JPH04358167A - 電子写真現像剤用キャリア - Google Patents

電子写真現像剤用キャリア

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JPH04358167A
JPH04358167A JP3134124A JP13412491A JPH04358167A JP H04358167 A JPH04358167 A JP H04358167A JP 3134124 A JP3134124 A JP 3134124A JP 13412491 A JP13412491 A JP 13412491A JP H04358167 A JPH04358167 A JP H04358167A
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carrier
resin
acrylic
styrene
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雄二 新谷
Yukio Tanigami
谷上 行夫
Toshiaki Urano
鋭明 浦野
Osamu Doi
土居 修
Toshio Honjo
俊夫 本庄
Yuji Sato
祐二 佐藤
Toshiyuki Fukumoto
福元 俊之
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真方式による複
写機、プリンターに使用される電子写真現像剤用キャリ
アに関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真法に使用される二成分現像剤は
、トナーとキャリアより構成されており、キャリアは現
像ボックス内でトナーと混合攪拌され、トナーに所望の
電荷を与え、電荷を帯びたトナーを感光体上の静電潜像
に運び、トナー像を形成させる担体物質である。
【0003】トナーの感光体移行後キャリアはマグネッ
トロール上に残り、再び現像ボックスに戻り、新たなト
ナーと再び混合攪拌され、繰り返し使用される。
【0004】従って、キャリアとしては使用期間中トナ
ーに対し、絶えず所望の帯電特性を持つことが要求され
る。
【0005】しかしながら従来の現像剤は、攪拌による
キャリア同士の衝突、または現像ボックスとキャリア間
の摩擦等により、ひとつにはキャリア表面にトナーが融
着して起こるスペント化、またもうひとつはキャリア表
面の被覆樹脂層の剥離、脱落によるキャリア抵抗の変化
のため、耐刷後の画像の劣化(画像濃度不足、画像上カ
ブリ不良等)を招いている。また高温高湿時での帯電量
の低下による、トナー飛散や画像上カブリ不良、逆に低
温低湿時での帯電量の上昇による画像濃度不足の問題な
ど、耐刷時の環境変動によって最終的には現像剤の寿命
が短かくなっているのが現状である。また特にフルカラ
ー用キャリアとしては、従来の複写機、プリンターなど
に比べ、印字部分よりベタ部分が大きいため、トナーの
感光体への移行量も多く、キャリアの耐久性がさらに要
求されてきている。
【0006】
【従来技術の問題点】最近耐久性向上のため、キャリア
表面に種々の樹脂を被覆する方法(特開昭60−767
54号公報等)が提案されているが、満足のいくものは
得られていない。シリコーン樹脂、フッ素系含有樹脂で
被覆されたキャリアは、臨界表面張力が低く、スペント
化が起こり難く、現像剤として寿命が長いといわれてい
るが、逆にトナーとキャリアの帯電能力が弱いためトナ
ー飛散が多く、機内の汚染ひいては画像上への欠陥を招
き、総合的評価では現像剤として寿命は短かった。
【0007】また、アクリル・スチレン系樹脂、アルキ
ッド樹脂等も多く提案されている
【0008】。例えばスチレン系単量体、アクリル酸も
しくはメタクリル酸エステル系単量体酸基を含むビニル
系単量体を構成単位とする共重合物で、その酸価が0.
