JPH04343679A - クラッチ式電動ドライバの制御回路 - Google Patents

クラッチ式電動ドライバの制御回路

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JPH04343679A
JPH04343679A JP11453491A JP11453491A JPH04343679A JP H04343679 A JPH04343679 A JP H04343679A JP 11453491 A JP11453491 A JP 11453491A JP 11453491 A JP11453491 A JP 11453491A JP H04343679 A JPH04343679 A JP H04343679A
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clutch
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thyristor
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Takashi Ishizuka
石塚 高士
Toshio Mizoguchi
利夫 溝口
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Koki Holdings Co Ltd
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Hitachi Koki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、クラッチ式電動ドライ
バの制御回路に係り、さらに詳細には、ねじの締付反力
を受けてクラッチを離脱し、モ−タを自動停止させるク
ラッチ式電動ドライバの制御回路に関する。
【0002】
【従来の技術】近年の電動ドライバは、周知のように、
ねじ締めが完了するとクラッチを離脱させ、モ−タの回
転力を遮断させるだけでなく、モ−タへの通電を断ち、
同時に発電制動をかけて急停止させるようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記し
たごとき従来形この種ドライバにあっては、ねじ締め完
了直後に操作スイッチが短時間でもオフ状態になると、
モ−タは停止せず、不必要な連続締付けをおこなって、
ねじ頭や雌ねじを傷めるという欠点があった。
【0004】なお、前記したごとき操作スイッチの短時
間でのオフ状態は、図4(すなわち、操作スイッチを投
入した後、ねじ締付けが完了するまでの各素子の状態を
タイミングチャ−トで表わした図4)に示すごとく、ね
じ締付完了時の反動で操作スイッチがチャタリングを起
こしたり、無意識に操作スイッチを誤操作してオフして
しまった場合等に発生し、比較的起こり易い現象である
【0005】本発明の目的は、前記した従来技術の欠点
を除去し、ねじ締め完了直後における不必要な連続締付
けをなくし、ねじ頭や雌ねじを傷めることのない、改良
されたクラッチ式電動ドライバを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的は、ねじ締付時
所定の負荷を受けて自動的にクラッチ係合を解除するク
ラッチ機構と、ドライバ操作スイッチがオン状態で前記
クラッチ係合の解除を検出するクラッチ離脱検出スイッ
チと、前記クラッチ離脱検出スイッチからの信号を受け
て点弧し、かつドライバ操作スイッチをオフするまでそ
の状態を自己保持するサイリスタと、前記サイリスタに
より付勢されてモ−タへの通電を遮断し、かつモ−タを
短絡して発電制動をかけるスイッチング回路とを有する
クラッチ式電動ドライバにおいて、前記ドライバ操作ス
イッチがオフした後サイリスタに保持電流を供給するバ
ックアップ回路を具備することによって達成される。
【0007】
【作用】しかして、前記構成よりなる本発明によれば、
ねじ締付完了時の反動で操作スイッチがチャタリングを
起こしたり、無意識に操作スイッチを誤操作してオフし
てしまった場合であっても、バックアップ回路部分にお
けるコンデンサの放電々流により、サイリスタは消弧す
ることなく、保持電流を維持してオン状態を保ち、モ−
タを確実に停止せしめて、ねじ締め完了直後における不
必要な連続締付けをなくすことができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明を、図2に示す電動ドライバの
内部構造説明図、さらには図4の効果説明図を参照しつ
つ、図1の一実施例にもとづいて説明する。
【0009】電動ドライバの内部構造を示す図2におい
て、1はドライバ駆動用モ−タ、2は遊星歯車2aを用
いた減速装置である。
【0010】減速装置2の太陽歯車2bは、モ−タ1の
出力軸に軸着され、遊星歯車2aは、固定クラッチ3に
回動自在に支持されている。固定クラッチ3には、2個
のコロ4が突設されていて、固定カムを形成している。
【0011】5はドライバ出力シャフトであり、ドライ
バ出力シャフト5の一端には、ドライバビット6を保持
するソケット7が、ピン8および止めねじ9を介して接
続支承されており、ドライバ出力シャフト5の他端には
、回転板10と鋼球11とからなる可動クラッチ12が
、キ−13を介して、ドライバ出力シャフト5と一体的
に回転するよう取り付けられている。
【0012】鋼球11は、回転板10の両端に出没自在
に収納されており、ねじ締付力調整スプリング14の押
圧力により、スリ−ブ15,17、さらには押しピン1
6を介して、固定クラッチ3の対向面側に鋼球11の一
部が突出し、この突出部がコロ4の外周面に係合してい
る。
【0013】18はギヤカバ−であり、ギヤカバ−18
は、前記した減速装置2,固定クラッチ3,可動クラッ
チ12,スリ−ブ15,押しピン16等を収納する。
【0014】20は、可動クラッチ12が固定クラッチ
3から離脱したことを検出するクラッチ離脱検出スイッ
チで、クラッチ離脱検出スイッチ20は、ギヤカバ−1
