JPH0435807Y2 - - Google Patents

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JPH0435807Y2
JPH0435807Y2 JP1051587U JP1051587U JPH0435807Y2 JP H0435807 Y2 JPH0435807 Y2 JP H0435807Y2 JP 1051587 U JP1051587 U JP 1051587U JP 1051587 U JP1051587 U JP 1051587U JP H0435807 Y2 JPH0435807 Y2 JP H0435807Y2
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JP
Japan
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urine
valve
urine collection
toilet bowl
rod
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JP1051587U
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JPS63118567U (ja
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Priority to US07/149,190 priority patent/US4961431A/en
Priority to EP88300665A priority patent/EP0278631B1/en
Priority to CA000557523A priority patent/CA1324415C/en
Priority to DE8888300665T priority patent/DE3879726T2/de
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Publication of JPH0435807Y2 publication Critical patent/JPH0435807Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は尿を検査するために放尿の一部を採取
すべく便器に設けられた採尿部の構造に関する。
(従来の技術) 放尿の一部を採取し、これを分析して尿中の
糖、タンパク等を検出し、成人病の予防を行うよ
うにした便器(衛生器具)が実開昭60−4682号と
して知られている。
この便器は便器のボール部にポツプアツプ式の
弁を設け、この弁をリンク機構を介して手動によ
つて上げ下げすることで開閉し、開状態のときに
放尿の一部を採取するようにしたものである。
(考案が解決しようとする問題点) 上述した従来の採尿部構造にあつては、弁を手
動で上げて尿採取用の通路を開とし、手動で閉と
するので面倒であり、又開くのを忘れれば尿の採
取ができず開いたままだと異物まで通路内に流れ
込み詰りの原因となる。
(問題点を解決するための手段) 上記問題点を解決すべく本考案は、弁を上げ下
げすることで導尿通路を開閉するようにした採尿
部構造において、弁の開閉を自動的に行うように
した。
(作用) 導尿通路内の開口部は駆動部に連結された弁に
よつて自動的に開閉されるので手間がかからず又
開閉も確実である。
(実施例) 以下に本考案の実施例を添付図面に基いて説明
する。
第1図は本考案に係る採尿部構造を適用した便
器の断面図であり駆動装置としてモータを用いた
ものを示す。便器1はボール部2の形状を後方部
分が大きくなつており、このボール部2の前部3
に採尿部7を設けている。
採尿部7の構造は、ボール部の前部3の壁に開
閉弁9を設けている。
開閉弁9の構造は第2図に示すように、ケース
10の下部を筒状部11とし、ケース10下面に
正逆回転可能なモータ12を固着し、このモータ
12によつて回転する回転体3を前記筒状部11
内に臨ませ、この回転体13には昇降体14を螺
合し、この昇降体14の一部を前記筒状部11に
上下方向に形成したスリツト15に係合し、昇降
体14が回転しないようにしている。而してモー
タ12が回転すると昇降体14は回転体13と螺
合しているため、スリツト15に沿つて上下動す
る。
一方、ケース10の上面にはジヨイント16を
介して弁座17が螺着され、これらジヨイント1
6及び弁座17は筒状をなし、これらジヨイント
16及び弁座17内に導尿通路18が形成されて
いる。また弁座17の上部外周面はテーパ面とさ
れ、このテーパ面は前記外側壁4に形成した孔部
19のテーパ面に対しナツト20によつて弁座1
7を外側壁4に固着する際にシール部材21を介
して密に押し付けられる。
また、前記導尿通路18内にはケース10を貫
通したロツド22が臨んでいる。このロツド22
の先端部には導尿通路18を開閉する弁体23が
取付けられ、筒状部11内に臨むロツド22の下
端部には前記昇降体14と対向するフランジ部2
4が設けられ、このフランジ部24とケース内面
との間にスプリング25を縮装しロツド22を下
方、つまり弁体23が導尿通路18を閉じる方向
に付勢している。
また弁座17の上面はキヤツプ状のストレーナ
26にて覆われ、弁体23が上動して導尿通路1
8が開となつた際に、導尿通路18内に異物が流
入しないようにしている。
更にケース10の一部には導尿通路18と連通
するジヨイント部27を形成し、このジヨイント
部27に導管28の一端を接続している。この導
管28は便器1の側方を通つて後方に延長され、
その後端部はボール部2の後部に上方から開口
し、この導管28の後端部近傍には第1図に示す
ように試験紙29を収納したカセツト30と、フ
オトダイオード等を組込んだセンサー31を配置
している。
また導管28の後端部付近には、尿通過検出セ
ンサー33を設けている。
