JPH01315485A - El発光体用リン酸塩被覆螢光体及びその製造方法 - Google Patents

El発光体用リン酸塩被覆螢光体及びその製造方法

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JPH01315485A
JPH01315485A JP1064452A JP6445289A JPH01315485A JP H01315485 A JPH01315485 A JP H01315485A JP 1064452 A JP1064452 A JP 1064452A JP 6445289 A JP6445289 A JP 6445289A JP H01315485 A JPH01315485 A JP H01315485A
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JP
Japan
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phosphate
phosphor
aqueous solution
coated
fluorescent substance
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Application number
JP1064452A
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English (en)
Inventor
Hidekimi Kadokura
秀公 門倉
Hideyo Fujii
秀世 藤井
Masayoshi Tanahashi
棚橋 正好
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Sumitomo Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Chemical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、エレクトロルミネッセンス発光体く以下、E
L発光体と称する。)用リン酸塩被覆蛍光体及びその製
造方法に関する。
詳しくは、特定のリン酸塩で螢光体を被覆することによ
り、実質的に耐湿性を改良した、長寿命を有するEL発
光体用リン酸塩被覆螢光体及びその製造方法に関する。
〈従来の技術並びに発明が解決しようとする課題〉近年
、表示[3のバンクライトとして、広面積に均一な輝度
が得られること、軽量であること等の特徴より主として
硫化亜鉛を蛍光体として用いるEL発光体が賞用されて
いる。
蛍光体は湿度に弱く外部より侵入する水分により急激に
輝度が低下するとの不都合を有する。
それ故従来使用されているEL用蛍光体は、背面電極上
に絶縁層、誘電率の高い有機バインダーと硫化亜鉛等の
蛍光体の混合物よりなる蛍光体層、透明電極層を配設し
、これに水分の侵入を防止すべく画電極外部より防湿フ
ィルムを被覆し使用されているが、かかる方法において
も高温、高温中に長時間曝しておくと、蛍光体層表面が
次第に黒く着色し劣化が生じ、輝度が低下する。
この傾向は紫外線照射下では、特に顕著でEL発光体の
寿命を著しく低下せしめる。
このような不都合を解決すべく、螢光体を各種耐湿性材
料で被覆することにより、蛍光体に耐湿性を付与して長
寿命化したEL発光体が開示されている。
例えば特開昭58−150294号公報には窒化けい素
、酸化けい素、酸化イツトリウム、チタン酸バリウムな
どの緻密な絶縁体で蛍光体を被覆し外部から水分子や各
種イオンが蛍光体中に侵入するのを防止することにより
蛍光粉体の寿命を延長できると教示している。
マf、−特公昭60−14054 号公flニハ、アル
カリ土類カルコゲナイド蛍光体の表面に接して該アルカ
リ土類金属の酸化物層、該アルカリ土類金属の酸化物に
