JPH04355953A - 半導体装置およびそれに用いられる絶縁積層体並びにその半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置およびそれに用いられる絶縁積層体並びにその半導体装置の製造方法

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JPH04355953A
JPH04355953A JP11457591A JP11457591A JPH04355953A JP H04355953 A JPH04355953 A JP H04355953A JP 11457591 A JP11457591 A JP 11457591A JP 11457591 A JP11457591 A JP 11457591A JP H04355953 A JPH04355953 A JP H04355953A
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JP
Japan
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insulating
semiconductor device
insulating laminate
insulating substrate
laminate
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JP11457591A
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Takeshi Ito
武志 伊藤
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、半導体装置およびそ
れに用いられる絶縁積層体並びにその半導体装置の製造
方法に関し、特に大電力用半導体素子等で構成された半
導体モジュールと冷却用金属ブロックとを電気的に絶縁
するために適した絶縁構造の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、図17に示される如く、冷却用金
属ブロック1上に絶縁積層体2が装着され、該絶縁積層
体2上に外部取出し用電極板3,平形構造とされた半導
体素子4及び外部取出し用電極板5が順次載置状に備え
られた構造の半導体装置6がある。この際、金属ブロッ
ク1と絶縁積層体2間、絶縁積層体2と電極板3間、電
極板3と半導体素子4間、半導体素子4と電極板5間に
は夫々、密着性を良好とするためのシリコングリスが塗
布されている。また金属ブロック1は熱伝導性のよい金
属材料で形成され、通常銅やアルミニウムが使用されて
おり、各電極板3,5は通常電気抵抗の小さい銅材が使
用されている。
【0003】また、前記絶縁積層体2は図18及び図1
9に示される如く、中間の絶縁材としての窒化アルミニ
ウム基板7と、該基板7の上下両面にろう材を介して夫
々重合状にろう付けされた銅板8とから構成されている
【0004】そして、この半導体装置6は、図17に示
される如く、500kg〜3000kg程度の荷重Pに
て加圧され、図示省略の締付機構により加圧保持されて
使用される。
【0005】上記半導体装置6において、半導体素子4
の通電時には数百W〜数千Wの電力損失が生じ、この電
力損失によって発生する熱の大部分が電極板3および絶
縁積層体2を通じて金属ブロック1に熱伝導される。
【0006】この熱伝導経路における熱抵抗の大小によ
って半導体素子4の通電能力が左右されるため、熱伝導
経路中、特に絶縁積層体2の熱抵抗を極力小さくするこ
とが、半導体素子4ひいては半導体装置6自体の通電能
力の特性向上につながることが知られている。
【0007】そして、絶縁積層体2の熱抵抗を小さくす
る方法として例えば、窒化アルミニウム基板7の厚みを
薄くする方法や銅板8の厚みを薄くする方法、または絶
縁積層体2自体の形状を大きくする方法等の対策が考え
られる。
【0008】しかしながら、窒化アルミニウム基板7は
大変割れ易い機械的特性を有しており、また絶縁積層体
2に要求される主要機能としての電気的絶縁性を保障す
る必要から、上記対策を講じるには一定の限界がある。
【0009】また半導体素子4は締付機構により500
kg〜3000kg程度に加圧接して使用されるため、
絶縁積層体2にも定常的に、上記加圧力が作用している
。一方、電極板3と絶縁積層体2相互間及び絶縁積層体
2と金属ブロック1相互間の夫々の熱膨張率の相違から
、半導体素子4の通電中に発生する熱によっても機械的
