JPH0435949A - スクリーン印刷機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野コ 本発明はスクリーン印刷機に関するものである。

特に本発明は主として、クリーム半田、厚膜回路形成用
ペースト等の印刷、用ペーストをプリント基板等の電子
部品回路形成用基板に高精度に印刷を行なうに好適なス
クリーン印刷機に関するものである。

［従来の技術］ 近年、スクリーン印刷機は、電子機器の小型化に伴なっ
て電子部品実装基板の微細化が進み、それに対応し、高
精度に印刷を行うものとし、て、各種いろいろと工夫が
凝らされているが、印刷精度を追及する一方で、段取り
替え時間の短い、作業性の良いスクリーン印刷機が要求
されてきている。

以下図面を参照しながら上述した従来のスクリーン印刷
機の一例について説明する。

従来における第１例のスクリーン印刷機は第２図に示す
ように特公昭６０−７３９９号公報所載の装置がある。

搬送リング１により搬送された被印刷物２は、ステージ
３の上面に固定され、ステージ３は上下動するシリンダ
ー４の駆動により上昇する。同時に保護板５も突き棒６
により押し上げられ、被印刷物２と保護板５の上面がス
クリーン７下面付近の平坦になった位置でスクリーン印
刷される。

ステージ２に置かれた被印刷物を固定する方法は、例え
ば特開昭６１−１６０２５２号公報所載のように負圧吸
引作用を利用して被印刷物を吸着固定する方法がある。

また、別のスクリーン印刷機として、第３図に示すよう
な従来における第２例のスクリーン印刷機がある。

ステージ８の差し込み穴９に差し込まれたサポートピン
１０で被印刷物１１を保持し、水平動するシリンダー１
２により、回転ローラ１３を被印刷物１１の外形端面に
付勢させ、当接することで被印刷物１１の位置決め及び
固定を行なう。その後、上下動するシリンダー１４によ
り、ステージ８に位置決めされた被印刷物１１をスクリ
ーン１５の下面付近まで上昇させ、スクリーン１５上の
印刷ペースト１６を水平動する印刷スキージ１７でかき
ながら被印刷物１１に印刷を行なっている。

［発明が解決しようとする課題］ しかしながら、前記に示す従来における第１例（第２図
参照）のような構成では、被印刷物２を吸引して負圧で
ステージに固定するには、被印刷物２の外形寸法に合せ
て吸引回路を設けた専用のステージ３を、その都度、製
作する必要があるため、製作費用がかかるうえ、被印刷
物の品種切り替えの頻度が多い生産現場では、生産開始
期日進に専用ステージ３の製作が間に合わない時があり
、そのたびに、段取り替えによる無駄な機械停止時間を
費やしてしまうので、段取り替えの作業効率が悪いとい
う問題点を有していた。

また、第３図に示す従来における第２例のような構成で
は、被印刷物１１の大きさが変ってもサポートピン１０
の抜き差しによって容易に品種切り替えに対応できるが
、被印刷物１１にソリがある場合、印刷にニジミや、カ
スレを発生させてしまうという問題点を有していた。

本発明は被印刷物の品種切り替えがあった場合でも段取
り替えによる機械停止時間を少なくし、作業性良く段取
り替えができ、専用ステージを品種毎に製作するランニ
ングコストを低減１２、また、被印刷物にソリがある場
合も、ソリを最小限に修正しながら印刷でき、印刷にニ
ジミ、カスレを最小限に押さえることが可能なスクリー
ン印刷機を提供せんとするものである。

［課題を解決するための手段］ 本発明は上記目的を達成するために、被印刷物を位置決
め固定する手段を有する位置決めステージと、前記位置
決めステージに設けられた複数個の差し込み穴と、前記
位置決めステージに前記被印刷物を保持するための複数
個の前記差し込み穴に着脱可能なサポートピンと、前記
被印刷物を吸着固定するための吸引装置とから成り、前
記サポートピンは、その長さ方向に前記吸引装置と連通
する吸引経路孔を備えた事を特徴とするスクリーン印刷
機の構成を有するものである。

［作用コ 本発明は上記した構成によって、品種切り替えの際に被
印刷物の外形寸法に合せて吸引回路を設けた専用のステ
ージを、その都度、製作して交換する必要がないので、
段取り替えによる機械停止時間を最小限に押さえて、作
業性良く段取り替えができ、専用ステージ製作によるラ
ンニングコストを低減することができる。また、被印刷
物にソリがある場合も、ソリのある部分を吸着すること
により、ソリを最小限に押さえられるので、印刷のニジ
ミ、カスレを最小限に押さえることが可能となる。

