JPH04357951A - 治療用光伝送針 - Google Patents

治療用光伝送針

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JPH04357951A
JPH04357951A JP23071391A JP23071391A JPH04357951A JP H04357951 A JPH04357951 A JP H04357951A JP 23071391 A JP23071391 A JP 23071391A JP 23071391 A JP23071391 A JP 23071391A JP H04357951 A JPH04357951 A JP H04357951A
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JP
Japan
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needle
hollow
light transmission
core
needle tip
Prior art date
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Pending
Application number
JP23071391A
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English (en)
Inventor
Michio Fukushima
三千夫 福島
Kazuo Uejima
一夫 上島
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Nissin Medical Industries Co Ltd
Original Assignee
Nissin Medical Industries Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
0001
【産業上の利用分野】体内の病根部位に熱的刺戟を与え
、治療効果を得る。 0002
【従来の技術】昔より鍼術として外径が0.3mm以下
の鍼を用い、これを体内に押入し、体内組織に一定の機
械的刺戟載を与えたり、又灸術として艾を皮膚上で燃焼
せしめて身体組織の広い範囲に熱的刺戟を与えて、各種
の病を治療する事が行われていた。 0003
【発明が解決しようとする課題】我々は鍼灸術の治療効
果を高める為、又灸術を行う過程に生じている身体の損
傷などの副作用を解決する為、身体内の病根部分に極め
て限られた範囲の機械的、熱的刺戟を与える事により、
副作用や、健全な部分への損傷を押えながら効果的な治
療が得られないかとの考えにもとづき種々検討して来た
が、光伝送性のある極めて細い針を体内の病根部分に的
確に押入し、光を光伝送針を通して送り込み、針先周辺
で発熱せしめる事により達成可能である事が判明した。 しかし針を押入する際の痛みを押えるには、細い針特に
外径が0.30m/m以下の針が必要となったが、現在
迄かかる細い径を有する光伝送針は存在していなかった
。 0004
【課題が解決するための手段】外径が0.3mm以下の
金属の中空細管の内径は、其の製法、得られた中空細管
の強度・剛性より、中空部の内径を0.15mm以上と
する事は不可能とされている。特に外径が0.25mm
以下の金属の中空細管では、中空部の内径は0.10m
m以下になる事が予想される。一方光伝送可能なガラス
ファイバー,プラスチックファイバーについても、上記
内径より細い外径をもつファイバーは製造困難であり、
又製造したとしても金属の中空細管への挿入作業は不可
能に近い。これを解決する為の方法として金属の中空細
管の中に光伝送性を有する高分子物質を重合性組成物を
重合して形成せしめ、鋭角の針先、好ましくは60°以
内の針先を付与する事により、可能となった。又この際
先端の高分子物部分を金属メッキすれば、身体内への挿
入がより好ましい結果を得る事も判明した。此の場合伝
