JPH04349983A - 包装容器のラベル除去方法 - Google Patents
包装容器のラベル除去方法Info
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- JPH04349983A JPH04349983A JP12582891A JP12582891A JPH04349983A JP H04349983 A JPH04349983 A JP H04349983A JP 12582891 A JP12582891 A JP 12582891A JP 12582891 A JP12582891 A JP 12582891A JP H04349983 A JPH04349983 A JP H04349983A
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- Japan
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- label
- adhesive
- beer bottle
- microwaves
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- Pending
Links
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B08—CLEANING
- B08B—CLEANING IN GENERAL; PREVENTION OF FOULING IN GENERAL
- B08B9/00—Cleaning hollow articles by methods or apparatus specially adapted thereto
- B08B9/08—Cleaning containers, e.g. tanks
- B08B9/083—Removing scrap from containers, e.g. removing labels
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Cleaning In General (AREA)
- Filling Of Jars Or Cans And Processes For Cleaning And Sealing Jars (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビール壜や、その他の
アルコールや清涼飲料水用の壜や缶など、リサイクルし
て使用される包装容器において、それらの包装容器に貼
付されたラベルを剥離し、その接着剤を除去する包装容
器のラベル除去方法に関するものである。
アルコールや清涼飲料水用の壜や缶など、リサイクルし
て使用される包装容器において、それらの包装容器に貼
付されたラベルを剥離し、その接着剤を除去する包装容
器のラベル除去方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ビール壜などの包装容器をリサイクルし
て再使用する前には、前に貼付されていたラベルを剥が
し、壜を洗浄する必要がある。ビール壜などは種々の環
境条件に晒される流通過程を経た後冷蔵されるために、
ラベルはその途中で不測に剥がれることがないように、
適当な接着剤にて強固に接着されており、そのラベルを
剥がし、その接着剤を除去して綺麗に洗浄する作業は容
易でない。
て再使用する前には、前に貼付されていたラベルを剥が
し、壜を洗浄する必要がある。ビール壜などは種々の環
境条件に晒される流通過程を経た後冷蔵されるために、
ラベルはその途中で不測に剥がれることがないように、
適当な接着剤にて強固に接着されており、そのラベルを
剥がし、その接着剤を除去して綺麗に洗浄する作業は容
易でない。
【0003】従来は、加温された苛性ソーダ溶液中にビ
ール壜を所定時間浸漬してラベルの接着剤を柔軟化させ
た後、ビール壜の外周面にほぼ接線方向から高圧水を噴
射するようにした剥離装置に送り込み、ラベルの一側縁
に向けて高圧水を噴射することによってラベルの一側縁
をめくり上げ、その状態からビール壜を回転させてラベ
ルを順次剥がしている。その後、ビール壜の外周面に強
固に付着して残留した接着剤をゴムローラやブラシでこ
すり取って除去している。
ール壜を所定時間浸漬してラベルの接着剤を柔軟化させ
た後、ビール壜の外周面にほぼ接線方向から高圧水を噴
