JPH04350887A - 定着装置 - Google Patents

定着装置

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JPH04350887A
JPH04350887A JP3152226A JP15222691A JPH04350887A JP H04350887 A JPH04350887 A JP H04350887A JP 3152226 A JP3152226 A JP 3152226A JP 15222691 A JP15222691 A JP 15222691A JP H04350887 A JPH04350887 A JP H04350887A
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JP
Japan
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roller
temperature
transfer material
fixing
fixing device
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JP3152226A
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Jiro Ishizuka
二郎 石塚
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は加熱定着装置、特に圧接
された定着ローラ及び加圧ローラ間に未定着トナー像を
有する転写材を通過させて該未定着トナー像の定着を行
う加熱定着装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図5に、複数の光走査手段を有するレー
ザビームプリンタの従来例として、4ドラムレーザビー
ムプリンタを示す。該プリンタは、電子写真感光体たる
潜像担持体の周囲に画像形成手段を有する画像形成ステ
イションを四個備えたカラープリンタであり、各画像形
成ステイションPm,Pc,Py,Pkによってそれぞ
れマゼンタ、シアン、イエロー、ブラックの画像を形成
するようになっている。該各画像形成ステイションPm
,Pc,Py,Pkにはそれぞれ潜像担持体として感光
ドラム1M,1C,1Y,1Kが矢印方向に回転自在に
配設されており、該各感光ドラム1M,1C,1Y,1
Kの上方には帯電器2M,2C,2Y,2Kが配設され
ている。また、上記各帯電器2M,2C,2Y,2Kの
さらに上方には光走査手段としての走査光学装置3M,
3C,3Y,3Kが配設されており、該各帯電器2M,
2C,2Y,2Kによって一様に帯電された上記各感光
ドラム1M,1C,1Y,1Kの表面にレーザビームを
走査せしめる。該各走査光学装置3M,3C,3Y,3
Kは、図示はしていないが、光源たるレーザ装置と、該
レーザ装置を走査する回転ポリゴンミラーと、走査ビー
ムを感光ドラム表面の母線上に集光するfθレンズと、
光束を変向する反射ミラーと、上記走査ビームの特定位
置を検出するビーム検出装置とから構成されている。こ
のような走査光学装置3M,3C,3Y,3Kによって
走査された走査ビームによって、上記各感光ドラム1M
,1C,1Y,1Kの表面には静電潜像が形成され、該
静電潜像は現像装置によって現像される。上記各感光ド
ラム1M,1C,1Y,1Kにはそれぞれ現像装置4M
,4C,4Y,4Kが対向配置され、それぞれマゼンタ
、シアン、イエロー、ブラックの現像剤によって現像す
るようになっている。該現像装置4M,4C,4Y,4
Kによって上記感光ドラム1M,1C,1Y,1K上に
形成された現像剤像は、後述する転写部6にて転写材P
に転写されるが、そのうちの一部は感光ドラム1M,1
C,1Y,1K上に残存する。この残存した現像剤を除
去するために上記各感光ドラム1M,1C,1Y,1K
にはクリーナ5M,5C,5Y,5Kがそれぞれ対向配
設されている。
【0003】以上のように、各感光ドラム1M,1C,
1Y,1Kの周囲にはそれぞれ上述した各装置が設けら
れ、該感光ドラム1M,1C,1Y,1Kはそれぞれ転
写材の進行方向上流から下流へと並設されている。この
ような各感光ドラム1M,1C,1Y,1Kの下方には
、各感光ドラムの表面と接触通過するように、転写ベル
ト6aが架設されており、転写材Pを担持搬送しながら
上記各感光ドラム1M,1C,1Y,1Kの現像剤像を
担持した表面と接触させる。そして、上記転写ベルト6
aを挟んで上記各感光ドラム1M,1C,1Y,1Kに
