JPH04343214A - 露光シミュレーション方法及びこれを用いた半導体             装置製造方法 - Google Patents

露光シミュレーション方法及びこれを用いた半導体             装置製造方法

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JPH04343214A
JPH04343214A JP3114968A JP11496891A JPH04343214A JP H04343214 A JPH04343214 A JP H04343214A JP 3114968 A JP3114968 A JP 3114968A JP 11496891 A JP11496891 A JP 11496891A JP H04343214 A JPH04343214 A JP H04343214A
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JP
Japan
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photoresist
exposure
light intensity
light
simulation method
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JP3114968A
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English (en)
Inventor
Seiichiro Yamaguchi
清一郎 山口
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、露光シミュレーション
方法及びこれを用いた半導体装置製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】回路素子の微細化に伴い、開発項目の多
用化、複雑化が進展している。このため、実験、試作、
評価の繰り返しだけで新規半導体デバイスを開発すると
、膨大な時間と費用が必要となる。したがって、プロセ
ス、デバイス及び回路等のシミュレーションを行って予
め計算機上で予備実験を行い、プロセス条件や設計パタ
ーン等の評価を行って、開発に要する膨大な時間と費用
を軽減することが行われている。シミュレーションのな
かでも、ホトリゾグラフィーシミュレーションは、デバ
イスの微細化を進める上で古くから利用されてきた。
【0003】図2は、露光装置によるマスクパターン投
影露光を示す。この露光装置は、基材10上に被着され
たホトレジスト12に対し、マスク14のパターンをホ
トレジスト12上に投影露光するものであって、面光源
16から放射された光は、コンデンサーレンズ18、マ
スク14及び対物レンズ20を通り、マスク14のパタ
ーンがホトレジスト12上に結像される。
【0004】面光源16の点Pから放射された光は、コ
ンデンサーレンズ18で平行化され、そのうちマスク1
4上の点Qを通った光は、対物レンズ20を通ってホト
レジスト12上の点Rに結像される。このときのホトレ
ジスト12上の光強度分布は、図2に示す如くなる。従
来では、波動光学に基づき、計算上点P及びQを移動さ
せて積分することにより、ホトレジスト12上の光強度
分布を次式により求めていた。
【0005】   |ψ(x)|2 =∫∫J0 (ξ,η)F(ξ)
F* (η)                   
   ・K(ξ,x)K* (η,x)dξdη  ・
・・(2)ここに、Fはマスク14の透過関数、Kは対
物レンズ20の透過関数である。J0 は面光源16に
よるマスク14上での相互強度である。また、* は複
素共役を表す。
【0006】次に、ホトレジスト12上での光強度|ψ
(x)|2 の光が、図3(A)に示す如くホトレジス
ト12内に垂直入射し、垂直上方に反射すると仮定して
、ホトレジスト12内での光強度を求め、これをホトレ
ジスト12上の多数点について計算することにより、ホ
トレジスト12内全体の光強度分布を得ていた。このよ
うな光強度分布によるホトレジスト12の感光反応に基
づき、次に、現像後のホトレジスト12の形状を求めて
いた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このため、図4(A)
に示す如く、基材10の表面に凹凸があった場合には、
ホトレジスト12内の正確な光強度分布を求めることが
できなかった。
【0008】この問題を解決するために、ホトレジスト
12上の光強度分布を上記の如くして求めた後、この光
強度分布を境界条件として、ホトレジスト12内での光
強度分布を波動光学に基づき2次元的に計算する手法が
近年報告されている。
【0009】しかしながら、マスク14からの光は対物
レンズ20を通って絞られた後、ホトレジスト12上に
入射するため、図4(B)に示す如く、入射光の全ての
成分がホトレジスト12に対し垂直に入射するわけでは
ない。このため、露光時に焦点ずれを起こした場合、焦
点のずれる方向によってホトレジスト12内での光強度
分布が異なり、現像後のホトレジスト12の形状も異な
ってしまうが、前記手法はこのような焦点ずれによる非
対称性を考慮していない。対物レンズ20の高開口数化
が進む現在、この焦点ずれの影響が顕著になりつつある
【0010】本発明の目的は、このような問題点に鑑み
、ホトレジスト内の光強度分布をより正確に求めること
ができる露光シミュレーション方法及びこれを用いた半
導体装置製造方法を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段及びその作用】図1は、本
発明に係る露光シミュレーション方法の原理構成を示す
フローチャートである。
【0012】この露光シミュレーション方法は、半導体
デバイス開発のために、露光装置によりホトレジスト上
にマスクパターンを投影した場合の該ホトレジスト内の
光強度分布を計算機で次のようにして求める。以下、括
弧内の数値は、図中のステップ識別番号を示す。
【0013】(1)該ホトレジストの表面に照射される
光波の複素振幅ψを波動光学に基づいて算出する。
【0014】(2)該複素振幅ψに比例したものを電場
発生源ρとする。
【0015】(3)該ホトレジスト内の波数kの電場E
を、非斉次ヘルムホルツ方程式           ΔE+k2 E=ρ      
                         