射するようにした剥離装置に送り込み、ラベルの一側縁
に向けて高圧水を噴射することによってラベルの一側縁
をめくり上げ、その状態からビール壜を回転させてラベ
ルを順次剥がしている。その後、ビール壜の外周面に強
固に付着して残留した接着剤をゴムローラやブラシでこ
すり取って除去している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のような
ラベルの除去方法では、苛性ソーダ溶液に対する浸漬時
間が長く必要なため大型の槽が必要であり、設備コスト
が高くなるという問題があり、また近年はアルミニウム
箔から成るラベルも多く用いられているが、そのような
ラベルの場合には接着剤層まで苛性ソーダ溶液が浸透し
ないために適用できず、さらに高圧水による剥離装置で
は横断面形状が四角形等の異形の包装容器におけるラベ
ル剥離には適用できず、これらの包装容器については包
装容器の形でのリサイクルができないという問題があっ
た。
ラベルの除去方法では、苛性ソーダ溶液に対する浸漬時
間が長く必要なため大型の槽が必要であり、設備コスト
が高くなるという問題があり、また近年はアルミニウム
箔から成るラベルも多く用いられているが、そのような
ラベルの場合には接着剤層まで苛性ソーダ溶液が浸透し
ないために適用できず、さらに高圧水による剥離装置で
は横断面形状が四角形等の異形の包装容器におけるラベ
ル剥離には適用できず、これらの包装容器については包
装容器の形でのリサイクルができないという問題があっ
た。
【0005】また、ラベルを剥離した後ゴムローラやブ
ラシにより残留した接着剤を除去しているが、ビール壜
等を破損する恐れのない程度の圧接力で擦り付ける必要
があり、こびり付いた接着剤を常に完全に除去するには
長時間の作業を要するとともに、ゴムローラやブラシの
調整・保守に手間がかかり、しかも接着剤除去の不完全
なものが発生するのを避けることができないという問題
があった。
ラシにより残留した接着剤を除去しているが、ビール壜
等を破損する恐れのない程度の圧接力で擦り付ける必要
があり、こびり付いた接着剤を常に完全に除去するには
長時間の作業を要するとともに、ゴムローラやブラシの
調整・保守に手間がかかり、しかも接着剤除去の不完全
なものが発生するのを避けることができないという問題
があった。
【0006】本発明は、上記従来の問題点に鑑み、アル
ミニウム箔を有するものを含めてラベルを簡単な設備で
効率的に剥離除去することができ、かつ異形の包装容器
にも適用可能な包装容器のラベル除去方法を提供するこ
とを目的とする。
ミニウム箔を有するものを含めてラベルを簡単な設備で
効率的に剥離除去することができ、かつ異形の包装容器
にも適用可能な包装容器のラベル除去方法を提供するこ
とを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の包装容器のラベ
ル除去方法は、アルミニウム箔層を有するラベルが接着
剤にて貼付されている包装容器に、マイクロ波を照射し
て接着剤を加熱し、接着剤の接着力を低下させてラベル
を剥離することを特徴とする。
ル除去方法は、アルミニウム箔層を有するラベルが接着
剤にて貼付されている包装容器に、マイクロ波を照射し
て接着剤を加熱し、接着剤の接着力を低下させてラベル
を剥離することを特徴とする。
【0008】また、包装容器に貼付されたラベルに、マ
イクロ波で加熱する材料を接触させ、この包装容器にマ
イクロ波を照射して接着剤を加熱し、接着剤の接着力を
低下させてラベルを剥離することを特徴とする。
イクロ波で加熱する材料を接触させ、この包装容器にマ
イクロ波を照射して接着剤を加熱し、接着剤の接着力を
低下させてラベルを剥離することを特徴とする。
【0009】好適には、ラベルを除去した後包装容器の
ラベル貼付面にショット材を投射して接着剤を除去する
。
ラベル貼付面にショット材を投射して接着剤を除去する
。
【0010】
【作用】本発明によれば、アルミニウム箔層を有するラ
ベルが接着剤にて貼付されている包装容器にマイクロ波
を照射すると、マイクロ波によってアルミニウム箔のエ
ッジや切れ目がショートして火花を生じ、その熱によっ
て接着剤が効果的に加熱され、接着剤の接着力が低下し
又は場合によっては接着剤が蒸発して消失してラベルを
極めて容易に剥離でき、マイクロ波照射装置を設けるだ
けの簡単な設備にて効率的にラベルを除去することがで
きる。
