JPH04343834A - Mri装置 - Google Patents
Mri装置Info
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- JPH04343834A JPH04343834A JP3144084A JP14408491A JPH04343834A JP H04343834 A JPH04343834 A JP H04343834A JP 3144084 A JP3144084 A JP 3144084A JP 14408491 A JP14408491 A JP 14408491A JP H04343834 A JPH04343834 A JP H04343834A
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- 238000005481 NMR spectroscopy Methods 0.000 claims description 16
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Landscapes
- Magnetic Resonance Imaging Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、核磁気共鳴現象を利用
して被検体の所望の断層面を映像化するMRI装置にお
いて、静磁場内に不要な磁性体が持ち込まれることによ
り生ずる静磁場歪の発生を未然に防止する技術に関する
。
して被検体の所望の断層面を映像化するMRI装置にお
いて、静磁場内に不要な磁性体が持ち込まれることによ
り生ずる静磁場歪の発生を未然に防止する技術に関する
。
【0002】
【従来の技術】MRI装置では被検体の特定原子核の核
スピンに共鳴する高周波パルスを照射して核スピンを励
起し、共鳴した核スピンより放出される高周波信号(N
MR信号)を検出し、これをもとに画像の再構成を行な
う。
スピンに共鳴する高周波パルスを照射して核スピンを励
起し、共鳴した核スピンより放出される高周波信号(N
MR信号)を検出し、これをもとに画像の再構成を行な
う。
【0003】上記NMR信号の周波数は被検体の置かれ
た静磁場発生装置の磁場強度に依存し、例えば静磁場強
度が0.2T中での水素原子核(プロトン)の周波数は
8.514MHzである。画像を再構成するためには被
検体を磁場強度一定の静磁場内に設置し、X,Y,Zの
3軸方向それぞれに傾斜磁場コイルを設置し、線形の傾
斜磁場Gx,Gy,Gzを所定のシーケンスに則り被検
体に印加する。さらにこの静磁場、傾斜磁場と共に上記
高周波パルスを照射してNMR信号を受信する。この傾
斜磁場の加え方により、被検体の所望のスライス面の設
定が行なえる。また、MRI装置では撮像シーケンスに
よって多様なNMR画像が得られるが、この場合も傾斜
磁場と高周波パルスの組合せによって、NMR信号を性
質を特徴づけている。
た静磁場発生装置の磁場強度に依存し、例えば静磁場強
度が0.2T中での水素原子核(プロトン)の周波数は
8.514MHzである。画像を再構成するためには被
検体を磁場強度一定の静磁場内に設置し、X,Y,Zの
3軸方向それぞれに傾斜磁場コイルを設置し、線形の傾
斜磁場Gx,Gy,Gzを所定のシーケンスに則り被検
体に印加する。さらにこの静磁場、傾斜磁場と共に上記
高周波パルスを照射してNMR信号を受信する。この傾
斜磁場の加え方により、被検体の所望のスライス面の設
定が行なえる。また、MRI装置では撮像シーケンスに
よって多様なNMR画像が得られるが、この場合も傾斜
磁場と高周波パルスの組合せによって、NMR信号を性
質を特徴づけている。
【0004】このようにMRI装置では、静磁場強度は
基本となるNMR信号の周波数で決定し、撮像視野内の
磁場勾配を傾斜磁場コイルで発生した傾斜磁場によって
線形に変化させNMR信号を得る。このため、被検体の
撮像視野内の静磁場は、均一であることが要求される。
基本となるNMR信号の周波数で決定し、撮像視野内の
磁場勾配を傾斜磁場コイルで発生した傾斜磁場によって
線形に変化させNMR信号を得る。このため、被検体の
撮像視野内の静磁場は、均一であることが要求される。
【0005】一般に静磁場発生装置は元となる静磁場発
生のために永久磁石や常電導コイル、超電導コイルを使
用し、さらに補正用のコイルや磁性体などを使用して、
静磁場不均一を補正し撮像視野内で静磁場が均一となる
ようにしている。これにより画像歪のない、良好な画像
が得られている。
生のために永久磁石や常電導コイル、超電導コイルを使
用し、さらに補正用のコイルや磁性体などを使用して、
静磁場不均一を補正し撮像視野内で静磁場が均一となる
