JPH04351282A - レーザ光軸調整方法 - Google Patents

レーザ光軸調整方法

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Publication number
JPH04351282A
JPH04351282A JP3123331A JP12333191A JPH04351282A JP H04351282 A JPH04351282 A JP H04351282A JP 3123331 A JP3123331 A JP 3123331A JP 12333191 A JP12333191 A JP 12333191A JP H04351282 A JPH04351282 A JP H04351282A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
laser beam
optical axis
beam axis
actuator
mirror
Prior art date
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Pending
Application number
JP3123331A
Other languages
English (en)
Inventor
Shin Murakami
伸 村上
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
[発明の目的]
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レーザ光軸調整方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】大出力のレーザ装置ではレーザの伝送光
路が長くなる傾向がある。このレーザ装置の性能を維持
するためには伝送するレーザの光軸を精密に調整する必
要があり、その光路が長いと調整も困難となる。また、
一旦調整した後もさまざまな要因により、光軸がずれて
しまうということが生じる。そこで、ミラー等にその向
きを可変にするアクチュエータを付設し、光軸を自動的
に調整、制御する方法が従来提案されている。
【0003】以下、図4を参照して従来提案されている
光軸の自動装置、制御方法について説明する。図中符号
1はミラーであり、このミラー1は光軸l1を反射させ
て光l2 とする。また、このミラー1のミラーホール
ダ(図示せず)には、ミラー1の表面中央の垂直軸まわ
りに回動させるアクチュエータ2と、ミラー1の表面中
央の水平軸まわりに回動させるアクチュエータ3がそれ
ぞれ設けられている。アクチュエータ2,3は、図示し
ないエンコーダ付モータ、減速機・送りねじスライドヘ
ッドから構成される。また、ミラー1で反射した光軸l
2 を反射かつ透過するビームスプリッタ4が適宜箇所
に設けられている。このビームスプリッタ4のミラーホ
ールダ(図示せず)にも、ミラー1と同様に、ビームス
プリッタ4の表面中央の垂直軸まわりに回動させるアク
チュエータ5と、ビームスプリッタ4の表面中央の水平
軸まわりに回動させるアクチュエータ6がそれぞれ設け
られている。また、ビームスプリッタ4を透過した光軸
l3 を所望の大きさに調整するレンズ7、およびこの
レンズ7を透過したレーザ光が照射されるディテクタ8
が適宜箇所に設けられている。このディテクタ8はディ
テクタ面上でのビームのスポットの2次元的な位置を検
出するものであり、この検出値は上述アクチュエータ2
およびアクチュエータ3に接続された制御装置(図示せ
ず)に入力され、アクチュエータ2およびアクチュエー
タ3の作動を制御して、ミラー1の位置を調節する。一
方、ビームスプリッタで反射した光射l4 を反射かつ
透過するビームスプリッタ9が適宜箇所に設けられ、こ
のビームスプリッタ9を透過した光軸l5 を所望の大
きさに調整するレンズ10、およびこのレンズ10を透
過した光軸を照射するディテクタ11が適宜箇所に設け
られている。このディテクタ11も上記ディテクタ8と
同様に、ディテクタ面上でのビームのスポットの2次元
的な位置検出するものであり、この検出値はアクチュエ
ータ5およびアクチュエータ6に接続された制御装置(
図示せず)に入力され、アクチュエータ5およびアクチ
ュエータ6の作動を制御してビームスプリッタ4の位置
を調節する。
【0004】しかして、光軸の調整を行なう場合には、
まず、目標とする光軸l40をビームスプリッタ4の中
央の点とビームスプリッタ9の所定の点を通るものであ
るとする。そして、ディテクタ8の出力を、ミラー1の
アクチュエータ2,3の図示しない制御手段らフィード
バックし、アクチュエータ2,3のサーボモータの回転
角に相当するエンコーダのパルス数を演算して、サーボ
モータ(図示せず)を回転させることで、ミラー1を回
転させ、光軸l3 がディテクタ8の所定の位置に当た
り、すなわち光軸l2 がビームスプリッタ4の中央に
当るようにする。さらに、ディテクタ11の出力をビー
ムスプリッタ4のアクチュエータ5,6の図示しない制
御装置にフィードバックし、ビームスプリッタ4を回転
させることにより、光軸がディテクタ11の所定の位置
に当たるようにビームスプリッタ4の中央で反射された
光軸l4 を目標光軸l40に一致させる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、光軸l1 
は必ずしもミラー1の中央に当たるわけではないので、
ミラー1の回転に伴って光軸の角度が変わるだけではな
く、反射する位置に応じて平行ずれも生じる。したがっ
て、反射光の光軸l2 をビームスプリッタ4の中央に
当てるためのミラー1の正確な目標回転をディテクタ8
の出力だけから知ることは原理的に不可能である。また
、ディテクタ8の非線形性やドリフト等により、検出さ
れる光軸の位置に誤差があったり、さらに、ディテクタ
8、ミラー1、レンズ7等の設置においても基準とする
位置と実際の位置との間に誤差が含まれていると、ミラ
ー1の回転角を精度良く演算することが困難になる。さ
らに、アクチュエータ2,3の減速機や送りねじに存在
するバックラッシュ等により、位置決めそのものにも誤
差が生じたりする。回転角度の精度が低下すると、ミラ
ーの回転にオーバーシュートや持続的な振動が発生し、
光軸調整の精度が低下してレーザ装置の信頼性が低下す
る恐れがある。さらに、レーザ光のパワーや光軸の位置
が時間とともに頻繁に変動したりする場合にも、ミラー
が過敏に追従して、持続的な振動が発生する恐れがある
。もちろん、同様のことは、下流のビームスプリッタ4
を回転させる時にも問題になる。
【0006】本発明は上述のような問題点に鑑みてなさ
れたもので、レーザ光軸調整方法において、ミラーおよ
びビームスプリッタ等の光学部品の正確な目標回転角度
の演算が不可能であったり、その演算に誤差があったり
、ディテクタの誤差やアクチュエータの位置決め誤差が
あったり、レーザ光が頻繁に変動したりする場合におい
ても、光軸の調整および制御を精度良く行なうことがで
きるレーザ光軸調整方法を提供することを目的とする。 [発明の構成]
【0007】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
めに、本発明は、回動自在に支持され、入射されたレー
ザ光を反射または一部透過させる反射装置から、反射ま
たは透過したレーザ光軸の位置を検出するレーザ光軸検
出工程と、
【0008】このレーザ光軸検出工程で検出されたレー
ザ光軸位置からレーザ光軸目標位置までの途中の位置に
移動するのに必要である、反射装置の設置角を調整する
アクチュエ−タの駆動量を演算する駆動量演算工程と前
記の一連の工程を繰り返し、段階的にレーザ光軸目標位
置へ、レーザ光軸位置を漸近させることを特徴とするも
のである。
【0009】
【作用】本発明によれば、レーザ光軸調整方法において
、反射装置の正確な設置角度の演算が不可能であったり
、反射装置等の光学部品の設置誤差や、レーザ光軸位置
の検出誤差、アクチュエータの位置決め誤差があったり
、レーザ光が頻繁に変動したりする場合においても、反
射装置の設置角度を常に少なめに調整するので、オーバ
ーシュートや持続的な振動の発生を防止でき、光軸の調
整および制御を精度良く行なうことができる。
【0010】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の一実施例につ
いて説明する。
【0011】図1は本発明における一実施例の光軸調整
の構成を示す図である。図中符号1はミラーであり、こ
のミラー1は光軸l1 を反射させて光軸l2 とする
。また、このミラー1のミラーホールダ(図示せず)に
は、ミラー1の表面中央の垂直軸nmvまわりに回転さ
せるジンバル機構のアクチュエータ2と、ミラー1の表
面中央の水平軸nmhまわりに回動させるジンバル機構
のアクチュエータ3がそれぞれ設けられている。アクチ
ュエータ2,3は図示しないエンコーダ付モータ、減速
機、送りねじ、スライドヘッドから構成される。また、
ミラー1で反射した光軸l2 を反射かつ一部を透過す
るビームスプリッタ4が適宜箇所に設けられている。こ
のビームスプリッタ4のホールダ(図示ぜず)にも、ミ
ラー1と同様に、ビームスプリッタ4の表面中央の垂直
軸nbsh まわりに回動させるジンバル機構のアクチ
ュエータ5と、ビームスプリッタ4の表面中央の水平軸
nbsn まわりに回動させるジンジル機構のアクチュ
エータ6がそれぞれ設けられている。また、ビームスプ
リッタ4を透過した光軸l3 を所望の大きさに調整す
るレンズ7、およびこのレンズ7を透過したレーザ光が
照射されるディテクタ8が適宜箇所に設けられている。 このディテクタ8はディテクタ面上でのビームのスポッ
トの2次元的な位置を検出するものであり、この検出値
は上述アクチュエータ2およびアクチュエータ3に接続
された後述演算制御装置に入力され、アクチュエータ2
およびアクチュエータ3の作動を制御して、ミラー1の
位置を調節する。一方、ビームスプリッタで反射した光
軸l4 を反射かつ一部を透過するビームスプリッタ9
が適宜箇所に設けられ、このビームスプリッタ9を透過
した光軸l5 を所望の大きさに調整するレンズ10、
およびこのレンズ10を透過した光軸を照射するディテ
クタ11が適宜箇所に設けられている。このディテクタ
11も上記ディテクタ8と同様に、ディテクタ面上での
ビームのスポットの2次元的な位置を検出するものであ
り、この検出値はアクチュエータ5およびアクチュエー
タ6に接続された後述演算制御装置に入力され、アクチ
ュエータ5およびアクチュエータ6の作動を制御してビ
ームスプリッタ4の位置を調節する。
【0012】初期調整の時にはレーザ装置のレーザ光が
所望の状態になり、かつ、光軸l2がビームスプリッタ
4のジンバル軸nbsh ,nbsv の交点に当たる
ようにミラー1、ビームスプリッタ4、ディテクタ8、
ビームスプリッタ9、ディテクタ11の位置や角度を設
定し、この時の、ディテクタ8、ディテクタ11の出力
、およびアクチュエータ2、アクチュエータ3、アクチ
ュエータ5、アクチュエータ6のそれぞれの位置を後述
する制御装置の中に基準とする目標位置として記憶して
おく。
【0013】ここで、前記の制御装置の構成について説
明する。図2は、本実施例の制御装置の構成を示すブロ
ック図であり、2a,3aはそれぞれミラー1を回転さ
せるアクチュエータ2,3を構成するエンコーダ付サー
ボモータ、1aはミラー1のミラーホールダのジンバル
機構、20は光軸の位置を演算する光軸位置演算手段、
21は光軸位置からサーボーモータ2a,3aの目標回
転角度を演算するモータ目標回転角度演算手段、22は
上記の目標回転角の入力に基づいてサーボモータ2a,
3aを制御するモータ回転角度制御手段である。
【0014】以上のように構成された光軸位置調整装置
において、入射光軸が変化した場合の作用について説明
する。まず、ディテクタ8の出力から光軸の位置を光軸
位置演算手段20により演算し、前記の目標位置と光軸
位置とのずれを演算する。次に、ミラー1とディテクタ
8との距離、ミラーホールダのジンバル機構回転軸とア
クチュエータの作用点との距離、レンズ7による影響等
の設置状態に基づいて、このずれを修正するためのアク
チュエータ2,3の目標駆動量をモータ目標回転角演算
手段21により演算する。ただし、入射光軸がミラー1
の中央(ジンバル軸の交点)に当たっていない時には前
述のように回転角を正確に知ることはできないので、中
央に当たっていると仮定して演算する。モータ目標回転
角演算手段21において、この演算された目標駆動量を
少なくして、新たな目標駆動量とする。この値に基づい
て、モータ回転角制御手段22によりアクチュエータ2
,3を制御し、ミラー1を回転させる。次に、下流のデ
ィテクタ11の出力に基づいてビームスプリッタ9を同
様に少なめに回転させる。これらの一連の動作を繰り返
すことにより、光軸を目標位置に漸近させて調整する。
【0015】ここで、上記のように光軸を目標位置に漸
近させるようすを図3を用いて説明する。本図は横軸が
時間、縦軸が光軸の位置であり、アクチュエータの位置
決めの制御周期ごとに、常に光軸を少なめに移動してい
るようすを示している。本図においては、目標位置まで
の約50%の位置に移動させるようにしている。これに
より、前記のようないろいろな誤差があっても光軸の位
置を滑らかに目標位置に漸近させることができる。
【0016】1回の駆動で目標位置にミラーを移動する
場合では、演算された目標駆動量に誤差が含まれていた
り、駆動系に起因する誤差を防止することができない。 しかし本実施例においては、目標駆動量を常に少なくし
て、目標位置へ光軸を移動するのに複数回駆動すること
で、目標の光軸位置に漸近的に移動するようにモータの
回転角を制御している。そのため目標移動量の正確な演
算ができない場合や、ディテクタの誤差やアクチュエー
タの位置決め誤差がある場合、さらにレーザ光が頻繁に
変動したりする場合においても、振動的にならないよう
に光軸を調整できる効果がある。
【0017】以上の実施例では、光軸を目標位置に漸近
させる説明においては、目標位置までの約50%の位置
に移動させるようにしていたが、この場合は適宜に決定
すれば良く、常に一定の値でなくても良い。たとえば、
移動量が大きいときには、大きな割合とし、移動量が小
さいときには小さな割合としても良い。これにより、大
きなずれが生じたときにも、速く光軸を漸近させること
ができるとともに、レーザ光の細かい変動に対しては、
ミラーの回転の応答を遅くして過敏な応答による振動的