ストレスが絶縁積層体2に定常的に発生している。
【0010】以上のように絶縁積層体2には定常的に各
種機械的ストレスが作用しており、特に窒化アルミニウ
ム基板7の割れによる半導体装置6の絶縁破壊を防止す
るために、絶縁積層体2の寸法,形状あるいはソリ,ま
たは電極板3および金属ブロック1と絶縁積層体2相互
の対向面の面精度およびソリ等については充分の管理が
要求されている。
【0011】そこで、この種の半導体装置6にあっては
、絶縁積層体2の熱抵抗を小さくし、かつ所望の絶縁耐
力を保障するため、窒化アルミニウム基板7については
、厚みが0.5mm〜0.6mmで、一辺が50mm〜
60mmの略正方形に形成すると共に、図19に示され
る如く、各コーナー部9は外部からの衝撃による割れを
防止すべくR状に形成され、銅板8については、厚みが
0.3mm〜0.5mmで、基板7より僅かに小形に形
成することによって一応の特性を得ていた。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
造の半導体装置6において、絶縁積層体2両側の各銅板
8は夫々一側面が窒化アルミニウム基板7側にろう付け
されているため、銅板8と銅製電極板3との界面Aおよ
び銅板8と金属ブロック1との界面Bにおける相互間の
熱膨張率が相違し、また銅板8,電極板3および金属ブ
ロック1は夫々軟質材である。従って、半導体素子4の
通電時に発生する熱によって銅板8,電極板3および金
属ブロック1が熱膨張する際、夫々軟質材よりなるため
、接触面相互間で面方向のスベリが発生し難く、熱膨張
率の相違によって接触面相互間にはミクロ的見地から凹
凸部が形成され、熱膨張率の相違による機械的ストレス
および締付機構の加圧力による機械的ストレスの部分的
な集中が夫々の界面A,Bに発生する。この場合、特に
ストレスの集中が生じ易い部位、例えば銅板8のエッジ
部10等にストレスが集中し、この集中されたストレス
によって窒化アルミニウム基板7に曲げストレスが作用
し、クラックや割れがなお発生するという問題があった
【0013】この点に鑑み、半導体素子4側の発熱量を
少なくして熱膨張によって発生するストレスを小さくす
べく、通常、50A〜100A前後の通電電流に留める
必要があった。
【0014】また、締付機構の加圧力によるストレスを
小さくするためには、加圧力を小さくすることが必要で
あり、その為、大口径の半導体素子4のように大きな加
圧力を必要とする半導体素子4は組み込めないといった
構造上および特性上の問題があった。
【0015】一方、絶縁積層体2において銅板8は、そ
の熱膨張係数(線膨張係数20×10−6/℃)が窒化
アルミニウム基板7の熱膨張係数(線膨張係数4.5〜
5×10−6/℃)よりもかなり大きくなっている。こ
のとき、半導体素子4への通電によって熱が発生すると
、窒化アルミニウム基板7と銅板8との界面Fに両者間
の熱膨張係数の相違から歪みが形成される。この状態で
、絶縁積層体2に大きな加圧力が加えられると、上記歪
み部分にストレスが集中して窒化アルミニウム基板7に
クラックや割れが生じる。このため、上記と同様で、通
電能力が低下するとともに、大きな加圧力を必要とする
大口径の半導体素子4を組み込むことができず、半導体
装置6の信頼度が低下してしまう問題が生じる。
【0016】この発明は、上記のような問題点を解消す
るためになされたもので、半導体装置の通電能力の向上
を図ると共に、大口径の半導体素子のように大きな加圧
力を必要とする半導体素子を組み込み可能とし、信頼度
の高い半導体装置およびそれに用いられる絶縁積層体並
びにその半導体装置の製造方法を提供することを目的と
する。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
、この発明の第1の構成においては、加圧接状態で使用
される平形半導体素子とその両面に夫々接触配置された
外部取出し電極とを備えた半導体モジュールが、絶縁積
層体で冷却用金属ブロックと電気的に絶縁されてなる半
導体装置であって、前記絶縁積層体が、(a) 絶縁基
板と、(b) 該絶縁基板の両面に夫々重合状にろう付
けされた第1金属板と、(c) 少なくとも一方の前記
第1金属板の前記絶縁基板側と反対側に重合状に装着さ
れ、かつ前記第1金属板より硬度が大なる第2金属板と
を備えてなる半導体装置を提供する。
【0018】また、この発明の第2の構成では、上記第
1の構成の半導体装置に用いられる絶縁積層体として、
(a) 絶縁基板と、(b) 該絶縁基板の両面に夫々
重合状にろう付けされた第1金属板と、(c) 少なく
