JPH04347702A - 誤動作防止回路を備えた制御装置 - Google Patents

誤動作防止回路を備えた制御装置

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JPH04347702A
JPH04347702A JP14949991A JP14949991A JPH04347702A JP H04347702 A JPH04347702 A JP H04347702A JP 14949991 A JP14949991 A JP 14949991A JP 14949991 A JP14949991 A JP 14949991A JP H04347702 A JPH04347702 A JP H04347702A
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JP
Japan
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servo motor
cnc device
command signal
cnc
stop
Prior art date
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Pending
Application number
JP14949991A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsuya Hirata
平田 辰哉
Kenji Kato
健二 加藤
Kenichi Suzuki
賢一 鈴木
Shingo Suzuki
進吾 鈴木
Tomoo Matsumoto
松本 倫雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shibaura Machine Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Machine Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toshiba Machine Co Ltd filed Critical Toshiba Machine Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、CNC装置を用いて工
作機械やロボット等の対象を制御する制御装置に係わり
、特に作業者の安全を確実に確保することを図った制御
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のCNC装置を使用した制御装置に
おいては、CNC装置による制御状態において行われる
可動部の停止処理には、非常停止、サイクルストップ、
フィードホールド、シングルブロックによるブロックエ
ンド停止等の処理があるが、これらの停止処理のうち非
常停止以外の停止は次の起動(サイクルスタート)に備
え、現在位置が失われないようにサーボがON状態とな
っている。つまり、サーボモータは起動状態にあり、可
動部を現在位置に保つために働いている状態にある。非
常停止の場合には、電磁接触器によりサーボモータの動
力回路は遮断されているが、非常停止中に軸が外力によ
って動かされても原点復帰を行う必要がないようにCN
C装置は現在位置の監視を行っている。またCNC装置
では、内蔵シーケンサーに監視シーケンスを組み込む事
により機械シーケンスの異常を監視したり、自己診断機
能による故障監視により誤動作の防止が行われている。 しかし、作業者がCNC装置の取り付けられた機械装置
内で作業(ワーク交換、ツール交換、ワークの寸法測定
等)を行う際の安全を確保するための停止処理は、機械
装置の構造およびシーケンスの構成により決定されるも
のと考えられ、例えば、自動工具交換装置、自動ワーク
交換装置、自動計測装置等を用い作業者が機械装置内で
作業を行わなくても良い構造とする、あるいは電源を切
らなければ機械装置内に入ることができない、または機
械装置内に入ると電源が切れる等の構成として作業者の
安全が確保されている。これらの構造あるいは構成とな
っていない機械装置においては、作業者は電源を切って
安全を確認した後にその様な作業をおこなっている。図
3は上記のような停止処理が行われる従来の制御装置の
構成をブロック図で表したものである。同図において参
照符号1はCNC装置、3はNC操作盤、5は機械装置
、101はCNC装置ないに内蔵されているPC部、7
はサーボモータ、9は位置決め対象物であるテーブル、
11は位置検出手段であるシャフトエンコーダを表し、
L1はNC操作盤3からCNC装置1に起動指令信号S
A31を入力するための信号ラインを、L2はNC操作
盤3からCNC装置1に停止指令信号SB31を入力す
るための信号ラインを、L3は機械装置5からCNC装
置1に停止指令信号SB51を入力するための信号ライ
ンを、L4はCNC装置1からサーボモータ7に駆動信
号SD17を出力するためのサーボモータ動力ラインを
、L5はシャフトエンコーダ11からCNC装置1に位
置検出信号SP115を入力するための信号ラインを表
