JPH04344868A - 筒穴巣検知法 - Google Patents

筒穴巣検知法

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Publication number
JPH04344868A
JPH04344868A JP14139991A JP14139991A JPH04344868A JP H04344868 A JPH04344868 A JP H04344868A JP 14139991 A JP14139991 A JP 14139991A JP 14139991 A JP14139991 A JP 14139991A JP H04344868 A JPH04344868 A JP H04344868A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hole
cylinder
moisture
tube hole
detection
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP14139991A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsuji Tokui
徳井 達児
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Motors Corp
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Motors Corp filed Critical Mitsubishi Motors Corp
Priority to JP14139991A priority Critical patent/JPH04344868A/ja
Publication of JPH04344868A publication Critical patent/JPH04344868A/ja
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  • Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)
  • Cleaning In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シリンダーブロックの
シリンダーボアなどの筒穴内面に、欠陥として存在する
かもしれない巣穴の有無を検知する筒穴巣検知法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】鋳造品から成るエンジンのシリンダーブ
ロックなどでは、鋳造時に気泡などが混入することがあ
り、この気泡がシリンダーボアなどの筒穴の内面の加工
時に巣穴となって表面に現れることがあり、問題となる
【0003】そこで、このような筒穴内面の巣穴の有無
を検知する方法として、レーザ光を利用した方法が用い
られている。
【0004】図4に従来の筒穴巣検知法の一例を示す。 すなわち、シリンダーブロック1のシリンダーボア3に
対し、レーザ光5を照射する走査ヘッド7が出し入れさ
れる。この走査ヘッド7の光導入路9に対し、光源11
からの光がハーフミラー13及びコリメートレンズ15
によって導かれ、更にミラー17及び集光レンズ19を
介して、筒穴すなわちシリンダーボア3の内面に照射さ
れる。走査ヘッド7は回転しつつシリンダーボア3内を
上下方向に出し入れされるので、前記レーザ光5は筒穴
内面をスパイラル状に光走査することになる。次に、筒
穴内面からの反射光21は、前記レーザ光の入射光とほ
ぼ同じに集光レンズ19、ミラー17、コリメートレン
ズ15を通り、ハーフミラー13を透過することにより
受光素子23に受けられる。受光素子23は反射光の強
弱に応じて電気信号を発生し、この信号は制御装置25
に送られる。そして、前記電気信号は増幅器27により
増幅されて、検出器29によりノイズ信号を除去され、
判別器31により信号が筒穴内面の巣穴の存在を示すも
のかどうかが判別される。この判別結果に基づいて、制
御器33が警報・表示装置35や記録装置37を作動さ
せる。また、制御器33は前記走査ヘッド7の回転及び
上下動を行うアクチュエータ39の制御も行う。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の技
術によれば、筒穴内面に存在する水分が原因となって誤
検知をおこす可能性があった。
【0006】すなわち、筒穴内面、例えばシリンダーボ
ア3内面の加工後に行われる洗浄などで使用された水が
被検知面に存在すると、この水分、及び水分により筒穴
内面に付着する塵芥、例えば切粉などが、レーザ光を反
射しあたかも筒穴内面に巣穴などの欠損が存在するかの
ような誤検知を生じる。
【0007】あるいは、筒穴内面の水分が筒穴巣検知法
に用いられる走査ヘッド7の集光レンズ19やカバーガ
ラス20に付着し、これによりレーザ光が常に乱反射状
態となり、筒穴の検知が実質的に不可能となってしまう
おそれがあった。
【0008】本発明は、水分が原因となっておきる誤検
知を防止することのできる筒穴巣検知法を提供すること
を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、以上の目的を
達成するために成されたもので、筒穴内面の巣穴の有無
を、筒穴内面に照射したレーザ光の反射光の変化によっ
て検知する前に、筒穴内面にエアを吹き付けて水分の除
去を行うことを特徴とする筒穴巣検知法である。
【0010】
【作用】レーザ光による検知の前に、予め筒穴内面にエ
アを吹き付けて水分を除去しておくことで、筒穴内面か
ら水滴や切粉などの塵芥を除くことができ、更には筒穴
内面の水分が、検知に使用される走査ヘッドの集光レン
