JPH04354206A - 信号波形生成装置 - Google Patents

信号波形生成装置

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JPH04354206A
JPH04354206A JP12912291A JP12912291A JPH04354206A JP H04354206 A JPH04354206 A JP H04354206A JP 12912291 A JP12912291 A JP 12912291A JP 12912291 A JP12912291 A JP 12912291A JP H04354206 A JPH04354206 A JP H04354206A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、PWM信号波形等の信
号波形生成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の装置では、カウンタやコ
ンパレータなどよりなる専用のハードウエアで構成して
いた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述の従来構成だと仕
様の異なる信号波形生成装置に対し、それに応じたハー
ドウエアを専用に構成しなくてはならず、設計に大きな
工数が必要となるという問題がある。
【0004】また、一度回路を決定すると、信号波形も
おのずから決まり容易に変更できなくなるという問題が
ある。
【0005】また、従来構成だとCPUを用いる設計に
おける標準化において問題であり、最近はCPUと一チ
ップにすることが前提の設計が増えているため、信号波
形生成のハードウエアをいかに小さくし、CPUをいか
にそこに応用してソフトによる設計を拡大してゆくかが
大きな課題である。
【0006】本発明は、以上のような問題に鑑みてなさ
れたもので、容易に任意の信号波形を生成できる信号波
形生成装置を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明では、前記目的を
達成するため、信号波形生成装置を次の(1)〜(6)
のとおりに構成する。
【0008】(1)所定のクロックパルスをカウントす
るカウンタと、該カウンタと同じビット長のレジスタと
、前記カウンタと前記レジスタの対応する各ビットの値
を比較し、各ビットの値が全て一致したとき一致出力を
出すコンパレータと、該コンパレータの一致出力の都度
、当該装置の出力信号の状態を反転させる出力反転手段
と、同じく前記コンパレータの一致出力の都度、前記レ
ジスタに所要のデータを設定する設定手段とを備えた信
号波形生成装置。
【0009】(2)所要データは、外部回路の情報に応
じて変更されるものである前記(1)記載の信号波形生
成装置。
【0010】(3)所要のデータは、出力反転手段の反
転回数に応じて変更されるものである前記(1)記載の
信号波形生成装置。
【0011】(4)所定のクロックパルスをカウントす
るカウンタと、該カウンタと同じビット長のレジスタと
、当該装置の複数出力信号に対応する複数信号の所要デ
ータを前記クロックパルスの1周期中に時分割で前記レ
ジスタに順次設定する設定手段と、前記カウンタと前記
レジスタの対応する各ビットの値を比較し、各ビットの
値が全て一致したとき一致出力を出すコンパレータと、
当該装置の複数出力信号のうち、前記コンパレータが一
致出力を出したときの前記レジスタの所要データにかか
る信号に対応する出力信号の状態を反転する出力反転手
段とを備えた信号波形生成装置。
【0012】(5)所要データは、対応する外部装置の
情報に応じて変更されるものである前記(4)記載の信
号波形生成装置。
【0013】(6)所要データは、対応する出力信号の
反転回数に応じて変更されるものである前記(4)記載
の信号波形生成装置。
【0014】
【作用】前記(1)〜(3)の構成により、コンパレー
タに一致出力が得られる都度、出力信号の状態が反転し
、レジスタに所要データが設定される。
【0015】前記(4)〜(6)の構成により、複数信
号の所要データが時分割でレジスタに順次設定され、コ
ンパレータに一致出力が得られる都度、その一致出力に
かかる信号に対応する出力信号の状態が反転する。
【0016】
【実施例】以下、本発明を実施例により詳しく説明する
。 (実施例1)図1は実施例1である“PWM信号波形生
