JPH0434900B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0434900B2 JPH0434900B2 JP63277546A JP27754688A JPH0434900B2 JP H0434900 B2 JPH0434900 B2 JP H0434900B2 JP 63277546 A JP63277546 A JP 63277546A JP 27754688 A JP27754688 A JP 27754688A JP H0434900 B2 JPH0434900 B2 JP H0434900B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- teeth
- buccal
- appliance
- patient
- protector
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61C—DENTISTRY; APPARATUS OR METHODS FOR ORAL OR DENTAL HYGIENE
- A61C7/00—Orthodontics, i.e. obtaining or maintaining the desired position of teeth, e.g. by straightening, evening, regulating, separating, or by correcting malocclusions
- A61C7/08—Mouthpiece-type retainers or positioners, e.g. for both the lower and upper arch
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Oral & Maxillofacial Surgery (AREA)
- Dentistry (AREA)
- Epidemiology (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Public Health (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Dental Tools And Instruments Or Auxiliary Dental Instruments (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、歯の位置ぎめ器具、特に乳歯または
乳歯と永久歯の混在状態で、後方部分の歯列を押
し拡げるために使用される器具に関する。
乳歯と永久歯の混在状態で、後方部分の歯列を押
し拡げるために使用される器具に関する。
[従来の技術]
歯が混みすぎている状態、特に前歯について
は、矯正治療により修正することが出来る。望ま
しい間隔を作るために、永久歯の発生段階では、
しばしば、金属製のバンドやワイヤが使用されて
きた。また、合衆国特許第4139944号にある私の
従来の装置のような、永久歯発生段階あるいは乳
歯と永久歯の混在段階で、ある歯並び状態を矯正
するために使用されるプラスチツク製の取りはず
し可能な位置決め装置が提供されてきた。
は、矯正治療により修正することが出来る。望ま
しい間隔を作るために、永久歯の発生段階では、
しばしば、金属製のバンドやワイヤが使用されて
きた。また、合衆国特許第4139944号にある私の
従来の装置のような、永久歯発生段階あるいは乳
歯と永久歯の混在段階で、ある歯並び状態を矯正
するために使用されるプラスチツク製の取りはず
し可能な位置決め装置が提供されてきた。
[発明が解決しようとする課題]
[課題を解決するための手段]
本発明は、上下の歯列のアーチに対して使用さ
れ、歯の噛み合わせ面に挟み込まれ上下を連結す
る峡部または板を持つ、U型をした矯正器具を提
供する。この矯正器具は、乳歯だけに使用される
か、あるいは混在状態に、あるいは永久歯に使用
