JPH04352230A - 演算器およびマイクロプロセッサ - Google Patents

演算器およびマイクロプロセッサ

Info

Publication number
JPH04352230A
JPH04352230A JP3127187A JP12718791A JPH04352230A JP H04352230 A JPH04352230 A JP H04352230A JP 3127187 A JP3127187 A JP 3127187A JP 12718791 A JP12718791 A JP 12718791A JP H04352230 A JPH04352230 A JP H04352230A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
arithmetic
input
instruction
modulo
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3127187A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsuya Yokoyama
達也 横山
Tetsuhiko Hirata
哲彦 平田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP3127187A priority Critical patent/JPH04352230A/ja
Priority to US07/890,712 priority patent/US5345410A/en
Publication of JPH04352230A publication Critical patent/JPH04352230A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F7/00Methods or arrangements for processing data by operating upon the order or content of the data handled
    • G06F7/60Methods or arrangements for performing computations using a digital non-denominational number representation, i.e. number representation without radix; Computing devices using combinations of denominational and non-denominational quantity representations, e.g. using difunction pulse trains, STEELE computers, phase computers
    • G06F7/72Methods or arrangements for performing computations using a digital non-denominational number representation, i.e. number representation without radix; Computing devices using combinations of denominational and non-denominational quantity representations, e.g. using difunction pulse trains, STEELE computers, phase computers using residue arithmetic

