JP2728002B2 - 組み込みソフトウェアデバッグ支援装置 - Google Patents

組み込みソフトウェアデバッグ支援装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は組み込みソフトウェアデ
バッグ支援装置に係り、特にマルチプロセッサ上に組み
込んで用いられるデバッグ対象の組み込みソフトウェア
のデバッグ(試験)を、複数の汎用コンピュータ上で可
能とする組み込みソフトウェアデバッグ支援装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、コンピュータ上で当該コンピ
ュータとは異なるアーキテクチャを持つコンピュータ用
のプログラムをソフトウェアによりシミュレートしつ
つ、プログラムのデバッグを行うソフトウェアデバッグ
支援装置が知られている(特開平2−308342号公
報:発明の名称「シミュレート・デバッガの構築方
法」)。
【0003】図2はこの従来のソフトウェアデバッグ支
援装置の一例の構成図で、ユーザより受け付けたコマン
ドに応じた処理をするコマンド処理部1、シミュレーシ
ョン対象のコンピュータが持つレジスタ、メモリ等のハ
ードウェア資源を擬似的に実現するリソース部2、リソ
ース部2の表示を行うリソース表示部3、シミュレーシ
ョンの対象となるプログラムをリソース部2に実現した
メモリに読み込み、その内容を参照しながらプログラム
を解釈実行するインタプリタ部4とを有する構成であ
る。
【0004】この従来装置では、シミュレーション対象
のコンピュータが変更しても同一のコマンドにより共通
に使用できるコマンド処理部1と、それ以外の部分(リ
ソース部2、リソース表示部3、インタプリタ部4)と
に分けることにより、シミュレーションの対象となるコ
ンピュータが変更した場合に、新たに開発が要求される
部分を減らし、開発期間の短縮化を図ることを目的とし
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、最近の通信
システムでは、処理性能を確保するため、機能単位に複
数のプロセッサを用意して負荷分散を図ることが常識と
なっており、プロセッサ間の通信部分のテストは重要で
ある。また、デバッグ作業の効率を図るため、実ターゲ
ットマシンによる試験の代わりに1台の汎用コンピュー
タ上にマルチプロセッサシミュレーション環境を構築
し、その上でプロセッサ間通信試験を行うことが多い。
【0006】しかるに、上記の従来装置は、1台の汎用
コンピュータ上に1シミュレーションシステムを構築し
ており、異なる汎用コンピュータ上のシミュレーション
システム間のデータ送受信については不可能である。ま
た、マルチプロセッサシミュレーション環境を一台の汎
用コンピュータ上に実現する方法は、シミュレーション
するプロセッサの数が増加すると汎用コンピュータに対
する負荷が増大するため、著しい処理能力低下を招き、
マルチプロセッサ上の組み込みソフトウェアの試験能率
化を妨げるという欠点がある。
【0007】本発明は上記の点に鑑みなされたもので、
複数の汎用コンピュータ上にマルチプロセッサシミュレ
ート環境を実現し、より一層のデバッグ効率の向上を実
現し得る組み込みソフトウェアデバッグ支援装置を提供
することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するため、複数の汎用コンピュータを高速通信回線で
接続し、それら複数の汎用コンピュータのそれぞれを、
プログラム内の任意の仮想アドレスにマッピングし、マ
ッピングしたデータをすべてのプロセスからアクセス可
能とし、あるプロセスから他のプロセスへのメモリ/レ
ジスタ内容の読み書きと走行/停止を含む実行制御を指
示できるプロセス制御機能と、同一汎用コンピュータ内
のプロセス間のデータ送受信を実現するプロセス間通信
機能と、異なる汎用コンピュータ内のプロセス間のデー
タ送受信を可能にするコンピュータ間通信機能とを有す
るオペレーティングシステムと、オペレーティングシス
テムにより動作する中央処理装置と、コンピュータ間通
信を実現するハードウェア装置と、ターゲットマシンに