接して耐水性酸化物層をこの順に形成した三層構造蛍光
体とすることにより蛍光体の耐水性、化学的安定性が改
良されることが記載されている。 又、米国特許4.1
81.753にはEL発光体用硫化亜鉛系蛍光体をリン
酸で加熱処理してリン酸亜鉛被覆したリン酸亜鉛被覆E
L蛍光体の記載があり、不透過性、絶縁性が得られると
記載されている。
しかしながら、上記した改良方法においても未だ商品と
して要求される寿命(例えば点灯した蛍光体の輝度が1
Qntになる迄に1500時間以上を要する)を満足す
る蛍光体は得られていない。
かかる事情下に鑑み、本発明者等は耐湿性に優れた長寿
命を有するEL用螢光体を得ることを目的とし鋭意検討
した結果、特定物質で蛍光体を被覆する場合には上記目
的を充分満足する蛍光体が得られることを見出し、本発
明を完成するに至った。
〈課題を解決するための手段〉 即ち、本発明は、螢光体をマグネシウム、カルシウム、
ストロンチウム及びバリウムから選ばれた少なくとも1
種の金属よりなるリン酸塩で被覆したことを特徴とする
EL発光体用リン酸塩被覆螢光体を提供するものであり
、更に、リン酸イオンとアルカリ金属イオン及び/また
はアンモニウムイオンを含有する水溶液に、螢光体を分
散し、次いで該水溶液中のpH濃度を4以上に維持しつ
つ、上記水溶液にマグネシウム、カルシウム、ストロン
チウム及ヒバリウムから選ばれた少なくとも1種の金属
塩水溶液を添加し、蛍光体にリン酸塩を被覆せしめた後
、該水溶液中より該蛍光体をろ過、水洗し、焼成する事
を特徴とするマグネシウム、カルシウム、ストロンチウ
ム及びバリウムから選ばれた少なくとも1種の金属より
なるEL発光体用リン酸塩被覆螢光体の製造方法を提供
するものである。
以下、本発明を更に詳細に説明する。
本発明のリン酸塩はマグネシウム、カルシウム、ストロ
ンチウム及びバリウムより選ばれた少なくとも1種の金
属よりなるリン酸塩、又はこれらの複合リン酸塩や縮合
リン酸塩や混合リン酸塩である。
より具体的にはリン酸マグネシウム、リン酸カルシウム
、リン酸ストロンチウム、リン酸バリウム、ビロリン酸
マグネシウム、ピロリン酸カルシウム、ピロリン酸スト
ロンチウム、ピロリン酸バリウム、リン酸マグネシウム
カルシウム、リン酸マグネシウムストロンチウム、リン
酸マグネシウムバリウム、ピロリン酸マグネシウムカル
シウム、ビロリン酸マグネシウムストロンチウム、ピロ
リン酸マグネシムバリウム、リン酸マグネシウムカルシ
ウムストロンチウム、リン酸マグネシウムカルシウムバ
リウム、ピロリン酸マグネシウムカルシウムストロンチ
ウム、ピロリン酸マグネシウムカルシウムバリウム、リ
ン酸マグネシウムカルシウムストロンチウムバリウム、
ピロリン酸マグネシウムカルシウムストロンチウムバリ
ウム、リン酸カルシウムストロンチウム、リン酸カルシ
ウムバリウム、ピロリン酸カルシウムストロンチウム、
ピロリン酸カルシウムバリウム、リン酸カルシウムスト
ロンチウムバリウム、及びピロリン酸カルシウムストロ
ンチウムバリウム等、或いは、これら2種以上の複合リ
ン酸塩、縮合リン酸塩及び/又はこれらの混合リン酸塩
である。
就中、マグネシウム及び/またはカルシウム金属よりな
るリン酸塩が特に耐湿性に優れた効果を発揮するので好
ましい。
これらリン酸塩の蛍光体の被覆においては一般にEL発
光体に使用されるEL蛍光体の粒径が広範囲にあり、当
然のことながら粒度分布をも有するものであるから、溶
液中で蛍光体表面にリン酸塩を反応被覆する方法におい
ては個々の蛍光体粒子に対して均一膜厚を付着すること
は出来ない。そこで蛍光体に対する被覆処理に供するリ
ン酸塩を量で現定するならば、例えば被覆物がリン酸マ
グネシウムで平均粒径が例えば約30μmΦの硫化亜鉛
系蛍光体の場合には蛍光体に対する被yi蟹比(リン酸
塩被覆重量/蛍九体重量X 100)は約0.05重型
筒比〜約13重債%比、好ましくは約0.1重量%比〜
