立ち高さが上昇して前記油分離器(G
)のレベルを越え、油が吐出ガス冷媒と一緒に前記出口
(D)から前記ケーシング(B)外部に出ることになり
油上がりを防止できなく、また、前記油溜り(H)の油
に油泡が多量に混じり、これら油泡が油と共に前記圧縮
機(A)に供給されることになり、圧縮機(A)の信頼
性を損なう問題があった。
本発明は以上のような問題に鑑みてなしたもので、その
目的は、ケーシング内での油のフォーミングを抑制して
油面の泡立ち高さを低く抑え、フォーミング発生時の油
上がりを防ぐと共に、圧縮機に供給される油に混じる油
泡を少なくして圧縮機の信頼性を向上する油分離器を提
供する点である。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本発明は、上部一側に吐出
ガス冷媒の入口(4)を、上部他側に出口(6)を備え
たケーシング(3)内部の下部に油溜り部分(11)を
設けた油分離器において、前記油溜り部分(11)の油
面上方で前記出口(6)より下方に、撥油性を有する材
料から成る固体消泡材(12)を配置したのである。
又、前記入口(4)から出口(6)にいたる吐出ガス冷
媒通路の途中に、撥油性を仔する材料から成る固体消泡
材(12)を配置したのである。
(作用) 第1の発明では、湿り運転時等、前記ケーシング(3)
内でフォーミングして、油面上の泡立ち高さが上昇する
と、油泡が前記固体消泡材(12)に接触し、該固体消
泡材(12)の撥油性により油膜が破れ、油の表面張力
により油滴になりケーシング(3)の下部に設けた油溜
り部分(11)に溜るから、油面上の泡立ち高さが抑制
され、前記固体消泡材(12)の上方に位置する前記出
口(6)から油泡が前記ケーシング(3)の外部にガス
冷媒と共に出るのを抑制でき、油上がりを防止できるし
、油滴が油溜り部分(11)に溜るから、圧縮機(1)
に供給される油に混じる油泡を少なくでき、圧縮機(1
)の信頼性を向上させることができる。
また、第2の発明では、湿り運転時等、吐出ガス冷媒に
含まれる油泡が前記固体消泡材(工2)に接触し油滴に
なるから、前記出口(6)から油泡が前記ケーシング(
3)の外部にガス冷媒と共に出るのを抑制でき、油上が
りを防止できるし、又、前記油溜り部分(11)に供給
される油泡は少なくなり、それだけ油面上の泡立ち高さ
が抑制されると共に、油滴が油溜り部分(11)に溜る
から、圧縮機(1)に供給される油に混じる油泡を少な
くでき、圧縮機(1)の信頼性を向上させることができ
る。
したがって、前記油溜り部分(11)には、前記固体消
泡材(12)を配置しない場合に比較して油泡が少なく
なり、泡立ち高さが抑制され油上がりを防止できるとと
もに、圧縮機の信頼性を向上できるのである。
(実施例) 第1図は圧縮機(1)の隔壁(2)に円筒状のケーシン
グ(3)を隣接付設した油分離器の概略断面を示し、前
記隔壁(2)の前記ケーシング(3)内部上方部には前
記圧縮機(1)からの吐出ガス冷媒の入口(4)を設け
ると共に、前記隔壁(2)に対向する前記ケーシング(
3)の円形の端部壁(31)の上部には貫通孔(32)
を設け、該貫通孔(32)には、一端を盲状にし他端を
開放した吐出管(5)を外方より挿入し、該吐出管(5
)の上側に二つの開口部(51)(51)を設けて、前
記ケーシング(3)外部へ突出する開放側端部を吐出ガ
ス冷媒の出口(θ)としている。
又、前記ケーシング(3)の上方周壁(33)の長さ方
向中間部には、下方に延びる支持壁(7)を設けて、ワ
イヤメツシュ(8)等を保持枠(9)に保持した油分離
体(10)を、前記吐出管(5)の下方近くに位置する
