JPH04354275A - ヘッドモ−ション追従型映像システム - Google Patents

ヘッドモ−ション追従型映像システム

Info

Publication number
JPH04354275A
JPH04354275A JP3155189A JP15518991A JPH04354275A JP H04354275 A JPH04354275 A JP H04354275A JP 3155189 A JP3155189 A JP 3155189A JP 15518991 A JP15518991 A JP 15518991A JP H04354275 A JPH04354275 A JP H04354275A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
angle
head
video
video monitor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3155189A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideki Kono
英樹 河野
Teruyuki Matsui
松井 照幸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Meitec Group Holdings Inc
Original Assignee
Meitec Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Meitec Corp filed Critical Meitec Corp
Priority to JP3155189A priority Critical patent/JPH04354275A/ja
Publication of JPH04354275A publication Critical patent/JPH04354275A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Manipulator (AREA)
  • Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)
  • Control Of Position Or Direction (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、監視対象場所の状況を
映像モニタで遠隔的に監視する人の頭部の動きに追従し
て監視対象場所に設けられたテレビカメラの撮像方向を
変えるようにした映像システムに係り、詳しくは左眼用
、及び右眼用映像モニタを設けることにより、監視対象
場所の映像モニタに立体感をもたせるとともに、監視対
象場所における音声をステレオで集音し、その音声を左
右のイアホンで聞くことによって、監視対象場所に対す
る臨場感を向上させるようにしたヘッドモ−ション追従
型映像システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、テレビカメラを用い、監視対象場
所の状況を映像モニタで遠隔監視するシステムとして、
テレビカメラを固定した固定システムや、監視人が遠隔
操作することによりテレビカメラの向きを変え、視野を
変化させるような遠隔操作システムがある。固定システ
ムの場合は、映像モニタによる視野が固定されるため、
映像モニタ中の動物、人、あるいは車両、飛行機などの
移動体を追視することは殆ど不可能である。一方、遠隔
操作システムの場合、上記移動体の追視は可能であるが
、テレビカメラの駆動操作に熟練を要するため、実用的
でないという問題がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来の
映像モニタによる遠隔監視システムの場合、テレビカメ
ラ固定システムは勿論のこと、遠隔操作システムの場合
でも、映像モニタ中の動物、人、あるいは車両、飛行機
などの移動体を追視することが困難であるが、監視場所
の状況を映像モニタで監視するシステムの場合、移動体
の追視は必要条件になることが多い。そこで本発明では
、監視対象場所の状況を映像モニタで遠隔的に監視する
人が、映像モニタによる視野を変化させたいと思ったと
き、視野の変化方向に頭部を動かすことにより、即ちヘ
ッドモ−ションにより、テレビカメラの撮像方向を変え
