JPH04351404A - ペンダント形操作箱 - Google Patents

ペンダント形操作箱

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Publication number
JPH04351404A
JPH04351404A JP3125736A JP12573691A JPH04351404A JP H04351404 A JPH04351404 A JP H04351404A JP 3125736 A JP3125736 A JP 3125736A JP 12573691 A JP12573691 A JP 12573691A JP H04351404 A JPH04351404 A JP H04351404A
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JP
Japan
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cooling channel
pendant
operation box
cover
cooling
Prior art date
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Pending
Application number
JP3125736A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaru Takahashi
勝 高橋
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP3125736A priority Critical patent/JPH04351404A/ja
Publication of JPH04351404A publication Critical patent/JPH04351404A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02BBOARDS, SUBSTATIONS OR SWITCHING ARRANGEMENTS FOR THE SUPPLY OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02B1/00Frameworks, boards, panels, desks, casings; Details of substations or switching arrangements
    • H02B1/56Cooling; Ventilation
    • H02B1/565Cooling; Ventilation for cabinets

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Cooling Or The Like Of Electrical Apparatus (AREA)
  • Patch Boards (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、比較的大形の放電加
工機やレーザ加工機等の工作機械の監視及び操作に使用
されるペンダント形(吊下げ形)操作箱に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】比較的大形の放電加工機やレーザ加工機
等の工作機械では加工テーブルが大きいので、付属の電
源及び制御盤は加工部より相当離れた位置に据え付けら
れている。このため、CRT、シートキースイッチなど
の監視、操作部のみを分離して収納するペンダント形操
作箱を採用することが多い。ペンダント形操作箱は工作
機械のコラム部分や制御盤の天板部分などから延びる回
動可能なアームから吊り下げられ、操作者は適宜にペン
ダント形操作箱を手前に引き寄せ、加工状態を監視しな
がら電気的操作を行うことができる。
【0003】図12は一部を断面で示した従来のペンダ
ント形操作箱の一例を示す正面図である。図において、
1はペンダント形操作箱の筐体で、上面壁に設けた回転
自在のコネクタ2及びこのコネクタ2に接続したパイプ
3を介して、図示していないアームから吊り下げられ、
制御盤からのケーブル(図示せず)はパイプ3、コネク
タ2内を通して配線されている。5は正面に設けられた
