JPH0435981A - 基板に非印刷細線部を形成する方法 - Google Patents
基板に非印刷細線部を形成する方法Info
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- JPH0435981A JPH0435981A JP14198790A JP14198790A JPH0435981A JP H0435981 A JPH0435981 A JP H0435981A JP 14198790 A JP14198790 A JP 14198790A JP 14198790 A JP14198790 A JP 14198790A JP H0435981 A JPH0435981 A JP H0435981A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野コ
本発明は、基板に非印刷細線部を形成する方法に関する
ものである。
ものである。
[従来の技術]
一般に、ガラス等の基板に微細線のパターンを印刷する
場合があり、この種の印刷は通常銅板等に画線溝を形成
したものを印刷版として用いて、基板に転写する凹版方
式が採用されている。
場合があり、この種の印刷は通常銅板等に画線溝を形成
したものを印刷版として用いて、基板に転写する凹版方
式が採用されている。
[発明が解決しようとする課題]
前記基板に印刷する細線の幅が5μ程度の場合には、基
板に鮮明な細線を印刷するのが困難であるとされている
。その原因の一つは印刷版の精度にあり、即ち線幅が5
μ前後の画線溝をエツチングにより形成するのが技術的
に難しく、かつ均一な深さに腐食出来ないことである。
板に鮮明な細線を印刷するのが困難であるとされている
。その原因の一つは印刷版の精度にあり、即ち線幅が5
μ前後の画線溝をエツチングにより形成するのが技術的
に難しく、かつ均一な深さに腐食出来ないことである。
このような印刷版を用いて印刷すると、線の縁が綺麗に
印刷出来ず線幅も太目になってしまい、インキの濃淡ム
ラも生じることになる。
印刷出来ず線幅も太目になってしまい、インキの濃淡ム
ラも生じることになる。
また、もう一つの原因としては、凹版のインキングの際
に行われるドクターブレードの掻き取り動作方向にあり
、即ち版面にインキが供給された後、ドクターブレード
で掻いて非画線部に付着したインキを除去するが、この
時第4図に示すように画線溝Sの両縁のうちドクターブ
レードが先に接する土手側(入口側)tはインキUが綺
麗に掻き取られるが、後で接する土手側(出口側)Vは
インキが綺麗に掻き取られず、ドクターブレードで引き
ずられたインキの一部が盛り上がったように付着する現
象が見られ、このため印刷すると出口側Vが綺麗な直線
に転写されず、所謂ビビリが生じて線幅も太くなってし
まう。
に行われるドクターブレードの掻き取り動作方向にあり
、即ち版面にインキが供給された後、ドクターブレード
で掻いて非画線部に付着したインキを除去するが、この
時第4図に示すように画線溝Sの両縁のうちドクターブ
レードが先に接する土手側(入口側)tはインキUが綺
麗に掻き取られるが、後で接する土手側(出口側)Vは
インキが綺麗に掻き取られず、ドクターブレードで引き
ずられたインキの一部が盛り上がったように付着する現
象が見られ、このため印刷すると出口側Vが綺麗な直線
に転写されず、所謂ビビリが生じて線幅も太くなってし
まう。
本発明は、このような従来の問題点を除去するためにな
され、凹版を用いて基板に細線をパターン印刷する場合
に、両側に鮮明で綺麗な細線を印刷することにより、そ
の線で挟まれた部分を所望とする線幅のパターンとして
形成するようにした方法を提供しようとするものである
。
され、凹版を用いて基板に細線をパターン印刷する場合
に、両側に鮮明で綺麗な細線を印刷することにより、そ
の線で挟まれた部分を所望とする線幅のパターンとして
形成するようにした方法を提供しようとするものである
。
[課題を解決するための手段コ
この方法を技術的に解決する手段として、本発明は、所
定幅の凹溝を所定のピッチで形成した凹版を用いて、そ
の版面にインキを供給すると共にドクターブレードで掻
いてから基板に印刷し、この後前記凹版を所定距離ずら
し、その版面にインキを供給すると共に、前記と逆方向
からドクターブレードで掻いてから前記基板に刷り重ね
、印刷された線の間に所定幅の非印刷細線部を形成する
ことを要旨とするものである。
定幅の凹溝を所定のピッチで形成した凹版を用いて、そ
の版面にインキを供給すると共にドクターブレードで掻
いてから基板に印刷し、この後前記凹版を所定距離ずら
し、その版面にインキを供給すると共に、前記と逆方向
からドクターブレードで掻いてから前記基板に刷り重ね
