JPH04345954A - ディスクプレーヤ - Google Patents

ディスクプレーヤ

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Publication number
JPH04345954A
JPH04345954A JP3120481A JP12048191A JPH04345954A JP H04345954 A JPH04345954 A JP H04345954A JP 3120481 A JP3120481 A JP 3120481A JP 12048191 A JP12048191 A JP 12048191A JP H04345954 A JPH04345954 A JP H04345954A
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JP
Japan
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tray
disc
turntable
pressing member
player
Prior art date
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Application number
JP3120481A
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English (en)
Inventor
Katsumi Sawada
克己 澤田
Shogo Sato
尚吾 佐藤
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Pioneer Corp
Original Assignee
Pioneer Electronic Corp
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Filing date
Publication date
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Priority to EP91311276A priority patent/EP0514606A1/en
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B17/00Guiding record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor
    • G11B17/02Details
    • G11B17/04Feeding or guiding single record carrier to or from transducer unit
    • G11B17/05Feeding or guiding single record carrier to or from transducer unit specially adapted for discs not contained within cartridges
    • G11B17/053Indirect insertion, i.e. with external loading means
    • G11B17/056Indirect insertion, i.e. with external loading means with sliding loading means
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B17/00Guiding record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor
    • G11B17/02Details
    • G11B17/022Positioning or locking of single discs
    • G11B17/028Positioning or locking of single discs of discs rotating during transducing operation
    • G11B17/035Positioning by moving the loading station
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B19/00Driving, starting, stopping record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor; Control thereof; Control of operating function ; Driving both disc and head
    • G11B19/20Driving; Starting; Stopping; Control thereof
    • G11B19/2009Turntables, hubs and motors for disk drives; Mounting of motors in the drive
    • G11B19/2018Incorporating means for passive damping of vibration, either in the turntable, motor or mounting
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B33/00Constructional parts, details or accessories not provided for in the other groups of this subclass
    • G11B33/02Cabinets; Cases; Stands; Disposition of apparatus therein or thereon
