JPH04356584A - Elランプ用螢光体 - Google Patents

Elランプ用螢光体

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Publication number
JPH04356584A
JPH04356584A JP3191401A JP19140191A JPH04356584A JP H04356584 A JPH04356584 A JP H04356584A JP 3191401 A JP3191401 A JP 3191401A JP 19140191 A JP19140191 A JP 19140191A JP H04356584 A JPH04356584 A JP H04356584A
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JP
Japan
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phosphate
phosphor
coated
oxide
lead
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Pending
Application number
JP3191401A
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English (en)
Inventor
Hideyo Fujii
秀世 藤井
Hidekimi Kadokura
秀公 門倉
Kiyoharu Nakatsuka
中塚 木代春
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Chemical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sumitomo Chemical Co Ltd filed Critical Sumitomo Chemical Co Ltd
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Publication of JPH04356584A publication Critical patent/JPH04356584A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エレクトロルミネッセ
ンス(以下ELと称する。)ランプ用螢光体に関する。 詳しくは、蛍光体粒子を特定の燐酸塩で被覆した後、さ
らに該被覆層よりも透水性の低い被覆層を形成する耐湿
性物質で被覆することにより耐湿性を改良したELラン
プ用螢光体に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、表示機器のバックライトとして、
広面積に均一な輝度が得られること、軽量であること等
の特徴より、主として硫化亜鉛を含有する螢光体を用い
たELランプが賞用されている。
【0003】螢光体は湿度に弱く、外部より侵入する水
分により急激に輝度が低下するとの不都合を有する。そ
れ故、従来使用されているELランプは、背面電極上に
絶縁層、誘電率の高い有機バインダーと硫化亜鉛等の螢
光体の混合物よりなる発光層および透明電極層を配設し
、これに水分の侵入を防止すべく両電極外部より防湿フ
ィルムが被覆されているが、かかる方法においても高温
、高湿中に長時間曝しておくと、発光層表面が次第に黒
く着色し、輝度が低下する。この傾向は、紫外線照射下
では、特に顕著でEL発光体の寿命を著しく低下せしめ
る。
【0004】このような不都合を解決すべく、螢光体を
各種耐湿性材料で被覆することにより、螢光体に耐湿性
を付与して、長寿命化したEL発光体が開示されている
【0005】例えば特開昭 58−150294号公報
には、窒化珪素、酸化珪素、酸化イットリウム、チタン
酸バリウム等の緻密な絶縁体で螢光体を被覆し、外部か
ら水分子や各種イオンが螢光体中に侵入するのを防止す
ることにより、螢光体の寿命を延長できると教示してい
る。
【0006】また、特公昭60−14054号公報には
、アルカリ土類カルコゲナイド螢光体の表面に、アルカ
リ土類金属の酸化物層、該アルカリ土類金属の酸化物に
接して耐水性酸化物層を形成した三層構造螢光体とする
ことにより、螢光体の耐水性、化学的安定性が改良され