ベルが接着剤にて貼付されている包装容器にマイクロ波
を照射すると、マイクロ波によってアルミニウム箔のエ
ッジや切れ目がショートして火花を生じ、その熱によっ
て接着剤が効果的に加熱され、接着剤の接着力が低下し
又は場合によっては接着剤が蒸発して消失してラベルを
極めて容易に剥離でき、マイクロ波照射装置を設けるだ
けの簡単な設備にて効率的にラベルを除去することがで
きる。
【0011】又、ラベルにマイクロ波で加熱する材料を
接触させてマイクロ波を照射しても同様に接着剤の全面
を効果的に加熱して接着力を低下させ、ラベルを容易に
剥離することができる。
接触させてマイクロ波を照射しても同様に接着剤の全面
を効果的に加熱して接着力を低下させ、ラベルを容易に
剥離することができる。
【0012】さらに、ラベル剥離後にラベル貼付面にシ
ョット材を投射すると、質量の小さいショット材が高速
で残留した接着剤に衝突することによって、壜などを破
損する恐れなくその衝突エネルギーによって接着剤を効
率的に除去することができ、比較的簡単な装置で短時間
に確実に残留した接着剤を除去することができ、また異
形の包装容器の場合にも同様に作用して確実に接着剤を
除去できる。
ョット材を投射すると、質量の小さいショット材が高速
で残留した接着剤に衝突することによって、壜などを破
損する恐れなくその衝突エネルギーによって接着剤を効
率的に除去することができ、比較的簡単な装置で短時間
に確実に残留した接着剤を除去することができ、また異
形の包装容器の場合にも同様に作用して確実に接着剤を
除去できる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1〜図3を参照
して説明する。
して説明する。
【0014】先ず、対象となる包装容器について説明す
る。図3において、1は包装容器の一例としてのビール
壜であり、その外周面にラベル2が貼付されている。ラ
ベル2は図3の(b)に詳細を示すように、アルミニウ
ム箔3の表面にラベル表示印刷層4を形成して構成され
、アルミニウム箔3の裏面に設けられた接着剤層5を介
してビール壜1に接着されている。
る。図3において、1は包装容器の一例としてのビール
壜であり、その外周面にラベル2が貼付されている。ラ
ベル2は図3の(b)に詳細を示すように、アルミニウ
ム箔3の表面にラベル表示印刷層4を形成して構成され
、アルミニウム箔3の裏面に設けられた接着剤層5を介
してビール壜1に接着されている。
【0015】接着剤層5には、通常使用されている水溶
性接着剤を用いることができるが、好適には加熱により
著しく接着力が低下する接着剤が用いられる。そのよう
な接着剤としては、水溶性接着剤にワックスやビスフェ
ノールAなどの融点が40〜100°Cの粉状の低分子
化合物を練り込んだものや、水溶性接着剤とホットメル
ト接着剤を混合したものが好適である。このように水溶
性接着剤をベースとして用いることにより、流通・冷蔵
過程の各種環境条件下においてもラベル2が不測に脱落
する恐れがないように安定した接着状態が得られる。
性接着剤を用いることができるが、好適には加熱により
著しく接着力が低下する接着剤が用いられる。そのよう
な接着剤としては、水溶性接着剤にワックスやビスフェ
ノールAなどの融点が40〜100°Cの粉状の低分子
化合物を練り込んだものや、水溶性接着剤とホットメル
ト接着剤を混合したものが好適である。このように水溶
性接着剤をベースとして用いることにより、流通・冷蔵
過程の各種環境条件下においてもラベル2が不測に脱落
する恐れがないように安定した接着状態が得られる。
【0016】次に、このようなビール壜1のラベル2を
剥離し、さらに接着剤を除去して洗浄する装置について
、図1、図2を参照して説明する。
剥離し、さらに接着剤を除去して洗浄する装置について
、図1、図2を参照して説明する。
【0017】11は回収されたビール壜1を搬送する搬
送ラインであり、ラベル剥離部12と洗浄部13とが設
けられている。ラベル剥離部12には、搬送ライン11
から分岐された円弧状の移送ライン14が設けられ、こ
の移送ライン14に沿って一次マイクロ波照射装置15
と、二次マイクロ波照射装置16と、容易に剥離し得る
状態になっているラベル2を除去するラベル掻取ブラシ
17とが配設されている。
送ラインであり、ラベル剥離部12と洗浄部13とが設
けられている。ラベル剥離部12には、搬送ライン11
から分岐された円弧状の移送ライン14が設けられ、こ