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Mathematical Analysis (AREA)
  • Mathematical Optimization (AREA)
  • Pure & Applied Mathematics (AREA)
  • Computational Mathematics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Computing Systems (AREA)
  • Mathematical Physics (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Executing Machine-Instructions (AREA)
  • Information Transfer Systems (AREA)
  • Computer And Data Communications (AREA)
  • Communication Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、与えられたデ−タ間に
演算を施す演算器(以下、ALUと記す)、およびこれ
を用いたマイクロプロセッサまたはデータ処理装置に関
し、更に詳しくは、特に通信プロトコル処理に適した演
算機能を有するALU、マイクロプロセッサおよびデー
タ処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】マイクロプロセッサあるいはデータ処理
装置は、一般に2つの数値間での加減乗除等の数値演算
、及びこれらの数値についてのAND、OR等の論理演
算を行う機能をもつALUを内蔵している。これらのマ
イクロプロセッサあるいはデータ処理装置は、各種の分
野に応用されており、その1つに通信制御装置がある。 然るに、通信ネットワ−クの分野では、例えば、フロ−
制御あるいはエラ−回復等の処理を行う通信プロトコル
処理において、例えば、それぞれ所定の範囲で巡回的に
変化する数値データBが境界データA、Cと所定の関係
にあるか否かを判定するような、モジュロを前提とした
数値間の比較演算や、加減算を必要としており、これら
の演算処理を、上述した2値間の演算機能しかもたない
従来のマイクロプロセッサで実行しようとすると、所期
の演算結果を得るために多くの命令ステップが必要とな
り、通信プロトコル処理を高速化できないという問題が
あった。
【0003】なお、3つの数値を対象とした比較演算の
高速化に関する従来技術としては、例えば特開昭63−
12302号公報において、2つの実数デ−タAとBが
、A−C≦B≦A+C(Cは許容誤差)の関係にあるか
否かを判定できるようにしたデータ処理装置(ALU)
の構成が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】然るに、上記従来公知
のALUは、3つの値(以下、3値と言う)を対象とし
た単なる大小比較の機能を備えたに過ぎず、通信プロト
コル処理で必要となるモジュロを前提、あるいは条件と
した加減算や、モジュロを考慮に入れて行う3値の比較
演算の機能は備えていない。従って、仮に上記公知のA
LUを適用したとしても、通信プロトコル処理に多くの
命令ステップの実行が必要となるため、プロトコル処理
の高速化を達成することはできない。
【0005】本発明の目的は、上述した通信プロトコル
処理に必要となるモジュロを前提とした数値データの加
減算、あるいは比較演算を容易に実行できるようにした
ALU、マイクロプロセッサまたはデータ処理装置を提
供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では、マイクロプロセッサあるいはデータ処
理装置の実行命令の1つとして、モジュロを前提とした
加減算、あるいは比較演算の実行を指令するための特定
の命令を用意しておき、マイクロプロセッサあるいはデ
ータ処理装置に、上記特定の命令に応答してモジュロ加
減算、あるいはモジュロ比較演算を実行できる演算機能
を設けたことを特徴とする。
【0007】モジュロ加減算のための命令は、例えば、
演算種別を示す命令部(INST)と、被演算デ−タの
所在、例えば汎用レジスタの番号を示すパラメ−タ部(
S1、S2)と、モジュロ演算に必要となるマスクデ−
タの所在を示すパラメ−タ部(MOD)と、演算結果を
格納するエリアを示すパラメ−タ部(DST)とを含む
。また、モジュロ比較演算のための命令は、例えば、命
令部(INST)と、比較デ−タの所在をそれぞれ指定
するためのパラメ−タ部(S1、S2、S3)とを含む
命令フォーマットとする。
【0008】上記特殊な命令を実行するために、本発明
のマイクロプロセッサは、従来のマイクロプロセッサが
備えていた2入力(2値)の演算器の他に、3入力(3
値)のモジュロを前提をする演算器と、マイクロプロセ
ッサの内部バスに接続された3つのデ−タ入力ポ−トA
、B、Cとを備えたALUを用いる。更に詳述すると、
上記3値の演算器は、実行すべき命令がモジュロ前提の
演算命令の場合に起動されるもので、上記入力ポートか
らの入力データA、B、Cを対象として(A±B)mo
d(C+1)の演算動作を行うモジュロ加減算器と、上
記入力データA、B、Cを対象として、モジュロを前提
としたA≦B≦C、A≦B<C、A<B≦C、およびA
<B<Cのうちの少くなくとも1つの判定を行う3値比
較演算器とからなる。尚、上記2値演算器には、上記デ
−タ入力ポ−トA、B、Cからの入力データのうちの2
つが与えられ、実行すべき命令の種類に応じて、上記2
値演算器と3値演算器の何れかの演算結果がALU出力
として選択的に出力される。
【0009】
【作用】本発明によれば、通信プロトコル処理に必要な
モジュロを前提とした加減算、あるいは比較演算を、1
つの命令(例えば、モジュロ加減算命令、あるいは3値
比較演算命令)で実行できるため、これらの処理を高速
化することができる。なお、本発明において、マイクロ
プロセッサの内部バスを、特に上述したALUの3つの
入力データと1つの出力データに対応する4つの独立し
たバスからなる構成にした場合、モジュロ演算に必要な
デ−タをALUに同時に供給することができるため、上
述した特殊な演算処理をより高速化することが可能とな
る。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0011】〔実施例1〕図1は、本発明によるマイク
ロプロセッサを適用した通信制御装置の1例を示すブロ
ック図である。通信制御装置8は、計算機9とネットワ
ーク11との間に接続され、マイクロプロセッサ1と、
上記マイクロプロセッサ1が実行する命令セット(マイ
クロプログラム)を格納するための命令メモリ2と、ロ
−カルメモリ3と、送受信デ−タを格納するためのバッ
ファメモリ5と、上記ネットワ−ク11との間のインタ
フェ−ス動作を行うMAC・LSI回路7と、上記計算
機9との間のインタフェ−ス動作を行う計算機インタフ
ェ−ス部6と、上記マイクロプロセッサ1、ロ−カルメ
モリ3、バッファメモリ5、MAC・LSI7、および
計算機インタフェ−ス部6を接続する制御バス4とから
構成されている。上記マイクロプロセッサ1は、命令メ
モリ2に格納された命令セットに従い、プロトコル処理