成装置”のブロック図である。図において、1は自走の
nビット(一般的にはニブルの整数倍)で構成されたバ
イナリカウンタであり、2はそれと同一ビット長(レジ
スタ長)で構成されたレジスタ(またはアキュミュレー
タ)で、5は、1,2の各対応するLSBからMSBを
各ビットごとに比較し、全ビットの値が一致したとき出
力が“1”となるディジタルコンパレータである。その
一致出力“1”は信号線10に出力され、Tフリップフ
ロップ(以下TFFという)6のT入力端子に供給され
、また、同時にCPU4の割り込み入力端子に供給され
ている。3はROMでCPU4がデータ及び実行プログ
ラムをアクセス可能な構造となっている。CPU4は、
レジスタ2の出力信号を信号線9で入力できる構造とな
っており、その演算出力端子が信号線12を通してレジ
スタ2の信号入力端子に接続している。また、システム
クロックが信号線7を通じてカウンタ1とCPU4のク
ロック信号入力端子に接続され、またディジタルコンパ
レータ5にも同期をとるため供給されている。また、カ
ウンタ1の制御信号入力端子RにCPU4の制御信号出
力端子が信号線13を通じて接続している。
【0017】次に、図2を参照しながら動作について説
明する。CPU4がシステム動作可能状態になると(S
21参照)、ROM1・3からPWMの制御情報、例え
ば、生成する信号波形のLレベルの期間のデータをとり
出し(S22)、レジスタ2にセットする(S23)。 そして、CPU4は信号線13を通じてカウンタ1にカ
ウント開始信号を送出する(S24)。カウンタ1は、
今例えばバイナリアップカウンタとすれば、信号線7を
通じて入力されるシステムクロックに同期しカウントア
ップし、その値がレジスタ2の情報と一致するとディジ
タルコンパレータ5はその一致を検出し(S25,S2
6)、信号線10上に“1”の信号を出力する。今の場
合、CPU4はあらかじめ信号線14を通じクリア信号
をTFF6におくり、リセットしておく、その結果、T
FF6の出力信号が反転し(S27)、当該装置の出力
端子11の信号状態が“L”から“H”へ変化する。同
時にその信号が割り込み信号となってCPU4の割り込
み信号入力端子に加えられる。CPU4はその割り込み
信号を検出し(S28)、ROM1・3から、信号波形
の新たに生成する“H”レベルの期間のデータをとり出
し(S29)、それと信号線9で読み込んだレジスタ2
上の“L”レベルの期間のデータとの和をとり、その結
果をレジスタ2に再設定する(S30)。その際、和の
キャリデータは切り捨てる。そして、同様の動作を繰り
返し、一致出力があれば、TFF6の出力信号の状態を
反転させ、今度はつぎの“L”レベル期間のデータを読
み出し、レジスタ2のデータとの和をとり、その結果を
レジスタ2に設定する(S31〜S36)。以上の動作
を繰り返し、出力端子11に希望する信号波形を得るこ
とができる。
【0018】なお、カウンタ1のビット長は、生成しよ
うとする信号の1周期より長い周期のパルスを生成でき
る長さのものとする。
【0019】以上の説明から明らかなように、本実施例
によれば、ROM3のデータの変更によって、カウンタ
1のビット長(カウンタ長)できまる1周期のパルスよ
り短い、基本クロック及びCPU4の演算速度プログラ
ムステップによりきまる最小周期、最小または最大デュ
ーティの制限内で任意のディジタル信号波形の生成が可
能となり、そのため、またハード設計が楽になる。
【0020】(実施例2)図3は実施例2のブロック図
である。その基本回路及び動作は、実施例1と同じなの
でここでの説明を省略し、異なっている部分について説
明する。
【0021】本実施例では、TFF6の出力端即ち出力
端子11が信号線15を通じてCPU4の制御信号入力
端子、またはROM2・16のアクセス信号入力端子に
接続されている。また、ROM2・16はCPU4より
、信号線15上にアクセス信号がきたときCPU4にR
OM情報としてアクセス可能なROMとして新たに追加
されている。
【0022】次に動作について説明する。本実施例は、
信号線15が“H”のときはハード的にCPU4はRO
M1・3のデータのみアクセス可能であり、“L”のと
きはROM2・16のデータのみアクセス可能であるよ
う動作する。そのため、CPU4の割り込みを検出する
と、CPU4の過去の制御情報をCPU4が記憶してい
なくても確実に出力端子11が“H”のときはROM1