組み込んで用いられるデバッグ対象の組み込みソフトウ
ェアを保持し、中央処理装置が有するメモリ上において
オペレーティングシステムが管理運用している仮想空間
にターゲットマシンの環境を擬似的に作り出し、組み込
みソフトウェアの実行動作結果であるデバッグ情報を出
力する擬似ターゲット部と、試験者からのデバッグ指示
を所望の擬似ターゲット部へ入力すると共に、擬似ター
ゲット部からのデバッグ情報を編集して外部へ出力する
ユーザインタフェース部とを有する構成としたものであ
る。
【0009】
【0010】
【作用】本発明では、オペレーティングシステムシミュ
レーション手段とデバッグ手段とにより構成される複数
のシミュレーション環境を、試験者の指示により複数の
汎用コンピュータに分離された際にも、汎用コンピュー
タ間を接続している通信回線を利用して高速なマルチプ
ロセッサシミュレーションができる。
【0011】また、本発明では、高速通信回線で接続さ
れた複数の汎用コンピュータのオペレーティングシステ
ム上で擬似ターゲット部を複数動作させたときに、ター
ゲットマシンにおける動作と同様に、擬似ターゲット部
同士の間で通信を行い、データの送受信ができるため、
ネットワーク環境における複数のターゲットマシンに組
み込むソフトウェアであっても、ターゲットマシンを用
いることなく複数の汎用コンピュータを用いてマルチプ
ロセッサシミュレート環境を実現できる。
【0012】
【実施例】次に、本発明の実施例について説明する。図
1は本発明の一実施例の構成図を示す。本実施例は汎用
コンピュータを2台使用するデバッグ支援装置を示して
いる。図1において、汎用コンピュータ10及び40は
表示手段であるそれぞれ専用のディスプレイ20及び5
0を有している。また、汎用コンピュータ10、40は
それぞれ中央処理装置(CPU)101、401を有
し、オペレーティングシステム(OS)103、403
により動作する構成であり、また、高速な汎用コンピュ
ータ間通信を実現するための高速通信ハードウェア装置
102、402を具備しており、それが互いに高速通信
回線30で接続されている。
【0013】汎用コンピュータ10と40はそれぞれ同
一構成であり、OS103,403と、擬似ターゲット
マップデータ104,404と、ユーザインタフェース
部109,409と、擬似ターゲット部110a,11
0b、410a,410bとから構成されている。擬似
ターゲット部110a,110b、410a,410b
はそれぞれCPU101,401が有するメモリ上にお
いて、OS103,403が管理運用している仮想空間
にターゲットマシンの環境を擬似的に作り出した構成部
分である。
【0014】擬似ターゲット部110a及び110bは
擬似オンラインOS部105a及び105bと、共有ラ
イブラリ部106a及び106bと、モニタ部107a
及び107bと、組み込みソフトウェア108a及び1
08bの保持部とからなる。同様に、擬似ターゲット部
410a及び410bは擬似オンラインOS部405a
及び405bと、共有ライブラリ部406a及び406
bと、モニタ部407a及び407bと、組み込みソフ
トウェア408a及び408bの保持部とからなる。
【0015】汎用コンピュータ10及び40は同一構成
であるので、以下、説明の便宜上代表して汎用コンピュ
ータ10の各構成要素について説明する。OS103
は、プログラム内のデータを任意の仮想アドレスにマッ
ピングし、マッピングしたデータをすべてのプロセスか
らアクセス可能にさせ、あるプロセスから他のプロセス
へのメモリ/レジスタ内容の読み書きや、プログラムの
実行/停止を含む実行制御を指示できるプロセス制御機
能を提供する。そして、同一汎用コンピュータ内のプロ
セス間のデータ送受信を実現するプロセス間通信機能及
び異なる汎用コンピュータ内のプロセス間のデータ送受
信を可能にするコンピュータ間通信機能を提供する。
【0016】 擬似オンラインOS部105a及び10
5bは、組み込みソフトウェア108a及び108bが
要求するオンラインシステムコールを処理する構成部
で、OS103が持つプロセス間通信機能又はコンピュ
ータ間通信機能を利用して、同一汎用コンピュータ10
の異なる擬似ターゲット部内か又は異なる汎用コンピュ
