JPH0434627A - ログアウト情報取得制御方式 - Google Patents

ログアウト情報取得制御方式

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JPH0434627A
JPH0434627A JP2141782A JP14178290A JPH0434627A JP H0434627 A JPH0434627 A JP H0434627A JP 2141782 A JP2141782 A JP 2141782A JP 14178290 A JP14178290 A JP 14178290A JP H0434627 A JPH0434627 A JP H0434627A
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JP
Japan
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logout
program
information
data
interrupt
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Pending
Application number
JP2141782A
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English (en)
Inventor
Jujiro Obata
小幡 重治郎
Masayuki Sugioka
杉岡 雅行
Yuki Kashiyama
柏山 由紀
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Hitachi Ltd
Hitachi Computer Engineering Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Computer Engineering Co Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Ltd, Hitachi Computer Engineering Co Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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Publication of JPH0434627A publication Critical patent/JPH0434627A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ログアウト情報取得制御方式に関し、特に、
情報処理システムにおいて、プログラム実行で不良検出
によりプログラム割込みが生じた場合に、不良原因を解
析するログアウト情報をプロクラムの種類に応じて取得
するログアウト情報取得制御方式に関するものである。
〔従来の技術〕
情報処理システムの不良には、ハードウェアに起因する
ものと、ソフトウェアに起因するものとがある。ハード
ウェアに起因する不良は主として、マシンチエツク割込
みで処理される。マシンチエツク割込みの処理では、中
央処理装置の予め定められたレジスタ領域の情報を主記
憶装置内の固定ログアウト領域(ハードウェアシステム
エリア)にログアウトし、サービスプロセッサのログア
ウトタスクにより最終的にログアウトした情報をデータ
セットに格納する。そして後にデータセットに格納した
ログアウト情報を解析することにより。
不良の発生の箇所の割り出しと、原因の究明を行ってい
る。
また、ソフトウェアに起因する不良、つまりプログラム
ネ良に対しては、プログラム割込みとして処理されるよ
うになっている。
最近の情報処理装置の高速化および機能の多様化に伴い
、ハードウェア論理もますます複雑化しているため、ハ
ードウェア不良に起因してもプログラム割込みが発生す
る場合がある0例えば、プログラムにおける一連の命令
語の解析と実行を並列して処理する先行制御方式による
処理においては、命令解析のタイミング不良により、先
に読み出している命令語のオペレーションコードが不当
なコードに変化した場合、命令例外のプログラム割込み
が発生する。
