JPH04356412A - パーマネント用酸化剤 - Google Patents

パーマネント用酸化剤

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JPH04356412A
JPH04356412A JP24435791A JP24435791A JPH04356412A JP H04356412 A JPH04356412 A JP H04356412A JP 24435791 A JP24435791 A JP 24435791A JP 24435791 A JP24435791 A JP 24435791A JP H04356412 A JPH04356412 A JP H04356412A
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JP
Japan
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agent
oxidizing agent
permanent
oxidizing
perming
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JP24435791A
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English (en)
Inventor
Tomiyuki Komiyama
小宮山 富之
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パーマネントウェーブ
をかける際に第2剤として用いられる酸化剤に関する。
【0002】
【従来の技術】パーマネントウェーブをかける場合、第
1剤の還元剤と第2剤の酸化剤が用いられ、還元剤とし
てはチオグリコール酸、あるいはシスティンのアルカリ
溶液など、酸化剤としてはブロム酸カリ、ブロム酸ソー
ダ、過酸化水素などが用いられる。このような、第1剤
(還元剤)と第2剤(酸化剤)を用いて毛髪にパーマネ
ントウェーブをかける場合、通常次のような作業工程に
て行われている。
【0003】先ず、ロッドにて毛束を巻き込み輪ゴムあ
るいはピン等で固定し、毛髪全体でおよそ60乃至80
本のロッド巻きをする。ロッド巻き完了後、タオルター
バンをし、第1剤(還元剤)を毛髪全体に塗布し、保温
のため毛髪部をキャップして放置する。7乃至10分経
過後にテストカールと称しキャップを取外し還元の度合
いを確認してから第2剤(酸化剤)を塗布し5乃至7分
間放置する。その後、タオルターバンを取替えて再び第
2剤(酸化剤)を塗布して更に5乃至7分間放置してパ
ーマネントウェーブを形成している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】叙上の如く、通常の還
元剤と酸化剤とでパーマネントウェーブをかける作業工
程は施術者にとりかなり煩雑で手間のかかるものであり
、且つ時間管理などに神経を使うものである。この結果
、時間管理のミスから第2剤(酸化剤)の塗布が早すぎ
たり遅すぎたりした場合、前者にあってはウェーブが弱
すぎ、後者においてはウェーブが強くかかり過ぎ、度を
超すとオーバータイムと称して毛髪が損傷し、艶もなく
なりガサガサした手触りとなって取り返しのつかない失
敗をする恐れがある。このような実情に鑑み本発明の第
1の目的は、煩雑で手間のかかるパーマネントの作業工
程を簡略化すると共に、神経を使う時間管理を不要とす
ることによりパーマネントの失敗を無くするようにした
ものである。
【0005】次に、通常の還元剤と酸化剤とでパーマネ
ントウェーブをかける際に必要な1人分の薬剤の量は、
第1剤(還元剤)が80cc、第2剤(酸化剤)が60
cc、二度目の第2剤(酸化剤)が60ccで平均合計
は200ccといわれる。係る薬液の全量は、60乃至
80本のロッドで巻かれた毛束全体で保持し得る薬液量
をはるかに超えたものであるため、毛束より溢れ出た薬
液は頭皮を伝わって流れ落ちタオルターバンに吸収され
る。係る現象は被施術者にとって、はなはだ不快である
と共に、タオルに溜った薬液によって皮膚に炎症をおこ
したり、タオルより流れ出た薬液が目に入るという事故
にもつながりやすい。タオルターバンの取替えはこのよ
うな事故を防ぐためのものである。このような実情に鑑
み本発明の第2の目的は、薬液の流出に伴う被施術者の
不快感を解消すると共に、薬液に因る事故を防止するこ
とである。
【0006】また、従来技術のところで述べた如く、通