ようにしている。これにより画像歪のない、良好な画像
が得られている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】被検体が撮像のために
静磁場発生装置内に置かれたときに、被検体の身に付け
ているものに磁性体が存在する場合にはこの磁性体によ
り静磁場の均一性が乱され、画像上には静磁場歪による
アーチファクトが現われ、画像の劣化が起こるというよ
うな問題がある。
静磁場発生装置内に置かれたときに、被検体の身に付け
ているものに磁性体が存在する場合にはこの磁性体によ
り静磁場の均一性が乱され、画像上には静磁場歪による
アーチファクトが現われ、画像の劣化が起こるというよ
うな問題がある。
【0007】本発明は、被検体の身に付けた磁性体を検
出し、被検体が磁性体を身に付けたまま静磁場発生装置
に近づくことを未然に防ぐことを目的とする。
出し、被検体が磁性体を身に付けたまま静磁場発生装置
に近づくことを未然に防ぐことを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】被検体に均一な静磁場を
与える静磁場発生手段と、傾斜磁場を与える手段と、前
記被検体の組織を構成する原子の原子核に核磁気共鳴を
起こさせるために高周波磁場を与える高周波パルス送信
手段と、前記核磁気共鳴による信号を検出する核磁気共
鳴信号検出手段と、該共鳴信号を用いて画像再構成を行
なう画像再構成手段とを備えて成るMRI装置において
、前記静磁場発生手段が発生する静磁場内又は被検体を
寝載する寝台の受信コイル装着部に、被検体が身に付け
た磁性体を検出する磁気検出器を設けるとともに、前記
磁気検出器が操作者に認識可能な信号に変換して表示す
る表示器を設ける。
与える静磁場発生手段と、傾斜磁場を与える手段と、前
記被検体の組織を構成する原子の原子核に核磁気共鳴を
起こさせるために高周波磁場を与える高周波パルス送信
手段と、前記核磁気共鳴による信号を検出する核磁気共
鳴信号検出手段と、該共鳴信号を用いて画像再構成を行
なう画像再構成手段とを備えて成るMRI装置において
、前記静磁場発生手段が発生する静磁場内又は被検体を
寝載する寝台の受信コイル装着部に、被検体が身に付け
た磁性体を検出する磁気検出器を設けるとともに、前記
磁気検出器が操作者に認識可能な信号に変換して表示す
る表示器を設ける。
【0009】
【作用】被検体が磁性体を身に付けたまま静磁場内に入
ると、磁性体により磁場が歪む。この磁場の歪みを検出
器により検出し、この検出した信号を表示器により表示
して、被検体が磁性体を身に付けていることを認識する
ことができる。
ると、磁性体により磁場が歪む。この磁場の歪みを検出
器により検出し、この検出した信号を表示器により表示
して、被検体が磁性体を身に付けていることを認識する
ことができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて
詳細に説明する。図5は本発明に係るMRI装置の全体
構成を示すブロック図である。このMRI装置は、核磁
気共鳴(NMR)現象を利用して被検体6の断層画像を
得るもので、静磁場発生磁石10と、中央処理装置(以
下、CPUと称する)11と、シーケンサ12と、送信
系13と、傾斜磁場発生計14と、受信系15と、信号
処理系16とから成る。上記静磁場発生磁石10は、被
検体6の周りにその体軸と直交する方向に強く均一な静
磁場を発生させるもので、上記被検体6の周りのある広
がりを持った空間に永久磁石方式または常電導方式ある
いは超電導方式の磁場発生手段が配置されている。
詳細に説明する。図5は本発明に係るMRI装置の全体
構成を示すブロック図である。このMRI装置は、核磁
気共鳴(NMR)現象を利用して被検体6の断層画像を
得るもので、静磁場発生磁石10と、中央処理装置(以
下、CPUと称する)11と、シーケンサ12と、送信
系13と、傾斜磁場発生計14と、受信系15と、信号
処理系16とから成る。上記静磁場発生磁石10は、被
検体6の周りにその体軸と直交する方向に強く均一な静
磁場を発生させるもので、上記被検体6の周りのある広
がりを持った空間に永久磁石方式または常電導方式ある
いは超電導方式の磁場発生手段が配置されている。
【0011】上記シーケンサ12は、CPU11の制御
で動作し、被検体6の断層画像のデータ収集に必要な種
々の命令を送信系13及び傾斜磁場発生系14並びに受
信系15に送るものである。上記送信系13は、高周波
発振器17と、変調器18と、高周波増幅器19と、送
信用高周波コイル20aとからなり、上記高周波発振器
17から出力された高周波信号をシーケンサ12の命令
で出力された振幅の値で変調器18により振幅変調する
。この振幅変調された高周波パルスを高周波増幅器19