1〜20である樹脂を被覆したことを特徴とする静電荷
現像用キャリアが知られている(特開平1−16785
2号公報)。しかしこのキャリアは耐環境依存性はよい
が、耐刷時スペント化が初期段階から起こるため、現像
剤としては寿命が短かった。
【0009】このような問題を解決するために、特に負
帯電トナー用キャリアとして従来より、メラミン樹脂お
よびエポキシ樹脂、アクリル酸樹脂およびアルキッド樹
脂から選んだ樹脂で被覆したことを特徴とする負帯電ト
ナー用コンポジットキャリアが知られている(特開昭5
3−121627号公報)。しかしこの負帯電トナー用
コンポジットキャリアは、高帯電性およびある程度の寿
命は得られるものの、長寿命という点ではまだ満足の出
来るレベルではなく、特にトナー濃度の高い状態で使用
することが必要となってくるフルカラー用の現像剤にお
いては、この傾向はさらに顕著である。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、アクリル・
スチレン系樹脂およびこれと架橋反応しうるメラミン系
樹脂を含有する被覆層を有し、その被覆層のメラミン系
樹脂とアクリル・スチレン系樹脂の未反応部分の面積強
度比をある範囲に制御することにより、キャリアに対す
るトナーのスペント化が少なく、キャリア表面の樹脂被
覆層の剥離、脱落等が少なく、耐久性があり、環境の変
動においても安定した帯電性能を有する電子写真キャリ
アを提供し、現像剤の寿命および画像特性を向上するこ
とを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明者らの鋭意研究の
結果、アクリル・スチレン系樹脂及びメラミン系樹脂の
共重合物で被覆されたキャリア中のメラミン系樹脂と、
アクリル・スチレン系樹脂の未反応分をFT−IRによ
り求めた面積強度比とキャリアの耐久性に関係があるこ
とを見出した。さらにこのとき、未反応分のメラミン系
樹脂と未反応分のアクリル・スチレン系樹脂中のスチレ
ンとの面積強度比が0.05〜0.50であれば、従来
のキャリアより耐久性が著しく伸びることを見出した。
【0012】すなわち本発明は、アクリル・スチレン系
樹脂およびこれと架橋反応しうるメラミン系樹脂を含有
する被覆層を有し、かつ当該被覆層中の未反応分のメラ
ミン系樹脂と未反応分のアクリル・スチレン系樹脂中の
スチレンとの面積強度比が、0.05〜0.50である
ことを特徴とする電子写真現像剤キャリアに関する。
【0013】また、被覆層中のアクリル・スチレン系樹
脂を構成する成分として、アクリル酸またはメタクリル
酸および官能性を有するアクリル酸エステルもしくはメ
タクリル酸エステル系(以下、この構成成分を官能基ア
クリル酸エステルもしくはメタクリル酸エステル系とい
う。)のうちの1種以上を含有し、その含有量が5〜3
0wt%でかつ、メラミン系樹脂を10〜35wt%含
むことを特徴とし、さらにキャリア芯材として、表面性
指数が2.2〜5.5の範囲であり、かつ平均粒径が3
0〜65μmのものを用いた電子写真現像剤キャリアに
関する。
【0014】本発明において面積強度比とは、アクリル
・スチレン系樹脂およびメラミン系樹脂の共重合物で、
被覆されたキャリアを、溶剤(メチルエチルケトン等)
に充分含浸させ、その後キャリアをろ過し、溶剤中に溶
出した未反応分の樹脂をFT−IRを用いて透過法によ
り、メラミンおよびアクリル・スチレン樹脂中のスチレ
ンの各特性吸光体のピーク強度を測定し、メラミンの面
積強度値(Im)をスチレンの面積強度値(Is)で割
った値をいい、下記の式により表す。
【0015】
【数1】
【0016】例えば、アクリル・スチレン系樹脂として
スチレン−メタクリル酸メチル−アクリル酸メチル−メ
タクリル酸−2−ヒドロキシエチル−ポリエーテルポリ
オール[構成比10:57:12:6:15]樹脂を7
8wt%と、メラミン系樹脂としてヘキサメトキシメチ
ロールメラミン樹脂を22wt%の比率で混合した均一
な樹脂を、キャリア芯材に3.0wt%被覆し、160
℃で5時間焼付を行ったキャリアの場合、アクリル・ス
チレン系樹脂中のスチレンの特性吸収体は702cm−
1にあり、ベンゼン環のCH面外変角振動に帰属する。 この面積強度値は、Is=1.518(725.1〜6
80.7cm−1間の面積強度値)であった。
【0017】また、メラミンの特性吸収体は、815c
m−1にあり、メラミン樹脂中のトリアジン環の骨格振