、印刷された線の間に所定幅の非印刷細線部を形成する
ことを要旨とするものである。
[作 用コ
最初に印刷された線は、ドクターブレードの入口側の線
縁が綺麗に印刷されて出口側の線縁にビビリが生じ、次
に版を所定距離ずらして印刷された線はドクターブレー
ドの作動方向を逆にしたので、前記ビビリが生じた線の
外側に綺麗な線縁が印刷されると共に、先に印刷された
綺麗な線の内側にはビビリ線が生じることになり、いず
れもビビリ線は両側の綺麗な線で挟まれた部分に刷り重
ねられるので見えなくなり、このように印刷された線の
間が所望の幅の非印刷部として残される。
縁が綺麗に印刷されて出口側の線縁にビビリが生じ、次
に版を所定距離ずらして印刷された線はドクターブレー
ドの作動方向を逆にしたので、前記ビビリが生じた線の
外側に綺麗な線縁が印刷されると共に、先に印刷された
綺麗な線の内側にはビビリ線が生じることになり、いず
れもビビリ線は両側の綺麗な線で挟まれた部分に刷り重
ねられるので見えなくなり、このように印刷された線の
間が所望の幅の非印刷部として残される。
[実施例コ
以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳説する。
第1図において、1は銅板等で形成された凹版であり、
所定幅dの凹溝2が所定のピッチpで並設されている。
所定幅dの凹溝2が所定のピッチpで並設されている。
この凹版1を用いて、ガラス等の基板3上に印刷するが
、本発明の場合には二回の重ね刷りを行い、しかも二回
目の印刷時には凹版1を所定距離横にすらし、ドクター
ブレードで掻き取る方向も一回目とは逆方向に動かして
行うようにしである。第2図は一回目の印刷により転写
された状態を示すもので、ドクターブレードの動作方向
は第1図に示す矢印へ方向であるため、各凹溝2の左側
の縁線り、は綺麗に印刷されるが、右側の縁線R1はビ
ビリが生じる。この後、二回目の印刷を行うが、前記凹
版1を所定距離)たけ右方に移動させ、ドクターブレー
ドの動作方向は第1図に矢印Bで示すように逆方向から
行われる。第3図は二回目の印刷を刷り重ねた状態を示
すもので、凹溝2の右側の縁線R2が前記ビビリが生し
た縁線R1の外側に印刷され、左側の縁線L2は前記綺
麗に印刷された縁線L1の内側にビビリ線として印刷さ
れる。この結果、基板3の上には両側が綺麗に印刷され
た縁線L1とR2によって挟まれた幅りの印刷線4が形
成され、前記ビビリの生した縁線R1,R2はいずれも
印刷線4内に吸収されて目立たず、更にその幅りの印刷
線4間には幅Wの非印刷細線部5が残されることになる
。従って、例えば凹溝の幅d=7μ、凹溝のピッチp=
15μの凹版を形成し、印刷時に所定距離!=3μずら
して二回刷りすれば、幅D=d+1=lθμの印刷線4
が得られると共に、その印刷線4間に幅W=p−D=5
μの非印刷細線部5が得られることになる。つまり、従
来の基板のパターンとはネガ・ポジの関係が逆になるが
、基板に線幅5μ程度の綺麗なパターンを形成すること
が可能となる。
、本発明の場合には二回の重ね刷りを行い、しかも二回
目の印刷時には凹版1を所定距離横にすらし、ドクター
ブレードで掻き取る方向も一回目とは逆方向に動かして
行うようにしである。第2図は一回目の印刷により転写
された状態を示すもので、ドクターブレードの動作方向
は第1図に示す矢印へ方向であるため、各凹溝2の左側
の縁線り、は綺麗に印刷されるが、右側の縁線R1はビ
ビリが生じる。この後、二回目の印刷を行うが、前記凹
版1を所定距離)たけ右方に移動させ、ドクターブレー
ドの動作方向は第1図に矢印Bで示すように逆方向から
行われる。第3図は二回目の印刷を刷り重ねた状態を示
すもので、凹溝2の右側の縁線R2が前記ビビリが生し
た縁線R1の外側に印刷され、左側の縁線L2は前記綺
麗に印刷された縁線L1の内側にビビリ線として印刷さ
れる。この結果、基板3の上には両側が綺麗に印刷され
た縁線L1とR2によって挟まれた幅りの印刷線4が形
成され、前記ビビリの生した縁線R1,R2はいずれも
印刷線4内に吸収されて目立たず、更にその幅りの印刷
線4間には幅Wの非印刷細線部5が残されることになる
。従って、例えば凹溝の幅d=7μ、凹溝のピッチp=
15μの凹版を形成し、印刷時に所定距離!=3μずら
して二回刷りすれば、幅D=d+1=lθμの印刷線4
が得られると共に、その印刷線4間に幅W=p−D=5
μの非印刷細線部5が得られることになる。つまり、従
来の基板のパターンとはネガ・ポジの関係が逆になるが
、基板に線幅5μ程度の綺麗なパターンを形成すること
が可能となる。
[発明の効果コ
以上説明したように、本発明によれば、凹版のインキ掻
き取り時にドクターブレードの入口側が綺麗に版の形杖
通りに印刷されることを利用して二回印刷する(但し、