プログラム割込みが発生する要因の内、前述のようなタ
イミング不良の要因による命令例外の他に、記憶保護例
外、指定例外、セグメント変換例外、アドレス変換指定
外などがハードウェアに起因して発生した場合、割込み
発生の要因がもともとハードウェアに起因していたのか
、あるいはソフトウェアに起因していたのかの切り分け
が困難となる場合が多い。このような場合にも、不良解
析を容易にし、しかも迅速に行うため、不良検知により
プログラム割込みが発生した場合に、中央処理装置が備
えているログアウト機能によりログアウトデータを採取
するようにしている。
しかしながら、プログラムの中には、オペレーティング
システムおよび該オペレーティングシステムの制御下で
実行される通常のプログラムの他に、中央処理装置ある
いは周辺装置の全体を含めた情報処理システムの動作確
認、性能評価を行うためのテストメンテナンスプログラ
ムがある。このテストメンテナンスプログラム(TMP
 :以下TMPと略称する)は、故意に不良を設定して
おき、実行時の不良検出によりプログラム割込みを発生
させ、ハードウェアの割込み処理機能が正常に動作する
かを確認する場合がある。この場合に発生するプログラ
ム割込みは、発生する要因が既知のものであり、従って
、TMPの走行時におけるプログラム割込みに対しては
、不良は疑似的なものであり、ログアウトデータを採取
する必要のないものである。
しかしながら、従来のログアウト機能を有する中央処理
装置においては、疑似的にハードウェア不良を生じさせ
ているTMPの実行時にも、オペレーティングシステム
および該オペレーティングシステムの制御下で実行され
る通常のプログラムの実行時と同様に、プログラム割込
みが生じた場台には、ログアウトデータを採取し、デー
タセットに格納する処理を行うように機能する。
なお、この種のログアウト情報を採取する情報処理装置
に関する公知文献としては、特開昭63−118956
号公報、特開昭63−118957号公報などが挙げら
れる。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、上述のような従来の情報処理システムにおい
ては、プログラム割込み発生により採取したログアウト
データの情報から、不良解析を行う場合に、ログアウト
情報の解析の迅速化については配慮がされていない。
情報処理システムにおいて、実行中のプログラムが故意
にプログラム割込みを生じさせるTMPの場合、または
、オペレーティングシステムおよび該オペレーティング
システムの制御下で実行される通常のプログラムの場合
、いずれの場合においても、プログラム割込みが発生し
た場合には、ログアウトデータを採取し、ログアウト情
報としてデータセットに格納しているが、解析が不要な
ログアウト情報まで、データセットに格納している。こ
のため、解析が不要なログアウト情報まで。
−律に大量にデータセットに格納してしまうと、後にデ
ータセットに格納したログアウト情報から、そのログア
ウト情報を解析し、不良解析を行う場合に多くの時開を
要するという問題がある。
また、採取して格納するログアウト情報を制限するとい
う意味で、ログアウト情報を格納するファイルサイズが
固定されている場合には、常に最新に採取したログアウ
トデータを格納しておくため、採得したログアウトデー
タは、ラップアラウンド方式によりファイルに格納され
る。このため。
以前に採取しておいた解析に必要なログアウト情報が消
滅してまう恐れがあるという問題がある。
本発明は、これらの問題を解決するためになされたもの
である。
本発明の目的は、ログアウト機能を有する情報処理装置
において、プログラム割込みが生じた場合に、プログラ
ムの種別または割込み発生の要因に応じてログアウト情
報の取得の可否を制御し、編集してログアウト情報を取
得するログアウト情報取得制御方式を提供することにあ
る。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するため、本発明のログアウト情報取得
制御方式は、プログラム割込みによりログアウトデータ
を採取するログアウト機能を有する中央処理装置と、主
記憶装置と、サービスプロセッサと、ファイル装置とを
備えた情報処理システムにおいてログアウト情報を取得
するログアウト情報取得制御方式であって、主記憶装置
