JPH04347486A - ベニヤ単板の乾燥装置に於ける蒸気の処理方法 - Google Patents

ベニヤ単板の乾燥装置に於ける蒸気の処理方法

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JPH04347486A
JPH04347486A JP14962691A JP14962691A JPH04347486A JP H04347486 A JPH04347486 A JP H04347486A JP 14962691 A JP14962691 A JP 14962691A JP 14962691 A JP14962691 A JP 14962691A JP H04347486 A JPH04347486 A JP H04347486A
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veneer
vapor
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Noriyuki Honda
憲行 本田
Yoshioki Nozawa
義興 野澤
Nobuhiro Nakada
仲田 信博
Yukio Abe
由起夫 阿部
Makoto Isobe
誠 磯部
Akihiro Mizuno
水野 昭弘
Michioki Takaba
鷹羽 通起
Yoshimi Suzuki
鈴木 好巳
Katsunori Kinoshita
木下 勝則
Kazuo Hamashima
浜島 一雄
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Meinan Machinery Works Inc
Taihei Machinery Works Ltd
Original Assignee
Meinan Machinery Works Inc
Taihei Machinery Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ベニヤ単板の乾燥装置
に於ける蒸気の処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ベニヤ単板(以下、単に単板と称
す)の乾燥に用いる乾燥装置として、間歇走行自在に対
設した一対の無端帯によって単板を間歇的に搬送する過
程で、少なくとも対向する対の一方が他方に対して接近
・離隔すべく各無端帯の内側に対設した適数対の加熱盤
により、無端帯を介して単板を間歇的に加圧・加熱し、
該単板を乾燥する形式の乾燥装置、いわゆる、間歇搬送
式熱盤乾燥装置が公知であり、他の例えば熱風循環式の
乾燥装置等に比べて、熱効率が優れることなどから、汎
用化が期待されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記形式の
乾燥装置には、汎用化を阻害している要因がいくつかあ
り、その一つに、単板の乾燥に伴って発生する蒸気の処
理が挙げられる。
【0004】即ち、既存の装置は、前記蒸気を無作為に
四方八方へ放出・飛散させ、装置の上部へ自然上昇する
比較的軽い要素のみを集約的に吸引して、屋外へ再放出
する処理形態を採っているが、現実に飛散する蒸気内に
は、樹液・樹脂(ヤニ)・木粉等の異物が混在しており
、それらの比較的重い要素は上部へは上昇せず、一部は
装置の近辺に落下し、残りは、装置を構成する機器類・
機枠等へ付着する。
【0005】そして而も、その内の固形分は、樹脂によ
る接着作用を得て徐々に蓄積されるので、やがてそれら
機器類等の作動を阻害したり、或はそれら機器類等が腐
蝕したりする不都合が生じ、該不都合を回避する為には
、前記蒸気を漏れなく吸引又は集塵し得るよう、蒸気が
飛散する全ての箇所に臨ませて、著しく過大な吸引装置
又は集塵装置を備えるか、若しくは定期的に蓄積物を除
去する煩雑な保守管理が必要となる点が、汎用化を阻害
する要因の一つであった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、斯様な従来の
処理形態の欠陥を解消すべく開発したもので、具体的に
は、前記形式の乾燥装置に於て、加熱盤による加圧・加
熱に際し、所望区域にある単板の広さよりも幾分広い区
域の外郭部分に位置する少なくともいずれか一方の無端
帯の局部を、特定箇所を除いて他方の無端帯に押圧・当
