JPH04352262A - 複合cpuシステムの並列シミュレーション方式 - Google Patents

複合cpuシステムの並列シミュレーション方式

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JPH04352262A
JPH04352262A JP3127416A JP12741691A JPH04352262A JP H04352262 A JPH04352262 A JP H04352262A JP 3127416 A JP3127416 A JP 3127416A JP 12741691 A JP12741691 A JP 12741691A JP H04352262 A JPH04352262 A JP H04352262A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は複数のCPUにより構成
される疎結合システムの実機動作を、ソフトウェアによ
り擬似環境下でシミュレーションするための複合CPU
システムの並列シミュレーション方式に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、通信システムの保守/監視制御装
置のネットワーク化・階層化に伴って、全体が複合CP
Uで構成される疎結合システムがシステム構成の主流と
なってきている。ここで疎結合システムとは、それぞれ
のCPU毎にOS(Operatingsystem)
 を持ち、各々のOSの制御のもとでそれぞれのCPU
が動作するシステムのことである。
【0003】このような疎結合システムに限らず、複合
CPUにて構成されるシステムに搭載されるソフトウェ
アのCPU間通信試験は、ソフトウェアを実機に直接搭
載し、各種測定器を実機に接続して実施するのが一般的
な方法である。
【0004】ところが、このようなソフトウェアは、通
常、実機と同時に開発が進められるため、ソフトウェア
側が試験可能な状態になっても、実際にCPU間通信試
験が行えるのは実機が完成した後となる。つまり、ソフ
トウェアの試験は実機の完成を待たなければ実施できな
いことになる。しかし、実機の完成後にソフトウェアの
試験を行うのでは、システムの開発に長い期間を費やし
てしまうという問題があった。これを解決するための手
段として、汎用的な大型計算機やワークステーションを
利用した擬似環境上でのシミュレーションを実施する方
法がある。
【0005】従来の複合CPUシステムに対する擬似環
境上でのシミュレーションにおいては、順次シミュレー
ションと並列シミュレーションの二つの方法が提唱され
ている。
【0006】しかし、複合CPUシステムの高速なシミ
ュレーションを実現するという観点に立つと、一つのシ
ミュレーション対象CPUに対して、シミュレーション
実行計算機のプロセッサを、一つ割り当てて並列動作で
きるシミュレーション方式が有効である。
【0007】従来から用いられている並列シミュレーシ
ョン方式を図5に示す。図5において、1はシミュレー
ションを実行するための計算機システムであり、シミュ
レーションモデル21 ,22 ,・・・,2n 、こ
れら各シミュレーションモデル21 ,22 ,・・・
,2n に対応して専用に設けられた計算機プロセッサ
31 ,32 ,・・・,3n 、各シミュレーション
モデル21 ,22 ,・・・,2n 間でのデータ通
信を行うCPU間共用メモリ4を有している。
【0008】上記シミュレーションモデル21 ,22
 ,・・・2n は、シミュレートされる複合CPUシ
ステムの各CPU毎のシミュレーションモデルであり、
被試験プログラムとそれを解析・実行するシミュレータ
プログラムを有している。
【0009】また、上記共用メモリ4は各CPUが共用
するものであり、各シミュレーションモデル21 ,2
2 ,・・・,2n から読み書きが可能な領域を持っ
ている。このような構成の従来のシミュレーション方式
では、通信相手の特定方法として、データ送信側シミュ
レーションモデルが共用メモリ4内の通信相手に対応す
るアドレス部分にデータを書き込み、データ受信側シミ
ュレーションモデルが共用メモリ4内の該当アドレスか
らデータを読み出すといった動作を行うものであり、被
試験プログラムがCPU間通信領域として共用メモリ4
の使用を前提とした結合システムの並列シミュレーショ
ン方式である。
【0010】すなわち、この従来の方式は前記した疎結
合システムに対し密結合システムと呼ばれるシステムに
おけるシミュレーション方式である。この密結合システ