ることが記載されている。
【0007】また、米国特許 4,181,753には
、EL発光体用硫化亜鉛系螢光体を燐酸で加熱処理して
、燐酸亜鉛被覆した燐酸亜鉛被覆EL螢光体の記載があ
り、不透過性絶縁体が得られると記載されている。
【0008】しかしながら、上記した改良方法において
も未だ商品として要求される寿命(例えば点灯した螢光
体の輝度が10ntになる迄に、1500時間以上を要
する)を満足する螢光体は得られていない。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明者は、先に硫化
亜鉛系蛍光体をマグネシウム、カルシウム、ストロンチ
ウム及びバリウムから選ばれた少なくとも1種の金属よ
りなる燐酸塩で被覆することにより、蛍光体の輝度が1
0ntになる迄に、1500時間以上を要する耐湿性に
優れた蛍光体を見出し、先に特開平 1−315485
 号公報として出願した。しかし、その後更に鋭意検討
した結果、該燐酸塩被覆蛍光体を特定の耐湿性被覆材で
更に被覆する場合には、より耐湿性に優れた蛍光体を提
供し得ることを見出し本発明を完成するに至った。
【0010】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明は、マグネ
シウム、カルシウム、ストロンチウム及びバリウムから
選ばれた少なくとも1種の金属よりなる燐酸塩で被覆し
た蛍光体を、該被覆燐酸塩以外の耐湿性被覆材で被覆し
てなるELランプ用螢光体を提供するにある。
【0011】以下、本発明を更に詳細に説明する。本発
明のELランプ用螢光体(以下、被覆螢光体と称する場
合がある。)は、銅及び/または、銀付活硫化亜鉛、銅
及びマンガン付活硫化亜鉛や、または銅付活硫セレン化
亜鉛等、主として硫化亜鉛を含有する硫化亜鉛系螢光体
であり、これら蛍光体の表面を耐湿性を付与せしめる目
的で螢光体粒子表面に接する第一層に燐酸塩、更に燐酸
塩に接する第二層として燐酸塩より透湿性の低い耐湿性
被覆材で被覆した螢光体である。
【0012】本発明の実施に際し、蛍光体に被覆する第
一層の燐酸塩はマグネシウム、カルシウム、ストロンチ
ウム及びバリウムより選ばれた少なくとも1種の金属よ
りなる燐酸塩、またはこれらの複合燐酸塩や混合燐酸塩
である。
【0013】より具体的にはリン酸マグネシウム、リン
酸カルシウム、リン酸ストロンチウム、リン酸バリウム
、ピロリン酸マグネシウム、ピロリン酸カルシウム、ピ
ロリン酸ストロンチウム、ピロリン酸バリウム、ピロリ
ン酸マグネシウムカルシウム、リン酸マグネシウムスト
ロンチウム、リン酸マグネシウムバリウム、ピロリン酸
マグネシウムカルシウム、ピロリン酸マグネシウムスト
ロンチウム、ピロリン酸マグネシウムバリウム、リン酸
マグネシウムカルシウムストロンチウム、リン酸マグネ
シウムカルシウムバリウム、ピロリン酸マグネシウムカ
ルシウムストロンチウム、ピロリン酸マグネシウムカル
シウムバリウム、リン酸マグネシウムカルシウムストロ
ンチウムバリウム、ピロリン酸マグネシウムカルシウム
ストロンチウムバリウム、リン酸カルシウムストロンチ
ウム、リン酸カルシウムバリウム、ピロリン酸カルシウ
ムストロンチウム、ピロリン酸カルシウムバリウム、リ
ン酸カルシウムストロンチウムバリウム及びピロリン酸
カルシウムストロンチウムバリウム等、或いはこれら2
種以上の複合燐酸塩、縮合燐酸塩及び/またはこれらの
混合燐酸塩である。就中、マグネシウム及び/またはカ
ルシウム金属よりなる燐酸塩が特に耐湿性に優れた効果
を発揮するので好ましい。
【0014】これら燐酸塩の蛍光体への被覆は、一般に
ELランプに使用されるEL蛍光体の粒径が広範囲にあ
り、粒度分布を有するため、スラリー中で蛍光体表面に
燐酸塩を被覆する場合には、個々の蛍光体粒子に対して
均一な膜厚で被覆することは出来ない。
【0015】そこで、蛍光体に対する被覆処理に供する
燐酸塩を量で規定するならば、例えば被覆物がリン酸マ
グネシウムで平均粒径が例えば約30μmφの硫化亜鉛
系蛍光体に対する被覆量比(燐酸塩被覆重量部/蛍光体
100重量部)は約0.05重量部〜約13重量部、好
ましくは約0.1重量部〜約10重量部であり、平均粒
径が約3μmφの場合には、約1重量部〜約200重量
部、好ましくは約2重量部〜約150重量部でありまた
蛍光体の平均粒径が10μmφの場合にはその被覆重量
は約0.15重量部〜約40重量部、好ましくは約0.
