JPH04343400A - 音声合成装置 - Google Patents

音声合成装置

Info

Publication number
JPH04343400A
JPH04343400A JP3115210A JP11521091A JPH04343400A JP H04343400 A JPH04343400 A JP H04343400A JP 3115210 A JP3115210 A JP 3115210A JP 11521091 A JP11521091 A JP 11521091A JP H04343400 A JPH04343400 A JP H04343400A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
quantization
value
volume
quantization coefficient
coefficient
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP3115210A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3269089B2 (ja
Inventor
Hiroshi Isono
磯野 浩志
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP11521091A priority Critical patent/JP3269089B2/ja
Publication of JPH04343400A publication Critical patent/JPH04343400A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3269089B2 publication Critical patent/JP3269089B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は音声合成方式とその装置
に関し、特に適応差分PCM(ADPCM)方式を用い
音量調整機能を有する音声合成方式とその装置に関する
【0002】
【従来の技術】ディジタルデータで音声信号を扱う場合
、まず図6(A)に示したように、ある周期でサンプリ
ングして各サンプリングした値に対して量子化し、量子
化値に対応した符号に置き換えたものをパルス符号変調
(PCM)という。一般的にはA/Dコンバータの出力
値がPCMコードであり、図6(A)は3ビットの場合
を示す。図6(A)の斜線で示した部分が量子化による
誤差であり、量子化誤差と呼ばれている。この符号化方
式は、アナログ信号に対する量子化誤差が少なくなるよ
うに符号化を試みようとすると図6(B),(C)のよ
うに4ビット,5ビットとビット数が多く必要となり情
報量が増える。
【0003】PCM方式の音質改善並びに情報量削減と
して考え出されたのが、次に説明する差分PCM(DP
CM)方式である。PCM方式では、ビットのすべてを
割り当てて、音声波形の符号化を行っていた。
【0004】この方法では、良質な音声を再生するには
、符号化ビット数を多くしなければならなかった。
【0005】そこで音声信号の相関性を利用し、図7に
示したように前の音声信号との差分値に対してPCM符
号化を行ったものがDPCMである。つまり、同じビッ
ト数であれば、差分値に対して割り当てた方がより良質
な音声を合成することが出来る。また逆に同程度の音質
で良ければDPCMの符号ビット数を少なくでき音声デ
ータの情報圧縮を行うことも出来る。DPCM方式にお
いては差分値に対してのPCMであるため、量子化のた
めの量子化幅が一定であり、急激な音声信号の振幅変化
や、あまりにも緩慢な音声信号の場合はひずみや雑音と
なって現れる。
【0006】さらにDPCMに対して適応符号化の考え
方を導入してより高能率に音声信号を符号化したものが
、次に説明する適応差分PCM(ADPCM)方式であ
る。
【0007】ADPCM方式は、差分信号値の量子化幅
Δi を前のサンプル値から定める方法である。すなわ
ち、前のサンプルの量子化幅をΔi−1 とすると次の
サンプル量子化幅は、次式で定められる。量子化係数k
の値は前のサンプルの振幅値の関数として定めるもので
ある。
【0008】
【0009】一例として、表1に3ビットで量子化を行
う場合の量子化係数kの与え方を示す。
【0010】
【表1】
【0011】3ビットで量子化する場合、最上位の1桁
は符号ビットとして割り当てられるので残りの2ビット
が振幅の絶対値を示す。そして、この2ビットの振幅値
の中で、表1の矢印で示す値の半値に相当する振幅値以