ように支持して、前記圧縮機(1)から前記入口(4)
を介して前記ケーシング(3)内に吐出されるガス冷媒
を前記油分離体(10)を通過させることにより、ガス
冷媒に含まれる油を前記油分離体(10)により分離し
て、油を前記油溜り部分(11)に留めるようにしてい
る。
しかして、第1の発明では、前記油溜り部分(11)の
油面上方で前記出口(6)より下方に、撥油性ををする
材料から成る固体消泡材(12)を配置したのである。
具体的には、前記油溜り部分(11)より上方で、かつ
、前記支持壁(7)の下端部より下方位置に例えば、ワ
イヤメツシュ(8)等を保持した保持枠(9)を前記油
溜り部分(11)を全面的に覆うように設けて、前記保
持枠(9)の上面全面に、撥油性を有する例えば、PT
FE (テトラフルオロエチレン)等弗素系樹脂やシリ
コン系樹脂をポーラス状、かつ、シート状に即ち濾紙状
に形成した固体消泡材(12)を貼り付けるのである。
以上のように形成した油分離器の作動を簡単に説明する
前記圧縮機(1)の通常運転状態では、前記入口(4)
から前記ケーシング(3)内に吐出されるガス冷媒が前
記油分離体(10)を通過し、ガス冷媒に含まれる油を
前記油分離体(10)により分離して、油を前記油滴り
部分(11)に留め、油上がりをなくするようにしてい
る。
しかして、湿り運転時に、前記ケーシング(3)内でフ
ォーミングして前記油溜り部分(11)の油面上の泡立
ち高さが上昇すると、濾紙状の前記固体消泡材(12)
に油泡が接触して前記固体消泡材(12)の撥油性によ
り油膜が破れ、油はその表面張力により油滴になって下
方に落下し、前記油溜り部分(11)に溜るのである。
このため、泡立ち高さが前記固体消泡材(12)の位置
より上昇して前記油分離体(10)に達することがなく
、前記油分離体(10)の油分離効果を損なわないし、
油泡が、前記油分離体(10)の上方に位置する前記吐
出管(5)を介して前記出口(6)から前記ケーシング
(3)の外部にガス冷媒と共に出るのを抑制でき、油上
がりを防止できるし、油泡の前記固体消泡材(12)と
の接触により油滴が前記油滴り部分(11)に落下する
から、該油溜り部分(11)には油泡が少なくなり、圧
縮機(1)に油泡の少ない油が供給されることになり圧
縮機(1)の信頼性を損なわない。したがって、湿り運
転時等、前記ケーシング(ミ)内でフォーミングしても
、前記油分離体(10)の油分離効果を損なわなく、シ
かも油上がりを防止でき、圧縮機の信頼性を向上できる
のである。  尚、第1図の実施例では、吐出ガス冷媒
は、前記固体消泡材(12)の上面と接触して流れるか
ら、前記吐出ガス冷媒に油泡が含まれる場合でも、この
油泡を油滴にして回収できるのである。 又、第2図は
、二本の連絡管(34)(34)を介して前記ケーシン
グ(3)の下部外方に例えば油溜タンク(35)を連結
して、該タンク(35)の下方内部を油溜り部分(11
)とした油分離器の概略断面図を示し、前記ケーシング
(3)内には二つの油分離体(10)(10)を配置し
ている。
即ち、一方の油分離体(10)を前記入口(4)近くに
設けて、この油分離体(10)を上方周壁(33)に垂
設した支持壁(7)により支持し、また、他方の油分離
体(10)を出口(6)側近くに設けて、ガス冷媒がこ
れら二つの油分離体(10)を通過するようにし、油分
離を二段に行えるようにしている。
しかして、前記タンク(35)内部の油溜り部分(11
)の上方に、上面全面に濾紙状に形成した撥油性を有す
る前記固体消泡材(12)を貼り付けた前記保持枠(9
)を配置して、前記固体消泡材(12)により前記油溜
り部分(11)を全面的に覆うのである。