3重量部〜約30重量部である。更に蛍光体の平均粒径
が約60μmφの場合には、その被覆量は約0.025
重量部〜約6.5重量部、好ましくは約0.05重量部
〜約5重量部の範囲で使用される。
【0016】このように蛍光体に対する燐酸塩の被覆量
は適用する蛍光体の粒径により一義的ではないが通常市
販の蛍光体の場合には、およそ Wc=〔(0.007〜1.5)d/D50〕Wp(式
中、Wcは被覆燐酸塩重量(g)、dは被覆燐酸塩密度
(g/cm3)、D50は蛍光体の平均粒径(μm)、
Wpは蛍光体重量(g)を示す。)、好ましくはWc=
〔(0.015〜1.2)d/D50〕Wpの範囲を目
処に被覆すればよい。
【0017】これら被覆量により蛍光体上に被覆される
膜厚は、前述の如く蛍光体が粒度分布を持っている為一
義的に表現出来ないが、例えば上記粒径範囲(約3〜6
0μmφ)のものであれば、通常約0.005μm〜約
1μm、好ましくは約0.01μm〜約0.8μmの範
囲である。
【0018】被覆量が上記範囲よりも少ない場合には、
蛍光体に対する耐湿性等の付与効果は低く、他方燐酸塩
被覆量の大なる程、耐湿性は改良されるが輝度の低下が
生じるので、上記範囲での処理が好ましい。
【0019】上記燐酸塩の被覆方法は特に制限されるも
のではないが、例えばリン酸イオンとアルカリ金属イオ
ン及び/またはアンモニウムイオンを含有する水溶液に
、蛍光体を分散し、次いで該水溶液中のpH濃度を4以
上に維持しつつ、上記水溶液にマグネシウム、カルシウ
ム、ストロンチウム及びバリウムの金属塩水溶液を添加
し、蛍光体上に燐酸塩を被覆せしめた後、該水溶液中よ
り該蛍光体を濾過、水洗し、乾燥、焼成し必要に応じて
軽く解砕する方法が挙げられる。
【0020】蛍光体への燐酸塩の被覆は特に制限されな
いが、常温〜約75℃程度で実施すればよく、その後約
70℃〜100℃で約1〜約2時間撹拌しつつ、加温処
理することが好ましい。水洗後の乾燥、焼成は風乾或い
は加熱乾燥し、蛍光体の特性を著しく低下させない程度
の温度、通常約600℃以下、好ましくは約250℃〜
約350℃、約30分〜約1時間焼成すればよい。
【0021】被覆材としての燐酸塩は他のセラミック系
被覆材のように被覆処理後の被覆材同士が強固に固着す
ることはなく、凝集粒も形成し難い。また、例え凝集し
ても軽く解砕処理する程度で簡単にほぐれるため、被覆
物に亀裂や剥離が生じ難く、他の公知の被覆材に比較し
透水性が高いにもかかわらず、優れた耐湿性を発揮する
ものと推測される。
【0022】燐酸塩を被覆した蛍光体は次いで、該被覆
燐酸塩以外の耐湿性被覆材、通常該燐酸塩層よりも透水
性の低い被覆層を形成する耐湿性被覆材により被覆処理
を行う。
【0023】このような耐湿性被覆材としては、酸化ア
ルミニウム、酸化珪素、酸化チタン、酸化ジルコニウム
、酸化イットリウム、酸化亜鉛、酸化鉄、酸化クロム、
酸化セリウム等の金属酸化物;珪酸マグネシウム、珪酸
カルシウム、珪酸ストロンチウム及び珪酸バリウム等の
珪酸アルカリ土類塩;珪酸鉛や硅酸リチウム等の珪酸塩
ガラス;アルミナ−シリカ系ガラス、アルミン酸マグネ
シウム等のアルミン酸塩;燐酸アルミニウム、燐酸亜鉛
、燐酸クロム、燐酸コバルト、燐酸セリウム、燐酸鉄、
燐酸鉛、燐酸ニッケル、燐酸マンガン、燐酸イットリウ
ム、燐酸ユーロピウム、燐酸ディスプロシウム、燐酸ジ
ルコニウム、燐酸錫及び燐酸チタン等の燐酸塩やこれら
のピロ燐酸塩或いはポリ燐酸塩;ポリ燐酸、ポリ塩化ア
ルミニウム、ポリ酸化珪素、ポリ酸化チタン或いはこれ
らの混合物;チタン酸マグネシウム、チタン酸カルシウ
ム、チタン酸ストロンチウム、チタン酸バリウム、チタ
ン酸バリウムストロンチウム、チタン酸鉛、チタン酸バ
リウム鉛等のチタン酸塩或いはこれらの混合物、ジルコ
ニウムチタン酸鉛(PZT)、ランタニウムジルコニウ
ムチタン酸鉛(PLZT)等の強誘電性複合金属酸化物
;フツリン酸鉛ガラス及びウルトラリン酸鉛ガラス等の
