JPH0436017B2 - - Google Patents

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JPH0436017B2
JPH0436017B2 JP62032864A JP3286487A JPH0436017B2 JP H0436017 B2 JPH0436017 B2 JP H0436017B2 JP 62032864 A JP62032864 A JP 62032864A JP 3286487 A JP3286487 A JP 3286487A JP H0436017 B2 JPH0436017 B2 JP H0436017B2
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JP
Japan
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section
acoustic signal
data
auscultation
body cavity
Prior art date
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Expired - Lifetime
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JP62032864A
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English (en)
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JPS63200739A (ja
Inventor
Hiroshi Uchikawa
Masahiro Maeda
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Ajikawa Iron Works & Constr
Original Assignee
Ajikawa Iron Works & Constr
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Priority to JP3286487A priority Critical patent/JPS63200739A/ja
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Publication of JPH0436017B2 publication Critical patent/JPH0436017B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、医療や日常の健康管理などに好適に
使用される医療診断支援システムに関する。
〔従来技術〕
従来より医師が医療診断する場合には、まず聴
診器によつて胸部や背部や腹部などに適所の体腔
音を聞き出し、病状判断の基準にしている場合が
殆どである。また、近年生体より発生する音を解
析し医療の各分野に用いる技術が開発されるよう
になつている。その一例としては、血管内に発生
するコロトコフ音や、心臓に発生する心音などを
測定し、種々の解析を行うものがある。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上記のように医師が聴診器によ
つて医療診断を行う場合には、その病状の判断基
準が長年にわたる各医師の医療経験や勘などに基
づく所が多分にあり、診断する医師によつて微妙
に違つてくる場合も考えられる。
さらに、上記コロトコフ音や心音を測定する場
所も、血管や心臓といつた限られた部位に限定さ
れており、その他の臓器に発生している音や、体
腔内に発生した音を検出し解析することによつて
医療支援に用いる方法は未だ確立されていない現
状にある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、コ
ンピユータシステムを利用して生体内より発生す
る体腔音を検出したデータを、予め準備された聴
診データと比較解析することによつて医療診断を
行うことができるシステムを提供することを目的
とする。
〔問題を解決するための手段〕 上記目的を達成するために、本発明の医療診断
支援システムでは、生体の体腔音を検出する音響
信号検出部と、予め準備された正常な体腔音と異
常な体腔音の音響信号データを周波数スペクト分
析し、基準データとして収納する聴診データ部
と、上記音響信号検出部によつて検出された音響
信号データを周波数スペクトル分析し、上記聴診
データ部に蓄えてある基準データの周波数分布と
の全一致又は部分一致を推論型言語を用いて比較
解析する比較判別部と、上記比較判別部により得
られた判別結果を出力する聴診結果判別部と、上
記診断結果を項目別及び個人的に記録する診断結
果記憶部とを備えたことを要旨とするものであ
る。
〔発明の作用〕
本発明のシステムは上記構成であるので、生体
より検出して周波数スペクトル分析された体腔音
の音響信号データの周波数分布と全一致又は部分
一致する周波数分布を、予め基準された正常及び