接させることにより、該特定箇所から蒸気を限定的に誘
導・排出させる処理方法を提案する。
【0007】
【実施例】図1は本発明の実施に用いる乾燥装置の側面
説明図であり、図2は図1のA−A線に於ける部分拡大
平面説明図である。
【0008】図中、1・2は、一対の無端帯であって、
各々が従動ロール1a・2a、駆動ロール1b・2b、
及び緊張ロール1c・2cを介して上下に対設されてお
り、流体シリンダー等から成る緊張部材3の作動を得て
、適時緊張ロール1c・2cを介して適度に緊張される
と共に、サーボモーター・クラッチ&ブレーキ付モータ
ー等から成る間歇駆動源4の作動を得て、適時駆動ロー
ル1b・2bを介して図示矢印方向へ間歇的に走行駆動
され、所定距離づつ(実施例は全搬送距離の半分づつ)
単板8を間歇的に搬送する。
【0009】5a・5bは、後述する上部加熱盤6a・
6bと対向状に下側の無端帯1の内側へ配設された下部
加熱盤であって、上部加熱盤6a・6bが下降した際に
、下側の無端帯1を介して単板8を間歇的に加圧・加熱
する。
【0010】6a・6bは、前記下部加熱盤5a・5b
と対向状に上側の無端帯2の内側へ配設された上部加熱
盤であって、流体シリンダー等から成る昇降部材7の作
動を得て、適時間歇的に昇降させられ、下降した際に、
上側の無端帯2を介して単板8を間歇的に加圧・加熱す
る。
【0011】9は、単板搬送方向上手側の上部加熱盤6
aの広さよりも幾分広い区域の外郭部分に位置する押圧
バーであって、平面的形状がコ字状を成し、而も常態に
於てその最下面が、上部加熱盤6aの加熱面に対して少
なくとも単板8の厚みに相当する高さだけ下方に位置す
るよう、複数の板バネ状の取付具9aを介して上部加熱
盤6aに付設されており、上部加熱盤6aが下降した際
に、平面的形状に倣わせて上側の無端帯2の局部を下側
の無端帯1に押圧・当接させる。
【0012】例えば前記の如く構成した乾燥装置に於て
、無端帯1・2によって単板8を間歇的に搬送する過程
で、上部加熱盤6a・6bを間歇的に昇降させると、都
度下部加熱盤5a・5b及び上部加熱盤6a・6bによ
り、単板8が無端帯1・2を介して加圧・加熱され、順
次乾燥されることになるが、その際、上部加熱盤6a側
にあっては、図3に例示する如く、押圧バー9の押圧に
伴って、上側の無端帯2の局部が押圧バー9の平面的形
状に倣って下側の無端帯1へ当接させられるので、蒸気
は、押圧バー9が存在しない特定箇所(実施例は乾燥装
置の一側方の約半分)から限定的に排出されることにな
る。
【0013】従って、例えば前記蒸気を吸引して、屋外
へ放出する場合には、吸引装置を前記特定箇所にのみ臨
ませて備えれば足り、或は樋状又はベルトコンベア状の
集塵装置によって、前記蒸気の内の主として比較的重い
要素を集塵する場合にも、同様に集塵装置を前記特定箇
所にのみ臨ませて備えれば足りるので、いずれにしても
、それら処理装置が著しく過大となる虞はなく、勿論、
煩雑な保守管理も無用となるので、この種の形式の乾燥
装置の汎用化に極めて有益である。
【0014】尚、前記実施例は、特に顕著に蒸気が発生
する乾燥前期区域にある単板に重点を置いて、部分的に
処理する形態を採ったものであり、一般的に、乾燥後期
区域に於ては、蒸気の発生が比較的少なく、而も特に比
較的重い要素の混在が少ないので、前記実施例の如く乾
燥後期区域に於ける処理を省略しても実用的に格別支障
ないが、必要に応じては、全区域に亙って処理を実施し
て差支えなく、またいずれの場合であれ、必ずしも包括
的に処理を実施する必要はなく、例えば各加熱盤単位毎
など、適当な広さ毎に区分して処理を実施しても差支え
ない。
【0015】また、前記実施例は、蒸気を誘導・排出す
る特定箇所を、乾燥装置の一側方の約半分に設定した例
であるが、その外にも例えば図4或は図5に例示する如
く、符号10で示した実線の部分以外を特定箇所とし、
白抜き矢印の方向へ蒸気を誘導・排出するなど、特定箇
所は任意に設定可能である。
【0016】但し、実験によれば、特定箇所が過度に狭
いと、蒸気が速やかに排出されなくなる傾向があって、
乾燥に悪影響を及ぼす虞が生じるので、特定箇所を過度
に狭く設定するのは不適切であり、また同様の理由から
して、無端帯を押圧・当接させる部分が、単板の各端部
へ過度に接近する設定も好ましくない。
【0017】また、前記実施例は、昇降する上部加熱盤
に付設した押圧バーによって、上側の無端帯の局部を下