ータ40の擬似ターゲット部内の組み込みソフトウェア
間のデータ通信を可能にするプロセッサ間通信機能部1
05a1及び105b1を具備している。
【0017】擬似ターゲットマップデータ104は、試
験者が擬似ターゲット部110a,110bと汎用コン
ピュータ10の対応関係を示したデータで、プロセッサ
間通信機能105a1,105b1が組み込みソフトウ
ェア108a,108bからのプロセッサ間通信要求に
応えてOS103が持つプロセス間通信機能を起動する
か、コンピュータ間通信機能を起動するのかを決定する
ときに参照される。
【0018】共有ライブラリ部106a,106bは、
組み込みソフトウェア108a,108bが実際にター
ゲットマシン上に搭載された際に、組み込みソフトウェ
ア108a,108bからアクセスさせるデータ及び関
数群の集合体であり、擬似ターゲット部110a,11
0bに組み込まれている。組み込みソフトウェア108
a,108bはマルチプロセッサシステムを構築するプ
ロセッサ(ターゲットマシン)に組み込まれるデバッグ
対象のソフトウェアで、デバッグのために擬似ターゲッ
ト部110a,110b内の保持部に保持される。
【0019】モニタ部107a,107bは、擬似ター
ゲット部110a,110bのそれぞれの動作の監視を
行う構成部分で、複数の組み込みソフトウェア108
a,108bによる実行プロセスを識別するプロセス識
別子を管理し、OS103が有しているプロセス制御機
能を使用することにより、組み込みソフトウェア108
a,108bそれぞれをOS103上のプロセスとして
実行させ、プロセスに対するメモリ/レジスタ内容の書
き込みや、組み込みソフトウェア108a,108bそ
れぞれの実行/停止などの制御を行い、その結果得られ
る実行動作結果のデバッグ情報を出力する。
【0020】 ユーザインタフェース部109は、試験
者からのデバッグ指示をデバッグ指示データに変換して
汎用コンピュータ10内に入力し、試験者が指示する擬
似ターゲット部110a,110bのモニタ部107
a,107bに送信したり、各擬似ターゲット部110
a,110bのモニタ部107a,107bからの応答
を受信してそれを編集してディスプレイ20にデバッグ
情報として表示する。
【0021】なお、試験対象の組み込みソフトウェア1
08a,108bは、OS103上で走行するために、
それぞれスタートアップルーチンが組み込まれている。
組み込みソフトウェア108a,108bの中には、初
期起動ソフトウェアが存在し、試験者の指示により最初
にこの初期起動ソフトウェアが起動され、初期起動ソフ
トウェアからその他の組み込みソフトウェアが順次起動
される。このように、組み込みソフトウェア108a,
108bが起動されることにより、それぞれのスタート
アップルーチンが駆動され、擬似オンラインOS部10
5a,105b及び共有ライブラリ部106a,106
bが所定の仮想アドレスにマッピングされ、組み込みソ
フトウェア108a,108bから参照可能となる。
【0022】次に、本実施例の動作について説明する。
本実施例は、2台の汎用コンピュータ10及び40上で
4つの試験対象ターゲットマシンをシミュレーションす
る場合の例である。まず、試験者は、4つの試験対象タ
ーゲットマシン、すなわち擬似ターゲット部110a,
110bと440a,410bとをどちらの汎用コンピ
ュータ上で起動するかを決定する。本実施例では、汎用
コンピュータ10で擬似ターゲット部110a及び11
0bを起動し、汎用コンピュータ40で擬似ターゲット
部410a及び410bを起動することとする。
【0023】次に、試験者は汎用コンピュータ10と擬
似ターゲット部110a及び110bの対応関係と、汎
用コンピュータ40と擬似ターゲット部410a及び4
10bの対応関係を記述した擬似ターゲットマップデー
タ104,404を作成し、汎用コンピュータ10,4
0上にそれぞれ格納する。
【0024】試験者は、ユーザインタフェース部109
と409を通して、各モニタ部107a及び107bと
407a及び407bに対して起動指示を送ることによ
り、各モニタ部107a及び107bと407a及び4
