JPH0434797Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0434797Y2 JPH0434797Y2 JP1987012371U JP1237187U JPH0434797Y2 JP H0434797 Y2 JPH0434797 Y2 JP H0434797Y2 JP 1987012371 U JP1987012371 U JP 1987012371U JP 1237187 U JP1237187 U JP 1237187U JP H0434797 Y2 JPH0434797 Y2 JP H0434797Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fastener
- piece
- edge
- trim cover
- pieces
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 claims description 23
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Slide Fasteners, Snap Fasteners, And Hook Fasteners (AREA)
- Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
本考案は、トリムカバーのスリツト状の開口の
一方の端縁と他方の端縁とにフアスナ片を装着
し、両フアスナ片を相互に噛合させて開口を閉塞
可能にしたトリムカバー用フアスナに関する。
一方の端縁と他方の端縁とにフアスナ片を装着
し、両フアスナ片を相互に噛合させて開口を閉塞
可能にしたトリムカバー用フアスナに関する。
「従来の技術」
従来のトリムカバー用フアスナとしては、例え
ば実開昭59−121000号公報に開示された第４図に
示すようなものがある。
ば実開昭59−121000号公報に開示された第４図に
示すようなものがある。
すなわち、トリムカバーのスリツト状の開口の
一方の端縁と他方の端縁とには、同一の構成のフ
アスナ片１，１が装着されており、いずれも先端
に抜け止め爪１ａを有する釣針形のフツク状断面
に形成してあり、そのフツク状断面が切れ目なく
連続する形状をしているものであつた。
一方の端縁と他方の端縁とには、同一の構成のフ
アスナ片１，１が装着されており、いずれも先端
に抜け止め爪１ａを有する釣針形のフツク状断面
に形成してあり、そのフツク状断面が切れ目なく
連続する形状をしているものであつた。
「考案が解決しようとする問題点」
上記従来のトリムカバー用フアスナはフアスナ
片１，１を相互に噛合させればそのまま開口を閉
じることができ、抜け止め爪１ａがあるので外れ
るおそれもなく頗る具合のよいものであつたが、
フツク状断面が切れ目なく連続する形状をしてい
るので、全長にわたり噛合させないと確実にフア
スナ片１，１が連結せず、一部でも外れている箇
所があるとそこから全体が外れてしまうおそれが
あるという問題点があつた。
片１，１を相互に噛合させればそのまま開口を閉
じることができ、抜け止め爪１ａがあるので外れ
るおそれもなく頗る具合のよいものであつたが、
フツク状断面が切れ目なく連続する形状をしてい
るので、全長にわたり噛合させないと確実にフア
スナ片１，１が連結せず、一部でも外れている箇
所があるとそこから全体が外れてしまうおそれが
あるという問題点があつた。
本考案は、このような従来の問題点に着目して
なされたもので、噛合の作業性がよく、しかも外
れることのないトリムカバー用フアスナを提供す
ることを目的としている。
なされたもので、噛合の作業性がよく、しかも外
れることのないトリムカバー用フアスナを提供す
ることを目的としている。
「問題点を解決するための手段」
かかる目的を達成するための本考案の要旨とす
るところは、 トリムカバーのスリツト状の開口の一方の端縁
と他方の端縁とにフアスナ片をそれぞれ装着し、
両フアスナ片を相互に噛合させて開口を閉塞可能
にしたトリムカバー用フアスナにおいて、 前記両端縁に装着される各フアスナ片は、端縁
に沿つた一体の片状であつて、断面をいずれも先
