JPH043437Y2 - - Google Patents

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JPH043437Y2
JPH043437Y2 JP13398785U JP13398785U JPH043437Y2 JP H043437 Y2 JPH043437 Y2 JP H043437Y2 JP 13398785 U JP13398785 U JP 13398785U JP 13398785 U JP13398785 U JP 13398785U JP H043437 Y2 JPH043437 Y2 JP H043437Y2
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JP
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piece
heating cylinder
heater
upper half
heat
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JP13398785U
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の技術分野] 本考案はモールドジヨイント工法に使用する加
熱筒に係る。
[考案の技術的背景とその問題点] CVケーブル、特に超高圧CVケーブルの接続に
はモールドジヨイント工法が採用されている。
一般的には、第2図に示すような加熱筒を使用
して、接続部に巻回したポリエチレンテープを加
熱し架橋させている。第2図において加熱筒筐体
1は円筒を軸を含む平面で二分割した形状の部片
1a,1aよりなり、その内部には部片が結合し
て形成した円筒と同心の円筒面に沿つて複数のヒ
ータ2が配置されている。接続部のモールドを行
うには、加熱筒1でケーブルの接続部3を同心的
に包囲し、ヒータ2を付勢して接続部3を加熱す
る。
上記のようにしてモールドを行う場合、加熱筒
内の温度分布は均一であることが必要である。そ
のため、筐体内1の複数点にヒータ用の感熱セン
サ4を設置し、それぞれのヒータをon,offさせ、
筐体1内の温度分布をできるだけ均一化させるよ
うにしている。
ところが、熱の対流があるため加熱筒内の温度
分布は均一になりにくい。すなわち、感熱センサ
の設置してある部分の温度は設定温度となるが、
他の部分は熱の回り込み等の影響で設定温度より
も高温となることが多い。
[考案の目的] 本考案は上記の事情に基づきなされたもので、
筐体内の温度分布を均一化させることができるモ
ールドジヨイント工法用加熱筒を提供する。
[考案の概要] 本考案のモールドジヨイント工法用加熱筒は、
円筒をその軸を含む面で2分割した形状の上半、
下半の部片からなる加熱筒筐体を有し、各部片内
にそれぞれ複数箇のヒータを有するものにおい
て、前記上半の部片には部片内周から離間した一
側縁と加熱時に筐体内に収容されるケーブル接続
部の近傍に位置する他の側縁とを有し部片内周か
ら中心に向かつて下降する傾斜の仕切板を設け、
各部片内には前記部片内のヒータ制御する少なく
とも1箇の感熱センサを設けたことを特徴とす
る。
[考案の実施例] 第2図と同一部分には同一符号を付した第1図
Aは本考案一実施例の加熱筒筐体の斜視図、第1
図Bは加熱筒全体の横断面図、第1図Cはその要
部の斜視図である。本考案の加熱筒にあつては、
第1図Bに示すように筐体1の上半の部片内に次
のようにして仕切板5が設けられている。すなわ
ち、仕切板5は筐体1の全長におよび長さで、上
半部片内の最下位のヒータの台座にブラケツト5
aにおいて固定され、その先端はケーブルの接続
部3の前記筐体の分割面との交線近傍におよぶ形
状を有する。また、上半部片内にはH1〜H44箇
のヒータが、下半部材内にはH5〜H8の4箇のヒ
ータがそれぞれ設けられている。
而して、ヒータ2の制御点は第1図Bに示すよ
うに接続部3の上下A、B2点とし上方の制御点
Aに設けた感熱センサ6は上半の部片内のヒータ
H1〜H4を制御し、下方の制御点Bに設けた感熱
センサ7は下半の部片内のヒータH5〜H8を制御
するようにしてある。
上記の本考案の加熱筒によつて接続部3の加熱
を行う場合に、もし加熱筒内の仕切板5がないと
すれば、接続部側面のC,Dは熱対流の関係で制
御点A,Bよりも高温となることがある。ところ
が、本考案の加熱筒においては仕切板5が設けて
あるため、下半部片内のヒータH5〜H8の発生す
る熱により加熱された空気は、図面に矢符T1
T2で示すように左右の仕切板の裏面を通り上半
部片内に流入する。
上半部片内に流入した前記の空気はヒータH1
〜H4によつて発生された熱t1〜t4と混合し、総合
的な温度として制御点Aのセンサの出力により制
御される。
一方、制御点Bに設けられた感熱センサ7は、
ヒータH5〜H8の発生する熱t5〜t8を総合的に感
知し、下半部片内の温度分布を均一化する。
また、前記の仕切板5は熱遮蔽としても作用
し、ヒータH1〜H4の発生する熱t1〜t4が下半部
片内に伝達されないようにしている。
なお、本考案は上記実施例のみに限定されな
い。例えば、仕切板5の取付角θおよびヒータの
数、制御点の数は任意に選定することができる。
[考案の効果] 上記から明らかなように、本考案の加熱筒は仕
切板により上半、下半に仕切られ、下半部片内の
ヒータによつて加熱された空気は仕切板の裏面を
通つて上半部材内に入り、ここで上半部片内のヒ
ータによつて加熱された空気と混合し、上半部材
内に設置された制御点は前記の混合された空気に
よりヒータを制御する。また、下半部片内に設置
された制御点は下半部片内のヒータの発生する熱
を総合して検知し、これによつて下半部片内のヒ
ータを制御する。さらに、仕切板は上半部片内の
ヒータが発生する熱の下半部片内への伝達を防止
する作用も示す。以上を総合して加熱筒内の温度
分布はほぼ均一に保たれる。
【図面の簡単な説明】
第1図Aは本考案の一実施例の要部の斜視図、
第1図Bは前記実施例の横断面図、第1図Cは他
の要部の斜視図、第2図は従来の加熱筒の横断面
図である。 1……加熱筒筐体、1a……部片、2,H1
H8……ヒータ、3……ケーブル接続部、4,6,
7……感熱センサ、5……仕切板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 円筒をその軸を含む面で2分割した形状の上
    半、下半の部片からなる加熱筒筐体を有し、各部
    片内にそれぞれ複数箇のヒータを有するものにお
    いて、前記上半の部片には部片内周から離間した
    一側縁と加熱時に筐体内に収容されるケーブル接
    続部の近傍に位置する他の側縁とを有し部片内周
    から中心に向かつて下降する傾斜の仕切板を設
    け、各部片内には前記部片内のヒータ制御する少
    なくとも1箇の感熱センサを設けたことを特徴と
    するモールドジヨイント工法用加熱筒。
JP13398785U 1985-08-31 1985-08-31 Expired JPH043437Y2 (ja)

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JP13398785U JPH043437Y2 (ja) 1985-08-31 1985-08-31

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JP13398785U JPH043437Y2 (ja) 1985-08-31 1985-08-31

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Publication Number Publication Date
JPS6241686U JPS6241686U (ja) 1987-03-12
JPH043437Y2 true JPH043437Y2 (ja) 1992-02-03

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