JPH04360377A - 波形補正装置 - Google Patents

波形補正装置

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Publication number
JPH04360377A
JPH04360377A JP3134612A JP13461291A JPH04360377A JP H04360377 A JPH04360377 A JP H04360377A JP 3134612 A JP3134612 A JP 3134612A JP 13461291 A JP13461291 A JP 13461291A JP H04360377 A JPH04360377 A JP H04360377A
Authority
JP
Japan
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signal
output
preshoot
waveform
signals
Prior art date
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Pending
Application number
JP3134612A
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English (en)
Inventor
Tsutomu Mizusawa
水沢 勉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP3134612A priority Critical patent/JPH04360377A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば映像信号に含
まれるプリシュート、オーバーシュートを補正する波形
補正装置に関する。
【0002】
【従来の技術】映像信号をある系統を通して伝送する場
合、伝送系の振幅、群遅延の周波数特性の制限からイン
パルス状の波形やステップ状の波形にプリシュートやオ
ーバーシュートが生じる。映像信号に対するプリシュー
トやオーバーシュートは、ぼけた映像では輪郭を強調す
るという利点があるが、もともと十分な帯域を持つ映像
信号では過度の強調となり、ぎらぎらした醜い映像を得
る結果となる。また、矩形はを扱うデジタル信号の伝送
系でプリシュート、オーバーシュートが生じると受信側
で誤動作をまねく原因となる。
【0003】図3(A)は、上記ような問題を改善する
ために利用される中間値(メジアン)フィルタである。 この中間値フィルタは、ある基準点の信号と、その基準
点に対して時間的に合前後する2つの信号の計3つの信
号の中間値を出力してプリシュート、オーバーシュート
の過度な波形を解消するものである。入力端子31の入
力信号は、単位遅延素子32、33にシリーズ入力され
、また中間値フィルタ34に入力される。中間値フィル
タ34には、単位遅延素子32、33の出力も入力され
ている。中間値フィルタ34は、3入力の中間値のもの
を出力端子35に導出する。
【0004】図3(B)は、中間値フィルタ34の具体
的回路例である。3つの入力信号のうちx1とx2は比
較器343に入力され大小比較され、x1とx3は比較
器342に入力されて大小比較され、x2とx3は比較
器341に入力されて大小比較される。比較器341、
342の出力は、イクスクルーシブオア回路344に入
力され、比較器342、343の出力は、イクスクルー
シブオア回路345に入力される。スイッチ346は、
入力x2、x3のいずれか一方をイクスクルーシブオア
回路344の出力に基づいて選択して導出し、スイッチ
347はスイッチ346の出力または信号x1のいずれ
か一方をイクスクルーシブオア回路345の出力にもと
づいて選択導出する。最終的な出力としては、スイッチ
347の出力が用いられる。図3(C)は、上記中間値
フィルタ34の真理値表である。
【0005】y1、y2、y3は、比較器341、34
2、343の出力であり、x1〜x3の入力状態に対応
したy1、y2、y3が、横方向へ並べて示されている
。y2とy3が等しく無いときは、イクスクルーシブオ
ア回路345の出力が“1”となりスイッチ347は、
x1を選択するが、y2とy3が等しい場合には、スイ
ッチ347は、スイッチ346からの出力を選択するよ
うに制御される。スイッチ346は、y1、y2が等し
く無いときは、イクスクルーシブオア回路344の出力
が“1”となり、x3を選択するが、y1とy2が等し
い場合には、スイッチ364はx2を選択するように制
御される。結局、真理値表からわかるように、入力信号
x1〜x3のうち中間の信号が導出されるようになって
いる。
【0006】しかしながら、上記の中間値フィルタ34
は、矩形波の立上り、立下りに生じるプリシュート、オ
ーバーシュート対しては有効であるが、インパルス波形
、連続波に対しては大きな波形歪みが生じるという欠点
がある。
【0007】例えば図4(A)に示すような波形の入力
信号を、図3(A)に示した回路に入力するとプリシュ
ート、オーバーシュートが生じている(10)、(11
)、(15)、(16)点は、図4(B)に示されるよ
うに中間値フィルタによりその前後の信号に置換され、
波形が補正される。しかし、インパルス波形のところを
見るとわかるように、確かにプリシュート、オーバーシ
ュートの部分(4)、(6)点は補正されるが、ピーク
になっている(5)点は中間値フィルタによりつぶされ
る結果となる。また、連続波の部分も入力された信号が
まったく別の波形に変形されることになる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、従来