このときは、湿り運転時、前記油溜り部分(11)の油
面上の泡立ち高さが上昇しても、濾紙状の前記固体消泡
材(12)に油泡が接触して前記固体消泡材(12)の
撥油性により油膜が破れ、油はその表面張力により油滴
になって下方に落下し、前記油滴り部分(11)に溜る
のである。したがって、泡立ち高さが上昇しても油泡が
前記連絡管(34)(34)を介して前記ケーシング(
3)内に上昇しないから、油泡が、出口(6)側に設け
た油分離体(10)を経て前記出口(6)から前記ケー
シング(3)の外部にガス冷媒と共に出るのを抑制でき
、油上がりを防止できる。
尚、第1図と同一の記号を符したものの説明は省略する
次に第3〜5図は、第2の発明の実施例を示すもので、
第1図と同様に、圧縮機(1)の隔壁(2)に円筒状の
ケーシング(3)を隣接付設した油分離器の概略断面を
示し、前記隔壁(2)の前記ケーシング(3)内部上方
部には前記圧縮機(1)からの吐出ガス冷媒の入口(4
)を設けると共に、前記隔壁(2)に対向する前記ケー
シング(3)の円形の端部壁(31)の上部には貫通孔
(32)を設け、該貫通孔(32)には、前記した吐出
管(5)を外方より挿入し、ケーシング(3)外部へ突
出する開放側端部を吐出ガス冷媒の出口(6)としてい
る。又、ケーシング(3)の内部下方には油溜り部分(
11)を形成している。
しかして、前記入口(4)から出口(6)にいたる吐出
ガス冷媒通路の途中に、撥油性を有する材料から成る固
体消泡材(12)を配置したのである。
具体的には、第3図に示すように、前記ケーシング(3
)の上方周壁(33)の長さ方向中間部に、下方に延び
る支持壁(7)を設けて、該支持壁(7)と前記隔壁(
2)との間と、該支持壁(7)と前記端部壁(31)と
の間とに、第1図に示したような油分離体(10)(1
0)を配置して、前記入口(4)から前記出口(6)へ
通過する吐出ガス冷媒がこれら二つの油分離体(10)
(10)を通過するようにし、前記入口(4)側に設け
た前記油分離体(10)の保持枠(9)の上面全面に、
撥油性を有する例えば、PTFE (テトラフルオロエ
チレン)等弗素系樹脂やシリコン系樹脂をポーラス状、
かつ、シート状に即ち濾紙状に形成して前記固体消泡材
(12)を貼り付けるのである。
このように油分離器を構成すると、前記入口(4)を介
してケーシング(3)に流入する吐出ガス冷媒は、矢印
で示すように入口(4)側の油分離体(10)を通過し
てから前記支持壁(7)の下端部にて向きを上方に変え
、出口(6)側の油分離体(10)を通過して油分離を
行い二つの開口部(51)(51)から前記吐出管(5
)を経て前記出口(6)からケーシング(3)外部に吐
出する。
湿り運転状態で、前記入口(4)からの吐出ガス冷媒に
油泡が混じると、該吐出ガス冷媒に含まれる油泡が入口
(4)側の前記油分離体(10)上面の濾紙状の前記固
体消泡材(12)に接触して油膜が破れ、油の表面張力
により油滴になって下方に落下し、ケーシング(3)の
下部に設けた油溜り部分(11)に溜ることになり、油
泡が油滴になっただけ前記油溜り部分(11)のフォー
ミングが抑制され、泡立ち高さが低く抑えられる。
また、入口(4)側の油分離体(10)を通過し前記支
持壁(7)の上端部付近で向きを換えるガス冷媒には油
泡が含まれないから、出口(6)側の油分離体(10)
の油分離効果が向上し、油が吐出ガス冷媒と一緒に前記
出口(6)から出るのを一層抑制でき、油上りを確実に
防止することができる。
また、上記したように、出口(6)側の油分離体(10
)を通過したガス冷媒に含まれる油泡は少ないので、前
記油溜り部分(11)に供給される油泡は少なく、それ