    • G11B33/08Insulation or absorption of undesired vibrations or sounds

Landscapes

  • Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)
  • Holding Or Fastening Of Disk On Rotational Shaft (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明はディスクプレーヤに関する。
【0002】
【背景技術】図35に従来のディスクプレーヤの要部を
示す。図35に示す如く、当該ディスクプレーヤにおい
ては、モータ231の出力軸に、演奏されるべきディス
ク232に当接してこれを押圧するための円盤状の押圧
部材233が嵌着されている。なお、モータ231の側
方には、光学式ピックアップ235が配設されており、
図示せぬピックアップ駆動手段によってディスク232
の記録面に沿って移動せしめられるようになされている
【0003】一方、押圧部材233のディスク押圧面と
対向するように、ターンテーブル236が設けられてい
る。 このターンテーブル236は、押圧部材233と共にデ
ィスク232を挾持してこれを回転せしめるためのもの
であり、図示せぬ支持機構によって回転自在に支持され
ている。 又、図示してはいないが、押圧部材233とターンテー
ブル236とを互いに相対的に近接及び離間せしめる接
離手段が設けられている。図示の如く、ターンテーブル
236の中央部には、環状のマグネット236aが固設
されている。これに対し、押圧部材233には、該マグ
ネットと対向するように磁性材からなる環状のプレート
233aが固設されている。即ち、上記の接離手段の作
動によって押圧部材233及びターンテーブル236の
両者が近接せしめられることによりマグネット236a
及びプレート233aが互いに吸着して該両者によるデ
ィスク232の挾持すなわちクランプがなされ、又、該
両者が離間せしめられることによって該クランプ状態が
解除されるのである。
【0004】上記した構成においては、押圧部材233
及びターンテーブル236の相互の近接離間動作に際し
、マグネット236aとプレート233aが吸着及び離
脱することによる異音が発生してしまうという問題があ
った。そこで、このようなクランプ時及びその解除時に
おける異音の発生を回避すべく、図36に示す如き構成
のディスクプレーヤが提案された。図36に示すように
、この従来のディスクプレーヤにおいては、プレーヤハ
ウジング251内に、上下方向(矢印Z方向及びその反
対方向)において移動自在に可動ベース252が設けら
れている。この可動ベース252は図示せぬベース駆動
手段によって上下動せしめられる。可動ベース252に
は複数のコイルスプリング若しくはフロートゴム等の弾
性部材254から成る第1防振手段を介してメカシャー
シ255が取り付けられている。メカシャーシ255に
はモータ257が取り付けられ、該モータの出力軸には
演奏さるべきディスク258に当接してこれを押圧する
ための円盤状の押圧部材259が嵌着されている。なお
、メカシャーシ255にはリニアモータ260が設けら
れ、光学式ピックアップ261がこのリニアモータ26
0によってディスク記録面に沿って駆動される。
【0005】一方、プレーヤハウジング251のフロン
トパネル部に形成された開口部251aを通じて該プレ
ーヤハウジングに対して突出収納すべく可動担持部材2
63が前後方向(矢印Y方向及びその反対方向)におい
て移動自在に設けられている。なお、該担持部材を移動
せしめる担持部材駆動手段(図示せず)が設けられてい
る。この担持部材263上には、複数のコイルスプリン
グ若しくはフロートゴム等の弾性部材265から成る第
2防振手段を介して軸受ホルダ266が設けられている
。該軸受ホルダによって、ラジアル軸受267及びスラ
スト軸受268を介してスピンドル269が回転自在に
保持されている。該スピンドルの上端部には、ディスク
258を担持し得かつ該ディスクを上記の押圧部材25
9と共に挾持してこれを回転せしめるためのターンテー
ブル270が嵌着されている。 なお、前述した可動ベース252がこれを駆動するベー
ス駆動手段(図示せず)によって上下動せしめられるこ
とによって、押圧部材259がターンテーブル270に
対して近接及び離間する。
【0006】上記したように、従来のディスクプレーヤ
においては、ターンテーブル270がこれを搬送するた
めの可動担持部材263上に弾性部材265を介して取
り付けられ、又、押圧部材259も可動ベース252、
従ってプレーヤハウジング251に対して弾性部材25
4を介して支持されている。かかる構成によれば、前述
した如きマグネットによる吸着力を利用したディスクプ
レーヤにおけるようなクランプ時及びその解除時の異音
の発生は回避される。
【0007】ところで、上述の如く、押圧部材259に
関する防振手段を複数の弾性部材254により構成した
理由は下記の如くである。即ち、押圧部材259に関し
ては、これを回転駆動するモータ257やピックアップ
261など比較的重い部品と共に支える必要があるため
、支持力増大のために弾性部材254を複数設けている
のである。
【0008】なお、ターンテーブル270に関しては、
これが装置外に出ている状態、すなわちディスク258
を載置する時点においては、ある程度の固定(ふらつき
を防止した状態)が必要とされているが故、複数の弾性
部材265によって支持している。尚、因みに、図36
に示す構成のディスクプレーヤにおいては、ディスク演
奏時にターンテーブル270と押圧部材259、並びに
ディスク258の三者の結合体がプレーヤハウジング2
51に対して防振手段を介して宙に浮く状態となる。従
って、該結合体は外部振動から完全に隔離され、ディス
