JPH04345123A - 光走査装置 - Google Patents

光走査装置

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Publication number
JPH04345123A
JPH04345123A JP11824491A JP11824491A JPH04345123A JP H04345123 A JPH04345123 A JP H04345123A JP 11824491 A JP11824491 A JP 11824491A JP 11824491 A JP11824491 A JP 11824491A JP H04345123 A JPH04345123 A JP H04345123A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hologram
diffraction efficiency
laser
spot
toric lens
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11824491A
Other languages
English (en)
Inventor
Takao Matsunami
松浪 隆夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP11824491A priority Critical patent/JPH04345123A/ja
Publication of JPH04345123A publication Critical patent/JPH04345123A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばレーザプリンタ
ーやレーザ複写機における、レーザ光をホログラム等の
回折格子により偏向し直線走査する光偏向装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、レーザ光を偏向させ、被走査
面を走査する光走査装置が知られている。このような光
走査装置の一種として、光源に半導体レーザ、偏向手段
としてホログラムディスクを用いたものが提案されてい
る(例えば特願昭54−147544号、特願昭57−
55275号)。以下、図6によりレーザプリンタ用の
従来の光走査装置について簡単に説明する。
【0003】半導体レーザ光源1から射出されたレーザ
ビームはコリメータレンズ2を通って、偏向手段として
の第1のホログラム3および第2のホログラム4により
回折され、感光体ドラム等の被走査面5に結像される。 したがってホログラム4を回転させることにより被走査
面5のレーザスポットを走査することができる。また前
記ホログラム4は複数枚同一ディスク上に配置され、ホ
ログラムディスク1回転でホログラムの数と同一回数走
査することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、2つの光源の
干渉により作製した干渉ホログラムの場合、ホログラム
内で露光量のばらつきが生じその結果回折効率がホログ
ラム内の位置により異なる。このため感光体ドラム上で
ほぼ均一のレーザスポットになるように最適設計された
従来の光学系においては実際に感光体ドラム上に形成さ
れるドット系(感光した部分の径)は走査線の中央部と
両端部とでは大きく異なることになる。
【0005】回折効率を均一にするためホログラム作製
時の露光方法やレジストに工夫を加えたり、また、計算
機ホログラムを使用することも考えられるが、作製コス
トの増大や回折格子の最小ピッチが限られるという問題
点を有していた。
【0006】また、レーザ光源の波長変動によるホログ
ラムの回折角の変化が感光体ドラム上のレーザスポット
位置に与える影響を抑制するために、第1および第2の
ホログラムにより回折角の変化を相殺するように設定し
ているが、2回回折しることによりレーザ光の利用効率
がさらにちいさくなると言う問題を有していた。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに本発明は、ホログラムと感光体ドラムとの間に長尺
トーリックレンズを設けた構成としたものである。
【0008】
【作用】レーザスポット径は所定の解像度を得るために
その大きさの範囲が決められており、100μm径のレ
ーザスポットの場合通常は20から40μmの幅がある
。通常レーザスポット径はピーク値の1/e2の所の径
をさすため、ピーク値が異なる場合、すなわちホログラ
ムの回折効率が異なる場合、異なる位置のスポットはそ
の径が同じでも感光体ドラム上で感光する面積が異なる
【0009】レーザ光源の出力を変化させずに1走査中
の感光体ドラム上に形成されるドット径をほぼ同じにす
るため、走査線の中心部から離れるにしたがってレーザ
スポット径が大きくなるように長尺トーリックレンズに
より焦点位置を感光体ドラム表面から前後にずらせる。 これによりホログラムの回折効率の小さい部分を透過し
た場合、レーザスポット全体の光量は下がるが、感光体
ドラムの感光限界の光強度以上にスポット径は走査線の
中央部とほぼ同じにすることが出来る。
【0010】レーザスポットの光強度分布は通常ガウス
分布で表され、X方向(スポット断面の半径方向)の光
強度y(x)は次式で表される。
【0011】
【数3】
【0012】ここでP/u(2π)/σは光強度のピー
クを表す上式においてホログラムの回折効率が最大の点
Cを通過したレーザビームによるσc,Pc(C点の回
折効率)なるレーザスポットと、ホログラム内の点Sを
通過したレーザビームによるσs,Psなるレーザスポ
ットが共に半径Rのドットを感光体ドラム上に作る場合
【0013】
【数4】
【0014】より
【0015】
【数5】
【0016】なる関係が得られる。ここで、Pは回折効
率の比である。(P≦1)σs,Psなるレーザスポッ
トの1/e2のスポット径Dsはガウス分布の式より

0017】
【数6】
【0018】となる。ここでys(0)は
【0019】
【数7】
【0020】であるから
【0021】
【数8】
【0022】となる。すなわち、Sを通過したレーザス
ポット径DsはPc,σcなるレーザスポットと感光体
ドラム上のドットの半径Rおよび点Sの回折効率Psか
らなる関係式5を満たすσsにより決定することが出来
る。
【0023】(数5),(数6)、に示す関係を用いて
ホログラム上の任意の点Sを通過したレーザビームによ
るレーザスポット径Dsを決定し、ホログラムと感光体
ドラムの間に位置する長尺トーリックレンズによりレー
ザスポット径Dsになるように設定することによりホロ
グラム内の回折効率が不均一な場合においても感光体ド
ラム上に形成されるドットはほぼ均一な大きさにするこ
とが出来る。
【0024】また、長尺トーリックレンズをもちいるこ
とにより、ホログラムの回折角がレーザ光源の波長によ
り変化しレーザビームの長尺トーリックレンズへの入射
位置が異なった場合においても感光体ドラム上のスポッ
ト位置はほとんど変化しないため、従来ホログラムを2
枚用いて波長変動の対策を取っていたが、ホログラム1
枚と長尺トーリックレンズ1枚で済むため、レーザ光の
利用効率を高めることが出来る。
【0025】
【実施例】以下本発明の実施例を図面を参照しながら説
明する。図1に本実施例の光走査装置の概略構成を示す
。6は半導体レーザ光源、7はコリメータレンズ、8は
ホログラムディスク、9は長尺トーリックレンズ、10
は感光ドラム等の被走査面である。上記の構成によって
、半導体レーザ光源6から出射されたレーザ光は、コリ
メータレンズ7により平行光または集束光となる。さら
に、ホログラムディスク8により被走査面上の所定の走
査線に沿って走査するようにレーザビームの波面が補正
される。長尺トーリックレンズでは感光体ドラム上に均
一なドットが形成されるようにレーザビームの焦点位置
調整が行われる。
【0026】ホログラムディスク8には複数のホログラ
ム8−a,8−b,8−c,8−dが設けられており、
それぞれが1走査を行えるようになっている。ホログラ
ムは感光体ドラム上で所定のスポット径をなすように最
適設計されるがその所定のスポット径はホログラムの回
折効率まで考慮されたものではない。
【0027】ホログラムは2つの光源を用いた干渉露光
による作製が一般的であるが、光源に近い部分と光源か
ら遠い部分とでは回折効率が異なり、光源に近い方が回
折効率は高くなる。このため図2に示すように1走査中
のスポット径の変化は従来2−aのようになるように設
計されていたが、2−bのように走査端部に近づくほど
1/e2径が大きくなるように長尺トーリックレンズに
より焦点位置をずらしている。図3に焦点位置の違いを
示す。
【0028】レーザスポットの強度分布を図4に示す。 4−aは走査線中心部近傍のスポット断面、3−bは走
査線端部のスポット断面、4−cはホログラムの回折効
率も考慮した走査線端部のスポット断面である。4−a
,4−bは実際に感光体ドラムに入射するレーザスポッ
トである。4−aと4−cの感光限界光量におけるスポ
ット径は同じでありこのとき形成されるドットの大きさ
も同じとなる。4−bと4−cの差はホログラムの回折
効率による。
【0029】また、図5に示すようにレーザ光源の波長
変動によりホログラムの回折角が異なってもトーリック
レンズにより被走査面上のレーザスポットの位置はほと
んど変化しない。
【0030】以上のように本実施例によれば、レーザビ
ームはホログラム内の回折効率変化に対応して回折効率
の大きい走査中心近傍で最も小さなレーザスポット(1
/e2のスポット径)をなし、回折効率が小さくなって
いく走査中心以外では感光体ドラム上でほぼ同じ感光面
積になるようにレーザスポットを長尺トーリックレンズ
で大きくすることにより、1走査中の感光体ドラム上に
形成されるドット径を均一化することができる。
【0031】また、長尺トーリックレンズをもちいるこ
とにより、ホログラムの回折角がレーザ光源の波長によ