扉で、CRTエスカッション6、操作スイッチ7が取り
付けられている。8は筐体1内の上部に適宜な架台を介
して取り付けられたCRT、9は制御用プリント基板で
ある。
【0004】40は防塵的に密閉された筐体1内を間接
的に冷却するための熱交換器で、箱状のケース41内に
コルゲート状に折りまげて複数の流路を形成した伝熱板
42と、その上下に外気ファン43と内気ファン44と
を備えており、伝熱板42の流路の上下端面は交互に封
止処理されている。45は冷却媒体となる外部空気の吸
い込み孔、46は筐体1内からの空気吸い込み孔である
【0005】上記のような構成のペンダント形操作箱に
おいて、熱交換器40を作動させると、筐体1内の空気
は内気ファン44によって矢印a方向に強制対流され、
外部空気は外気ファン45によって矢印b方向に強制対
流される。これらのa,b方向の強制対流動作によって
、伝熱板42の流路内を筐体内空気と外部空気とが交互
に対流して熱交換され、筐体1内は間接的に冷却される
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来のペンダント形操
作箱は熱交換器を設けて筐体内を冷却するように構成さ
れているため、操作箱の外形寸法及び重量が大きくなり
、移動操作が行いにくかった。また、熱交換器や強度の
大きい吊り下げアームを必要とするためにコストが高く
、比較的大形の形彫り放電加工機に使用されるときは、
ペンダント形操作箱を加工槽の上部に近接した位置で操
作することが多く、さらにこの加工槽内には加工液とし
て石油が満たされており、放電加工に伴って油煙が立ち
こめるため、この油煙でCRTエスカッションが汚染さ
れ、見えにくくなるなどの問題があった。
【0007】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、熱交換器を使用せずに間接冷却に
より小形軽量に構成でき、しかも加工液から発生する油
煙による汚染を防止できるペンダント形操作箱を得るこ
とを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明に係るペンダン
ト形操作箱は、操作箱の監視、操作面を除く少なくとも
一壁面の外側にカバーを配設してこの壁面とカバーとの
間に冷却流路を成形し、この冷却流路の一端部と流路が
接続され筐体の隣接する壁面間に形成された三角柱状の
空間部内に外気を吸入する冷却ファンと、冷却流路の他
端部に設けられ流路を貫流した空気を外部へ排出する開
口部とを備えたものである。また、上記筐体内において
三角柱状の空間部の傾斜部の外側に対して風向が鋭角に
なるように撹拌ファンを配設したものである。また、少
なくとも操作箱筐体の上壁面または下壁面にカバーを配
設し、これらカバーを監視、操作面の表面より前方に突
出させて、この突出部に貫流空気を外部へ排出する開口
部を設けたものである。さらに、操作箱筐体の壁面とカ
バーとの間に形成された冷却流路内にほぼL字状の複数
個の案内板を配設したものである。また、CRTが固定
された架台と下壁面間に書類等を保管する空間部を設け
たものである。
【0009】
【作用】この発明においては、三角柱状の空間部内に配
設した冷却ファンによって外気より吸入した空気を冷却
流路に貫流させて筐体内を間接的に冷却し、また、撹拌
ファンからの吹き出した空気流を三角柱状の空間部の傾
斜面及び冷却流路を形成する壁面に沿って強制対流させ
、放熱を促進する。また、壁面カバーの突出部に設けた
開口部より排出される空気流を監視、操作面の表面に沿
って下方、または上方に流し、加工槽から立ち上る油煙
を偏向させる。さらに、冷却流路内に配設したほぼL字
状の複数個の案内板により空気流を偏流させて外気へ排
出するか、又は第2の冷却流路に導く。また、CRT架
台の内部に形成された書類保管用の空気部内には、取扱
説明書などの書類を収容することができる。
【0010】
【実施例】図1はこの発明の第1の実施例の平断面図、
図2は同じく背面から見た斜視図である。図1,図2に
おいて、2は上面壁に設けられた回転自在のコネクタ、
3はコネクタ2に接続したパイプである。21は筐体で
、鋼板で形成された上面壁22、左面壁23、右面壁2
4、下面壁25及び背面壁26から成っている。27は
上面壁22、下面壁25の背面側の端部を折り曲げて形
成された背面フランジであり、背面壁26は背面フラン
ジ27の内側に嵌め込み溶接されている。背面壁26の