す。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来の
CNC装置を使用した制御装置においては、非常停止を
含めた停止処理あるいは自己診断機能によって行う停止
処理がCNC装置の制御のもとで行われているので、位
置決め対象物が停止処理された状態にあっても、外部ノ
イズ等の外乱により常にCNC装置の誤動作により動か
される危険があり、作業者が機械装置内で作業を行う必
要がある場合、安全を確保するためにはCNC装置の電
源を切らなくてはならず、CNC装置の電源を切ること
は、■加工途中でCNC装置の電源を切った場合、位置
決め対象物の現在位置が失われるばかりでなく、オフセ
ットによる補正データやモーダルMコード、モーダルG
コード、Sコードによる主軸回転指令、実行中の加工プ
ログラムが失われる(イニシャライズされるため)ので
、次の再起動のための初期条件を設定するのに多く時間
を必要とすること。■CNC装置が自己診断機能によっ
て停止処理を行っている場合に、CNC装置の電源を切
ると故障原因が分らなくなり、復旧に手間取ること。 等の不都合をともない機械の効率を低下させる原因とな
った。本発明は上記の不都合を解決するためになされた
ものであり、従って本発明の目的はCNC装置の電源を
切る事なく、ノイズ等の外乱よってCNC装置が位置決
め対象物を暴走させる可能性を完全に無くした状態で、
位置決め対象物を完全に停止させ、作業者が機械装置内
で安全に作業を行うことができ、かつ装置の停止した状
態の情報がそのまま保持されており、特別な設定を行う
こと無く起動を即座に行うことを可能とした、制御装置
を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の制御装置は、サーボモータを駆動して位
置決め対象物を駆動させ、位置決め対象物あるいはサー
ボモータに設置された位置検出手段からの位置フィード
バック信号が入力されて位置決め対象物の位置を制御す
るCNC装置と、同CNC装置に操作指令入力を行うた
めのNC操作盤と、前記CNC装置に状態を入力し制御
される機械装置と、を構成要素として有する制御装置に
おいて、前記CNC装置から出力される停止指令信号に
基づいて前記CNC装置の前記サーボモータを駆動する
ためのサーボモータ動力ラインを遮断させる、あるいは
前記NC操作盤から直接入力される接続指令信号あるい
は遮断指令信号により前記CNC装置の前記サーボモー
タを駆動するためのサーボモータ動力ラインを接続ある
いは遮断させる誤動作防止回路を備え、位置決め対象物
が作業者の作業の安全のために停止状態にあるべき時に
、前記CNC装置の前記サーボモータを駆動するための
サーボモータ動力ラインを遮断させる事により、CNC
装置の誤動作により暴走が生じる可能性を無くしたこと
を特徴とする。
【0004】
【作用】本発明に係わる制御装置では、作業者が機械装
置内で作業をする必要があるとき、CNC装置に電源が
入っている状態において、NC操作盤から誤動作防止回
路に直接入力される遮断指令信号により、あるいはCN
C装置から誤動作防止回路に出力される停止指令信号に
基づいて、CNC装置のサーボモータを駆動するための
サーボモータ動力ラインが遮断され、CNC装置の誤動
作により位置決め対象物の暴走が生じる可能性が無い状
態で作業者が機械装置内での作業を終了した後、NC操
作盤から誤動作防止回路に直接入力される接続指令信号
により、CNC装置のサーボモータを駆動するための信
号ラインが接続され、位置決め対象物がCNC装置の制
御のもとで起動される状態に復帰される。
【0006】
【実施例】図1に本発明の誤動作防止回路を備えた制御
装置の一実施例を示す。図1において図3と同じ参照符
号を付した部分は同じ構成部分を表す。同図において参
照符号13は誤動作防止回路であり、L6はNC操作盤
3から誤動作防止回路13に起動指令信号SA313を
入力するための信号ライン、L7はNC操作盤3から誤
動作防止回路13に停止指令信号SB313を入力する
ための信号ライン、L8は誤動作防止回路13からCN
C装置1に起動指令信号SA131を入力するための信
号ライン、L9はCNC装置1から誤動作防止回路13
に停止指令信号SB113を入力するための信号ライン
であり、図3に示したCNC装置1のサーボモータ7に
駆動信号SD17を出力するためのサーボモータ動力ラ
インL4はラインL4FとラインL4Bに分離されてお
り、誤動作防止回路13により接続したり遮断したりさ
れるようになっている。
【0007】次ぎに動作について説明する。 (1)CNC装置1に電源が投入された後、NC操作盤
3に入力される最初の起動指令(サイクルスタート)に
基づいてNC操作盤3から出力される起動指令信号SA
313により誤動作防止回路13によって完全に遮断さ
れていたサーボモータ動力ラインL4FとL4Bが接続
される。 (2)(1)の結果、誤動作防止回路13からCNC装
置1に入力される起動指令信号SA131とNC操作盤
3から起動指令信号SA313と同時にCNC装置に出
力される起動指令信号SA31とによってCNC装置1
が起動される。 (3)その後、NC操作盤3から非常停止、サイクルス
トップ、フィードホールド、シングルブロックによるブ
