JPH04347079A - 微少水量用電動弁 - Google Patents

微少水量用電動弁

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JPH04347079A
JPH04347079A JP14965091A JP14965091A JPH04347079A JP H04347079 A JPH04347079 A JP H04347079A JP 14965091 A JP14965091 A JP 14965091A JP 14965091 A JP14965091 A JP 14965091A JP H04347079 A JPH04347079 A JP H04347079A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
valve
motor
small amount
cylinder
Prior art date
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Pending
Application number
JP14965091A
Other languages
English (en)
Inventor
Keiichi Kimura
木村恵一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kimura Kohki Co Ltd
Original Assignee
Kimura Kohki Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Kimura Kohki Co Ltd filed Critical Kimura Kohki Co Ltd
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  • Air Humidification (AREA)
  • Electrically Driven Valve-Operating Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
【0001】この発明は、室内用冷暖房機等の機内に熱
交換コイルと共に通常、併設されている加湿器に該室内
環境に応じて必要とする水量の加湿水を自動的に、且つ
確実に送給行わしめ快適な室内環境を保持行わしめると
共に従来弁機構における通水遮断時に原因とする弁体部
分の磨耗損傷を未然に防止しようとする微少水量用電動
弁に関するものである。
【従来の技術】
【0002】通常、室内に冷暖気を供給すると同時に該
室内の環境によっては適宜の加湿を必要とする場合があ
る。かかる加湿の手段としてその殆どの冷暖房機におい
て機内に設置せる熱交換コイルの近辺に併設されている
加湿器より所定の湿気を発生させ室内に温風と共に適宜
湿度の送給が行われていたのである。
【発明が解決しょうとする課題】
【0003】しかるに、一般の加湿器においては上記、
加湿の都度、再三にわたって送水弁を開閉する等してパ
イプ内の水を加湿器に送水行わしめる等非常に煩雑であ
り、例え室内センサーと短絡させて自動的に送水量を調
整するとしても該方法による場合は室内温度には関係な
く常時、多量の送水を機構内に通水させていなければな
らず非常に不経済であるは勿論、相当複雑な調整機構を
必要とし故障率も高く高価である等の問題点を有してい
たのである。更に上記、電動弁の殆どが弁軸の先端部に
設けられた弁体を前後に可動させて弁孔を回転状に圧締
開閉行わしめるものであるから永年の使用又は水垢等に
よって弁体の作用面が自然的に擦過磨耗して確実な弁作
動はもとより洩水の原因でもあった。
【課題を解決するための手段】
【0004】この発明は上記、諸問題を根本的に解決し
ょうとしているものであって、流入側バイブと流出側パ
イプを直交すべく略L形状に形成してなる弁筐の開口部
にフランジを固定し、該フランジに電動機を設定して駆
動軸を支承し、且つ該フランジ内に頭端部に弁体を付設
してなるディスクを遊嵌せるシリンダーを上記駆動軸と
系合回転すべく回転自在に嵌挿すると共に該シリンダー
の支軸を弁室下方の通水兼螺子溝を刻設せる弁孔に軸方
向に上下可動自在に螺合挿入し、該通水兼螺子溝の緩隙
を通して常時、微少量の水を弁室内に送給行わしめるよ
うに構成した微少水量用電動弁を提供しようとするもの
である。
【0005】また上記、通水兼螺子溝に更に縦方向に数
状の通水溝を刻設するか、該通水兼螺子溝に代えて適当
形状の凹凸溝を弁孔、支軸等に付設し、より円滑良好に
て微少量の水を送給行わしめることも出来得る。
【0006】更に上記、弁孔の下方に先端部に一定の傾