の移送ライン14に沿って一次マイクロ波照射装置15
と、二次マイクロ波照射装置16と、容易に剥離し得る
状態になっているラベル2を除去するラベル掻取ブラシ
17とが配設されている。
【0018】洗浄部13には、搬送ライン11から分岐
された円弧状の移送ライン18が設けられ、この移送ラ
イン18に沿って複数台のショット材投射装置19が配
設されている。ショット材投射装置19は、図2に示す
ように、投射部20に内蔵された投射インペラにてゴム
や合成樹脂からなるショット材と必要に応じて洗剤等を
含んだ水又は温水を、移送ライン18にて移送されてい
るビール壜1に向けて投射するように構成されている。 21は移送ライン18の下部に配設されたショット材と
水又は温水の貯留部であり、この貯留部21からスプリ
ングフィーダ22等の適当な搬送手段にてショット材を
投射部20に搬送し、ショット材を循環使用するように
構成されている。23は投射インペラの駆動モータ、2
4はスプリングフィーダ22の駆動モータである。
された円弧状の移送ライン18が設けられ、この移送ラ
イン18に沿って複数台のショット材投射装置19が配
設されている。ショット材投射装置19は、図2に示す
ように、投射部20に内蔵された投射インペラにてゴム
や合成樹脂からなるショット材と必要に応じて洗剤等を
含んだ水又は温水を、移送ライン18にて移送されてい
るビール壜1に向けて投射するように構成されている。 21は移送ライン18の下部に配設されたショット材と
水又は温水の貯留部であり、この貯留部21からスプリ
ングフィーダ22等の適当な搬送手段にてショット材を
投射部20に搬送し、ショット材を循環使用するように
構成されている。23は投射インペラの駆動モータ、2
4はスプリングフィーダ22の駆動モータである。
【0019】移送ライン14及び18には、回転継手2
5を介してビール壜1の上端口部を把持するチャック部
26が設けられている。このチャック部26にはドッグ
27が突出され、移送ライン14、18に沿う壁面に適
宜設けられた突起28にこのドッグ27が当接して移送
に伴ってビール壜1がその軸芯回りに回転するように構
成されている。
5を介してビール壜1の上端口部を把持するチャック部
26が設けられている。このチャック部26にはドッグ
27が突出され、移送ライン14、18に沿う壁面に適
宜設けられた突起28にこのドッグ27が当接して移送
に伴ってビール壜1がその軸芯回りに回転するように構
成されている。
【0020】次に、ラベル2の剥離及び洗浄動作を説明
する。搬送ライン11に送り込まれたビール壜1はラベ
ル剥離部12に到達すると移送ライン14に沿って移送
され、その間に一次及び二次のマイクロ波照射装置15
、16にてマイクロ波が照射され、ラベル2のアルミニ
ウム箔3が加熱される。この加熱を効果的に行うために
、前工程でラベル2に多数の切り目を入れておくのが好
ましい。こうして加熱されたアルミニウム箔3を介して
接着剤層5が加熱され、接着剤の接着力が低下し又は接
着剤自体が蒸発消失し、その結果ラベル2は容易に剥離
する状態になる。そして、この状態でビール壜1がラベ
ル掻取ブラシ17に向けて移動し、ラベル掻取ブラシ1
7にて簡単にラベル2が剥離除去され、その後ビール壜
1は次の洗浄部13に送り込まれる。
する。搬送ライン11に送り込まれたビール壜1はラベ
ル剥離部12に到達すると移送ライン14に沿って移送
され、その間に一次及び二次のマイクロ波照射装置15
、16にてマイクロ波が照射され、ラベル2のアルミニ
ウム箔3が加熱される。この加熱を効果的に行うために
、前工程でラベル2に多数の切り目を入れておくのが好
ましい。こうして加熱されたアルミニウム箔3を介して
接着剤層5が加熱され、接着剤の接着力が低下し又は接
着剤自体が蒸発消失し、その結果ラベル2は容易に剥離
する状態になる。そして、この状態でビール壜1がラベ
ル掻取ブラシ17に向けて移動し、ラベル掻取ブラシ1
7にて簡単にラベル2が剥離除去され、その後ビール壜
1は次の洗浄部13に送り込まれる。
【0021】洗浄部13では、ビール壜1の外周面に対
してショット材投射装置19からゴムや合成樹脂から成
るショット材と水又は温水が投射されることにより、ビ
ール壜1の外周面に残留した接着剤がショット材の衝突
によって短時間で確実に除去され、ビール壜1の外面が
効率的に綺麗に洗浄される。このとき、ショット材はゴ
ムや合成樹脂等の比較的弾性のある材料から成るととも