動に帰属する。この面積強度は、Im=0.299(8
29.2〜800.3cm−1間の面積強度値)であっ
た。
【0018】これより面積強度比(Im/Is)を算出
すると、
【数2】 となる。
【0019】上記例のFT−IRによるチャートを図1
に示す。図1中、1)はメラミン系樹脂中のトリアジン
環骨格振動を、2)はアクリル・スチレン系陣中のスチ
レンのベンゼン環C−H面外変角振動を表す。
【0020】本発明において表面性指数とは、BET法
による比表面積を空気透過法による比表面積で割った値
で表わされ、キャリア表面性を管理する尺度となる。B
ET法による比表面積は、N2ガスの置換により、キャ
リア芯材の表面層の凹凸部分のみならず、表面から連続
しているキャリア芯材内部の空孔をも測定することがで
き、樹脂コートにおいて抵抗制御を行う際のコート量の
算出を行うのによい測定法である。空気浸透法による比
表面積は、セル中に充填したキャリアを空気が通過する
際に要する時間より比表面積を測定する方法であり、そ
の値は比較的キャリア芯材の表面部分に限定された面積
を測定するのに適した測定法である。
【0021】よってこの双方の測定により、得られたそ
れぞれの比表面積の値を、下記の式により算出すること
により、表面性指数を表すことができる。
【数3】
【0022】BET法による比表面積測定としては例え
ば、島津製作所製フローソーブII2300と同様また
は、類似した装置を用いることができる。また、空気透
過法による比表面積測定としては、島津製作所製SS−
200と同様または、類似した装置を用いることができ
る。
【0023】被覆層中の未反応分のメラミン系樹脂と、
未反応分のアクリル・スチレン系樹脂中のスチレンとの
面積強度比は好ましくは0.05〜0.50、特に好ま
しくは0.10〜0.30である。この面積強度比の制
御は、各樹脂の構成成分及び樹脂の種類により焼付する
際の温度と時間を調整することによって可能である。
【0024】面積強度比が0.05未満の場合は、環境
依存性が悪く、低温低湿下での耐刷時にキャリア自身の
電荷蓄積が過多となり、帯電量上昇により画像濃度が著
しく低下する。またメラミン系樹脂の架橋が進みすぎ、
キャリアの表面の被覆層が硬くなり、感光体にダメージ
を与え、耐刷時の画像品位を低下させる一因となる。
【0025】面積強度比が0.50を越えると、メラミ
ン系樹脂の未反応分が多いためキャリア表面の被覆層が
柔かくなりすぎ、攪拌による樹脂の剥離によりトナーの
融着が発生し、スペント化が早期に起こり、現像剤寿命
が短くなる。また高温高湿下ではキャリア同志のブロッ
キングにより大きな粒子となり、現像ボックスのドクタ
ーブレードとマグネットローラーのスリーブ部に滞留す
るため、現像剤の流れを悪くし、一部感光体へトナーが
移行せず、画像に欠陥を招くことがある。この状態がさ
らに進むと一部キャリアが機内に飛散し、感光体等にダ
メージを与えることがある。
【0026】本発明のキャリア芯材の原料としては特に
制限はなく、従来より公知の原料例えば、鉄、フェライ
ト、マグネタイト、コバルト、銅、ニッケル、カーボン
ランダム等を使用することができるが、好ましくは、フ
ェライトや鉄、特に好ましくはCu−Znフェライトで
ある。
【0027】本発明におけるキャリア芯材の好ましい表
面性は、表面性指数2.2〜5.2特に好ましくは2.
5〜4.5である。
【0028】表面性指数が2.2未満の場合には表面性
が滑らかとなり、一層の樹脂被覆を形成することは容易
であるが、現像剤の攪拌により樹脂層が剥離し、その欠
落した樹脂層の部分、すなわち芯材が露出した部分から
トナーの融着が始まり、スペント化が早期に発生し、現
像剤の寿命が短くなる。
【0029】表面性指数が5.2を越えるとキャリア芯
材の強度が弱くなることから、均一にキャリア表面に樹
脂被覆層を形成させるためには多くの樹脂が必要となり
、コストアップにつながる。またキャリア表面に均一な
樹脂被覆層を形成させるための樹脂コートの難易度が高
くなり、たとえ均一に樹脂コートができたとしてもキャ
リア芯材の内部に多量の樹脂が浸み込んでいるため、絶
縁性キャリアとなりやすく、低温低湿条件下で電荷の蓄
積が多くなり、画像濃度の維持性が悪くなる。
【0030】本発明における好ましいキャリア粒径は平
均粒径で30μm〜65μm、特に好ましくは45〜6
0μmである。平均粒径が30μm未満になると、キャ