の波形補正装置によると、プリシュート、オーバーシュ
ートの部分に対しては有効な波形補正が得られるが、イ
ンパルス波形や連続波形においては大きな波形歪みを生
じてしまう。
【0009】そこでこの発明は、インパルス波形や連続
波形に対して何等波形歪みを与えることなく、プリシュ
ート、オーバーシュートに対しては有効な波形補正を与
えることができる波形補正装置を提供することを目的と
する。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明は、入力信号を
基準点の第1の信号に対して時間的に合い前後する第2
、第3の信号を得る遅延手段と、前記第1の信号と第2
の信号の差信号の絶対値、前記第1の信号と第3の信号
の差信号の絶対値を得て、両絶対値の大小関係を判定す
ることにより前記入力信号のプリシュート部及びオーバ
ーシュート部とこれ以外の部分との判定出力を得る手段
と、前記プリシュート部及びオーバーシュート部の判定
出力が得られたときは、前記遅延手段から取り出した複
数信号の中間値を得る中間値フィルタの出力を選択導出
し、これ以外の場合は前記第1の信号を導出する手段と
を備えるものである。
【0011】
【作用】上記の手段により、インパルス波形や連続波形
に対しては第1の信号が導出されるので何等波形歪みを
与えることがなく、プリシュート、オーバーシュートに
対しては中間値フィルタの出力が導出されるので有効な
波形補正を与えることができる。
【0012】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面を参照して説
明する。
【0013】図1はこの発明の一実施例である。入力端
子11には、入力映像信号が供給される。入力映像信号
は、複数の単位遅延素子D1が直列接続された遅延回路
12に入力される。遅延回路12には、途中に基準点1
2Aが定められており、基準点に対して時間的に進んで
いる単位遅延素子の複数の接続点が、セレクタ14に接
続され、時間的に遅れている単位遅延素子の複数の接続
点が、セレクタ13に接続されている。
【0014】セレクタ13、14は、それぞれ入力のう
ち1つを選択し、減算器15、16の各一方に供給する
。減算器15、16の各他方には基準点12Aが接続さ
れてる。中間値フィルタ24には、セレクタ13と14
で選択された信号と、基準点12Aからの信号が入力さ
れている。また、基準点12Aの信号は、時間調整用の
単位遅延素子25に入力されている。単位遅延素子25
の出力と、中間値フィルタ24の出力は、スイッチ26
の2入力端子に供給される。このスイッチ26は、中間
値フィルタ24からの出力、または単位遅延素子25か
らの出力(基準点12A)のいずれか一方を選択導出す
る。なおセレクタ13、14が選択する信号は、それぞ
れの端子13A、14Aに外部から与えられる選択信号
(1)と(2)により決定される。次に、スイッチ26
の動作を制御する系統について説明する。
【0015】減算器15、16は、プリシュート、オー
バーシュートを検出するためのものであり、各減算出力
は、それぞれ絶対値回路17、18に入力されている。 絶対値回路17、18から得られた出力は、比較器19
に入力されて大小関係が比較される。一方、スイッチ2
0の2入力には、絶対値回路17、18の出力が入力さ
れている。スイッチ20は、値の大きい方を選択するよ
うに比較器19からの出力により制御され、その選択出
力は、次の比較器23に一方に入力される。また、絶対
値回路17、18から得られた出力は、スイッチ21の
2入力にも供給されている。このスイッチ21は、値の
小さい方を選択するように比較器19からの出力により
制御され、その選択出力は、乗算器22に入力されて任
意の乗数Nが乗算され、その出力が次の比較器23の他
方の入力に供給される。
【0016】比較器23の出力は、スイッチ26の制御
信号として用いられる。スイッチ26は、中間値フィル
タ24の出力または基準点12Aの信号のいずれかを選
択導出する。つまり、スイッチ26は、プリシュート、
オーバーシュート部分で、中間値フィルタ24の出力を
選択するように制御され、これ以外のときインパルス波
、連続波が入力したときは、基準点12Aの信号を導出
するように制御される。ここで、プリシュート、オーバ
ーシュート検出部について説明する。
【0017】この検出部は、基準信号とこれに前後方向
へ時間差を持つ2つの信号の絶対値「差」を求それぞれ
求め、絶対値「差」が大きい値Aと、絶対値「差」が小
さいものをN倍した値Bと得て、これらを大小比較して
いる。このことは、値Aが大きい場合は、信号のステッ
プ変化部分であり、値Bが大きい場合や、ほぼAに等し
い場合はインパルス波形部、あるいは連続信号部分を識
別していることに相当する。つまり値Bが値Aよりも小
さいときには、プリシュート、オーバーシュートが生じ
ているのもと判定し、中間値フィルタ24の出力を選択
するようにしている。
【0018】これは、プリシュート、オーバーシュート
は、信号の大きな変化点の前後に生じ、シュート量は原
新信号の変化量に対して小さいという基本的な特質に着
目してなされたものである。
【0019】即ち、図2(A)に示すように、原信号の
変化量Xに対して、伝送後にプリーシュート、オーバー
シュートが生じてもその変化量Y1、Y2は、原信号の
変化量Xよりも十分小さい。従って、プリシュート部の
差分値の絶対値をN倍したとしても(図1の値B)、原
信号の変化量X(図1の値A)よりも小さい。よってこ
の場合は、中間値フィルタ24の出力を選択して、過剰
なプリシュート、オーバーシュートを押さえる、あるい
は信号位相の維持を図るようにしている。