等の通信制御処理動作を実行する。
【0012】図2は、図1に示したマイクロプロセッサ
1の詳細な構成を示す図である。マイクロプロセッサ1
は、外部の命令メモリ2から読み出された命令に従って
プロセッサの内部動作を制御するためのシ−ケンサ10
と、外部のバッファメモリ5およびロ−カルメモリ3へ
のアクセスを制御するためのメモリアクセス制御ユニッ
ト50と、制御バス4との間のインタフェ−ス動作を行
うためのバス制御回路80と、後述するモジュロ演算を
高速に実行する機能を備えたALU20と、比較判定結
果を一時的に保持するためのコンディションコ−ドレジ
スタ40と、演算デ−タを格納するための汎用レジスタ
30と、メモリアクセスするデ−タを一時的に保持する
ためのバスバッファ60と、汎用レジスタ30とALU
20とシ−ケンサ10とバスバッファ60を接続するた
めの内部デ−タバス70とから構成される。
【0013】以下、上記マイクロプロセッサ1により、
OSI通信プロトコル(レイヤ4)のトランスポ−トプ
ロトコル・クラス4(以下、TP4と記す)を実行する
場合を例にとって、ALU20の機能について説明する
。先ず、TP4の概要について説明する。
【0014】図3は、TP4におけるデ−タ転送に関す
るプロトコルシ−ケンスを示す図である。デ−タ送信局
は、送信すべきデ−タにシ−ケンス番号を付加し、DT
パケットとして次々と送信する。各パケットに付される
シ−ケンス番号は、0から始まる昇順の番号であり、予
め決められた最大値に達すると再び0に戻る。TP4に
おける上記シ−ケンス番号は、例えば7ビットで表現さ
れる普通フォ−マットの場合、最大値を127、最小値
を0とする循環的に変化する値である。デ−タ受信局は
、DTパケットを受信すると、次に受信を期待するパケ
ットがもつべきシ−ケンス番号と、連続受信可能なパケ
ット数(以下、このパケット数の値をクレジット値CD
Tと言う)とを含むAKパケットを返信する。デ−タ送
信局は、受信局からのAKパケットを受信することによ
って、送信デ−タが相手局に正常に送信されたことを認
識できる。なお、デ−タ送信局は、予め決められた範囲
(以下、ウインドウと記す)内で、上記AKパケットの
受信を待つことなく、デ−タ(DTパケット)を次々と
連続して送信することができる。上記DTパケットとA
Kパケットは、例えば図4に示すパケットフォ−マット
となっている。
【0015】図5は、図3のA時点におけるウインドウ
の状態を示す。送信局は、A時点での直前の受信パケッ
トAK127の内容から、既に送信済みのパケットDT
126までが相手局に正常に受信されていること、およ
び、上記受信パケットAK127が示すクレジット値C
DTが ’15’であることから、その後、DT13ま
でのパケットは、相手局からの新たなAKパケットの受
信を待つこと無く、連続して送信できることが判る。
【0016】送信局は、DTパケットの送信の都度、シ
−ケンス番号を更新し、相手局からのAKパケットの受
信の都度、ウインドウをスライドさせて行く。本明細書
では、かかる処理を「ウインドウ制御処理」と定義する
。また、実施例では、上記ウインドウ制御処理を、送信
状態変数VS、ウインドウ下限値LWE、ウインドウ上
限値UWE、及びクレジット値CDTの4つのパラメ−
タを使って制御するものとする。ここで、送信状態変数
VSは、次に送信するDTパケットに付加するシ−ケン
ス番号NRを示す。ウインドウ下限値LWEは、次に応
答を期待するDTパケットのシ−ケンス番号であり、最
後に受信したAKパケットのシ−ケンス番号NRに等し
い。ウインドウ上限値UWEは、AKパケットを受信す
ることなしに、連続してデ−タを送信できる最大のシ−
ケンス番号であり、ウインドウ下限値LWEにクレジッ
ト値CDTを加えた値に等しい。また、クレジット値C
DTは、相手局が受信できるDTパケット数であり、最
後に受信したAKパケットのクレジット値CDTに等し
い。
【0017】本発明の目的の1つは、上述したウインド
ウ制御のための処理を高速化することにある。
【0018】図6は、通信制御装置において、DTパケ
ット送信時に行なうウインドウ制御処理のためのフロ−
チャートを示す。DTパケットの送信時には、先ず、送
信状態変数VSが、ウインドウの下限値LWEと上限値
UWEとで決まる所定の範囲内にあるかどうかを判定す
る(ステップ1000)。もし、送信状態変数VSが上
記範囲内にあれば、DTパケットを送信可能な状態にあ
り、送信デ−タにシ−ケンス番号NRを付加した図4に
示すフォーマットのDTパケットを送信した後(100
1)、次のデ−タ送信に備えて送信状態変数VSの値を
+1しておく(1002)。この時、モジュロ演算が施
される。すなわち、+1した送信状態変数VSの値が予
め決められた最大値を越えた場合、送信状態変数VSの
値を ’0’にする。一方、送信状態変数VSが、上記
ウインドウの下限値LWEと上限値UWEとで決まる所
定の範囲内にない場合は、次のDTパケットを直ちに送
信することができない状態にあり、新たなAKパケット
が受信されるまで送信処理を待ち合わせる(1003)
【0019】図7は、図6のステップ1000で行う判
定処理、すなわち、送信状態変数VSがウインドウの下
限値LWEと上限値UWEの間にあるかどうかの判定を
、2値演算機能のALUを内蔵した従来のマイクロプロ
セッサで処理する場合の詳細フロ−チャートを示す。 図7から明らかな如く、従来のマイクロプロセッサでは
、変数VSが下限値LWEと上限値UWEの間にあるか
どうかの判定(モジュロを前提とした3値比較演算処理
)に6つの比較判定処理1000−1〜1000−6を
必要としており、このルーチンだけで複数命令からなる
マイクロプログラムを実行する必要があった。
【0020】図8は、通信制御装置でAKパケットの受
信時に行なうウインドウ制御処理のフロ−チャートを示
す。AKパケット受信時には、AKパケットからシ−ケ
ンス番号NRとクレジット値CDTとを抽出した後(ス
テップ1004)、上記シ−ケンス番号NRの正常性を
チェックする(1005)。もし、シ−ケンス番号NR
が正しくなければエラ−処理を行ない(1008)、シ
−ケンス番号NRが正しければ、上記シ−ケンス番号N
Rを新たなウインドウ下限値LWUとし(1006)、
上記新たなウインドウ下限値LWUにクレジット値CD
Tを加えた値を新たなウインドウ上限値UWEとする(
1007)。この時、モジュロ演算を施す。
【0021】図9は、上述したAKパケットのシ−ケン
ス番号NRチェック(ステップ1005)を、2値演算
機能のALUを内蔵する従来のマイクロプロセッサで処
理する場合の詳細フロ−を示す。このフローチャートか
ら明らかな如く、従来のマイクロプロセッサでは、モジ
ュロ演算を伴う上記シ−ケンス番号NRの判定処理にも
、6つの比較判定ステップ1005−1〜1005−6
が必要で、前述の送信状態変数の判定と同様に、複数命
令からなるマイクロプログラムを実行する必要があった
【0022】図10は、従来の2値演算機能に加えて、
上述したモジュロ演算を伴うウインドウ制御処理を高速
に実行するための3値演算機能を備えた本発明によるA
LU20の外部接続仕様を示す。ALU20は、3つの
デ−タ入力ポ−トA、B、Cと、1つのデ−タ出力ポ−
トFと、入力イネ−ブル信号IE、演算命令CMD、お
よび出力イネ−ブル信号OEの入力線と、キャリ−出力