にプログラムの種別を指定して記憶されたプログラムの
実行を行い、プログラム実行中にプログラム割込みが発
生した場合に、サービスプロセッサがログアウトタスク
を実行し、中央処理装置が採取したログアウトデータを
プログラムの種別に応じて選択してログアウト情報に編
集し、取得する当該ログアウト情報をバッファテーブル
に一時的に格納して蓄積し、ファイル装置のデータセッ
トに格納することを特徴とする。
〔作用〕
これによれば、プログラム割込みによりログアウトデー
タを採取するログアウト機能を有する中央処理装置と、
主記憶装置と、サービスプロセッサと、ファイル装置と
を備えた情報処理システムにおいて、プログラム実行を
行い、プログラム実行中にプログラム割込みが発生した
場合に、ログアウト情報を取得するが、この場合、実行
するプログラムは、まず、主記憶装置にプログラムの種
別を指定して記憶する。そして、プログラムの実行を行
い、プログラム実行中にプログラム割込みが発生した場
合に、ログアウト情報を取得する。
このとき、サービスプロセッサがログアウトタスクを実
行し、中央処理装置がログアウト機能により採取したロ
グアウトデータは、プログラム種別に応じて選択してロ
グアウト情報に編集する。
そして、取得する当該ログアウト情報をバッファテーブ
ルに一時的に格納して蓄積し、ファイル装置のデータセ
ットに格納する。
このように、主記憶装置にプログラムの種別を指定して
記憶する場合、プログラムがTMP (テストメンテナ
ンスプログラム)であるか、もしくは、オペレーティン
グシステムおよび該オペレーティングシステムの制御下
で実行される通常のプログラムであるかを識別するため
の識別コードを設定して記憶する。識別コードは当該プ
ログラムの実行前のイニシャルプログラムロード(IP
L)の処理で主記憶装置内に記憶する。続t1て、ログ
アウト機能を有する中央処理装置にて、プログラムの実
行を行う、このときに不良検出によるプログラム割込み
が発生した場合、サービスプロセッサのログアウトタス
クが起動される。ログアウトタスクは、主記憶装置に記
憶されたプログラムの識別コードにより、プログラム割
込みが発生したプログラムの種別を判別する1判別した
当該プログラムの種別が、例えば、オペレーティングシ
ステムおよび該オペレーティングシステムの制御下で実
行される通常のプログラムであると判定された場合であ
り、かつ、プログラム割込みの要因が命令例外、指定例
外、セグメント変換例外、およびアドレス変換指定例外
など、ハードウェア不良が原因となって生じる前記例外
との区別が困難な例外の場合に、ログアウト情報を取得
する処理を行う。これは、ログアウトタスクがログアウ
トデータをプログラム種別に応じて選択してログアウト
情報に編集し、取得する当該ログアウト情報をバッファ
テーブルに一時的に格納して蓄積し、ファイル装置のデ
ータセットに格納することにより行う。
これにより、ハードウェアの論理を変更することなく、
かつ、オペレータの介入を必要とすることなく、テスト
メンテナンスプログラムと、オペレーティングシステム
および該オペレーティングシステムの制御下で実行され
る通常のプログラムとの識別を行い、例えば、テストメ
ンテナンスプログラムの実行時に発生したプログラム割
込みについてはログアウト情報を採取せず、真に不良解
析に必要なオペレーティングシステムおよび該オペレー
ティングシステムの制御下で実行される通常のプログラ
ムにおけるプログラム割込み時のみ、解析に必要なログ
アウトデータが編集されて、ログアウト情報として取得
することができる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を図面を用いて具体的に説明す
る。
第1図は、本発明の一実施例にかかる情報処理システム
の構成を示すと共に該情報処理システムおいてプログラ
ムを実行するまで行う環境条件設定の処理を説明するブ
ロック図である。
第1図において、1はサービスプロセッサ(SVP)、
2はログアウト機能を有する中央処理装置(CPU) 
、3はデータ処理を行うためのプログラムおよびデータ
等を記憶するワークメモリの主記憶装置! (MS) 
、また、4はデータセットを格納するファイル装置であ
る。
情報処理システムおいて、プログラムを実行するまでに
行う環境条件設定の処理は、次のように行われる。