ムとは、複数のCPUが1つのOSを共用して、そのO
Sの制御のもとでそれぞれのCPUが動作するようなシ
ステムのことである。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところで、疎結合で構
成される複合CPUシステムを前記従来の方式でシミュ
レーションするには、被試験プログラムを、従来の方式
に合わせてCPU間の共用メモリ4を使用するような内
容に変更する必要が生じる。これは、疎結合システムは
もともと各CPU間の共用メモリを使用せず、通信LS
Iを介してデータ通信を行うものであり、被試験プログ
ラムもそのような内容となっているからである。
【0012】したがって、通信相手を共用メモリ4内の
アドレスにより特定する従来方式では、疎結合で構成さ
れる複合CPUシステムの場合は、被試験プログラムを
密結合のシミュレーション向けに書き換える必要がある
。しかし、密結合システムにおける被試験プログラムは
、CPU間の共用メモリ4のあるアドレスを用いて、デ
ータ交換を行うというような内容となっているため、疎
結合システムの被試験プログラムを密結合用に書き換え
た場合、その書き換えた被試験プログラムは実際の疎結
合システムの被試験用プログラムとしては内容的に何の
意味も持たないものとなってしまう。
【0013】つまり、結果的には従来の方式では、疎結
合システムのシミュレーションは行えないということに
なり、疎結合システムにおける複合CPUシステムのC
PU間通信試験は、実機による実際の試験に依存するし
か方法がないという問題があった。
【0014】本発明は、最近、急速に普及してきている
一般的なネットワークで結ばれた複数台の計算機(ワー
クステーションやパソコン)上で、疎結合の複合CPU
システムのCPU結合関係を定義するデータを新たに設
けて、その定義データを利用して通信を実行することで
、疎結合システムに搭載されるソフトウェアを、全く変
更することなくシミュレーションすることを可能とした
複合CPUシステムの並列シミュレーション方式を実現
することを目的としている。
【0015】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理を説
明するためのシステム構成を示す図である。ここでは疎
結合で構成される2つのCPU11,CPU12を、ネ
ットワークで結合された2つの計算機A,Bにてシミュ
レートする場合について説明する。つまり、図1におい
て、点線で囲った部分が実システムとしてのCPU11
,12であり、このCPU11とCPU12とは互いに
接続関係にあり、所定のプログラムにて相互のデータ通
信を行うように構成されるが、そのシステム完成前に計
算機A,Bを利用して擬似環境上でのシミュレーション
を実施する場合について説明する。
【0016】計算機Aには、単体CPU擬似機能を持つ
CPUシミュレータプロセス211 、通信イベントを
格納したイベントテーブル221 、疎結合システムの
CPU結合関係を定義したデータを有し通信イベント発
生時に通信相手を特定するために使用するCPU定義体
231 、実際にCPU間でのデータ通信を行うメッセ
ージ送信プロセス241 とメッセージ受信プロセス2
51 、そして、これら送信プロセス241 、受信プ
ロセス251 と上記CPUシミュレータプロセス21
1 との間のデータ処理時に用いられるCPU内共用メ
モリ261 が設けられている。
【0017】一方、計算機Bも計算機Aと同様の構成で
あり、CPUシミュレータプロセス212 、イベント
テーブル222 、CPU定義体232 、メッセージ
送信プロセス242 、メッセージ受信プロセス252
 、CPU内共用メモリ262 を有している。
【0018】そして、これら各計算機A,Bにおいて、
イベントテーブル221 ,222 とメッセージ送信
プロセス241 ,242 とメッセージ受信プロセス
251 ,252 とでそれぞれ通信制御部271 ,
272 を構成し、各CPUシミュレータプロセス21
1 ,212 間でのデータの通信制御を行う。
【0019】ところで、CPU定義体231 ,232
 は、イベントテーブル221 に格納されている通信
イベント(例えば、CPU11とCPU12とが接続さ
れたというような通信イベント)が発生されることによ
り、通信相手を特定するための種々の情報が定義されて
いるもので、具体的には図2のような構成となっている
。つまり、CPU定義体231 ,232 の構成とし
て、送信情報テーブルST1 ,ST2 ,・・・、お
よび受信情報テーブルRT1 ,RT2,・・・がそれ