リア粒子の磁化が低くなりすぎ、キャリア飛散が生じる
。またキャリアの平均粒径が65μmを超えると比表面
積が低下し、トナー飛散が生じる。また、ベタ部分の多
いフルカラーでは、特にベタ部の再現が悪くなり、好ま
しくない。
【0031】本発明に使用されるアクリル・スチレン系
樹脂の各構成成分としては、スチレン系としては、スチ
レンの他に、o−メチルスチレン、m−メチルスチレン
、p−メチルスチレン、p−エチルスチレン、2,4−
ジメチルスチレン、p−n−ブチルスチレン、p−te
rt−ブチルスチレン、p−n−デシルスチレン等を挙
げることができる。
【0032】官能性アクリル酸エステルもしくは、メタ
クリル酸エステル系としては、アクリル酸、メタクリル
酸の他に、アクリル酸−2−ヒドロキシエチル、アクリ
ル酸−2−ヒドロキシプロピル、メタクリル酸−2−ヒ
ドロキシエチル、メタクリル酸−2−ヒドロキシプロピ
ルなどを挙げることができる。また、アクリル酸ポリエ
チレングリコールモノエステル、アクリル酸ポリプロピ
レングリコールモノエステル、メタクリル酸ポリエチレ
ングリコールモノエステル、メタクリル酸グリコールモ
ノエステルさらに、グリセリンポリプロピレンオキサイ
ド付加物などのポリエーテルポリオール等でもよい。こ
のアクリル酸ポリエチレングリコール系又はポリエーテ
ルポリオール系の好ましい分子量は約3000以下、特
に好ましくは1000程度である。
【0033】メラミン系樹脂と架橋反応を起こさせる上
で必要とされる官能性アクリル酸エステルもしくはメタ
クリル酸エステル系の好ましい含有量は、被覆層中に5
〜30wt%、とくに好ましくは、10〜25wt%で
ある。この含有量が5wt%未満ではメラミン系樹脂と
の架橋するカルボキシル基またはヒドロキシル基の量が
少なく、強靭な被覆層が得られにくい。また30wt%
以上となるとこれに見合うだけのメラミン系樹脂の量が
必要となる。架橋反応が不充分であると未反応のヒドロ
キシル基、カルボキシル基または、メラミン系樹脂が多
く残り環境安定性が悪化する。またすべてを反応させて
しまうと、低温低湿下での帯電量の上昇により、良好な
画像が得られない。
【0034】上記以外の官能性を有さないアクリル・ス
チレン系樹脂の構成成分としては、アクリル酸メチル、
アクリル酸エチル、アクリル酸プロピル、アクリル酸n
−ブチル、アクリル酸iso−ブチル、アクリル酸te
rt−ブチル、アクリル酸n−オクチル、アクリル酸デ
シル、アクリル酸−2−エチルヘキシル、メタクリル酸
メチル、メタクリル酸エチル、メタクリル酸プロピル、
メタクリル酸−n−ブチル、メタクリル酸−iso−ブ
チル、メタクリル酸−tert−ブチル、メタクリル酸
−n−オクチル、メタクリル酸デシル、メタクリル酸−
2−エチルヘキシル等を挙げることができる。
【0035】本発明に使用されるメラミン系樹脂として
は、トリメチロールメラミン、ヘキサメチロールメラミ
ン、トリメトキシメチロールメラミン、ヘキサメトキシ
メチロールメラミン、トリイソプロパノールメラミン、
ヘキサイソプロパノールメラミン、トリメトキシイソプ
ロパノールメラミン、ヘキサメトキシイソプロパノール
メラミン、トリブタノールメラミン、ヘキサブタノール
メラミン、トリメトキシブタノールメラミン、ヘキサメ
トキシブタノールメラミン、トリイソブタノールメラミ
ン、ヘキサイソブタノールメラミン、トリメトキシイソ
ブタノールメラミン、ヘキサメトキシイソブタノールメ
ラミンなどが挙げられる。
【0036】メラミン系樹脂の好ましい含有量は、アク
リル・スチレン系樹脂に対して10〜35wt%、とく
に好ましくは15〜30wt%である。また、メラミン
系樹脂と官能性アクリル酸エステルもしくはメタクリル
酸エステル系との架橋反応を十分進めるため、メラミン
系樹脂の含有量はアクリル・スチレン系樹脂中の官能性
アクリル酸エステル、もしくはメタクリル酸エステル系
の含有量を上回る方が好ましく、5wt%以上多い方が
特に好ましい。メラミン系樹脂の量が10wt%以下で
あると強靭な被覆層が得られにくい。35wt%以上に
なるとこれに見合うだけの官能性アクリル酸エステルも
しくはメタクリル酸エステル系の量が必要となる。架橋
反応が不充分であると未反応のヒドロキシル基、カルボ
キシル基またはメラミン樹脂が多くのこり、環境安定性
が悪化する。また、すべてを反応させてしまうと低温低
湿下での帯電上昇が起こる。