ク演奏中にプレーヤハウジング251が手で叩かれたり
、可動担持部材263に手が触れるなどしてもこれに起
因する振動は上記の各防振手段により遮断され、伝達振
動による音飛び及びハウリングの発生が防止される。
【0009】
【発明の目的】本発明の目的とするところは、図36に
示す如きディスクプレーヤの構成を具備するものであっ
て、特に、ディスク回転時における軸振れを防止したデ
ィスクプレーヤを提供することである。
【0010】
【発明の構成】本発明によるディスクプレーヤにおいて
は、演奏されるべきディスクに当接してこれを押圧する
ための押圧部材を含みプレーヤハウジングに第1防振手
段を介して支持された演奏手段と、前記プレーヤハウジ
ングに対して第2防振手段を介して取り付けられて前記
ディスクを前記押圧部材と共に挾持してこれを回転せし
めるためのターンテーブルと、前記押圧部材及び前記タ
ーンテーブルを相対的に接離せしめる接離手段とを含む
ディスクプレーヤであって、前記第1防振手段は前記押
圧部材の回転中心軸に対して略直交する面内において前
記回転中心軸から略等距離に配設された複数の弾性部材
を有し、前記演奏手段の重心が前記回転中心軸上に設定
されていることを特徴としている。
【0011】
【発明の作用】かかる構成のディスクプレーヤにおいて
は、ディスク回転時に軸振れを生ずることなく安定して
回転する。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例としてのオートローデ
ィングディスクプレーヤを添付図面を参照しつつ説明す
る。図1に示すように、プレーヤハウジング1のフロン
トパネル部には、記録媒体としてのディスク3を該プレ
ーヤハウジング内の演奏装置に送り込むための長方形の
開口部すなわち挿入口1aが、左右方向において伸長し
て形成されている。なお、図中、矢印Xにて示す方向が
左方向であり、又、矢印Y及びZは夫々前方向及び上方
向を示している。
【0013】図2及び図3にも示す如く、上記の挿入口
1aを通じてプレーヤハウジング1に対して突出する突
出位置と収納位置との間で往復動すべく、可動担持部材
としてのトレイ5が前後方向(矢印Y方向及びその反対
方向)において移動自在に設けられている。なお、トレ
イ5の前端部には挿入口1aを完全に閉塞するための化
粧板5aが設けられている。図1及び図3に示すように
、フロントパネル部には挿入口1aの周りに凹部1bが
設けられており、化粧板5aはこの凹部1bに嵌入する
。トレイ5は、プレーヤハウジング1内に固設された基
体としてのシャーシ6上に摺動自在に取り付けられてい
る。詳しくは、トレイ5は偏平な直方体状に形成されて
その左右両側端部に前後方向において延在すべく張出部
5bを有しており、図4に示す如くこの張出部5bの下
面には案内溝5cが形成され、シャーシ6上に形成され
た案内突起6aに該案内溝5cにて摺動自在に係合して
いる。なお、図5ないし図8に、トレイ5の詳細を示し
ている。上記の張出部5b及び案内溝5cの形態につい
ては図5,図6及び図8から明らかである。
【0014】図1ないし図7に示す如く、トレイ5の前
半部上側には円形の凹部5dが形成されており、該凹部
内には、夫々が略円盤状に形成されたターンテーブル1
0、テーブル軸受11及びロックプレート12すなわち
係止環状体が上下方向(矢印Z方向及びその反対方向)
において同心的に重なるように配設されている。なお、
ターンテーブル10の詳細を図9ないし図12に示し、
テーブル軸受11の詳細を図13ないし図15に示し、
ロックプレート12の詳細を図16ないし図20に示し
ている。
【0015】図4から明らかなように、ターンテーブル
10は、ディスク3を担持するディスク担持プレート1
4と、ディスク3の中心孔に嵌合する位置決め突起15
aを有するボス15とを互いに同心的に結合して成る。 このターンテーブル10は、後述する押圧部材と共にデ
ィスク3を挾持して該ディスクを回転せしめるためのも
のである。なお、図9及び図10はこのディスク担持プ
レート14の夫々、平面図及び縦断面図であり、図11
及び図12はボス15の各々、一部断面を含む正面図及
び底面図である。図4,図9及び図10から明らかな如
く、ディスク担持プレート14のディスク担持面上には
、ゴム等から成る薄膜状のテーブルクロス14aが貼設
されている。
【0016】図2及び図4に示すように、ターンテーブ
ル10の構成部材であるボス15にはスピンドル17が
嵌着されており、該スピンドルはテーブル軸受11によ
り回転自在に支持されている。詳しくは、図2,図4及
び図13に示すように、テーブル軸受11にはラジアル
軸受11a及びスラスト軸受11bが設けられており、
スピンドル17はこれらの軸受によって支えられている
。なお、スピンドル17の下端部にはEリング17aが
嵌着されており、これによって該スピンドルのテーブル
軸受11からの抜け止めがなされている。
【0017】図2及び図4に示す如く、ターンテーブル
10を枢支したテーブル軸受11は、第2防振手段とし
ての単一のコイルスプリング19を介してトレイ5によ
り支持されている。なお、コイルスプリング19は、ト
レイ5上に突設された突起5cに、その下端部にて外嵌
し、位置決めされている。このように、ターンテーブル
10を単一のコイルスプリング19すなわち弾性部材の
みを以てトレイ5に取り付けたことにより、後述の押圧
部材の回転に対してターンテーブル10が柔軟に追従す
る状態が得られ、ディスク回転時における軸振れが防止
される。
【0018】ターンテーブル10及びテーブル軸受11
の下方に配設された係止環状体としてのロックプレート
12は、テーブル軸受11及びこれに枢支されたターン
テーブル10をトレイ5に対して係止し、又、該係止状
態を解除するための部材である。このロックプレート1
2は、トレイ5の円形凹部5dの底部に回転可能に設け
られている。詳しくは、図16及び図18から明らかな
ように、ロックプレート12の外周部にはその円周方向