斜角を有した略円錐型の調整軸を、軸芯部に上記円錐形
状と適合する形状に形成してなる通水孔に作動バネの作
用と水圧の変化によって軸方向に可動して水量調整を行
う定水量機構を一体構造に形成せしめたことを特徴とし
ている。
【0007】また上記、シリンダー、ディスク等の主要
機構部分をセラミック、または該セラミックと同等の部
材にて形成せしめることも可能である。
【作用】
【0008】この電動弁は電動機の作用によって送水通
路を開閉し所定量の水量を加湿器に送水しようとするも
のであるが。特に加湿用としての極少量の水を室内環境
に応じて常時、加湿器に送給する機能を有している。以
下その作用に付いて説明すると、弁筐1の流入側パイプ
を通水回路の一部に連結し、一方流出側パイプを加湿器
(図示省略)に連結配置する。室内において加湿を必要
とする場合に、電動機Mを作動するに駆動軸3が回転し
シリンダー6が回転するが該シリンダー6は支軸8と通
水兼螺子溝9とによる螺合作用によって軸方向に上下に
可動し弁体5を弁孔10を開閉してその送水を通水また
は遮断するが、上記、送水が停止するまでの間は螺子部
分の緩隙を通り流入側パイプよりの微少量の水が弁室C
内に送給されている。かかる状態において上記、送水を
停止する場合には電動機Mの作動にてシリンダ6を回転
下降行わしめることによってディスク4が下方に押圧さ
れ弁体5が弁孔10を塞口し該送水を停止する。なお上
記送水を停止するまではパイプ内の送水はシリンダー6
の上下移動には関わらず支軸8と通水兼螺子溝9との螺
子間隙内及び通水溝11を通水しており少量の水を加湿
器側に送給している。また上記、機構に定水量機構Aを
連結設けることによって該機構の作動により予め設定せ
る水量、特に微少水量の送水をも確実に送水することが
出来得る。
【実施例】
【0009】以下、この発明の実施例を図面に付いて説
明すると、軸方向と直角方向に略L形状に形成した弁筐
1の両側開口部に流入側バイブ及び流出側パイプの夫々
を連結しその内部に弁室Cを形成すると共に上部開口部
に電動機Mをフランジ2を介して着脱自在に取り付けす
る。該フランジ2には駆動軸3を電動機軸Nと歯車にて
減速回転すべく支承し該軸部形状を三角、或いは多角等
の適宜形状としてシリンダー6内の軸孔と系合してシリ
ンダー6を上下に可動可動自在に連動連結する。またシ
リンダー6の下方にはディスク4を空転自在に支承しこ
れにテフロン等を素材よりなるリング状の弁体5を付設
し留め金具5aにて固定する。シリンダー6の支軸8は
弁孔10にて挿通支承されており該弁孔10内に設けら
れた通水兼螺子溝9と緩合しながら駆動軸3の駆動回転
と同時に軸方向に上下可動しかかる弁体5の下降によっ
て弁孔10を塞口し通水を遮断する。
【0010】なお上記、通水兼螺子溝9に更に軸方向に
数条の通水溝11を刻設して通水を容易とすることも一
考である。また場合によっては上記、弁孔10の内周面
および支軸8の外周面、または何れかに縦方向に適宜形
状に形成せる通水溝11を数条付設し、該通水溝11を
通して微少量の水を弁室C内に常時、送給行わしめるこ
とも可能である。
【0011】この発明は上記の構成を有するものである
が、より確実に一定の水量を求める場合には上記、弁孔
10の下方に定水量機構Aを一体的に連設する。定水量
機構Aとしては図2にて示されている如く、先端部に一
定の傾斜角度よりなる円錐状先端12aを有した調整軸
12と、該調整軸12に嵌合せる作動バネ14及びバネ
固定具15をオリフィス16内に収容形成してなるもの
で上記、調整軸12の円錐状先端12aが水圧の変化に
よってその都度、作動バネ14の弾機力に抗して通水孔
13内を挿脱し、かかる作動によってパイプ内を通流す
る水圧を自動的に調整行わしめることが出来得るのであ
る。
【0012】また、この発明においては上記の構成素材
としてシリンダー6、ディスク4等の主要部分をセラミ
ックまたは該セラミックと同等の材料を用いて加工形成
行わしめることも可能である。
【発明の効果】
【0013】この発明は上記の如く構成したことによっ
て次の効果を有している。■  螺子の作用によってシ
リンダー6を上下にピストン作動行わしめディスク4を
介して弁体5を弁孔10に圧接するものであるから、弁
体5を無理することなくごく自然的に横振れもなく弁孔
10に確実に接当させ完全な通水の停止が求め得られる
と共に、例え電動機の制動の余力にて弁閉口後において
も弁軸が回転していたとしてもディスク4が支軸8に遊
嵌されているがために弁体5の回転が停止し、従って該
弁体5の作動面を徒らに擦合し磨損する等の欠点を完全
に排除し、弁磨耗による洩れ現象を確実に阻止する効果
を有している。■  しかも上記、シリンダー6の支軸