ロックエンド停止等の停止指令によって停止指令信号S
B31がNC操作盤3から出力されCNC装置1自身に
よる停止処理が実行される。 (4)CNC装置1自身による停止処理が完了するとC
NC装置1は誤動作防止回路13に対し停止指令信号S
B113を出力する。 (4a1)機械装置5に設けられた作業者保護のために
設けられたカバーや扉が開けられた場合等には機械装置
5から停止指令信号SB51が出力されCNC装置1は
(3)と同様にCNC装置1自身による停止処理を実行
した後(4)と同様に停止指令信号SB113を出力す
る。 (4a2)CNC装置1自身の持つ自己診断機能による
停止の場合もCNC装置1はCNC装置1自身の停止処
理を実行した後(4)と同様に停止指令信号SB113
を出力する。 (5)誤動作防止回路13は停止指令信号SB113が
入力されるとサーボモータ動力ラインL4FとL4Bと
をハード的に完全に遮断する。(ここで遮断されたサー
ボモータ動力ラインL4FとL4BはNC操作盤3から
誤動作防止回路1に起動指令信号SA313が入力され
ないかぎり接続される事はない。) (5a1)サーボモータ動力ラインL4FとL4Bとの
遮断は上記のような場合以外にNC操作盤3に設けられ
た非常停止時に、あるいは作業者が必要と判断した時の
ために設けられた押ボタンスイッチ(図示せず)を押す
ことにより、NC操作盤3から停止指令信号SB313
を誤動作防止回路13に直接出力することにより行われ
る。
【0008】図2に以上で述べた各信号と時間の関係を
タイムチャートで示す。なお本発明においては誤動作防
止回路13によるサーボモータ動力ラインL4FとL4
Bとの遮断中もシャフトエンコーダ11からフィードバ
ックされる位置検出信号SP115はCNC装置1によ
り監視されているので現在位置が失われることはないよ
うになっている。またこの誤動作防止回路13は従来の
CNC装置に対して簡単な変更を行うだけで容易に取り
付けることができる。
【0009】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、サーボモ
ータ動力ラインを遮断することにより、CNC装置に電
源が入っているにもかかわらず、ノイズ等の原因による
CNC装置の誤動作によって位置決め対象物が暴走する
可能性のない状態で、位置決め対象物を停止させておく
ことが出来るので、停止状態において作業者の安全が確
保することが可能となる共に、特別の復帰操作を必要と
すること無く起動を行うことができるので機械の効率を
あげることが可能となる。
【0010】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の誤動作防止回路を備えた制御装置の一
実施例の構成を表すブロック図である。
【図2】図1で示す誤動作防止回路を備えた制御装置で
実行される停止並びに起動動作に関する信号の時間的関
係を表すタイムチャートである。
【図3】従来の制御装置の構成を表すブロック図である
【符号の説明】
1  CNC装置 101  PC部 3  NC操作盤 5  機械装置 7  サーボモータ 9  テーブル 11  シャフトエンコーダ 13  誤動作防止回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  サーボモータに駆動指令信号を出力し
    て位置決め対象物を駆動させ、位置決め対象物あるいは
    サーボモータに設置された位置検出手段からの位置フィ
    ードバック信号が入力されて位置決め対象物の位置を制
    御するCNC装置と、同CNC装置に操作指令入力を行
    うためのNC操作盤と、前記CNC装置に状態を入力し
    制御される機械装置と、を構成要素として有する制御装
    置において、前記CNC装置から出力される停止指令信
    号に基づいて前記CNC装置の前記サーボモータを駆動
    するためのサーボモータ動力ラインを遮断させる、ある
    いは前記NC操作盤から直接入力される接続指令信号あ
    るいは遮断指令信号により前記CNC装置から前記サー
    ボモータを駆動するためのサーボモータ動力ラインを接
    続あるいは遮断させる誤動作防止回路を備え、位置決め
    対象物が作業者の作業の安全のために停止状態にあるべ
    き時に、前記CNC装置の前記サーボモータを駆動する
    ためのサーボモータ動力ラインを遮断させる事により、
    CNC装置の誤動作により暴走が生じる可能性を無くし
    たことを特徴とする制御装置。
  2. 【請求項2】  遮断指令信号により誤動作防止回路が
    CNC装置の前記サーボモータを駆動するためのサーボ
    モータ動力ラインを遮断させた状態においても位置検出
    手段により位置決め対象物の位置が検出されることを可
    能としたことを特徴とする請求項1記載の制御装置。
JP14949991A 1991-05-24 1991-05-24 誤動作防止回路を備えた制御装置 Pending JPH04347702A (ja)

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