約lO重量%比であり、平均粒径が約3μmφの場合に
は、約0.5重量%比〜約130重量%比、好ましくは
約1重量%比〜約100重量%比であり、又、蛍光体の
平均粒径が約10μmφの場合にはその被覆量比は約0
.15重型筒比〜約40重量%比、好ましくは約0.3
重量%比〜約30重量%比である。
更に蛍光体の平均粒径が約60μmφの場合にはその被
覆量比の範囲は約0.025重量%比〜約6,5重量%
比、好ましくは約0,05重量%比〜約5重量%比の範
囲で使用される。
このように蛍光体に対するリン酸塩の被rMfit比は
適用する蛍光体の粒径により一義的ではないが、通常市
販の蛍光体の場合には、およそW c = ((0,0
07〜1.5)d/D%。)Wp(式中 Wcは被覆リ
ン酸塩型1 (g) 、dは被覆リン酸塩密度(g/c
d> 、D5゜は蛍光体の平均粒径(μm)、Wpは蛍
光体重ffk (g)を示す。)、好ましくは W C= ((0,015〜1.2)d/DS。)Wp
の範囲を目途に被覆すればよい。
これら被覆量により蛍光体上に被覆される膜厚は前述の
如く蛍光体が粒度分布を持っている為、一義的に表現で
きないが、例えば上記平均粒径のものであれば、通常約
0.0 O5μm〜約1μm、好ましくは約0.01.
c+m〜約0.8 p mの範囲であり、平均粒径的3
μmΦ〜約60μmΦの範囲にあっては、被覆を目的と
する蛍光体に対して、その平均粒径の蛍光体の表面が上
記範囲の膜厚になるよう被覆すればよい。
被覆量が上記範囲よりも少ない場合には蛍光体に対する
耐湿性等の付与効果は低く、他方リン酸塩被覆量の大な
る程、耐湿性は改良されるが輝度の低下が生じるので、
上記範囲での処理が好ましい。
以下更に本発明におけるEL発光体用リン酸塩被覆蛍光
体の製造方法を述べる。
本発明においてEL発光体用リン酸塩被覆蛍光体はリン
酸イオンとアルカリ金属イオン及び/またはアンモニウ
ムイオンを含有する水溶液に約1重量%〜約40重量%
のEL用蛍光体を分散し、次いで該水溶液のpHt3度
を4以上に維持しつつ金属塩水溶液を加え、該蛍光体を
リン酸塩で被覆し、焼成してリン酸塩被覆蛍光体ヲ得ル
モのであり、リン酸源としてのリン酸イオン含有水溶液
としては、リン酸三カリウム、リン酸二カリウム、リン
酸−カリウム、リン酸三ナトリウム、リン酸二ナトリウ
ム、およびリン酸−ナトリウム等のリン酸アルカリ水溶
液。
リン酸三アンモニウム、リン酸三アンモニウム、または
リン酸−アンモニウム等のリン酸アンモニウム塩、リン
酸マグネシウム、或いはリン酸が使用される。
他方アルカリ金属イオン源としては水酸化カリウムまた
は水酸化ナトリウムの水溶液、アンモニウムイオン源と
してはアンモニア水等が使用される。勿論、使用するリ
ン酸イオン含有水溶液中に必要量のアルカリ金属イオン
やアンモニウムイオンが存在する場合には別途アルカリ
金属イオン含有水溶液やアンモニウムイオン含有水溶液
を添加する必要はない。
リン酸イオン含有水溶液中のリン酸イオン濃度は特に制
限するものではないが、通常H,P04換算で約0.0
1重量%〜約5重量%、好ましくは約0.03〜約1重
量%で、またリン酸イオン含有水溶液中のアルカリ金属
イオン及び/またはアンモニウムイオンの濃度も特に制
限するものではないが、通常約5〜約500mモル/1
、好ましくは約lθ〜約200mモル/lの範囲で使用
すればよい。
原料金属塩としては、マグネシウム、カルシウム、スト
ロンチウムまたはバリウムの塩化物、硝酸塩、または硫
酸マグネシウム等の水溶性の無機酸塩、又は上記金属の
酢酸塩等の水溶性の有機酸塩であり、より具体的には塩
化マグネシウム、塩化カルシウム、塩化ストロンチウム
、塩化バリウム等の塩化物、硝酸マグネシウム、硝酸カ
ルシウム、硝酸ストロンチウム、硝酸バリウム等の硝酸
塩、硫酸マグネシウム等のg酸塩、酢酸マグネシウム、
酢酸カルシウム、酢酸ストロンチウム、酢酸バリウム等
の酢酸塩等が挙げられる。