燐酸塩系低融点ガラス;ほう酸鉛系低融点ガラス;チタ
ンテトライソプロポキサイド及びそのポリマー;アルキ
ルシラン、アルキルシリケート及びこれらのポリマー;
チタンテトライソプロポキサイドとアルカリ土類金属イ
ソプロポキサイドの混合物;ポリチタノカルボシラン、
ポリシロキサン等の有機金属ポリマー;エチレン−アク
リル酸共重合体、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン
、ポリ弗化ビニル、ポリ弗化ビニリデン、ポリクロロト
リフルオロエチレン及びポリテトラフルオロエチレン等
の高分子樹脂の少なくとも1種が挙げられる。
【0024】これら耐湿性被覆材の燐酸塩被覆蛍光体上
への被覆方法としては耐湿性被覆材により一義的ではな
いが、通常公知の被覆方法、例えばこれら被覆材を溶解
、或いは分散させた溶液中で中和、或いは加水分解等に
より蛍光体上に被着させる方法、水溶液或いは有機溶剤
に被覆材を分散或いは溶解させ、この溶液を浸漬やスプ
レー法等により蛍光体上に被着させる方法、蛍光体上に
結合剤を塗布しこれに微粉の被覆材を被着させる方法、
プラズマ処理やCVD法によるセラミック被覆等が挙げ
られる。
【0025】これら被覆材に用いる物質のうち紛状のも
のは微粒が好ましく、通常蛍光体の平均粒度の10分の
1以下、好ましくは100分の1以下の粒度のものが使
用される。
【0026】燐酸塩上に被覆した耐湿性被覆材はそのま
ま、或いは加熱処理、或いは乾燥後必要に応じて焼成し
EL発光体として使用される。乾燥、焼成は風乾或いは
加熱乾燥し、蛍光体の特性を著しく低下させない程度の
温度、通常約600℃以下、好ましくは約250℃〜約
500℃、約10分〜約1時間焼成すればよい。
【0027】燐酸塩層上に形成せしめる耐湿性被覆材の
被覆量は厚ければ厚い程耐水性は向上し得るが、厚さに
比例し輝度が低下する。加えて被覆量が増大するに従い
、これら被覆材が固着し蛍光体粒子が強固に凝集し、こ
れをELランプに適用すべく解砕する場合には被覆層に
亀裂が生じたり、剥離する等の不都合が生じる。
【0028】本発明において、該耐湿性被覆材の被覆量
は被覆物質により異なり一義的ではないが、ほう酸鉛系
低融点ガラス以外の上記した耐湿性被覆材は通常、被覆
螢光体100重量部に対し、約0.025重量部〜約4
0重量部、好ましくは約0.05重量部〜約5重量部の
範囲で実施すればよい。
【0029】他方、ほう酸鉛系低融点ガラスの被覆量も
ガラス組成により一義的ではないが融解温度が約500
℃以下、好ましくは約450℃以下のほう酸鉛系低融点
ガラスの場合には通常、被覆螢光体100重量部に対し
、約0.05重量部〜80重量部、好ましくは約0.1
重量部〜約10重量部の範囲で実施すればよい。
【0030】何れの耐湿性被覆材を用いる場合も、適用
する被覆材により最適範囲は一義的ではないので上記被
覆量範囲内において、簡単な予備実験により、燐酸塩被
覆表面に強固な凝集が生起せず、且つ蛍光体粒子として
はより優れた耐水性を付与せしめ得る最適被覆量を確認
することが推奨される。
【0031】螢光体に対する燐酸塩及び該被覆燐酸塩層
上に被覆する耐湿性被覆材の被覆はその被覆量の総和が
上記被覆量の範囲であれば各々の被覆処理を複数回で処
理することも可能である。複数回の処理の場合は燐酸塩
層、及び該燐酸塩層上に被覆する耐湿性被覆材の被覆及
び燐酸塩よりも耐水性に優れた被覆材の被覆層を続けて
行ってもよいし、これらを交互に被覆処理することも可
能である。
【0032】このように燐酸塩で被覆し、さらに該被覆
燐酸塩以外の耐湿性被覆材で複層被覆することにより得
られた螢光体粒子は、著しく耐水性が向上するため、本
発明の被覆螢光体粒子を用いた場合には従来EL発光体
の構成に必須であったPCTFE等の防湿フイルムの使
用を必ずしも必要としない。それゆえ、螢光体層を背面
電極と透明電極で挟んでなるEL素子を単に保護フイル
ムとしての廉価なPETフイルム等で被覆したEL発光