フラグCF、ゼロ出力フラグZF、および比較判定フラ
グTFの出力線とを備えている。本実施例では、上記デ
−タの入力ポ−トA、B、C、およびデ−タ出力ポ−ト
Fは、それぞれ互いに独立した4本の内部デ−タバス7
0(Aバス、Bバス、Cバス、Fバス)に接続されてい
る。また、演算命令CMD、入力イネ−ブル信号IE、
および出力イネ−ブル信号OEはシ−ケンサ10から出
力され、キャリ−出力フラグCF、ゼロ出力フラグZF
、および比較判定フラグTFは、コンディションコ−ド
レジスタ40を介して、上記シ−ケンサ10に入力され
ている。
【0023】次に、本実施例において、シ−ケンサ10
からALU20への演算動作の指示方法について説明す
る。
【0024】図11は、シ−ケンサ10が実行するウイ
ンドウ制御処理のためのマクロ命令フォ−マットの一例
を示す。本実施例では、ウインドウ制御処理命令として
、モジュロを考慮した加算命令MADDと、モジュロを
考慮した減算命令MSUBと、モジュロを考慮した3値
に対する比較演算命令MCMPnとの3種類の命令を用
意する。モジュロ加算命令MADDとモジュロ減算命令
MSUBは、シ−ケンス番号とウインドウの更新処理に
使用される。一方、3値比較演算命令MCMPnは、D
Tパケット送信時のウインドウチェック(図6のステッ
プ1000における処理)または、AKパケット受信時
の正常性チェック(図8のステップ1005における処
理)を1命令で行なうためのものである。本実施例では
、これらのマクロ命令による演算は、マイクロプロセッ
サ1内の汎用レジスタ30上に格納されたデ−タに対し
て実行される。
【0025】モジュロ加減算命令(モジュロ加算命令M
ADDとモジュロ減算命令MSUB)は、図11に示す
如く、演算種別を示す命令コ−ドINST部、2つの被
演算デ−タが格納されているレジスタの番号を示すS1
部とS2部、モジュロ演算に必要なマスクデ−タが格納
されているレジスタ番号を示すMOD部、および演算結
果を格納するためのレジスタ番号を示すDST部から構
成されている。上記MOD部が示すレジスタの値は、本
実施例では「2のn乗−1」で示される値となっている
。これは、シ−ケンス番号の最大値が2のn乗で定義さ
れているためである。
【0026】一方、3値比較演算命令MCMPnは、命
令コ−ドINST部、それぞれ比較デ−タが格納されて
いるレジスタ番号を示すS1部、S2部、S3部、比較
結果が条件を満たさなかった場合に次に実行すべき命令
の飛び先アドレスを示すADR部から構成されている。 本実施例では、上記3値比較演算命令MCMPnとして
は、例えば、S1≦S2≦S3の関係が成立するか否か
を判定するための命令MCMP1、S1≦S2<S3の
関係が成立するか否かを判定するための命令MCMP2
、S1<S2≦S3の関係が成立するか否かを判定する
ための命令MCMP3、S1<S2<S3の関係が成立
するか否かを判定するための命令MCPM4の4種類を
用意することにより、境界値の扱いに対して柔軟性を持
たせている。これらの判定命令は、単なる3値の大小比
較ではなく、あるパラメ−タ値がウインドウ下限値とウ
インドウ上限値との範囲内にあるかどうかを判定するた
めのものである。
【0027】次に、上述した命令の実行を制御するシ−
ケンサ10の動作について、図12〜図14に示すフロ
−チャートを参照して説明する。
【0028】図12において、シ−ケンサ10は、命令
メモリ2から実行すべき1つの命令を取り出し(101
0)、命令コ−ドINST部をデコ−ドする(ステップ
1011)。上記実行すべき命令が、モジュロ加算命令
MADD又は、モジュロ減算命令MSUBの場合は、図
13に示すように、上記命令のS1部で示されるレジス
タの内容をAバスに、S2部で示されるレジスタの内容
をBバスに、MOD部で示されるレジスタの内容をCバ
スにそれぞれ同時に出力し(1015)、ALU20に
対して入力イネ−ブル信号IE、出力イネ−ブル信号O
E、および演算命令CMDを与える(1016)。次に
、ALU20が出力した演算結果を、DST部で示され
るレジスタに転送する(1017)。
【0029】一方、上記実行すべき命令が、3値比較演
算命令MCMPnの場合は、図14に示すように、上記
命令のS1部で示されるレジスタの内容をAバスに、S
2部で示されるレジスタの内容をBバスに、またS3部
で示されるレジスタの内容をCバスにそれぞれ同時に出
力し(1018)、ALU20に対して入力イネ−ブル
信号IEと演算命令CMDとを与える(1019)。次
に、ALU20が行った3値比較演算の結果を示す判定
フラグTFの状態を、コンディションコ−ドレジスタ4
0を介して取り込み、判定する(1020)。もし、上
記判定フラグTFが ’1’にセットされていれば、現
在実行している命令の直後の命令を次に実行すべき命令
とし、 ’1’にセットされていなければ、上記命令の
ADR部で指示されるアドレスにある命令を次に実行す
べき命令とする(1021)。
【0030】図12において、命令が、上記モジュロ加
減算命令、3値比較演算命令MCMPnのいずれにも該
当しない場合は、2値演算命令を実行する(1014)
【0031】次に、図15を参照して、ALU20の内
部構成について説明する。ALU20は、それぞれAバ
ス、Bバス、Cバスに接続され、シ−ケンサ10からの
入力イネ−ブル信号IEに応答して上記各バス上のデ−
タをALU内部に取り込む第1入力ラッチA100、第
2入力ラッチB200、および第3入力ラッチC300
と、上記シ−ケンサ10からの演算命令CMDをデコ−
ドし、上記演算命令がモジュロ加減算命令(MADDま
たはMSUB)または3値比較演算命令(MCMPn)
場合は制御信号CMD3を、それ以外の2値演算命令の
場合は制御信号CMD2を出力する命令デコ−ダ800
と、上記命令デコ−ダ800から出力される制御信号C
MD3に応答して、上記第1〜第3入力ラッチにある3
つのデータを用いた演算を実行する3値演算器400と
、上記第1〜第3入力ラッチが保持する3つのデ−タの
中、第1、第2の入力ラッチからの出力データを用いて
、上記命令デコ−ダ800から出力される制御信号CM
D2に応じた演算動作を行う2値演算器500と、上記
シ−ケンサ10からの出力イネ−ブル信号OEおよび上
記デコーダ800の出力に応答して、上記3値演算器4
00または2値演算器500からの出力デ−タを選択的
にデ−タ出力ポ−トFに出力するための出力ラッチ70
0とで構成される。
【0032】上記3値演算器400は、例えば図16に
示す如く、モジュロ加減算器401と、3値比較演算器
450と、図15に示したデコーダ800から出力され
る演算命令CMD3の内容に応じて、上記モジュロ加減
算器401または3値比較演算器450に起動命令CM
D3’またはCMD3”を供給するための命令デコ−ダ
490とから構成される。
【0033】上記モジュロ加減算器401は、ポートA
(入力ラッチA)とポートB(ラッチB)にラッチされ
たデ−タを加減算デ−タとして取り込み、ポートC(入
力ラッチC)にラッチされたデ−タをモジュロ演算のマ
スクデ−タとして取り込み、演算結果F1を出力ラッチ
700に出力する機能をもつ。一方、3値比較演算器4
50は、ポートAとポート力Cにラッチされたデ−タを
それぞれウインドウの下限値と上限値とし、ポートBに
ラッチされたデ−タを被判定デ−タとして取り込み、被