無機酸塩と有機酸塩を共存し、または共存しないで供す
ることも任意にできる。
原料金属塩水溶液中の金属イオン濃度は約0゜O1重量
%〜約lO重量%、好ましくは約0.05重量%〜約5
重量%の範囲で使用される。
リン酸イオンとアルカリ金属イオン及び/またはアンモ
ニウムイオンを含有する水溶液(以下、単にリン酸イオ
ン含有水溶液と称する場合がある)中に金属塩を添加す
るとただちに反応し蛍光体上にリン酸塩として被着し、
通常、原料添加量と被着量は略同じ場合が多いが、反応
に先立ち簡単な予備実験により適用する原料組成での蛍
光体へのリン酸塩被着量を確認することが推奨される。
本発明方法においてリン酸イオン含有水溶液に添加或い
は存在させるアルカリ金属イオン及び/またはアンモニ
ウムイオンの量は、リン酸イオン含有水溶液と金属塩水
溶液の反応により副生ずる原料金属塩からの遊離酸を中
和するに足る化学当量の適用を目途とし、その蛍光体分
散スラリー液のPH濃度を約4〜約10に予め調節して
おく。
副生ずる遊離酸の中和に必要なアルカリ金属イオン及び
/またはアンモニウムイオンの量が不足すると、蛍光体
へのリン酸塩被覆量の収率が低下し、更に残存遊離酸と
螢光体が反応して、硫化水素を副生じ、結果として蛍光
体表面への均一なリン酸塩被覆が得られない。他方反応
完了混合液中に、アルカリ金属イオン及び/またはアン
モニウムイオンの量が過剰に存在する場合には、反応し
て生成したリン酸塩が、螢光体表面に沈着被覆し難くな
り、水溶液中に遊離するか或いは蛍光体表面に団子状リ
ン酸塩として被着し、耐湿性付与の効果、並びに輝度を
低減するので好ましくない。
本発明方法の実施に際してはリン酸イオン含有水溶液と
金属塩水溶液の反応過程において反応溶液が強酸性(約
p H4未満)に移行しないよう実施すればよく、予め
副生ずる遊#酸を中和するに相当する量のアルカリ金属
イオン或いはアンモニウムイオンを存在させておくか、
或いは反応過程のpHを測定しつつアルカリ金属イオン
或いはアンモニウムイオンを添加しpHをコントロール
する等の方法により、反応過程の水溶液のpHの範囲を
約4〜約10、好ましくは約5〜約8、より好ましくは
約6〜約7となるように、アルカリ金属イオン及び/ま
たはアンモニウムイオンを供するのが、収率よく均一に
被覆できて好ましい。
リン酸イオン含有水溶液中に分散するELIiJ光体量
は、該水溶液に対し約1重量%〜約40重量%、好まし
くは約1重量%〜約30重量%である。
該水溶液中に添加する蛍光体の量は少ない方が蛍光体表
面にリン酸塩をより均一に被覆できより優れた耐湿性効
果を光重する。
水溶液への蛍光体の添加量が約40重量%を越える場合
には均一な分散を形成させるのが難しく、このため生成
したリン酸塩の蛍光体表面への均一な被覆が困難となる
ので、好ましくない。
水溶液中への蛍光体の良好な均一分散は容器の形状、撹
拌翼の形状、撹拌速度、EL螢光体の粒径及び粒度分布
によって異なるが、これらは公知の撹拌機、撹拌技術よ
り適宜選択し、反応開始から冷却処理完了まで、−貫し
て良好な均一分散が得られるよう実施すればよい。
リン酸イオンとアルカリ金属イオン及び/またはアンモ
ニウムイオンを含有する水tS 液中に添加する原料金
属塩水溶液量は該水溶液100容量部に対して約5容量
部〜約100容量部、好ましくは約7容量部〜約20容
量部であり、この場合、該水溶液中のリン酸イオン濃度
はリン酸(Hspoa)として約0.01重量%〜約5
重量%、原料金属塩水溶液中の金属塩濃度は金属塩(含
水場合まず)として約0.01重量%〜約10重同%の
範囲のものが使用される。使用するこれら原料の水溶液
濃度や添加量は上記範囲内において蛍光体への被覆所望
量より算出し設定すればよい。
リン酸イオン含有水溶液と金属塩水溶液が反応して生成
したリン酸塩の濃度が低い程、生成したリン酸塩は螢光
体表面を均一に被覆するので好ましい。
その限界は約5容量部で、これより金属塩水溶液の添加