とも一方の前記第1金属板の前記絶縁基板側と反対側に
重合状に装着され、かつ前記第1金属板より硬度が大な
る第2金属板とを備えてなる絶縁積層体を提供する。
【0019】さらに、上記第1の構成の半導体装置を提
供するため、この発明の第3の構成では、加圧接状態で
使用される平形半導体素子とその両面に夫々接触配置さ
れた外部取出し電極とを備えた半導体モジュールが、絶
縁積層体で冷却用金属ブロックと電気的に絶縁されてな
る半導体装置を製造する方法であって、(a) 絶縁基
板の両面に、夫々重合状に第1金属板をろう付けする工
程と、(b) 前記ろう付けされた少なくとも一方の前
記第1金属板の前記絶縁基板側と反対側に、前記第1金
属板より硬度が大なる第2金属板を重合状に装着して絶
縁積層体を製造する工程と、(c) 冷却用金属ブロッ
ク上に前記絶縁積層体を載置すると共に、該絶縁積層体
上に第1の外部取出し電極、平形半導体素子、第2の外
部取出し電極を順次載置して半導体装置を得る工程とを
備えてなる方法を提供する。
【0020】なお、上記第1ないし第3の構成は、後に
詳述する第1の実施例に対応している。
【0021】上記目的を達成するため、この発明の第4
の構成においては、加圧接状態で使用される平形半導体
素子とその両面に夫々接触配置された外部取出し電極と
を備えた半導体モジュールが、絶縁積層体で冷却用金属
ブロックと電気的に絶縁されてなる半導体装置であって
、前記絶縁積層体が、(a) 絶縁基板と、(b) 該
絶縁基板の両面に夫々重合状にろう付けされた金属板と
を備えてなり、少なくとも一方の前記金属板を、前記絶
縁基板の熱膨張係数に対し比較的近似する熱膨張係数を
有する材料により構成する半導体装置を提供する。
【0022】また、この発明の第5の構成では、上記第
4の構成の半導体装置に用いられる絶縁積層体として、
(a) 絶縁基板と、(b) 該絶縁基板の両面に夫々
重合状にろう付けされた金属板とを備えてなり、少なく
とも一方の前記金属板を、前記絶縁基板の熱膨張係数に
対し比較的近似する熱膨張係数を有する材料により構成
する絶縁積層体を提供する。
【0023】さらに、上記第4の構成の半導体装置を提
供するため、この発明の第6の構成では、加圧接状態で
使用される平形半導体素子とその両面に夫々接触配置さ
れた外部取出し電極とを備えた半導体モジュールが、絶
縁積層体で冷却用金属ブロックと電気的に絶縁されてな
る半導体装置を製造する方法であって、(a) 絶縁基
板の両面に、少なくとも一方が前記絶縁基板の熱膨張係
数に対し比較的近似する熱膨張係数を有する材料により
構成された金属板を、夫々重合状にろう付けして絶縁積
層体を製造する工程と、(b) 冷却用金属ブロック上
に前記絶縁積層体を載置すると共に、該絶縁積層体上に
第1の外部取出し電極、平形半導体素子、第2の外部取
出し電極を順次載置して半導体装置を得る工程とを備え
てなる方法を提供する。
【0024】なお、上記第4ないし第6の構成は、後に
詳述する第2の実施例に対応している。
【0025】
【作用】この発明の第1の構成の半導体装置においては
、半導体素子の通電時に発生する熱によって各部に熱膨
張が生じた場合、絶縁積層体における外層の第2金属板
が内層の第1金属板より硬度が大きい材料よりなるため
、第1金属板と第2金属板との界面でスベリが発生する
【0026】この相互のスベリ作用によって、界面にお
ける相互の熱膨張が円滑化され、ここに熱膨張によるス
トレスの発生が有効に防止できる。またこの界面におけ
るスベリの発生によって従来の如く界面におけるミクロ
的見地からの凹凸部の形成が防止でき、加圧力によるス
トレスも略均等に分散され、これらの事から絶縁基板の
クラックや割れの発生が防止される。
【0027】そして、この絶縁基板のクラックや割れの
発生が防止されることから、通電電流の増加や加圧力の
増大が可能となる。
【0028】この発明の第4の構成の半導体装置におい
ては、絶縁積層体における金属板が、絶縁基板に対し熱
膨張係数が比較的近似した材料により構成されているた
め、半導体素子への通電によって熱が発生した場合、絶
縁基板と金属板とがほぼ均等に膨張する。
【0029】このため、熱膨張に対しても絶縁基板と金
属板との界面において歪みの形成を防止でき、加圧力に
よるストレスが略均等に分散される。これらの事から絶
縁基板のクラックや割れの発生が防止されて、通電電流
の増加や加圧力の増大が可能となる。
【0030】この発明の第2または第5の構成の絶縁積
層体は、前記第1または第4の構成の半導体装置のうち
半導体モジュールと冷却用ブロックとの間に介在させる