体、或いは保護フイルムもない未被包EL発光体として
の構成が可能である。
【0033】
【発明の効果】以上詳述した本発明は特開平 1−31
5485 号公報で既に公知のELランプ用燐酸塩被覆
蛍光体の耐湿性をより一層向上させることに成功したも
のであり、従来の螢光体に比較し、耐湿性において格段
に優れた特性を有するので、長寿命ELランプとして、
例えばワープロ用バックライト、航空機用パネルライト
、自動車用内装パネルライト、自動車用外装耐候性パネ
ルライト、船舶用パネルライト等、パネルライトとして
のあらゆる用途に高い信頼性をもって適用可能ならしめ
るもので、その工業的価値は頗る大である。
【0034】
【実施例】以下、実施例により、更に本発明を詳細に説
明するが、実施例は本発明の一実施態様を示すものであ
り本発明はこれにより何ら制限を受けるものではない。 尚、実施例中の部は、重量部を示す。また、実施例、比
較例において用いた寿命試験及び耐黒化試験は以下の方
法により行った。
【0035】寿命試験:未被包ELランプを、温度25
℃、湿度46%RHの恒温恒湿槽内に115V、400
HZ 駆動で連続点灯し、その初期輝度〔nt〕及び、
その初期輝度が半分の輝度になるまでの寿命(半減寿命
〔hr〕)を測定した。
【0036】耐湿試験:ELランプを温度65℃、湿度
95%RHの恒温恒湿槽内に100時間保持後、温度2
3℃、湿度40〜60%RHの恒温恒湿槽内に115V
、400HZ 駆動で、連続点灯し、その初期輝度〔n
t〕半減寿命〔hr〕及び、10nt寿命〔hr〕(輝
度が10ntになるまでの時間)を測定した。
【0037】輝度維持率:EL螢光体試料0.200g
、ひまし油0.100g、及び23容量%水エタノール
溶液13μlを混練し、厚み50μmの発光セルにて、
200V、400HZ 駆動で30分間発光した後の輝
度を、初期輝度に対する輝度維持率〔%〕として示した
【0038】耐黒化試験:EL螢光体試料0.200g
、ひまし油0.100g、及び23容量%水エタノール
溶液13μlを混練し、厚み50μmの発光セルにて、
紫外線ランプUVL−56照射下、200V、400H
Z 駆動で30分間発光した後、螢光体粒子の黒化変化
を調べ、黒化するものを×、黒化しないものを○として
示す。
【0039】実施例1 1lセパラブルフラスコ内に、脱イオン水200mlと
、市販硫化亜鉛系EL螢光体100g(平均粒径30μ
mφ)を添加し、これを65〜70℃に加熱し、パドル
攪拌翼で攪拌維持した螢光体分散スラリー中に、リン酸
三アンモニウム3水塩0.71gを脱イオン水にて溶解
して、60mlとしたリン酸三アンモニウム水溶液と、
塩化マグネシウム6水塩0.53g及び塩化カルシウム
2水塩0.38gを、脱イオン水に溶解して60mlと
した金属塩水溶液を添加速度0.5ml/分で、スラリ
ー中のpHを6〜8の範囲になるよう調節(水酸化ナト
リウム水溶液を添加)しつつ2時間で添加し、次いでス
ラリー温度を約90℃〜約100℃に加熱して、攪拌継
続下1時間保持した後、室温まで冷却した。  得られ
た燐酸塩被覆EL螢光体を、固液分離後、脱イオン水で
洗浄し、温度130℃で1時間乾燥し解砕した後、更に
電気炉にて温度150℃1時間、更に250℃1時間焼
成して、リン酸マグネシウムカルシウム被覆〔被覆量比
0.45重量部───(燐酸塩被覆重量部/螢光体10
0重量部)〕EL螢光体を得た。このようにして得たE
L螢光体を、再度上記方法で被覆処理して、計2回の被
覆処理を行って、リン酸マグネシウムカルシウム被覆(
被覆量比0.9重量部)EL螢光体を得た。
【0040】続いて、上記方法により得た燐酸塩被覆蛍
光体100gを低融点フツ燐酸鉛ガラス粉末〔Sn−P
b−P−F−O、量比(モル%)20;2;13;18
;47、ガラス転移温度125℃、粒度≦3μmφ〕0
.13gと共に溝付き茄子型200mlフラスコ内にお
いてロータリーエバポレータにより1時間回転撹拌混合