において等間隔に3条の弧状長孔12aが形成されてお
り、図1,図5及び図6に示す如く上記の凹部5dの底
面に突設された3つのT字状突起5fに該各長孔にて摺
動自在に係合している。図16及び図18から明らかな
ように、ロックプレート12は環状に形成されており、
その内周には例えば5つの係止突片12cが該ロックプ
レートの回転中心に向けて張出するように形成されてい
る。なお、これら係止突片12cの拡大図を図19とし
て示す。図20は図19に関するXX−XX断面を示す
図であるが、該図及び図16から明らかなように、各係
止突片12cの先端部上面には、テーパ面12dが形成
されている。
【0019】一方、図13及び図14に示すように、ロ
ックプレート12により係止されるべきテーブル軸受1
1の外周部下面には、上記の5つの係止突片12cに対
応して、これと同数の被係止突片11cが下方に向けて
突設されている。図15は図14に関するXV−XV断
面を示す図であるが、該図及び図14に示すように、こ
れら各被係止突片11cの先端部にもテーパ面11dが
形成されている。図15及び図16から明らかな如く、
ロックプレート12の係止突片12cは、該ロックプレ
ートを上方から見た状態において該ロックプレートが反
時計方向Rに回転すればそのテーパ面12dがテーブル
軸受11の被係止突片11cのテーパ面11dに係合し
、逆にロックプレート12が時計方向(矢印Rとは反対
方向)に回転することにより該係合状態が解除される。 なお、図15から明らかな如く、係止突片12cのテー
パ面12d及び被係止突片11cのテーパ面11dは、
共に、上記のR方向において下方(矢印Zとは反対方向
)に向けて傾斜している。よって、前述した如く、テー
ブル軸受11はコイルスプリング19を介してトレイ5
上にフロート支持されていることから、係止突片12c
のテーパ面12dが被係止突片11cのテーパ面11d
に係合してこれを押圧すれば、くさび作用によってテー
ブル軸受11が上方(矢印Z方向)に少し押し上げられ
る。図2,図4,図5及び図7に示すように、トレイ5
上には、この押し上げられたテーブル軸受11の上面に
その上辺部にて当接してこれを受けるように、3つのL
字状の受け片5hが等間隔にて形成されている。即ち、
テーブル軸受11は、この受け片5hとロックプレート
12の係止突片12cとにより上下で挾まれた状態とな
って係止される訳である。但し、これら各受け片5hは
、上記の係止突片12cが被係止突片11cに係合して
いないとき、すなわちテープル軸受11が押し上げられ
ていない状態においては該テーブル軸受との間に間隙を
隔てており、該テーブル軸受と当接しない。
【0020】図16及び図17に示すように、ロックプ
レート12の外周部上面には、1つの突起12fが形成
されており、該突起にコイルスプリング22がその一端
部にて連結されている。なお、このコイルスプリング2
2は図2にも示している。コイルスプリング22はその
他端部がトレイ5の所定部位に連結され、ロックプレー
ト12を図16における矢印R方向すなわち、反時計方
向に向けて付勢している。即ち、ロックプレート12は
、このコイルスプリング22により、上記の係止突片1
2cのテーパ面12dがテーブル軸受11の被係止突片
11cのテーパ面11dと係合する方向に常に付勢され
ているのである。
【0021】一方、図4並びに図16ないし図18に示
すように、ロックプレート12の外周部下面の所定部位
には、1本のピン12gが突設されている。このピン1
2gは、プレーヤハウジング1に対するトレイ5の収納
動作時に、シャーシ6上の所定部位に突設された突起(
図示せず)に係合し、トレイ5の収納動作に伴って該突
起より加えられる反力によりロックプレート12を図1
6における時計方向(矢印Rとは反対方向)にコイルス
プリング19の付勢力に抗して回転せしめる。これによ
り、上記したテーブル軸受11の被係止突片11cに対
するロックプレート12の係止突片12cの係合状態が
解除され、テーブル軸受11及びターンテーブル10が
トレイ5に対して非係止状態となる。
【0022】上述したコイルスプリング19と、ロック
プレート12が具備するピン12gと、該ピンと係合す
べくシャーシ6上に形成された突起(図示せず)とによ
って、プレーヤハウジング1に対するトレイ5の突出収
納動作に伴って係止環状体としてのロックプレート12
を正及び逆転せしめる係止環状体回転手段が構成されて
いる。又、この係止環状体回転手段と、ロックプレート
12と、該ロックプレートが具備する係止突片12cと
係合し得べくテーブル軸受11に形成された被係止突片
11cと、トレイ5上に突設された受け片5hとによっ
て、プレーヤハウジング1に対するトレイ5の突出収納
動作に連動してターンテーブル10の該トレイに対する
係止及びその解除をなす係止手段が構成されている。
【0023】上記の如く、ターンテーブル10は、プレ
ーヤハウジング1外に突出しているときにはこれが該係
止手段によってトレイ5に対して堅固に係止される構成
の故、ふらつくことがなく、充分なるディスク保持効果
が得られるのである。図2ないし図4に示すように、シ
ャーシ6の上方には、矩形板状に形成された可動ベース
25が配置されている。可動ベース25上には、3つの
フロートゴム27すなわち弾性部材から成る第1防振手
段を介して平板状のメカシャーシ28が取り付けられて
いる。そして、図2及び図4に示す如く、メカシャーシ
28の下面には担持板30が複数の小ねじ31により固
定されている。この担持板30にはモータ33が下向き
に取り付けられており、該モータの出力軸には演奏され
るべきディスク3に当接してこれをターンテーブル10
に向けて押圧するための円盤状の押圧部材34が嵌着さ
れている。なお、図2及び図3に示すように、担持板3
0には、光学式ピックアップ36がディスク3の記録面
に沿って移動自在に設けられ、更に、モータ37を含み
該光学式ピックアップを移動せしめるピックアップ駆動