絶縁体部分をそれぞれ特定しているため、前記第1また
は第4の構成の半導体装置に利用できる。
【0031】この発明の第3または第6の構成の半導体
装置の製造方法は、前記第1または第4の構成の半導体
装置の製造プロセスをそれぞれ特定している。これらの
方法においては、絶縁積層体の構造を得た後、その絶縁
積層体を冷却用ブロック上に載置する工程をそれぞれ有
している。これにより、第1または第4の構成の半導体
装置を得ることができる。
【0032】
【実施例】
<第1の実施例>以下、この発明の半導体装置および絶
縁積層体並びに半導体装置の製造方法の第1の実施例を
図面に基づいて説明する。
【0033】図1は半導体素子4を内蔵する半導体装置
6の側断面図、図2は同分解図であり、図3はその半導
体装置6の一部断面拡大図、図4は半導体素子4の一部
断面側面図、図5は絶縁積層体12の側断面図、図6は
同平面図、図7〜図10はその絶縁積層体12の製造段
階におけるそれぞれの側断面図である。
【0034】まず、図7に示される如く、熱伝導性の良
好な絶縁材よりなる絶縁基板としての窒化アルミニウム
(線膨張係数4.5〜5×10−6/℃)基板7の上下
両面に、図8に示される如く、ろう材13を介して夫々
重合状に第1金属板としての銅(線膨張係数20×10
−6/℃,硬度110HB 〜114HB )板8をろ
う付けして絶縁積層体2を作成する。
【0035】この際、窒化アルミニウム基板7は従来同
様、厚みが0.5mm〜0.6mmで、図6に示される
如く、一辺が50mm〜60mmの略正方形に形成され
ると共に、各コーナー部9は割れ防止用のR状に形成さ
れ、また銅板8は厚みが0.3mm〜0.5mmで、基
板7より僅かに小形に形成されている。
【0036】次に、図9に示される如く、一方の銅板8
の外面側に、熱伝導性の良好なシリコングリス14を塗
布した後、銅板8より硬度が大きい第2金属板としての
モリブデン(線膨張係数4×10−6/℃,硬度162
HB 〜247HB )板15を重合状とし、周縁部で
銅板8側にシリコンゴム16で張り付け固定される。こ
の際、シリコンゴム16がキュアな状態となる2〜4時
間の間、おもり等によって両側より加圧力Qを加えた状
態で保持する。その後、この積層体を上下反転させ、図
10に示される如く、他方の銅板8側にも同様にしてモ
リブデン板15を重合状に張り付け固定し、本発明に係
る絶縁積層体12を作成する。なお両モリブデン板15
の外面側中心部には位置決め用のピン孔17があらかじ
め形成されている。
【0037】この際、モリブデン板15は厚みの増加に
伴って熱抵抗が増加するため、0.3mm〜5mmの厚
みとすればよく、ピン孔17形成の観点から1mm〜4
mmの厚みが好ましい。またシリコンゴム16として、
常温硬化形の脱アルコールタイプの非流動型(所謂高粘
度)シリコンゴム、例えばRTVシリコンゴムを用いれ
ば、取り扱いが良好である。即ち、銅板8とモリブデン
板15との界面Cにシリコンゴム16が流れ込んだ場合
、半導体装置6加圧時に、シリコンゴム16流入部分に
荷重が集中し、その荷重の集中によって窒化アルミニウ
ム基板7が割れるおそれがあり、従って、上記シリコン
ゴム16を用いることによって、またキュアな状態に硬
化するまでの間、加圧力Qを作用させることによって張
り付け作業時における前記界面Cに対するシリコンゴム
16の流れ込みが有効に防止できる。尚、本実施例では
モリブデン板15は図6に示される如く、円形で、周方
向に離隔した4か所でシリコンゴム16によって固定し
た構造を示しているが、図11や図12に示される如く
、3か所であってもよく、さらには全周にわたって固定
する構造であってもよい。
【0038】冷却用金属ブロック1は、アルミニウム(
JISA5052O材、線膨張係数29×10−6/℃
,硬度47HB )等よりなり、図2に示すように上面
側中央に位置決め用ピン孔18が形成され、上面側外周
部に雌ネジ孔19を有するボス部20が所定間隔を有し
て複数(例えば4か所)突設されている。
【0039】半導体素子4は図4に示される如く、PN
接合を有するとともにモリブデン板22に固定されたシ
リコンウエハ23,モリブデン円板24,上下の銅ブロ
ック25,26及び外周のセラミック体27等からなる
大電力平形ダイオードとされ、上下の銅ブロック25,
26の外面側中心には図2に示される如く、夫々位置決
め用ピン孔28,29が形成されている。
【0040】一方、第1,第2の外部取出し電極として
の各電極板3,5は銅材よりなり、その所定位置には夫