上のコードに符号化された場合は、次のサンプルの量子
化幅が大きくなるようにkの値を1よりも大きくする。 逆に、半値に相当する振幅値よりも小さな振幅の値であ
ったら、前の量子化幅よりも減少させるため、kを1よ
り小さくする。但し、ADPCMにおいては、量子化幅
の最大値と最小値を定めておき、必要以上に小さくなっ
たり、逆に大きくなったりすることがないようにしなけ
ればならない。
【0012】基本的には、適応化された量子化幅Δによ
る量子化結果が、絶対値が常に許容レベルの中央付近に
あるようにして、オーバーロードひずみの状態(許容レ
ベルの上限に近づく状態)にも、粒状ノイズ(許容レベ
ルの下限に近づく状態)にもおちいらないようにする方
式である。
【0013】一般に用いられている2〜5ビットの時の
量子化係数を表2に示す。
【0014】
【表2】
【0015】以上、音声符号化について説明したが、音
声合成においては前述した符号化の逆の動作により復号
することで実現する。量子化係数に関しては、符号化に
用いた値と同じ値を用いることで復号化する。
【0016】次に音量調整について説明する。
【0017】従来、ディジタル的に音量調整機構を有す
るものは一般に復号された合成信号1つ1つに対してシ
フト演算か、乗算により行っていた。また、ディジタル
量からアナログ量に変換した後、アナログ的に利得可変
アンプまたは可変抵抗により音量を調整していた。
【0018】従来の音声合成装置の一例を図8に示す。 図8において、従来の音声合成装置は、ADPCM方式
の復号に使用される乗算器1と、加減算器3と、ADP
CM符号レジスタ4と、量子化係数セレクタ15と、量
子化係数テーブル6と、復号された信号に対して所定の
倍率にするための乗算器19と、前述した各ブロック間
を仲介するレジスタ7〜11,16〜18とからなって
いた。
【0019】次に動作について説明する。
【0020】まず、読み出し専用メモリ等で構成された
ADPCM符号記憶部(図8では省略してある)から読
み出したADPCM符号を、ADPCM符号レジスタ4
に一旦格納する。格納されたADPCM符号の符号部S
は振幅レベルが正か負かの判別に相当する加算/減算の
切り換え制御のための制御信号として加減算器3に送ら
れる。ADPCM符号の符号部S以外の振幅情報は、量
子化係数セレクタ15のセレクタ制御信号として送られ
る。量子化係数セレクタ15は、ADPCM符号レジス
タ4から送られてきた信号をもとにして量子化係数テー
ブル6の中から該当する量子化係数を選択する。選択さ
れた量子化係数はレジスタ8に一旦格納される。すでに
前の復号に用いた量子化幅がレジスタ7に格納されてい
るので乗算器1を用いてレジスタ8の量子化係数とレジ
スタ7の前量子化幅との乗算を行い新しい量子化幅をレ
ジスタ10に格納する。レジスタ10の値を基準として
加減算器3とレジスタ9,10を用いてADPCM符号
のデータに基づいた値の回数分加算/減算を繰り返すこ
とで累算し復号化を行う。
【0021】次に、復号化されたデータはレジスタ17
に一旦格納され、倍率情報が格納されたレジスタ16の
値と乗算器19により乗算がなされることにより音量を
調整するというものであった。
【0022】図8においては、乗算器を2個有している
が、音量調整と復号化とを時分割に行なうことにより乗
算器を1個としているものもある。
【0023】また、音量調整用に乗算器は用いずに、復
号信号をD/Aコンバータによりアナログ信号に変換し
、利得可変アンプにより音量調整するというものもあっ
た。
【0024】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の音声合
成装置は、ADPCM方式本来の複雑なアルゴリズムに
よる復号回路の動作を妨げないように復号化された後の
音声信号に対して音量調整を行っていたため、音量調整
専用の乗算器等の回路やアナログ回路が必要であるとい
う欠点があった。また、乗算器を少なくするために時分
割に使用しても復号の度ごとに乗算処理を行なわなけれ
ばならないため処理時間を多く必要とするという欠点が
あった。
【0025】
【課題を解決するための手段】本発明の音声合成方式は
、適応差分PCM符号方式を用いて符号化されたディジ
タルデータから音声を合成する音声合成方式において、
適応差分PCM符号である前記ディジタルデータの復号
化時における前記ディジタルデータの量子化幅の変化量
を符号化時に設定したこの変化量に対して可変すること
により音量調整を行なうものである。
【0026】また、本発明の音声合成装置は、本発明の
音声合成方式に用いる音声合成装置において、前記ディ
ジタルデータの復号化に用いる前記量子化幅の設定用の