した。  次いで150℃のオイルバスでこのフラスコ
を1時間加熱撹拌混合処理し、約3時間撹拌しつつ室温
に冷却して燐酸塩上にフツ燐酸鉛ガラスを被覆した蛍光
体を得た。
【0041】次いで、背面電極としてのアルミニウム薄
板上に、Ba TiO3 と、高誘電率セルロース系樹
脂組成物よりなる絶縁層を形成し、その上に高誘導率セ
ルロース系樹脂(誘電率18)15部、ジメチルホルム
アミド45部と、上記方法で得た被覆螢光体40部を混
合し、ドクターブレード法により塗工した後、温度13
0℃で10分間加熱乾燥し、厚み50μmの螢光体層を
形成し、その上にITO透明電極を構成し、実験用EL
ランプ(防湿用ポリクロロトリフルオロエチレンフィル
ムで被包せず。以下未被包ELランプと称する。)を製
作した。以上のようにして製作した未被包ELランプの
寿命試験を行った。その結果を表1に示す。
【0042】上記方法で得られた未被包ELランプを防
湿を目的としてポリクロロトリフルオロエチレンフィル
ムで被包し、得られた被覆ELランプの寿命試験を行っ
た。その結果半減寿命は1200hr、10nt寿命は
3000hrであった。また被覆EL螢光体の耐黒化試
験等を行った。その結果を表1に示す。
【0043】実施例2 実施例1と同様にして得た燐酸塩被覆螢光体100gを
低融点ウルトラ燐酸鉛ガラス粉末〔V2 O5 −Li
2 O−PbO−P2 O5 、量比(モル%)1.3
;10;28.7;60、ガラス転移温度193℃、粒
度≦3μmφ〕粉末0.13gと共に溝付き茄子型20
0mlフラスコ内において、ロータリーエバポレータに
より1時間回転撹拌混合した。  次いで220℃のオ
イルバスでこのフラスコを1時間加熱撹拌混合処理し、
約3時間撹拌しつつ室温迄冷却して燐酸塩上にウルトラ
燐酸鉛ガラスを被覆した蛍光体を得た。次いで実施例1
と同様の方法で、未被包ELランプを製作した。以上の
ようにして製作した未被包ELランプの寿命試験を行っ
た。その結果を表1に示す。
【0044】上記方法で得られた未被包ELランプを防
湿を目的としてポリクロロトリフルオロエチレンフィル
ムで被包し、得られた被覆ELランプの寿命試験を行っ
た。その結果半減寿命は1200hr、10nt寿命は
3000hrであった。また被覆EL螢光体の耐黒化試
験等を行った。その結果を表1に示す。
【0045】実施例3 実施例1と同様にして得た燐酸塩被覆螢光体100gを
、実施例1において、燐酸三アンモニウム3水塩をポリ
酸化珪素(ルドックスHS−40/デュポン社製)0.
25gに、塩化マグネシウム及び塩化カルシウム原料を
2×10−3  Mol /l燐酸水溶液18mlにか
えて溶解または希釈した他は、全く同様の方法で燐酸塩
上にシリカ(約0.1重量部)を被覆した螢光体を得た
。  次いでこの蛍光体を用い実施例1と同様の方法で
、未被包ELランプを製作した。以上のようにして製作
した未被包ELランプの寿命試験を行った。その結果を
表1に示す。被覆EL螢光体の耐黒化試験等を行った。 その結果を表1に示す。
【0046】実施例4 実施例1と同様にして得た燐酸塩被覆螢光体100gを
200ml脱イオン水にパドル翼で撹拌分散しエチレン
−アクリル酸共重合体系樹脂(ザイクセンA−TH/ 
 住友精化株式会社製;固形分25重量%)0.6gを
含有する60ml水溶液及び0.1Mol /l燐酸水
溶液2.6mlを含有する60ml水溶液をスラリー温
度65℃〜70℃、反応時間2時間で同時に等量滴下し
て被覆し、更に70℃で2時間保持した。その後常温ま
で冷却し濾別、乾燥して燐酸塩上にエチレン−アクリル
酸共重合体系樹脂を被覆した蛍光体を得た。次いでこの
蛍光体を用い実施例1と同様の方法で、未被包ELラン
プを製作した。以上のようにして製作した未被包ELラ
ンプの寿命試験を行った。その結果を表1に示す。被覆
EL螢光体の耐黒化試験等を行った。その結果を表1に
示す。
【0047】実施例5 溝付き茄子型200mlフラスコにポリチタノカルボシ
