JPH043578Y2 - - Google Patents

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JPH043578Y2
JPH043578Y2 JP5490486U JP5490486U JPH043578Y2 JP H043578 Y2 JPH043578 Y2 JP H043578Y2 JP 5490486 U JP5490486 U JP 5490486U JP 5490486 U JP5490486 U JP 5490486U JP H043578 Y2 JPH043578 Y2 JP H043578Y2
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JP
Japan
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motor
housing
inner cover
retainer
protection device
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Expired
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JP5490486U
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JPS62168766U (ja
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Publication of JPS62168766U publication Critical patent/JPS62168766U/ja
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Publication of JPH043578Y2 publication Critical patent/JPH043578Y2/ja
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  • Motor Or Generator Frames (AREA)
  • Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の利用分野〕 本考案はモータ保護装置に関するものである。
〔考案の背景〕
従来、バツテリー式電動工具のモータは、径方
向としてはモータの外周側面とハウジング内周面
との隙間にゴム部材の配設させて固定し、軸方向
はハウジング、インナカバインローで芯出しを
し、また、モータ両端面は面で動き止めしてい
た。しかし電動工具などの振動工具においては、
運転時に激しい振動が本体に加わるため、モータ
内部のマグネツトが破損、あるいは離脱する不具
合、さらには径方向の振動によりモータをガイド
する保持器の破損等の不具合があつた。また運転
時のモータに加わるトルクの反力が本体の振動に
加わつて、回り止め用のゴム部材が振動に追従で
きなくなり、遂にはモータの回り止めができなく
なる欠点もあつた。
〔考案の目的〕
本考案は以上の点に鑑みなされたものであり、
モータ保護の信頼性向上を可能としたモータ保護
装置を提供することを目的とするものである。
〔考案の概要〕
すなわち本考案はハンマケースを有するハウジ
ング内に収納されたモータを、前記モータの軸方
向両端部に夫々当接され、かつ前記モータを保持
する前、後方保持器と、この前、後方保持器の外
周を夫々保持すると共に、前記モータの芯出しを
しているインナカバおよび前記ハウジング内のハ
ウジングインロー部とで固定し、保護しているモ
ータ保護装置において、前記前方保持器の外周と
インナカバとの間にゴムリングを設け、前記後方
保持器の軸方向端面とハウジングとの間のハウジ
ングインロー部間にゴム部材を設けると共に、前
記モータの軸方向後端部に設けた溝部に前記ハウ
ジングに設けた突起部を係合させ、かつ前記イン
ナカバを前記ハンマケースを介して前記ハウジン
グに固定したことを特徴とするものであり、これ
によつてモータは振動を軽減して固定されるよう
になる。
〔考案の実施例〕
以下、図示した実施例に基づいて本考案を説明
する。第1図には本考案の一実施例が示されてい
る。同図に示されているように電動工具は電動工
具に使用され、かつハンマケース1を有するハウ
ジング2内に収納されたモータ3にバツテリー4
からの電力が接点金具5、スイツチ6を介して供
給され、電力が供給されたモータ3はモータシヤ
フト7を回転させ、回転力を打撃部に伝達し、締
付部材(共に図示せず)を回転、打撃させてゆ
く。このように電動工具の打撃部は締付部材を回
転、打撃させるため工具本体に大きな振動が発生
する。この振動からモータ3を保護するため、モ
ータ3はその軸方向両端面に夫々当接され、かつ
モータ3を保持する前、後方保持器8,9と、こ
の前、後方保持器8,9の外周を夫々保持すると
共に、モータ3の芯出しをしているインナカバ1
0およびハウジング2内のハウジングインロー部
2aとで固定されている。このようにモータ3を
固定し、振動から保護しているモータ保護装置
で、本実施例では前方保持器8の外周とインナカ
バ10との間にゴムリング11を設け、後方保持
器9の軸方向端面とハウジング2との間のハウジ
ングインロー部2a間にゴム部材12を設けると
共に、モータ3の軸方向後端部に設けた溝部13
にハウジング2に設けた突起部14を係合させ、
かつインナカバ10をハンマケース1を介してハ
ウジング2にねじ15で固定した。このようにす
ることによりモータ保護装置は、前方保持器8の
外周とインナカバ10との間にゴムリング11が