ぞれ設けられている。これら送信情報テーブルST1 
,ST2 ,・・・および受信情報テーブルRT1 ,
RT2 ,・・・は、それぞれイベントに対応した数だ
け設けられている。例えば、実システムにおけるCPU
が、CPU11,CPU12,CPU13(図示せず)
と設けられているものとし、CPU11とCPU12と
が接続されているという情報を第1のイベント、CPU
12とCPU13とが接続されているという情報を第2
のイベントとすると、第1のイベントに対応した種々の
情報が定義体231 の送信情報テーブルST1 に書
き込まれており、第2のイベントに対応した種々の情報
が定義体231 の送信情報テーブルST2 に書き込
まれている。
【0020】一方、受信情報テーブルRT1 ,RT2
 も同様にイベントの数に対応して設けられている。そ
して、上記送信情報テーブルST1 ,ST2 の内容
としては、(1) 送信元イベントアドレス、(2) 
送信先論理計算機名、(3) 送信データ先頭アドレス
、(4)送信データ長が書き込まれている。また、受信
情報テーブルRT1 ,RT2 の内容としては、(a
) 送信元論理計算機名、(b) 送信元イベントアド
レス、(c) 受信データ先頭アドレスが書き込まれて
いる。
【0021】図2では便宜上、送信情報テーブルの内容
として、定義体231 の送信情報テーブルST1 を
例にとって図示し、また受信情報テーブルの内容として
、定義体232 の受信情報テーブルRT1 を例にと
って図示しているが、他の送信・受信の各情報テーブル
の内容のパターンは同じであり、ただその定義内容が対
応するCPUの動作内容に基づいた定義内容となってい
る。
【0022】ところで、上記送信情報テーブルの内容(
1) 〜(4) および受信情報テーブル(a) 〜(
c) の各情報は次のような内容となっている。 (1) 送信元イベントアドレス 送信元CPUがシミュレーション実行中に自己のCPU
内メモリ領域あるいはI/O領域の、このアドレスにア
クセスした場合、CPU間通信が開始されるという条件
(アドレス)を指定するものである。 (2) 送信先論理計算機名 疎結合の複合CPUシステムにおける送信元CPUと送
信先CPUとの関係を定義するもので、実際には上記(
1) の送信元イベントアドレスがアクセスされたとき
に、通信相手となるCPUの被試験プログラムが動作し
ている計算機のネットワーク上での論理的な計算機名を
指定するものである。 (3) 送信データ先頭アドレス 送信元CPU内において、送信するデータが格納されて
いるメモリの先頭アドレスを指定するものである。 (4) 送信データ長 送信元CPU内において、送信するためにメモリから取
り出すデータの長さを指定するものである。 (a) 送信元論理計算機名 受信データの送信元論理計算機名を指定するもので、受
信側計算機において、データの送信元を試験実施者に対
して表示・通知するために使用するものである。 (b) 送信元イベントアドレス 送信元の通信イベントを指定するもので、受信側CPU
は、この送信元イベントアドレスに従って受信データの
処理を行う。 (c) 受信データ先頭アドレス 受信側CPUにおいて、受信したデータを格納する場所
を指定するものである。
【0023】ところで、計算機Aと計算機Bとの間で送
信されるCPU定義体231 ,232 の送信情報と
しては、送信元論理計算機名、送信元イベントアドレス
、データの3つの機能を有したデータが送信情報パケッ
トPCとして送信される。図2では、CPU定義体23
1 の送信情報テーブルST1 からの送信情報を例に
とって図示している。
【0024】
【作用】このような構成において、CPU11を送信元
のCPUとし、通信相手としてCPU12を特定して通
信を行う場合についての擬似動作を図3のフローチャー
トを参照しながら説明する。ここで、CPU11,CP
U12というのは実システム上での実機の名称であり、
これらCPU11とCPU12間の通信を、計算機A,
Bを利用した擬似環境上でのシミュレーションにて実施
する。
【0025】まず、CPUシミュレータプロセス211
 にて、CPU11のシミュレーション処理中、イベン
ト(このイベントを前述した第1のイベントとする)が
発生(図3のステップS1)すると、これによりCPU
定義体231 の送信情報テーブルST1 ,ST2 
,・・・から、第1のイベントに対応した送信情報テー
ブルST1 を読み出す(ステップS2)。この送信情
報テーブルST1 には、(1) 送信元イベントアド
レス、(2) 送信先論理計算機名、(3) 送信デー