8の外側面の一部に、ピン19を介して保持され、常時
は、ねじ締付力調整スプリング14の押圧力により、ス
リ−ブ17を介して押圧され、クラッチ離脱検出スイッ
チ20のスイッチ接点が開放されている。
【0015】21は、ねじ締付力調整スプリング14の
押圧力を調整するアジャストリング、22は、ねじ締付
力調整スプリング14を保持するトップカバ−である。
【0016】本発明の制御回路を示す図1において、2
3は直流電源を示し、24は、モ−タ1を起動するドラ
イバ操作スイッチ、25は、モ−タ1の正逆回転を切り
換える正逆切換スイッチである。
【0017】27は、スイッチング回路26を構成する
リレ−で、リレ−27の常閉接点N・Cは、モ−タ1へ
の通電回路を形成し、常開接点N・Oは、モ−タ1の短
絡回路を形成する。
【0018】28は、クラッチ離脱検出スイッチ20か
らの信号を受けてリレ−27を付勢する3端子サイリス
タである。サイリスタ28のアノ−ド・カソ−ド間には
、抵抗30,ダイオ−ド33,コンデンサ31によって
構成されたバックアップ回路29が接続されている。
【0019】次に、本実施例の動作について説明する。
【0020】ドライバ操作スイッチ24をオンすると、
抵抗30,リレ−27のリレ−コイル27aを介して、
バックアップ回路29のコンデンサ31を充電するとと
もに、モ−タ1を起動する。
【0021】モ−タ1の回転力は、減速装置2を介して
、固定クラッチ3と可動クラッチ12とに伝達され、さ
らにキ−13,ドライバ出力シャフト5,ソケット7を
介しドライバビット6に伝達され、ねじ締めをおこなう
【0022】ねじ締めが進み、所定の締付力に達すると
、固定クラッチ3のコロ4がカム作動して、鋼球11を
スリ−ブ17側に押し出し、固定クラッチ3と可動クラ
ッチ12との係合が解除されて、モ−タ1の回転力伝達
が遮断される。
【0023】また、鋼球11は、スリ−ブ17,押しピ
ン16を介して、スリ−ブ15を軸方向に押し出し、ク
ラッチ離脱検出スイッチ20をオンする。
【0024】さらに、クラッチ離脱検出スイッチ20の
オンにより、サイリスタ28のゲ−トが抵抗32を介し
て付勢され、リレ−27を駆動してモ−タ1への通電を
遮断し、モ−タ1を短絡させて発電制動をかけ、モ−タ
1を急停止させる。
【0025】そして、図4のタイミングチャ−トに示す
ごとく、ねじ締付完了時の反動で操作スイッチがチャタ
リングを起こしたり、無意識に操作スイッチを誤操作し
てオフしてしまった場合であっても、バックアップ回路
29部分におけるコンデンサ31の放電々流により、サ
イリスタ28は消弧することなく、保持電流を維持し、
オン状態を保つ。
【0026】図3は本発明の他の実施例を示し、本実施
例においては、クラッチ離脱検出スイッチ20を、バッ
クアップ回路29のコンデンサ31に接続したものであ
って、この構成によれば、固定クラッチ3と可動クラッ
チ12とが離脱状態のまま停止しても、次にドライバ操
作スイッチ24を投入した場合、コンデンサ31の電圧
は低く(なお、この電圧は、リレ−コイル27a,抵抗
30とコンデンサ31の時定数で決定される)、コンデ
ンサ31が充電されるまでサイリスタ28のゲ−トは付
勢されないため、モ−タ1は直ちに回転を開始して前記
固定クラッチ3と可動クラッチ12とを速やかに係合状
態に戻すものであり、モ−タ1の起動性を向上させるこ
とができる。
【0027】
【発明の効果】以上、本発明によれば、ねじ締付完了時
の反動で操作スイッチがチャタリングを起こしたり、無
意識に操作スイッチを誤操作してオフしてしまった場合
であっても、バックアップ回路部分におけるコンデンサ
の放電々流により、サイリスタは消弧することなく、保
持電流を維持してオン状態を保ち、モ−タを確実に停止
せしめて、ねじ締め完了直後における不必要な連続締付
けをなくし、ねじ頭や雌ねじを傷める不具合をなくすこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明制御回路の一実施例を示す結線図である
【図2】電動ドライバの内部構造を示す縦断面図である
【図3】本発明制御回路の他の実施例を示す結線図であ
る。
【図4】本発明を採用した電動ドライバの操作スイッチ
投入後、ねじ締付けが完了するまでの各素子の状態を示
すタイミングチャ−トである。
【図5】従来形電動ドライバの操作スイッチ投入後、ね
じ締付けが完了するまでの各素子の状態を示すタイミン
グチャ−トである。
【符号の説明】
1…ドライバ駆動用モ−タ、20…クラッチ離脱検出ス
イッチ、23…直流電源、24…ドライバ操作スイッチ
、25…モ−タ正逆切換スイッチ、26…スイッチング
回路、27…リレ−、27a…リレ−コイル、28…3
端子サイリスタ、29…バックアップ回路、30…抵抗
、31…コンデンサ、32…抵抗、33…ダイオ−ド、
N・C…リレ−常閉接点、N・O…リレ−常開接点。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ねじ締付時所定の負荷を受けて自動的にク
    ラッチ係合を解除するクラッチ機構と、ドライバ操作ス
    イッチがオン状態で前記クラッチ係合の解除を検出する
    クラッチ離脱検出スイッチと、前記クラッチ離脱検出ス
    イッチからの信号を受けて点弧し、かつドライバ操作ス
    イッチをオフするまでその状態を自己保持するサイリス
    タと、前記サイリスタにより付勢されてモ−タへの通電
    を遮断し、かつモ−タを短絡して発電制動をかけるスイ
    ッチング回路とを有するクラッチ式電動ドライバにおい
    て、前記ドライバ操作スイッチがオフした後サイリスタ
    に保持電流を供給するバックアップ回路を具備したこと
    を特徴とするクラッチ式電動ドライバの制御回路。
  2. 【請求項2】請求項1において、バックアップ回路から
    の電力をクラッチ離脱検出スイッチに供給する回路系を
    備えたクラッチ式電動ドライバの制御回路。
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