で増幅した後に被検体6に近接して配置された送信用高
周波コイル20aに供給することになる。電磁波が上記
被検体6に照射されるようになっている。
で動作し、被検体6の断層画像のデータ収集に必要な種
々の命令を送信系13及び傾斜磁場発生系14並びに受
信系15に送るものである。上記送信系13は、高周波
発振器17と、変調器18と、高周波増幅器19と、送
信用高周波コイル20aとからなり、上記高周波発振器
17から出力された高周波信号をシーケンサ12の命令
で出力された振幅の値で変調器18により振幅変調する
。この振幅変調された高周波パルスを高周波増幅器19
で増幅した後に被検体6に近接して配置された送信用高
周波コイル20aに供給することになる。電磁波が上記
被検体6に照射されるようになっている。
【0015】上記傾斜磁場発生系14は、X,Y,Zの
3軸方向に巻かれた傾斜磁場コイル21とそれぞれのコ
イルを駆動する傾斜磁場電源22とからなり、上記シー
ケンサ12からの命令にしたがってそれぞれのコイルの
傾斜磁場電源22を駆動することにより、X,Y,Zの
3軸方向の傾斜磁場Gx,Gy,Gzを被検体6に印加
するようになっている。この傾斜磁場の加え方により、
被検体6に対するスライス面を設定することができる。
3軸方向に巻かれた傾斜磁場コイル21とそれぞれのコ
イルを駆動する傾斜磁場電源22とからなり、上記シー
ケンサ12からの命令にしたがってそれぞれのコイルの
傾斜磁場電源22を駆動することにより、X,Y,Zの
3軸方向の傾斜磁場Gx,Gy,Gzを被検体6に印加
するようになっている。この傾斜磁場の加え方により、
被検体6に対するスライス面を設定することができる。
【0016】上記受信系15は、受信用高周波コイル2
0bと、増幅器23と、直交位相検波器24と、A/D
変換器25とからなり、上記送信用高周波コイル20a
から照射された電磁波による被検体6の応答の電磁波(
NMR信号)は被検体6に近接して配置された受信用高
周波コイル20bで検出され、増幅器23及び直交位相
検波器24を介してA/D変換器25に入力してデジタ
ル量に変換され、さらにシーケンサ12からの命令によ
るタイミングで直交位相検波器24によりサンプリング
された2系統の収集データとされ、その信号が信号処理
系16に送られるようになっている。この信号処理系1
6は、CPU11と、磁気ディスク26及び磁気テープ
27等の記録装置と、CRT等のディスプレイ28とか
らなり、上記CPU11でフーリエ変換、補正係数計算
、画像再構成などの処理を行ない、任意断面の信号強度
分布あるいは複数の信号に適当な演算を行なって得られ
た分布を画像化してディスプレイ28に表示するように
なっている。
0bと、増幅器23と、直交位相検波器24と、A/D
変換器25とからなり、上記送信用高周波コイル20a
から照射された電磁波による被検体6の応答の電磁波(
NMR信号)は被検体6に近接して配置された受信用高
周波コイル20bで検出され、増幅器23及び直交位相
検波器24を介してA/D変換器25に入力してデジタ
ル量に変換され、さらにシーケンサ12からの命令によ
るタイミングで直交位相検波器24によりサンプリング
された2系統の収集データとされ、その信号が信号処理
系16に送られるようになっている。この信号処理系1
6は、CPU11と、磁気ディスク26及び磁気テープ
27等の記録装置と、CRT等のディスプレイ28とか
らなり、上記CPU11でフーリエ変換、補正係数計算
、画像再構成などの処理を行ない、任意断面の信号強度
分布あるいは複数の信号に適当な演算を行なって得られ
た分布を画像化してディスプレイ28に表示するように
なっている。
【0017】なお、図5において、送信用及び受信用高
周波コイル20a,20bと傾斜コイル21は、被検体
6の周りの空間に配置された静磁場発生磁石10の磁場
空間内に配置されている。図3は磁性体による静磁場の
変化を示す図であり、(a)は磁性体がない場合の静磁
場を示す図、(b)は静磁場中に磁性体を置いた場合を
示す図である。図に示したように磁性体により磁場の分
布が変化することになる。
周波コイル20a,20bと傾斜コイル21は、被検体
6の周りの空間に配置された静磁場発生磁石10の磁場
空間内に配置されている。図3は磁性体による静磁場の
変化を示す図であり、(a)は磁性体がない場合の静磁
場を示す図、(b)は静磁場中に磁性体を置いた場合を
示す図である。図に示したように磁性体により磁場の分
布が変化することになる。
【0018】図2は本発明に係る磁性体5を検出するホ
ール素子(磁気センサ)1の特徴を示す図である。ホー
ル素子1に磁場強度Bを印加し、この磁場の方向と直交
する方向E,Fに電流Iを流すと、この両者と直交する