々位置決め用ピン挿通孔30,31が形成されている。 また、図1及び図2において、33はガラスエポキシ等
よりなる上側絶縁板、34は鉄等よりなる加圧ガイドブ
ロック、35はバネ鋼よりなる皿バネ、36は鉄板等よ
りなる加圧プレートであり、加圧プレート36には電極
板3,5が遊挿される電極通孔37,38およびボルト
39が遊挿されるボルト通孔40が形成されている。さ
らに加圧プレート36の下面には加圧ガイドブロック3
4の突部41が嵌合される凹部42が形成されている。 また上側絶縁板33の下面に位置決め用ピン孔43が形
成されている。
【0041】そして、図1,図2もしくは図3に示され
る如く、金属ブロック1上面にシリコングリス14を塗
布した後、ピン孔18にピン45を挿通し、絶縁積層体
12下側のピン孔17をピン45に合致させて載置する
【0042】次に絶縁積層体12上面にシリコングリス
14を塗布した後、上側のピン孔17にピン46を挿入
し、ピン46位置にピン挿通孔30を合致させてアノー
ド電極としての電極板3を載置し、その電極板3上面に
ピン挿通孔30より上方に突出するピン46に半導体素
子4のピン孔29を合致させて載置する。
【0043】次に半導体素子4上面のピン孔28にピン
47を挿入し、ピン47位置にピン挿通孔31を合致さ
せてカソード電極としての電極板5を載置し、その電極
板5上面に、ピン挿通孔31より上方に突出するピン4
7に上側絶縁板33のピン孔43を合致させて上側絶縁
板33を載置する。
【0044】その後、上側絶縁板33上に加圧ガイドブ
ロック34を載置し、加圧ガイドブロック34の胴部4
8に複数の皿バネ35を外挿し、加圧ガイドブロック3
4の突部41に凹部42を合致させて加圧プレート36
を載置する。この際、各電極板3,5の立上り片は各電
極通孔37,38に遊挿状とされる。そして各ボルト3
9を上方側から各ボルト挿通孔40に夫々挿通させると
共に、金属ブロック1の各ボス部20の雌ネジ孔19に
所望に螺合締結することによって所望の加圧力が付与さ
れた加圧状態に保持され、ここに加圧接状態に組付けら
れた半導体装置6が得られる。また上記金属ブロック1
のボス部20,上側絶縁板33,加圧ガイドブロック3
4,皿バネ35,加圧プレート36,ボルト39等によ
って締付機構が構成される。
【0045】前記シリコングリス14の各塗布は密着性
を良好として相互の接触熱抵抗の軽減を図る目的で使用
されている。また上記半導体素子4と各電極板3,5で
半導体モジュール50が構成されている。
【0046】上記のように構成された半導体装置6によ
れば、半導体素子4通電時に発生した熱により各部が熱
膨張した場合であっても、モリブデン板15は非常に硬
い材質であるため、軟質の銅板8とモリブデン板15と
の界面Cに相互のスベリが発生し、この相互間のスベリ
によって銅板8とモリブデン板15の界面Cにおける相
互の熱膨張が円滑化され、熱膨張によるストレスの発生
が有効に防止できる。また界面Cでスベリが発生するた
め、ミクロ的見地から凹凸部の形成が有効に防止でき、
加圧力によるストレスも略均等に分散される。以上の事
から各ストレスの部分的な集中が防止でき、ここに窒化
アルミニウム基板7のクラックや割れの発生が防止でき
る。従って、通電性能に関しては、100A〜200A
前後までの通電が可能となり、今後、多様な半導体素子
4の適用によりさらに向上可能である。また加圧力の範
囲としても、従来は500kg〜800kg程度が限界
であったが、本実施例においては500kg〜3000
kgまで十分対応することが可能となり、従って大口径
タイプの大電力用半導体素子4の適用も可能となった。 即ち、品質面に関し、200Aクラスの半導体装置6で
、−40℃〜+125℃各1時間のヒートサイクル試験
で200サイクル以上においても特性上何等変化がない
ことが確認された。
【0047】また本実施例においては、モリブデン板1
5と銅製の電極板3との界面Dおよびモリブデン板15
と金属ブロック1の界面Eにおいても前述同様、相互間
にスベリが発生し、これら界面D,Eにおいてもストレ
スの集中が有効に防止できる。
【0048】さらに半導体装置6の組付けに際し、各ピ
ン45,46,47と各ピン孔17,18,28,29
,43及びピン挿通孔30,31との挿入及び挿通によ
って各部材が位置決めされるため、組付け時の位置ズレ
が有効に防止できる。
【0049】なお、半導体素子4としてダイオードを例
示しているが、サイリスタ素子やGTOサイリスタ素子
等であってもよい。また第1金属板として銅板8を用い
、第2金属板としてモリブデン板15を用いたものを示
しているが、第2金属板としてタングステン板(線膨張