タ先頭アドレス、(4) 送信データ長に関するデータ
が格納されている。つまり、この送信情報テーブルST
1 では、上記(2)によりCPU11の通信相手とな
るCPU12に対応する計算機が計算機Bであることを
特定しているとともに、上記(3) と(4) により
送信すべきデータがどれであるかを特定している。そし
て、これらの各送信情報は共用メモリ261 に書き込
まれる(ステップS3)。
【0026】これまでの処理においては、メッセージ送
信プロセス241 とメッセージ受信プロセス251 
は動作しておらず、待ち状態であるが、上記ステップS
3にて送信情報が共用メモリ261 に書き込まれた後
、割込み信号が発生(ステップS4)すると、メッセー
ジ送信プロセス241 が動作し、割込み信号を受信(
ステップS5)し、上記送信情報を共用メモリ261 
から読み出し(ステップS6)、次にその送信情報をパ
ケット化、つまり図2に示す如く送信元論理計算機名と
送信元イベントアドレスとデータという3つの機能情報
として(ステップS7)計算機Bへ送る。
【0027】受信側の計算機Bでは、受信したデータの
中から、送信元イベントアドレスをキーとして、CPU
定義体232 の受信情報テーブルRT1 ,RT2 
,・・・のうち該当する受信情報テーブルRT1 を検
索し、その受信情報テーブルRT1 に定義された前述
の(a) ,(b) ,(c) の内容を読み出して、
受信したデータを格納すべきCPU12内のメモリアド
レスを特定して、そのアドレスに格納する。
【0028】そして、計算機Bからその受信情報に対す
る応答を計算機Aに送る場合、計算機Bのメッセージ送
信プロセス242 から発信する。計算機Aの受信プロ
セス251 は、これまで待ちの状態であったが、計算
機Bからの応答信号を受信し(ステップS8)、この受
信した情報を共用メモリ261 に書き込む(ステップ
S9)。その後、割込み信号が発生(ステップS10)
すると、CPUシミュレータプロセス211 がこの割
込み信号を受信(ステップS11)して、上記受信情報
を共用メモリ261から読み出し(ステップS12)、
CPU定義体231 の情報テーブルRT1 ,RT2
 ,・・・のうち該当イベント(この場合、第1のイベ
ント)に対応した受信情報テーブルRT1 を検索する
。そして、この受信情報テーブルRT1 の定義内容、
つまり前述した(a) ,(b) ,(c) の内容(
第1のイベントに対応した内容)を読み出す(ステップ
S13)。
【0029】このように本発明では、従来の如く、各C
PU間の共用メモリ(図5の共用メモリ4)を使用する
ことなく、CPU11側のメモリ内の指定アドレスに格
納されているデータをCPU12側のメモリ内の指定ア
ドレスに格納することができるため、疎結合の複合CP
Uシステムに搭載されるソフトウェアを全く変更するこ
となくCPU間での通信をシミュレーションすることが
可能となる。
【0030】
【実施例】図4は本発明の一実施例を示す構成図であり
、本発明をUNIXネットワークに展開したものである
。同実施例では、図1で示した計算機A,Bとして2つ
のワークステーションを用いて2つのCPUを有するシ
ステムをシミュレーションする場合を示している。同図
において、WS1,WS2はそれぞれワークステーショ
ンであり、これらはUNIXネットワークで結合されて
いる。ワークステーションWS1にはシミュレーション
試験の対象となる、ここでは図示しないCPUのプログ
ラム(アプリケーションプログラムと実機ターゲットO
Sおよび実機のI/Oドライバを動かすためのプログラ
ムを結合したもの)PG1と、この試験対象プログラム
PG1をシミュレーションするCPUシミュレータプロ
セス311 、メッセージ送信プロセス321 、メッ
セージ受信プロセス331 を有している。
【0031】ワークステーションWS2もワークステー
ションWS1と同様、ここでは図示しないもう一方のC
PUの試験対象プログラムPG2と、この試験対象プロ
グラムPG2をシミュレーションするCPUシミュレー
タプロセス312 、メッセージ送信プロセス322 
、メッセージ受信プロセス332 を有している。
【0032】上記アプリケーションプログラム、ターゲ
ットOS、ドライバなどは一体なものとして、それぞれ
のワークステーションWS1,WS2に搭載されてシミ
ュレーションされるが、実際の試験対象となるのは、ア
プリケーションプログラムである。そして、例えばワー
クステーションWS1を例にとると、CPUシミュレー
タプロセスが試験対象プログラムPG1を動作させるこ
とにより、実際のCPUを擬似環境上でシミュレーショ