手段が搭載されている。
【0024】上記したメカシャーシ28と、担持板30
と、モータ33と、押圧部材34と、光学式ピックアッ
プ36と、モータ37を含むピックアップ駆動手段とに
よって、ディスク3の演奏をなす演奏手段が構成されて
いる。図21は図2における可動ベース25を拡大した
ものであるが、この図2及び図21と、図4並びに図2
2及び図23から明らかなように、上記演奏手段を搭載
した可動ベース25の下方に位置するシャーシ6は底面
部6bと、該底面部の左右両端部から上方に向けて延出
する一対の立面部6c及び6dとを有している。これら
両立面部6c及び6dの夫々には、長手移動カム41及
び42が前後方向(矢印Y方向及びその反対方向)にお
いて移動自在に取り付けられている。詳しくは、図24
から明らかなように、各移動カム41及び42の上端部
には2条ずつの案内溝41a,42aが形成されており
、シャーシ6の両立面部6c及び6dの上端部に形成さ
れたT字状の突起6f(図2,図4,図21及び図22
に図示)に該案内溝にて摺動自在に係合している。
【0025】一方、図2及び図4に示すように、可動ベ
ース25には、その下端の左側部及び右側部に2つずつ
、計4つのピン25bが突設されている。これらピン2
5bは、シャーシ6の各立面部6c及び6dに上下方向
に伸長して形成された4条の案内溝6hに摺動自在に嵌
合しており、これによって、可動ベース25がシャーシ
6により上下に案内される。
【0026】可動ベース25に突設された上記の各ピン
6hは、両移動カム41及び42の各々に形成されたカ
ム孔41b及び42bにも摺動自在に嵌合している。図
24から特に明らかな如く、左方に配置された移動カム
41に形成されたカム孔41bは、全体として、前方(
矢印Y方向)に向って下方(矢印Z方向の反対方向)に
傾斜するようになされている。又、右方に配設された他
の移動カム42に形成されたカム孔42bは、全体とし
て、前方に向って上方に傾斜するようになされている。 すなわち、両移動カム41及び42が前後方向において
相対的に往復動すると可動ベース25が上下方向におい
て往復動するように構成されているのである。
【0027】図2及び図4並びに図22に示すように、
左右の移動カム41及び42の間にであってシャーシ6
の下面側には同期レバー44が配置されており、その略
中央部に突設されたピン部44aにてシャーシ6の底面
部6bに形成された丸孔6jに回動自在に取り付けられ
ている。なお、この同期レバー44の詳細を図25及び
図26に示している。図2,図4及び図21に示すよう
に、シャーシ6の底面部6bには丸孔6jを挾むように
2つの爪部6kが下方に向けて突設されており、同期レ
バー44にそのピン部44aを挾むように形成された2
条の案内溝44c及び44dが該各爪部に摺動自在に係
合している。これにより、同期レバー44の回動が案内
される。図22,図25及び図26から明らかな如く、
同期レバー44の両端部には長孔44e及び44fが形
成されており、両移動カム41及び42の各下端部に突
設された1本のピン41d及び42dが該各長孔に嵌挿
されている。なお、各移動カム41及び42と同期レバ
ー44は、互いにシャーシ6の底面部6bを挾んで配設
されている故、両移動カム41及び42のピン41d及
び42dは該底面部に形成された細長い開口部6m(図
2,図21に図示)を通じてシャーシ6の下面側に突出
し、この突出した部分において同期レバー44の長孔4
4e,44fに嵌入している。
【0028】上記のように、左右の移動カム41及び4
2は同期レバー44により連結されている故、該両移動
カムは互いに同期して往復動する。図2,図22並びに
図25及び図26に示すように、同期レバー44の自由
端部所定部位には弧状のギア部44gが形成され、又、
該同期レバーの上面所定位置には上方に向けて1本のピ
ン44hが突設されている。このピン44hは、図8に
示す如くトレイ5の下面に形成されたカム溝5jに摺動
自在に係合している。該図から明らかなように、このカ
ム溝5jは、トレイ5の後端部から前方に向って延在す
る長い直線状部5kと、直線状部5kの前端部に連続し
て左前方に向けて伸びる短い直線状部5nと、直線状部
5nの前端部に連続して左後に向けて伸長する弧状部5
mとから成る。なお、トレイ5と同期レバー44は、互
いにシャーシ6の底面部6bを挾んで配設されている故
、上記のピン44hは該底面部に形成された弧状の開口
部6n(図21に図示)を通じてシャーシ6の上面側に
突出し、この突出した部分においてカム溝5jに嵌入し
ている。
【0029】一方、上記のピン44hと共に同期レバー
44に形成された弧状のギア部44gは、シャーシ6に
ねじ等によって締結される受け板47(図2及び図22
に図示)により回転自在に支持された複合歯車49と噛
合し得る。但し、図27から明らかなように、この複合
歯車49は、互いに径が異なる第1ないし第4の円形ギ
ア部49aないし49dをこれらの回転中心軸方向にお
ける側端面にて同心的に結合した形態であり、最下段の
円形ギア部49dが同期レバー44の弧状ギア部44g
と噛合し得べくなされている。
【0030】図2,図22及び図23に示すように、シ
ャーシ6の下面には、上記した複合歯車49の前方位置
に、プーリ51が回転自在に取り付けられている。そし
て、図3及び図21にも示すように、シャーシ6の後端
部にモータ52が下向きに取り付けられており、該モー
タの出力軸に嵌着された小プーリ52aと上記のプーリ
51とに、ベルト53が掛け回されている。プーリ51
の上面側には円形ギア部51aが一体に形成されており
、上述した複合歯車49が具備する上から3段目の円形
ギア部49cとこの円形ギア部51aとが噛合している
。なお、図2,図22及び図26から明らかなように、
同期レバー44には弧状の開口部44jが形成されてお
り、この円形ギア部51aが該開口部に挿通されている
【0031】上記したモータ52と、円形ギア部51a