係数4×10−6/℃,硬度425HB 〜505HB
 )を用いてもよく、また各金属板として合金等を用い
てもよい。
【0050】さらに上記第1の実施例において、絶縁積
層体12の両側にモリブデン板15を備えたものを開示
しているが、図9に示される如く、一方にのみ備えた構
造であってもよい。
【0051】<第2の実施例>次に、この発明の半導体
装置および絶縁積層体並びに半導体装置の製造方法の第
2の実施例を説明する。
【0052】図13は半導体素子4を内蔵する半導体装
置106の側断面図、図14は同分解図であり、図15
は絶縁積層体112の側断面図、図16は同平面図であ
る。これらの図に示すように、この半導体装置106で
は、上記第1の実施例の半導体装置6における絶縁積層
体12に代えて、以下に詳述する絶縁積層体112が用
いられている。
【0053】すなわち図15および図16に示すように
、この第2の実施例における絶縁積層体112は、熱伝
導性の良好な絶縁材よりなる絶縁基板としての窒化アル
ミニウム(線膨張係数4.5〜5×10−6/℃)基板
7の上下両面に、金属板としてのクラッド板115がろ
う付けして固定される。
【0054】この際、窒化アルミニウム基板7は上記第
1の実施例と同様で、厚みが0.5mm〜0.6mmで
、図16に示されるように、一辺が50mm〜60mm
の略正方形に形成されると共に、各コーナー部9は割れ
防止用のR状に形成される。また、クラッド板115は
、ニッケル、鉄および銅を主成分とする材料(線膨張係
数4〜6×10−6/℃)、またはニッケル、コバルト
および銅を主成分とする材料(線膨張係数7〜9×10
−6/℃)により構成され、厚みが0.3〜1mmで、
基板7より僅かに小形に形成されている。さらに、クラ
ッド板115の外面側中心部には、上記第1の実施例と
同様に、位置決め用のピン孔17が形成されている。
【0055】その他の構成は、上記第1の実施例と同様
であるため、同一部分に同一符号を付して、その説明を
省略する。
【0056】この半導体装置の製造方法は、まず窒化ア
ルミニウム基板7の両面にクラッド板115をろう付け
して取り付けて、絶縁積層体112を得る。
【0057】そしてその絶縁積層体112を用いて、上
記第1の実施例と同様にして、半導体装置106を製造
する。
【0058】すなわち、金属ブロック1上面に図示しな
いシリコングリスを塗布した後、ピン孔18にピン45
を挿通し、絶縁積層体112下側のピン孔17をピン4
5に合致させて載置する。
【0059】次に絶縁積層体112上面に図示しないシ
リコングリスを塗布した後、上側のピン孔17にピン4
6を挿入し、ピン46位置にピン挿通孔30を合致させ
てアノード電極としての電極板3を載置し、その電極板
3上面にピン挿通孔30より上方に突出するピン46に
半導体素子4のピン孔29を合致させて載置する。
【0060】次に半導体素子4上面のピン孔28にピン
47を挿入し、ピン47位置にピン挿通孔31を合致さ
せてカソード電極としての電極板5を載置し、その電極
板5上面に、ピン挿通孔31より上方に突出するピン4
7に上側絶縁板33のピン孔43を合致させて上側絶縁
板33を載置する。
【0061】その後、上側絶縁板33上に加圧ガイドブ
ロック34を載置し、加圧ガイドブロック34の胴部4
8に複数の皿バネ35を外挿し、加圧ガイドブロック3
4の突部41に凹部42を合致させて加圧プレート36
を載置する。そして各ボルト39を上方側から各ボルト
挿通孔40に夫々挿通させると共に、金属ブロック1の
各ボス部20の雌ネジ孔19に所望に螺合締結すること
によって所望の加圧力が付与された加圧状態に保持され
、ここに加圧接状態に組付けられた半導体装置106が
得られる。
【0062】この半導体装置106によれば、絶縁積層
体112におけるクラッド板115が、窒化アルミニウ
ム基板7に対し熱膨張係数が近似した材料により構成し
ているため、半導体素子4への通電によって熱が発生し
た場合、窒化アルミニウム基板7とクラッド板115と
がほぼ均等に膨張する。このため、窒化アルミニウム基
板7とクラッド板115との界面Fにほとんど歪みが形
成されず、加圧力によるストレスが窒化アルミニウム基
板7の全域に略均等に分散される。したがって、窒化ア
ルミニウム基板7のクラックや割れの発生が防止されて
、通電電流の増加や加圧力の増大が可能となる。その結
果、通電性能に関しては、100A〜200A前後まで
の通電が可能となり、今後、多様な半導体素子4の適用
によりさらに向上できる。また加圧力の範囲としても、