側の無端帯に押圧・当接させる形態を採ったものであり
、機構が比較的簡単となる利点はあるが、無端帯の局部
同志を押圧・当接させる手段としては、実施例の形態に
限るものではなく、例えば前記実施例の押圧バーを、上
部加熱盤とは切離して独立的に昇降させる形態でも差支
えなく、或は例えば前記実施例の押圧バーに代えて、空
気等の流体の流入・流出により、繰返し膨張・収縮する
弾性体チューブ(必要に応じては、所望部分に耐熱被覆
を施した)を備えても差支えなく、要は所望の局部が押
圧できる手段であれば足り、他方の無端帯に押圧・当接
させるのは少なくともいずれか一方の無端帯で差支えな
い。
【0018】また、無端帯は走行に差支えない程度に緊
張すれば足りるので、たとえ無端体が緊張状態であって
も、局部を押圧・当接させるのに特に困難性はないが、
必要に応じては、都度緊張を解いて弛緩させても差支え
なく、この種の形式の乾燥装置に於ける無端帯の軌道を
安定化させるのに有効な手段として、先に「ベニヤ単板
の乾燥装置における無端帯の軌道修正方法」(特開昭6
3−226588号公報)に開示した無端帯の軌道修正
方法を併用すれば、無端帯の軌道修正に際し、都度無端
帯の緊張を解いて弛緩させるので好都合である。
【0019】また、前記実施例は、平担な単板の搬送路
を有する乾燥装置に適用した例であるが、例えば前記特
開昭63−226588号公報、或は「間歇搬送式熱盤
乾燥装置におけるベニヤ単板の加熱方法」(特開昭63
−233288号公報)等に開示した、屈曲する単板の
搬送路を併有する乾燥装置への適用も可能である。
【0020】無論、各加熱盤の広さ・個数も、搬送路の
長さなどに対応させて、適宜増減して差支えなく、また
上部加熱盤の個数と下部加熱盤の個数とは、必ずしも完
全に同一である必要はなく、要は実質的な加熱面が対を
成していれば足り、更に他方に対して接近・離隔するの
は上又は下の少なくともいずれか一方の熱盤であれば足
りるが、いずれにしても、単板は、適当な長さ毎に区分
けし、相互に適当な間隔を設けて、定量的に搬送するの
が実用的である。
【0021】また、部分的に処理を省略した場所からは
勿論のこと、処理を実施する場所に於ても、加熱盤によ
る加圧・加熱時期以外の時期に、加熱盤の輻射熱・単板
の余熱等の影響を受けて、比較的軽い要素を主体とする
蒸気が若干は発生し、装置の上部へ自然上昇するので、
それらを集約的に吸引して、屋外へ再放出する処理を併
用するのも実用的である。
【0022】
【発明の効果】以上明らかな如く、本発明によれば、従
来この種の形式の乾燥装置に於ける問題点であった、蒸
気の処理が極めて合理的・円滑に行い得るので、その汎
用性を著しく向上させることができ、本発明の実施効果
は多大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施に用いる乾燥装置の側面説明図で
ある。
【図2】図1のA−A線に於ける部分拡大平面説明図で
ある。
【図3】押圧バーの作動状態を示す部分側面拡大説明図
である。
【図4】特定箇所の変更例の概略平面説明図である。
【図5】特定箇所の変更例の概略平面説明図である。
【符号の説明】
1  ‥下側の無端帯 2  ‥上側の無端帯 3  ‥緊張部材 4  ‥間歇駆動源 5a,5b  ‥下部加熱盤 6a,6b  ‥上部加熱盤 7  ‥昇降部材 8  ‥単板 9  ‥押圧バー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  間歇走行自在に対設した一対の無端帯
    によってベニヤ単板を間歇的に搬送する過程で、少なく
    とも対向する対の一方が他方に対して接近・離隔すべく
    各無端帯の内側に対設した適数対の加熱盤により、無端
    帯を介してベニヤ単板を間歇的に加圧・加熱し、該ベニ
    ヤ単板を乾燥する乾燥装置に於て、加熱盤による加圧・
    加熱に際し、所望区域にあるベニヤ単板の広さよりも幾
    分広い区域の外郭部分に位置する少なくともいずれか一
    方の無端帯の局部を、特定箇所を除いて他方の無端帯に
    押圧・当接させることにより、該特定箇所から蒸気を限
    定的に誘導・排出させることを特徴とするベニヤ単板の
    乾燥装置に於ける蒸気の処理方法。
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