前記ディジタルデータの符号化時に設定した符号化量子
係数と同一の値である第一の量子化係数を含む予め定め
た複数の量子化係数を記憶する量子化係数記憶手段と、
前記量子化係数記憶手段から前記量子化係数を選択する
量子化係数選択手段と、前記量子化係数選択手段により
選択された前記量子化係数を乗算して前記量子化幅を設
定する乗算手段と、音量保持と音量増大と音量減少のい
ずれかを指示する音量調整信号を発生する音量調整信号
発生手段と、前記複数の量子化係数のうちから前記音量
調整信号の前記音量保持の指示により前記第一の量子化
係数を選択させ、前記音量調整信号の前記音量増大の指
示により前記第一の量子化係数より大きい値を選択させ
、前記音量調整信号の前記音量減少の指示により前記第
一の量子化係数より小さい値を選択させるよう前記量子
化係数選択手段をそれぞれ制御する量子化係数シフト手
段とを備えることにより構成されている。
【0027】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0028】図1は本発明の音声合成装置の一実施例を
示すブロック図である。
【0029】本実施例の音声合成装置は、図1に示すよ
うに、乗算器1と、量子化係数シフタ2と、加減算器3
と、ADPCM符号レジスタ4と、量子化係数セレクタ
5と、量子化係数テーブル6と、以上の各構成要素を仲
介するレジスタ7〜11とを備えて構成されている。
【0030】量子化係数シフタ2は、ADPCM符号レ
ジスタ4からの振幅情報Aを1だけ増加(+1)するイ
ンクリメンタ22と、振幅情報Aを1だけ減少(−1)
するデクリメンタ23と、音量調整信号発生部(図1で
は省略)からの音量保持信号VH,音量増大信号VU,
音量減少信号VDのいずれかの音量調整信号により、振
幅情報Aをそのままかインクリメンタ22の出力かある
いはデクリメタ23の出力のいずれかを出力するよう選
択するセレクタ21とを備えて構成されている。
【0031】その他の構成要素については、前述の従来
の技術の例で示したものと共通部分であり、説明が重複
するのでここでは省略する。
【0032】次に、本実施例の動作について説明する。
【0033】ADPCM方式の量子化幅は、量子化係数
kと前の量子化幅Δn−1 を用いて次式のように表さ
れる。
【0034】
【0035】音量を上げる場合は本来用いる量子化係数
kの値よりも大きな値を使用することで音量調整を行う
。また、音量を下げる場合は本来用いる量子化係数kの
値よりも小さな値を使用することで音量調整を行う。 量子化係数kの値を本来用いる値に対して別な値を用い
るということは、本来用いる量子化係数kに対して、次
式のように新たにlという値が乗じられていることに相
当する。
【0036】
【0037】つまり、復号に用いられる量子化幅がl倍
されたことになる。また、音量調整信号があった時のみ
lを乗ずれば以降全てにlが乗じられていることになる
。まず、音量調整をしない、すなわち、音量保持の場合
について説明する。読出し専用メモリ等で構成されたA
DPCM符号記憶部(図1では省略)から読出したAD
APCM符号化されたディジタルデータをADPCMレ
ジスタ4に一旦格納する。格納されたADPCM符号デ
ータの符号部Sは、振幅レベルが正か負かの判別に相当
する加算あるいは減算の切替え制御のための制御信号と
して加減算器3に対して送られる。ADPCM符号デー
タの符号部S以外の振幅情報は、量子化係数シフタ2に
入力される。量子化係数シフタ2のセレクタ21は、音
量調整信号発生部(図1では省略)からの音量保持信号
VHにより、ADPCM符号レジスタ4からの振幅情報
Aをそのまま量子化係数セレクタ5に出力する。以下、
前述の従来例と同様の動作によりADPCM符号データ
の復号化を行なう。復号した復号信号波形の一例を図2
に示す。
【0038】次に、音量調整をする、すなわち、音量増
大または音量減少の場合について説明する。
【0039】量子化係数シフタ2のセレクタ21は、音
量増大信号VUにより、ADPCM符号レジスタ4から
の振幅情報Aを1だけ増加(+1)するインクリメンタ
22の出力を選択し、量子化係数セレクタ5に出力する
。その結果、量子化係数セレクタ5は、量子化係数テー
ブル6から振幅情報Aが示す値よりも1ランク大きい値
の量子化係数を選択する。以下、前述の従来例と同様の
動作により、ADPCM符号データの復号化を行なう。 同様に、音量減少信号VDにより、ADPCM符号レジ
スタ4からの振幅情報Aを1だけ減少(−1)するデク
リメンタ23の出力を選択し、量子化係数セレクタ5に
出力する。その結果、量子化係数セレクタ5は、量子化
