JPH043606Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH043606Y2 JPH043606Y2 JP4579487U JP4579487U JPH043606Y2 JP H043606 Y2 JPH043606 Y2 JP H043606Y2 JP 4579487 U JP4579487 U JP 4579487U JP 4579487 U JP4579487 U JP 4579487U JP H043606 Y2 JPH043606 Y2 JP H043606Y2
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- Japan
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- strainer
- net
- drug
- drug tank
- bent
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Links
- 239000003814 drug Substances 0.000 claims description 18
- 229940079593 drug Drugs 0.000 claims description 18
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 9
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 3
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 3
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 3
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000009286 beneficial effect Effects 0.000 description 1
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Details Or Accessories Of Spraying Plant Or Apparatus (AREA)
- Catching Or Destruction (AREA)
- Filtering Materials (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この考案は、農業用散布機等に装備されている
薬剤タンクのストレーナに係り、詳しくは構造が
簡略化されているストレーナに関するものであ
る。
薬剤タンクのストレーナに係り、詳しくは構造が
簡略化されているストレーナに関するものであ
る。
第5図は農業用散布機等に装備されている薬剤
タンクの従来のストレーナの断面図である。バケ
ツ状のストレーナ10は、網部材から成る円筒状
の胴網12と、同様に網部材から成り胴網12の
下側の開口を塞ぐ底網14と、胴網12の上部に
固定される環状の上枠16とを有している。上枠
16は、半径方向外方へ張り出すフランジ18
と、胴網12の上端部の内周に嵌合して固定され
る筒部20とから成る。フランジ18は、薬剤タ
ンクの薬剤タンク入口にストレーナ10を装着す
る時に薬剤タンク入口の縁部へのストレーナ10
引つ掛け部としての役目をもつ。
タンクの従来のストレーナの断面図である。バケ
ツ状のストレーナ10は、網部材から成る円筒状
の胴網12と、同様に網部材から成り胴網12の
下側の開口を塞ぐ底網14と、胴網12の上部に
固定される環状の上枠16とを有している。上枠
16は、半径方向外方へ張り出すフランジ18
と、胴網12の上端部の内周に嵌合して固定され
る筒部20とから成る。フランジ18は、薬剤タ
ンクの薬剤タンク入口にストレーナ10を装着す
る時に薬剤タンク入口の縁部へのストレーナ10
引つ掛け部としての役目をもつ。
第6図aないしcは第5図の上枠16の加工工
程を順番に示している。帯状金属板22が切り出
され(板取り)、帯状金属板22からL字状横断
面のL形材24が製作される(L曲げ)。次に、
L形材24が環状に折り曲げられて、環状折曲げ
材26が製作される(ベンダー加工)。最後に環
状折曲げ材26の周方向に存在する接合端28,
28を合わせて、溶接により接合し、表面の仕上
げを施こされる(溶接及びサンダー仕上げ)。
程を順番に示している。帯状金属板22が切り出
され(板取り)、帯状金属板22からL字状横断
面のL形材24が製作される(L曲げ)。次に、