サービスプロセッサ1からIPL(イニシャルプログラ
ムロード)指令11が送信されると、中央処理装!2で
は、IPL実行12の処理が行なわれ、次に実行するプ
ログラムが中央処理装置2に読み込まれる。そして続い
て、プログラム実行14の処理により当該プログラムの
実行が行なわれる。IPL実行12の処理が行なわれる
とき、続いて実行される当該プログラムを識別する識別
コード13が主記憶装置3に格納される。主記憶装置3
に格納された識別コード13は、中央処理装置2におけ
るファームウェアのマイクロプログラムにより参照され
、それに対応したモードフラグ15が中央処理装置2内
の所定領域にセットされる。このモードフラグは、実行
するプログラムに対応してログアウトデータの採取の要
否を指定する。これにより、プログラム実行の前の環境
条件設定の処理が終って1次にプログラム実行14が行
なわれる。この場合、中央処理装置2では、ソフトエラ
ーなどによりプログラム割込みが発生した場合には、ロ
グアウト機能によるログアウトデータが採取される。
一方、プログラム割込み時にログアウトデータの採取を
不要とする場合は、プログラム実行の前の環境条件設定
の処理時に、サービスプロセッサ1から送信されるログ
アウト抑止指令16により、中央処理装置2内の所定の
領域に抑止フラグ17をセットする。これにより、中央
処理装置のログアウト機能は停止される。
このようにして、テストメンテナンスプログラム(TM
P)または、オペレーティングシステムおよび該オペレ
ーティングシステムの制御下で実行される通常のプログ
ラムを実行するまでに行う環境条件設定の処理が終了す
る。
第2図は、採取されるログアウトデータのフォーマット
の一例を説明する図である。第2図において、2oはロ
グアウトデータの全体、21はフラグフィールド、22
は割込みコードフィールド、23は命令コードフィール
ド、24はキー情報フィールド、25は命令語アドレス
フィールドを示している。ログアウトデータ20は、8
バイトのデータフィールドから構成され、各フィールド
に、フラグ、割込みコード、命令コード、キー情報。
および命令語アドレスがそれぞれ格納される。ログアウ
トデータは、先頭バイトのフラグにより、ここで指定し
たログアウトデータ採取要因により採取されたログアウ
トデータであるか、あるいは他の割込み要因により採取
した時のログアウトデータであるかが示される。ログア
ウトデータは、フラグの他に、割込み要因を示す割込み
コード。
割込みを起した命令語の命令コード、保護キー情報およ
び割込みを起した命令語アドレスから成る採取されるデ
ータから構成される。
また、この第2図に示すログアウトデータのフォーマッ
トでは、プログラム割込み時にログアウトデータとして
採取すべき要因を関係づけて示している。ここでのログ
アウトデータ採取要因としては、第2図に示すように、
■命令例外、■記憶保護例外、■指定例外、■セグメン
ト変換例外。
■アドレス変換指定例外などがある。
第3図は、本発明の一実施例にかかる情報処理システム
おいてプログラム実行の以降の処理を説明するブロック
図である。
第3図を参照してプログラム実行の以降の処理の概要を
説明する。中央処理装置2において、プログラム実行の
処理が行なわれ、プログラムの実行中に処理動作の不良
が検品されると、プログラム割込みが発生し、ハードウ
ェア割込み処理ルーチン31が起動される。割込み処理
ルーチン31は、抑止フラグ17を参照して、中央処理
装置2のログアウトデータ採取が抑止状態となっている
か否かを判定し、抑止状態であれば割込み処理ルーチン
を終了するが、抑止状態でない場合には、更にモードフ
ラグ15を参照し、プログラム割込みが発生したプログ
ラムのログアウトデータ採取の要否を判定する。オペレ
ーティングシステムおよび該オペレーティングシステム
の制御下で実行される通常のプログラムのように、不良
解析のためにログアウト情報の取得を必要とするプログ
ラムの場合は、更に、プログラム割込みの発生要因を解
析し、この発生要因が予じめログアウト情報を採取する
旨を定義された例外であるかどうかを判定し、定義され
た例外のいずれかに該当した場合は、ログアウト機能を
働かせて、ログアウトデータ32をハードウェアシステ
ムエリア内に採取する。なお、プログラム割込みを発生