な動作を防止できる。
【0018】また、以上の実施例においては、ビームス
プリッタの一部の透過光により、光軸の位置を検出する
ディテクタを使用したが、ビームスプリッタの反射光を
用いる構成にしたり、光路の途中に設置した状態で光軸
の位置を検出できるタイプのディテクタを使用しても同
じ効果が得られる。
【0019】
【発明の効果】本発明のレーザ光軸調整方法によれば、
ミラーおよびビームスプリッタ等の光学部品の正確な設
置角度の演算が不可能であったり、その演算に誤差があ
ったり、レーザ光軸位置の検出値やアクチュエータの位
置決めに誤差があったり、レーザ光が頻繁に変動したり
する場合においても、レーザ光軸の調整および制御を精
度良く行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるレーザ光軸調整方法を実施する装
置の一例の概略図である。
【図2】図1の装置を制御する制御装置の概略のブロッ
ク図である。
【図3】光軸を基準位置に漸近させるようすを説明する
図である。
【図4】従来のレーザ光軸調整方法を実施する装置の概
略図である。
【符号の説明】
1…ミラー、                   
     2…アクチュエータ、3…アクチュエータ、
                4…ビームスプリッ
タ、5…アクチュエータ、          6…ア
クチュエータ、7…レンズ、            
            8…ディテクタ、9…ビーム
スプリッタ、              10…レン
ズ、11…ディテクタ、              
      20…光軸位置演算手段、21…モータ目
標回転角演算手段、      22…モータ回転角制
御手段。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  回動自在に支持され、入射されたレー
    ザ光を反射または一部透過させる反射装置から、反射ま
    たは透過したレーザ光軸の位置を検出するレーザ光軸検
    出工程と、このレーザ光軸検出工程で検出されたレーザ
    光軸位置からレーザ光軸目標位置までの途中の位置に移
    動するのに必要である、反射装置の設置角を調整するア
    クチュエ−タの駆動量を演算する駆動量演算工程と前記
    の一連の工程を繰り返し、段階的にレーザ光軸目標位置
    へ、レーザ光軸位置を漸近させることを特徴とするレー
    ザ光軸調整方法。
JP3123331A 1991-05-28 1991-05-28 レーザ光軸調整方法 Pending JPH04351282A (ja)

Priority Applications (1)

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JP3123331A JPH04351282A (ja) 1991-05-28 1991-05-28 レーザ光軸調整方法

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JP3123331A JPH04351282A (ja) 1991-05-28 1991-05-28 レーザ光軸調整方法

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JPH04351282A true JPH04351282A (ja) 1992-12-07

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JP3123331A Pending JPH04351282A (ja) 1991-05-28 1991-05-28 レーザ光軸調整方法

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JP (1) JPH04351282A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018169549A (ja) * 2017-03-30 2018-11-01 株式会社フォブ 観察装置
DE102022128642A1 (de) 2021-11-01 2023-05-04 Canon Kabushiki Kaisha Erfassungsvorrichtung, Korrekturvorrichtung, Verarbeitungsvorrichtung und Artikelherstellungsverfahren

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JP2018169549A (ja) * 2017-03-30 2018-11-01 株式会社フォブ 観察装置
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