ズなどに付着することを防止でき、ひいては誤検知を防
止できる。
【0011】
【実施例】以下、この発明の1実施例を図1〜図3に基
づいて説明する。自動車エンジンのシリンダーブロック
を製造するラインには、図1の側面図及び図2の平面図
に示すように、加工後のシリンダーブロックの検査を行
う工程がある。すなわち、図示しないラインで加工が行
われ切粉などの洗浄が施されたシリンダーブロックは、
図示しないワークストック装置にストックされ所定の時
間(10分〜1時間程度)をかけて大方の水分を自然蒸
発させる。その後、前記図に示すラインに供給され(S
T0)、まずシリンダーブロック1がどの機種のエンジ
ンに使用されるかが検査される(ST1)。その後シリ
ンダーブロック1にエアが吹き付けられるエアブロー工
程がほどこされる(ST2)。
【0012】このとき、A部拡大図である図3に示すよ
うに、シリンダーブロック1の筒穴であるシリンダーボ
ア3毎にブローヘッド41が設けられており、このブロ
ーヘッド41に設けられたエアノズル43から圧縮エア
45が吹き付けられるようになっている。この吹き付け
は斜め下方に向って行われる。ブローヘッド41は図示
しないアクチュエータにより軸回りに回転し上下動を行
う。これにより、筒穴内面に付着していた水滴47は斜
め上方から吹き付けられる圧縮エア45により下方に追
いやられ、排出される。また、表面の水分も強制的に蒸
発される。そして水分の蒸発に伴い、水分によって付着
していた切粉などの塵芥も、表面から離れ吹き飛ばされ
下方に排出される。
【0013】このエアブロー工程が施された後、シリン
ダーブロック1は更にライン上を搬送され、従来と同様
に、B部拡大図である図4に示される走査ヘッド7によ
り、レーザ光による巣穴の検知が行われる(ST3)。 この検知に用いられる装置及び装置の機能は従来例と同
様であるので、ここではその説明を省略する。
【0014】この検知により巣穴などの表面の欠損が存
在しないと認められた場合には、更にシリンダーブロッ
クはライン上を搬送され、シリンダーボアの測定が行わ
れる(ST4)。これにより正しい寸法のシリンダーボ
ア3が形成されていることが検出されれば、更に次の工
程、例えばクランク穴の測定やリークテストなどが行わ
れる。
【0015】以上の実施例のように、この発明をエンジ
ンのシリンダーブロックの製造・検査を行うラインにお
いて実施することにより、レーザ光による巣穴の検知が
行われる前に、必ずシリンダーブロックはエアの吹き付
けを受け、筒穴内面の水分を除去されるので、水分が原
因となって生じる誤検知を防止することができる。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の筒穴巣検
知法によれば、レーザ光による巣穴の有無の検知の前に
、予め筒穴内面にエアを吹き付けることで水分を除去し
、この水分が原因となっておきる誤検知を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の1実施例を示すシリンダーブロック
検査ラインの側面図である。
【図2】図1の平面図である。
【図3】図1のA部拡大図である。
【図4】図1のB部拡大図である。
【符号の説明】
3    筒穴(シリンダーボア) 41    ブローヘッド 45    エア 47    水分(水滴)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】筒穴内面の巣穴の有無を、筒穴内面に照射
    したレーザ光の反射光の変化によって検知する前に、筒
    穴内面にエアを吹き付けて水分の除去を行うことを特徴
    とする筒穴巣検知法。
JP14139991A 1991-05-17 1991-05-17 筒穴巣検知法 Pending JPH04344868A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14139991A JPH04344868A (ja) 1991-05-17 1991-05-17 筒穴巣検知法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14139991A JPH04344868A (ja) 1991-05-17 1991-05-17 筒穴巣検知法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04344868A true JPH04344868A (ja) 1992-12-01

Family

ID=15291099

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14139991A Pending JPH04344868A (ja) 1991-05-17 1991-05-17 筒穴巣検知法

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JP (1) JPH04344868A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007181830A (ja) * 1996-08-14 2007-07-19 Commiss Energ Atom 紫外線レーザビームによって物体を清掃または汚染除去するための方法および装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007181830A (ja) * 1996-08-14 2007-07-19 Commiss Energ Atom 紫外線レーザビームによって物体を清掃または汚染除去するための方法および装置

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19970826