判定デ−タが上記ウインドウの下限値と上限値との範囲
内にあるか否かを判定し、その判定結果をTFビットと
して出力する機能をもつ。
【0034】図17は、ALU20の内部動作を示すフ
ロ−チャートである。ALU20は、先ず、シ−ケンサ
10からの演算命令CMDをデコ−ドする(ステップ1
030)。上記演算命令がモジュロ加減算命令(MAD
DまたはMSUB)の場合は、デコーダ450から出力
される制御信号CMD3’によってモジュロ加減算器4
01が動作し、入力ラッチ100,200,300にラ
ッチされたAバス、Bバス、およびCバス上のデ−タを
、それぞれを3値演算器400内のモジュロ加減算器4
01に入力する。演算結果は、出力ラッチ700を介し
てFバス上に出力される(1033)。上記演算命令が
、3値比較演算命令MCMPnの場合は、デコーダ45
0から出力される制御信号CMD3”によって3値比較
演算器450が動作し、上記Aバス、Bバス、およびC
バス上のデ−タが3値演算器400内の3値比較演算器
450に入力され、比較演算の結果がTFビットとして
出力される(1034)。演算命令が、上記モジュロ加
減算命令と3値比較演算命令のいずれにも該当しない場
合は、デコーダ800から出力される制御信号CMD2
によって2値演算器500が動作し、AバスとBバス上
のデ−タが上記2値演算器500に入力され、制御信号
CMD2に応じて実行された演算結果がFバスに出力さ
れる。この演算において、もしキャリ−が発生した場合
は、CFビットが出力され、演算結果が0の場合は、Z
Fビットが出力される(1035)。図18は、モジュ
ロ加減算器401の構成を示す。モジュロ加減算器40
1は、ポ−トAとポ−トBから入力された2つのデ−タ
間で加算動作または減算動作を行う加減算器402と、
上記加減算器402の出力とポ−トCからの入力デ−タ
との間で各ビット毎の論理積をとるAND回路403と
から構成され、これによってモジュロを考慮した加減算
を行う。例えば、モジュロ128の場合、127+2=
1や、1−127=2といった結果を出力する。
【0035】図19は、3値比較演算器450の構成を
示す。3値比較演算器450は、ポ−トAとポ−トBの
入力デ−タの大小比較を行うA:B比較器451と、ポ
−トBとポ−トCの入力デ−タの大小比較を行うB:C
比較器452と、ポ−トAとポ−トCの入力デ−タの大
小比較を行うA:C比較器453と、これらの比較器4
51〜453における比較結果に基づいて、被判定デ−
タBがウインドウの下限値Aと上限値Cの範囲内にある
かどうかを判定する4種類の判定回路(A≦B<C判定
回路454、A≦B≦C判定回路455、A<B≦C判
定回路456、およびA<B<C判定回路457)と、
これらの判定回路454、455、456、457が出
力する判定結果の中から前記演算命令CMD(制御信号
CMD3”)に対応した判定結果を選択し、TFビット
として出力するためのセレクタ458とから構成される
。例えば、TP4のプロトコル処理では、DTパケット
送信時のウインドウ制御においてA≦B<Cの判定を、
また、AKパケット受信時のウインドウ制御においてA
<B≦Cの判定を行っている。本実施例では、これらの
判定機能の他に、A≦B≦C、A<B<Cの判定回路も
設けておくことにより、境界点(値が等しい場合)での
判定条件に対する種々の要求に柔軟に対応できるように
している。
【0036】図20は、上述したA:B比較器451、
B:C比較器452、およびA:C比較器453の機能
を、入力条件と出力信号の関係で表した図である。
【0037】図21はA≦B<C判定回路454の具体
的な回路構成の1例を、また、図21は上記回路454
の入力信号と出力信号の関係を示す。
【0038】図23はA≦B≦C判定回路455の具体
的回路構成の1例を、また、図24は上記回路455の
入力信号と出力信号の関係を示す。
【0039】図25はA<B≦C判定回路456の具体
的回路構成の1例を、また、図26は上記回路456の
入力信号と出力信号の関係を示す。
【0040】図27はA<B<C判定回路457の具体
的回路構成の1例を、また、図28は上記回路457の
入力信号と出力信号の関係を示す。
【0041】図29は、上記実施例によるALU20の
動作を示すタイムチャ−トである。上記実施例によれば
、ALU20内に、従来の2値演算回路の他に、モジュ
ロを前提とした加減算処理と、モジュロを前提とした3
値比較演算処理とを実行するための専用のハ−ドウエア
回路を設けることにより、通信制御装置が必要とするウ
インドウ制御処理を、簡単な命令セットで実現できるよ
うにしている。また、上記実施例によれば、マイクロプ
ロセッサ1の内部デ−タバス70が、互いに独立した複
数のバスで構成され、演算に必要な複数のデ−タを並列
的にALUに供給できるようになっているため、命令実
行のための準備時間が短縮され、演算結果が迅速に得ら
れる。
【0042】〔実施例2〕図30は、本発明の第2の実
施例として、内部デ−タバス70が、ALUの各ポート
に共用される構成のマイクロプロセッサ1を示す。本実
施例において、ALU20は、シーケンサ10から与え
られる3つの入力イネ−ブル信号IEA、IEB、IE
Cによって、ポ−トA、B、Cへのデ−タ入力を制御し
ている。
【0043】図31は、図30に示したALU20の内
部構成の1例を示す。図31において、入力イネ−ブル
信号IEAは、入力ラッチAへのデ−タ入力を制御する
。同様に、入力イネ−ブル信号IEBは入力ラッチB、
入力イネ−ブル信号IECは入力ラッチCのデ−タ入力
を制御する。ALU20の他の構成要素は、実施例1と
同様である。
【0044】次に、本実施例におけるシ−ケンサ10の
動作フロ−について説明する。命令メモリ2から命令を
取り出し、命令の種別を解析するまでの動作は、図12
で説明した実施例1の動作フロ−と同様である。
【0045】図32は、シ−ケンサ10が、モジュロ加
算命令MADD、またはモジュロ減算命令MSUBをA
LU20に発行する場合の制御動作を示すフロ−チャー
トである。シ−ケンサ10は、命令メモリ2から読み出
した命令のS1部で指定されるレジスタの内容を内部デ
−タバス70に読み出すと共に、入力イネ−ブル信号I
EAを出力することにより、ALU20のポ−トA(入
力ラッチA)に上記データバス上のデ−タを入力する(
ステップ1040)。次に、上記命令のS2部で指定さ
れるレジスタの内容を内部デ−タバス70に読み出し、
入力イネ−ブル信号IEBを出力することにより、AL
Uのポ−トBにデ−タを入力する(1041)。同様に
、上記命令のMOD部で指定されるレジスタの内容を内
部デ−タバス70に読み出し、入力イネ−ブル信号IE
Cを出力することにより、ALUのポ−トCにデ−タを
入力する(1042)。次に、ALUに演算命令CMD
を与え(1043)、汎用レジスタ30から内部デ−タ
バス70へのデ−タ出力を禁止した状態で、ALU20
に出力イネ−ブル信号OEを与え(1044)、ALU
20から内部データバス70に出力されたデ−タを、上
記命令のDST部で指定されたレジスタに設定する(1
045)。
【0046】図33は、シ−ケンサ10がモジュロを考
慮した3値の比較演算命令をALU20に発行する場合
の制御動作を示すフロ−チャートである。シ−ケンサ1
0は、命令メモリ2から読み出した命令のS1部で指定