される。混在状態とは、永久歯の上下門歯(中央
及び両横門歯)と、一番目の永久臼歯と、乳歯の
犬歯と、乳歯の第一臼歯及び乳歯の第二臼歯から
構成される。両犬歯間の横の間隔、乳歯の第一臼
歯間の横の間隔、および乳歯の第二臼歯間の横の
間隔は、その通常位置より、たとえば約7mm押し
拡げられ、中央から後方への犬歯と犬歯の間隔
は、その通常位置より、たとえば約4mm拡げられ
る。
れ、歯の噛み合わせ面に挟み込まれ上下を連結す
る峡部または板を持つ、U型をした矯正器具を提
供する。この矯正器具は、乳歯だけに使用される
か、あるいは混在状態に、あるいは永久歯に使用
される。混在状態とは、永久歯の上下門歯(中央
及び両横門歯)と、一番目の永久臼歯と、乳歯の
犬歯と、乳歯の第一臼歯及び乳歯の第二臼歯から
構成される。両犬歯間の横の間隔、乳歯の第一臼
歯間の横の間隔、および乳歯の第二臼歯間の横の
間隔は、その通常位置より、たとえば約7mm押し
拡げられ、中央から後方への犬歯と犬歯の間隔
は、その通常位置より、たとえば約4mm拡げられ
る。
この矯正装置には、舌側に開いた、後方の歯の
ための一個一個のスロツトがついており、混在状
態までの年令での患者の口腔の発達が初期段階に
あるため,後方の歯は、あらかじめ成型された矯
正器具の拡つた位置に移動し、犬歯のためにより
拡がつたスペースを提供することが出来る。
ための一個一個のスロツトがついており、混在状
態までの年令での患者の口腔の発達が初期段階に
あるため,後方の歯は、あらかじめ成型された矯
正器具の拡つた位置に移動し、犬歯のためにより
拡がつたスペースを提供することが出来る。
[実施例]
第1図には、一般に噛み合わせ方向から見た図
あるいは平面図でU型をした矯正器具が総体とし
ては10で示されておりそれは患者の歯の上下の列
の少なくともどちらか一つの頬側き表面に被さる
外側の頬側縁部12を持つている。頬側縁部12
から舌側に向かつて突き出ているのが、噛み合わ
せ板または噛み合わせ棚14で、それは患者の歯
の噛み合わせ面とはまりあう。下側の縁部16
は、上下の中央およびその隣の門歯Iの少なくと
もどちらか一列の舌側表面に被さるように、U型
器具の前の湾曲部分に取り付けられている。舌側
縁部16は、犬歯Cの手前でなくなり、したがつ
て、患者の舌は後ろの歯(犬歯および臼歯M)の
舌側表面に自由に触れることが出来る。頬側の保
護部12は、頬および唇を、患者の歯の頬側およ
び唇側表面から離して接触しないようにする。
あるいは平面図でU型をした矯正器具が総体とし
ては10で示されておりそれは患者の歯の上下の列
の少なくともどちらか一つの頬側き表面に被さる
外側の頬側縁部12を持つている。頬側縁部12
から舌側に向かつて突き出ているのが、噛み合わ
せ板または噛み合わせ棚14で、それは患者の歯
の噛み合わせ面とはまりあう。下側の縁部16
は、上下の中央およびその隣の門歯Iの少なくと
もどちらか一列の舌側表面に被さるように、U型
器具の前の湾曲部分に取り付けられている。舌側
縁部16は、犬歯Cの手前でなくなり、したがつ
て、患者の舌は後ろの歯(犬歯および臼歯M)の
舌側表面に自由に触れることが出来る。頬側の保
護部12は、頬および唇を、患者の歯の頬側およ
び唇側表面から離して接触しないようにする。
この器具は、プラスチツクのようなモールド型
の弾性体材料から製作される、前もつて成型され
たあるいはカスタム・メイドの装置で、前歯(中
央及びその隣の門歯)にはまりあい、頬側の保護
部12は、奥歯から横のほうに間隔をあけて離れ
ている。このように、奥歯に対する舌の力は、こ
れらの歯が頬側に動くようにして、患者の過密と
なつたあるいは過密となる可能性のある歯並びに
対して、スペースの余地を生み出すようにする。
の弾性体材料から製作される、前もつて成型され
たあるいはカスタム・メイドの装置で、前歯(中
央及びその隣の門歯)にはまりあい、頬側の保護
部12は、奥歯から横のほうに間隔をあけて離れ
ている。このように、奥歯に対する舌の力は、こ
れらの歯が頬側に動くようにして、患者の過密と