常の還元剤と酸化剤を用いてパーマネントウェーブをか
けた場合、ロッド巻き完了後の第1剤(還元剤)の塗布
、テストカール、第2剤(酸化剤)の塗布、タオルター
バンの取替え、第2剤(酸化剤)の再塗布及び放置時間
などの作業時間の合計は平均すると25乃至29分とい
う長時間となる。このような実情に鑑み本発明の第3の
目的は、パーマネントに要する作業時間の短縮化を図る
ことである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は叙上のごとき課
題を解決する新規なパーマネント用酸化剤を提供するも
ので、本発明のパーマネント用酸化剤は、チオグリコー
ル酸、あるいはシスティンのアルカリ溶液などの還元剤
に混入された場合、7乃至10分経過後に溶解されるよ
うに調整されたサイクロデキストリンにて、ブロム酸カ
リ、ブロム酸ソーダ、過酸化水素などの酸化剤を包摂し
て成ることを特徴とするものである。
【0008】前記サイクロデキストリンは、環状につな
がった6個以上のブドウ糖分子の輪の中に各種の有機化
合物を包摂する作用を持つと共に、液体と反応すること
により溶解する作用を有している。
【0009】
【作用】叙上で明らかにされた本発明のパーマネント用
酸化剤を、チオグリコール酸、あるいはシスティンのア
ルカリ溶液などの第1剤(還元剤)に混合して使用した
場合、第1剤で毛髪が還元される時間、7乃至10分経
過後に第1剤に混入された本発明のパーマネント用酸化
剤のサイクロデキストリンが溶解されることによりこの
サイクロデキストリンに包摂されていた酸化剤の酸化作
用が開始される。なお、毛髪の還元進行は第1剤を塗布
した後、7乃至10分経過を境にして急激に下降する。
【0010】
【実施例】図1の符号1は本発明のパーマネント用酸化
剤の概略断面図を示し、本実施例のパーマネント用酸化
剤1は、後述の第1剤(還元剤)に混入した場合、7乃
至10分経過後に溶解するように調整されたサイクロデ
キストリン2にて酸化剤であるブロム酸ソーダ3を包摂
して構成されている。前記ブロム酸ソーダ3とサイクロ
デキストリン2との構成比率は、ブロム酸ソーダ3がパ
ーマネント用酸化剤1の全重量に対し約3分の2を占め
るように構成されている。
【0011】本発明のパーマネント用酸化剤1は図2に
示す如く第1剤(還元剤)4に混入して使用されるが、
チオグリコール酸6.8パーセント、PH9.4に調整
された第1剤(還元剤)4に本実施例のパーマネント用
酸化剤1を混入して行なった試験結果は次の通りである
【0012】先ず、サイクロデキストリン溶液試験とし
て、80cc(常温)の第1剤(還元剤)4に本発明の
パーマネント用酸化剤1を8グラム混入し、時間経過に
おける第1剤4の変化をみてみると、混合時点において
チオグリコール酸5.8パーセント前後、PH9.2前
後まで低下し、その後7分経過頃より発熱を伴う激しい
反応がみられチオグリコール酸は急激に低下して行った
。この試験結果から、サイクロデキストリン2のごく一
部は目的に反して混入時点で即時に溶解してしまうが、
概ね目的に沿うものであり充分に実用に供し得るもので
あるとの確証を得た。
【0013】次に、酸化力試験として、可能な限り等質
な毛髪を有するモデルを用い、本発明のパーマネント用
酸化剤1を4グラム、6グラム、8グラム、10グラム
、12グラムの5段階に別けて実際にパーマネントをか
けて酸化力の試験を行なった結果、4グラムの場合には
ロッドを外した時点では充分であったウェーブが洗髪に
より消えてしまった。これにより、4グラムでは実用に
供し得ないことが判明した。また逆に12グラムの場合
には酸化力は充分であったが、6グラム、8グラム、1
0グラムの場合と比較してウェーブ形成が弱く、これは
本発明のパーマネント用酸化剤1の混入時点におけるサ
イクロデキストリン2の溶解量に問題があるためであっ
て、結局12グラム以上は実用に不適当であると判明し
た。6グラム、8グラム、10グラムの場合は、それぞ
れ良好なウェーブ形成と酸化状態が得られた。以上の試
験結果から、本発明のパーマネント用酸化剤1の量は6
グラム乃至10グラムの範囲、特に8グラム前後が最も
適当との結論を得た。
【0014】このようにして得られた結論から、1人分
のパーマネントウェーブをかけるための第1剤(還元剤
)4と本発明のパーマネント用酸化剤1との混合割合は
、80ccに対して6グラム乃至10グラムの範囲が良
く、特に80ccに対して8グラムが最も好ましいもの
であった。
【0015】
【発明の効果】本発明のパーマネント用酸化剤を第1剤