に質量が小さいので、ビール壜1が破損する恐れは全く
なく、しかもその衝突エネルギーにより接着剤が効果的
に除去される。なお、この洗浄部13におけるショット
材投射装置19は、ラベル2の断片等が混入するとその
機能を充分に発揮できなくなるが、本実施例では前工程
のラベル剥離部12でラベル2が完全に除去されている
のでそのような問題を生じることがない。
してショット材投射装置19からゴムや合成樹脂から成
るショット材と水又は温水が投射されることにより、ビ
ール壜1の外周面に残留した接着剤がショット材の衝突
によって短時間で確実に除去され、ビール壜1の外面が
効率的に綺麗に洗浄される。このとき、ショット材はゴ
ムや合成樹脂等の比較的弾性のある材料から成るととも
に質量が小さいので、ビール壜1が破損する恐れは全く
なく、しかもその衝突エネルギーにより接着剤が効果的
に除去される。なお、この洗浄部13におけるショット
材投射装置19は、ラベル2の断片等が混入するとその
機能を充分に発揮できなくなるが、本実施例では前工程
のラベル剥離部12でラベル2が完全に除去されている
のでそのような問題を生じることがない。
【0022】こうして、ラベル2を剥離除去され、外面
の接着剤を除去洗浄されたビール壜1はその後搬送ライ
ン11にて次のビール壜1の内部を洗浄する洗壜ライン
に送り込まれる。
の接着剤を除去洗浄されたビール壜1はその後搬送ライ
ン11にて次のビール壜1の内部を洗浄する洗壜ライン
に送り込まれる。
【0023】上記説明ではラベル2がアルミニウム箔3
から成るものを例示したが、アルミニウム箔単体のもの
に限らず、合成樹脂や紙等のラベルシートにアルミニウ
ム箔を積層したラベル2にも同様に適用することができ
る。
から成るものを例示したが、アルミニウム箔単体のもの
に限らず、合成樹脂や紙等のラベルシートにアルミニウ
ム箔を積層したラベル2にも同様に適用することができ
る。
【0024】図4は、本発明の別の実施例を示す。上記
実施例ではアルミニウム箔を有するラベル2に対してマ
イクロ波を照射する例を示したが、この実施例のラベル
30は、マイクロ波で加熱される材料を接触させ得るよ
うにしたものである。具体例としてラベル表示印刷層3
2を表面に形成したラベルシート31の裏面に接着層3
3を介して誘電率の高い材料が浸透し易い浸透層34が
設けられ、この浸透層34に接して形成された接着剤層
5にてビール壜1に貼付されている。
実施例ではアルミニウム箔を有するラベル2に対してマ
イクロ波を照射する例を示したが、この実施例のラベル
30は、マイクロ波で加熱される材料を接触させ得るよ
うにしたものである。具体例としてラベル表示印刷層3
2を表面に形成したラベルシート31の裏面に接着層3
3を介して誘電率の高い材料が浸透し易い浸透層34が
設けられ、この浸透層34に接して形成された接着剤層
5にてビール壜1に貼付されている。
【0025】誘電率の高い浸透材料としては、水、極性
溶剤や、水や極性溶剤にカーボンブラック等の導電性フ
ィラーを添加したもの等を用いることができる。
溶剤や、水や極性溶剤にカーボンブラック等の導電性フ
ィラーを添加したもの等を用いることができる。
【0026】そして、このラベル30を剥離する際には
、適当な手段にて浸透層34に誘電率の高い材料を浸透
させた後、上記実施例と同様にマイクロ波を照射するこ
とにより、浸透層34が効率的に速やかに加熱され、こ
の浸透層34を介して接着剤層5が加熱されてその接着
力が低下し、ラベル30を容易に剥離することができる
。
、適当な手段にて浸透層34に誘電率の高い材料を浸透
させた後、上記実施例と同様にマイクロ波を照射するこ
とにより、浸透層34が効率的に速やかに加熱され、こ
の浸透層34を介して接着剤層5が加熱されてその接着
力が低下し、ラベル30を容易に剥離することができる
。
【0027】尚、ビール壜1の冷蔵時の結露によって浸
透層34に水が浸透すると好ましくない場合には、その
周縁部に水の浸透を防止できかつ適当な薬品の水溶液に
溶け出すような層を形成しておくとよい。また、浸透層
34に誘電率の高い材料を浸透させるのではなく、ポリ
アミドやポリウレタン等の誘電率の高い材料の層を形成
しておいてもよく、さらに剥離時にラベル表面に誘電率
の高い材料を接触させてもよい。
透層34に水が浸透すると好ましくない場合には、その
周縁部に水の浸透を防止できかつ適当な薬品の水溶液に
溶け出すような層を形成しておくとよい。また、浸透層