従来は500kg〜800kg程度が限界であったが、
本実施例においては500kg〜3000kgまで十分
対応することが可能となり、従って大口径タイプの大電
力用半導体素子4の適用も可能となった。即ち、品質面
に関し、200Aクラスの半導体装置6で、−40℃〜
+125℃各1時間のヒートサイクル試験で200サイ
クル以上においても特性上何等変化がないことが確認さ
れた。
【0063】なお、上記第2の実施例では、窒化アルミ
ニウム基板7の両面にクラッド板115を取り付けて絶
縁積層体112を形成するようにしているが、それだけ
に限られず、窒化アルミニウム基板7の一面側にクラッ
ド板115を取り付けるとともに、他面側に銅板等を取
り付けて絶縁積層体112を形成するようにしてもよい
【0064】また、上記第2の実施例では、金属板をク
ラッド板115により構成するようにしているが、それ
だけに限られず、金属板は、窒化アルミニウム基板7等
の絶縁基板の熱膨張係数に対し比較的近似した熱膨張係
数を有する材料により構成されていればよい。例えば、
金属板が、絶縁基板の熱膨張係数に対し−50%以上で
+100%以下の範囲に熱膨張係数を有する材料により
構成されていれば、絶縁基板と金属板との界面にほとん
ど歪みが形成されず、上記と同様な効果が得られる。
【0065】
【発明の効果】以上のように、この発明の第1の構成の
半導体装置よれば、絶縁積層体が絶縁材よりなる絶縁基
板の両面に夫々重合状に第1金属板を備えるだけでなく
、少なくとも一方の第1金属板の他面により硬度の大き
い第2金属板が重合状に備えられたものであり、熱膨張
時の第1金属板と第2金属板との界面における相互のス
ベリ作用によって第1金属板に対するストレスの集中が
防止でき、ここに、絶縁基板のクラックや割れの発生が
有効に防止できる。従って通電能力の向上を図ることが
できると共に、大きな加圧力を必要とする半導体素子も
組み込み可能となり、品質的にもより安定した信頼度の
高い半導体装置が提供できる。
【0066】この発明の第4の構成の半導体装置によれ
ば、絶縁積層体において絶縁基板の両面に取り付けられ
る金属板のうち少なくとも一方を、絶縁基板に対し熱膨
張係数が比較的近似した材料により構成しているため、
半導体素子への通電によって熱が発生した場合、絶縁基
板と金属板とがほぼ均等に膨張する。このため、絶縁基
板と金属板との界面に歪みが形成されず、絶縁基板のク
ラックや割れの発生が有効に防止できる。従って通電能
力の向上を図ることができると共に、大きな加圧力を必
要とする半導体素子も組み込み可能となり、品質的にも
より安定した信頼度の高い半導体装置を提供できる。
【0067】この発明の第2または第5の構成の絶縁積
層体によれば、上記第1または第4の構成の半導体装置
のうち半導体モジュールと冷却用ブロックとの間に介在
させる絶縁体部分をそれぞれ特定しているため、上記第
1または第4の構成の半導体装置に利用できる。
【0068】この発明の第3または第6の構成の半導体
装置の製造方法によれば、上記第1または第4の構成の
半導体装置の製造プロセスをそれぞれ特定しているため
、上記第1または第4の構成の半導体装置を製造するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施例の半導体装置を示す側
断面図である。
【図2】第1の実施例の半導体装置を示す分解図である
【図3】第1図のIII −III 線断面拡大図であ
る。
【図4】第1の実施例に利用された半導体素子の一部断
面側面図である。
【図5】第1の実施例の半導体装置に組み込まれた絶縁
積層体の側断面図である。
【図6】第1の実施例の絶縁積層体を示す平面図である
【図7】第1の実施例の絶縁積層体の製造段階における
側断面図である。
【図8】第1の実施例の絶縁積層体の製造段階における
側断面図である。
【図9】第1の実施例の絶縁積層体の製造段階における
側断面図である。
【図10】第1の実施例の絶縁積層体の製造段階におけ
る側断面図である。
【図11】この発明における絶縁積層体の第1の変形例
を示す平面図である。
【図12】この発明における絶縁積層体の第2の変形例
を示す平面図である。
【図13】この発明の第2の実施例の半導体装置を示す
側断面図である。
【図14】第2の実施例の半導体装置を示す分解図であ
る。
【図15】第2の実施例の半導体装置に組み込まれた絶
縁積層体の側断面図である。
【図16】第2の実施例の絶縁積層体を示す平面図であ
る。
【図17】従来の半導体装置を示す側断面図である。
【図18】従来の半導体装置に組み込まれた絶縁積層体