なつたあるいは過密となる可能性のある歯並びに
対して、スペースの余地を生み出すようにする。
頬側の保護部の舌側の表面18には刻み目があ
り、そこから舌の方向に向かつて突き出た突起2
0があり、突起20は、それぞれの奥歯の間の中
間部に突き出すように位置し、さらに、くさび型
をした突起22が、犬歯と横の門歯の間に位置し
ている。突起20は、それが頬側の保護部に取り
付けられる点から前方に、かつ舌側に、傾斜して
おりそれぞれの奥歯を受け入れるように、頬側を
向き、かつ後方を向いたスロツトあるいはポケツ
ト24を形成している。突起が傾斜していること
は、頬部のそれぞれの歯が、拡大した位置に進め
るようにし、前歯部分での噛み合いをなくすため
に使用される犬歯とその隣の門歯の間の前方領域
に、特に横門歯と犬歯の間の領域に、空間を作る
ようにする。望ましい例では、頬側保護部の突起
は、上下のアーチの犬歯の間で約1−20mmの突起
を用意し、同様にそれぞれの臼歯の間では約1−
20mmの横方向の突起を用意している。もし望まれ
るならば、あるいは必要ならば、前方部分にも突
起を付けることが出来るし、他の例では、前方部
分の突起は必要でない。
り、そこから舌の方向に向かつて突き出た突起2
0があり、突起20は、それぞれの奥歯の間の中
間部に突き出すように位置し、さらに、くさび型
をした突起22が、犬歯と横の門歯の間に位置し
ている。突起20は、それが頬側の保護部に取り
付けられる点から前方に、かつ舌側に、傾斜して
おりそれぞれの奥歯を受け入れるように、頬側を
向き、かつ後方を向いたスロツトあるいはポケツ
ト24を形成している。突起が傾斜していること
は、頬部のそれぞれの歯が、拡大した位置に進め
るようにし、前歯部分での噛み合いをなくすため
に使用される犬歯とその隣の門歯の間の前方領域
に、特に横門歯と犬歯の間の領域に、空間を作る
ようにする。望ましい例では、頬側保護部の突起
は、上下のアーチの犬歯の間で約1−20mmの突起
を用意し、同様にそれぞれの臼歯の間では約1−
20mmの横方向の突起を用意している。もし望まれ
るならば、あるいは必要ならば、前方部分にも突
起を付けることが出来るし、他の例では、前方部
分の突起は必要でない。
横門歯と犬歯の間のくさび型の突起22は、犬
歯が、くさび型の後ろの表面26に沿つて移動す
るようにし、もつと横に拡がつた、やや後方の位
置をとるようにする。犬歯から後ろのそれぞれの
歯が押し拡げられるとき、それは、順番に、わず
かに後方に移動するか、もしくは、それは、拡が
る時に、少なくとも真つ直ぐには動かない。この
ように、後方への押し拡げにより作られるスペー
スは、犬歯の側面領域でおわる。犬歯が失われて
いる時には、乳歯の第一臼歯が、その中央の中心
に近い方の突起20により後方へ押しやられる。
歯が、くさび型の後ろの表面26に沿つて移動す
るようにし、もつと横に拡がつた、やや後方の位
置をとるようにする。犬歯から後ろのそれぞれの
歯が押し拡げられるとき、それは、順番に、わず
かに後方に移動するか、もしくは、それは、拡が
る時に、少なくとも真つ直ぐには動かない。この
ように、後方への押し拡げにより作られるスペー
スは、犬歯の側面領域でおわる。犬歯が失われて
いる時には、乳歯の第一臼歯が、その中央の中心
に近い方の突起20により後方へ押しやられる。
望ましくは、この器具は顎の六個の永久前歯
の、中央部から遠方までの累積幅の1.5mmの変動
幅に適応出来るように、サイズをかえてあらかじ
め成型しておくと良い。この測定は、上顎で左の
犬歯の外側表面から右の犬歯の外側表面までの間
で行なわれ、同様に下顎についても行われる。約
13のサイズがあれば、全人口の間で変動幅の約95
に適応することが出来るだろう。後方部分の拡が
りは、それぞれの歯(犬歯、乳歯の第一及び第二
臼歯、永久歯の第一臼歯)の領域での、通常統計
的に期待されるアーチの幅、およびそれぞれの歯
領域でのアーチの幅7mmの割増し、で予測され
る。この器具はまた、ひとりひとりの患者にぴっ
たり合うように、カスタム・メイドとすることも
出来る。