を含むプーリ51と、小プーリ52aと、ベルト53と
により、複合歯車49に対してトルクを付与するトルク
付与手段が構成されている。上述した複合歯車49は4
つの円形ギア部49aないし49dを具備しているが、
このうち最上段及び2段目の円形ギア部49a及び49
bは、図4,図6,図7及び図8に示す如くトレイ5に
その移動方向において伸長すべく形成されたラック5p
と噛合する。第28図に、このラック5pをトレイ5の
底面を上向きにして見た状態を示す。この図28と図8
から明らかなように、トレイ5に形成されたラック5p
は、トレイ5の後端部から前方に向って延在する長い直
線状部5qと、直線状部5qの前端部に連続した湾曲部
5rと、該湾曲部の前端部に連続して上記の直線状部5
qと同じ方向に伸長する短い直線状部5sとから成る。 これらのうち長い直線状部5qは、複合歯車49の上か
ら2段目の大径の円形ギア部49bと噛合し、又、他の
短い直線状部5sは最上段の小径の円形ギア部49aと
噛合する。そして、両直線状部5q及び5sの間に介在
する湾曲部5rに関しては、図27から特に明らかなよ
うに両円形ギア部49a及び49bを結ぶように形成さ
れた弧状中継ギア部49eと噛合する。なお、上記した
両円形ギア部49a及び49b並びに弧状中継ギア部4
9eと、これらに噛合するラック5pの形態については
後に詳述する。
【0032】上述した、複合歯車49と、これと噛合す
べくトレイ5に形成されたラック5pと、モータ52等
から成って複合歯車49にトルクを付与するトルク付与
手段(前述)とによって、トレイ5を前後に往復動せし
める駆動手段が構成されている。又、該駆動手段と、ト
レイ5と、該トレイを案内する基体としてのシャーシ6
とによって、記録媒体であるディスク3を演奏位置に搬
送する記録媒体搬送装置が構成されている。
【0033】又、複合歯車49と、モータ52等から成
って複合歯車49にトルクを付与する上記のトルク付与
手段と、移動カム41及び42と、同期レバー44と、
可動ベース25を上下に案内すべくシャーシ6に形成さ
れた案内溝6hと、これらに関連する周辺小部材とによ
って、押圧部材34を含む演奏手段をトレイ5上のター
ンテーブル10に対して相対的に近接及び離間せしめる
接離手段が構成されている。
【0034】ここで、上記の演奏手段と、これをプレー
ヤハウジング1に対してフロート状態にて支える3つの
弾性部材としてのフロートゴム27から成る第1防振手
段(前述)との組付関係について詳述する。図2及び図
3に示すように、これら3つのフロートゴム27は、モ
ータ33、従って、押圧部材34の回転中心軸に対して
直交する面内において該回転中心軸から略等距離に配設
されている。そして、上記の演奏手段の重心G(図3に
図示)が、この回転中心軸上に設定されている。かかる
構成の故、押圧部材34はディスク回転時に軸振れを起
こすことがなく、それ故にディスクの面振れが防止され
てディスクの演奏が円滑に行なわれる。
【0035】さて、前述したように、複合歯車49が具
備する2つの円形ギア49a及び49b、並びにこれら
を結ぶように設けられた弧状中継ギア部49eと、これ
らに噛合するトレイ5のラック5pの形態について以下
に詳述する。まず、図29に示すように、複合歯車49
の弧状中継ギア部49eについては、大径の円形ギア部
49bのピッチ円61に内接し且つ小径の円形ギア部4
9aのピッチ円62に外接する円63を描き、これを該
弧状中継ギア部のピッチ円とする。
【0036】一方、ラック5pが具備してこの弧状中継
ギア部49eと噛合すべき湾曲部5rのピッチ線につい
ては下記の如く作図により求める。即ち、図29におい
て、両円形ギア部49a及び49bの回転中心0を中心
として、弧状中継ギア部49eが有する各歯のピッチ点
を通る円を該各歯の数だけ描く。そして、該各円とB軸
との各交点を通りB軸に対して直交する直線を描く。こ
れらの直線を図29において参照符号65ないし73に
て示している。次に、弧状中継ギア部49eと小径の円
形ギア部49aとの共用歯75のピッチ点を中心として
半径γの円を描き、この円と直線66との交点を得る。 そして、この得た交点を中心として同様に半径γの円を
描いてこれと直線67との交点を得る。以下、直線68
ないし73に対して同様の作図をなし、交点を求める。 このようにして得られた各交点を滑らかな曲線で結べば
、ラック5pが有する湾曲部5rのピッチ線77が得ら
れる。
【0037】尚、上記のように湾曲部5rのピッチ線を
作図により求める方法の他に、下記の如く計算により求
める方法がある。図30は、上記の弧状中継ギア部49
eと湾曲部5rとの噛み合い状態を示すものである。図
において、Rは弧状中継ギア部49eのピッチ円半径で
あり、その中心と複合歯車49の回転中心0との位置関
係は図示の如くである。図中のイ、ロ、ハ、ニ、e、α
、θを下記のように定義し、下記2式を得てθに順次数
値を代入することにより湾曲部5rのピッチ線77を求
めることが出来る。
【0038】イ:複合歯車49の回転中心の軌跡ロ:弧
状中継ギア部49eの中心を通り、イとの直交線ハ:弧
状中継ギア部49eの中心点 ニ:弧状中継ギア部49eのピッチ円63と弯曲部5r
のピッチ線77との接点 e:ハと複合歯車49の中心0との距離θ:0点とハを
結ぶ線とロのなす角 α:ニとハを結ぶ線とロのなす角 e sinθ=R sinαより、 α=sin−1(e・sinθ/R) 又、y=R cosα−e cosθ 上記連立式において、θに順次数値を代入することによ
り、軌跡を求めることができる。
【0039】ところで、図2,図21及び図22に示す
ように、シャーシ6の下面の所定位置には、検知スイッ
チ81と、具備したピン82a(図21に図示)を中心
として揺動自在にしてその自由端部に形成された突起8
2bにて検知スイッチ81の作動子81aに係合するこ
とによりこれを作動せしめる中間レバー82とが取り付
けられている。図示の如く、中間レバー82はその揺動