【0020】図2(B)は図1の回路に入力した信号波
形の例であり、同図(C)は出力信号波形である。今、
セレクタ13及び14は、基準点に対して時間的に時間
Tだめ相前後する単位遅延素子の接続点を選択し、中間
値フィルタに送出するものとする。また、全く同じもの
をプリシュート、オーバーシュート検出部へ送り出すも
のとする。このような場合、同図(B)の入力信号に対
して同図(C)に示す出力信号となる。ステップ波形の
部分ではプリシュート部(10)、(15)オーバーシ
ュート部(11)、(16)が検出されて、中間値フィ
ルタ24の出力が採用され、補正出力が得られる。イン
パルス波形の部分では、プリシュート部(4)とオーバ
ーシュート部(6)は補正されるが、波形のピーク点(
5)では時間的に合い前後する信号の2つの差分信号が
ほぼ等しい値となるので、中間値フィルタ24の出力は
採用されず、単位遅延素子25からの出力(基準点12
A)の出力)が採用される。連続波の部分でも同様に原
信号のまま出力される。このため従来の回路で生じてい
たインパルス波形や連続波部での波形歪みは防止される
【0021】セレクタ13、14の出力は入力信号が持
つ周波数帯域や、伝送系の周波数特性を勘案して最適な
状態が選ばれる。なお入力信号や伝送系にばらつきが無
い場合は、セレクタ13、14の設定を変える必要がな
くなるので、このようなときはセレクタ13、14を省
略することも可能である。
【0022】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明は、インパ
ルス波形や連続波形に対して何等波形歪みを与えること
なく、プリシュート、オーバーシュートに対しては有効
な波形補正を与えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す回路図。
【図2】この発明の回路の動作を説明するために示した
信号波形図。
【図3】従来の波形補正回路及びその動作を説明するた
めに示した図。
【図4】従来の波形補正回路の問題点を説明するために
示した信号波形図。
【符号の説明】
12…遅延回路、13、14…セレクタ、15、16…
減算器、17、18…絶対値回路、19、23…比較器
、20、21、26…スイッチ、22…乗算器、24…
中間値フィルタ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  入力信号を基準点の第1の信号に対し
    て時間的に合い前後する第2、第3の信号を得る遅延手
    段と、前記第1の信号と第2の信号の差信号の絶対値、
    前記第1の信号と第3の信号の差信号の絶対値を得て、
    両絶対値の大小関係を判定することにより前記入力信号
    のプリシュート部及びオーバーシュート部とこれ以外の
    部分との判定出力を得る手段と、前記プリシュート部及
    びオーバーシュート部の判定出力が得られたときは、前
    記遅延手段から取り出した複数信号の中間値を得る中間
    値フィルタの出力を選択導出し、これ以外の場合は前記
    第1の信号を導出する手段とを具備したことを特徴とす
    る波形補正装置。
  2. 【請求項2】  前記遅延手段からの前記第2と第3の
    信号を前記中間値フィルタへ導く経路には、それぞれ外
    部から選択信号を調整可能な第1と第2のセレクタが設
    けられていることを特徴とする請求項1記載の波形補正
    装置。
JP3134612A 1991-06-06 1991-06-06 波形補正装置 Pending JPH04360377A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3134612A JPH04360377A (ja) 1991-06-06 1991-06-06 波形補正装置

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JP3134612A JPH04360377A (ja) 1991-06-06 1991-06-06 波形補正装置

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JPH04360377A true JPH04360377A (ja) 1992-12-14

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ID=15132469

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JP3134612A Pending JPH04360377A (ja) 1991-06-06 1991-06-06 波形補正装置

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JP (1) JPH04360377A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002039416A1 (fr) * 2000-10-25 2002-05-16 Sony Corporation Dispositif de traitement d'image

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2002039416A1 (fr) * 2000-10-25 2002-05-16 Sony Corporation Dispositif de traitement d'image

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