   ・・・(1)を解いて求める。
【0016】(4)該ホトレジストの誘電率をε、透磁
率をμとしたとき、該ホトレジスト内の光強度Iを、 
         I=(ε/μ)1/2|E|2  
                       ・・
・(2)として求める。
【0017】本発明では、ホトレジスト上の光波の複素
振幅ψ、すなわち、光波の振幅のおおきさのみならず位
相をも考慮するので、ホトレジスト内でいろんな方向に
進む電場Eの干渉効果が光強度分布の計算に取入れられ
、ホトレジスト内の光強度分布をより正確に求めること
ができる。
【0018】また、本発明に係る半導体装置製造方法で
は、上記露光シミュレーション方法により求められた光
強度分布に基づき露光及び現像後のホトレジストの形状
を求め、該形状に基づいて露光条件を決定するので、好
ましい露光条件が得られる。
【0019】
【実施例】以下、本発明の一実施例を説明する。
【0020】露光シミュレーション方法を実施するため
のハードウエア構成は周知の計算機であり、その説明を
省略する。図1に基づいて本実施例の詳細を説明する。
【0021】(1)次式に基づいて、ホトレジスト12
上での光波の複素振幅ψ(X)を、波動光学に基づいた
公知の次式により算出する。X軸は、図3(A)に示す
如く、X軸の表面上にとる。X軸の原点は、図2(A)
中の点Rであって、対物レンズ20の光軸とホトレジス
ト12の表面との交点である。
【0022】   ψ(X)=∫∫J0 (ξ,η)F(ξ)F* (
η)                      ・
K(ξ,x)K* (η,0)dξdη  ・・・(3
)ここに、Fはマスク14の透過関数、Kは対物レンズ
20の透過関数である。J0 は面光源16によるマス
ク14上での相互強度である。また、* は複素共役を
表す。
【0023】(2)電場発生源ρを次式で表す。
【0024】   ρ(X、Z)=δ(Z)ψ(X)/I0     
                  ・・・(4)こ
こに、δ(Z)はデルタ関数であり、Z軸は図3(A)
に示す如くとる。すなわち、例えば図4(A)に示す如
く、ホトレジスト12の表面は平面であるとする。ただ
し、基材10の表面は凹凸があってもよい。I0 は面
光源16の放射光強度により定まる定数である。 この式(4)は、本発明者が提案する新規な関係式であ
る。
【0025】ステップ3及び4は、上述の通りである。 なお、ステップ4では、基材10(ホトレジスト12が
被着される任意の物質)の表面形状が誘電率ε及び透磁
率μの不連続変化として考慮される。電場Eの境界条件
は、Z=±∞でE=0である。また、ステップ4におけ
る電場Εは、ホトレジスト12が感光反応することによ
り誘電率εが変化するので、この感光反応による一定時
間Δt後の誘電率εを推定した後、ステップ3に戻って
電場Eを更新し、この電場Eに基づきステップ4での光
強度Iを求め、このような処理を複数回繰り返す。
【0026】
【発明の効果】以上説明した如く、本発明に係る露光シ
ミュレーション方法では、ホトレジストの表面に照射さ
れる光波の複素振幅ψを波動光学に基づいて算出し、複
素振幅ψに比例したものを電場発生源ρとして、ホトレ
ジスト内の波数kの電場Eを、非斉次ヘルムホルツ方程
式ΔE+k2E=ρを解いて求め、ホトレジストの誘電
率をε、透磁率をμとしたとき、ホトレジスト内の光強
度IをI=(ε/μ)1/2|E|2として求めるので
、ホトレジスト上の光波の位相も考慮され、ホトレジス
ト内のいろんな方向に進む電場Eの干渉効果が光強度分
布の計算に取入れられて、ホトレジスト内の光強度分布
をより正確に求めることができるという効果を奏する。
【0027】また、本発明に係る半導体装置製造方法で
は、上記露光シミュレーション方法により求められた光
強度分布に基づき露光及び現像後のホトレジストの形状
を求め、該形状に基づいて露光条件を決定するので、好
ましい露光条件が得られるという効果を奏する。
【0028】本発明は、以上のような効果により、新規
半導体デバイス開発効率の向上に寄与するところが大き
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理構成を示すフローチャートである
【図2】露光装置によるマスクパターン投影露光説明図
であって、(A)は露光状態を示し、(B)は(A)に
おける点PからQを通った光のホトレジスト12上の光
強度分布を示す。
【図3】従来法説明図であり、(A)はホトレジスト1
2内での露光計算上の仮定説明に係り、(B)は現像後
のホトレジスト12の断面形状を示す。
【図4】従来法の問題点説明図であり、(A)は基材1
0の表面が平面でない場合を示し、(B)はホトレジス
ト12に対する入射光が垂直でないことにより、及び、
焦点ずれにより、ホトレジスト12内での光強度分布が
異なることを示す。
【符号の説明】 10  基材 12  ホトレジスト 14  マスク 16  面光源 18  コンデンサーレンズ 20  対物レンズ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  半導体デバイス開発のために、露光装
    置(16、18、20)によりホトレジスト(12)上
    にマスクパターン(14)を投影した場合の該ホトレジ
    スト内の光強度分布を計算機で求める露光シミュレーシ
    ョン方法において、該ホトレジストの表面に照射される
    光波の複素振幅ψを波動光学に基づいて算出し、該複素
    振幅ψに比例したものを電場発生源ρとして、該ホトレ
    ジスト内の波数kの電場Eを、非斉次ヘルムホルツ方程
    式ΔE+k2E=ρを解いて求め、該ホトレジストの誘
    電率をε、透磁率をμとしたとき、該ホトレジスト内の
    光強度IをI=(ε/μ)1/2|E|2として求める
    ことを特徴とする露光シミュレーション方法。
  2. 【請求項2】  請求項1記載の露光シミュレーション
    方法により求められた光強度分布に基づき露光及び現像
    後のホトレジストの形状を求め、該形状に基づいて露光
    条件を決定することを特徴とする半導体装置製造方法。
JP3114968A 1991-05-20 1991-05-20 露光シミュレーション方法及びこれを用いた半導体             装置製造方法 Withdrawn JPH04343214A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010021428A (ja) * 2008-07-11 2010-01-28 Toshiba Corp 潜像強度分布の評価方法及び潜像強度分布の評価プログラム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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