対向する位置には転写用帯電器6M,6C,6Y,6K
がそれぞれ配設されており、上記現像剤像を上記転写材
P上へ転写せしめる。このように転写部6は上記転写ベ
ルト6a及び転写用帯電器6M,6C,6Y,6Kによ
って構成されている。
【0004】また、上記転写材Pは給紙カセット7a,
7bから供給され該給紙カセット7a,7b前方に配設
された転写材厚検知手段10によって紙厚が検知される
ようになっている。給紙された転写材Pは上述のように
各色の現像剤像を転写された後、ガイド8bによって定
着装置8aへと搬送され、上記現像剤像を永久像として
定着されて排紙ガイド9上へと排出される。
【0005】次に、上記定着装置8aについて詳しく説
明する。
【0006】従来、静電記録装置等の画像形成装置にお
ける定着装置としては、乾式の粉体現像剤を使用する場
合は、定着ローラと加圧ローラとの間に現像剤像を載せ
た転写材を通過させる熱ローラ定着装置が広く用いられ
ており、上記定着装置8aもこの方式である。図6は、
上記定着装置8aの概略図を示したもので、回転可能な
定着ローラ11と、この定着ローラ11に圧接しながら
回転する加圧ローラ12と、定着ローラ11の表面に接
離可能で離型剤を供給する離型剤塗布装置13と、定着
ローラ11及び加圧ローラ12の表面上に付着したトナ
ーや紙粉をクリーニングするクリーニング装置14の構
成となっている。
【0007】定着ローラ11は金属製芯金の表面にシリ
コーンゴム、フッ素ゴムを所定の厚さに被覆した構造に
なっている。加圧ローラ12は金属製芯金の表面にシリ
コーンゴムを設け、その表面にフッ素樹脂被膜を施した
ものである。定着ローラ11の内部、もしくは定着ロー
ラ11及び加圧ローラ12の内部にはハロゲンランプ等
のヒータが配置されている。また、加圧ローラ12には
温度検知手段たるサーミスタ15が接触しており、温度
調節回路を介してヒータへの電圧を制御することにより
ローラの表面の温度調節を行っている。これらのローラ
11,12は図5に示す装置本体に矢印方向回転自在に
軸支されている。
【0008】離型剤塗布装置13は離型剤としてシリコ
ーンオイルを収納した離型剤槽13aと、離型剤槽13
aから離型剤を汲み上げる汲み上げローラ13bと、離
型剤を定着ローラ11に塗布する塗布ローラ13cと、
離型剤の塗布量を制御するためのブレード13dから構
成されている。塗布ローラ13cは回転可能でスポンジ
ゴムの表面にシリコーンゴムを被覆してあり、定着ロー
ラ11に着脱可能で離型剤を塗布している。離型剤の塗
布量はブレード13dにより調整され、一定の塗布量で
転写材の先端から後端まで塗布している。
【0009】この状態において転写材が搬送されてくる
と、定着ローラ11と加圧ローラ12は一定速度で回転
し、転写材はローラ11、12の間を通過する際に表裏
両面からほぼ一定の圧力、温度で加圧、加熱され、表面
に担持した現像剤像たる未定着トナーが溶融して定着さ
れる。このとき、転写材上の未定着像を形成するトナー
はわずかながら定着ローラ11の表面、あるいは定着ロ
ーラ11と圧接回転する加圧ローラ12に転移、すなわ
ちオフセットする。このオフセットによる画像品質の悪
化を防止するため、定着ローラ11及び加圧ローラ12
には該定着ローラ11及び加圧ローラ12の表面をクリ
ーニングするクリーニング装置14が設けられている。
【0010】このようなクリーニング装置としては、従
来から繊維状の部材(ノーメックス(商品名。以下、ノ
ーメックスについて同様である。)等)よりなるウェッ
ブを接触させ、クリーニングするようにしたものが用い
られている。
【0011】しかしながら、特にヒートローラ定着方式
においては、定着ローラ11の表面が紙及び定着ローラ
11に当接している部材によって摺擦されて粗くなるの
で、離型性が低下してくると、定着ローラ11の表面と
トナーとの粘着性が高くなり、トナーが定着ローラ11
の表面に固着するようになる。このため、ウェッブによ
っても定着ローラ11上のトナーをローラから除去しき
れなくなることがある。そこで、ノーメックス等のウェ
ッブに、研摩粒子を蒸着した繊維状の研削部材を用いた
クリーニング装置が用いられている。このような研削部
材においては、繊維に蒸着された研摩粒子はローラ表面
にオフセットした現像剤を削り落とすので、クリーニン
グ能力がさらに高くなっており、また、ローラの表面も
研削しているため、常に新しい表面が保たれ、良好な離
型性が得られている。
【0012】図6におけるクリーニング装置14として
は定着ローラ11側にニッケルウェッブ14a、加圧ロ
ーラ12側にノーメックスフェルト14bを圧接させた