【0037】メラミン系樹脂の含有量がアクリル・スチ
レン系樹脂中の官能性アクリル酸エステルもしくはメタ
クリル酸エステル系の含有量より少ない場合は、焼付を
行う際、官能性アクリル酸エステルもしくはメタクリル
酸エステル系との強靭な樹脂被覆層ができないため好ま
しくない。
【0038】本発明の被覆層を形成するために用いられ
る溶剤としては、トルエン、キシレン、セルソルブブチ
ルアセテート、メチルエチルケトン、メチルイソブチル
ケトン、メタノールなどが挙げられる。
【0039】樹脂被覆量としては、1.0〜10.0w
t%が好ましく、特に、2.5〜4.5wt%が好まし
い。キャリア芯材に被覆する樹脂の被覆量が1.0wt
%未満になると本発明に用いられるキャリア芯材の表面
性指数の範囲(2.2〜5.2)では、キャリア表面に
均一な表面層を形成することが出来なくなる。10wt
%を超えると被覆層が厚くなりすぎ、キャリア粒子同士
の造粒が発生し、また被覆層内にクラッチが入ってしま
い均一なキャリア粒子を得ることができない。
【0040】キャリア芯材上に被覆層を形成させるには
、上記に示したアクリル・スチレン系樹脂およびメラミ
ン系樹脂を溶剤に溶かしたものを、キャリア芯材に浸せ
き法、スプレー法、ハケ塗り等により塗布し、その後乾
燥等により溶剤を飛ばしてから焼付を行う。焼付温度と
しては、一般的には100〜195℃であるが、好まし
くは、140〜190℃である。面積強度比を0.05
〜0.50に保つためには樹脂の種類に合わせて焼付温
度と時間を選ぶことが重要である。また当然のことなが
ら、焼付温度が200℃以上ではアクリル部分の一部が
分解することがあり、この場合面積強度比は、0.05
未満となる。また焼付温度が140℃未満では、面積強
度比が0.50を超えてしまうことがある。
【0041】
【実施例】以下実施例等に基づき、本発明を具体的に説
明する。
【0042】実施例1 フェライト粒子(パウダーテック社製「F−2535」
)を用い、平均粒径60μm、表面性指数2.3(BE
T法比表面積:720cm2/g、空気透過法比表面積
:313cm2/g)のキャリア芯材を得た。このキャ
リア芯材にアクリル・スチレン系樹脂(スチレン−メタ
クリル酸メチル−アクリル酸エチル−メタクリル酸−2
−ヒドロキシエチル−ポリエーテルポリオール[構成比
5.2:71.8:17:3:3])88wt%とメラ
ミン系樹脂(ヘキサメトキシメチロールメラミン)12
wt%をトルエン溶剤に溶解した樹脂を、流動床を用い
てこのキャリア芯材に対し2.5wt%コーティングし
、更に180℃で3時間焼付を行い、上記樹脂によって
被覆されたキャリア(A−1)を得た。
【0043】キャリア(A−1)の被覆層中の未反応分
のメラミン系樹脂と未反応分のアクリル・スチレン系樹
脂中スチレンとの面積強度比(Im/Is)は、0.0
9であった。
【0044】キャリア評価に使用したトナーとしては、
下記に示す各色トナーを用いた。 イエロートナー                  
                         
 重量部  スチレンアクリル変性ポリエステル樹脂 
                    100  
有機顔料   リオノール  イエロー(Lionol
  Yellow)       2.5      
       FG−1310(東洋インキ製造社製)
  帯電制御剤 ボントロンE−84        
                         
3             (オリエント化学社製)
【0045】上記材料をヘンシェルミキサーで十分混合
し、二軸押出機で混練後、冷却し、混合物をフェザーミ
ルで粗粉砕した。その後ジェット粉砕機と風力分級機を
用い、粒径5〜25μm(平均粒径10.5μm)の粒
子にし、疎水性チタン(T−805;日本エロジル社製
)1.0wt%と疎水性シリカ(H2000/4;ワッ
カー社製)0.2wt%を上記イエロー粒子に添加し、
ヘンシェルミキサーで混合した。
【0046】マゼンタトナー 顔料としてリオノール・レッド(Lionol  Re
d)  6B  FG−4213(東洋インキ製造社製
)2.5重量部を用いた以外は前記イエロートナーと同
様にして製造したマゼンタトナーを用いた。
【0047】シアントナー 顔料としてリオノール・ブルー(Lionol  Bl
ue)  FG−7350(東洋インキ製造社製)2.