L形材24が環状に折り曲げられて、環状折曲げ
材26が製作される(ベンダー加工)。最後に環
状折曲げ材26の周方向に存在する接合端28,
28を合わせて、溶接により接合し、表面の仕上
げを施こされる(溶接及びサンダー仕上げ)。
従来のストレーナ10では、このように、上枠
16の製作が複雑であり、ストレーナ10のコス
ト上昇の要因になつている。
16の製作が複雑であり、ストレーナ10のコス
ト上昇の要因になつている。
この考案は、薬剤タンクのストレーナの上縁部
の構造を簡略化し、ストレーナのコストを低減す
ることである。
の構造を簡略化し、ストレーナのコストを低減す
ることである。
この考案によれば、薬液を貯留する薬剤タンク
の入口に嵌装されるストレーナにおいて、ストレ
ーナは網部材によりU字状に形成され、この開口
端部を外方へ複数重に折曲させて支持部とされる
とともに、この支持部に内方へ突出せる半円状の
折曲片を一以上固着させてなる。
の入口に嵌装されるストレーナにおいて、ストレ
ーナは網部材によりU字状に形成され、この開口
端部を外方へ複数重に折曲させて支持部とされる
とともに、この支持部に内方へ突出せる半円状の
折曲片を一以上固着させてなる。
〔作用〕
上記構成において、この考案ではストレーナの
開口端部における支持部が、網部材の縁部を複数
重に折曲させて形成されることにより製造行程を
簡略化しうるものである。
開口端部における支持部が、網部材の縁部を複数
重に折曲させて形成されることにより製造行程を
簡略化しうるものである。
第1図ないし第4図を参照して、この考案の一
実施例について説明する。
実施例について説明する。
第1図及び第2図はこの考案に係るストレーナ
30の全体の断面図及び斜視図である。胴網32
は、網部材から成り、円筒状に形成されている。
胴網32の下端は、内側へ折り返された折り返し
34となつており、胴網32の上端は、複数重、
折り曲げられて複数層(実施例では三層)となつ
た外側へ膨出状の支持部36となつている。底網
38は、網部材から成り、周縁部において下側へ
折り曲げられた折曲げ部40になつている。折り
返し34と折曲げ部40とは互いに嵌合、固定さ
れ、胴網32と底網38とによりU字状の構造が
形成される。
30の全体の断面図及び斜視図である。胴網32
は、網部材から成り、円筒状に形成されている。
胴網32の下端は、内側へ折り返された折り返し
34となつており、胴網32の上端は、複数重、
折り曲げられて複数層(実施例では三層)となつ
た外側へ膨出状の支持部36となつている。底網
38は、網部材から成り、周縁部において下側へ
折り曲げられた折曲げ部40になつている。折り
返し34と折曲げ部40とは互いに嵌合、固定さ
れ、胴網32と底網38とによりU字状の構造が
形成される。
第3図は取つ手42の斜視図である。取つ手4
2は帯状の金属板から加工され、両端において折
り曲げられて引っ掛け部44が形成され、中間に
おいてねじ曲げられて半円状の把持部46が形成
されている。取つ手42は、支持部36に一以
上、取付けられる。
2は帯状の金属板から加工され、両端において折
り曲げられて引っ掛け部44が形成され、中間に
おいてねじ曲げられて半円状の把持部46が形成
されている。取つ手42は、支持部36に一以
上、取付けられる。
第1図及び第2図において、取つ手42は、胴
網32内に配置されるように、引つ掛け部44を
支持部36の上縁に引つ掛けられ、スポツト溶接
48により固定される。
網32内に配置されるように、引つ掛け部44を
支持部36の上縁に引つ掛けられ、スポツト溶接
48により固定される。
第4図はストレーナ30の使用状況を示してい
る。薬剤タンク50は、カーペツトスプレーヤ
、ブームスプレーヤ及びスピードスプレーヤ等
の農業用散布機に装備され、薬剤を収容する。薬
剤タンク入口は薬剤タンク50の上壁に設けら
れ、ストレーナ30は薬剤タンク50の薬剤タン
ク入口に上側から嵌入され、薬剤タンク入口の縁
に支持部36を当てる。作業者52は、薬剤タン
ク50内に濃縮薬液を投入した後、バケツ54等
により水を薬剤タンク50内に投入する。水は、
ストレーナ30を通過する際に、異物を漉され
る。薬剤タンク50の薬剤タンク入口からストレ
ーナ30を取り外すときは、作業者52は、取つ
手42を把持して、ストレーナ30を上方へ引き
抜く。
る。薬剤タンク50は、カーペツトスプレーヤ
、ブームスプレーヤ及びスピードスプレーヤ等
の農業用散布機に装備され、薬剤を収容する。薬
剤タンク入口は薬剤タンク50の上壁に設けら
れ、ストレーナ30は薬剤タンク50の薬剤タン
ク入口に上側から嵌入され、薬剤タンク入口の縁
に支持部36を当てる。作業者52は、薬剤タン