以上において使用者がスタートボタンを押して
放尿を行うと、モータ12が駆動して回転体13
が回転し、この回転体13の回転によつて昇降体
14が上動し、昇降体14が上動してフランジ部
24を介してフロツド22を押し上げ、弁体23
を上動せしめて導尿通路18を開とする。または
便器の近くに人体検知センサーを設けて人が便器
に近づいた時に開閉弁9を開にしてもよい。する
とボール部2に放出された尿は採尿部7より導尿
通路18内に流入する。
そして導尿通路18内に流入した尿は導管28
に設けた小型ポンプ32によつて吸引され、カセ
ツト30から自動的に引き出された試験紙29上
に所定時間滴下され、尿を滴下したことによる発
色の度合いを所定時間後センサー31にて検出
し、尿中の糖分、タンパク、ウロビリ或いは潜血
の量を測定し、この測定値を制御装置を介して表
示器に表示する。
また、センサー31による測定が終了した後は
試験紙29はそのまま便器1に棄てた後、バルブ
43を開として導管23内にポンプ42及び給水
管41を介して洗浄水を導入し、導管28を洗浄
する。この時洗浄水は開閉弁9からボール部2に
噴出するが弁体23及びストレーナ26によりボ
ール部2内より飛び出すことはない。尿通過検出
センサー33が尿の通過を検知して所定時間後に
小型ポンプ32の駆動を停止するとともにモータ
12を逆回転させ開閉弁9を閉じる。次いで導管
28内の洗浄水を排出するためバルブを閉、ポン
プ42をオフとし、ポンプ32を駆動し、導管2
8内の洗浄水をボール部2に排出する。洗浄及び
排出時には開閉弁9は開いておき排出がおわると
開閉弁9を閉じて次の分析に備えるようにする。
なお、駆動装置としてはモータに限らずプラン
ジヤー等でもよい。
(考案の効果) 以上に説明した如く本考案によれば、便器に採
尿部を設け、この採尿部から放尿の一部を採取す
るようにした構造において、モータ等の駆動装置
によつて弁体を上下動させているので、従来の手
動式に比べ大巾に使用者の手間が省かれる。更
に、電気的に制御できるため必要に応じてこまか
に開閉できるため開時間を短くでき又閉じ忘れに
より異物が導管内に入ることを防止することがで
きる。これは弁体の外側にストレーナを設けるこ
とにより確実になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る採尿部構造を適用した便
器の縦断面図、第2図は弁の拡大断面図である。 尚、図面中1は便器、2はボール部、7は採尿
部、9は開閉弁、10はケース、12はモータ、
18は導尿通路、22はロツド、23は弁体、2
6はストレーナである。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 放尿の一部を採取すべく便器の一部に設けら
    れた採尿部において、この採尿部は便器に弁座
    を固着し、この弁座に形成した導尿通路内にロ
    ツドを上下動可能にし、このロツドの上動によ
    り前記導尿通路を開成し、ロツドの下動により
    前記導尿通路を閉成する弁体をロツド先端部に
    取付け、ロツドの他端を駆動装置に接続したこ
    とを特徴とする便器の採尿部の構造。 (2) 前記採尿部の弁体の外側にストレーナを設け
    たことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第
    1項記載の便器の採尿部の構造。
JP1051587U 1987-01-27 1987-01-27 Expired JPH0435807Y2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1051587U JPH0435807Y2 (ja) 1987-01-27 1987-01-27
US07/149,190 US4961431A (en) 1987-01-27 1988-01-27 Toilet device with health examination system
EP88300665A EP0278631B1 (en) 1987-01-27 1988-01-27 Toilet device with health examination system
CA000557523A CA1324415C (en) 1987-01-27 1988-01-27 Toilet device with health examination system
DE8888300665T DE3879726T2 (de) 1987-01-27 1988-01-27 Toilettengeraet mit einem system zur gesundheitsuntersuchung.

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1051587U JPH0435807Y2 (ja) 1987-01-27 1987-01-27

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63118567U JPS63118567U (ja) 1988-08-01
JPH0435807Y2 true JPH0435807Y2 (ja) 1992-08-25

Family

ID=30796880

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1051587U Expired JPH0435807Y2 (ja) 1987-01-27 1987-01-27

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Publication number Publication date
JPS63118567U (ja) 1988-08-01

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