二回目に重ね刷りする際には版を所定距離すらすと共に
、ドクターブレードの動作方向を逆にする)ことにより
、印刷線の両縁がいずれも綺麗に印刷されるようにし、
その印刷線間に挟まれた部分を所望とする線幅のパター
ンとして形成することが出来る。従って、凹版の形成が
非常に簡単になると共に、凹版印刷時のドフタ−ブレー
ドの動作方向に起因するビビリ線を目立たないように消
滅させ、基板上に綺麗な非印刷の微細パターンを形成出
来る等の優れた効果を奏する。
き取り時にドクターブレードの入口側が綺麗に版の形杖
通りに印刷されることを利用して二回印刷する(但し、
二回目に重ね刷りする際には版を所定距離すらすと共に
、ドクターブレードの動作方向を逆にする)ことにより
、印刷線の両縁がいずれも綺麗に印刷されるようにし、
その印刷線間に挟まれた部分を所望とする線幅のパター
ンとして形成することが出来る。従って、凹版の形成が
非常に簡単になると共に、凹版印刷時のドフタ−ブレー
ドの動作方向に起因するビビリ線を目立たないように消
滅させ、基板上に綺麗な非印刷の微細パターンを形成出
来る等の優れた効果を奏する。
第1図は本発明に係る凹版の一部の断面図、第2図はそ
の凹版を用いて一回目に印刷した状態を示す基板の上面
図、第3図は二回目に印刷した状態を示す同じく上面図
、第4図はドクターブレードにより掻き取られた凹溝部
の状態図である。 1・・・凹版 2・・・凹溝3・・・基板
4・・・印刷線S・・・非印刷細線部 d・・・幅 p・・・ピッチ!・・・所
定距離 特許出願人 凸版印刷株式会社
の凹版を用いて一回目に印刷した状態を示す基板の上面
図、第3図は二回目に印刷した状態を示す同じく上面図
、第4図はドクターブレードにより掻き取られた凹溝部
の状態図である。 1・・・凹版 2・・・凹溝3・・・基板
4・・・印刷線S・・・非印刷細線部 d・・・幅 p・・・ピッチ!・・・所
定距離 特許出願人 凸版印刷株式会社
Claims (1)
- 所定幅の凹溝を所定のピッチで形成した凹版を用いて、
その版面にインキを供給すると共にドクターブレードで
掻いてから基板に印刷し、この後前記凹版を所定距離ず
らし、その版面にインキを供給すると共に、前記と逆方
向からドクターブレードで掻いてから前記基板に刷り重
ね、印刷された線の間に所定幅の非印刷細線部を残すこ
とを特徴とする基板に非印刷細線部を形成する方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14198790A JPH0435981A (ja) | 1990-05-31 | 1990-05-31 | 基板に非印刷細線部を形成する方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14198790A JPH0435981A (ja) | 1990-05-31 | 1990-05-31 | 基板に非印刷細線部を形成する方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0435981A true JPH0435981A (ja) | 1992-02-06 |
Family
ID=15304762
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14198790A Pending JPH0435981A (ja) | 1990-05-31 | 1990-05-31 | 基板に非印刷細線部を形成する方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0435981A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012515256A (ja) * | 2009-01-14 | 2012-07-05 | コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ | 少なくとも一つの電気伝導性フィルムを基板上へ蒸着させる方法 |
-
1990
- 1990-05-31 JP JP14198790A patent/JPH0435981A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012515256A (ja) * | 2009-01-14 | 2012-07-05 | コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ | 少なくとも一つの電気伝導性フィルムを基板上へ蒸着させる方法 |
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