されるレジスタの内容を内部デ−タバス70に読み出し
、入力イネ−ブル信号IEAを出力することにより、A
LUのポ−トAにデ−タを入力する(ステップ1050
)。次に、上記命令のS2部で指定されるレジスタの内
容を内部デ−タバス70に読み出し、入力イネ−ブル信
号IEBを出力することにより、ALUのポ−トBにデ
−タを入力し(1051)、同様に、上記命令のS3部
で指定されるレジスタの内容を内部デ−タバス70に読
み出し、入力イネ−ブル信号IECを出力することによ
り、ALUのポ−トCにデ−タを入力する(1052)
。次に、演算命令CMDを出力した後(1053)、A
LUが行った3値比較演算の結果を示す判定フラグTF
の状態を、コンディションコ−ドレジスタ40を介して
取り込み、これを判定する(1054)。もし、上記判
定フラグTFが ’1’にセットされていれば、命令メ
モリ2にある現在実行中の命令の次の命令を、次に実行
すべき命令として選択し、上記判定フラグTFが ’1
’にセットされていなければ、上記実行中の命令のAD
R部で指定されたアドレスにある命令を、次に実行すべ
き命令として選択する(1055)。
【0047】図34は、上述した実施例2のALUの動
作を示すタイムチャ−トである。本実施例によれば、マ
イクロプロセッサが内部デ−タバス70を1本しか備え
ていないため、3値演算のためのデ−タをALUに同時
に供給することができないが、3値演算そのものはAL
U20への1つの命令で実行することができる。
【0048】〔実施例3〕上述した実施例1、実施例2
においては、モジュロ加減算に必要なマスクデ−タが、
演算動作の都度、ALU20のデ−タ入力ポ−トCに入
力される構成となっている。しかしながら、通信プロト
コルで使用されるモジュロ値は、通信相手装置とのネゴ
シエ−ションによって一度決定されれば、その後は変更
されない場合がある。このようにモジュロ値が通信動作
中に固定値デ−タとして扱われる場合、モジュロ値を演
算の都度ALU20に入力する動作は冗長であり、特に
、実施例2のように演算に必要な複数のデ−タをシ−ケ
ンシャルに供給せざるを得ない構成の場合には、演算所
要時間の増大要因の1つとなる。
【0049】本実施例は、モジュロ演算に必要となるマ
スクデ−タをALU内部に保持できるようにしたもので
あり、図35に示す如く、モジュロ加減算器401を、
図18に示した加減算器402、AND回路403の他
に、ポ−トAに入力されるデ−タを保持するためのマス
クデ−タレジスタ404と、命令デコ−ダ405を備え
た構成としている。上記命令デコ−ダ405は、シ−ケ
ンサ10からの与えられる初期化命令と加減算命令に応
答して、マスクデ−タレジスタ404または加減算器4
02を選択的に動作させるためのものである。本実施例
において、シ−ケンサ10は、通常の通信プロトコル処
理に入る前に、ALUに初期化命令を与え、上記マスク
デ−タレジスタ404にモジュロ値を初期設定する。モ
ジュロ加減算器401は、その後、シ−ケンサ10から
モジュロ加減算命令を受けると、上記マスクデ−タレジ
スタ404の内容を、マスクデ−タとしてAND回路4
03に入力する。本実施例によれば、モジュロ加減算に
必要なマスクデ−タを予めALU20内のレジスタに保
持しておき、これを利用するようにしているため、モジ
ュロ演算時には、その都度、外部からALU20へマス
クデ−タを供給する必要がなくなり、演算処理の所要時
間を短縮できるという効果がある。
【0050】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、モジュロを前提とした加減算または比較演算
のための演算器を備え、これらの演算と対応した特別な
命令を用意しているため、特に通信プロトコル処理に適
したALUおよびプロセッサを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したマイクロプロセッサを備える
通信制御装置の構成図。
【図2】上記マイクロプロセッサの構成を示す図。
【図3】OSIトランスポ−トプロトコル・クラス4の
デ−タ転送シ−ケンスを説明するための図。
【図4】TP4のDTパケットとAKパケットのフォ−
マットを示す図。
【図5】通信プロトコル処理におけるウインドウの概念
を説明するための図。
【図6】DTパケット送信時に実行されるウインドウ制
御処理のための動作フロ−チャート。
【図7】DTパケット送信時に実行されるウインドウ制
御処理における送信可、送信不可判定ステップの詳細を
示す動作フロ−チャート。
【図8】AKパケット受信時に実行されるウインドウ制
御処理のための動作フロ−チャート。
【図9】AKパケット受信時に実行されるウインドウ制
御処理におけるシ−ケンス番号の正常性チェックステッ
プの詳細を示すフロ−チャート。
【図10】上記マイクロプロセッサを構成するALU2
0の外部接続仕様を示す図。
【図11】上記マイクロプロセッサが実行するモジュロ
加減算および3値比較演算のためのマイクロ命令フォ−
マットを示す図。
【図12】上記マイクロプロセッサに含まれるシ−ケン
サ10が行なう制御動作の主要部を示すフロ−チャート
【図13】上記シ−ケンサ10がモジュロ加減算命令実
行時に行う制御動作を示すフロ−チャート。
【図14】上記シ−ケンサ10が3値比較演算命令実行
時に行う制御動作を示すフロ−チャート。
【図15】ALU20の1実施例を示す構成図。
【図16】ALU20を構成する3値演算器400の1
実施例を示す構成図。
【図17】ALU20の動作を示すフロ−チャート。
【図18】3値演算器400を構成するモジュロ加減算
器401の1実施例を示す構成図。
【図19】3値演算器400を構成する3値比較演算器
450の1実施例を示す構成図。
【図20】3値演算比較器450を構成する比較器45
1〜453の機能を示す図。
【図21】3値比較演算器450を構成するA≦B<C
判定回路454の1実施例を示す回路図。
【図22】A≦B<C判定回路454の機能を示す図。
【図23】3値比較演算器450を構成するA≦B≦C
判定回路455の1実施例を示す回路図。
【図24】A≦B≦C判定回路455の機能を示す図。
【図25】3値比較演算器450を構成するA<B≦C
判定回路456の1実施例を示す回路図。
【図26】A<B≦C判定回路456の機能を示す図。
【図27】3値比較演算器450を構成するA<B<C
判定回路457の1実施例を示す回路図。
【図28】A<B<C判定回路457の機能を示す図。
【図29】ALU20の動作を表すタイムチャ−ト。
【図30】第2の実施例におけるALU20の外部接続
仕様を示す図。
【図31】第2実施例におけるALU20の構成を示す
図。
【図32】第2実施例においてモジュロ加減算命令実行
時にシ−ケンサ10が行うの制御動作を示すフロ−チャ
ート。
【図33】第2実施例において3値比較演算命令実行時
にシ−ケンサ10が行うの制御動作を示すフロ−チャー
ト。
【図34】第2実施例におけるALU20の動作を示す
タイムチャ−ト。
【図35】モジョロ加減算器401の他の実施例を示す
図。
【符号の説明】
1…マイクロプロセッサ、2…命令メモリ、8…通信制
御装置、10…シ−ケンサ、20…ALU、30…汎用
レジスタ、70…内部デ−タバス、400…3値演算器
、401…モジュロ加減算器、402…3値比較演算器