端に抜け止め爪を有する釣針形のフツク状断面に
形成し、 フツク状断面が相互に噛み合うよう各フアスナ
片を前記各端縁に装着し、一方のフアスナ片は、
端縁に沿つて一体的な基部側を残し抜け止め爪側
に多数の割り溝を形成し、前記他方のフアスナ片
に個々に噛合可能な長手方向の多数の小片に分割
したことを特徴とするトリムカバー用フアスナに
存する。
るところは、 トリムカバーのスリツト状の開口の一方の端縁
と他方の端縁とにフアスナ片をそれぞれ装着し、
両フアスナ片を相互に噛合させて開口を閉塞可能
にしたトリムカバー用フアスナにおいて、 前記両端縁に装着される各フアスナ片は、端縁
に沿つた一体の片状であつて、断面をいずれも先
端に抜け止め爪を有する釣針形のフツク状断面に
形成し、 フツク状断面が相互に噛み合うよう各フアスナ
片を前記各端縁に装着し、一方のフアスナ片は、
端縁に沿つて一体的な基部側を残し抜け止め爪側
に多数の割り溝を形成し、前記他方のフアスナ片
に個々に噛合可能な長手方向の多数の小片に分割
したことを特徴とするトリムカバー用フアスナに
存する。
「作用」
トリムカバーの両端縁に装着された各フアスナ
片の先端部相互を対応させ、噛合するようにずら
すと、抜け止め爪が相互にくぐつて抜けないよう
噛み合う。
片の先端部相互を対応させ、噛合するようにずら
すと、抜け止め爪が相互にくぐつて抜けないよう
噛み合う。
少なくとも一方のフアスナは複数の割り溝で小
片に分割してあるので、小片単位で噛合させれ
ば、他の小片が噛合していなくても一応はフアス
ナ片相互を連結することができ、全小片が噛合し
たとき全体が確実に連結され、トリムカバーのス
リツト状の開口が閉塞されるものである。
片に分割してあるので、小片単位で噛合させれ
ば、他の小片が噛合していなくても一応はフアス
ナ片相互を連結することができ、全小片が噛合し
たとき全体が確実に連結され、トリムカバーのス
リツト状の開口が閉塞されるものである。
「実施例」
以下、図面に基づき本考案の一実施例を説明す
る。
る。
第１図〜第３図は本考案の実施例を示してい
る。
る。
第２図に示すように、座席のシートバツク１０
の表面はトリムカバー２０で覆われている。
の表面はトリムカバー２０で覆われている。
シートバツク１０の下端部には、トリムカバー
２０のスリツト状の開口２１が設けられている。
２０のスリツト状の開口２１が設けられている。
トリムカバー２０のスリツト状の開口２１には
トリムカバー用フアスナ３０が設けられている。
トリムカバー２０のスリツト状の開口２１の一方
の端縁２２にはトリムカバー用フアスナ３０のフ
アスナ片３１が装着されている。
トリムカバー用フアスナ３０が設けられている。
トリムカバー２０のスリツト状の開口２１の一方
の端縁２２にはトリムカバー用フアスナ３０のフ
アスナ片３１が装着されている。
トリムカバー２０のスリツト状の開口２１の他
方の端縁２３には、フアスナ片３１ａが装着され
ている。
方の端縁２３には、フアスナ片３１ａが装着され
ている。
フアスナ片３１およびフアスナ片３１ａは弾撥
力のある合成樹脂材で成形されている。
力のある合成樹脂材で成形されている。
第１図および第３図に示すように、一方の端縁
２２に装着されるフアスナ片３１の断面は先端に
抜け止め爪３３を有する釣鉢形のフツク状断面に
形成されている。
２２に装着されるフアスナ片３１の断面は先端に
抜け止め爪３３を有する釣鉢形のフツク状断面に
形成されている。
他方の端縁２３に装着されるフアスナ片３１ａ
の断面は、フアスナ片３１と同様に、先端に抜け
止め爪３３ａを有する釣鉢形のフツク状断面に形
成されている。
の断面は、フアスナ片３１と同様に、先端に抜け
止め爪３３ａを有する釣鉢形のフツク状断面に形
成されている。
フアスナ片３１およびフアスナ片３１ａは、相
互に抜け止め爪３３と抜け止め爪３３ａとを対向
させるように、一方の端縁２２、他方の端縁２３
にそれぞれ装着されている。
互に抜け止め爪３３と抜け止め爪３３ａとを対向
させるように、一方の端縁２２、他方の端縁２３
にそれぞれ装着されている。
第３図からわかるように、フアスナ片３１の抜
け止め爪３３の部分の隙間ｓは、フアスナ片３１
ａの抜け止め爪３３ａの厚さより小さく設定され
ている。