設けられ、後方保持器9の軸方向端面とハウジン
グ2との間のハウジングインロー部2a間にゴム
部材12が設けられると共に、モータ3の軸方向
後端部に設けた溝部13にハウジング2に設けた
突起部14が係合され、かつインナカバ10をハ
ンマケース1を介してハウジング2にねじ15で
固定して形成されるようになつて、モータ3はモ
ータ3に加わる振動を軽減して固定されるように
なり、モータ3保護の信頼性向上を可能としたモ
ータ保護装置を得ることができる。
すなわちモータ3はハウジング2内のハウジン
グインロー部2aにより芯出ししてあり、また、
ハウジング2に設けたハウジング2内の突起部1
4を、モータ3の軸方向端部側に設けた溝部13
と係合させて、モータ3の回り止めとした。モー
タ3の軸方向は後方保持器9にゴム部材12を配
置させ、インナカバ10を端面をモータ3に突き
当て、ゴム部材12を圧縮することで固定し、さ
らに、インナカバ10をハンマケース1を介して
ねじ15でハウジング2にねじ止めした。そして
前方保持器8の外周部にゴムリング11を配設し
た。このようにすることにより工具本体に発生し
た振動はハンマケース1、インナカバ10および
ハウジング2を介してモータ3に伝わつてくる
が、ハウジング2とモータ3との間にはゴム部材
12を設けたので、ゴム部材12の弾性力により
殆んど吸収され、モータ3の軸方向の振動は非常
に小さくなる。また、モータ3の径方向の振動は
前方保持器8に設けたゴムリング11により吸収
され、小さくなる。このようにモータ3に加わる
振動を小さくすることができるようになつたの
で、従来のようにモータ3内のマグネツトの破
損、離脱の不具合を回避することができた。ま
た、モータ3はその溝部13にハウジング2の突
起部14を係合させるようにしたので、従来の場
合より確実に回り止めされるようになつて、従来
のハウジング2とモータ3との間の隙間にゴム部
材を入れていた不具合、すなわち回り止めできな
くなる不具合を回避することができた。さらに、
モータ3の固定は打撃部を収納するハンマケース
1およびインナカバ10を固定するねじ15を共
用するようにしたので、組立性、信頼性を向上す
ることができた。
〔考案の効果〕
上述のように本考案はモータ保護の信頼性が向
上するようになつて、モータ保護の信頼性向上を
可能としたモータ保護装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のモータ保護装置の一実施例に
よる電動工具要部の縦断側面図である。 1……ハンマケース、2……ハウジング、2a
……ハウジングインロー部、3……モータ、8…
…前方保持器、9……後方保持器、10……イン
ナカバ、11……ゴムリング、12……ゴム部
材、13……溝部、14……突起部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ハンマケースを有するハウジング内に収納され
    たモータを、前記モータの軸方向両端面に夫々当
    接され、かつ前記モータを保持する前、後方保持
    器と、この前、後方保持器の外周を夫々保持する
    と共に、前記モータの芯出しをしているインナカ
    バおよび前記ハウジング内のハウジングインロー
    部とで固定し、保護しているモータ保護装置にお
    いて、前記前方保持器の外周とインナカバとの間
    にゴムリングを設け、前記後方保持器の軸方向端
    面とハウジングとの間のハウジングインロー部間
    にゴム部材を設けると共に、前記モータの軸方向
    後端部に設けた溝部に前記ハウジングに設けた突
    起部を係合させ、かつ前記インナカバを前記ハン
    マケースを介して前記ハウジングに固定したこと
    を特徴とするモータ保護装置。
JP5490486U 1986-04-11 1986-04-11 Expired JPH043578Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5490486U JPH043578Y2 (ja) 1986-04-11 1986-04-11

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5490486U JPH043578Y2 (ja) 1986-04-11 1986-04-11

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62168766U JPS62168766U (ja) 1987-10-26
JPH043578Y2 true JPH043578Y2 (ja) 1992-02-04

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ID=30882320

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5490486U Expired JPH043578Y2 (ja) 1986-04-11 1986-04-11

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5396768B2 (ja) * 2008-07-31 2014-01-22 日産自動車株式会社 車両用モーター取付け構造

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Publication number Publication date
JPS62168766U (ja) 1987-10-26

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