の、中央部から遠方までの累積幅の1.5mmの変動
幅に適応出来るように、サイズをかえてあらかじ
め成型しておくと良い。この測定は、上顎で左の
犬歯の外側表面から右の犬歯の外側表面までの間
で行なわれ、同様に下顎についても行われる。約
13のサイズがあれば、全人口の間で変動幅の約95
に適応することが出来るだろう。後方部分の拡が
りは、それぞれの歯(犬歯、乳歯の第一及び第二
臼歯、永久歯の第一臼歯)の領域での、通常統計
的に期待されるアーチの幅、およびそれぞれの歯
領域でのアーチの幅7mmの割増し、で予測され
る。この器具はまた、ひとりひとりの患者にぴっ
たり合うように、カスタム・メイドとすることも
出来る。
前歯門歯の垂直方向のうわ噛み合わせをへら
し、後方の歯が、私の以前の合衆国特許第
3939598号に詳細が記載されているような歯の発
生状態よりももつと発生しやすくするために、器
具の前方部分を後方部分よりも垂直方向にはるか
に高くすることも可能である。器具の前方部分
は、開いた噛み合わせを矯正するために薄くする
ことも出来るし、また前方部分及び後方部分が同
じ厚みであるようにも出来る。
し、後方の歯が、私の以前の合衆国特許第
3939598号に詳細が記載されているような歯の発
生状態よりももつと発生しやすくするために、器
具の前方部分を後方部分よりも垂直方向にはるか
に高くすることも可能である。器具の前方部分
は、開いた噛み合わせを矯正するために薄くする
ことも出来るし、また前方部分及び後方部分が同
じ厚みであるようにも出来る。
舌方向に向いた峡部あるいは噛み合わせ棚14
は、舌方向に伸びているが、後方の歯の拡がる前
の位置の舌側表面にまでは完全に伸びておらず、
もし伸びているとすると舌が歯を押し拡げるのに
妨げとなる。すなわち、その棚は、舌側の端28
を持ち、それは奥歯の舌側端の頬よりに位置す
る。しかしながら、棚が、奥歯が完全に押し拡げ
られた位置で、その舌側の表面と重なり合う点を
越える場合には、わずかに端が切り取られる。
は、舌方向に伸びているが、後方の歯の拡がる前
の位置の舌側表面にまでは完全に伸びておらず、
もし伸びているとすると舌が歯を押し拡げるのに
妨げとなる。すなわち、その棚は、舌側の端28
を持ち、それは奥歯の舌側端の頬よりに位置す
る。しかしながら、棚が、奥歯が完全に押し拡げ
られた位置で、その舌側の表面と重なり合う点を
越える場合には、わずかに端が切り取られる。
この器具は、すべてが乳歯である場合、乳歯と
永久歯の混在の場合、およびすべてが永久歯であ
る場合に使用される。唯一の違いは、後方の部分
の長さと歯の間の突起の位置にある。またこの器
具は、7mm以上あるいは以下のどんな程度の押し
拡げにも適用出来るように、あらかじめ作ること
が出来る。
永久歯の混在の場合、およびすべてが永久歯であ
る場合に使用される。唯一の違いは、後方の部分
の長さと歯の間の突起の位置にある。またこの器
具は、7mm以上あるいは以下のどんな程度の押し
拡げにも適用出来るように、あらかじめ作ること
が出来る。
頬側の保護部の舌側の表面は、頬と舌の噛み違
いが起こるのを防ぐために、上顎の方が下顎より
もわずかに頬側にあるようにできる。しかし、も
し一個の歯が他の歯よりももつと頬側に動かすの
が望ましければ、特に噛み違いをより以上に修正
したい時には、内側の舌側表面をトリミングする
ことによつて可能となる。
いが起こるのを防ぐために、上顎の方が下顎より
もわずかに頬側にあるようにできる。しかし、も
し一個の歯が他の歯よりももつと頬側に動かすの
が望ましければ、特に噛み違いをより以上に修正
したい時には、内側の舌側表面をトリミングする
ことによつて可能となる。
この器具を使用することにより、押し出された
結果は、すべての後方の歯の受け部があり、同時
に、これらの後方の歯の舌側に舌側垂直縁部があ
る、前述の私の従来の特許に記述されているタイ
プの、拡大された器具にあらかじめ設定された拡
大量に合致する。このように、患者は、そのタイ
プの器具を、本発明の器具により充分な押し拡げ
がえられた後の奥歯の噛み合わせをよくコントロ