異常な体腔音を周波数スペクトル分析した基準デ
ータの中から推論型言語によつて比較判断するこ
とで、検出した音響信号データの周波数分布と全
一致する基準データによつて検出した体腔音を特
定の病状又は症状として判断でき、音響信号デー
タの周波数分布と部分一致する基準データによつ
て疑わしい特定の病状や症状までを推論して判断
することができるようになる。そのため、病状の
早期発見および症状の診断の適切かつ的確な処置
を有効に行うことができる。そして、診断結果を
項目別及び個人別に診断結果記憶部に記録される
ので、診断者個人のカルテとして利用することが
できる。
〔実施例〕
以下、図面を参照して本発明の実施例を説明す
る。
第1図は本発明の構成を示すブロツク図であ
る。音響信号検出部1で体腔内の音を検出し、周
波数スペクトル分析によつて周波数分布状態を波
形としてとつた後にその音響信号データを比較判
別部2に送出する。この周波数スペクトル分析さ
れた音響信号データは、比較判別部2において、
聴診データ部3に予め準備されている正常及び異
常の音響信号データを周波数スペクトル分析した
基準データの検索により周波数分布同士の全一致
又は部分一致が推論型言語によつて比較判断さ
れ、特定の病状や症状は勿論、疑わしい特定の病
状や症状まで判断される。また、上記比較判別部
2で比較判断された結果は、診断結果記憶部4に
項目別及び個人別に周波数分布の波形データとし
て記憶され、診断結果表示部5に異常の有無や病
状および症状が表示される。
次に第2図の本発明のシステムを概略構成で示
した図と第3図の本発明のシステムをフローチヤ
ートを参照して説明する。第2図に示すように音
響信号検出部1はセンサー部11、信号増幅部1
2、信号弁別部13、A/D変換部14、信号処
理部15、検出信号処理部16、検出信号記憶部
17、検出信号表示部18、処理信号記憶部19
を含んで構成されている。この音響信号検出部1
のセンサー部11は、人体の体表面に接触させて
体腔内より発生する数千Hz以上の周波数を含んだ
音響信号を検出すると共に検出した該音響信号を
電気的信号に変換する構造になつている。つま
り、体腔内より発生する音響信号のサンプリング
を行うものである。このようなセンサーの例とし
ては、マグネツトタイプ、コンデンサタイプ、圧
電素子タイプなどの各種のものを種々選択するこ
とができる。このセンサー部11で検出された音
響信号は信号増幅部12で増幅された後、信号弁
別部13において医療診断に必要でないノイズ等
が除去される。このノイズ等の除去された音響信
号は検出信号処理部16を介して該音響信号の強
度等をアナログ信号として検出信号記憶部17に
記憶する。また、必要に応じてオシロスコープ等
を有する検出信号表示部18に該音響信号をアナ
ログ信号として表示させることもできる。さら
に、信号弁別部13を通過した音響信号はA/D
変換部14でデジタル信号に変換され、信号処理
部15に送出される。この信号処理部15では、
上記の音響信号データを周波数スペクトル分析
し、周波数分布が波形データとして解析処理され
る。この解析処理された音響信号は処理信号記憶
部19に診療データとして記憶されると共に、比
較判別部2に送出される。(第3図、ステツプ100
から108参照)そして、比較判別部2では上記デ
ジタル信号化された音響信号と聴診データ部3に
準備されている周波数スペクトル分析された各病
状、症状および正常な生体の音響信号(基準デー
タ)とを比較判断し、病状の判断が行なわれる。
この比較判断部2における比較判断に推論型言語
を用いて行われ、聴診データ部3に準備された各
病状等の基準データの周波数分布を検索し、検出
した音響信号データの周波数分布との全一致また
は部分一致等の所定の関係を見出すことに基づい
て聴診データ部3の基準データの周波数分布のな
かで音響信号データの周波数分布と全一致する基
準データによつて特定の各病状、症状及び全く正
常であることが的確に判断でき、また、基準デー
タの周波数分布のなかで音響信号データの周波数
分布が部分一致する基準データによつて疑わしい
病状、症状の重さや軽さなどを判断できるように
なる。(第3図、ステツプ109参照)聴診データ部
3に蓄積されている診断データは専門医の経験則
により得られる聴診データを収集したもので、正
常な音響信号と異常な音響信号の識別を行つて各
症状に応じた基準データが蓄積されている。ま
た、種々の医療検査データより得られる定量的な
音響信号のデータも蓄積されているものである。
そして、それらの音響信号は上記の音響信号を信
号処理部15で解析処理した方法で解析処理され
て蓄積されているものである。さらに、この比較
判別部2で判定された病状等は診断結果表示部5
に必要な情報を適宜表示して医療における基本的
な判断材料に利用できる。また、上記比較判別部
2で判定された病状等の診断結果はそのままの状
態で診断結果記憶部4に設けられている項目別診
断結果記憶部41や個人別診断結果記憶部42等
にそれぞれ病状別、個人別のデータとして記憶さ
れる。つまり、個人別診断結果記憶部42に記憶
される診断結果は各患者毎にカルテの代わりにも
利用できるものである。(第3図、ステツプ110か