8部分が弁孔10下方の通水兼螺子溝9に緩合して支承
行われているがために弁作動による通水停止までの間は
給水側パイプよりの微少量の水が上記、螺子溝の緩隙を
通して常時、弁室C内へ流れており、これが加湿器に大
して微少量の水を確実に送水行わしめることが出来得る
のである。
【0014】■  また請求項第2項、請求項第3項記
載の如く上記、通水兼螺子溝9に数条の通水溝11を付
設するか、弁孔10の内周面、支軸8の外周面等に適宜
形状の通水溝11を付設することによって上記、送水作
用をより円滑良好に行われることは謂うまでもない。
【0015】■  また請求項第4項記載の如く上記、
電動弁の弁孔10下方に定水量機構Aを一体的に併設す
ることによって、最適量の水量を常時確実に送水得る効
果をも有している。
【0016】■  また請求項第5項記載の如くティス
ク4、シリンダー6等の主要作動部分をセラミックまた
は該セラミックと同等の材料にて形成行わしめることに
よって加工成形が極めて容易であり、量産に適し、特に
着錆の懸念も毛頭なく耐磨耗、耐熱、耐薬性に秀ぐれ、
安価に提供出来得る等の経済的効果もある。なおこの発
明は、上記、加湿器用として限定することなく微少水量
用の電動弁にも広く利用出来得ることは謂うまでもない
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る微少水量用電動弁の縦断正面図
【図2】定水量機構の拡大断面図、
【図3】通水兼螺子溝部分の横断面である。
【符号の説明】
4  ディスク 5  弁体 6  シリンダー 8  支軸 9  通水兼螺子溝 10  弁口 11  通水溝 A  定水量機構 M  電動機 C  弁室

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  流入側バイブと流出側パイプを直交す
    べく略L形状に形成してなる弁筐の開口部にフランジを
    固定し、該フランジに電動機を設定して駆動軸を支承し
    、且つ該フランジ内に頭端部に弁体を付設してなるディ
    スクを遊嵌せるシリンダーを上記、駆動軸と系合回転す
    べく回転自在に嵌挿すると共に該シリンダーの支軸を弁
    筐下方の通水兼螺子溝を付設せる弁孔に軸方向に上下可
    動自在に緩合支承し、該通水兼螺子溝の螺合緩隙を通し
    て微少量の水を常時、弁室内に送給行わしめるように構
    成したことを特徴とする微少水量用電動弁。
  2. 【請求項2】  請求項第1項記載の電動弁において、
    上記、微量または少量の水を通水する通水兼螺子溝に、
    更に縦方向に数状の通水溝を付設せしめたことを特徴と
    する微少水量用電動弁。
  3. 【請求項3】  請求項第1項記載の電動弁において、
    上記、弁孔の内周面ならびに支軸の外周面、またはその
    何れかに縦方向に数条の凹凸形状の通水溝を付設して微
    少量の水を常時、弁室内に送給行わしめるように構成し
    たことを特徴とする微少水量用電動弁
  4. 【請求項4】  請求項第1項記載の電動弁において、
    弁孔下方の弁管内に先端部に一定の傾斜角を有した略円
    錐型の調整軸を、軸芯部に上記円錐形状と適合する形状
    に形成してなる通水孔に作動バネの作用と水圧の変化に
    よって軸方向に可動自在に嵌挿した構造の定水量機構を
    一体的に付設せしめたことを特徴とする定水量機構付き
    微少水量用電動弁。
  5. 【請求項5】  請求項第1項記載の電動弁において、
    シリンダー、ディスク等の主要機構部分をセラミック、
    または該セラミックと同等材質の部材にて形成せしめた
    ことを特徴とする微少水量用電動弁。
JP14965091A 1991-05-23 1991-05-23 微少水量用電動弁 Pending JPH04347079A (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58191383A (ja) * 1982-05-06 1983-11-08 Syst Hoomuzu:Kk 電子膨張弁
JPS62258270A (ja) * 1986-04-30 1987-11-10 Mitsui Seiki Kogyo Co Ltd 精密流量制御弁

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58191383A (ja) * 1982-05-06 1983-11-08 Syst Hoomuzu:Kk 電子膨張弁
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