送された光が直接体内組織に入り発熱する事は出来ない
が、針先の針方向の断面を抛物線状にする事で、針先部
分で集光発熱せしめ、メッキ層を通して体内組織を加熱
する事が可能であった。上記の如く、金属の中空細管の
中に光伝送性を有する高分子物質を細管内で重合せしめ
る事により十分な光伝送性を持った針を作成出来るが、
本発明の特許請求の範囲の
【請求項3】,
【請求項4】に示し光伝送針はより好ましい光伝送性が
認められた。即ち金属の中空細管内の管壁に沿って光伝
送性高分子物質の鞘部に相当する部分を作成し、次いで
芯部に相当する部分を各部に適した重合性組成物を重合
する事により可能となった。この際鞘部を形成する高分
子物質の屈折率は芯部を形成する高分子物質の屈折率よ
り低い事が、好ましくは5%以上低い事が必要であった
。金属の中空細管内に、メチルメタアクリレートとこれ
と共重合する(メタ)アクリル酸エステルに、屈折率を
低下するのに必要な、弗素を含む、不飽和二重結合を1
つ又は複数個持った重合性モノマーと、該鞘部高分子物
質が、芯部を形成する重合性低分子化合物により膨潤す
るのを防止するのに必要な不飽和二重結合を複数個持っ
た重合性低分子化合物を配合した重合性組成物を、加圧
又は減圧下に充填する。後、加圧又は減圧下に上記重合
性組成物を一部排出して金属の中空細管内に連續した中
空部を形成せしめた後重合を行い金属の中空細管内に鞘
部となる共重合高分子物層を中空細管の円周に沿って形
成する。しかる後に
【請求項3】に記載の芯材を形成するメチルメタアクリ
レート、スチレンを主体とする共重合性組成物を加圧下
に充填し、針先を十分に脱気された状態で密封後、高圧
方向に向け金属の中空細管内の温度が0.2℃/cm以
上の温度勾配で好ましくは0.3℃/cm〜0.6℃/
cmの温度勾配で低下する様調整された温度条件下で重
合を始め、光伝送路を作制した。此の際用いられる弗素
系化合物としては、弗素を少くとも20重量%以上含む
フルオロアルキルメタアクリレート、フルオロアルキル
アクリレート、テトラフルオロエチレン、ヘキサフルオ
ロプロピレン、フツ化ビニリデン、トリフルオロクロロ
エチレンが利用できる。又該鞘部が形成された後、芯部
を形成する重合性組成物が充填された時、鞘部の膨潤を
防ぐ為に添加する重合性低分子化合物としては、ジビニ
ルベンゼン、アルキレングリコールジアクリレート、ア
セチルアセトンジアクリレート等が利用できる。重合反
応は、一般に用いられている過酸化物、アゾ化合物等の
ラジカル重合開始剤、第一級、第2級、第3級、多官能
メルカプタンなどの連鎖移動剤が重合温度により適時選
択して利用される。重合温度は金属の中空細管内での温
度勾配が上記の範囲で始められるが、所定時間経過後、
温度勾配が逐次小さくなる様中空細管の温度を上げなが
ら重合を行い、重合率が80%以上に達した段階で、光
伝送針全体を使用重合性化合物群のもっとも低い沸点を
もった化合物の沸点以下で且芯部を形成する高分子物質
の二次転移点以上の温度で長時間好ましくは10〜30
時間保つ事により重合を完結する事が出来る。かくして
中空の細管内に光学的な歪、空間部をもたない光伝送針
を得た。又重合に際し、針先を密封する時、所定の針先
形状をもったキャップを用いる事により針先の研摩工程
を簡略化する事も可能であった。 0005
【作  用】本発明により得られた光伝送針は各種波長
をもった光の発生機、特にスペクトル幅の狭いレーザー
光の発生機に連結する事により使用される。本発明によ
る光伝送針は細針で特に外径0.30mm以下のものは
全く痛みを伴う事なく体内の病根部分に到達可能である
。 光が光伝送針を透過して針先周辺の極めて限られた範囲
で発熱し熱刺戟が与えられるので、副作用や病根部分以
外での損傷を伴なわずに治療効果が得られる。 0006
【実施例】本発明につき実施例を挙げより詳細に説明す
る。 〔実施例1〕外径0.3m/m、内径0.15m/m、
長さ20cmのステンレスの中空細管内にメチルメタア
クリレート50部、スチレン50部、ターシヤリブチル
パーオキシ−2−エチルヘキサノエート0.5部、2.