させたプログラムが、例えばTMPのようなログアウト
データの採取を必要としないプログラムの場合、また、
予じめログアウト情報を採取する旨を定義された例外以
外の場合には、ハードウェア割込み処理ルーチン31を
終了する。
中央処理装置2は、ログアウトデータの採取の後、サー
ビスプロセッサ1に割込み要求信号を送信する。サービ
スプロセッサ1では、割込み要求信号の種別を判定して
、種別がIP(命令プロセッサ)割込み要求信号であれ
ば、ログアウトタスク33を起動する。なお、IP割込
み要求信号以外であれば、その信号の種別に応じて、緊
急マシンチエツク処理、その他の処理を実行し、当該ハ
ードウェア割込み処理ルーチン31を終了する。
ログアウトタスク33の処理では、サービスプロセッサ
1の電源切断検品により当該ログアウトタスクが起動さ
れたか否かの判定を行い、電源切断の場合には、サービ
スプロセッサ1のパッファテーブル34に登録されてい
るログアウト情報の全てをファイル装置4のデータセッ
トに格納する。
また、電源切断の場合以外では、中央処理装置2のハー
ドウェアシステムエリアに採取されたログアウトデータ
32をサービスプロセッサに読み込み、ログアウトデー
タのフラグを参照して種別判定35を行い、当該ログア
ウトデータ32がプログラム割込みにより採取されたデ
ータであることを確認して、ログアウトデータの編集を
行いログアウト情報として、バッファテーブル34に格
納する。なお、この種別判定35で、採取する対象のプ
ログラムのプログラム割込みでなく、プログラム割込み
以外のログアウトデータであれば、バッファテーブル3
4に格納する処理は行わず、ログアウトタスク33を終
了する。なお、ログアウトタスク33で採取したログア
ウトデータを編集するための制御データ、ログアウトデ
ータとして採取すべきプログラム割込み要因の例外の種
類などは、予め、ログアウトタスクの制御テーブルなど
に格納しておく。
ここで、編集されたログアウト情報と、バッファテーブ
ルへの格納形態を、第4図に示す。
第4図は、ログアウト情報を登録するバッファテーブル
とログアウトデータが編集されて登録されるログアウト
情報のデータフオマットとを説明する図である。
ログアウトデータの編集処理では、第4図に示すように
、8バイトのログアウトデータ20に対して、先頭に更
に8バイトの付加情報41を付加し、全体で16バイト
のログアウト情報40を作成する処理を行う。そして、
このログアウト情報40を1エベントとしてバッファテ
ーブル34に格納する。バッファテーブル34への格納
は1エベント毎に行なわれ、最新の情報である程、バッ
ファテーブル34の上位に格納する。32工ベント分が
設定されているバッファテーブル34が満杯になると、
ファイル装置4のデータセットに格納する処理を行う。
ログアウト情報40の編集処理において、ログアウトデ
ータに付加する付加情報41は、例えば、ログアウトデ
ータ20を採取した年月日42.シーケンス番号43.
採取時間44、命令プロセッサ番号(IP番号)45の
各データが用いられる。
第5図は、中央処理装置におけるプログラム実行の処理
内容を示すフローチャートである。
中央処理装置2におけるプログラム実行の処理では、ス
テップ51でプログラム実行を行い、プログラム実行中
に、命令例外などの不良が横比されると、次のステップ
52においてプログラム割込みを発生させる。このプロ
グラム割込み発生により、次のステップ53においてハ
ードウェア割込み処理ルーチンを起動させる処理を行う
。この割込み処理ルーチンの処理においては、次のステ
ップ54で、自グアウド情報採取が抑止状態となってい
るか否かを判定する。この判定は、システムの動作開始
時にIPL実行の処理でセットされた抑止フラグ17を
参照し、中央処理装置2がログアウト情報採取の抑止状
態となっているか否かを判定する。抑止状態であれば、
ステップ62に進み、割込み処理ルーチンを終了する処
理を行う。
また、ステップ54の判定で、ログアウト情報採取が抑
止状態でない場合には、ステップ55に進み、プログラ
ムの種別判定を行ない、当該プログラムがTMP (テ
ストメンテナンスプログラム)であるか否かを判定する
。この判定は、IPL実行時に、プログラムの種別を示
す識別コード13を参照してセットされたモードフラグ
15によって行う。この場合、プログラム割込みが発生
したプログラムが、例えばTMPのようなログアウト情
報採取を必要としないプログラムか否かのプログラムの
種別を判定することになる。このステップ55の判定で
TMPの場合には、ステップ62に進み、ログアウト情
報採取の抑止する時の処理と同様に、割込み処理ルーチ
ンを終了する処理を行う。また、ステップ55の判定で
TMPと判定されない場合、例えば、オペレーティング
システムおよび該オペレーティングシステムの制御下で
実行される通常のプログラムのように、ログアウト情報
採取を必要とするプログラムの場合は1次に、ステップ
56に進み、プログラム割込みが発生した要因を解析し
、例えば、命令例外、記憶保護例外、指定例外、セグメ
ント変換例外、アドレス変換指定例外などの予めログア
ウト情報を採取する旨が定義された例外であるが否かを
判定する。
ステップ56の判定で、予め定義された例外以外である
場合には、ステップ62に進み、割込み処理ルーチンを
終了する処理を行う。
一方、プログラム割込みを発生させた例外が、前述のよ
うな予め定義された例外のいずれかに該当する場合は、
ステップ57に進み、8バイトのログアウトデータ(第
2図)をハードウェアシステムエリア内に採取する。ロ
グアウトデータの採取の後は、次に、ステップ58にお
いて、サービスプロセッサ1に対して割込み信号を送信
する。
サービスプロセッサ1では、次のステップ59で割込み
信号の種別を判定して、IP要求信号であるか否かを判
定する。IP要求信号であれば、ステップ60に進み、
ログアウトタスクを起動してログアウトタスクの処理を
行う。また、IP要求信号でなければ、ステップ61に
おいて、その割込み信号の種別に応じて、緊急マシンチ
エツク処理、その他の処理を実行する。これらの処理を
終了すると、次のステップ62で、割込み処理ルーチン
を終了する処理を行う。
第6a図および第6b図は、ログアウトタスクの処理を
説明するフローチャートである。
第6a図を参照して説明する。ログアウトタスクの処理
においては、まず、ステップ71でログアウトタスクの
起動の後、ステップ72において、サービスプロセッサ
1の電源切断により当該ログアウトタスクが起動された
か否かの判定を行う。
ステップ72の処理で、ログアウトタスクの起動が電源
切断によるものと判定された場合には、ステップ80に
進み、後述するステップ80からの処理により、サービ
スプロセッサ1のバッファテーブルに登録されているロ
グアウト情報の全てをデータセットに格納する処理を行
う。
一方、ステップ72の判定処理で、ログアウトタスクの
起動が電源切断によるものでないと判定された場合には
、次のステップ73に進み、ログアウト機能によりハー
ドウェアシステムエリアに採取さ九ているログアウトデ
ータをサービスプロセッサに読み込む。次に、ステップ
74において、ログアウトデータのフラグを参照し、該
ログアウトデータがプログラム割込みにより、採取され
たデータか否かを判定する。このステップ74の判定で
、プログラム割込み以外のログアウトデータであれば、
ステップ76に進み、プログラム割込み以外のログアウ
トデータ処理を実行し、ステップ86に進んで、ログア
ウトタスク終了処理を行う、また、ステップ74の判定
で、プログラム割込みのログアウトデータであれば1次
のステップ75で、ログアウトデータの編集処理を行う
ログアウトデータ編集処理では、8バイトのログアウト
データの先頭に更に8バイトの付加情報を付加し、全体
で16バイトのログアウト情報を作成する処理を行う、
この編集処理により作成したログアウト情報(第4図)
は、1エベントとして、続くステップ77.78の処理
によりバッファテーブルに格納する。ここで付加する付
加情報は、当該ログアウトデータを採取した年月日、シ
ーケンス番号、採取時間、および命令プロセッサ番号(
IP番号)である。
ログアウトデータの編集処理を行いログアウト情報を作
成した後、編集し作成されたログアウト情報を登録する
ため、次のステップ77において、最大32エベントが
登録可能なバッファテーブル34の空エリアをサーチす
る。そして、ステップ78で、見つけた空エリア群に対
し、下位の空エリアよりログアウト情報の1エベントを
登録する。
この登録処理により、最新に情報である程、バッファテ
ーブル34の上位に登録する。このようにして、ログア