34に誘電率の高い材料を浸透させるのではなく、ポリ
アミドやポリウレタン等の誘電率の高い材料の層を形成
しておいてもよく、さらに剥離時にラベル表面に誘電率
の高い材料を接触させてもよい。
【0028】上記実施例では、包装容器としてビール壜
の例を示したが、ビール壜に限らず、その他のアルコー
ルや清涼飲料水用の壜や缶など、リサイクルして使用す
る任意の包装容器に適用することができる。特に、横断
面形状が円形以外の異形容器であっても、ラベル2、3
0を容易に剥離することができ、さらにその後接着剤を
容易かつ確実に除去して洗浄することができる。
の例を示したが、ビール壜に限らず、その他のアルコー
ルや清涼飲料水用の壜や缶など、リサイクルして使用す
る任意の包装容器に適用することができる。特に、横断
面形状が円形以外の異形容器であっても、ラベル2、3
0を容易に剥離することができ、さらにその後接着剤を
容易かつ確実に除去して洗浄することができる。
【0029】
【発明の効果】本発明の包装容器のラベル除去方法によ
れば、アルミニウム箔層を有するラベルが接着剤にて貼
付されている包装容器にマイクロ波を照射することによ
り、マイクロ波加熱にてアルミニウム箔を介して接着剤
が効果的に加熱され、接着剤の接着力が低下し又は場合
によっては接着剤が蒸発して消失し、ラベルを極めて容
易に剥離することができ、マイクロ波照射装置を設ける
だけの簡単な設備にて効率的にかつ包装容器の形状に制
限なくラベルを除去することができる。又、ラベルにマ
イクロ波で加熱される材料を接触させてマイクロ波を照
射しても同様に接着剤の全面を効果的に加熱してラベル
を容易に剥離することができる。
れば、アルミニウム箔層を有するラベルが接着剤にて貼
付されている包装容器にマイクロ波を照射することによ
り、マイクロ波加熱にてアルミニウム箔を介して接着剤
が効果的に加熱され、接着剤の接着力が低下し又は場合
によっては接着剤が蒸発して消失し、ラベルを極めて容
易に剥離することができ、マイクロ波照射装置を設ける
だけの簡単な設備にて効率的にかつ包装容器の形状に制
限なくラベルを除去することができる。又、ラベルにマ
イクロ波で加熱される材料を接触させてマイクロ波を照
射しても同様に接着剤の全面を効果的に加熱してラベル
を容易に剥離することができる。
【0030】さらに、ラベル剥離後にラベル貼付面にシ
ョット材を投射すると、質量の小さいショット材が高速
で残留した接着剤に衝突することによって、壜などを破
損する恐れなくその衝突エネルギーによって接着剤を効
率的に除去することができ、比較的簡単な装置で短時間
に確実に残留した接着剤を除去することができ、また異
形の包装容器の場合にも同様に作用して確実に接着剤を
除去できる。
ョット材を投射すると、質量の小さいショット材が高速
で残留した接着剤に衝突することによって、壜などを破
損する恐れなくその衝突エネルギーによって接着剤を効
率的に除去することができ、比較的簡単な装置で短時間
に確実に残留した接着剤を除去することができ、また異
形の包装容器の場合にも同様に作用して確実に接着剤を
除去できる。
【図1】本発明の一実施例のラベル剥離・洗浄装置の概
略構成を示す平面図である。
略構成を示す平面図である。
【図2】図1のB−B線で断面した洗浄装置の縦断面図
である。
である。
【図3】包装容器の一例のビール壜を示し、(a)は正
面図、(b)は(a)のA−A線拡大断面図である。
面図、(b)は(a)のA−A線拡大断面図である。
【図4】本発明の他の実施例における図3の(b)と同
様の拡大断面図である。
様の拡大断面図である。
1 ビール壜
2 ラベル
3 アルミニウム箔
4 ラベル表示印刷層
5 接着剤層
12 ラベル剥離部
13 洗浄部
15 一次マイクロ波照射装置
16 二次マイクロ波照射装置
17 ラベル掻取ブラシ
19 ショット材投射装置
30 ラベル
32 ラベル表示印刷層
34 浸透層
Claims (3)
- 【請求項1】 アルミニウム箔層を有するラベルが接
着剤にて貼付されている包装容器に、マイクロ波を照射
して接着剤を加熱し、接着剤の接着力を低下させてラベ
ルを剥離することを特徴とする包装容器のラベル除去方
法。 - 【請求項2】 包装容器に貼付されたラベルに、マイ
クロ波で加熱する材料を接触させ、この包装容器にマイ
クロ波を照射して接着剤を加熱し、接着剤の接着力を低
下させてラベルを剥離することを特徴とする包装容器の