ールすると同時に保持用器具として使用すること
が出来る。
結果は、すべての後方の歯の受け部があり、同時
に、これらの後方の歯の舌側に舌側垂直縁部があ
る、前述の私の従来の特許に記述されているタイ
プの、拡大された器具にあらかじめ設定された拡
大量に合致する。このように、患者は、そのタイ
プの器具を、本発明の器具により充分な押し拡げ
がえられた後の奥歯の噛み合わせをよくコントロ
ールすると同時に保持用器具として使用すること
が出来る。
本器具10の材質は、どんな特定の患者の筋肉
組織にもよく合うような、どんな硬さ、あるいは
柔らかさのものとすることも出来る。ある典型例
の場合のオプシヨンとしては、いくつかの硬さ度
合いの材質を選ぶことが出来、たくさんの強力な
頬の筋肉およびそしやく筋がある小さく締まつた
口の場合には、堅い、弾性の少ない材料を必要と
し、一方、穏やかな、柔らかい、そして弱い筋肉
組織の場合には、柔らかい材質が快適である。
組織にもよく合うような、どんな硬さ、あるいは
柔らかさのものとすることも出来る。ある典型例
の場合のオプシヨンとしては、いくつかの硬さ度
合いの材質を選ぶことが出来、たくさんの強力な
頬の筋肉およびそしやく筋がある小さく締まつた
口の場合には、堅い、弾性の少ない材料を必要と
し、一方、穏やかな、柔らかい、そして弱い筋肉
組織の場合には、柔らかい材質が快適である。
また、最初は、最少の押し拡げ量を持つ器具で
スタートし、この器具で充分な押し拡げ量が得ら
れた後に、次にさらに大きな押し拡げ量を得るた
めにより拡い、かつ、おそらくより堅い材質の器
具を使用するのが効果的である。この器具の使用
は、患者の歯の混み具合に応じて、十分適切な押
し拡げ量が得られるまで継続される。この器具
は、取りはずし可能で、患者の使用は受身的であ
るが、適切な押し拡げ量を得るためには、患者が
この器具を日夜出来るだけ多くの時間使用するこ
とが望ましい。
スタートし、この器具で充分な押し拡げ量が得ら
れた後に、次にさらに大きな押し拡げ量を得るた
めにより拡い、かつ、おそらくより堅い材質の器
具を使用するのが効果的である。この器具の使用
は、患者の歯の混み具合に応じて、十分適切な押
し拡げ量が得られるまで継続される。この器具
は、取りはずし可能で、患者の使用は受身的であ
るが、適切な押し拡げ量を得るためには、患者が
この器具を日夜出来るだけ多くの時間使用するこ
とが望ましい。
また、器具の必要な頬方向の拡がり寸法を確保
する補助のために、器具の内部にワイヤ部品30を
モールドで埋め込むのが望ましい。ワイヤ30は、
第5図に最もよく示されるように、くねくね曲が
つた形状をしており、この器具を水平方向にも垂
直方向にもあるいは水平垂直の複合方向にも調整
出来るようにしている。
する補助のために、器具の内部にワイヤ部品30を
モールドで埋め込むのが望ましい。ワイヤ30は、
第5図に最もよく示されるように、くねくね曲が
つた形状をしており、この器具を水平方向にも垂
直方向にもあるいは水平垂直の複合方向にも調整
出来るようにしている。
第1図は本発明の原理に基づく歯列矯正器具の
噛み合わせ方向の図、第2図は第1図の線−
に沿つたこの器具の側断面図、第3図は第1図の
線−に沿つたこの器具の側断面図、第4図は
この器具の噛み合わせ板領域での断面図で埋め込
まれたワイヤを示す、第5図は埋め込まれたワイ
ヤを持つ器具の側方透視図、第6図はワイヤのな
い器具の部分断面図、第7図は歯間の突起と歯の
相互関係を示すこの器具の後方部分の部分拡大
図。 10……歯列矯正器具、12……頬側縁部保護
部、14……峡部、16……舌側縁部、18……
保護部の舌側表面、20……突起、22……くさ
び型突起、24……スロツトあるいはポケツト、
26……くさび型突起の後ろの表面、28……舌
側の先端、30……ワイヤ。
噛み合わせ方向の図、第2図は第1図の線−
に沿つたこの器具の側断面図、第3図は第1図の
線−に沿つたこの器具の側断面図、第4図は
この器具の噛み合わせ板領域での断面図で埋め込
まれたワイヤを示す、第5図は埋め込まれたワイ