・3の“L”レベル情報をアクセスし、また出力端子1
1が“L”のときはROM2・16の“H”レベル情報
をアクセスする。
【0023】この動作をフローチャートにすると図4の
とおりとなる。出力端子11の“H”,“L”に応じて
(S49)、ROM1・3,ROM2・16の切り換え
を行い(S50)、ROMデータを読み出して(S51
)いる点が実施例1と異なる。
【0024】なお、イニシャライズのみ、ハード的にC
PU4は出力端子11が“L”であってもROM1・3
の“L”レベル情報がアクセス可能な構造になっている
ものとする。また、CPU4は、出力端子11のレベル
の変化の回数を内部でカウントし、そのカウント条件に
よってROMデータを切り換えることも可能となってい
る。
【0025】以上の説明から明らかなように、本実施例
によれば、プログラム作成が容易となり、TFF6の誤
動作等の悪影響を最小限にくいとめることができる。
【0026】(実施例3)図5は、実施例3のブロック
図である。本実施例は、実施例2の構成に更にコンパレ
ータ17が付加されている。コンパレータ17は、その
出力端子が信号線18を通しCPU4の制御信号入力端
子に接続されている。また、コンパレータ17の(+)
信号入力端子には、一端がグランドに接地された基準電
源(Vref)20の出力端子に接続され、(−)信号
入力端子は、信号源(Vin)19の信号出力端子に接
続されている。
【0027】次に図6を参照しながら動作について説明
する。動作は、TFF6の出力データαの読み込み(S
69)までは実施例2と同じなので省略し、それ以後の
動作について説明する。CUP4はデータαを読み込ん
だ後、信号源19の電圧Vinと基準電源20の電圧V
refとの比較結果のβを信号線18を通じて読み込む
(S71)。出力端子11に出力される信号をスイッチ
ング電源制御等のPWM信号として用いる場合には、信
号源19をその被制御対象の電源と考え、出力端子11
に出力される信号波形の“H”レベルの時間が長くなる
と信号源19の電圧Vinが増加する系とすると、信号
源19の電圧Vinが基準電圧Vrefより大になると
、出力端子11に出力される波形の“H”レベルの時間
が短くなり、信号源19の電圧Vinを減少させる方向
の信号波形が出力端子11に出力されることによって負
帰還による制御をかけることができ、当該装置はそのよ
うに動作するよう構成されている。
【0028】すなわち、信号源19の電圧Vinが比較
基準電圧Vrefより大のときは信号線18上には“L
”の信号が、その逆の場合には“H”の信号が出力され
る。CPU4は信号線18上の信号βを出力端子11の
データαの読み込み後読み込み、αが“L”のときで(
S70,YES)、βが“L”のときには(S74,Y
ES)、αが“L”でセレクトしたROM2・16中の
オン幅データをCPU4がROM2・16から読み込み
(S72)、そのデータとレジスタ2のデータを加えた
ものから1を引いたものをレジスタ2にセットする。同
様に、αが“L”のときで(S70,YES)、βが“
H”のときには(S74,NO)、αが“L”でセレク
トしたROM2・16中のオン幅データをCPU4がR
OM2・16から読み込み(S75)、そのデータとレ
ジスタ2のデータを加えたものに1を加えたものをレジ
スタ2にセットし(S76)、再びカウンタのカウンタ
値とレジスタ2のレジスタ値の一致判定ルーチンへはい
る。αが“H”のときには、αが“H”でセレクトした
ROM1・3のROMデータをCPU4は読み込み、そ
のデータとレジスタ2のデータを加えたものをレジスタ
2に再設定し、再びカウンタ1のカウンタ値とレジスタ
2のレジスタ値の判定ルーチンへ戻るよう動作する。
【0029】以上の説明から明らかなように本実施例に
よれば、つぎの(1),(2)の効果が得られる。
【0030】(1)容易にオフ幅一定のPWM制御回路
をくむことが可能となる。
【0031】(2)制御にソフト的判定を用いているた
め、制御に問題が生じたときは容易に制御方法を変更し
対処が可能となる。
【0032】なお、ループの安定性やリップル含有率を
減少させるため、αが“L”のとき、ROM2・16の
データとレジスタ2のデータとの和からの増減量を1以
外の値に変更することもできる。
【0033】(実施例4)図7は実施例4のブロック図
である。本実施例は実施例3にカウンタ21が加わった