るようにするとともに、映像モニタの映像に立体感を持
たせ、且つ監視対象場所の音声をステレオで聞くことに
よって監視対象場所に対する臨場感を高め、監視効果を
向上させることを解決すべき技術的課題とするものであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題解決のための技
術的手段は、ヘッドモ−ション追従型映像システムにお
いて、監視対象場所の状況を映像モニタで遠隔的に監視
する人の頭部に挿着されるヘッドユニットには、左眼用
映像モニタと、右眼用映像モニタと、左耳用イアホンと
、右耳用イアホンと、頭部の動きに応じたピッチ角、ロ
−ル角、及びヨ−角それぞれを検出し、それぞれの検出
角度に応じた角度信号を出力するピッチ角センサ、ロ−
ル角センサ、及びヨ−角センサと、外部から無線信号の
形態で送信された映像信号を受信し、その映像信号を前
記左眼用映像モニタ及び右眼用映像モニタそれぞれが映
像可能な信号に変換して出力する映像信号受信部と、外
部から無線信号の形態で送信された音声信号を受信し、
その音声信号を前記左耳用イアホン及び右耳用イアホン
それぞれが音声発生可能な信号に変換して出力する音声
信号受信部と、前記ピッチ角センサ、ロ−ル角センサ、
及びヨ−角センサそれぞれから出力された角度信号に基
づいて前記頭部の姿勢角度を演算し、その姿勢角度信号
を出力する信号処理部と、その信号処理部から出力され
た前記姿勢角度信号を無線信号に変換して送信する角度
信号送信部とを取り付ける一方、監視対象場所には、前
記左眼用映像モニタの映像を撮像する左側テレビカメラ
と、前記右眼用映像モニタの映像を撮像する右側テレビ
カメラと、前記左耳用イアホンから出力される音声を集
音する左側マイクロホンと、前記右耳用イアホンから出
力される音声を集音する右側マイクロホンと、前記左側
テレビカメラ及び右側テレビカメラをピッチ、ロ−ル、
及びヨ−の方向に駆動する駆動部と、前記左側テレビカ
メラ及び右側テレビカメラそれぞれの撮像に基づいて生
成された画像信号を前記映像信号として無線信号の形態
で出力する映像信号送信部と、前記左側マイクロホン及
び右側マイクロホンそれぞれで集音された音声を前記音
声信号として無線信号の形態で出力する音声信号送信部
と、前記角度信号送信部から無線信号の形態で出力され
た姿勢角度信号を受信し、その姿勢角度信号に基づいた
駆動信号を前記駆動部に出力することにより、前記左側
テレビカメラ及び右側テレビカメラを前記頭部の動きに
追従するようにピッチ、ロ−ル、及びヨ−方向に駆動さ
せる角度信号受信部とを設けた構成にすることである。
【0005】
【作用】上記構成のヘッドモ−ション追従型映像システ
ムによれば、監視対象場所の状況を映像モニタで遠隔的
に監視する人の頭部にヘッドユニットを装着する一方、
監視対象場所において、左側テレビカメラ及び右側テレ
ビカメラが監視対象場所を撮像し、左側マイクロホン及
び右側マイクロホンが監視対象場所における音声を集音
していると、映像信号送信部は左側テレビカメラ及び右
側テレビカメラそれぞれの撮像に基づいて生成された画
像信号を映像信号として無線信号の形態で出力する一方
、音声信号送信部は左側マイクロホン及び右側マイクロ
ホンそれぞれで集音された音声を音声信号として無線信
号の形態で出力する。映像信号送信部から出力された無
線形態の映像信号が、ヘッドユニットに取り付けられた
映像信号受信部において受信されると、映像信号受信部
は、その映像信号を左眼用映像モニタ及び右眼用映像モ
ニタそれぞれが映像可能な信号に変換したうえ、それぞ
れのモニタに出力する。その結果、左眼用映像モニタに
は、左側テレビカメラによる映像が写り、右眼用映像モ
ニタには、右側テレビカメラによる映像が写る。従って
、監視対象場所の状況を監視する人は、左眼、右眼それ
ぞれで左眼用映像モニタの映像、及び右眼用映像モニタ
の映像を見ることができるため、監視対象場所の映像を
遠近感、及び立体感を持って見ることができる。また、
音声信号送信部から出力された無線形態の音声信号が、
ヘッドユニットに取り付けられた音声信号受信部におい
て受信されると、音声信号受信部は、その音声信号を左
耳用イアホン及び右耳用イアホンそれぞれが音声発生可
能な信号に変換したうえ、それぞれのイアホンに出力す
る。その結果、左耳用イアホンからは左側マイクロホン
で集音された音声が出力され、右耳用イアホンからは右