右端部には筐体内部に入り込んだ段部26Bが形成され
、平坦部26Aとの間には傾斜部26Cが設けられてい
る。段部26Bの端部にはL形に曲げた当接部26Dが
形成され、右面壁24に溶接されている。
【0011】28は四辺を折り曲げたカバーで、背面壁
26の全面を覆うように配設され、カバー28の左端部
の上下方向には複数個の通気孔28Aが穿設されている
。29はカバー28の内面に配設されたスタッドなどの
スペーサで、カバー28はこのスペーサ29を介して背
面壁26の平坦面26Aに固定され、カバー28と平坦
面26Aとの間には冷却流路101が形成されており、
また、カバー28と段部26B、傾斜部26Cとの間に
は冷却流路101と空間的に連続する空間部102が形
成されている。
【0012】30は筐体21の正面開口部の周囲に形成
された正面フランジ、31はヒンジ32によって回動自
在に軸支された扉、33は扉31のパッキンで、正面フ
ランジ30により圧縮され、筐体21内を防塵的に密閉
している。6はCRTエスカッション、7は操作スイッ
チで、何れも扉31に取り付けられている。8はCRT
で、架台11を介して下面壁25に取り付られている。 9は制御用プリント基板で、取り付け金具10を介して
扉31に取り付けられている。15はL形断面の縦取り
付け金具で、上端部及び下端部がそれぞれ上面壁22、
下面壁25に固定されている。16は縦取り付け金具1
5に取り付けられた中継端子台である。
【0013】24Aは右面壁24に形成された切欠部、
35はハット形のファン取り付け板で、切り欠き部24
Aを囲むように空間部102内に設けられている。36
はファン取り付け板35に取り付けられた冷却ファン、
37は切り欠き部24A内に嵌め込んで固定された通気
カバーで、冷却ファン36への外気を取り入れる。38
は一端が背面壁26の段部26Bに固定された取り付け
板で、撹拌ファン39が取り付けられ、ファン取り付け
板38は背面壁26の傾斜部26Cに対して鋭角になる
ように曲げられており、撹拌ファン39の風向きを常に
傾斜部26C側に吹き出すようになっている。
【0014】上記のように構成したペンダント形操作箱
において、冷却ファン36の作動により、図1の矢印c
で示す強制気流が流れる。強制気流cは空間部102の
傾斜部26Cによって上下に拡散されると同時に滑らか
に偏向され、冷却流路101内に流れ込んで通気孔28
Aより排出される。背面壁26の平坦部26Aとカバー
28との間隔が狭く構成され、冷却流路101の断面積
は小さく、冷却流路101内の風速が高いので、特に平
坦部26Aの外面の熱電導率は大きく、筐体21内の発
生熱は平坦部26A、傾斜部26Cを通して良好に熱伝
導して放熱される。従って、背面壁26を除く筐体21
外壁全体からの自然放熱とともに、筐体21内は許容温
度以内に保たれる。
【0015】さらに、撹拌ファン39の作動によって、
図1の矢印dで示す強制気流が傾斜部26Cに沿って流
れ、平坦部26Aで滑らかに偏向され、CRT8の後部
と背面壁26の平坦部26Aとの間の空間に流れ込み、
CRT8の周囲及び内部に拡散して再び撹拌ファン39
に吸い込まれるように循還することによって筐体21内
の温度が均一化され、また強制気流dによって傾斜部2
6C、平坦部26A内面の熱伝導率が向上し、背面壁2
6を通して放熱がさらに促進され、筐体21内の温度上
昇を一層抑制する。
【0016】CRT8は外部磁界により画面が揺れるノ
イズ障害を起し易い。一般に、外部磁界は近接した位置
に設けられたトランスやファンからの漏洩磁束によるこ
とが多く、また、ファンからの漏洩磁束は方向性が顕著
である。すなわち、金属製のファンフレームの側面方向
からの漏洩磁束はファンフレームで磁気シールドされる
が、空気の吸排方向(ファンの回転軸方向)からの漏洩
磁束はファンモータが露出しているために非常に大きい
。しかし、冷却ファン36からの漏洩磁束は背面壁26
によって磁気シールドされるので、CRT8のノイズ障
害は防止される。
【0017】また、撹拌ファン39は放熱効果を促進さ
せるために、その回転軸方向がCRT8と交わらないよ
うに配置されているので、CRT8は撹拌ファン39の
回転軸方向からの漏洩磁束による悪影響を受けない。さ
らに、ファンフレームの側面方向からの漏洩磁束はもと
もと少なく、縦取り付け金具15のL形断面を適宜に選
択して磁気シールドができるので、CRT8と撹拌ファ