07bがOS103と403が有するプロセス制御機能
を使って、それぞれの擬似ターゲット部110a及び1
10bと410a及び410b内の組み込みソフトウェ
ア108a及び108bと408a及び408bの一部
である初期起動ソフトウェアをそれぞれ起動させること
ができる。
【0025】その際、各モニタ部107a及び107b
と407a及び407bは、対応する擬似ターゲット部
110a及び110bと410a及び410b上で動作
する擬似オンラインOS部105a及び105bと40
5a及び405bが管理する試験対象の組み込みソフト
ウェア108a及び108bと408a及び408bの
プロセス情報を参照するために、所定の仮想アドレスに
それぞれの擬似オンラインOS部105a及び105b
と405a及び405bをマッピングする。
【0026】各モニタ部107a及び107bと407
a及び407bから起動される初期起動ソフトウェアが
実行を始めると、順次その他の組み込みソフトウェアが
起動され、それらに組み込まれているスタートアップル
ーチンが実行され、擬似オンラインOS部105a及び
105bと405a及び405bに加えて共有ライブラ
リ部106a及び106bと406a及び406bが所
定の仮想アドレスにマッピングされ、各組み込みソフト
ウェア108a及び108bと408a及び408bか
ら擬似オンラインOS部105a及び105bと405
a及び405bが提供するオンラインシステムコール及
び共有ライブラリ部106a及び106bと406a及
び406bが提供する関数が発行できるようになる。
【0027】ここで、例えば、実行中の組み込みソフト
ウェア108aから擬似オンラインOS部105aが具
備するプロセッサ間通信機能部105a1をコールし
て、擬似ターゲット部110b内の組み込みソフトウェ
ア108bに対してデータ転送要求があった場合は、プ
ロセッサ間通信機能部105a1は、擬似ターゲットマ
ップデータ104を参照して同一汎用コンピュータ10
内のデータ通信と判断し、OS103が持つプロセス間
通信機能を駆動してプロセッサ間通信をシミュレートす
る。
【0028】また、実行中の組み込みソフトウェア10
8aから擬似オンラインOS部105aが具備するプロ
セッサ間通信機能部105a1をコールして、異なる汎
用コンピュータ40の擬似ターゲット部410a内の組
み込みソフトウェア408aに対してデータ転送要求が
あった場合は、プロセッサ間通信機能部105a1は、
擬似ターゲットマップデータ104を参照して異なる汎
用コンピュータ間のデータ通信と判断し、OS103が
持つコンピュータ間通信機能を駆動し、高速通信ハード
ウェア装置102を制御し、高速通信回線30を介して
汎用コンピュータ40上の擬似ターゲット部410a内
の組み込みソフトウェア408aにデータを転送し、プ
ロセッサ間通信をシミュレートする。
【0029】このように、本実施例によれば、高速通信
回線30を利用することにより複数の汎用コンピュータ
10及び40上に複数のターゲットマシンと同じ試験環
境を実現することができるため、汎用コンピュータに対
する負荷分散が図れ、よって処理能力の低下を防ぐこと
ができる。
【0030】なお、本発明は上記の実施例に限定される
ものではなく、汎用コンピュータ内の擬似ターゲット部
は一つ又は3以上であってもよく、また汎用コンピュー
タは3以上であってもよい。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
汎用コンピュータ間を接続している通信回線を利用して
ターゲットマシンを用いることなく、複数の汎用コンピ
ュータを用いてマルチプロセッサシミュレート環境を実
現できるため、汎用コンピュータに対する負荷分散を図
ることができ、よって従来のマルチプロセッサシステム
の組み込みソフトウェアの試験工程で問題となっていた
シミュレーションするプロセッサの数の増加に伴う汎用
コンピュータの処理能力の低下の問題を解決することが
でき、より一層のデバッグ効率の向上が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成図である。
【図2】従来の一例の構成図である。