係数テーブル6から振幅情報Aが示す値よりも1ランク
小さい値の量子化係数を選択する。以下、前述の従来例
と同様の動作によりADPCM符号データの復号化を行
なう。
【0040】次に、本発明の第二の実施例について説明
する。
【0041】図4は、本発明の第二の実施例を示すブロ
ック図である。
【0042】本実施例の第一の実施例との相違点は、乗
算器の代りに、あらかじめ全ての量子化幅の乗算結果を
読出し専用メモリ等に格納した差分値テーブル12と、
この差分値テーブル12を引用するための量子化幅ポイ
ンタ13と、量子化幅ポインタ13を制御する量子化幅
ポインタコントローラ14とを備え、その差分値テーブ
ル12を引用することにより音声合成することである。 その他の構成要素については前述の第一の実施例で示し
たものと共通部分であり、説明が重複するのでここでは
省略する。
【0043】次に、本実施例の動作について説明する。
【0044】本実施例の音量調整は、第一の実施例と同
様に、復号時の量子化係数kに量子化係数の倍率mを乗
じることにより行なわれる。ただし、図5に示すような
差分値テーブル12を用いる場合はmは次式のようにな
る。
【0045】
【0046】ここで、nは量子化ポインタの移動量であ
る。
【0047】図5は一例として4ビットDPCMの場合
の差分値テーブル12の内容を説明する図である。最低
の量子化幅に対応する値を0として、1.25倍ずつ量
子化係数を乗じた0〜15までの領域の乗算結果テーブ
ルを用いて、引用領域における量子化幅ポインタ13が
指示するポインタ値を増大方向あるいは減少方向に移動
することにより量子化係数の乗算の代りをさせるように
構成している。
【0048】まず、第一の実施例と同様に、ADPCM
符号記憶部(図4では省略)から読出したADAPCM
符号化されたディジタルデータをADPCMレジスタ4
に一旦格納する。格納されたADPCM符号データの符
号部S以外の振幅情報Aは、差分値テーブル12のアド
レス指定と量子化係数シフタ2を介しての量子化幅ポイ
ンタコントローラ14の制御に使用する。量子化幅ポイ
ンタコントローラ14は、量子化幅ポインタ13の前値
に対して、振幅情報Aに対応した増分値あるいは減分値
を加算あるいは減算する。量子化幅ポインタ13と振幅
情報Aとにより指示される差分値テーブル12の差分値
はレジスタ10に読出され、復号信号の前値に加算ある
いは減算され、さらに累算されることにより復号される
【0049】第一の実施例と同様に、音量調整信号発生
部(図4では省略)からの音量保持信号VH、音量増大
信号VU、音量減少信号VDのいずれかの音量調整信号
により、音量調整を行なう。まず、音量保持信号VHの
ときは、量子化幅ポインタコントローラ14は、振幅情
報Aを量子化係数シフタ2のセレクタ21により直接量
子化幅ポインタコントローラ14に出力する。したがっ
て、この場合は、音量調整は行なわれず前記のようにそ
のまま復号される。次に、音量増大信号VUのときは、
振幅情報Aを1だけ増加(+1)するインクリメンタ2
2の出力を選択し、量子化幅ポインタコントローラ14
に出力する。その結果、量子化幅ポインタコントローラ
14は、量子化幅ポインタ13の前値に対して振幅情報
Aが示す本来の値よりも1ランク大きい値の増分値を指
示する。以下、前述と同様の動作によりADPCM符号
データの復号化を行なう。同様に、音量減少信号VDに
より、ADPCM符号レジスタ4からの振幅情報Aを1
だけ減少(−1)するデクリメンタ23の出力を選択し
、量子化幅ポインタコントローラ14に出力する。その
結果、量子化幅ポインタコントローラ14は、量子化幅
ポインタ13の前値に対して振幅情報Aが示す本来の値
よりも1ランク小さい値の増分値を指示する。
【0050】以下、前述と同様の動作によりADPCM
符号データの復号化を行なう。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、適応差分
PCM符号化されたディジタルデータの復号化時におけ
る量子化幅の変化量を、符号化時に設定した量子化幅の
変化量に対して可変して音量調整を行なうことにより、
音量調整専用の乗算回路やアナログ回路が不用になると
いう効果がある。また、時分割処理も不用であるので処
理時間も削減されるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の音声合成装置の一実施例を示すブロッ
ク図である。
【図2】ADPCM方式の復号信号波形の一例を示す波
形図である。
【図3】本実施例における復号信号波形の一例を示す波
形図である。
【図4】本発明の音声合成装置の第二の実施例を示すブ
ロック図である。