ウト情報を登録する。次に、ステップ79において、ロ
グアウト情報の登録により、バッファテーブル34が満
杯になったか否かを判定する。バッファテーブル34が
満杯になっていない場合には1次の1エベントのログア
ウト情報が登録できるので、ステップ86に進んで、ロ
グアウトタスク終了処理を行って、処理を終了する。
また、ステップ79の判定でバッファテーブル34が満
杯であると判定されると、ステップ80に進んで、ファ
イル装置4のデータ格納ファイルへの出力処理を行なう
第6b図を参照する。ステップ80において、まず、フ
ァイルへ格納する最大容量分の256工ベント分(4に
バイト分)のワークメモリをサービスプロセッサに確保
した後1次のステップ81で、バッファテーブル内の全
て(32エベント)のログアウト情報をワークメモリの
先頭からコピーする処理を行う、続いて、ステップ82
において、格納ファイルの先頭よりログアウト情報のデ
ータセットを224エベント分読み出し、ワークメモリ
の33エベント目より最後の256エベント目までの順
次にコピーする0次に、ステップ83において、ワーク
メモリの全てのログアウト情報を格納ファイルに出力す
る。そして、次のステップ84で、ワークメモリをフリ
ーにして、ステップ85でバッファテーブルをクリアし
て、次のステップ86において、ログアウトタスク終了
処理を行って、全体の処理を終了する。
このような、本実施例のログアウト情報取得制御方式の
要点は、次にようにまとめられる。
(1)ログアウト機能を備えた中央処理装置と、主記憶
装置と、ログアウト情報をバッファテーブルに一時的に
格納して、ログアウト情報を採取するログアウトタスク
を実行するサービスプロセッサとから構成される情報処
理システムにおいて、プログラム実行中に、プログラム
割込みが発生した場合のログアウト情報取得制御方式で
ある。
(2)情報処理システムにおいて1.実行するプログラ
ムは、情報処理装置の動作確認のためのプログラム割込
みを故意に生じさせる可能性のあるテストメンテナンス
プログラムであるか、オペレーティングシステムおよび
該オペレーティングシステムの制御下で実行される通常
のプログラムであるかを識別するプログラムの識別コー
ドを予め主記憶装置に格納しておく。
(3)プログラムを実行し、プログラムを実行中に、プ
ログラム割込みが発生した場合、プログラムの識別コー
ドが、オペレーティングシステムおよび該オペレーティ
ングシステムの制御下で実行される通常のプログラムを
示している場合のみで、かつ、プログラム割込みの要因
が命令例外、記憶保護例外、指定例外、セグメント変換
例外、およびアドレス変換指定例外のハードウェア不良
が原因となって生じた例外の場合であり、プログラムネ
良が原因となって生じる前記一連の例外と区別が困難で
不良解析に工数を要すると思われる前記例外の場合に、
ログアウト情報を採取する。
(4)ログアウト情報を採取すべきプログラム割込み要
因の例外の種類を、予じめサービスプロセッサのログア
ウトタスクに定義しておき、前記定義された例外が発生
した場合のみログアウト情報を採取する。
以上、本発明を実施例にもとづき具体的に説明したが、
本発明は、前記実施例に限定されるものではなく、その
要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能であること
は言うまでもない。
〔発明の効果〕
以上、説明したように、本発明によれば、テストメンテ
ナンスプログラム等の中央処理装置あるいは周辺装置全
体を含めた計算機システムの動作確認、性能評価を行な
うために、故意にプログラム割込みを発生させるプログ
ラムと、オペレーティングシステムおよび該オペレーテ
ィングシステムの制御下で実行される通常のプログラム
とを、ハードウェアの論理仕様を変更することなく、か
つ、オペレータによる人手介入を必要とすることなく、
識別コードにより識別し、オペレーティングシステムお
よび該オペレーティングシステムの制御下で実行される
通常のプログラムなどの真にログアウト情報が必要なプ
ログラムの場合にのみ。
ログアウト情報を採取することが可能である。これによ
り、解析すべきログアウト情報量を削減できる。更に、
ログアウト情報のファイルへの格納時ラップアラウンド
が生じる確率を低減し、過去に採取した重要なログアウ