(還元剤)に混入して用いれば、ロッド巻き完了後タオ
ルターバンをした後に塗布してキャップするのみで全て
の作業工程が終了し、後は放置するだけである。この結
果、煩雑で手間のかかるパーマネントの作業工程を大幅
に簡略化出来ると共に、神経を使う時間管理を不要にす
ることにより管理ミスに因るパーマネントの失敗を解消
することが出来る。
【0016】また、本発明のパーマネント用酸化剤を第
1剤(還元剤)に混入して用いた場合、それぞれの量は
実験の結果1人分として、第1剤80ccとパーマネン
ト用酸化剤6グラム乃至10グラムであり、係る量は6
0乃至80本のロッドで巻かれた毛束全体で充分に保持
し得る量であるため、薬液の流出に伴う不快感を解消出
来ると共に、薬液に因る皮膚の炎症などの事故を防止で
きる。
【0017】更に、本発明のパーマネント用酸化剤を第
1剤(還元剤)に混入して用いれば、テストカール、第
2剤の塗布、タオルターバンの取替え、第2剤の再塗布
などの作業時間が省略されるため、通常のパーマネント
作業に比べ作業時間の大幅な短縮化が図れる。実験の結
果では10分ほどの短縮化が図れた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のパーマネント用酸化剤の概略断面図で
ある。
【図2】本発明のパーマネント用酸化剤の使用方法を示
す概略断面図である。
【符号の説明】
1  パーマネント用酸化剤 2  サイクロデキストリン 3  ブロム酸ソーダ 4  第1剤(還元剤)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  チオグリコール酸、あるいはシスティ
    ンのアルカリ溶液などの還元剤に混入された場合、7乃
    至10分経過後に溶解されるように調整されたサイクロ
    デキストリンにて、ブロム酸カリ、ブロム酸ソーダ、過
    酸化水素などの酸化剤を包摂して成ることを特徴とする
    パーマネント用酸化剤。
JP24435791A 1991-08-31 1991-08-31 パーマネント用酸化剤 Pending JPH04356412A (ja)

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JP24435791A JPH04356412A (ja) 1991-08-31 1991-08-31 パーマネント用酸化剤

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JPH04356412A true JPH04356412A (ja) 1992-12-10

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JP24435791A Pending JPH04356412A (ja) 1991-08-31 1991-08-31 パーマネント用酸化剤

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007014606A2 (de) * 2005-08-02 2007-02-08 Thomas Besendorfer Zusammensetzung mit bakterizider, fungizider, virozider und insektizider wirkung und zusammensetzung mit wirkung als repellent

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007014606A2 (de) * 2005-08-02 2007-02-08 Thomas Besendorfer Zusammensetzung mit bakterizider, fungizider, virozider und insektizider wirkung und zusammensetzung mit wirkung als repellent
WO2007014606A3 (de) * 2005-08-02 2007-08-23 Thomas Besendorfer Zusammensetzung mit bakterizider, fungizider, virozider und insektizider wirkung und zusammensetzung mit wirkung als repellent

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