【図5】第二の実施例における差分値テーブルの一例を
示す図である。
【図6】3ビット4ビットおよび5ビットのPCM波形
の説明図である。
【図7】差分PCM方式の説明図である。
【図8】従来の音声合成装置の一例を示すブロック図で
ある。
【符号の説明】
1,19    乗算器 2    量子化係数シフタ 3    加減算器 4    ADPCM符号レジスタ 5,15    量子化係数セレクタ 6    量子化係数テーブル 7〜11,16〜18    レジスタ12    差
分値テーブル 13    量子化幅ポインタ 14    量子化幅ポインタコントローラ21   
 セレクタ 22    インクリメンタ 23    デクリメンタ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  適応差分PCM符号方式を用いて符号
    化されたディジタルデータから音声を合成する音声合成
    方式において、適応差分PCM符号である前記ディジタ
    ルデータの復号化時における前記ディジタルデータの量
    子化幅の変化量を符号化時に設定したこの変化量に対し
    て可変することにより音量調整を行なうことを特徴とす
    る音声合成方式。
  2. 【請求項2】  請求項1記載の音声合成方式に用いる
    音声合成装置において、前記ディジタルデータの復号化
    に用いる前記量子化幅の設定用の前記ディジタルデータ
    の符号化時に設定した符号化量子化係数と同一の値であ
    る第一の量子化係数を含む予め定めた複数の量子化係数
    を記憶する量子化係数記憶手段と、前記量子化係数記憶
    手段から前記量子化係数を選択する量子化係数選択手段
    と、前記量子化係数選択手段により選択された前記量子
    化係数を乗算して前記量子化幅を設定する乗算手段と、
    音量保持と音量増大と音量減少のいずれかを指示する音
    量調整信号を発生する音量調整信号発生手段と、前記複
    数の量子化係数のうちから前記音量調整信号の前記音量
    保持の指示により前記第一の量子化係数を選択させ、前
    記音量調整信号の前記音量増大の指示により前記第一の
    量子化係数より大きい値を選択させ、前記音量調整信号
    の前記音量減少の指示により前記第一の量子化係数より
    小さい値を選択させるよう前記量子化係数選択手段をそ
    れぞれ制御する量子化係数シフト手段とを備えることを
    特徴とする音声合成装置。
  3. 【請求項3】  請求項1記載の音声合成方式に用いる
    音声合成装置において、前記ディジタルデータの復号化
    に用いる前記量子化幅と量子化係数とを乗算した全ての
    差分値データを格納した差分値記憶手段と、前記差分値
    記憶手段の内容を指示する量子化幅ポインタと、前記量
    子化幅ポインタの指示値を制御する量子化幅ポインタコ
    ントローラと、音量保持と音量増大と音量減少のいずれ
    かを指示する音量調整信号を発生する音量調整信号発生
    手段と、前記量子化幅ポインタの前値に対し前記音量調
    整信号の前記音量保持の指示により前記ディジタルデー
    タの符号化時に設定した前記差分値データが指示する差
    分値データ変動値をそのまま指示させ、前記音量調整信
    号の前記音量増大の指示により前記差分値データ変動値
    より大きい値を指示させ、前記音量調整信号の前記音量
    減少の指示により前記差分値データ変動値より小さい値
    を指示させるよう前記量子化幅ポインタコントローラを
    それぞれ制御する量子化係数シフト手段とを備えること
    を特徴とする音声合成装置。
JP11521091A 1991-05-21 1991-05-21 音声合成装置 Expired - Fee Related JP3269089B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11521091A JP3269089B2 (ja) 1991-05-21 1991-05-21 音声合成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11521091A JP3269089B2 (ja) 1991-05-21 1991-05-21 音声合成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04343400A true JPH04343400A (ja) 1992-11-30
JP3269089B2 JP3269089B2 (ja) 2002-03-25