方向の端子G,Hには電圧Vhが発生し、これらの関係
は次式で表わせる。 Vh=Rh×I×B/d ここでdはホール素子1の厚さ、Rhはホース素子に固
有の値である。したがって、電流Iとホース素子の厚さ
dを一定にすれば、磁場強度Bが変化した場合は出力電
圧Vhもそれに比例して変化することになる。
ール素子(磁気センサ)1の特徴を示す図である。ホー
ル素子1に磁場強度Bを印加し、この磁場の方向と直交
する方向E,Fに電流Iを流すと、この両者と直交する
方向の端子G,Hには電圧Vhが発生し、これらの関係
は次式で表わせる。 Vh=Rh×I×B/d ここでdはホール素子1の厚さ、Rhはホース素子に固
有の値である。したがって、電流Iとホース素子の厚さ
dを一定にすれば、磁場強度Bが変化した場合は出力電
圧Vhもそれに比例して変化することになる。
【0019】図1は磁場強度変化検出回路のブロック図
である。ホール素子1で検出した電圧Vhを増幅器2で
増幅した後、比較器3によって静磁場の変化が規定値を
超えたことを検出し、これを表示回路4によって磁性体
が存在することを知らせる。表示回路4での表示は、操
作者が認識できる信号、例えば光学的信号または音声信
号として行なわれるのが好ましい。そのための手段は公
知のものが数多くあるので省略する。
である。ホール素子1で検出した電圧Vhを増幅器2で
増幅した後、比較器3によって静磁場の変化が規定値を
超えたことを検出し、これを表示回路4によって磁性体
が存在することを知らせる。表示回路4での表示は、操
作者が認識できる信号、例えば光学的信号または音声信
号として行なわれるのが好ましい。そのための手段は公
知のものが数多くあるので省略する。
【0020】図4は磁場強度検出のためのホール素子1
の設置例を示す。ホール素子1−1,1−2は被検体6
が乗せられる寝台9内で特に頭部用や腹部用のコイルが
据え付けられる位置の近傍に取り付けられている。静磁
場は静磁場発生磁石10によって図に示すBの方向つま
り垂直方向に発生している。ここでの静磁場Bは静磁場
発生磁石10によって外部に洩れている漏洩磁場を利用
している。ホール素子1−1,1−2は寝台9に被検体
6を乗せた状態の撮像の準備段階で磁性体の検出を行な
う。このときに被検体6に磁性体が付随している場合に
は磁性体によって静磁場の強度が変化し、磁場強度変化
検出回路に酔って磁性体の存在を知らせることができる
。
の設置例を示す。ホール素子1−1,1−2は被検体6
が乗せられる寝台9内で特に頭部用や腹部用のコイルが
据え付けられる位置の近傍に取り付けられている。静磁
場は静磁場発生磁石10によって図に示すBの方向つま
り垂直方向に発生している。ここでの静磁場Bは静磁場
発生磁石10によって外部に洩れている漏洩磁場を利用
している。ホール素子1−1,1−2は寝台9に被検体
6を乗せた状態の撮像の準備段階で磁性体の検出を行な
う。このときに被検体6に磁性体が付随している場合に
は磁性体によって静磁場の強度が変化し、磁場強度変化
検出回路に酔って磁性体の存在を知らせることができる
。
【0021】静磁場発生磁石10内のホール素子1−3
は撮像位置の近傍に取り付けた例である。ホール素子1
−1,1−2の場合に検出できなかったときに被検体6
を撮像位置に設置した状態での磁性体の検出を行なうも
のであり、撮像直前で磁性体の有無を確認できる。
は撮像位置の近傍に取り付けた例である。ホール素子1
−1,1−2の場合に検出できなかったときに被検体6
を撮像位置に設置した状態での磁性体の検出を行なうも
のであり、撮像直前で磁性体の有無を確認できる。
【0022】上記例では撮像が開始された場合、傾斜磁
場が印加され、磁性体が無い状態でも磁場変化が起こる
。したがって撮像が開始されたときには上記の検出回路
の働きを停止する必要がある。
場が印加され、磁性体が無い状態でも磁場変化が起こる
。したがって撮像が開始されたときには上記の検出回路
の働きを停止する必要がある。
【0023】ここでは、検出素子であるホール素子1の
設置位置を寝台9内のコイルの近傍や撮像視野の近傍に
固定した例を示したが、磁性体の検出が行なえる場所で
あれば良い。また、静磁場発生磁石10は永久磁石方式
の他に、常電導、超電導方式などがあるが、MRI装置
に使われるどのような方式の静磁場発生装置でも可能で
ある。さらにここでは、ホール素子1に印加する静磁場
を撮像のための静磁場発生装置の静磁場を利用したが、
磁性体検出用の静磁場を別に用意し、この静磁場内のホ
ール素子1を設置し、被検体をその磁場内に入れて静磁
場の変化を検出しても良い。
設置位置を寝台9内のコイルの近傍や撮像視野の近傍に
固定した例を示したが、磁性体の検出が行なえる場所で
あれば良い。また、静磁場発生磁石10は永久磁石方式