［実施例コ 以下、本発明の一実施例のスクリーン印刷機について第
１図を参照しながら説明する。

ステージ１８の差し込み穴１９に差し込まれた、着脱可
能な吸着サポートピン２０で、被印刷物２１を保持し、
水平動するシリンダー２２ａ、２２ｂにより、回転ロー
ラ２３ａ、２３ｂを被印刷物２１の外形端面に付勢させ
、当接することで被印刷物２１の位置決め及び固定を行
なう。同時に、吸引装置２４を作動させ、パイプ４０、
ステージに設けた吸引口３９、吸引経路３８を経て吸着
サポートピン２０に設けた吸引経路孔２５より被印刷物
２１を吸着させる。その後、上下動するシリンダー２６
により、ステージ２７に位置決めされた被印刷物２１を
スクリーン２８下面付近まで上昇させ、スクリーン２８
上の印刷ペースト２９を水平動する印刷スキージ３０で
かきながら、被印刷物２１に印刷を行なう。この時、被
印刷物２１にスルホール３１が設けである被印刷物の場
合は吸引装置２４を印刷開始直前に停止させ、被印刷物
２１の吸着固定をしない状態で印刷を行なうこともでき
る。

そして、ステージ２７が下降し印刷が完了する。

スライダー３２は、ステージ２７に取り付いたレール３
３上をスライド可能に動き、被印刷物２１の外形寸法の
変更を行なう時は、スライダー３３に取り付いたガイド
３４を、被印刷物２１の外形寸法に合せて移動させ、か
つ、吸着サポートピン２０を抜き差しを行なう。吸着サ
ポートピン２０の差し込まない差し込み穴１９は、栓３
５を差し込み、エアーの漏れを防ぐ。

被印刷物２１の厚みの変更を行なう場合は、ステージ１
８を上下動させる両ロットのシリンダー３６の上限スト
ロークをナツト３７ａ・３７ｂで調整することで行なう
。

以上のように本実施例によれば、ステージ１８の差し込
み穴１９に差し込んだ吸着サポートピン２０に、吸引装
置２４に連通している吸引経路孔２５を設けることによ
り、被印刷物２１の外形寸法に合せて、自在に吸着サポ
ートピン２０の抜き差しができるので、段取り替えによ
る機械停止時間を最小限に押さえて、作業性良く段取り
替えができ、被印刷物２１の外形寸法専用の吸着サポー
トピン２０を製作する必要もないのでランニングコスト
を零にすることができる。

被印刷物２１にソリがある場合も、ソリのある部分を吸
着サポートピン２０で吸着することにより、ソリを最小
限に押さえられるので、印刷のニジミ、カスレを最小限
に押さえることができる。

また、被印刷物２１にスルホール３０が設けである場合
も、被印刷物２１の吸着固定をしない状態で印刷を行な
うことができ、被印刷物２１に印刷された印刷ペースト
２８がスルーホール３１を通して吸われず、ニジミ、カ
スレのない良好な印刷ができることとなる。

［発明の効果］ 以上のように、本発明によれば、前述の如く脱着可能な
サポートピンに吸引装置と連通した吸引経路孔を設ける
ことにより、被印刷物の外形寸法に合せて吸引回路を設
けた専用のステージを、その都度、製作して交換する必
要がないので、段取り替えによる機械停止時間を最小限
に押さえて、作業性良く段取り替えができ、専用ステー
ジ製作によるランニングコストを低減することができる
。

また、被印刷物にソリがある場合も、ソリのある部分を
吸着することにより、ソリを最小限に押さえられるので
、印刷のニジミ、カスレを最小限に押さえることが可能
となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例におけるスクリーン印刷機の要
部概略断面図、第２図は従来の第１例におけるスクリー
ン印刷機の要部概略断面図、第３図は従来の第２例にお
けるスクリーン印刷機の要部概略断面図である。 １８・・・ステージ　　　　　１９・・・差し込み穴２
０・・・吸着サポートピン　２１・・・被印刷物２２ａ
、２２ｂ・・・シリンダー ２３ａ、２３ｂ−・一回転ローラー ２４・・・吸引装置　　　　　２５・・・吸引経路孔２
６・・・シリンダー　　　　２７・・・ステージ２８・
・・スクリーン　　　　２９・・・印刷ペースト３０・
・・印刷スキージ。 代 理 人

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 被印刷物を位置決め固定する手段を有する位置決めステ
   ージと、前記位置決めステージに設けられた複数個の差
   し込み穴と、前記位置決めステージに前記被印刷物を保
   持するための複数個の前記差し込み穴に着脱可能なサポ
   ートピンと、前記被印刷物を吸着固定するための吸引装
   置とから成り、前記サポートピンは、その長さ方向に前
   記吸引装置と連通する吸引経路孔を備えた事を特徴とす
   るスクリーン印刷機。