Family

ID=14657093

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11521091A Expired - Fee Related JP3269089B2 (ja) 1991-05-21 1991-05-21 音声合成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3269089B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07182000A (ja) * 1993-12-22 1995-07-21 Nec Corp 波形合成方法及びその装置
JP2008145682A (ja) * 2006-12-08 2008-06-26 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 信号符号化装置、信号符号化方法、プログラム及び記録媒体

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07182000A (ja) * 1993-12-22 1995-07-21 Nec Corp 波形合成方法及びその装置
JP2008145682A (ja) * 2006-12-08 2008-06-26 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 信号符号化装置、信号符号化方法、プログラム及び記録媒体

Also Published As

Publication number Publication date
JP3269089B2 (ja) 2002-03-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5585853A (en) Bit rate reduction apparatus
US5086471A (en) Gain-shape vector quantization apparatus
US4685115A (en) Apparatus for transmitting digital signals
EP0207171B1 (en) Digital signal transmission device
US5361323A (en) Signal encoding device
US5524170A (en) Vector-quantizing device having a capability of adaptive updating of code book
US5263119A (en) Gain-shape vector quantization method and apparatus
JP2597987B2 (ja) ブロツク化伝送信号のデコード装置
US5511095A (en) Audio signal coding and decoding device
US4783792A (en) Apparatus for transmitting digital signal
US5041830A (en) Band compression circuit
JPH04343400A (ja) 音声合成装置
JP3166218B2 (ja) データ圧縮伸張装置およびそれを用いた電子楽器
US4549305A (en) Adaptive differential PCM decoder
JP2970254B2 (ja) 音声合成方法及びその装置
US6542865B1 (en) Method and apparatus for subband coding, allocating available frame bits based on changable subband weights
JP2903986B2 (ja) 波形合成方法及びその装置
JPS61158218A (ja) 信号伝送装置
JP3049573B2 (ja) 振幅包絡分離ベクトル量子化法
JPS6237850B2 (ja)
JPH06101709B2 (ja) デイジタル信号伝送装置
KR0125861Y1 (ko) 디지탈신호 감쇄회로
JPH0113248B2 (ja)
US6853869B1 (en) Method and apparatus for generating surround-sound data
JP3223555B2 (ja) 波形読出装置

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20011218

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees