JPH0113248B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0113248B2 JPH0113248B2 JP55086544A JP8654480A JPH0113248B2 JP H0113248 B2 JPH0113248 B2 JP H0113248B2 JP 55086544 A JP55086544 A JP 55086544A JP 8654480 A JP8654480 A JP 8654480A JP H0113248 B2 JPH0113248 B2 JP H0113248B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- decoding
- register
- adpcm code
- value
- size sequence
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000004364 calculation method Methods 0.000 claims description 10
- 230000006978 adaptation Effects 0.000 claims description 5
- 238000005070 sampling Methods 0.000 claims 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 7
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000005236 sound signal Effects 0.000 description 3
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- 230000003044 adaptive effect Effects 0.000 description 1
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
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- 238000013139 quantization Methods 0.000 description 1
- 238000003786 synthesis reaction Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)
- Transmission Systems Not Characterized By The Medium Used For Transmission (AREA)
Description
本発明は音声品質が良好で、回路の小形化を達
成し、そして出力レベルの利得制御が可能な音声
復号化回路に関するものである。 音声の符号化/復号化方式として適応差分
PCM方式(以下、ADPCM方式と称す)が公知
である。ADPCM方式は音声の隣接するサンプル
値間の差分の相関を利用した帯域圧縮法であり、
また基本量子化サイズを差分値により適応的に変
化させることにより、低ビツトでも波形再現が極
めて良好な方式であつて、音声波形の圧縮伝送や
音声合成装置の音声格納メモリの圧縮に有用なも
のである。ADPCM符号化/復号化システムのブ
ロツク図を第1図に示す。 即ち入力音声信号はADPCM符号器1で
ADPCMコードに符号化される。ADPCMコード
は差分値の絶対値ビツトと正負の符号ビツトから
なつている。 ADPCM復号器2はこれらのデータから符号器
1と逆のアルゴリズムに従つて元の音声信号に復
元する。 ここで、ADPCM復号器2のデジタル処理部の
ブロツクを第2図に示す。ADPCMコードは差分
復号器3および基本復号化サイズ(以下、Δと記
す)適応化器4に入力される。 基本復号化器3はΔ適応化器4の出力で与えら
れる基本復号化サイズに従つて入力ADPCM符号
から元の音声波形のサンプル間差分値を復元す
る。Δ適応化器4は逐次与えられるADPCMコー
ドデータの大きさに従つて、符号器1と対をなす
適応化アルゴリズムに従つて、Δ値を設定するも
ので、ADPCMコードデータ列に対し、1サンプ
ル分の遅れをもつ。従つて、第1番目のデータに
対しては予め定められたΔ値;ΔSTARTで復号
化する。次に復号化された差分値は加算器5でレ
ジスタ6の出力とが加算され、音声波形のPAM
信号となつて出力される。図示はしないがPAM
信号は既知のDA変換器、低域フイルタによつて
アナログ音声波形に変換される。 以上の音声復号化回路を音声合成装置などに適
用する場合、次のような問題がある。 まず、Δ値および差分復号化値を求めるため、
乗算などの演算が必要であり、回路規模が増大す
ること、音声信号が存在しない無音区間等におい