量が少ない場合には、生成リン酸塩が凝集粒を形成し易
くなって水溶液中に遊離するか或いは蛍光体表面に団子
状リン酸塩として被着し、耐湿性付与の効果、並びに輝
度を低減するので好ましくない。
また、金属塩水溶液の添加量が約100容量部を超えて
も、均一被覆に対する効果は約100容量部と同等で作
業性に見合う効果はない。
反応は螢光体を分散したリン酸イオン含有水溶液に、原
料金属塩水溶液を加えることにより開始される。
リン酸イオン含有水溶液に原料金属塩水溶液を加える速
度は、生成リン酸塩を均一に溶液中に分散させることを
意図しゆっくりと添加することが好ましい。かかる添加
速度は使用する原料により一義的ではないが、通常螢光
体を分散したリン酸イオン含有水溶液100容N皿に対
して原料金属塩水溶液約5容量部を約10分間以上かけ
て添加すればよい。より長時間を費して加える程、生成
したリン酸塩を蛍光体により均一に被覆できるので好ま
しい。
反応温度は室温〜約80℃、好ましくは室温〜約60℃
の範囲である。通常室温で充分であるが、反応に供する
水溶液を室温以上、水相中に水蒸気泡を生成する前後の
温度まで高めて被覆することもできる。
金属塩水溶液を添加終了後の溶液は、引続いて反応温度
よりも高い温度〜約100℃、好ましくは約り0℃〜約
100℃に加温し、約0.5時間〜約3時間加温処理を
行うことが好ましい。
この加温処理は、反応して生成するリン酸塩の蛍光体へ
の沈着被覆をより完全に完了させると同時に、熟成処理
も合せて行うもので、リン酸塩をより平滑で均一に蛍光
体に被覆する作用がある。
反応処理後の水溶液は、全粒子の分散を維持しつつ、冷
却し常法に従って濾過、水洗すればよい。
濾過、水洗後の蛍光体は、次いで、室温〜約150℃で
風乾、熱風乾燥、または真空乾燥等適当な方法を選択し
て乾燥し、更に焼成処理して、より緻密なリン酸塩皮膜
を形成させる。
焼成温度は、蛍光体の輝度を低下させない高温が望まし
く、本発明によるリン酸塩被覆材は約り00℃〜約70
0℃において、非晶質から結晶質に転移するので、最高
温度をこの相転移点附近までの温度範囲内、通常約り5
0℃〜約300℃とし、約0.5時間〜約2時間焼成す
ればよい。
焼成雰囲気は大気中或いは窒素、アルゴン等の不活性ガ
ス中で行えばよい。
また、より緻密で欠陥の少ないリン酸塩被膜を得るため
に上記被覆処理を蛍光体に対し複数回行うことも無論可
能で、この場合には耐湿性をより向上させることができ
る。
尚、本発明の実施に際し、耐湿性を阻害しない量範囲に
おいて、着色用顔料或いは紫外線吸収剤であるリン酸鉄
、リン酸マンガン、リン酸クロム、リン酸セリウム、リ
ン酸亜鉛等を被覆併用する事は勿論可能である。
〈発明の効果〉 以上、詳述した本発明のリン酸塩被覆蛍光体は、従来の
蛍光体に比較し、耐湿性において優れた特性を有するの
で、長寿命EL発光体として、例えばワープロ用バフク
ライト、航空機用パネルライト、自動車用内装パネルラ
イト、自動車用外装耐候性パネルライト等、パネルライ
トとしての全ゆる用途に適用可能ならしめるもので、そ
の工業的価値は頗る大である。
以下、実施例により更に詳細に説明するが、実施例は本
発明の一実施態様を説明するものであり、これにより何
ら制限を受けるものではない。
(実施例) 実施例、比較例において用いた耐湿試験、及び耐黒化試
験は以下の方法により行った。
耐湿試験:EL発光体を温度65℃、湿度95%RHの
恒温恒湿槽内に100時間 時間後、温度23℃、湿度40〜60 %RH,115V、400H,駆動で 連続点灯し、その初期輝度(nt)、 半減寿命(hr)及びl Qnt寿命(hr)(輝度が
10ntになるまでの 時間)を測定した。
耐黒化試験:EL螢光体試料0.200g、ひまし油0
.100 g、及び23容量%水エタノール溶液13μ
lを混練し、厚 み50μmの発光セルにて、紫外線ラ ンプUVL−56照射下、200V。
400 H,駆動で30分間発光した後、螢光体粒子の
黒化変化を調べ、黒化す るものを×、黒化しないものを0とし て示す。
尚、実施例中の部は重量部を示す。
実施例 1 リン酸三アンモニうム3水塩0.71gを、イオン交換
水600−に溶解し、市販硫化亜鉛系EL螢光体100
g(平均粒径30.czmφ)と共に、11セパラブル
フラスコ内にパドル撹拌翼で撹拌して分散した。(スラ
リーpH濃度は約9であった。) これに、塩化マグネシウム6水塩0.53 g及び塩化
カルシウム2水塩0.39 gを溶解したイオン交換水
溶液75−を45分間で注加しく反応温度的20℃〜4
0℃)、次いで90℃〜100℃に加熱して還流を1時
間行った。
反応スラリーを、撹拌継続下に冷却した後のpHは約6
であった。
得られたリン酸塩被覆EL螢光体を固液分離後、111
のイオン交換水で洗滌し、温度130℃で1時間乾燥し
解砕した。
次いで、温度150℃、1時間、更に温度250℃、1
時間焼成してリン酸マグネシウムカルシウム被覆(0,
45重量%比)EL螢光体を得た。
このようにして得た蛍光体を更に上記被覆処理を1回繰
り返しリン酸マグネシウムカルシウム被覆(0,9重量
%比)EL蛍光体(20回被覆)を得た。
次いで、背面電極としてのアルミニウム薄板上にBaT
iOsと高誘電率セルロース系樹脂組成物よりなる絶縁
層を形成し、その上に高誘電率セルロース系樹脂(誘電
率1B)15部、ジメチルホルムアミド45部と前記リ
ン酸マグネシウムカルシウム被覆蛍光体40部を混合し
、ドクターブレード法により塗工した後、温度130℃
で10分間加熱乾燥し、厚み50μmの蛍光体層を形成
し、更に防湿効果を目的として全体をポリクロロトリフ
ロロエチェレンフィルムで被包した。
以上のようにして得られたEL発光体の耐湿試験、並び
にリン酸塩被覆EL蛍光体の耐黒化試験等を行った。そ
の結果を、第1表に示す。
実施例 2 リン酸三アンモニウム3水塩0.77gを、イオン交換
水600−に溶解し、実施例1と同一のEL蛍光体10
0gと共に11セパラブルフラスコ内に、パドル撹拌翼
で撹拌して分散した。
(スラリーpH濃度は約9であった。)これに塩化マグ
ネシウム6水塩1.16 gを溶解したイオン交換水溶
液75!R1を45分間で注加しく反応温度約20℃〜
40℃)、次いで90℃〜100℃に加熱して還流を1
時間行った。
反応スラリーを、撹拌継続下に冷却した後のp)(は約
7であった。
以下、実施例1と同様の前段処理操作を2回繰り返すこ
とにより(2回被覆)リン酸マグネシウム被覆(0,8
重量%比)EL螢光体を得た。
このリン酸塩被覆EL蛍光体を使用して、実施例1と同
様にして得られたEL発光体の耐湿試験並びにリン酸塩
被覆蛍光体の耐黒化試験等を行った。その結果を、第1
表に示す。
実施例 3 リン酸三アンモニウム3水塩1.43gをイオン交換水
600−に溶解し、実施例1と同一のEL蛍光体100
gと共に、11セパラブルフラスコ内にパドル撹拌翼で
撹拌して分散した。
(スラリーpH濃度は約9であった。)これに塩化マグ
ネシウム6水塩1.06 g及び塩化カルシウム2水塩
0..77 gを溶解したイオン交換水溶液75M1を
45分間で注加しく反応温度20℃〜40℃)、次いで
90℃〜100℃に加熱して還流を1時間行った。
反応スラリーを、撹拌継続下に冷却した後のp Hは約
6であった。
以下、実施例1と同様の前段処理操作(1回被覆)によ
りリン酸マグネシウムカルシウム被覆(0,9重量%比
)EL蛍光体を得た。
この蛍光体を使用して実施例1と同様にして得られたE
L発光体の耐湿試験、並びにリン酸塩被覆蛍光体の足黒
化試験等を行った。その結果を第1表に示す。
実施例 4 リン酸三アンモニウム3水塩1.55 gをイオン交換
水600−に溶解し、実施例1と同一の蛍光体100g
と共に11セパラブルフラスコ内にパドル撹拌翼で撹拌
して分散した。(スラ+7− p l(濃度は約9であ
った。)これに塩化マグネシウム6水塩2.32 gを
溶解したイオン交換水溶液75Idを45分間で注加し
く反応温度20℃〜40℃)、次いで90℃〜100℃
に加熱して還流を1時間行った。
反応スラリーを撹拌m読下に冷却した後の、pHは約7
であった。
以下、実施例1と同様の前段処理操作(1回被覆)によ
りリン酸マグネシウム被覆(0,8重量%比)EL螢光
体を得た。
このリン酸塩被覆螢光体を使用して、実施例1と同様に
して得られたEL発光体の耐湿試験、並びにリン酸塩被
覆螢光体の耐黒化試験等を行った。その結果を、第1表
に示す。
実施例 5 1モル/1リン酸水溶液7.6−1及び1モル/1水酸
化カリウム水溶液22.8 ++d!を、イオン交換水
に稀釈して600−とし、これと実施例1と同一のEL
蛍光体100gとをlpセパラブルフラスコ内に導入し
パドル攪拌翼で攪拌して分散した。(スラリーpH92
度は約9であった)。
これに酢酸マグネシウム4水塩2.45 gを溶解した
水溶液75II11を45分間で注加しく反応温度25
℃〜50℃)、次いで90℃〜100℃に加熱して還流
を1時間行った。
反応スラリーを攪拌m読下に冷却した後の、p Hは約
7であった。
以下、実施例1と同様操作(2回被覆)により、リン酸
塩被覆(1,6重量%比)EL蛍光体を得た。
このリン酸塩被覆EL蛍光体を使用して、実施例1と同
様にして得られたEL発光体の耐湿試験、並びにリン酸
塩被覆EL蛍光体の耐黒化試験等を行った。その結果を
、第1表に示す。
実施例 6 1モル/1リン酸水溶液19.0ydと1モル/lアン
モニア水溶液57.0−を、イオン交換水に稀釈して6
00adとし、実施例1と同一のEL蛍光体100gと
共に、11セパラブルフラスコ内にパドル攪拌翼で攪拌
して分散した。(スラリーpHfH度は約9であった)
これに、塩化マグネシウム6水塩5.8gを溶解したイ
オン交換水溶液75−を45分間で注加しく反応温度2
0℃〜50℃)、次いで、90℃〜100℃に加熱して
還流を1時間行った。
反応スラリーを、撹拌mvt下に冷却した後のpHは、
約7であった。
以下、実施例1と同様操作(2回被覆)により、リン酸
塩被覆(468重量%比)EL蛍光体を得た。
このリン酸塩被覆EL蛍光体を使用して、実施例1と同
様にしてEL発光体を作製し、このものの耐湿試験、並
びにリン酸塩被覆EL蛍光体の耐黒化試験等を行った。
その結果を、第1表に示す。
実施例7 リン酸−ナトリウム1水塩9.63 gをイオン交換水
460−に溶解し、市販硫化亜鉛系EL蛍光体(平均粒
径10μmφ)100gと共に11セパラブルフラスコ
内にパドル攪拌翼で攪拌して分散し、1モル/1アンモ
ニア水140mfを添加して、該スラリー液のP H濃
度を約10に調節した。
これに塩化マグネシウム6水塩10.6 g及び塩化カ
ルシウム2水塩7.70gを溶解したイオン交換水溶液
75−を45分間で添加しく反応温度20℃〜50℃)
、次いで90℃〜100℃に加熱して還流を1時間行っ
た。
反応スラリーを撹拌mVt、下に冷却した後のPHは約
7であった。
以下、実施例1と同様の前段処理操作を2回繰り返すこ
とにより (2回被覆)リン酸マグネシウムカルシウム
被覆(20重盪%比)EL蛍光体を得た。
このリン酸塩被覆EL蛍光体を使用して、実施例1と同
様にして得られたEL発光体の耐湿試験並びにリン酸塩
被覆蛍光体の耐黒化試験等を行った。その結果を第1表
に示す。
実施例8 市販硫化亜鉛系EL蛍光体(平均粒径50μmφ)10
0gに代えた他は、実施例1と同様な2回被覆製造方法
で第1表に示す原料及び使用量を用い、第1表中に記載
したリン酸塩を被覆した蛍光体を得た。
この蛍光体を使用し、実施例1と同様の方法でEL発光
体を作製し、このものの耐湿試験、並びにリン酸塩被覆
EL蛍光体の耐黒化試験等を行った。その結果を第1表
に示す。
実施例9〜20 以下、実施例1と同様な製造方法(2回被覆)で第1表