ものである。基本は実施例3であるので、共通な部分の
説明は省略し、異なる部分について説明する。カウンタ
21は、出力端子11の出力信号が信号線15を通じて
そのクロック入力端子に入力されるよう構成されている
。また、そのカウント状況をCPU4は信号線23を通
じて読み取ることができるよう構成されている。同時に
、CPU4は、カウンタ21を信号線22を通じて任意
の初期状態に設定可能である。
【0034】次に動作について説明する。CPU4は、
イシャル時、信号線22を通じ必要な制御情報、例えば
カウンタをアップカウンタまたはダウンカウンタにする
ことを書き込む。カウンタ21は、出力端子11に出力
されるデータが立ち下がるごとにカウントアップまたは
カウントダウンするよう動作する。CPU4は、その制
御情報をもとにROMデータとレジスタ2のデータの和
にさらに加減する値の量を自由に設定可能となっている
。本実施例の動作フローチャートは図8のとおりである
。本実施例により、ソフトスタート等の信号波形を生成
できる。
【0035】(実施例5)図9は実施例5のブロック図
である。本実施例は実施例1を改変し、2個の出力信号
波形を生成するものである。本実施例は、実施例1に較
べて、RAM100,セレクタ101,TFF102,
103の点で異なっているので説明する。
【0036】ディジタルコンパレータ5の出力線10は
CPU4の入力端子のみならずセレクタ101の信号入
力端子に接続している。セレクタ101の信号セレクト
端子は信号線104を通してCPU4のセレクト信号出
力端子に接続している。また、セレクタ101の出力端
子の一方はTFF102のT入力端子に、他方はTFF
103のT入力端子に接続している。TFF102,1
03の出力は、それぞれ当該装置の出力端子105,1
06に供給されている。また、TFF102,103の
リセット端子は信号線14を介してCPU4に接続され
ている。RAM100は、CPU4とバスで接続されて
おり、CPU4が任意のタイミングで読み書き可能な構
造とする。他の回路は実施例1と同様なので説明を省略
する。
【0037】次に動作について説明する。動作の様子を
示すタイムチャートを図10に示す。システムリセット
後、CPU4は、第1番目の信号波形のLレベルの期間
のデータ1を取り出しレジスタ2へ時刻t1 のタイミ
ングでセットする。今、カウンタ1のクロツクの1周期
をTとすれば、t1 +T/4のタイミングT1 でカ
ウンタ1の値とレジスタデータ2の値の一致比較をディ
ジタルコンパレータ5が行い、そのタイミングで切り換
わるセレクタ101信号に同期して信号線10上の一致
比較結果をTFF1 ・102にセットする。t1 +
2/4Tのタイミングt2でCPU4はレジスタ2のデ
ータ1を信号線9を通しRAM100にストアし、第2
番目の信号波形のLレベルの期間のデータ2をROM1
・3より取り出しレジスタ2へセットする。t1 +3
/4TのタイミングT2 でCPU4はセレクタ101
を切り換え、信号線10をTFF2 ・103の入力端
子に接続し、それに同期して信号線10上の一致比較結
果をTFF2 ・103に供給する。
【0038】t1 +Tのタイミングt3 で、カウン
タ1はカウンタ値が1カウントアップし、またCPU4
はレジスタ2上のデータ2をRAM100中にストアし
、同時にt2 のタイミングでRAM100中にストア
していたデータ1をレジスタレ2にセットし、t1 〜
t3 と同様に、次の1サイクルの比較判定が開始する
(t1 におけるROM読み出しがt3 におけるRA
M読み出しに置き換わる)。そして、信号線10上の判
定信号が反転するまで前述の動作が継続する。信号線1
0上の比較結果が判定する都度、そのタイミングでセレ
クトされているTFF102/103の出力信号が反転
し、そのtn のタイミングでCPU4はレジスタ2の
データを読み出し、ROM1・3中にある次のTFFの
出力反転のタイミングを決めるデータnをアクセスし、
RAM100にストアし、前述動作を継続する。
【0039】n個の出力波形を生成する本実施例の変形
の場合には、n個のTFFを用いn個のチャンネル切り
換え能力をもつセレクタ101を用い、1周期を2n分
割し前述と同様の手続きをn個のデータについて実行す
れば良い。
【0040】その場合の動作フローチャートを図11に
示す。システムが動作可能な状態になるとiを1にセッ
トし(S111)、1番目からn番目までのn個の信号