ン39との距離を短くすることにより筐体21の小形化
及び実装上の融通性に効果が得られる。また、縦取り付
け金具15は撹拌ファン39からの強制気流dの逆流阻
止板として作用し、強制気流dが短絡して吸い込まれる
ことを防止する効果も得られる。
【0018】図3は一部を断面で示したこの発明の第2
の実施例の正面図、図4は同じく右側面図である。図3
,図4において、図1,図2と同符号の部分は同一又は
相当部分であり、その構成説明を省略する。51は鋼板
で形成された上面壁52、左面壁53、右面壁54、下
面壁55及び背面壁56から成る筐体である。8AはC
RT8に付属した台座で、左右にL形の脚部8Bを有し
、その先端部に固定部8Cが外向きに折りまげて形成さ
れ、後端部には立ち下がり部8Dが折り曲げて形成され
ている。
【0019】11はCRT8の架台で、水平部11A、
水平部11Aの左右から下側に延びた脚部11B、水平
部11Aの後端部の立ち上がり部11C、水平部11A
の途中を切り曲げて形成した仕切り板11Dを有する。 脚部11Bの前方には一対の固定金具12が溶接され、
立ち上がり部11Cにはピン13が溶接されており、台
座8Aを含むCRT8は架台の水平部11Aの上面をス
ライドして押し込まれ、ねじ14を介して固定部8Cが
固定金12に固定される。また、後方の立ち下がり部8
Dにはピン13が嵌合している。さらに、水平部11A
と左右の脚部11Bと仕切り部11Dとで囲まれ、前方
が開放された空間部は、取扱説明書等の書類20を保管
するために使用でき、取り出しの便利のために水平部1
1Aの先端部には切り欠き部11Eが設けられている。
【0020】上面壁52の右側と、右面壁54の上側に
はそれぞれ角孔52A,54Aが穿設され、角孔52A
,54Aを塞ぐように囲い板57が設けられている。 この囲い板57は右面壁54に垂直な段部57Aと、段
部57Aから上面壁52まで延びる斜面部57Bと、そ
れらの両側の側面部57Cと、周囲の接合用フランジ部
57Dとから成り、内部はほぼ三角柱状空間のダクト部
103が形成されている。58は囲い板57内に設けら
れたファン取り付け板で、冷却ファン36が取り付けら
れている。
【0021】59はほぼL字形のカバーで、上面壁52
、左面壁53のほぼ全面を覆い、下端に開口部59Aが
設けられている。L字形カバー59はスペーサ29を介
して上面壁52、左面壁53に取り付けられており、コ
ネクタ2はL字形カバー59を貫通して上面壁52に取
り付けられ、L字形カバー59の内部にはダクト部10
3と空間的に連続するL形冷却流路104が形成されて
いる。
【0022】上記のような構成のペンダント形操作盤に
おいて、冷却ファン36を作動させると、通気カバー3
7を通して外気が吸い込まれて矢印eで示す強制気流が
流れ、この強制気流eはダクト部103、L形冷却流路
104を通り、開口部59Aから排出される。このため
、上面壁52と左面壁53の外面の熱伝導率が向上し、
筐体51内の発生熱は良好に放熱され、さらに、ファン
取付板38を介して斜面部57Bに対し鋭角に取り付け
られた撹拌ファン39を作動させ、矢印fで示す強制気
流を発生させて放熱を促進させる。ただし、この実施例
においては強制気流eによる放熱面積が広いので、撹拌
ファン39による放熱促進作用を必要としない場合が多
く、小形のファンによる筐体内温度の均一化が主目的に
なる。
【0023】図5〜図8はこの発明の第3の実施例を示
すもので、図5はペンダント形操作箱を大形の型彫り放
電加工機に取り付けた状態を示す正面図、図6は一部を
断面で示した図5のペンダント型操作箱の平面図、図7
は同じく背面から見た斜視図、図8は同じく縦断面図で
ある。図5において、70は比較的大形の形彫り放電加
工機で、ベッド71、加工テーブル72、コラム73、
加工槽74、Z軸75、電極76などから成っている。 4はコラム73の上端部に回動自在に支持されたアーム
、3はアーム4の先端部に固定されたパイプ、2はパイ
プ3に接続された回転自在のコネクタで、これらによっ
てペンダント形操作箱は移動及び回動自在に吊り下げら
れている。なお、ペンダント形操作箱は電極76の下部
の加工状態を監視しながら操作するために、加工槽74
の上部に近接した位置で操作されることが多い。
【0024】図6〜図8において、図1,図2と同符号
の部分は同一又は相当部分であり、その構成説明を省略