に示す原料を用い、実施例1で用いたと同じ蛍光体上に
第1表中に記載したリン酸塩を被覆した蛍光体を得た(
反応温度は実施例1と同じ)。この蛍光体を使用し実施
例1と同様の方法でEL発光体を作製し、このものの耐
湿試験、並びにリン酸塩被覆EL螢光体の耐黒化試験等
を行った。その結果を第1表に示す。
実施例21 反応温度を20℃〜60℃にし、反応終了後の加温処理
を行わない他は実施例1と同様の処理を行いリン酸マグ
ネシウムカルシウムを被覆した蛍光体を得た。
この蛍光体を使用し実施例1と同様の方法でEL発光体
を作製し、このものの耐湿試験、並びにリン酸塩被覆E
L螢光体の耐黒化試験等を行った。その結果を第1表に
示す。
(比較例1〉 実施例1と同一の市販硫化亜鉛系EL螢光体をそのまま
使用して、得られたEL発光体の耐湿試験、並びに同E
L螢光体の耐黒化試験等を行った。その結果を、第1表
に示す。
(比較例2) 実施例1と同一の市販硫化亜鉛系EL蛍光体100gを
、イオン交換水600−と共に11セパラブルフラスコ
内にパドル撹拌翼で撹拌して分散した。これに86重量
%リン酸水溶液]。
60gを江別しくスラリーのPHは約2)、次いで90
〜100℃加熱して還流を1時間行った所、硫化水素ガ
スが副生じた。
反応スラリーを撹拌継続下に冷却した後のPI3は約3
であった。
以下、実施例1と同様の前段処理操作によりリン酸塩被
覆(リン酸亜鉛約0.7重量%比)EL蛍光体を得た。
このリン酸塩被覆蛍光体を使用して実施例1と同様にし
て得られたEL発光体の耐湿試験並びにリン酸塩被覆蛍
光体の耐黒化試験等を行った。
その結果を第1表に示す。
(比較例3〉 実施例1と同一の市販硫化亜鉛系EL蛍光体20gを、
テトライソプロポキシチタン及びジイソプロポキシバリ
ウムのイソプロパツール?容液(BaTiOtとしてi
omi%)loosffi中で、1時間撹拌処理した後
、濾別風乾し、空気中で温度150℃X1hr、さらに
250℃×1時間焼成してチタン酸バリウム被覆EL蛍
光体を得た。
このチタン酸バリウム被mEL蛍光体の耐黒化試験を行
った。
その結果を第1表に示す。
く比較例4〉 実施例7と同一の市販硫化亜鉛系EL蛍九体(平均粒径
lOμmΦ)をそのまま使用して、得られたE L発光
体の耐湿試験、並びに同EL蛍光体の耐黒化試験等を行
った。その結果を第1表に示す。
く比較例5) 実施例8と同一の市販硫化亜鉛系EL蛍光体(平均粒径
50μmΦ)をそのまま使用して、得られたEL発光体
の耐湿試験、並びに同EL蛍光体の耐黒化試験等を行っ
た。その結果を第1表に示す。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) 螢光体をマグネシウム、カルシウム、ストロン
    チウム及びバリウムから選ばれた少なくとも1種の金属
    よりなるリン酸塩で被覆したことを特徴とするEL発光
    体用リン酸塩被覆螢光体。
  2. (2) リン酸イオンとアルカリ金属イオン及び/また
    はアンモニウムイオンを含有する水溶液に、螢光体を分
    散し、次いで該水溶液中のpH濃度を4以上に維持しつ
    つ、上記水溶液にマグネシウム、カルシウム、ストロン
    チウム及びバリウムの金属塩水溶液を添加し、蛍光体上
    にリン酸塩を被覆せしめた後、該水溶液中より該蛍光体
    をろ過、水洗し、焼成する事を特徴とする、マグネシウ
    ム、カルシウム、ストロンチウム及びバリウムの少なく
    とも1種の金属よりなるリン酸塩で被覆したEL発光体
    用リン酸塩被覆螢光体の製造方法。
JP1064452A 1988-03-17 1989-03-15 El発光体用リン酸塩被覆螢光体及びその製造方法 Pending JPH01315485A (ja)

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