2−ビスターシヤリブチルパーオキシオクタン0.3部
、ターシヤリブチルメルカプタン0.1部からなる重合
性組成物を真空下に吸引充填する。針の一方を密封した
後、密封した細管部分の温度を80℃に保ち、中空針の
他端より0.2kg/cm2の圧力を加へながら74℃
に保ち約3時間反応を行う。後、密封側より中空細管の
他端に向け昇温せしめ約3時間後に針全体の温度を80
℃迄温度を上げ、更に90℃で24時間重合反応を継続
した。反応終了後一端を研摩し40°の角度をもつ針先
とした。 〔実施例2〕外径0.20m/m、内径0.09m/m
、長さ20cmのステンレスの中空細管内にメチルアク
リレート30部、2.2.2−トリフルオロエチルメタ
アクリレート70部、エチレングリコールジアクリレー
ト1.5部、オクタノイルパーオキサイド0.5部、タ
ーシヤリブチルパーオキシラウレート0.2部、n−オ
クチルメルカプタン0.05部からなる重合性組成物を
加圧下に充填後、充填液の約90%を圧力下に排出して
金属の中空細管に連続した中空部を形成せしめた後、温
度70℃で約5時間反応し後温度を110℃迄上昇し約
3時間重合を行う。其の後メチルメタアクリレート90
部、メチルアクリレート10部にターシヤリブチルパー
オキシイソブチレート0.5部、2.2−ビスターシヤ
リブチルパーオキシオクタン0.2部、n−ヘキシルメ
ルカプタン0.15部を加へた重合性組成物を充填し、
加圧側と反対の末端を十分に脱気した状態で密封し、密
封した末端部分の温度を90℃に保ち、加圧下になる他
端に向け遂次温度を下げ末端部分を80℃に調節された
状態で約3時間重合を進める。更に密封側より中空細管
の他端に向け昇温せめ約3時間後に針全体の温度を90
℃迄温度を上げる。後100℃で1日間重合反応を継続
した。反応終了後一端を研摩し35°の角度をもった針
先とした。 〔実施例3〕〔実施例2〕に於て、中空細管の一端を密
封する時、抛物線状の凹部を持ったメス型のキャップを
中空細管の一端にかぶせ密封する。其の後研摩工程以外
は〔実施例2〕に準じて行った。重合反応終了後キャッ
プを取除き針先を形成する高分子物質表面に銀のメッキ
を施した。
【発明の効果】〔実施例1〕、〔実施例2〕、〔実施例
3〕において得られた光伝送針の光伝送性は、760n
mから790nmに亘る近赤外光域において、〔実施例
1〕において  495dB/km、〔実施例2〕にお
いて  310dB/km、  〔実施例3〕において
  325dB/kmの導光の損失値を示した。これら
の光伝送針をレーザー発光機に連結した後、光伝送針を
体内に押入したが、痛みを感じなかった。針先が病根部
分に到達後レーザー光を投射したが、各針先の極めて限
られた範囲に熱刺戟が与えられ、身体の他の部分に副作
用や損傷を生じる事なくすぐれた治療効果が得られた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】金属の中空細管の中空部で重合性組成物を
    重合せしめて高分子物質を充填し、更に鋭角な針先を付
    与した治療用光伝送針。 【請求項2】高分子物質からなる針先の針方向の断面が
    抛物線状からなり、其の表面に金属のメッキをほどこし
    た特許請求の範囲第一項に記載の治療用光伝送針。 【請求項3】 【請求項1】に記載の高分子物質が、メチルメタアクリ
    レート、スチレンを主体とした共重合高分子物を芯材と
    し、該芯の周囲に該芯よりも屈折率の低い共重合高分子
    物の鞘材からなる特許請求の範囲第一項に記載の治療用
    光伝送針。 【請求項4】金属の中空細管に 【請求項3】に記載の屈折率の低い共重合高分子物を形
    成する重合性組成物を加圧又は減圧下に充填した後、加
    圧空気又は減圧空気により其の一部を排出して、金属の
    中空細管内に連續した中空部を形成せしめた後重合せし
    め、金属の中空細管内に 【請求項3】に記載の芯材を形成する共重合物組成物に
    より膨潤する事のない共重合高分子物層を中空細管の円
    周に沿って形成する。しかし後に 【請求項3】に記載の芯材を形成するメチルメタアクリ
    レート、スチレンを主体とする共重合性組成物を加圧下
    に充填し、針先を密封後、針先より高圧方向に向け0.
    2℃/cm以上の温度勾配で温度が低下する様に調節さ
    れた条件下で重合を進める事により得られた高分子物質
    からなる特許請求の範囲第一項に記載の治療用光伝送針
JP23071391A 1991-06-04 1991-06-04 治療用光伝送針 Pending JPH04357951A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016123491A (ja) * 2014-12-26 2016-07-11 住友ゴム工業株式会社 表面改質金属及び金属表面の改質方法
US9981073B2 (en) 2015-08-03 2018-05-29 Sumitomo Rubber Industries, Ltd. Surface-modified metal and method for modifying metal surface
US10556040B2 (en) 2015-08-27 2020-02-11 Sumitomo Rubber Industries, Ltd. Surface-modified metal and method for modifying metal surface
US10835644B2 (en) 2013-10-18 2020-11-17 Sumitomo Rubber Industries, Ltd. Surface-modified metal and method for modifying metal surface

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