て、差分符号化方式特有のいわゆるグラニユラー
ノイズ(粒状ノイズ)が現われ、聴覚上、悪影響
を与える等の欠点がある。 本発明は、このような従来方式の欠点を解決す
るため、新規かつ簡易な回路方式を与えると同時
に、復号化回路に利得制御機能を付与しうる回路
方式を提供することを特長とするもので、以下詳
細に説明する。 本発明の実施例である回路ブロツク図を第3図
に示す。11は差分演算ROM、12はΔ演算部
でΔ演算ROM15、加算器16、レジスタ1
7、Δ制限回路18より成る。13はADPCMコ
ードの極性符号で切換えられる加減算器、14は
レジスタ、19は各回路にクロツクやタイミング
信号を供給するパルス源である。 ここで、本回路の機能を説明するため、
ADPCM復号化アルゴリズムについて説明する。 本回路においても、抽象的には基本復号化サイ
ズΔが(1)式の如き乗算で表わされる。 Δr=Δr-1・M(|Pr-1|) ……(1) ここで Δr:r番目のサンプルのΔ値 Δr-1:(r−1)番目のサンプルのΔ値 |Pr-1|:(r−1)番目のADPCMコードの絶
対値 M(|Pr-1|):|Pr-1|の値で決まるΔ適応化係
数 即ち、あるサンプルにおけるΔ値はその一つ前
のΔ値に、その時のADPCMコードによつて決る
適応化係数を乗じたものである。ここで、適応化
係数Mの値は、音声サンプルの差分値の統計的分
布から、最適値がADPCMのビツト数毎に定めら
れる。4ビツトADPCMの場合、符号ビツトを除
いた絶対値|Pr-1|に対して第1表のように与え
られる。また、このように計算されたΔは過度の
増大または減少による復号化誤差を防ぐため、
ΔMAX値、ΔMIN値を定め可変範囲を制限され
る。ここで、4ビツトADPCMの例として、本回
路ではΔの値として第2表のような具体的数列を
設定する。
成し、そして出力レベルの利得制御が可能な音声
復号化回路に関するものである。 音声の符号化/復号化方式として適応差分
PCM方式(以下、ADPCM方式と称す)が公知
である。ADPCM方式は音声の隣接するサンプル
値間の差分の相関を利用した帯域圧縮法であり、
また基本量子化サイズを差分値により適応的に変
化させることにより、低ビツトでも波形再現が極
めて良好な方式であつて、音声波形の圧縮伝送や
音声合成装置の音声格納メモリの圧縮に有用なも
のである。ADPCM符号化/復号化システムのブ
ロツク図を第1図に示す。 即ち入力音声信号はADPCM符号器1で
ADPCMコードに符号化される。ADPCMコード
は差分値の絶対値ビツトと正負の符号ビツトから
なつている。 ADPCM復号器2はこれらのデータから符号器
1と逆のアルゴリズムに従つて元の音声信号に復
元する。 ここで、ADPCM復号器2のデジタル処理部の
ブロツクを第2図に示す。ADPCMコードは差分
復号器3および基本復号化サイズ(以下、Δと記
す)適応化器4に入力される。 基本復号化器3はΔ適応化器4の出力で与えら
れる基本復号化サイズに従つて入力ADPCM符号
から元の音声波形のサンプル間差分値を復元す
る。Δ適応化器4は逐次与えられるADPCMコー
ドデータの大きさに従つて、符号器1と対をなす
適応化アルゴリズムに従つて、Δ値を設定するも
ので、ADPCMコードデータ列に対し、1サンプ
ル分の遅れをもつ。従つて、第1番目のデータに
対しては予め定められたΔ値;ΔSTARTで復号
化する。次に復号化された差分値は加算器5でレ
ジスタ6の出力とが加算され、音声波形のPAM
信号となつて出力される。図示はしないがPAM
信号は既知のDA変換器、低域フイルタによつて
アナログ音声波形に変換される。 以上の音声復号化回路を音声合成装置などに適
用する場合、次のような問題がある。 まず、Δ値および差分復号化値を求めるため、
乗算などの演算が必要であり、回路規模が増大す
ること、音声信号が存在しない無音区間等におい
て、差分符号化方式特有のいわゆるグラニユラー
ノイズ(粒状ノイズ)が現われ、聴覚上、悪影響
を与える等の欠点がある。 本発明は、このような従来方式の欠点を解決す
るため、新規かつ簡易な回路方式を与えると同時
に、復号化回路に利得制御機能を付与しうる回路
方式を提供することを特長とするもので、以下詳
細に説明する。 本発明の実施例である回路ブロツク図を第3図
に示す。11は差分演算ROM、12はΔ演算部
でΔ演算ROM15、加算器16、レジスタ1
7、Δ制限回路18より成る。13はADPCMコ
ードの極性符号で切換えられる加減算器、14は
レジスタ、19は各回路にクロツクやタイミング
信号を供給するパルス源である。 ここで、本回路の機能を説明するため、
ADPCM復号化アルゴリズムについて説明する。 本回路においても、抽象的には基本復号化サイ
ズΔが(1)式の如き乗算で表わされる。 Δr=Δr-1・M(|Pr-1|) ……(1) ここで Δr:r番目のサンプルのΔ値 Δr-1:(r−1)番目のサンプルのΔ値 |Pr-1|:(r−1)番目のADPCMコードの絶