だけ油溜り部分(11)の油泡が少なくなり、油泡の少
ない油が圧縮機(1)に給油されることになり、油上り
の防止と相俟って圧縮機(1)の信頼性を向上できるの
である。
又、第4図に示すように、出口(6)側に設けた油分離
体(10)の下面側に濾紙状に形成した前記固体消泡材
(12)を貼り付けてもよいLこのときには、湿り運転
時に、前記ケーシング(3)内でフォーミングして前記
油溜り部分(11)の油面上の泡立ち高さが上昇しても
、濾紙状の前記固体消泡材(12)に油泡が接触して前
記固体消泡材(12)の撥油性により油膜が破れ、油滴
になって下方に落下するから、泡立ち高さが前記固体消
泡材(12)より上昇することがなく、油がガス冷媒と
一緒に前記出口(6)からケーシング(3)外部に出な
いのである。したがって、湿り運転時等、前記ケーシン
グ(3)内でフォーミングしても油上がりを防止できる
し、油泡が油滴になって前記油溜り部分(11)に溜る
から、油泡の少ない油が圧縮機(1)に給油されること
になり、前記圧縮機(1)の信頼性を向上できるのであ
る。
第5図は、第2の発明のもう一つの実施例を示めし、前
記吐出管(5)の下方近くに、ケーシング(3)の上方
周壁(33)に垂設した支持壁(7)を介して、第1図
に示したような前記油分離体(10)を配置すると共に
、前記支持壁(7)に平行にワイヤメッシ:L(8)等
を保持した保持枠(9)から成る区画枠(13)を設け
て、該区画枠(13)の下端部を前記油滴り部分(11
)の油面に到達させ、前記入口(4)からの吐出ガス冷
媒が前記区画枠(13)を通過するようにし、該区画枠
(13)の表面に濾紙状に形成した前記固体消泡材(1
2)を貼り付けてもよい。
このように構成すると、湿り運転時、前記ケーシング(
3)内でフォーミングしても、前記油溜り部分(11)
の油面上に泡立つ油泡が前記区画枠(13)表面の前記
固体消泡材(12)に接触して油滴になり、泡立ち高さ
が抑制されて、油泡が吐出ガス冷媒と一緒に前記出口(
6)から出るのを抑制でき、油上りを防止できる。同時
に、前記入口(4)からのガス冷媒に含まれる油泡は必
ず前記固体消泡材(12)に接触して油滴になるから、
油泡を含まないガス冷媒が出口(6)側の油分離体(1
0)を通過することになり、該油分離体(10)の油分
離効果を油泡を含まないだけ向上させることができる。
尚、第1〜第5図では、撥油性を有するPTFE(テト
ラフルオロエチレン)等弗素樹脂系の材料を濾紙状に形
成して、ワイヤメツシュ(8)等を保持する前記保持枠
(9)或は区画枠(13)の表面に前記固体消泡材(1
2)を貼り付けることにより、前記固体消泡材(12)
に油泡が接触するようにしたが、濾紙状の前記固体消泡
材(12)をワイヤメツシュ(8)等によりサンドキッ
チ状に挟んでもよいし、又、前記固体消泡材(12)と
油泡との接触面積を大きくするために、前記PTFE 
(テトラフルオロエチレン)等弗素樹脂系の材料をハニ
カム状或はワイヤメツシュ状に形成してもよい。
(発明の効果) 以上のごとく、本発明によれば、ケーシング(3)内部
の下部に設けた油溜り部分(11)の油面上方で前記出
口(6)より下方に、撥油性を有する材料から成る固体
消泡材(12)を配置したから、湿り運転時等、前記ケ
ーシング(3)内でフォーミングして、油面上の泡立ち
高さが上昇すると、油泡が前記固体消泡材(12)に接
触し、該固体消泡材(12)の撥油性により油膜が破れ
、油の表面張力により油滴になり、ケーシング(3)の
下部に設けた前記油溜り部分(11)に溜るから、油面
上の泡立ち高さが抑制され、前記固体消泡材(12)の
上方に位置する前記出口(6)から油泡が前記ケーシン