5重量部を用いた以外は前記イエロートナーと同様にし
て製造したシアントナーを用いた。
【0048】ブラックトナー 顔料としてカーボンブラックMA#8(三菱化成社製)
2.5重量部を用いた以外は前記イエロートナーと同様
にして製造したブラックトナーを用いた。
【0049】キャリア(A−1)と上記に示した各色ト
ナーを用い、各色ともトナー濃度が7.0wt%の現像
剤に調整し、CF70(ミノルタカメラ社製)を用いて
耐刷評価を行った。このときの画像評価(画像濃度、画
像上カブリ、キャリア付着、トナー飛散、帯電量の環境
変動、総合評価)を以下のごとくランク付けした。 ◎:非常に良好、○:良好、△:やや不良、×:不良結
果を第1表に示す。
【0050】実施例2 フェライト粒子(パウダーテック社製「F−3040」
)を用い、平均粒径45μm、表面性指数4.8(BE
T法比表面積:2016cm2/g、空気透過法比表面
積:420cm2/g)のキャリア芯材を得た。アクリ
ル・スチレン系樹脂(スチレン−メタクリル酸メチル−
アクリル酸エチル−メタクリル酸−2−ヒドロキシエチ
ル−ポリエーテルポリオール[構成比15.3:44.
7:12:10:18])67wt%とメラミン系樹脂
(ヘキサメトキシメチロールメラミン)33wt%を実
施例1と同じ方法で、4.3wt%このキャリア芯材に
コーティングし、更に150℃で3時間焼付を行いキャ
リア(A−2)を得た。キャリア(A−2)の面積強度
比(Im/Is)は、0.35であった。
【0051】このキャリア(A−2)と実施例1で用い
た各トナーを使用し、各色ともトナー濃度8.0wt%
の現像剤に調整し、CF70(ミノルタカメラ社製)を
用いて、耐刷評価を行った。その際の画像評価を第1表
に示す。
【0052】実施例3 フェライト粒子(パウダーテック社製「F−300」を
用い、平均粒径52μm、表面性指数3.3(BET法
比表面積:1140cm2/g、空気透過法比表面積:
345cm2/g)のキャリア芯材を得た。アクリル・
スチレン系樹脂(スチレン−メタクリル酸メチル−アク
リル酸エチル−メタクリル酸−2−ヒドロキシエチル−
ポリエーテルポリオール[構成比10:57:12:6
:15])78wt%とメラミン系樹脂(ヘキサメトキ
シメチロールメラミン)22wt%を実施例1と同じ方
法で、3.0wt%キャリア芯材にコーティングし、更
に160℃で5時間焼付を行い、キャリア(A−3)を
得た。キャリア(A−3)の面積強度比(Im/Is)
は、0.20であった。
【0053】このキャリア(A−3)と実施例1で用い
た各トナーを使用し、各色ともトナー濃度8.0wt%
の現像剤に調整し、CF70(ミノルタカメラ社製)を
用いて、耐刷評価を行った。その際の画像評価を第1表
に示す。
【0054】実施例4 フェライト粒子(パウダーテック社製「F−300」)
を用い、平均粒径48μm、表面性指数2.8(BET
法比表面積:1002cm2/g、空気透過法比表面積
;358cm2/g)のキャリア芯材を得た。アクリル
・スチレン系樹脂(スチレン−メタクリル酸メチル−ア
クリル酸エチル−アクリル酸−2−エチルヘキシル−メ
タクリル酸−メタクリル酸−2−ヒドロキシエチル−メ
タクリル酸ポリプロピレングリコールモノエステル[構
成比12.4:27.6:29:10:6:8:7])
75wt%とメラミン系樹脂(ヘキサメトキシメチロー
ルメラミン)25wt%をメタノール溶剤に溶解し、こ
のキャリア芯材に対して3.5wt%を流動床を用いて
コーティングしたのち、165℃で6時間焼付を行い、
キャリア(A−4)を得た。キャリア(A−4)の面積
強度比(Im/Is)は、0.18であった。
【0055】このキャリア(A−4)と実施例1で用い
た各トナーを使用し、各色ともトナー濃度を8.0wt
%の現像剤に調整し、CF70(ミノルタカメラ社製)
を用い、耐刷評価を行った。又、その際の画像評価を第
1表に示す。
【0056】実施例5 フェライト粒子(パウダーテック社製「F−2535」
)を用い、平均粒径58μm、表面性指数4.5(BE
T法比表面積:1463cm2/g、空気透過法比表面
積;325cm2/g)にしたキャリア芯材にアクリル
・スチレン系樹脂(スチレン−メタクリル酸メチル−ア
クリル酸エチル−メタクリル酸−2−ヒドロキシエチル
−ポリエーテルポリオール[構成比7.3:67.7:
12:6:7])83wt%とメラミン系樹脂(ヘキサ