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】プログラムの命令種類に応じた演算動作を
    実行するマイクロプロセッサにおいて、モジュロを前提
    とした加減算の実行を指令する1つの命令に応答して、
    指定データA、B、Cについて(A±B)mod(C+
    1)の演算を実行する演算手段を備えたことを特徴とす
    るマイクロプロセッサ。
  2. 【請求項2】プログラムの命令種類に応じた演算動作を
    実行するマイクロプロセッサにおいて、モジュロを前提
    とした比較演算の実行を指令する1つの命令に応答して
    、それぞれ所定の範囲で巡回的に変化する数値データB
    が境界データA、Cと所定の関係にあるか否かを判定す
    るための演算動作を実行する演算手段を備えたことを特
    徴とするマイクロプロセッサ。
  3. 【請求項3】前記演算手段が、前記数値データBと境界
    データA、Cとの間に  A≦B<C、または、A<B
    ≦Cの関係があるか否かを判定するための演算機能を備
    えたことを特徴とする請求項2に記載のマイクロプロセ
    ッサ。
  4. 【請求項4】前記演算手段が、前記数値データBと境界
    データA、Cとの間に  A≦B≦C、A≦B<C、A
    <B≦C、またはA<B<Cの関係があるか否かを判定
    するための演算機能を備えたことを特徴とする請求項2
    に記載のマイクロプロセッサ。
  5. 【請求項5】前記演算手段が、モジュロを前提とした加
    減算の実行を指令する1つの命令に応答して、指定デー
    タA、B、Cについて(A±B)mod(C+1)の演
    算を実行する機能を備えたことを特徴とする請求項2、
    3、または4に記載のマイクロプロセッサ。
  6. 【請求項6】内部バスと、上記内部バスに接続された演
    算器と、上記内部バスに接続された汎用レジスタと、メ
    モリから実行すべき命令を読み出し、該命令の内容に応
    じて、上記汎用レジスタから上記内部バスにデータを読
    み出し、上記演算器に所定の演算動作をさせるための制
    御信号を与える制御手段とを備えたデータ処理装置にお
    いて、上記メモリがモジュロを前提とした所定の演算動
    作の実行を指令するための特定の命令を含み、上記演算
    器がモジュロを前提として所定の演算動作を実行するた
    めの演算回路を備え、上記メモリから次に実行すべき命
    令として上記特定の命令が読み出されたとき上記制御手
    段が出力する制御信号に応答して、上記演算器から上記
    演算回路による演算結果が出力されるようにしたことを
    特徴とするデータ処理装置。
  7. 【請求項7】前記演算回路が、前記内部バスから入力さ
    れたデータA、B、Cについて(A±B)mod(C+
    1)の演算を実行する機能を備えたことを特徴とする請
    求項6に記載のデータ処理装置。
  8. 【請求項8】前記演算回路が、前記内部バスから入力さ
    れたそれぞれ所定の範囲で巡回的に変化する数値データ
    Bと境界データA、Cとが所定の関係にあるか否かを判
    定するための機能を備えたことを特徴とする請求項6に
    記載のデータ処理装置。
  9. 【請求項9】前記演算回路が、前記数値データBと境界
    データA、Cとの間に  A≦B<C、または、A<B
    ≦Cの関係があるか否かを判定する機能を備えたことを
    特徴とする請求項8に記載のデータ処理装置。
  10. 【請求項10】前記演算回路が、前記数値データBと境
    界データA、Cとの間にA≦B≦C、A≦B<C、A<
    B≦C、またはA<B<Cの関係があるか否かを判定す
    るための機能を備えたことを特徴とする請求項8に記載
    のデータ処理装置。
  11. 【請求項11】前記演算回路が、前記内部バスから入力
    された指定データA、B、Cについて(A±B)mod
    (C+1)の演算を実行する機能を備えたことを特徴と
    する請求項8、9、または10に記載のデータ処理装置
  12. 【請求項12】前記内部バスが、前記演算回路に前記デ
    ータA、B、Cを並列的に供給するための互いに独立し
    た複数のバスからなることを特徴とする請求項6〜11
    の何れかに記載のデータ処理装置。
  13. 【請求項13】与えられたデ−タに対してマイクロ命令
    で特定された所定の演算を施すための演算器において、
    データA、B、Cを入力するための3つのデ−タ入力ポ
    −トと、入力イネ−ブル信号に応答して上記各デ−タ入
    力ポ−トからの入力デ−タA、B、Cをそれぞれ保持す
    る入力ラッチと、上記入力デ−タA、B、Cについて(
    A±B)mod(C+1)の演算を行うための第1の演
    算回路と、上記入力デ−タA、B、Cについてモジュロ
    を前提としたA≦B≦C、A≦B<C、A<B≦C、ま
    たはA<B<Cのうちの少なくとも1つの判定を行うた
    めの第2の演算回路と、上記入力ポートのうちの2つか
    ら入力された2つのデータについて演算を行う第3の演
    算回路と、実行すべきマイクロ命令に対応して上記複数
    の演算回路のうちの1つを選択的に動作させるための手
    段とを有することを特徴とする演算器。
  14. 【請求項14】前記第1または第2の演算回路によって
    演算を行う時、前記入力データA、B、Cが前記入力ラ
    ッチに並列的に取り込まれるようにしたことを特徴とす
    る請求項13に記載の演算器。
  15. 【請求項15】前記第1または第2の演算回路によって
    演算を行う時、前記入力データA、B、Cが前記入力ラ
    ッチに順次に取り込まれるようにしたことを特徴とする
    請求項13に記載の演算器。
  16. 【請求項16】前記第1の演算回路がモジュロ演算のた
    めのマスクデ−タを保持するレジスタ手段を有し、前記
    入力データCが上記レジスタ手段に初期値として保持さ
    れ、前記第1の演算回路によるその後の演算動作に繰り
    返して利用されるようにしたことを特徴とする請求項1
    3〜15の何れかに記載の演算器。
JP3127187A 1991-05-30 1991-05-30 演算器およびマイクロプロセッサ Pending JPH04352230A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3127187A JPH04352230A (ja) 1991-05-30 1991-05-30 演算器およびマイクロプロセッサ
US07/890,712 US5345410A (en) 1991-05-30 1992-05-29 Arithmetic-logic unit with modulo addition/substraction function and microprocessor using the same