り変化しレーザビームの長尺トーリックレンズへの入射
位置が異なった場合においても感光体ドラム上のスポッ
ト位置はほとんど変化しないため、従来ホログラムを2
枚用いて波長変動の対策を取っていたが、ホログラム1
枚と長尺トーリックレンズ1枚で済むため、レーザ光の
利用効率を高めることが出来る。
【0032】なお、上記実施例ではコリメータレンズに
より平行光または集束光としているが、ホログラムディ
スクおよび長尺トーリックレンズにより集束させること
でコリメータレンズを除くこともできる。
【0033】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、レーザビ
ームはホログラム内の回折効率変化に対応して回折効率
の大きい走査中心近傍で最も小さなレーザスポット1/
e2のスポット径)をなし、回折効率が小さくなってい
く走査中心以外では感光体ドラム上でほぼ同じ感光面積
になるようにレーザスポットを長尺トーリックレンズで
大きくすることにより、ホログラムを作製する際に回折
効率を均一化するため光量の均一化を図ったり、感光体
ドラムの感度を調整したり、レーザ光源の強度を1走査
中に変化させたりすることなく、1走査中の感光体ドラ
ム上に形成されるドット径を均一化することができる。
【0034】また、ホログラムを用いた光走査装置では
レーザ光源の波長ばらつきや温度変化、また印加電流の
変化による波長変動によりレーザスポットの位置が大き
く変化したり、ホログラムディスクの面振れにたいして
従来のポリゴンミラー方式よりも影響が大きいという欠
点があったが、長尺トーリックレンズを用いることによ
りこれらの欠点も同時に取り除くことが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例における光走査装置を示す構成
【図2】本発明の光走査装置のスポット径の変化グラフ
【図3】レーザビームの変化を示す図
【図4】本発明の光走査装置のスポット強度分布を示す
【図5】長尺トーリックレンズによりレーザ光の波長変
動による影響が補正される状況を示す図
【図6】従来の
光走査装置の構成図
【符号の説明】
6    レーザ光源 8    ホログラムディスク 9    長尺トーリックレンズ 10  被走査面

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  レーザ光源と、該レーザ光源より出射
    するレーザビームを所定の走査線に沿って走査のための
    ホログラムディスクと感光体ドラムとを用いた光走査装
    置において、前記ホログラムと感光体ドラムとの間に、
    長尺トーリックレンズを設けたことを特徴とする光走査
    装置。
  2. 【請求項2】  ホログラムディスク上に設けられたホ
    ログラム内の点S(r,θ)における回折効率の比をP
    とした場合、 【数1】 ただし、Ps(r,θ)は点Sにおける回折効率Pma
    x  はホログラム内の最大回折効率σc    はホ
    ログラム内の回折効率が最大の点を通過したレーザビー
    ムが感光体ドラム上に形成するレーザスポット強度のガ
    ウス分布の偏差 σs    は点Sを通過した場合の偏差R     
        は感光体ドラム上に形成されるドットの半径 で表せるσsを用いて感光体ドラム上野レーザスポット
    径Dsが 【数2】 であることを特徴とする請求項1記載の光走査装置
JP11824491A 1991-05-23 1991-05-23 光走査装置 Pending JPH04345123A (ja)

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JP11824491A JPH04345123A (ja) 1991-05-23 1991-05-23 光走査装置

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