のもである。ニッケルウェッブ14aは従来の耐熱性不
織布、ノーメックス無電解メッキ法によりニッケルをメ
ッキしたもので、繊維の表面は数μm程度の厚さのニッ
ケルでコートされている。これにより、定着ローラ11
の表面にオフセットしたトナーは削り落とされ、また、
同時に定着ローラの表面も研削され、良好な離型性が保
たれている。このニッケルウェッブ14a及びノーメッ
クスフェルト14bはある一定枚数コピーが行われると
、ある一定量送られ、新しい面がローラ表面に接触する
ように設定されている。このようにして、オフセットの
ない良好な画像を得ることができる。
【0013】また、上記従来例装置では、転写材の厚さ
が変わった場合でも良好な画像が得られるように転写材
の厚さに応じてローラの表面の温度調節を行っている。 これは、上記転写材の厚さの検知を、図5に示す転写材
厚検知手段10によって行い、その信号に基づいて上述
の温度調節回路によってヒータへの電圧を制御するもの
である。上記転写材厚検知手段10は、図7に示すよう
にレジストローラ対、クラッチ、ポテンシオメータから
構成されている。
【0014】図7において18は軸支されたレジストロ
ーラで、19はばね20によって上部からレジストロー
ラ18に押えつけられた上下に移動可能なレジストロー
ラである。この18,19の二本のレジストローラの間
を厚さの異なる転写材が通過するとレジストローラ19
の位置が変化し、クラッチ21によってポテンシオメー
タ22に伝わり、転写材厚が検知される。
【0015】以上のような転写材厚検知手段10で厚い
転写材と検知された場合は、定着するために普通紙に比
べ多くの熱量を必要とするため、定着装置の設定温度を
高く切り換えて定着を行っていた。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ような熱ローラ定着装置においては、上述したような単
位面積当りの重量の大きな転写材を定着する場合、定着
性を良好にするために通常コピー時よりローラ表面温度
を高く切り換えることが有効な手段であったが、それと
同時に定着時にローラ表面へ転移、すなわちオフセット
するトナーの量も多くなってしまっていた。特に、カラ
ー画像形成装置においては転写材上にトナーの層を重ね
て形成するため、転写材側のトナーは温度を高くするこ
とによって良好な定着性を示すようになるが、ローラに
接触する側のトナーは溶融し過ぎてローラ側へ多量に転
移しやすい傾向にあった。しかし、ローラ表面を削り常
に新しい表面にしている研削手段による削り量は一定に
保たれているため、ローラ表面温度を高く切り換えた場
合は、オフセットトナー量が多くなり、研削しきれずに
ローラ表面に残ってしまい、このために画像不良を起こ
していた。
【0017】本発明は、上記問題点を解決し、転写材の
単位面積当りの重量が大きい場合でも良好な定着性を示
し、かつ、オフセットの発生を抑えることのできる定着
装置を提供することを目的としている。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、上記目
的は、互いに圧接して配設され、少なくともいずれか一
方の内部に発熱源を有する一対の回転体と、該回転体の
表面に当接するように配設された温度検知手段と、該温
度検知手段によって検知した上記回転体の表面温度に基
づいて上記発熱源を制御し、該表面温度を所定温度に維
持せしめる温度制御手段と、上記回転体の少なくともい
ずれか一方の表面に当接して配設され該表面の付着物を
除去せしめる研削手段とを有する定着装置において、定
着装置外部に転写材の単位面積当りの重量を検知する検
知手段を備え、上記温度制御手段は、該検知手段によっ
て検知した転写材の単位面積当りの重量が大であるほど
上記表面温度を上記所定温度より高い温度に維持せしめ
るように設定されており、上記研削手段は、該表面温度
が高温であるほど付着物の除去力を向上させるように設
定されていることにより達成される。
【0019】
【作用】本発明によれば、転写材の単位面積当りの重量
が大であるほど回転体の表面温度を高い温度に維持せし
めるので、転写材上の未定着現像剤像に十分な熱が加え
られ、良好な定着が行われる。また、上記表面温度が高
温になるほど研削手段による付着物の除去力を向上させ
るので、回転体に付着した現像剤等を確実に除去せしめ
る。かくして、転写材の単位面積当りの重量に依らず、
良好な画像が得られる。
【0020】
【実施例】本発明の第一実施例ないし第三実施例を図面
に基づいて説明する。なお、各実施例は、図5ないし図