グ(3)の外部にガス冷媒と共に出るのを抑制でき、油
上がりを防止できるし、油滴が油溜り部分(11)に溜
るから、圧縮機(1)に供給される油に混じる油泡を少
なくでき、圧縮機(1)の信頼性を向上させることがで
きる。
また、前記入口(4)から出口(6)にいたる吐出ガス
冷媒通路の途中に、撥油性を有する材料から成る固体消
泡材(12)を配置すると、湿り運転時等、吐出ガス冷
媒に含まれる油泡が前記固体消泡材(12)に接触し油
滴になるから、前記出口(6)から油泡が前記ケーシン
グ(3)の外部にガス冷媒と共に出るのを抑制でき、油
上がりを防止できるし、又、前記油溜り部分(11)に
供給される油泡は少なくなり、それだけ油面上の泡立ち
高さが抑制されると共に、油滴が油溜り部分(11)に
溜るから、圧縮機(1)に供給される油に混じる油泡を
少なくでき、圧縮機(1)の信頼性を向上させることが
できる。
したがって、前記油溜り部分(11)には、前記固体消
泡材(12)を配置しない場合に比較して油泡が少なく
なり、泡立ち高さが抑制され油上がりを防止できるとと
もに、圧縮機の信頼性を向上できるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、第1発明に係る油分離器の模式断面図、第2
図は他の実施例を示す模式断面図、第3は、第2発明に
係る油分離器の模式断面図で、第4図及び第5図は他の
実施例を示し、第6図は従来例を示す説明図である。 (3)・・・・・・・・・・・・・・・・・・ケーシン
グ(4)・・・・・・・・・・・・・・・・・・入口(
6)・・・・・・・・・・・・・・・・・・出口(11
)・・・・・・・・・・・・・・・油溜り部分(12)
・・・・・・・・・・・・・・・固体消泡材第3図 第2図 第4図 第5図 第6図 手続補正帯 (方式)
【1】 明細書中筒19頁第18行目から第19行平成 3年 9月25日 目の 帽3」 を 「第3図」 に訂正する。 平成2年特許願第39928号 発明の名称 圧縮機の油分離器 3゜ 補正をする者 事件との関係

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)上部一側に吐出ガス冷媒の入口(4)を、上部他側
    に出口(6)を備えたケーシング(3)内部の下部に油
    溜り部分(11)を設けた油分離器であって、前記油溜
    り部分(11)の油面上方で前記出口(6)より下方に
    、撥油性を有する材料から成る固体消泡材(12)を配
    置したことを特徴とする圧縮機の油分離器。 2)上部一側に吐出ガス冷媒の入口(4)を、上部他側
    に出口(6)を備えたケーシング(3)内部の下部に油
    溜り部分(11)を設けた油分離器であって、前記入口
    (4)から出口(6)にいたる吐出ガス冷媒通路の途中
    に、撥油性を有する材料から成る固体消泡材(12)を
    配置したことを特徴とする圧縮機の油分離器。
JP3992890A 1990-02-21 1990-02-21 圧縮機の油分離器 Pending JPH0436079A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10176667A (ja) * 1996-12-16 1998-06-30 Kobe Steel Ltd 油冷式圧縮機用油分離器
KR20170143311A (ko) * 2016-06-21 2017-12-29 박윤봉 압축공기용 응축수 제거장치

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