側マイクロホンで集音された音声が出力される。従って
、監視対象場所の状況を監視する人は、監視対象場所の
音声をステレオ効果を持って聞くことができる。
【0006】次に、監視対象場所の状況を監視する人の
ヘッドモ−ションによる左側テレビカメラ及び右側テレ
ビカメラの追従作用を説明する。監視対象場所の状況を
監視する人が、左眼用映像モニタ及び右眼用映像モニタ
に映し出された映像を見ながら視野を変えたいという意
志のもとに、その方向に頭を向けると、ヘッドユニット
に取り付けられたピッチ角センサ、ロ−ル角センサ、及
びヨ−角センサから頭部の姿勢に対応した角度信号が出
力される。ピッチ角センサ、ロ−ル角センサ、及びヨ−
角センサそれぞれから出力された角度信号が信号処理部
に伝送されると、信号処理部では上記角度信号に基づい
て頭部の姿勢角度を演算し、その姿勢角度信号を角度信
号送信部に出力する。その姿勢角度信号が角度信号送信
部に入力されると、角度信号送信部はその姿勢角度信号
を無線信号の形態で送信する。無線信号の形態で送信さ
れた姿勢角度信号が、角度信号受信部で受信されると、
角度信号受信部は、その姿勢角度信号に基づいた駆動信
号を駆動部に出力することにより、左側テレビカメラ及
び右側テレビカメラを前記頭部の動きに追従するように
ピッチ、ロ−ル、及びヨ−方向に駆動させる。その結果
、頭部の動きに追従するように、左側テレビカメラ及び
右側テレビカメラの撮像方向が変化するため、監視する
人の意志に従って左眼用映像モニタ及び右眼用映像モニ
タそれぞれに映し出される映像の視野が変化する。
【0007】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面を参照しながら
説明する。図1はヘッドモ−ション追従型映像システム
の全体的な構成を略体的に示したブロック図である。ま
た、図2は監視対象場所の状況を映像モニタで監視する
人の頭部Hにヘッドユニット1を装着した状態の側面図
であり、図3は頭部Hにヘッドユニット1を装着した状
態の平面図である。図1から図3に示すように、監視す
る人の頭部Hに装着されるヘッドユニット1には、左眼
用映像モニタ2と、右眼用映像モニタ3と、左耳用イア
ホン4と、右耳用イアホン5とが取り付けられている。 ヘッドユニット1には、また、頭部の動きに応じたピッ
チ角、ロ−ル角、及びヨ−角それぞれを検出し、それぞ
れの検出角度に応じた角度信号を出力するピッチ角セン
サ6、ロ−ル角センサ7、及びヨ−角センサ8が取り付
けられている。
【0008】左眼用映像モニタ2の映像は、ヘッドユニ
ット1の先端部に取り付けられたミラ−10とミラ−1
1との反射経路により左眼12に入射され、右眼用映像
モニタ3の映像は、ヘッドユニット1の先端部に取り付
けられたミラ−13とミラ−14との反射経路により右
眼15に入射される。また、前記ピッチ角センサ6、ロ
−ル角センサ7、及びヨ−角センサ8それぞれから出力
された角度信号を入力し、それぞれの角度信号に基づく
角速度を積分演算することにより、前記頭部Hの姿勢角
度を演算する回路を内蔵した信号処理部16と、その信
号処理部16で演算された頭部Hの姿勢角度信号を無線
信号に変換して送信する角度信号送信部17がヘッドユ
ニット1に取り付けられている。尚、図4は、上記頭部
Hの姿勢角度を演算する回路の一例を示した電子回路図
で、ピッチ角センサ6、ロ−ル角センサ7、及びヨ−角
センサ8それぞれから出力された角度信号をオペアンプ
OP1からOP3とキャパシタC1からC3とで構成さ
れる積分回路で積分することにより、頭部Hの姿勢角度
をピッチ角信号、ロ−ル角信号、及びヨ−角信号として
出力するものである。更に、ヘッドユニット1には、後
述の映像信号送信部30から無線信号の形態で送信され
た映像信号を受信し、その映像信号を前記左眼用映像モ
ニタ2及び右眼用映像モニタ3それぞれが映像可能な信
号に変換して出力する映像信号受信部18と、後述の音
声信号送信部31から無線信号の形態で送信された音声
信号を受信し、その音声信号を前記左耳用イアホン4及
び右耳用イアホン5それぞれが音声発生可能な信号に変
換して出力する音声信号受信部19とが取り付けられて
いる。尚、ヘッドユニット1には送受信アンテナ20が
取り付けられており、その送受信アンテナ20は、角度
信号送信部17、映像信号受信部18、及び音声信号受
信部19と接続されている。
【0009】前記前記左眼用映像モニタ2及び右眼用映