ト情報を消滅させてしまうこともなくなる。したがって
、複雑で、工数を要していたプログラム割込み発生要因
のハードウェアとソフトウェアの切り分は等の調査が容
易となり、不良解析工数を低減できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は1本発明の一実施例にかかる情報処理システム
の構成を示すと共に該情報処理システムおいてプログラ
ムを実行するまで行う環境条件設定の処理を説明するブ
ロック図、 第2図は、採取されるログアウトデータのフォーマット
の一例を説明する図、 第3図は9本発明の一実施例にかかる情報処理システム
おいてプログラム実行の以降の処理を説明するブロック
図、 第4図は、ログアウト情報を登録するバッファテーブル
とログアウトデータが編集されて登録されるログアウト
情報のデータフォマットとを説明する図。 第5図は、中央処理装置におけるプログラム実行の処理
内容を示すフローチャート、 第6a図および第6b図は、ログアウトタスクの処理を
説明するフローチャートである。 図中、1・・・サービスプロセッサ、2・・・中央処理
装置、3・・・主記憶装置、4・・・ファイル装置、2
0・・・ログアウトデータ、34・・・バッファテーブ
ル、40・・・ログアウト情報。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、プログラム割込みによりログアウトデータを採取す
    るログアウト機能を有する中央処理装置と、主記憶装置
    と、サービスプロセッサと、ファイル装置とを備えた情
    報処理システムにおいてログアウト情報を取得するログ
    アウト情報取得制御方式であって、主記憶装置にプログ
    ラムの種別を指定して記憶されたプログラムの実行を行
    い、プログラム実行中にプログラム割込みが発生した場
    合に、サービスプロセッサがログアウトタスクを実行し
    、中央処理装置が採取したログアウトデータをプログラ
    ムの種別に応じて選択してログアウト情報に編集し、取
    得する当該ログアウト情報をバッファテーブルに一時的
    に格納して蓄積し、ファイル装置のデータセットに格納
    することを特徴とするログアウト情報取得制御方式。 2、請求項1に記載のログアウト情報取得制御方式にお
    いて、実行するプログラムのイニシャルプログラムロー
    ド時に、実行するプログラムの種別を識別する識別コー
    ドを主記憶装置に記憶し、プログラム実行の前に、主記
    憶装置に記憶した識別コードを参照して実行するプログ
    ラムの種別を判別し、ログアウトデータの採取の要否を
    指定するモードフラグを設定し、プログラム実行を行い
    、プログラム実行中にプログラム割込みが発生した場合
    に、割込み処理ルーチンを起動し、中央処理装置がモー
    ドフラグに応じて採取するログアウトデータを選択して
    採取し、サービスプロセッサのログアウトタスクの実行
    により、採取したログアウトデータをログアウト情報に
    編集することを特徴とするログアウト情報取得制御方式
    。 3、識別コードにより識別するプログラムの種別は、情
    報処理システムの動作確認のためにプログラム割込みを
    故意に生じさせるテストメンテナンスプログラムと、オ
    ペレーティングシステムおよび該オペレーティングシス
    テムの制御下で実行される通常のプログラムとを区別す
    るプログラム種別であることを特徴とする請求項2に記
    載のログアウト情報取得制御方式。 4、ログアウトデータとして採取すべきプログラム割込
    み要因の例外の種類を、予じめサービスプロセッサのロ
    グアウトタスクに定義しておき、ログアウトタスクは定
    義された種類の例外のログアウトデータのみをログアウ
    ト情報に編集してを採取することを特徴とする請求項1
    に記載のログアウト情報取得制御方式。
JP2141782A 1990-05-30 1990-05-30 ログアウト情報取得制御方式 Pending JPH0434627A (ja)

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