対値 M(|Pr-1|):|Pr-1|の値で決まるΔ適応化係
数 即ち、あるサンプルにおけるΔ値はその一つ前
のΔ値に、その時のADPCMコードによつて決る
適応化係数を乗じたものである。ここで、適応化
係数Mの値は、音声サンプルの差分値の統計的分
布から、最適値がADPCMのビツト数毎に定めら
れる。4ビツトADPCMの場合、符号ビツトを除
いた絶対値|Pr-1|に対して第1表のように与え
られる。また、このように計算されたΔは過度の
増大または減少による復号化誤差を防ぐため、
ΔMAX値、ΔMIN値を定め可変範囲を制限され
る。ここで、4ビツトADPCMの例として、本回
路ではΔの値として第2表のような具体的数列を
設定する。
【表】
【表】
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 サンプル周期毎にADPCMコードの絶対値ビ
ツトを入力として基本復号化サイズ列の番号のジ
ヤンプ数を発生するΔ演算ROM15と、レジス
タ17と、サンプル周期毎にΔ演算ROM15の
出力である前記ジヤンプ数と前記レジスタ17の
内容を累積加算して前記レジスタ17の内容を更
新する手段16とを含み、前記レジスタ17に格
納された内容を基本復号化サイズ列の番号として
出力するΔ演算部12と、 サンプル周期毎に入力されるADPCMコードPr
の絶対値ビツトと当該ADPCMコードPrの入力時
点に既にΔ演算部内の前記レジスタ17に格納さ
れている前記基本復号化サイズ列の番号とを入力
としてこれら2入力に対応した一つの差分復号化
値を出力する差分演算ROM11を含み、前記
ADPCMコードPrに対応した復号化出力を出力す
る手段11,13,14とを備え、 同一ADPCMコードに関する差分復号化値は、
基本復号化サイズ列の番号に関して所定の最適適
応化係数を近似しうる等比級数で表現されている
ことを特徴とした音声復号化回路。 2 差分演算ROMに記憶されている差分復号化
値の特定領域が0値であることを特徴とした特許
請求の範囲第1項記載の音声復号化回路。 3 Δ演算部が復号化利得の制御を行なうための
外部入力信号に応じて、基本復号化サイズ列にお
ける番号をサンプル周期毎にシフトする手段を含
むことを特徴とした特許請求の範囲第1項記載の
音声復号化回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8654480A JPS5713492A (en) | 1980-06-27 | 1980-06-27 | Voice decoding circuit |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8654480A JPS5713492A (en) | 1980-06-27 | 1980-06-27 | Voice decoding circuit |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5713492A JPS5713492A (en) | 1982-01-23 |
JPH0113248B2 true JPH0113248B2 (ja) | 1989-03-06 |
Family
ID=13889942
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8654480A Granted JPS5713492A (en) | 1980-06-27 | 1980-06-27 | Voice decoding circuit |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5713492A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58197918A (ja) * | 1982-05-14 | 1983-11-17 | Nec Corp | 適応差分復号器 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4934766A (ja) * | 1972-07-31 | 1974-03-30 |
-
1980
- 1980-06-27 JP JP8654480A patent/JPS5713492A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4934766A (ja) * | 1972-07-31 | 1974-03-30 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5713492A (en) | 1982-01-23 |
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