ンする。このシミュレーション中、イベントの発生があ
ると、ワークステーションWS1,WS2間でのデータ
通信が開始される。ここで、送信元のワークステーショ
ンが送信先のワークステーションを特定する場合、UN
IXネットワーク上での論理計算機名として、例えばワ
ークステーションWS1のホスト名をAPPLE、ワー
クステーションWS2のホスト名をLEMONとして、
それを送信情報テーブルに書き込んでおけば、イベント
の発生により、ワークステーションWS2が特定される
【0033】これにより、ワークステーションWS1,
WS2でのデータ通信が開始され、ワークステーション
の画面上に表示される通信データを確認することで、C
PU間通信試験を実施することができる。
【0034】
【発明の効果】本発明によれば、複数のCPUにより構
成される疎結合システムの実機動作を、上記各CPU毎
に割り当てられたネットワーク結合の各計算機にてソフ
トウェアによる擬似環境下でシミュレーションする複合
CPUシステムの並列シミュレーション方式において、
疎結合の複合CPUシステムに搭載されるソフトウェア
を全く変更することなく、CPU間通信試験を実機に依
存しない環境で、効率的に実施することが可能となり、
複合CPUシステムの開発期間の短縮化と高品質に大き
く寄与することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理を説明するための構成図である。
【図2】図1におけるCPU定義体の構成を説明するた
めの図である。
【図3】本発明の原理の処理動作を説明するためのフロ
ーチャートである。
【図4】本発明の一実施例を示すシステム構成図である
【図5】従来の複合CPUシステムの並列シミュレーシ
ョン方式を説明するためのシステム構成図である。
【符号の説明】
A,B      計算機

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  複数のCPUにより構成される疎結合
    システムの実機動作を、上記各CPU毎に割り当てられ
    たネットワーク結合の各計算機上にてソフトウェアによ
    る擬似環境下にてシミュレーションする複合CPUシス
    テムの並列シミュレーション方式において、ネットワー
    ク結合された各計算機(A,B)毎にネットワーク上で
    の一意の論理計算機名を付し、上記各計算機毎に、その
    計算機上で並列動作して単体のCPU動作を擬似するC
    PUシミュレータプロセス(211 ,212 )を設
    けるとともに、これら各CPUシミュレータプロセス(
    211 ,212 )間でのデータ通信を制御する通信
    制御部(271 ,272 )を設け、さらに通信相手
    となるCPUを特定するためにシミュレーション対象で
    ある疎結合の複合CPUシステムのCPU結合関係を、
    各計算機(A,B)のネットワーク上での結合関係に対
    応付けた情報として定義したCPU定義体(231 ,
    232)を設け、各CPU毎に割り当てられた計算機(
    A,B)を並列動作させながら、各CPUシミュレータ
    プロセス(211 ,212 )によりデータ通信の開
    始条件を検出し、この検出時にCPU定義体(231,
    232 )の定義内容に従って相手CPUシミュレータ
    プロセスを特定して通信を行うことを特徴とする複合C
    PUシステムの並列シミュレーション方式。
  2. 【請求項2】  疎結合で構成される複合CPUシステ
    ムにおけるCPU結合関係を、ネットワーク上のシミュ
    レーションを行う計算機の結合関係に対応させるための
    手段として、CPU名を論理計算機名に対応付け、これ
    らの関係を、前記CPU定義体に定義データの1つとし
    て設けることを特徴とする請求項1記載の複合CPUシ
    ステムの並列シミュレーション方式。
  3. 【請求項3】  疎結合で構成される複合CPUシステ
    ムにおけるCPU間通信の擬似動作を行うために、送信
    元CPUの送信開始を示す情報がアクセスされたときに
    、CPU定義体に定義されたネットワーク上の送信先論
    理計算機名で示される送信先の指定メモリのアドレスに
    通信データを送信することを特徴とする請求項1記載の
    複合CPUシステムの並列シミュレーション方式。
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