する。60,61は冷却流路101内に設けられたL形
の案内板で、背面壁26の平坦部26Aの右端部から左
方に水平に延び、途中から上方に曲がり、通気孔28A
まで延びている。なお、カバー28は案内板60,61
を介して背面壁26に取り付けられている。62は上面
壁22の一部を覆う上カバーで、複数個のスペーサ29
を介して上面壁22に固定され、その内側に冷却流路1
05が形成されている。また、この上カバー62はCR
Tエスカッション6の幅とほぼ同じ幅に形成されており
、上カバー62の前端突出部62Aと扉31の上端部と
の間には下向きの開口部62Bが形成され、冷却流路1
01と冷却流路105は通気孔28Aによって空間的に
連続している。
【0025】上記のような構成のペンダント形操作箱に
おいて、冷却ファン36を作動させると、通気カバー3
7を通して外気が吸い込まれ、矢印gで示す強制気流が
流れる。この強制気流gは空間部102から案内板60
,61によって冷却流路101内を3分割されて流れる
。この案内板60,61の作用により、冷却流路101
内の強制気流gは比較的均一に分流され、滑らかに直角
に偏向されて通気孔28Aから冷却流路105に流入し
、冷却流路105内も均一に分流し、開口部62Bから
CRTエスカッション6の表面に沿って下方へ排出され
るので、背面壁26と上面壁22の外面の熱伝導率が向
上し、筐体21内の発生熱は良好に放熱される。
【0026】一方、加工槽74内には加工液として石油
が満たされており、放電加工に伴って油煙が立ちこめる
。このため、図5に示すペンダント形操作箱の左側(C
RTエスカッション6側)が油煙に汚染されやすい。一
方、冷却ファン36の吸い込み口はペンダント形操作箱
の右側に位置しているので、強制気流g内には油煙は入
り込まない。すなわち、図8に示すように、油煙iは開
口部62Bからの強制気流gによってCRTエスカッシ
ョン6の表面から遠ざかるように偏向されるので、CR
Tエスカッション6の表面の油煙iによる汚染が防止で
きる。
【0027】次に、この発明の第4実施例を図9〜図1
1により説明する。図9は図5と同様に大形の型彫り放
電加工機に取り付けられたペンダント形操作箱の平断面
図、図10は同じく背面から見た斜視図、図11は同じ
く縦断面図である。図9〜図11において、図6〜図8
と同符号の部分は同一又は相当部分であり、その構成説
明を省略する。63は下面壁25の一部を覆う下カバー
で、複数個のスペーサ29を介して下面壁25に固定さ
れ、その内側に冷却流路106が形成されている。下カ
バー63はCRTエスカッション6の幅とほぼ同じ幅に
形成され、後端部はカバー28の下面まで延び、前端部
は扉31より突き出すように構成されている。この前端
部の突出部63Aと扉31の下端部との間には上向きの
排出開口部63Bが形成され、突出部63Aの下面には
複数個の排出孔63Cが穿設されている。又、冷却流路
101と冷却流路106は通気孔28Aによって空間的
に連続している。
【0028】上記のような構成のペンダント形操作箱に
おいて、冷却ファン36を作動させると、通気カバー3
7を通して外気が吸い込まれ、矢印hで示す強制気流が
流れる。この強制気流hは空間部102から案内板60
,61により冷却流路101内を3分割されて流れ、通
気孔28Aを通って冷却流路106に流入し、突出部6
3Aの垂直壁に衝突する。そして上向きの排出開口部6
3Bから排出気流h1 がCRTエスカッション6の表
面に沿って上方に排出されるとともに、排出気流h2 
が排出孔63Cから下方に排出される。
【0029】強制気流hによって背面壁26と下面壁2
5の外面の熱伝導率が向上され、筐体21内の発生熱は
良好に放熱される。また、図11に示すように、放電加
工に伴う油煙iは排出気流h1 ,h2 によってCR
Tエスカッション6の表面から遠ざかるように偏向され
るので、CRTエスカッション6の表面は油煙iによる
汚染を防止できる。
【0030】なお、上記第1〜第4の実施例において、
カバーで覆われる壁面による冷却流路101等内に複数
個の鋼板を溶接して冷却フィンを構成すると、一層の放
熱効果がある。また、上記第3,第4実施例ではこの発
明を放電加工機70より吊り下げられたペンダント形操
作箱に実施した例について説明したが、放電加工機70
の近辺に据え付けられた制御盤等の上にコネクタ2等を
介して設けるようにしてもよい。