のイニシャルデータを全てROM3からRAM100に
移す(S112,S113)。i=1で1番目の信号の
データをRAM100からレジスタ2に設定し(S11
4)、カウンタ1とレジスタ2の対応する全ビットを比
較し(S115)、つぎにレジスタ2のデータと、全ビ
ットの一致があればその一致データとをRAM100に
セーブする(S116)。iを1だけ増し(S122)
、2番目の信号について前述の1番目の信号と同様の比
較動作を行う(S114〜S116)。以上の比較動作
を時分割でn番目の信号まで全ての信号について行う。
【0041】n番目の信号についての動作を終わると(
S117,YES)、各信号について一致データがある
かどうか判断し、一致データがなければ、その信号に対
応するTFFの出力を反転させず(S118,NO)、
一致データがあるときは(S118,YES)、その信
号に対応するTFFの出力を反転させ(S119)、そ
の信号のつぎのデータとRAMデータとの和をRAM1
00書き込む(S120)。iを1にリセットし(S1
21)、再び時分割で1番目からn番目の信号のデータ
をRAM100からレジスタ2に設定して、比較動作が
行われ(S114〜S117)、一致データのあった信
号については、対応する出力信号の状態が反転され、そ
の信号のつぎのデータとRAMデータとの和がRAM1
00に書き込まれる(S118〜S120)。 このような動作の繰り返しによりn個の出力信号波形が
生成される。
【0042】(実施例6)実施例6のブロック図を図1
2に示す。基本回路及び動作は、実施例5と同じなので
省略し、異なっている部分について説明する。
【0043】図12においては、図9に対して出力端子
105,106が信号線107,108を通じてCPU
4の制御信号入力端子、またはROM2・16のアクセ
ス信号入力端子に接続されている。またROM2・16
はCPU4より信号線107,108上にアクセス信号
がきたときCPU4にそれぞれのアクセス信号に応じた
ROM情報を取り出せるようアクセス可能なROMとし
て新たに追加されている。
【0044】つぎに動作について説明する。本実施例は
、信号線107,108が“H”のときはハード的にC
PU4はROM1・3のデータのみアクセス可能であり
、“L”のときはROM2・16のデータのみアクセス
可能であるよう動作する。そのため、CPU4がコンパ
レータ9の一致データを検出すると、CPU4の過去の
制御情報をCPU4が記憶してなくても確実に出力端子
105,106が“H”のときはROM1・3のそれぞ
れの信号専用の“L”レベル情報をアクセスし、また出
力信号105,106が“L”のときはROM2・16
のそれぞれの信号専用の“H”レベルに情報をアクセス
する。なお、イニシャライズのみ、ハード的にCPU4
は出力端子が“L”であってもROM1・3の“L”レ
ベル情報がアクセス可能な構造になっているものとする
。また、CPU4は、出力端子のレベルの変化の回数を
内部でカウントし、そのカウント条件によってROMデ
ータを切り換えることも可能となっている。
【0045】n個の信号波形を生成する本実施例の変形
の場合は、図13のフローチャートに示すようになる。 図13は、一致出力の際、出力端子の信号状態“H”/
“L”に応じROMを切り換えている点(S141)で
相違するほかは、図11と同様である。
【0046】本実施例によれば、プログラム作成が容易
となり、TFFの誤動作等の悪影響を最小限にくいとめ
ることができる。
【0047】(実施例7)図14に実施例7のブロック
図を示す。本実施例は実施例6に対してコンパレータ1
7、信号源19−1,19−2、基準電源20が付加さ
れているように構成されているため、実施例6と異なっ
た動作について説明し、共通な部分は省略する。
【0048】コンパレータ17の出力端子が信号線18
を通しCPU4の制御信号入力端子に接続されている。 また、その(+)信号入力端子は、一端がグランドに接
地された基準電源(Vref)20の出力端子に接続さ
れ、(−)信号入力端子は、信号源(Vin)19−1
,19−2の信号出力端子に接続されている。特にコン
パレータ17はチョッパ型のコンパレータで、CPU4
が信号源19−1,19−2の電圧、基準電源20の電
圧を時分割に切り換え可能となっている。
【0049】つぎに動作について説明する。動作は、出
力端子105,106の出力データαの読み込みまでは
実施例2と同じなので省略し、それ以後の動作について
説明する。CPU4はデータαを読み込んだ後、信号源
(19−1,19−2)の電圧Vinと基準電源20の
電圧Vrefとの比較結果βを信号線18を通じて読み
込む。今、出力端子105に出力される信号をスイッチ
ング電源制御等のPWM信号として用いる場合には、C
PU4は信号源19−1をその被制御対象の電源に切り
換え、また基準電源20の電圧Vrefをその制御用基
準電圧に切り換える。
【0050】出力端子105に出力される信号波形の“
H”レベルの時間が長くなると、信号源19−1の電圧
が増加する系とすると、信号源19−1の電圧Vinが
基準電源20の基準電圧Vrefより大になると、出力
端子105に出力される信号波形の“H”レベルの時間
が短くなり、信号源19−1の電圧Vinを減少させる
方向の信号波形が出力端子105に出力されることによ
って負帰還による制御をかけることができ、当該装置は
そのように動作する。
【0051】すなわち、信号源19−1の電圧Vinが
基準電源20の基準電圧Vrefより大のときは、信号
線18上には“L”の信号が、その逆の場合には“H”
の信号が出力される。CPU4は、その信号線18上の
信号βを出力端子105のデータαの読み込み後読み込
み、αが“L”のときで、βが“L”のときには、α=
“L”でセレクトしたROM2・16中のオン幅データ
をCPU4がROM2・16から読み込み、そのデータ
とレジスタ2のデータを加えたものから1を引いたもの
をレジスタ2にセットする。同様に、αが“L”のとき
でβが“H”のときには、α=“L”でセレクトしたR
OM2・16中のオン幅データをCPU4がROM2・
16から読み込み、そのデータとレジスタ2のデータを
加えたものから1を加えたものをレジスタ2にセットし
、再びカウンタ1のカウンタ値とレジスタ2のレジスタ
値の一致判定ルーチンへはいる。αが“H”のときには
、α=“H”でセレクトしたROM1・3のROMデー
タをCPU4は読み込み、そのデータとレジスタ2のデ
ータを加えたものをレジスタ2に再設定し、再びカウン
タ1のカウンタ値とレジスタ値の判定ルーチンへ戻るよ
う動作する。そして、CPU4は信号源19を19−2
に、また基準電源20の電圧Vrefの設定値を信号源
19−2に対応する値に変更することによって、出力端
子106に対する制御も同様に実行することができる。 また、3信号波形以上に対しても、同様の手法で拡張可
能であり、その動作を図15のフローチャートに示す。
【0052】以上の説明から明らかなように、本実施例
によれば、つぎの(1),(2)の効果が得られる。
【0053】(1)容易に複数のPWM制御回路(例え
ばオフ幅一定のPWM等)をくむことが可能となる。
【0054】(2)制御はソフト的判定を用いるため、
制御に問題が生じたときは容易に制御方法を変更し対処
が可能となる。
【0055】なお、具体的には、ループの安定性,リッ
プル含有率を減少させるため、αが“L”のとき、RO
M2・16のデータとレジスタデータ2との和からの増
減量を1以外の値に変更することもできる。
【0056】(実施例8)図16が実施例8のブロック
図である。本実施例は、実施例7に対して、カウンタ2
1が加わったものである。基本は実施例7であるので、
共通な部分の説明は省略し異なる部分について説明する
。なお、今の場合、カウンタ21か出力端子105の信
号反転回数をカウントする場合について説明するが、C
PU4は容易に信号線22を用いて、出力端子106の
信号反転回数をカウントできるように切り換えることも
可能な構成となっている。
【0057】カウンタ21は、出力端子105の信号を
信号線109を通じてそのクロック入力端子に入力され
るよう構成されている。また、そのカウント状況をCP
U4は信号線23を通じて読み取ることができるよう構
成されている。同時に信号線108もカウンタ21の信
号入力端子に接続されており、CPU4の命令で信号線
109の信号の代わりに接続可能となっている。同時に
CPU4はカウンタ21を信号線22を通じて任意の初
期状態に設定可能である。
【0058】つぎに動作について説明する。CPU4は
、イニシャル時、信号線22を通じ必要な制御情報、例
えばカウンタ21をアップカウンタまたはダウンカウン
タにするか等を書き込む。カウンタ21は出力端子10
5に出力されるデータが立ち下がるごとにカウントアッ
プまたはカウントダウンするよう動作する。CPU4は
その制御情報(例えば、何パルスを出力したか等の情報
)をもとに、ROM3・16のデータとレジスタ2のデ
ータの和にさらに加減する値の量を自由に設定可能とな
っている。本実施例もn個の信号波形を生成する変形に
拡張でき、その動作を図17のフローチャートに示す。 本実施例により、ソフトスタート等の信号波形を容易に
複数個生成することができる。
【0059】なお、以上の各実施例は、CPUを用いる
ものであるが、同様の操作を行うDSP(digita
l signal processer)を用いれば、
より自由度の大きい信号波形を生成することができる。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ソフトの変更により1個または複数個の任意の信号波形
を生成でき、またPWM信号による制御ができ、さらに
PWM信号によるソフトスタート等が容易に実現できる
【図面の簡単な説明】
【図1】  実施例1のブロック図
【図2】  実施例1の動作フローチャート
【図3】 
 実施例2のブロック図
【図4】  実施例2の動作フローチャート
【図5】 
 実施例3のブロック図
【図6】  実施例3の動作フローチャート
【図7】 
 実施例4のブロック図
【図8】  実施例4の動作フローチャート
【図9】 
 実施例5のブロック図
【図10】  実施例5のタイムチャート
【図11】 
 実施例5の変形の動作フローチャート
【図12】  
実施例6のブロック図
【図13】  実施例6の変形の動作フローチャート

図14】  実施例7のブロック図
【図15】  実施例7の変形の動作フローチャート

図16】  実施例8のブロック図
【図17】  実施例8の変形の動作フローチャート
【符号の説明】
1    カウンタ 2    レジスタ 3    ROM 4    CPU 5    ディジタルコンパレータ 6    TFF

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  所定のクロックパルスをカウントする
    カウンタと、該カウンタと同じビット長のレジスタと、
    前記カウンタと前記レジスタの対応する各ビットの値を
    比較し、各ビットの値が全て一致したとき一致出力を出
    すコンパレータと、該コンパレータの一致出力の都度、
    当該装置の出力信号の状態を反転させる出力反転手段と
    、同じく前記コンパレータの一致出力の都度、前記レジ
    スタに所要のデータを設定する設定手段とを備えたこと
    を特徴とする信号波形生成装置。
  2. 【請求項2】  所要データは、外部回路の情報に応じ
    て変更されるものであることを特徴とする請求項1記載
    の信号波形生成装置。
  3. 【請求項3】  所要のデータは、出力反転手段の反転
    回数に応じて変更されるものであることを特徴とする請
    求項1記載の信号波形生成装置。
  4. 【請求項4】  所定のクロックパルスをカウントする
    カウンタと、該カウンタと同じビット長のレジスタと、
    当該装置の複数出力信号に対応する複数信号の所要デー
    タを前記クロックパルスの1周期中に時分割で前記レジ
    スタに順次設定する設定手段と、前記カウンタと前記レ
    ジスタの対応する各ビットの値を比較し、各ビットの値
    が全て一致したとき一致出力を出すコンパレータと、当
    該装置の複数出力信号のうち、前記コンパレータが一致
    出力を出したときの前記レジスタの所要データにかかる
    信号に対応する出力信号の状態を反転する出力反転手段
    とを備えたことを特徴とする信号波形生成装置。
  5. 【請求項5】  所要データは、対応する外部装置の情
    報に応じて変更されるものであることを特徴とする請求
    項4記載の信号波形生成装置。
  6. 【請求項6】  所要データは、対応する出力信号の反
    転回数に応じて変更されるものであることを特徴とする
    請求項4記載の信号波形生成装置。
JP12912291A 1991-05-31 1991-05-31 信号波形生成装置 Pending JPH04354206A (ja)

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