ヤを持つ器具の側方透視図、第6図はワイヤのな
い器具の部分断面図、第7図は歯間の突起と歯の
相互関係を示すこの器具の後方部分の部分拡大
図。 10……歯列矯正器具、12……頬側縁部保護
部、14……峡部、16……舌側縁部、18……
保護部の舌側表面、20……突起、22……くさ
び型突起、24……スロツトあるいはポケツト、
26……くさび型突起の後ろの表面、28……舌
側の先端、30……ワイヤ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 患者の上下の歯のアーチの少なくとも一方を
押し拡げるための全体にU型をした歯列矯正器具
10で、患者の歯の上下の列の少なくとも一方の
唇および頬側の表面に被さる頬保護部12と、前
記頬保護部から舌方向に伸びる噛み合わせの間の
板14と、患者の門歯の下側表面に被さる舌側縁
部16と、歯を受けるスロツトを決めるためスロ
ツトの間に頬側縁部から舌側に突き出した複数の
突起20,22とから構成され、前記突起は、患
者の後方の歯の一個一個の間に突き出るように間
隔が開いている、歯列矯正器具。 2 前記突起が、その間に挟まれる歯を、後方
に、かつ、頬寄りに導くために、頬保護部への付
け根から前方に角度のついた、請求項1記載の歯
列矯正器具。 3 前記器具が、弾性を持つモールド材料から成
型され、器具の形状を保つために、前記器具の内
部に、弾性のあるワイヤ部品30をモールドし
た、請求項1記載の歯列矯正器具。 4 前記頬保護部が、患者の歯の上下両方の歯列
の頬側表面に被さつている、請求項1記載の歯列
矯正器具。 5 犬歯を頬側に、かつ、後方に寄せるために、
横門歯と犬歯の間に、くさび型の突起がついてい
る、請求項1記載の歯列矯正器具。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US116672 | 1987-11-04 | ||
US07/116,672 US4799884A (en) | 1987-11-04 | 1987-11-04 | Expansion/buccal shield appliance |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH021257A JPH021257A (ja) | 1990-01-05 |
JPH0434900B2 true JPH0434900B2 (ja) | 1992-06-09 |
Family
ID=22368555
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63277546A Granted JPH021257A (ja) | 1987-11-04 | 1988-11-04 | 歯列押し拡げおよび頬保護用の矯正器具 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4799884A (ja) |
EP (1) | EP0314997B1 (ja) |
JP (1) | JPH021257A (ja) |
CA (1) | CA1303882C (ja) |
DE (1) | DE3873483T2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11206786A (ja) * | 1998-01-23 | 1999-08-03 | Yamaguchi Noboru | 噛み合せ調整器 |
Families Citing this family (41)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5037295A (en) * | 1989-11-15 | 1991-08-06 | Bergersen Earl Olaf | Muscular expansion oral shield appliance |
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