の他に、常電導、超電導方式などがあるが、MRI装置
に使われるどのような方式の静磁場発生装置でも可能で
ある。さらにここでは、ホール素子1に印加する静磁場
を撮像のための静磁場発生装置の静磁場を利用したが、
磁性体検出用の静磁場を別に用意し、この静磁場内のホ
ール素子1を設置し、被検体をその磁場内に入れて静磁
場の変化を検出しても良い。
【0024】
【発明の効果】以上述べたように本発明は、磁性体によ
る静磁場発生強度の変化をホール素子によって検出し、
電圧に変換、増幅後、比較回路で検知し、表示回路によ
って磁性体の存在を知らせる。磁性体を付けたまま撮像
を行なってしまった場合には、画像の歪みを見て磁性体
が存在していることを認識して、磁性体を取り外して再
度撮像を行なわなければならない。しかしながら本発明
によれば、磁性体が存在することが予め撮像の前にわか
るため、被検体から磁性体を外すことにより、磁性体に
よる静磁場の歪みを無くすことができるだけでなく、時
間の短縮を図ることができる。
る静磁場発生強度の変化をホール素子によって検出し、
電圧に変換、増幅後、比較回路で検知し、表示回路によ
って磁性体の存在を知らせる。磁性体を付けたまま撮像
を行なってしまった場合には、画像の歪みを見て磁性体
が存在していることを認識して、磁性体を取り外して再
度撮像を行なわなければならない。しかしながら本発明
によれば、磁性体が存在することが予め撮像の前にわか
るため、被検体から磁性体を外すことにより、磁性体に
よる静磁場の歪みを無くすことができるだけでなく、時
間の短縮を図ることができる。
【図1】本発明の磁場強度変化検出回路の実施例図
【図
2】本発明に係る磁性体を検出するホール素子の特徴を
示す図
2】本発明に係る磁性体を検出するホール素子の特徴を
示す図
【図3】磁性体による静磁場の変化を示す図
【図4】磁
場強度検出のためのホール素子の設置例を示す図
場強度検出のためのホール素子の設置例を示す図
【図5】本発明にかかるMRI装置の実施例を示す図
1 ホール素子
2 増幅器
3 比較器
4 表示回路
5 磁性体
6 被検体
9 寝台
10 静磁場発生磁石
11 CPU
12 シーケンサ
13 送信系
14 傾斜磁場発生系
15 受信系
16 信号処理系
17 高周波発振器
18 変調器
19 高周波増幅器
20a 送信用高周波コイル
20b 受信用高周波コイル
21 傾斜磁場コイル
22 傾斜磁場電源
23 増幅器
24 直交位相検波器
25 A/D変換器
26 磁気ディスク
27 磁気テープ
28 ディスプレイ
Claims (1)
- 【請求項1】被検体に均一な静磁場を与える静磁場発生
手段と、傾斜磁場を与える手段と、前記被検体の組織を
構成する原子の原子核に核磁気共鳴を起こさせるために
高周波磁場を与える高周波パルス送信手段と、前記核磁
気共鳴による信号を検出する核磁気共鳴信号検出手段と
、該共鳴信号を用いて画像再構成を行なう画像再構成手
段とを備えて成るMRI装置において、前記静磁場発生
手段が発生する静磁場内又は被検体を寝載する寝台の受
信コイル装着部に、被検体が身に付けた磁性体を検出す
る磁気検出器を設けるとともに、前記磁気検出器が操作
者に認識可能な信号に変換して表示する表示器を設けた
ことを特徴とするMRI装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3144084A JPH04343834A (ja) | 1991-05-21 | 1991-05-21 | Mri装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3144084A JPH04343834A (ja) | 1991-05-21 | 1991-05-21 | Mri装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04343834A true JPH04343834A (ja) | 1992-11-30 |
Family
ID=15353874
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3144084A Pending JPH04343834A (ja) | 1991-05-21 | 1991-05-21 | Mri装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04343834A (ja) |
-
1991
- 1991-05-21 JP JP3144084A patent/JPH04343834A/ja active Pending
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