【0031】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、筐体
の外側に空間部を形成するようにカバーを設け、上記空
間部を冷却流路として外気を強制貫流するとともに、撹
拌ファンによって冷却流路となる壁面に沿って強制対流
するように構成したので、熱交換器を設けなくても筐体
内を冷却できる小形、軽量かつ安価なペンダント形操作
箱が得られる。また、上記冷却流路からの排出空気流を
監視手段及び操作手段の表面に沿って排出するようした
ので、放電加工機の加工槽から立ち上がる油煙による監
視、操作手段の表面の汚染を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一部を断面で示したこの発明の第1の実施例の
平断面図である。
【図2】図1の背面から見た斜視図である。
【図3】一部を断面で示したこの発明の第2の実施例の
正面図である。
【図4】一部を断面で示した図3の右側面図である。
【図5】この発明の第3の実施例に係るペンダント形操
作箱を放電加工機に取り付けた状態を示す正面図である
【図6】一部を断面で示した図5のペンダント形操作箱
の平面図である。
【図7】図6の背面から見た斜視図である。
【図8】図6の縦断面図である。
【図9】一部を断面で示したこの発明の第4の実施例の
平面図である。
【図10】図9の背面から見た斜視図である。
【図11】図9の縦断面図である。
【図12】一部を断面で示した従来のペンダント形操作
箱の正面図である。
【符号の説明】
7  操作スイッチ 8  CRT 8B  脚部 11  架台 11D  仕切り板 21  筐体 22  上面壁 25  下面壁 26  背面壁 26C  傾斜部 28  カバー 28A  通気孔 36  冷却ファン 39  撹拌ファン 60,61  案内板 101  冷却流路 102  空間部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  CRT、操作スイッチなどを備え、工
    作機械の監視、操作に使用されるペンダント形操作箱に
    おいて、上記操作箱の筐体の監視、操作を行う面を除く
    少なくとも一つの壁面の外側のほぼ全面に配設したカバ
    ーと上記壁面との間に形成された冷却流路と、この冷却
    流路の一端部と流路が接続され上記筐体の隣接する壁面
    間に形成された三角柱状の空間部と、この空間部内に設
    けられ外部空気を吸入する冷却ファンと、上記冷却流路
    の他端部に設けられ上記冷却流路内を貫流した空気を外
    部へ排出する開口部とを備えたことを特徴とするペンダ
    ント形操作箱。
  2. 【請求項2】  筐体内に三角状の空間部の傾斜面に対
    して鋭角に配設されたファン取付板を設け、このファン
    取付板に撹拌ファンを取り付けたことを特徴とする請求
    項1記載のペンダント形操作箱。
  3. 【請求項3】  冷却流路を形成するカバーが少なくと
    も操作箱筐体の上壁面に配設され、上記カバーを監視、
    操作面の表面より前方に突出して形成し、この突出部の
    下面に開口部を形成したことを特徴とする請求項1又は
    2記載のペンダント形操作箱。
  4. 【請求項4】  冷却流路を形成するカバーが背面壁及
    び下面壁に配設され、上記下面壁のカバーを監視、操作
    面の表面より前方に突出して形成し、この突出部の上面
    に開口部を形成し、下面に排出孔を設けたことを特徴と
    する請求項1又は2記載のペンダント形操作箱。
  5. 【請求項5】  冷却流路内にほぼL字形の複数個の案
    内板を配設し、上記冷却流路内の空気流を上記案内板に
    よって偏向させて外気へ排出するか、又は他の壁面とこ
    の壁面を覆うカバーとの間に形成された第2の冷却流路
    に導くことを特徴とする請求項1〜3又は4記載のペン
    ダント形操作箱。
  6. 【請求項6】  CRTが筐体の下壁面上に固定された
    架台上に配設され、この架台は左右に脚部を有し、これ
    らの脚部の後方に仕切り板を設け、この仕切り板の前方
    に前部が開口された空間部を形成したことを特徴とする
    請求項1〜4又は5記載のペンダント形操作箱。
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