メトキシメチロールメラミン)17wt%を実施例1と
同じ方法で、2.8wt%キャリア芯材にコーティング
し、更に170℃で4時間焼付を行い、上記樹脂によっ
て被覆されたキャリア(A−5)を得た。  キャリア
(A−5)の面積強度比(Im/Is)は、0.13で
あった。
【0057】このキャリア(A−5)と実施例1で用い
た各トナーを使用し、各色ともトナー濃度8.0wt%
の現像剤に調整し、CF70(ミノルタカメラ社製)を
用いて、耐刷評価を行った。その際の画像評価を第1表
に示す。
【0058】実施例6 フェライト粒子(パウダーテック社製「F−300」)
を用い、平均粒径50μm、表面性指数5.2(BET
法比表面積:1893cm2/g、空気透過法比表面積
;364cm2/g)のキャリア芯材を得た。実施例4
の樹脂4.0wt%を実施例4と同じ方法でコーティン
グし、更に145℃で3時間焼付を行いキャリア(A−
6)を得た。キャリア(A−6)の面積強度比(Im/
Is)は、0.45であった。
【0059】このキャリア(A−6)と実施例1で用い
た各トナーを使用し、各色ともトナー濃度8.0wt%
の現像剤に調整し、CF70(ミノルタカメラ社製)を
用いて耐刷評価を行った。その際の画像評価を第1表に
示す。
【0060】実施例7 フェライト粒子(パウダーテック社製「F−2535」
)を用い、平均粒径65μm、表面性指数5.0(BE
T法比表面積:1485cm2/g、空気透過法比表面
積;297cm2/g)のキャリア芯材を得た。実施例
4の樹脂4.0wt%を実施例4と同じ方法でコーティ
ングし、更に160℃で5時間焼付を行いキャリア(A
−7)を得た。キャリア(A−7)の面積強度比(Im
/Is)は、0.28であった。
【0061】このキャリア(A−7)と実施例1で用い
た各トナーを使用し、各色ともトナー濃度7.0wt%
の現像剤に調整し、CF70(ミノルタカメラ社製)を
用いて耐刷評価を行った。その際の画像評価を第1表に
示す。
【0062】比較例1 実施例1のキャリア芯材に、アクリル・スチレン系樹脂
(スチレン−メタクリル酸メチル−アクリル酸エチル−
メタクリル酸−2−ヒドロキシエチル:ポリエーテルポ
リオール[構成比17.3:22.7:7:33:20
])63wt%とメラミン系樹脂(ヘキサメトキシメチ
ロールメラミン)37wt%を実施例1と同じ方法で、
3.0wt%コーティングし、更に130℃で1時間焼
付を行いキャリア(H−1)を得た。キャリア(H−1
)の面積強度比(Im/Is)は、0.58であった。
【0063】このキャリア(H−1)と実施例1で用い
た各トナーを使用し、各色ともトナー濃度7.0wt%
の現像剤に調整し、CF70(ミノルタカメラ社製)を
用いて耐刷評価を行った。その際の画像評価を第1表に
示す。
【0064】比較例2 実施例1のキャリア芯材に、アクリル・スチレン系樹脂
(スチレン−メタクリル酸メチル−アクリル酸エチル−
メタクリル酸−2−ヒドロキシエチル−ポリエーテルポ
リオール[構成比11.8:69.2:16:2:1]
)60wt%とメラミン系樹脂(ヘキサメトキシメチロ
ールメラミン)40wt%を実施例1と同じ方法で、3
.0wt%コーティングし、更に135℃で2時間焼付
を行いキャリア(H−2)を得た。キャリア(H−2)
の面積強度比(Im/Is)は、1.10であった。
【0065】このキャリア(H−2)と実施例1で用い
た各トナーを使用し、各色ともトナー濃度7.0wt%
の現像剤に調整し、CF70(ミノルタカメラ社製)を
用いて耐刷評価を行った。その際の画像評価を第1表に
示す。
【0066】比較例3 フェライト粒子(パウダーテック社製「F−500」)
を用い、平均粒径25μm、表面性指数6.0(BET
法比表面積:3540cm2/g、空気透過法比表面積
;590cm2/g)のキャリア芯材得た。実施例4の
樹脂4.0wt%を実施例4と同じ方法でコーティング
し、更に120℃で2時間焼付を行いキャリア(H−3
)を得た。キャリア(H−3)の面積強度比(Im/I
s)は、0.61であった。
【0067】このキャリア(H−3)と実施例1で用い
た各トナーを使用し、各色ともトナー濃度10.0wt
%の現像剤に調整し、CF70(ミノルタカメラ社製)
を用い、耐刷評価を行った。その際の画像評価を第1表
に示す。
【0068】比較例4 フェライト粒子(パウダーテック社製「F−150」)