ら112参照) さて、本発明の医療診断システムを利用する場
合、比較判別部2を形成する演算処理部を大型の
コンピユーターで構成し、聴診データ部3の記憶
容量を大きくすることで病院等の多人数の診断処
理がオンライン等を通じて利用でき、また、通信
回線を利用すると聴診データ部3に蓄積された聴
診データの相互利用が可能となる。このような構
成では、開業医が各医院で端末としてパーソナル
コンピユーターを設置し、大型コンピユーターと
の間に通信回線を設置することによりで本発明の
医療診断システムを広汎なものとして有効利用す
ることが可能となる。さらに、聴診データを各病
状または症状別に準備することによつて診断処理
の敏速化が可能となり、さらには、より専門的な
病状または症状の分析が可能になる。そして、病
状または症状毎の聴診データをパツケージ化すれ
ば上記各医院においても推論型言語による比較判
断によつて専門的な病状の的確な診断は勿論、疑
わしい病状等も判断することができる。
さらに、体腔音を検出するセンサーを複数個使
用し音響信号の相互関係を検出できるような構成
とすれば、より的確な医療診断システムを構築す
ることも可能となる。
このような、本発明の医療診断支援システムで
は、体腔音を検出するものであり、X線や超音波
検査装置のように体内に該X線や超音波を照射侵
入させるものではないため、人体への悪影響が全
く発生しないので安全性は極めて高い。また、上
記聴診データで必要最小限のデータを選択して、
該データをROM化することでシステムを小型化
することが可能となり一般家庭においても個人の
健康管理用として使用することができるようにな
る。
〔発明の効果〕
以上の説明から明らかなように、本発明の医療
診断支援システムによれば、体内から発せられる
音を検出するだけで専門的な病状の的確な診断
や、疑わしい病状等を判断してその人の健康状態
を診断することができ、また、診断結果記憶部に
記録される個人別診断結果を診断者毎のカルテと
して利用でき、人体に無害で安全な医療診断支援
システムが提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の医療診断支援システムの概略
ブロツク図、第2図は本発明の医療診断支援シス
テムの概略構成を示す図、第3図は本発明の医療
診断支援システムの概略フローチヤートを示す。 符号の説明、1……音響信号検出部、2……比
較判別部、3……聴診データ部、4……診断結果
記憶部、5……診断結果表示部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 生体の体腔音を検出する音響信号検出部と、
    予め準備された正常な体腔音と異常な体腔音の音
    響信号データを周波数スペクト分析し、基準デー
    タとして収納する聴診データ部と、上記音響信号
    検出部によつて検出された音響信号データを周波
    数スペクトル分析し、上記聴診データ部に蓄えて
    ある基準データの周波数分布との全一致又は部分
    一致を推論型言語を用いて比較解析する比較判別
    部と、上記比較判別部により得られた判別結果を
    出力する聴診結果表示部と、上記診断結果を項目
    別及び個人別に記憶する診断結果記憶部とを備え
    たことを特徴とする体腔音の音響信号解析による
    医療診断支援システム。
JP3286487A 1987-02-16 1987-02-16 体腔音の音響信号解析による医療診断支援システム Granted JPS63200739A (ja)

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JP3286487A JPS63200739A (ja) 1987-02-16 1987-02-16 体腔音の音響信号解析による医療診断支援システム

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JP3286487A JPS63200739A (ja) 1987-02-16 1987-02-16 体腔音の音響信号解析による医療診断支援システム

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JPS63200739A JPS63200739A (ja) 1988-08-19
JPH0436017B2 true JPH0436017B2 (ja) 1992-06-12

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JP3286487A Granted JPS63200739A (ja) 1987-02-16 1987-02-16 体腔音の音響信号解析による医療診断支援システム

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Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JPS63200739A (ja) 1988-08-19

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