像モニタ3と、前記左耳用イアホン4及び右耳用イアホ
ン5とにより遠隔監視される監視対象場所には、図1に
示すように、前記左眼用映像モニタ2の映像を撮像する
左側テレビカメラ21と、前記右眼用映像モニタ3の映
像を撮像する右側テレビカメラ22と、前記左耳用イア
ホン4から出力される音声を集音する左側マイクロホン
23と、前記右耳用イアホン5から出力される音声を集
音する右側マイクロホン24とが配設されている。また
、左側テレビカメラ21及び右側テレビカメラ22の撮
像方向を、ピッチ方向、ロ−ル方向、及びヨ−方向に変
化させるためのピッチ用サ−ボモ−タ25、ロ−ル用サ
−ボモ−タ26、及びヨ−用サ−ボモ−タ27が設けら
れている。尚、ピッチ用サ−ボモ−タ25、ロ−ル用サ
−ボモ−タ26、及びヨ−用サ−ボモ−タ27が駆動さ
れたときに左側テレビカメラ21及び右側テレビカメラ
22の撮像方向を変えるための駆動機構の構成について
は一般的であるため、図示とその説明を省略する。
【0010】角度信号受信部28は、前記送受信アンテ
ナ20を介して角度信号送信部17から無線信号の形態
で送信された姿勢角度信号を受信し、その姿勢角度信号
に基づいた駆動信号を駆動回路部29に出力する。駆動
回路部29は、上記駆動信号を入力すると、前記ピッチ
用サ−ボモ−タ25、ロ−ル用サ−ボモ−タ26、及び
ヨ−用サ−ボモ−タ27に対して、前記信号処理部16
で演算された頭部Hの姿勢に追従するように左側テレビ
カメラ21、及び右側テレビカメラ22の撮像方向を変
化させるための駆動電流を通電する。映像信号送信部3
0は、前記左側テレビカメラ21及び右側テレビカメラ
22それぞれの撮像に基づいて生成された画像信号を映
像信号として無線信号の形態で出力する。その無線信号
の形態の映像信号は前記送受信アンテナ20で受信され
る。また、音声信号送信部31は、前記左側マイクロホ
ン23及び右側マイクロホン24それぞれで集音された
音声を音声信号として無線信号の形態で出力する。その
無線信号の形態の音声信号は、前記送受信アンテナ20
で受信される。
【0011】図5は、以上のように構成されたヘッドモ
−ション追従型映像システムにおける追従作用を略図で
示したものである。図5に示すように、監視対象場所の
状況を監視する人が、左眼用映像モニタ2及び右眼用映
像モニタ3に映し出された例えば飛行機Aを追視しよう
として、その飛行機Aの飛行方向に頭部Hを向けていく
と、ヘッドユニット1に取り付けられたピッチ角センサ
6、ロ−ル角センサ7、及びヨ−角センサ8から頭部H
の姿勢に対応した角度信号が出力される。上記それぞれ
のセンサから出力された角度信号が信号処理部16にお
いて頭部Hの姿勢角度に変換され、その姿勢角度信号が
角度信号送信部17から無線信号の形態で送信されると
、姿勢角度信号は角度信号受信部28で受信される。 角度信号受信部28は、その姿勢角度信号に基づいた駆
動信号を駆動回路部29に出力することにより、左側テ
レビカメラ21及び右側テレビカメラ22を頭部Hの動
きに追従するようにピッチ、ロ−ル、及びヨ−方向に駆
動させる。その結果、頭部Hの動きに追従するように、
左側テレビカメラ21及び右側テレビカメラ22の撮像
方向が変化し、飛行機Aの飛行方向に向くため、監視す
る人は、左眼用映像モニタ21及び右眼用映像モニタ2
2それぞれに映し出される飛行機Aを追視することがで
きる。
【0012】次に、監視対象場所側に設けられた音声信
号送信部31から出力された無線形態の音声信号が、ヘ
ッドユニット1に取り付けられた送受信アンテナ20を
介して音声信号受信部19で受信されると、音声信号受
信部31は、その音声信号を左耳用イアホン4及び右耳
用イアホン5それぞれが音声発生可能な信号に変換した
うえ、それぞれのイアホンに出力する。その結果、左耳
用イアホン4からは左側マイクロホン23で集音された
音声が出力され、右耳用イアホン5からは右側マイクロ
ホン24で集音された音声が出力される。従って、監視
対象場所の状況を監視する人は監視対象場所の音声をス
テレオ効果を持って聞くことができる。
【0013】以上のように構成されたヘッドモ−ション
追従型映像システムは、防犯用として、あるいは外部を
見るための手段が無い場所、あるいは外部を見ることが
困難な場所での外界モニタなどに用いられることは勿論
である。また、例えば図6、図7に示すように無人水中
作業艇41に前記左側テレビカメラ21及び右側テレビ