7に示した従来例装置とは温度制御及び研削手段の制御
のみが異なるので、共通箇所の説明は省略する。
【0021】〈第一実施例〉先ず、本発明の第一実施例
について図1に基づいて説明する。
【0022】図1に本発明の第一実施例の制御図を示す
。図5に示すような画像形成装置において、転写材はカ
セット7aから給紙され、図7に示すような転写材厚検
知手段10に送られてくる。ここで転写材の厚さが検知
されると、その厚さに応じて定着装置のローラ表面温度
の設定が切り換わるように制御する。本実施例において
は105g/m2紙以下の転写材の場合は通常通り、1
27,157g/m2の転写材の場合は5℃、200g
/m2以上の場合は10℃設定温度を高く切り換えるよ
うに制御した。このように制御することでどの転写材に
おいても良好な定着性を得ることができた。
【0023】しかし、温度を高く切り換えた場合には、
オフセットトナー量が多くなってしまうため図6に示し
たような定着装置の14aニッケルウェッブを定着ロー
ラ11に押し当てる押し当てローラに加圧力可変装置を
配備し、設定温度を5℃高く切り換える場合は押し当て
ローラと定着ローラとの接触面積にかかる圧力を2kg
/cm2、10℃高く切り換える場合は4kg/cm2
増加させた。すると、ニッケルウェッブ14aによる定
着ローラ11の削れ量は加圧力を増すにつれて多くなり
、定着ローラ11はどの設定温度で定着する場合におい
ても常に新しい表面があらわれており、十分な離型性が
保たれた。このことにより、ローラの表面温度を高くし
た場合も通常のときと同様のローラの表面性が得られ、
表面にオフセットしたトナーを十分に削り取ることがで
きた。
【0024】〈第二実施例〉次に、本発明の第二実施例
を図2に基づいて説明する。なお、第一実施例との共通
箇所には同一符号を付して説明を省略する。
【0025】本実施例は、図2に示すように転写材の厚
さに応じて設定温度を高くするところまでは第一実施例
と同様であるが、図6に示したような定着装置の14a
ニッケルウェッブの巻き取り間隔を可変にしたところが
第一実施例と異なる。すなわち、図2に示すように、通
常の設定温度の場合には15枚コピー毎に0.5mm巻
き取り、設定温度を5℃高く切り換える場合は12枚コ
ピー毎に0.5mm、10℃高く切り換える場合は10
枚コピー毎に0.5mm巻き取るように制御した。する
と設定温度が高く切り換わった場合にニッケルウェッブ
14aは新しい表面が速く送られてくるようになり、こ
れにより定着ローラ11の表面の削れ量が増し、設定温
度が高くなった場合においても、十分な離型性が保たれ
るようになった。このことにより、ローラの表面温度を
高くした場合も通常のときと同様のローラの表面性が得
られ、表面にオフセットしたトナーも十分に削り取るこ
とができた。
【0026】〈第三実施例〉次に、本発明の第三実施例
を図3及び図4に基づいて説明する。なお、第一実施例
との共通箇所には同一符号を付して説明を省略する。
【0027】図3に本発明の第三実施例装置の概略図、
図4にその制御図を示す。本実施例においては研削手段
として第一、第二実施例のような耐熱性不織布に無電解
メッキ法によりニッケルをメッキしたニッケルウェッブ
ではなく、図3のようなローラ14cを用いた。図3に
おいて14cはアルミニウム等の金属製のローラで、そ
の表面は研摩し、適当に粗されている。本実施例におい
てはこの研削用ローラ14cを定着ローラに接離可能と
し、コピー時のみ定着ローラ11に接触させるようにし
、また、そのときの接触圧力も可変とした。コピー時に
は研削ローラ14cが定着ローラ11に接触し、ローラ
表面を研削するが、研削ローラ14cは金属製であるた
め、高表面自由エネルギーであり、また適当に粗されて
いるため、トナーとの親和性が強く定着ローラ表面に付
着したトナーは研削ローラ14cによって削り取られて
いく。しかも定着ローラ11の表面は研削されているた
め、新しい表面が露出し、常に良好な離型性を示してい
る。またこの研削ローラは、コピー時のみ定着ローラ1
1に接触するため、必要最少限で定着ローラ11の表面
を研削することになりローラの寿命も向上することにな
った。
【0028】以上のような本実施例装置において、転写
材の重量に応じて設定温度を高くするところは図4に示
すように第一実施例と同様である。
【0029】しかし、温度を高く切り換えた場合には、
オフセットトナー量は多くなってしまうため、研削ロー
ラ14cの定着ローラ11への押し当て圧を可変にし、
図4に示すように、設定温度を5℃高く切り換える場合
は2kg/cm2、10℃高く切り換える場合には4k