を用い、平均粒径80μm、表面性指数1.7(BET
法比表面積:310cm2/g、空気透過法比表面積:
182cm2/g)のキャリア芯材を得た。実施例4の
樹脂2.0wt%を実施例4と同じ方法でコーティング
し、更に150℃で5時間焼付を行いキャリア(H−4
)を得た。キャリア(H−4)の面積強度比(Im/I
s)は、0.03であった。
【0069】このキャリア(H−4)と実施例1で用い
た各トナーを使用し、各色ともトナー濃度6.0wt%
の現像剤に調整し、CF70(ミノルタカメラ社製)を
用いて耐刷評価を行った。その際の画像評価を第1表に
示す。
【0070】比較例5 実施例2に示したキャリア芯材と樹脂を用い、実施例2
と同一の方法で樹脂を4.3wt%キャリア芯材にコー
ティングし、更に90℃で2時間焼付を行いキャリア(
H−5)を得た。キャリア(H−5)の面積強度比(I
m/Is)は、0.63であった。
【0071】このキャリア(H−5)と実施例1で用い
た各トナーを使用し、各色ともトナー濃度8.0wt%
の現像剤に調整し、CF70(ミノルタカメラ社製)を
用いて耐刷評価を行った。又、その際の画像評価を第1
表に示す。
【0072】比較例6 焼付を200℃で5時間焼付を行う以外は比較例5と同
様にしてキャリア(H−6)を得た。キャリア(H−6
)の面積強度比(Im/Is)は、0.03であった。
【0073】このキャリア(H−6)と実施例1で用い
た各トナーを使用し、各色ともトナー濃度8.0wt%
の現像剤に調整し、CF70(ミノルタカメラ社製)を
用いて耐刷評価を行った。その際の画像評価を第1表に
示す。
【0074】
【表1】
【0075】
【表2】
【0076】
【発明の効果】以上に示した通り、本発明の電子写真キ
ャリアは、キャリアに対するトナーのスペント化が少な
く、キャリア表面の樹脂被覆層の剥離、脱落等が少なく
、耐久性があり、環境の変動においても安定した帯電性
能を有する。またこのキャリアを用いて現像剤の寿命お
よび画像特性を大幅に向上することが可能となる。
【0077】
【図面の簡単な説明】
【図1】  未反応部分の面積強度比(Im/Is)を
求めるためのFT−IRチャートの1例。
【0078】
【符号の説明】
1):メラミン系樹脂中のトリアジン環骨格振動2):
アクリル・スチレン系樹脂中のスチレンのベンゼン環C
−H面外変角振動をそれぞれ表す。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  アクリル・スチレン系樹脂およびこれ
    と架橋反応しうるメラミン系樹脂を含有する被覆層を有
    し、かつ、当該被覆層中の未反応成分のメラミン系樹脂
    と未反応分のアクリル・スチレン系樹脂中のスチレンと
    の面積強度比が、0.05〜0.50であることを特徴
    とする電子写真現像剤用キャリア。
  2. 【請求項2】  被覆層中のアクリル・スチレン系樹脂
    を構成する成分として、アクリル酸またはメタクリル酸
    及び官能性を有するアクリル酸エステルもしくはメタク
    リル酸エステル系のうちの1種以上を含有し、その含有
    量が5〜30wt%でかつ、メラミン系樹脂を10〜3
    5wt%含んでいることを特徴とする請求項1記載の電
    子写真現像剤用キャリア。
  3. 【請求項3】キャリア芯材の表面性指数が2.2〜5.
    2の範囲であり、かつ平均粒径が30〜65μmである
    ことを特徴とする請求項2記載の電子写真現像剤用キャ
    リア。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0876416A (ja) * 1994-08-31 1996-03-22 Mita Ind Co Ltd 二成分系現像剤
EP0990954A1 (en) * 1998-09-30 2000-04-05 Canon Kabushiki Kaisha Resin-coated carrier, two component type developer, and developing method
JP2001117285A (ja) * 1999-10-22 2001-04-27 Fuji Xerox Co Ltd 静電荷現像用キャリア、静電荷像現像剤、及び画像形成方法

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