の側断面図である。
【図19】従来の半導体装置に組み込まれた絶縁積層体
の平面図である。
【符号の説明】
1    金属ブロック 3    電極板 4    半導体素子 5    電極板 6,106  半導体装置 7    窒化アルミニウム基板 8    銅板 12,112  絶縁積層体 13  ろう材 15  モリブデン板 50  半導体モジュール 115  クラッド板

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  加圧接状態で使用される平形半導体素
    子とその両面に夫々接触配置された外部取出し電極とを
    備えた半導体モジュールが、絶縁積層体で冷却用金属ブ
    ロックと電気的に絶縁されてなる半導体装置であって、
    前記絶縁積層体が、(a) 絶縁基板と、(b) 該絶
    縁基板の両面に夫々重合状にろう付けされた第1金属板
    と、(c) 少なくとも一方の前記第1金属板の前記絶
    縁基板側と反対側に重合状に装着され、かつ前記第1金
    属板より硬度が大なる第2金属板とを備えてなることを
    特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】  半導体装置に用いられる絶縁積層体で
    あって、(a) 絶縁基板と、(b) 該絶縁基板の両
    面に夫々重合状にろう付けされた第1金属板と、(c)
     少なくとも一方の前記第1金属板の前記絶縁基板側と
    反対側に重合状に装着され、かつ前記第1金属板より硬
    度が大なる第2金属板とを備えてなることを特徴とする
    絶縁積層体。
  3. 【請求項3】  加圧接状態で使用される平形半導体素
    子とその両面に夫々接触配置された外部取出し電極とを
    備えた半導体モジュールが、絶縁積層体で冷却用金属ブ
    ロックと電気的に絶縁されてなる半導体装置を製造する
    方法であって、(a) 絶縁基板の両面に、夫々重合状
    に第1金属板をろう付けする工程と、(b)前記ろう付
    けされた少なくとも一方の前記第1金属板の前記絶縁基
    板側と反対側に、前記第1金属板より硬度が大なる第2
    金属板を重合状に装着して絶縁積層体を製造する工程と
    、(c) 冷却用金属ブロック上に前記絶縁積層体を載
    置すると共に、該絶縁積層体上に第1の外部取出し電極
    、平形半導体素子、第2の外部取出し電極を順次載置し
    て半導体装置を得る工程とを備えてなることを特徴とす
    る半導体装置の製造方法。
  4. 【請求項4】  加圧接状態で使用される平形半導体素
    子とその両面に夫々接触配置された外部取出し電極とを
    備えた半導体モジュールが、絶縁積層体で冷却用金属ブ
    ロックと電気的に絶縁されてなる半導体装置であって、
    前記絶縁積層体が、(a) 絶縁基板と、(b) 該絶
    縁基板の両面に夫々重合状にろう付けされた金属板とを
    備えてなり、少なくとも一方の前記金属板を、前記絶縁
    基板の熱膨張係数に対し比較的近似する熱膨張係数を有
    する材料により構成することを特徴とする半導体装置。
  5. 【請求項5】  半導体装置に用いられる絶縁積層体で
    あって、(a) 絶縁基板と、(b) 該絶縁基板の両
    面に夫々重合状にろう付けされた金属板とを備えてなり
    、少なくとも一方の前記金属板を、前記絶縁基板の熱膨
    張係数に対し比較的近似する熱膨張係数を有する材料に
    より構成することを特徴とする絶縁積層体。
  6. 【請求項6】  加圧接状態で使用される平形半導体素
    子とその両面に夫々接触配置された外部取出し電極とを
    備えた半導体モジュールが、絶縁積層体で冷却用金属ブ
    ロックと電気的に絶縁されてなる半導体装置を製造する
    方法であって、(a) 絶縁基板の両面に、少なくとも
    一方が前記絶縁基板の熱膨張係数に対し比較的近似する
    熱膨張係数を有する材料により構成された金属板を、夫
    々重合状にろう付けして絶縁積層体を製造する工程と、
    (b) 冷却用金属ブロック上に前記絶縁積層体を載置
    すると共に、該絶縁積層体上に第1の外部取出し電極、
    平形半導体素子、第2の外部取出し電極を順次載置して
    半導体装置を得る工程とを備えてなることを特徴とする
    半導体装置の製造方法。
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