g/cm2押し当てローラと定着ローラとの接触面積に
かかる圧力を増加させた。すると研削ローラ14cによ
る定着ローラ11の削れ量は加圧力を増すにつれて多く
なり、定着ローラ11はどの設定温度で定着する場合に
おいても常に新しい表面があらわれており、十分な離型
性が保たれた。このことにより、ローラの表面温度を高
くした場合も通常の場合と同様のローラの表面性が得ら
れ表面にオフセットしたトナーを十分に削り取ることが
できた。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
転写材の単位面積当りの重量が大であるほど、回転体の
表面温度を高い温度で維持せしめ、かつ、該表面温度が
高温であるほど研削手段による付着物の除去力を向上さ
せるので、オフセットのない良好な画像を得ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施例の制御図である。
【図2】本発明の第二実施例の制御図である。
【図3】本発明の第三実施例装置の概略構成を示す断面
図である。
【図4】本発明の第三実施例の制御図である。
【図5】従来例装置の概略構成を示す断面図である。
【図6】図5装置に用いられる定着装置の概略構成を示
す断面図である。
【図7】図5装置に用いられる転写材厚検知手段の概略
構成を示す斜視図である。
【符号の説明】
10  転写材厚検知手段(転写材の単位面積当りの重
量を検知する手段) 11  定着ローラ(回転体) 12  加圧ローラ(回転体)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  互いに圧接して配設され、少なくとも
    いずれか一方の内部に発熱源を有する一対の回転体と、
    該回転体の表面に当接するように配設された温度検知手
    段と、該温度検知手段によって検知した上記回転体の表
    面温度に基づいて上記発熱源を制御し、該表面温度を所
    定温度に維持せしめる温度制御手段と、上記回転体の少
    なくともいずれか一方の表面に当接して配設され該表面
    の付着物を除去せしめる研削手段とを有する定着装置に
    おいて、定着装置外部に転写材の単位面積当りの重量を
    検知する検知手段を備え、上記温度制御手段は、該検知
    手段によって検知した転写材の単位面積当りの重量が大
    であるほど上記表面温度を上記所定温度より高い温度に
    維持せしめるように設定されており、上記研削手段は、
    該表面温度が高温であるほど付着物の除去力を向上させ
    るように設定されていることを特徴とする定着装置。
  2. 【請求項2】  研削手段は、繊維状の部材に研摩粒子
    を蒸着させた部材であることとする請求項1に記載の定
    着装置。
  3. 【請求項3】  研削手段は、回転体に接離自在に配設
    された金属製回転体であることとする請求項1に記載の
    定着装置。
  4. 【請求項4】  研削手段による付着物の除去力は、回
    転体への当接圧を大とすることによって向上させること
    とする請求項1ないし請求項3のうちの一に記載の定着
    装置。
  5. 【請求項5】  研削手段は、定着した転写材が所定枚
    数に達する毎に回転体との接触面を新しい面に移動する
    ように設定されており、該研削手段による付着物の除去
    力は上記移動の間隔を短縮することによって向上させる
    こととする請求項1ないし請求項3のうちの一に記載の
    定着装置。
JP3152226A 1991-05-29 1991-05-29 定着装置 Pending JPH04350887A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008020790A (ja) * 2006-07-14 2008-01-31 Canon Inc 画像形成装置
JP2013029574A (ja) * 2011-07-27 2013-02-07 Ricoh Co Ltd 定着装置及び画像形成装置
US8917999B2 (en) 2011-09-01 2014-12-23 Canon Kabushiki Kaisha Image heating apparatus executing a rubbing operation of a rotatable rubbing member on a rotatable heating member

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