ラン(商品名;チラノコート/宇部興産株式会社製)0
.05gを溶解したキシレン溶液50mlを入れ、これ
に実施例1と同様にして得た燐酸塩被覆螢光体100g
を添加し、ロータリーエバポレータにより撹拌しつつ溶
媒を留去した後、このものを電気炉にて、温度約350
℃、30分間焼成して燐酸塩上にポリチタノカルボシラ
ンを被覆した蛍光体を得た。次いでこの蛍光体を用い実
施例1と同様の方法で、未被包ELランプを製作した。 以上のようにして製作した未被包ELランプの寿命試験
を行った。その結果を表1に示す。被覆EL螢光体の耐
黒化試験等を行った。その結果を表1に示す。
【0048】実施例6 溝付き茄子型200mlフラスコにポリシロキサン樹脂
(商品名;アクアシール440S/住友精化株式会社製
)0.1gを溶解したヘプタン50mlを入れ、これに
実施例1と同様にして得た燐酸塩被覆螢光体100gを
添加し、ロータリーエバポレータにより撹拌しつつ溶媒
を留去した後、このものを電気炉にて、温度約150℃
1時間、更に250℃、1時間焼成して燐酸塩上にシリ
カを被覆した蛍光体を得た。次いでこの蛍光体を用い実
施例1と同様の方法で、未被包ELランプを製作した。 以上のようにして製作した未被包ELランプの寿命試験
を行った。その結果を表1に示す。被覆EL螢光体の耐
黒化試験等を行った。その結果を表1に示す。
【0049】実施例7 実施例1と同様にして得た燐酸塩被覆螢光体100gを
、ポリ弗化ビニリデン樹脂( 商品名ネオフロン VD
F VP−850,ダイキン株式会社製; 粒度≦3μ
mφ)粉末0.13gと共に溝付き茄子型フラスコに入
れロータリーエバポレータで1時間攪拌し、ついで20
0℃のオイルバス中で1時間撹拌処理しその後約3時間
撹拌しつつ室温まで冷却して燐酸塩上にポリ弗化ビニリ
デンを被覆した蛍光体を得た。次いでこの蛍光体を用い
実施例1と同様の方法で、未被包ELランプを製作した
。以上のようにして製作した未被包ELランプの寿命試
験を行った。その結果を表1に示す。被覆EL螢光体の
耐黒化試験等を行った。その結果を表1に示す。
【0050】実施例8 実施例1と同様にして得た燐酸塩被覆螢光体100gを
、実施例1において、燐酸三アンモニウム3水塩を珪酸
ナトリウム(珪酸ソーダ3号/日本化学工業社製)0.
36gに、塩化マグネシウム及び塩化カルシウム原料を
97%硫酸0.35gにかえて溶解または希釈した他は
、全く同様の方法で燐酸塩上にシリカゾル(約0.1重
量部)を被覆し、同様に洗浄、乾燥した後、500℃で
10分間加熱して酸化珪素−燐酸塩を複層被覆した螢光
体を得た。  次いでこの蛍光体を用い実施例1と同様
の方法で、未被包ELランプを製作した。以上のように
して製作した未被包ELランプの寿命試験を行った。 その結果を表1に示す。被覆EL螢光体の耐黒化試験等
を行った。その結果を表1に示す。
【0051】実施例9 実施例1と同様にして得た燐酸塩被覆螢光体100gを
、実施例1において、低融点フツ燐酸鉛ガラス粉末に代
えほう酸鉛系低融点ガラス粉末(商品名;LS0810
─日本電気硝子株式会社製)を粉砕して平均粒径0.1
μmに調製したもの0.25gとエタノール50mlを
溝付きナス型フラスコ200mlに分散し、上記燐酸塩
被覆螢光体100gと共に回転攪拌しつつ約2時間でエ
タノールを減圧下に蒸発除去して複層被覆螢光体を得た
。得られた複層被覆螢光体をマッフル炉で470℃、1
5分間加熱融解処理した。この処理を3回繰り返し燐酸
塩上に0.75重量部のほう酸鉛系低融点ガラス粉末を
被覆したほう酸鉛系低融点ガラス粉末−燐酸塩を複層被
覆した螢光体を得た。  次いでこの蛍光体を用い実施
例1と同様の方法で、未被包ELランプを製作した。以
上のようにして製作した未被包ELランプの寿命試験を
行った。その結果を表1に示す。被覆EL螢光体の耐黒
化試験等を行った。その結果を表1に示す。
【0052】実施例10 実施例9において低融点フツ燐酸鉛ガラス粉末として商