部分が略三角形に形成されており、図22に示すように
、この揺動部分に対して前述の同期レバー44が係合す
ることにより図における反時計方向に揺動し、検知スイ
ッチ81を作動せしめる。これら検知スイッチ81及び
中間レバー82は、プレーヤハウジング1内へのトレイ
5の収納完了及びディスクのクランプ完了を判断するた
めのものであり、図31に示す如く、検知スイッチ81
から発せられた検知信号は当該ディスクプレーヤの作動
制御をなすCPU85すなわち制御部に送られる。なお
、図31に示す如く、CPU85に対しては、他の諸所
に設けられた検知スイッチ86からの検知信号も送られ
る。CPU85はROM88に予め記憶せしめられた制
御プログラムに沿って各検知スイッチ等及びフロントパ
ネル上の操作部87(図31に図示)のスイッチ群から
の信号に応じてRAM89と協働して各モータ33,3
7及び52を回転駆動する。
【0040】次に、上記した構成のオートローディング
ディスクプレーヤの動作を図32ないし図34の動作説
明図をも参照しつつ説明する。なお、動作説明は図1及
び図3に示す如くトレイ5がプレーヤハウジング1外に
突出した状態から始める。図1に示すように、プレーヤ
ハウジング1外にトレイ5が突出した状態において、該
トイレに搭載されたターンテーブル10上に演奏される
べきディスク3を載置する。なお、このとき、ターンテ
ーブル10は、前述の如くロックプレート12がコイル
スプリング22の付勢力を以てテーブル軸受11を係止
することによって、トレイ5に対して係止されている。 故に、ディスクの載置並びに後述のローディング動作中
にターンテーブル10が揺れ動くことはない。
【0041】ディスク3をターンテーブル10上に載置
したら、フロントパネル上の操作部を操作することによ
りローディング開始指令を発しローディング動作を開始
せしめる。ローディング開始指令が発せられると、まず
、モータ52が正転せられる。よって、複合歯車49が
正転し、該複合歯車と噛合しているラック5pを具備し
たトレイ5は後方(矢印Y方向とは反対方向)すなわち
収納方向への移動を開始する。図32に示すように、複
合歯車49は、このトレイ収納動作の所期から終了に近
い時期までは、その具備した上から2段目の大径の円形
ギア部49b(図27参照)にてラック5pの各部位の
うち長い直線状部5qに噛合している。よって、トレイ
5は比較的早く移動する。トレイ5の収納動作が終了に
近づくと、複合歯車49は図33及び図34に示す如く
、上記の円形ギア部49bに連続する弧状中継ギア部4
9e及び小径の円形ギア部49aにて、ラック5pの湾
曲部5r及び短い直線状部5sに順次噛合する。故にト
レイ5は漸次滑らかに減速される。
【0042】一方、トレイ5の収納動作が終盤に達する
までは、該トレイ5の下面に形成されたカム溝5jは、
同期レバー44上のピン44hに対してその長い直線状
部5hにて摺接している。そして、収納動作が終盤に至
ると、この直線状部5hに連続した短い斜めの直線状部
5nがピン44hに摺接する。これにより、同期レバー
44は図22における反時計方向に僅かな角度だけ回転
せしめられ、該同期レバーに形成された弧状のギア部4
4gが上述の複合歯車49がその最下段に具備する円形
ギア部49d(図27参照)と噛合する。よって、この
噛合がトリガーとなって、トレイ5の終盤の収納動作を
なさしめるべく回転する複合歯車49により、同期レバ
ー44が図22における時計方向に大きく回転せられ、
該図において実線で示す位置から二点鎖線にて示す位置
に至る。故に、図22から明らかな如く、同期レバー4
4の両端部に枢着されている左右の移動カム41及び4
2が夫々後方及び前方に移動せしめられる。この両移動
カム41,42の相対移動により、該両移動カムのカム
孔41b及び42bにピン25bにて摺接している可動
ベース25が下降を開始する。
【0043】上記のようにしてトレイ5の収納動作、並
びに可動ベース25の下降動作がなされ、これら各動作
が終了すべき状態に至ると、図22に示すように同期レ
バー44が中間レバー82の揺動部分に係合してこれを
該図における反時計方向に揺動せしめる。よって、中間
レバー82に形成された突起82bが検知スイッチ81
の作動子81aに係合してこれを作動せしめる。これに
より検知スイッチ81より検知信号が発せられ、CPU
85(図31に図示)はモータ52を停止する。この状
態において、ディスク3はターンテーブル10と押圧部
材34により挾持されている。
【0044】なお、上述したように同期レバー44が揺
動すると、該同期レバーに突設されたピン44hが、図
8に示すトレイ5のカム溝5jの直線状部5nから弧状
部5mに移行する。これにより、トレイ5がプレーヤハ
ウジング1に対してロックされる。斯くして演奏可能状
態となる。なお、この状態において、前述のロックプレ
ート12は、コイルスプリング22の付勢力に抗してテ
ーブル軸受11から離脱せしめられており、該テーブル
軸受及びターンテーブル10はコイルスプリング19の
みにより支えられたフロート状態となる。又、このフロ
ート状態においてディスク3に加わるクランプ力Wは下
記の如くとなっている。
【0045】即ち、 W=WM−ω1=ω2−(WD+WT)である。ここで
、 WM:フロートゴム27(図2などに図示)により支え
られた機構(メカシャーシ28、担持板30及び該担持
板に取り付けられたモータ33及び押圧部材34等から
成る演奏手段)の重量 ω1:3つのフロートゴム27による保持力ω2:コイ
ルスプリング19による保持力WD:ディスク3の重量 WT:ターンテーブル10及びテーブル軸受11の重量
である。
【0046】上記の如く演奏可能状態になると、モータ
33が回転してディスク3が回転せしめられ、モータ3
7(図3に図示)が回転して光学式ピックアップ36が
作動せしめられ、演奏が開始される。演奏が終了すると
ディスク3はプレーヤハウジング1外に返送されるので
あるが、ディスク返送動作は上述したディスクローディ