ク50内に濃縮薬液を投入した後、バケツ54等
により水を薬剤タンク50内に投入する。水は、
ストレーナ30を通過する際に、異物を漉され
る。薬剤タンク50の薬剤タンク入口からストレ
ーナ30を取り外すときは、作業者52は、取つ
手42を把持して、ストレーナ30を上方へ引き
抜く。
このように、この考案では、ストレーナの開口
端部における支持部は、網部材の縁部を複数重に
折曲させることにより形成される。したがつて、
開口端部は、従来の上枠のように長くかつ複雑な
行程を経ずに簡単に製作することができ、ストレ
ーナのコストの低減に寄与することができる。さ
らに半円形の折曲片を支持部に設けることによ
り、作業者は、ここに吸水ポンプの吐出ホースを
嵌挿保持させ、吸水中、この場所を離れることが
でき、薬液の飛沫を浴びたり、吸引したりするこ
とがなくなる効果を有し、作業者にとつて有益で
ある。
端部における支持部は、網部材の縁部を複数重に
折曲させることにより形成される。したがつて、
開口端部は、従来の上枠のように長くかつ複雑な
行程を経ずに簡単に製作することができ、ストレ
ーナのコストの低減に寄与することができる。さ
らに半円形の折曲片を支持部に設けることによ
り、作業者は、ここに吸水ポンプの吐出ホースを
嵌挿保持させ、吸水中、この場所を離れることが
でき、薬液の飛沫を浴びたり、吸引したりするこ
とがなくなる効果を有し、作業者にとつて有益で
ある。
第1図ないし第4図はこの考案の一実施例に関
し、第1図及び第2図はストレーナの全体の断面
図及び斜視図、第3図は取つ手の斜視図、第4図
はストレーナの使用状況を示す図、第5図及び第
6図は薬剤タンクの従来のストレーナに関し、第
5図はストレーナの全体の断面図、第6図aない
しcは第5図の上枠の製造行程を順番に示す図で
ある。 30……ストレーナ、32……胴網、36……
支持部、38……底網、42……取つ手(折曲
片)、50……薬剤タンク。
し、第1図及び第2図はストレーナの全体の断面
図及び斜視図、第3図は取つ手の斜視図、第4図
はストレーナの使用状況を示す図、第5図及び第
6図は薬剤タンクの従来のストレーナに関し、第
5図はストレーナの全体の断面図、第6図aない
しcは第5図の上枠の製造行程を順番に示す図で
ある。 30……ストレーナ、32……胴網、36……
支持部、38……底網、42……取つ手(折曲
片)、50……薬剤タンク。
Claims (1)
- 薬液を貯留する薬剤タンク50の入口に嵌装さ
れるストレーナ30において、網部材によりU字
状に形成され、この開口端部を外方へ複数重に折
曲させて支持部36とされるとともに、この支持
部36に内方へ突出せる半円状の折曲片42を一
以上固着させてなる薬剤タンクのストレーナ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4579487U JPH043606Y2 (ja) | 1987-03-30 | 1987-03-30 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4579487U JPH043606Y2 (ja) | 1987-03-30 | 1987-03-30 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63152605U JPS63152605U (ja) | 1988-10-06 |
JPH043606Y2 true JPH043606Y2 (ja) | 1992-02-04 |
Family
ID=30864855
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4579487U Expired JPH043606Y2 (ja) | 1987-03-30 | 1987-03-30 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH043606Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6622954B2 (ja) * | 2014-09-25 | 2019-12-18 | 株式会社やまびこ | ストレーナ付き液体タンク |
-
1987
- 1987-03-30 JP JP4579487U patent/JPH043606Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63152605U (ja) | 1988-10-06 |
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