品名;LS0810に代えLS1401(日本電気硝子
株式会社製)を用いマッフル炉での条件を420℃、1
5分間加熱融解処理とした他は全く同様に行ない、LS
1401を0.9重量部被覆したほう酸鉛系低融点ガラ
ス粉末−燐酸塩を複層被覆した螢光体を得た。次いでこ
の蛍光体を用い実施例1と同様の方法で、未被包ELラ
ンプを製作した。以上のようにして製作した未被包EL
ランプの寿命試験を行った。その結果を表1に示す。被
覆EL螢光体の耐黒化試験等を行った。その結果を表1
に示す。
【0053】比較例1、2 実施例1で用いたと同じ市販の硫化亜鉛系EL螢光体そ
のまま(被覆物質なし─────比較例1)及び実施例
1と同様の方法で得た燐酸塩のみを被覆した螢光体(比
較例2)を用いて、実施例1と同様の方法で未被包EL
ランプを製作し、寿命試験を行った。その結果を表1に
示す。上記方法で得られた未被包ELランプを防湿を目
的としてポリクロロトリフルオロエチレンフィルムで被
包し、得られた被覆ELランプの寿命試験を行った。そ
の結果半減寿命は比較例1は20hr、比較例2は90
0hrであり、10nt寿命は比較例1は1000hr
、比較例2は2800hrであった。未被覆EL螢光体
及び被覆EL螢光体の耐黒化試験等を行った。その結果
を表1に示す。
【0054】

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】マグネシウム、カルシウム、ストロンチウ
    ム及びバリウムから選ばれた少なくとも1種の金属より
    なる燐酸塩で被覆した蛍光体を、該被覆燐酸塩以外の耐
    湿性被覆材で被覆してなるELランプ用螢光体。
  2. 【請求項2】燐酸塩被覆層上の被覆に用いる耐湿性被覆
    材が酸化アルミニウム、酸化珪素、酸化チタン、酸化ジ
    ルコニウム、酸化イットリウム、酸化亜鉛、酸化鉄、酸
    化クロム、酸化セリウム等の金属酸化物;珪酸マグネシ
    ウム、珪酸カルシウム、珪酸ストロンチウム及び珪酸バ
    リウム等の珪酸アルカリ土類塩;珪酸鉛や珪酸リチウム
    等の珪酸塩ガラス;アルミナ−シリカ系ガラス、アルミ
    ン酸マグネシウム等のアルミン酸塩;燐酸アルミニウム
    、燐酸亜鉛、燐酸クロム、燐酸コバルト、燐酸セリウム
    、燐酸鉄、燐酸鉛、燐酸ニッケル、燐酸マンガン、燐酸
    イットリウム、燐酸ユーロピウム、燐酸ディスプロシウ
    ム、燐酸ジルコニウム、燐酸錫及び燐酸チタン等の燐酸
    塩やこれらのピロ燐酸塩或いはポリ燐酸塩;ポリ燐酸、
    ポリ塩化アルミニウム、ポリ酸化珪素、ポリ酸化チタン
    或いはこれらの混合物;チタン酸マグネシウム、チタン
    酸カルシウム、チタン酸ストロンチウム、チタン酸バリ
    ウム、チタン酸バリウムストロンチウム、チタン酸鉛及
    びチタン酸バリウム鉛等のチタン酸塩或いはこれらの混
    合物;ジルコニウムチタン酸鉛(PZT)、ランタニウ
    ムジルコニウムチタン酸鉛(PLZT)等の強誘電性複
    合金属酸化物;フツリン酸鉛ガラス及びウルトラリン酸
    鉛ガラス等の燐酸塩系低融点ガラス;ほう酸鉛系低融点
    ガラス;チタンテトライソプロポキサイド及びそのポリ
    マー;アルキルシラン、アルキルシリケート及びこれら
    のポリマー;チタンテトライソプロポキサイドとアルカ
    リ土類金属イソプロポキサイドの混合物;ポリチタノカ
    ルボシラン、ポリシロキサン等の有機金属ポリマー;エ
    チレン−アクリル酸共重合体、ポリ塩化ビニル、ポリ塩
    化ビニリデン、ポリ弗化ビニル、ポリ弗化ビニリデン、
    ポリクロロトリフルオロエチレン及びポリテトラフルオ
    ロエチレン等の高分子樹脂の少なくとも1種である請求
    項1記載のELランプ用蛍光体。
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