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3127187A JPH04352230A (ja) 1991-05-30 1991-05-30 演算器およびマイクロプロセッサ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04352230A true JPH04352230A (ja) 1992-12-07

Family

ID=14953839

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3127187A Pending JPH04352230A (ja) 1991-05-30 1991-05-30 演算器およびマイクロプロセッサ

Country Status (2)

Country Link
US (1) US5345410A (ja)
JP (1) JPH04352230A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6424459B1 (en) 1999-07-07 2002-07-23 Fujitsu Limited Gain-flattening of an optical amplifier with split-band architecture

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5805913A (en) * 1993-11-30 1998-09-08 Texas Instruments Incorporated Arithmetic logic unit with conditional register source selection
US5596763A (en) * 1993-11-30 1997-01-21 Texas Instruments Incorporated Three input arithmetic logic unit forming mixed arithmetic and boolean combinations
US6557092B1 (en) 1999-03-29 2003-04-29 Greg S. Callen Programmable ALU
DE10141917B4 (de) * 2001-08-28 2004-12-09 Sci-Worx Gmbh Mikroprozessor und Verfahren zur Ermittlung eines minimalen und maximalen Wertes einer Folge von Datenworten
JP4492401B2 (ja) * 2004-03-25 2010-06-30 沖電気工業株式会社 VoIP通信装置、番号パターン対応格納方法及び番号判断方法
US7119723B1 (en) * 2005-07-28 2006-10-10 Texas Instruments Incorporated Decoding variable length codes while using optimal resources
US7849125B2 (en) 2006-07-07 2010-12-07 Via Telecom Co., Ltd Efficient computation of the modulo operation based on divisor (2n-1)
RU2711051C1 (ru) * 2019-05-24 2020-01-14 федеральное государственное автономное образовательное учреждение высшего образования "Северо-Кавказский федеральный университет" Арифметико-логическое устройство для сложения, вычитания и умножения чисел по модулю
RU2724597C1 (ru) * 2019-12-27 2020-06-25 федеральное государственное автономное образовательное учреждение высшего образования "Северо-Кавказский федеральный университет" Многоразрядный параллельный сумматор по модулю с последовательным переносом

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57103552A (en) * 1980-12-19 1982-06-28 Fujitsu Ltd Data processor
US4742479A (en) * 1985-03-25 1988-05-03 Motorola, Inc. Modulo arithmetic unit having arbitrary offset and modulo values
US4722067A (en) * 1985-03-25 1988-01-26 Motorola, Inc. Method and apparatus for implementing modulo arithmetic calculations
US4744043A (en) * 1985-03-25 1988-05-10 Motorola, Inc. Data processor execution unit which receives data with reduced instruction overhead

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6424459B1 (en) 1999-07-07 2002-07-23 Fujitsu Limited Gain-flattening of an optical amplifier with split-band architecture

Also Published As

Publication number Publication date
US5345410A (en) 1994-09-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA1319997C (en) Specialized communication processor for layered protocols
EP0092429B1 (en) Special instruction processing unit for data processing system
US4156903A (en) Data driven digital data processor
US7185224B1 (en) Processor isolation technique for integrated multi-processor systems
JPS6156542B2 (ja)
US4821225A (en) Arithmetic and logic unit with prior state dependent logic operations
JPH09114664A (ja) データ駆動型情報処理装置
JPH04352230A (ja) 演算器およびマイクロプロセッサ
EP0295646B1 (en) Arithmetic operation processing apparatus of the parallel processing type and compiler which is used in this apparatus
US5586289A (en) Method and apparatus for accessing local storage within a parallel processing computer
US5787301A (en) Parallel computer system
KR100450680B1 (ko) 버스 대역폭을 증가시키기 위한 메모리 컨트롤러, 이를이용한 데이터 전송방법 및 이를 구비하는 컴퓨터 시스템
JPH06162228A (ja) データフロープロセッサ装置
US5872962A (en) Program control system
US4156909A (en) Structured data files in a data driven digital data processor
US6658503B1 (en) Parallel transfer size calculation and annulment determination in transfer controller with hub and ports
CN108874548A (zh) 数据处理调度方法、装置、计算机设备和数据处理系统
US7653765B2 (en) Information communication controller interface apparatus and method
Knudsen MUSEC, a powerful network of signal microprocessors
Srini et al. Parallel DSP with memory and I/O processors
JPH04138555A (ja) 並列型ディジタル信号処理装置
CN115936128A (zh) 一种支持多精度计算及动态配置的向量处理器及处理方法
JPH09106385A (ja) データ転送制御回路
JPH09326826A (ja) 通信処理装置
JP2504535B2 (ja) バスユニットの構成方法