【符号の説明】
10、40 汎用コンピュータ 20、50 ディスプレイ 30 高速通信回線 101、401 中央処理装置(CPU) 102、402 高速通信ハードウェア装置 103、403 オペレーティングシステム(OS) 104、404 擬似ターゲットマップデータ 105a、105b、405a、405b 擬似オンラ
インOS部 105a1、105b1、405a1、405b1 プ
ロセッサ間通信機能部 106a、106b、406a、406b 共有ライブ
ラリ部 107a、107b、407a、407b モニタ部 108a、108b、408a、408b 組み込みソ
フトウェア 109、409 ユーザインタフェース部

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の汎用コンピュータが高速通信回線
    で接続された組み込みソフトウェアデバッグ支援装置で
    あって、 前記複数の汎用コンピュータのそれぞれは、 プログラム内の任意の仮想アドレスにマッピングし、マ
    ッピングしたデータをすべてのプロセスからアクセス可
    能とし、あるプロセスから他のプロセスへのメモリ/レ
    ジスタ内容の読み書きと走行/停止を含む実行制御を指
    示できるプロセス制御機能と、同一汎用コンピュータ内
    のプロセス間のデータ送受信を実現するプロセス間通信
    機能と、異なる汎用コンピュータ内のプロセス間のデー
    タ送受信を可能にするコンピュータ間通信機能とを有す
    るオペレーティングシステムと、 該オペレーティングシステムにより動作する中央処理装
    置と、 コンピュータ間通信を実現するハードウェア装置と、 ターゲットマシンに組み込んで用いられるデバッグ対象
    の組み込みソフトウェアを保持し、前記中央処理装置が
    有するメモリ上において前記オペレーティングシステム
    が管理運用している仮想空間にターゲットマシンの環境
    を擬似的に作り出し、該組み込みソフトウェアの実行動
    作結果であるデバッグ情報を出力する擬似ターゲット部
    と、 試験者からのデバッグ指示を所望の前記擬似ターゲット
    部へ入力すると共に、該擬似ターゲット部からのデバッ
    グ情報を編集して外部へ出力するユーザインタフェース
    部とを有することを特徴とする組み込みソフトウェアデ
    バッグ支援装置。
  2. 【請求項2】 前記擬似ターゲット部は、 前記組み込みソフトウェアを保持する保持部と、 前記オペレーティングシステム上で動作し、該組み込み
    ソフトウェアが前記ターゲットマシン上で走行する際に
    発行する前記ターゲットマシンにおける通信機能を有す
    るオペレーティングシステムが提供するシステムコール
    に対する処理を擬似的に行い、前記汎用コンピュータの
    オペレーティングシステムが持つプロセス間通信機能及
    びコンピュータ間通信機能を起動する擬似オンラインオ
    ペレーティングシステム部と、 前記組み込みソフトウェアが前記ターゲットマシン上に
    搭載された際に、該組み込みソフトウェアからアクセス
    させるデータ及び関数群の集合体である共有ライブラリ
    部と、 保持された前記組み込みソフトウェアによる実行プロセ
    スを識別するプロセス識別子を管理し、監視指示のあっ
    た組み込みソフトウェアに対応して、前記汎用コンピュ
    ータのオペレーティングシステムのプロセッサ制御機能
    を起動して、該組み込みソフトウェアを該オペレーティ
    ングシステム上のプロセスとして実行させ、前記擬似オ
    ンラインオペレーティングシステム部と前記共有ライブ
    ラリ部に全プロセスがアクセスすることを可能とし、前
    記プロセスに対するメモリ/レジスタ内容の読み書き及
    び走行/停止を含む実行制御を行い、その結果得られる
    デバッグ情報を出力するモニタ部とを具備することを特
    徴とする請求項1記載の組み込みソフトウェアデバッグ
    支援装置。
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