カメラ22を搭載するとともに、母船42に乗船した操
作者43が、前記ヘッドユニット1を頭部Hに装着し、
無人水中作業艇41に搭載された左側テレビカメラ21
及び右側テレビカメラ22からの映像を監視しながら無
人水中作業艇41を遠隔操作することによって水中作業
を行うシステムや、図8に示すように、通常の消防車4
4では入ることが出来ず、消火困難な火事が建屋45内
部に発生したとき、前記ヘッドユニット1を頭部Hに装
着した操作者Pが、消火ロボット46に搭載された前記
左側テレビカメラ21及び右側テレビカメラ22の映像
を見ながら消火ロボット46を遠隔操作し、ノズル47
から消火剤を噴射させることにより火災発生部を消火す
るシステム、あるいは、操作者Pが、前記左側テレビカ
メラ21及び右側テレビカメラ22を搭載した遠隔操作
型のロボット48を、搭載されたそれぞれのテレビカメ
ラの映像を見ながら操作することによって、強い放射線
等のために人の近づき難い原子炉49の作業をさせるシ
ステムなどにも用いることができる。
【0014】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、監視対象
場所の状況を映像モニタで遠隔的に監視する人が、映像
モニタによる視野を変化させたいと思ったとき、視野の
変化方向に頭部を動かすことによりテレビカメラの撮像
方向を自動的に変えることができるとともに、左側テレ
ビカメラ及び右側テレビカメラと、左側マイクロホン及
び右側マイクロホンとを用いて映像モニタの映像に立体
感を持たせ、且つ監視対象場所の音声をステレオで出力
させることによって監視対象場所に対する臨場感を高め
、監視効果を向上させることができるという効果がある
【図面の簡単な説明】
【図1】ヘッドモ−ション追従型映像システムの全体的
な構成を略体的に示したブロック図である。
【図2】監視対象場所の状況を映像モニタで監視する人
の頭部Hにヘッドユニット1を装着した状態の側面図で
ある。
【図3】監視対象場所の状況を映像モニタで監視する人
の頭部Hにヘッドユニット1を装着した状態の平面図で
ある。
【図4】姿勢角度演算回路の一例を示した電子回路図で
ある。
【図5】ヘッドモ−ション追従型映像システムにおける
追従作用説明図である。
【図6】ヘッドモ−ション追従型映像システムの応用例
の無人水中作業艇の斜視図である。
【図7】無人水中作業艇の操作状況説明図である。
【図8】ヘッドモ−ション追従型映像システムの他の応
用例を示した説明図である。
【符号の説明】
1  ヘッドユニット 2  左眼用映像モニタ 3  右眼用映像モニタ 4  左耳用イアホン 5  右耳用イアホン 6  ピッチ角センサ 7  ロ−ル角センサ 8  ヨ−角センサ 16  信号処理部 17  角度信号送信部 18  映像信号受信部 19  音声信号受信部 20  送受信アンテナ 21  左側テレビカメラ 22  右側テレビカメラ 23  左側マイクロホン 24  右側マイクロホン 25  ピッチ用サ−ボモ−タ 26  ロ−ル用サ−ボモ−タ 27  ヨ−用サ−ボモ−タ 28  角度信号受信部 29  駆動回路部 30  映像信号送信部 31  音声信号送信部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  監視対象場所の状況を映像モニタで遠
    隔的に監視する人の頭部に挿着されるヘッドユニットに
    は、左眼用映像モニタと、右眼用映像モニタと、左耳用
    イアホンと、右耳用イアホンと、頭部の動きに応じたピ
    ッチ角、ロ−ル角、及びヨ−角それぞれを検出し、それ
    ぞれの検出角度に応じた角度信号を出力するピッチ角セ
    ンサ、ロ−ル角センサ、及びヨ−角センサと、外部から
    無線信号の形態で送信された映像信号を受信し、その映
    像信号を前記左眼用映像モニタ及び右眼用映像モニタそ
    れぞれが映像可能な信号に変換して出力する映像信号受
    信部と、外部から無線信号の形態で送信された音声信号
    を受信し、その音声信号を前記左耳用イアホン及び右耳
    用イアホンそれぞれが音声発生可能な信号に変換して出
    力する音声信号受信部と、前記ピッチ角センサ、ロ−ル
    角センサ、及びヨ−角センサそれぞれから出力された角
    度信号に基づいて前記頭部の姿勢角度を演算し、その姿
    勢角度信号を出力する信号処理部と、その信号処理部か
    ら出力された前記姿勢角度信号を無線信号に変換して送
    信する角度信号送信部とを取り付ける一方、監視対象場
    所には、前記左眼用映像モニタの映像を撮像する左側テ
    レビカメラと、前記右眼用映像モニタの映像を撮像する
    右側テレビカメラと、前記左耳用イアホンから出力され
    る音声を集音する左側マイクロホンと、前記右耳用イア
    ホンから出力される音声を集音する右側マイクロホンと
    、前記左側テレビカメラ及び右側テレビカメラをピッチ
    、ロ−ル、及びヨ−の方向に駆動する駆動部と、前記左
    側テレビカメラ及び右側テレビカメラそれぞれの撮像に
    基づいて生成された画像信号を前記映像信号として無線
    信号の形態で出力する映像信号送信部と、前記左側マイ
    クロホン及び右側マイクロホンそれぞれで集音された音
    声を前記音声信号として無線信号の形態で出力する音声
    信号送信部と、前記角度信号送信部から無線信号の形態
    で出力された姿勢角度信号を受信し、その姿勢角度信号
    に基づいた駆動信号を前記駆動部に出力することにより
    、前記左側テレビカメラ及び右側テレビカメラを前記頭
    部の動きに追従するようにピッチ、ロ−ル、及びヨ−方
    向に駆動させる角度信号受信部とを設けたことを特徴と
    するヘッドモ−ション追従型映像システム。
JP3155189A 1991-05-30 1991-05-30 ヘッドモ−ション追従型映像システム Pending JPH04354275A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3155189A JPH04354275A (ja) 1991-05-30 1991-05-30 ヘッドモ−ション追従型映像システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3155189A JPH04354275A (ja) 1991-05-30 1991-05-30 ヘッドモ−ション追従型映像システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04354275A true JPH04354275A (ja) 1992-12-08

Family

ID=15600437

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3155189A Pending JPH04354275A (ja) 1991-05-30 1991-05-30 ヘッドモ−ション追従型映像システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04354275A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006115442A (ja) * 2004-09-14 2006-04-27 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 高臨場感通信装置及び高臨場感通信方法
WO2013136902A1 (ja) * 2012-03-16 2013-09-19 学校法人立命館 浮遊移動体および該浮遊移動体を用いた浮遊移動体システム
JP2018008369A (ja) * 2016-06-10 2018-01-18 ザ・ボーイング・カンパニーThe Boeing Company マルチモーダル感覚データに基づくロボットプラットフォームの遠隔制御
JP2019106009A (ja) * 2017-12-12 2019-06-27 東芝ライフスタイル株式会社 自律走行体および自律走行体システム
JP2020149349A (ja) * 2019-03-13 2020-09-17 三菱電機株式会社 点検支援システムおよび点検支援方法

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006115442A (ja) * 2004-09-14 2006-04-27 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 高臨場感通信装置及び高臨場感通信方法
WO2013136902A1 (ja) * 2012-03-16 2013-09-19 学校法人立命館 浮遊移動体および該浮遊移動体を用いた浮遊移動体システム
JP2013193510A (ja) * 2012-03-16 2013-09-30 Ritsumeikan 浮遊移動体および該浮遊移動体を用いた浮遊移動体システム
US9308986B2 (en) 2012-03-16 2016-04-12 The Ritsumeikan Trust Floating mobile object and floating mobile system using the same
JP2018008369A (ja) * 2016-06-10 2018-01-18 ザ・ボーイング・カンパニーThe Boeing Company マルチモーダル感覚データに基づくロボットプラットフォームの遠隔制御
JP2022081591A (ja) * 2016-06-10 2022-05-31 ザ・ボーイング・カンパニー マルチモーダル感覚データに基づくロボットプラットフォームの遠隔制御
JP2019106009A (ja) * 2017-12-12 2019-06-27 東芝ライフスタイル株式会社 自律走行体および自律走行体システム
JP2020149349A (ja) * 2019-03-13 2020-09-17 三菱電機株式会社 点検支援システムおよび点検支援方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2660643B1 (en) Head mountable display system
EP2661097B1 (en) Audio system
JP3217723B2 (ja) 遠隔通信システム及び遠隔通信方法
CA2226324A1 (en) Video surveillance system using camera control parameters to optimize motion vector processing
US20110128349A1 (en) System for Providing Camera Views
US20150015708A1 (en) Telepresence method and system for supporting out of range motion
EP2631728A2 (en) Methods and apparatus for dynamically simulating a remote audiovisual environment
JP2017517232A (ja) 少なくとも1つの観測エリアをリモートモニタリングするシステム及び方法
CN210653591U (zh) 一种带实时交互功能的水上救援机器人
JP2003312592A (ja) 遠隔操縦システム
JPH04354275A (ja) ヘッドモ−ション追従型映像システム
JP7024997B2 (ja) 飛行体操縦システム及び飛行体操縦システムを用いて飛行体を操縦する方法
WO2016145946A1 (zh) 一种实景交互式操控系统
JPS6318874A (ja) 監視カメラ装置
US20030052962A1 (en) Video communications device and associated method
KR101910767B1 (ko) 시야확보시스템이 적용된 차량
KR102409880B1 (ko) Hmd를 활용한 현장과 원격지의 협업 시스템 및 방법
JP2004291186A (ja) ロボット制御方法、ロボット制御システム、これらに用いて好適なロボット及び制御装置
CN210644932U (zh) 应急处置机器人
CN115076561A (zh) 应用于工程机械的远程沉浸式双目云台随动系统及方法
WO2021230363A1 (ja) 遠隔制御システム、遠隔作業装置、映像処理装置およびプログラム
JPH0675622A (ja) 作業車の遠隔制御装置
US11135725B2 (en) Robot control system, robot control method and user apparatus for robot control system
KR100748162B1 (ko) 헬멧을 이용한 실시간 영상 디스플레이 장치 및 그를이용한 무인항공기의 카메라 조절 장치
JP2008085607A (ja) 監視カメラシステム