ング動作の逆の過程を辿ってなされるので詳述はしない
【0047】尚、上記した実施例においては、複合歯車
49を固定側であるシャーシ6に取り付けてこれと噛合
するラック5pを可動側であるトレイ5に形成したが、
この逆に、ラックを固定側にして複合歯車49をトレイ
5上に設けた構成とすることも可能である。
【0048】
【発明の効果】以上詳述した如く、本発明によるディス
クプレーヤにおいては、ターンテーブルと共にディスク
を挾持してこれを回転せしめるための押圧部材を含む演
奏手段をプレーヤハウジングに対してフロート状態にて
支持せしめる第1防振手段が、該押圧部材の回転中心軸
に対して略直交する面内において該回転中心軸から略等
距離に配設された複数の弾性部材を有し、該演奏手段の
重心が該回転中心軸上に設定されている。
【0049】かかる構成の故、該押圧部材はディスク回
転時に軸振れを起こすことがなく、それ故にディスクの
面振れが防止されてディスクの演奏が円滑に行なわれる
のである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例としてのオートローディングデ
ィスクプレーヤのフロントパネル部の斜視図である。
【図2】図1に示したオートローディングディスクプレ
ーヤの内部構造の拡散分解斜視図である。
【図3】図2に示した内部構造の平面図である。
【図4】図3に関するIV−IV矢視図である。
【図5】図2に示した内部構造が含むトレイの平面図で
ある。
【図6】図5に関するVI−VI断面図である。
【図7】図5に関するVII−VII断面図である。
【図8】図7に関するVIII−VIII矢視図である
【図9】図2に示す内部構造が含むターンテーブルの構
成部材であるディスク担持プレートの平面図である。
【図10】図9に示したディスク担持プレートの縦断面
図である。
【図11】図2に示す内部構造が含むターンテーブルの
構成部材であるボスの一部断面を含む正面図である。
【図12】図11に示したボスの底面図である。
【図13】図2に示す内部構造が含むテーブル軸受の縦
断面図である。
【図14】図13に示すテーブル軸受の底面図である。
【図15】図14に関するXV−XV断面図である。
【図16】図2に示す内部構造が含むロックプレートの
平面図である。
【図17】図16に示したロックプレートの正面図であ
る。
【図18】図16及び図17に示したロックプレートの
底面図である。
【図19】図16ないし図18に示したロックプレート
が具備した係止突片の平面図である。
【図20】図19に関するXX−XX断面図である。
【図21】図2に示した内部構造が含むシャーシ及びモ
ータ並びに検知スイッチなどの拡散分解斜視図である。
【図22】図4に関するXXII−XXII矢視図であ
る。
【図23】図22に関するXXIII−XXIII矢視
図である。
【図24】図2に示した内部構造が含む一対の移動カム
の斜視図である。
【図25】図2に示した内部構造が含む同期レバーの縦
断面図である。
【図26】図25に示した同期レバーの底面図である。
【図27】図2に示した内部構造が含む複合歯車の斜視
図である。
【図28】図27に示した複合歯車と噛合すべく、図5
ないし図8に示したトレイに形成されたラックの斜視図
である。
【図29】図27に示した複合歯車が具備する弧状中継
ギア部と図28に示したラックが具備する湾曲部のピッ
チ線を設定するための作図を示す図である。
【図30】図28に示したラックが具備する湾曲部のピ
ッチ線を計算により求めるための図である。
【図31】図1ないし図30に示したオートローディン
グディスクプレーヤの動作制御系のブロック図である。
【図32】図1ないし図30に示したオートローディン
グディスクプレーヤの要部の動作説明図である。
【図33】図1ないし図30に示したオートローディン
グディスクプレーヤの要部の動作説明図である。
【図34】図1ないし図30に示したオートローディン
グディスクプレーヤの要部の動作説明図である。
【図35】従来のオートローディングディスクプレーヤ
の要部の一部断面を含む正面図である。
【図36】従来のオートローディングディスクプレーヤ
の内部構造の概略側面図である。
【主要部分の符号の説明】
1……プレーヤハウジング 3……ディスク(記録媒体) 5……トレイ 5P……ラック 5r……湾曲部 6……シャーシ(基体) 10……ターンテーブル 11……テーブル軸受 11c……被係止突片 12……ロックプレート(係止環状体)12c……係止
突片 14……ディスク担持プレート 15……ボス 17……スピンドル 19,22……コイルスプリング 25……可動ベース 27……フロートゴム 28……メカシャーシ 30……担持板 33,37,52……モータ 34……押圧部材 36……光学式ピックアップ 41,42……移動カム 44……同期レバー 49……複合歯車 49a,49b……円形ギア部 49e……弧状中継ギア部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  演奏されるべきディスクに当接してこ
    れを押圧するための押圧部材を含みプレーヤハウジング
    に第1防振手段を介して支持された演奏手段と、前記プ
    レーヤハウジングに対して第2防振手段を介して取り付
    けられて前記ディスクを前記押圧部材と共に挾持してこ
    れを回転せしめるためのターンテーブルと、前記押圧部
    材及び前記ターンテーブルを相対的に接離せしめる接離
    手段とを含むディスクプレーヤであって、前記第1防振
    手段は前記押圧部材の回転中心軸に対して略直交する面
    内において前記回転中心軸から略等距離に配設された複
    数の弾性部材を有し、前記演奏手段の重心が前記回転中
    心軸上に設定されていることを特徴とするディスクプレ
    ーヤ。
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