け止め爪３３の部分の隙間ｓは、フアスナ片３１
ａの抜け止め爪３３ａの厚さより小さく設定され
ている。
第１図でわかるように、フアスナ片３１には複
数の割り溝部３４が設けられている。フアスナ片
３１には、端縁２２に沿つて一体的な基部側を残
し抜け止め爪３３側に複数の割り溝３４，３４…
…が切り欠き形成され、割り溝３４，３４……を
間にして切り欠かれない長手方向の小片部３５が
分割されて形成されている。
数の割り溝部３４が設けられている。フアスナ片
３１には、端縁２２に沿つて一体的な基部側を残
し抜け止め爪３３側に複数の割り溝３４，３４…
…が切り欠き形成され、割り溝３４，３４……を
間にして切り欠かれない長手方向の小片部３５が
分割されて形成されている。
フアスナ片３１ａには割り溝が形成されず、全
体がフツク状断面に形成されている。
体がフツク状断面に形成されている。
次に、作用を説明する。
シートバツク１０の表面にトリムカバー２０を
被せる。シートバツク１０の上端部にトリムカバ
ー２０のスリツト状の開口２１を広げて被せ、下
方へ下げる。シートバツク１０の下端部にトリム
カバー２０のスリツト状の開口２１が位置する。
被せる。シートバツク１０の上端部にトリムカバ
ー２０のスリツト状の開口２１を広げて被せ、下
方へ下げる。シートバツク１０の下端部にトリム
カバー２０のスリツト状の開口２１が位置する。
トリムカバー２０のスリツト状の開口２１の一
方の端縁２２に装着されたフアスナ片３１の抜け
止め爪３３とフアスナ片３１ａの抜け止め爪３３
ａとは相互に対応する。
方の端縁２２に装着されたフアスナ片３１の抜け
止め爪３３とフアスナ片３１ａの抜け止め爪３３
ａとは相互に対応する。
フアスナ片３１，３１ａを噛合するようにずら
す。フアスナ片３１の隙間ｓにフアスナ片３１ａ
の抜け止め爪３３ａを挿入する。フアスナ片３１
ａの抜け止め爪３３ａはフアスナ片３１の抜け止
め爪３３を押し上げる。
す。フアスナ片３１の隙間ｓにフアスナ片３１ａ
の抜け止め爪３３ａを挿入する。フアスナ片３１
ａの抜け止め爪３３ａはフアスナ片３１の抜け止
め爪３３を押し上げる。
さらに、フアスナ片３１ａの抜け止め爪３３ａ
を隙間ｓに挿入する。抜け止め爪３３，３３ａが
相互にくぐつて抜けないよう噛み合う。
を隙間ｓに挿入する。抜け止め爪３３，３３ａが
相互にくぐつて抜けないよう噛み合う。
フアスナ片３１は複数の長手方向の小片部３５
に分割してあるので、フアスナ片３１の長手方向
の小片部３５の抜け止め爪３３は、独立してフア
スナ片３１ａの抜け止め爪３３ａに噛合する。フ
アスナ片３１の他の長手方向の小片部３５の抜け
止め爪３３はフアスナ片３１ａの抜け止め爪３３
ａに噛合しない。この状態において、噛合作業を
中止しても一応はフアスナ片３１とフアスナ片３
１ａは相互に連結する。フアスナ片３１ａからフ
アスナ片３１が外れることがない。
に分割してあるので、フアスナ片３１の長手方向
の小片部３５の抜け止め爪３３は、独立してフア
スナ片３１ａの抜け止め爪３３ａに噛合する。フ
アスナ片３１の他の長手方向の小片部３５の抜け
止め爪３３はフアスナ片３１ａの抜け止め爪３３
ａに噛合しない。この状態において、噛合作業を
中止しても一応はフアスナ片３１とフアスナ片３
１ａは相互に連結する。フアスナ片３１ａからフ
アスナ片３１が外れることがない。
噛合作業を再開する。フアスナ片３１の他の長
手方向の小片部３５の抜け止め爪３３をフアスナ
片３１ａの抜け止め爪３３ａの順番にあるいは適
宜に噛合する。フアスナ片３１の全部の長手方向
の小片部３５を噛合する。フアスナ片３１は確実
にフアスナ片３１ａに連結される。トリムカバー
２０のスリツト状の開口２１は閉塞される。
手方向の小片部３５の抜け止め爪３３をフアスナ
片３１ａの抜け止め爪３３ａの順番にあるいは適
宜に噛合する。フアスナ片３１の全部の長手方向
の小片部３５を噛合する。フアスナ片３１は確実
にフアスナ片３１ａに連結される。トリムカバー
２０のスリツト状の開口２１は閉塞される。
「考案の効果」
本考案に係るトリムカバー用フアスナによれ
ば、フアスナの一つの小片が独立して噛合してい
るので、他の小片が噛合していないことにより、
その一つの小片が外れることがなく、作業性を極
めてよくすることができる。
ば、フアスナの一つの小片が独立して噛合してい
るので、他の小片が噛合していないことにより、
その一つの小片が外れることがなく、作業性を極
めてよくすることができる。
第１図〜第３図は本考案の実施例を示してい
る。第１図はトリムカバー用フアスナの部分斜視
図、第２図は同じく使用の説明図、第３図は同じ
く要部断面図、第４図は従来のトリムカバー用フ
アスナの部分斜視図である。 ２０……トリムカバー、２１……スリツト状の
開口、２２……一方の端縁、２３……他方の端
縁、３１，３１ａ……フアスナ片、３３，３３ａ
……抜け止め爪、３４……割り溝、３５……長手
方向の小片部。
る。第１図はトリムカバー用フアスナの部分斜視
図、第２図は同じく使用の説明図、第３図は同じ
く要部断面図、第４図は従来のトリムカバー用フ
アスナの部分斜視図である。 ２０……トリムカバー、２１……スリツト状の
開口、２２……一方の端縁、２３……他方の端
縁、３１，３１ａ……フアスナ片、３３，３３ａ
……抜け止め爪、３４……割り溝、３５……長手
方向の小片部。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 トリムカバーのスリツト状の開口の一方の端縁
と他方の端縁とにフアスナ片をそれぞれ装着し、
両フアスナ片を相互に噛合させて開口を閉塞可能
にしたトリムカバー用フアスナにおいて、 前記両端縁に装着される各フアスナ片は、端縁
に沿つた一体の片状であつて、断面をいずれも先
端に抜け止め爪を有する釣針形のフツク状断面に
形成し、 フツク状断面が相互に噛み合うよう各フアスナ
片を前記各端縁に装着し、一方のフアスナ片は、
端縁に沿つて一体的な基部側を残し抜け止め片爪
側に多数の割り溝を形成し、前記他方のフアスナ
片に個々に噛合可能な長手方向の多数の小片に分
割したことを特徴とするトリムカバー用スアス
ナ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987012371U JPH0434797Y2 (ja) | 1987-01-30 | 1987-01-30 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987012371U JPH0434797Y2 (ja) | 1987-01-30 | 1987-01-30 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63120998U JPS63120998U (ja) | 1988-08-05 |
| JPH0434797Y2 true JPH0434797Y2 (ja) | 1992-08-18 |
Family
ID=30800442
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987012371U Expired JPH0434797Y2 (ja) | 1987-01-30 | 1987-01-30 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0434797Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012034976A (ja) * | 2010-08-11 | 2012-02-23 | Tachi S Co Ltd | 自動車シートに用いるトリム・カバー・エンド・フック |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5877559U (ja) * | 1981-11-21 | 1983-05-25 | 難波プレス工業株式会社 | ヘツドレスト表皮端末の閉鎖構造 |
-
1987
- 1987-01-30 JP JP1987012371U patent/JPH0434797Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63120998U (ja) | 1988-08-05 |
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