ラベル除去方法。 - 【請求項3】 ラベルを除去した後包装容器のラベル
貼付面にショット材を投射して接着剤を除去することを
特徴とする請求項1又は2記載の包装容器のラベル除去
方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12582891A JPH04349983A (ja) | 1991-05-29 | 1991-05-29 | 包装容器のラベル除去方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12582891A JPH04349983A (ja) | 1991-05-29 | 1991-05-29 | 包装容器のラベル除去方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04349983A true JPH04349983A (ja) | 1992-12-04 |
Family
ID=14919950
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12582891A Pending JPH04349983A (ja) | 1991-05-29 | 1991-05-29 | 包装容器のラベル除去方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04349983A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1998050175A1 (de) * | 1997-05-05 | 1998-11-12 | Udo Krohmann | Verfahren zum reinigen und/oder sterilisieren von oberflächen |
JP2003252317A (ja) * | 2002-02-27 | 2003-09-10 | Asahi Beer Eng:Kk | びんの包装フィルム除去装置 |
WO2007118606A2 (de) * | 2006-04-13 | 2007-10-25 | Khs Ag | Verfahren sowie vorrichtung zum behandeln von flaschen oder dergleichen behälter |
JP2018141148A (ja) * | 2017-02-28 | 2018-09-13 | 積水化成品工業株式会社 | 発熱性ポリマー、発熱剤、及び発熱性ポリマーによる発熱を用いた各種方法 |
-
1991
- 1991-05-29 JP JP12582891A patent/JPH04349983A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1998050175A1 (de) * | 1997-05-05 | 1998-11-12 | Udo Krohmann | Verfahren zum reinigen und/oder sterilisieren von oberflächen |
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WO2007118606A2 (de) * | 2006-04-13 | 2007-10-25 | Khs Ag | Verfahren sowie vorrichtung zum behandeln von flaschen oder dergleichen behälter |
WO2007118606A3 (de) * | 2006-04-13 | 2007-12-27 | Khs Ag | Verfahren sowie vorrichtung zum behandeln von flaschen oder dergleichen behälter |
US8839596B2 (en) | 2006-04-13 | 2014-09-23 | Khs Gmbh | Label remover for removing labels from bottles |
JP2018141148A (ja) * | 2017-02-28 | 2018-09-13 | 積水化成品工業株式会社 | 発熱性ポリマー、発熱剤、及び発熱性ポリマーによる発熱を用いた各種方法 |
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