JPH04342912A - 回路遮断器 - Google Patents

回路遮断器

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JPH04342912A
JPH04342912A JP11468991A JP11468991A JPH04342912A JP H04342912 A JPH04342912 A JP H04342912A JP 11468991 A JP11468991 A JP 11468991A JP 11468991 A JP11468991 A JP 11468991A JP H04342912 A JPH04342912 A JP H04342912A
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Japan
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reinforcing plate
circuit breaker
metal reinforcing
molded case
case
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JP11468991A
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Shigeru Kaneo
鐘尾 茂
Shiro Murata
村田 士郎
Kazunori Fukutani
和則 福谷
Nobuji Yamagata
伸示 山県
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】請求項1ないし請求項3の発明は
、例えば低圧配線用回路遮断器など、遮断器本体がモー
ルドケースに収容されている回路遮断器に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】図9は例えば『配電盤・制御盤ハンドブ
ック』(昭和54年1月1日電気書院)第6頁〜第11
6頁に示された従来の回路遮断器の要部断面図であり、
短絡などにより大電流が流れて開になった状態を示して
いる。図において、1はモールドケース、2はモールド
ケース1内に固定されている固定接触子、3は固定接触
子2に固着されている固定接点、4はモールドケース1
内に回動可能に設けられている可動接触子、5は可動接
触子4に固着されており、可動接触子4の回動により固
定接点3に接離する可動接点である。また、遮断器本体
6は、固定接触子2,可動接触子4,各接点3,5を接
離させる機構部(図示せず)及びアーク7を消弧する消
弧部(図示せず)などを有している。
【0003】次に、動作について説明する。この回路遮
断器よりも負荷側に位置する回路で短絡事故が起きて回
路遮断器に大電流が流れると、機構部により可動接触子
4が回動し、可動接点5が固定接点3から開離する。こ
のとき、両接点3,5間に発生するアーク7により、モ
ールドケース1に非常に大きな圧力がかかる。これに対
して、定格の遮断容量を遮断する場合は、モールドケー
ス1が十分な強度を持つように設計されているので、モ
ールドケース1に割れが発生することはない。しかし、
同一の回路遮断器において、定格の遮断容量を越えるよ
うな高い遮断容量を遮断する場合には、モールドケース
1に割れが発生する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】近年、電源容量の増大
により短絡容量が大きくなり、使用する回路遮断器の遮
断容量も非常に大きなものが必要になって来た。上記の
ような従来の回路遮断器においては、遮断容量を大きく
して、遮断時のアークによる内部圧力に耐えられるよう
にするため、モールドケース1の肉厚を大きくする必要
があり、従って外形が大きくなってしまい、このためモ
ールドケース1のための金型を新たに製作しなければな
らないなどの問題点があった。
【0005】請求項1ないし請求項3の発明は、上記の
ような問題点を解決することを課題としてなされたもの
であり、遮断容量が大きくなった場合にも、モールドケ
ースの肉厚を大きくすることなく、モールドケースに割
れが発生するのを防止することができる回路遮断器を得
ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る回
路遮断器は、モールドケースの側面部に金属補強板を密
着させたものである。請求項2の発明に係る回路遮断器
は、モールドケースの側面部に金属補強板を密着させ、
この金属補強板の外周部上に絶縁物を設けたものである
。請求項3の発明に係る回路遮断器は、モールドケース
の側面に対向する押さえ金具をモールドケースに取り付
け、この押さえ金具とモールドケースとの間に金属補強
板を設け、押さえ金具に螺着されたねじの先端部により
金属補強板を押圧してモールドケースの側面部に密着さ
せたものである。
【0007】
【作用】請求項1の発明においては、金属補強板により
モールドケースを補強して、アーク圧力によるモールド
ケースの割れを防止する。請求項2の発明においては、
金属補強板によりモールドケースを補強して、アーク圧
力によるモールドケースの割れを防止し、金属補強板を
絶縁物で覆うことにより、金属補強板の絶縁性を確保す
る。請求項3の発明においては、押さえ金具に螺着され
たねじにより金属補強板をモールドケースの側面部に密
着させることにより、金属補強板のモールドケースへの
密着度を高める。
【0008】
【実施例】以下、請求項1ないし請求項3の発明の実施
例を図について説明する。図1は請求項1の発明の一実
施例による回路遮断器を示す側面図、図2は図1のII
−II線に沿う矢視断面図であり、図9と同一又は相当
部分には同一符号を付し、その説明を省略する。図にお
いて、8はモールドケース1の側面部に密着している断
面L字状の金属補強板であり、この金属補強板8は、モ
ールドケース1の底面部にねじ9により固定されている
。 また、金属補強板8は、モールドケース1の両側面部を
覆うように、2個設けられている。この金属補強板8の
材料は、強度が十分得られるものであれば、通常の鉄板
などでよい。
【0009】上記のように構成された回路遮断器におい
ては、モールドケース1の側面部に金属補強板8が密着
しているので、モールドケース1の肉厚を増したのと同
様の効果があり、ケースの強度が上がる。従って、遮断
容量が大きくなって、モールドケース1に大きなアーク
圧力がかかっても、モールドケース1の割れが防止され
る。
【0010】なお、例えば図3に示すように、金属補強
板8とモールドケース1との密着性を高めるために、金
属補強板8とモールドケース1との間に絶縁性又は非絶
縁性の板10を挟んでもよい。また、上記実施例では断
面L字状の金属補強板8をモールドケース1の底面に固
定したが、例えば図4に示すように、平板状の金属補強
板8をモールドケース1の側面部に直接ねじ止めして密
着させてもよい。また、断面コ字状の1個の金属補強板
8により、モールドケース1の両側面部を覆うようにし
てもよい。
【0011】次に、図5は請求項2の発明の一実施例に
よる回路遮断器の要部断面図である。図において、11
は金属補強板8のモールドケース1に接していない側の
外周部上を覆っている板状の絶縁物であり、この絶縁物
11は、例えば絶縁性樹脂材などからなり金属補強板8
上にモールディングされている。
【0012】この実施例の回路遮断器では、図2のもの
と同様に、金属補強板8により、アーク圧力によるモー
ルドケース1の割れが防止される。加えて、絶縁物11
により、金属補強板8の電気的な絶縁性が高められてい
る。これにより、モールドケース1内から排出されるア
ークガス(図示せず)と金属補強板8との間の短絡が防
止される。
【0013】なお、図3に示したように、金属補強板8
とモールドケース1との間に板10を介在させたり、図
4に示したように、板状の金属補強板8をモールドケー
ス1の側面部に直接固定するなどしてもよいことは言う
までもない。また、上記実施例では板状の絶縁物を示し
たが、絶縁物として金属補強板8の表面に例えばZnめ
っきなどの絶縁めっきを施してもよい。
【0014】次に、図6は請求項3の発明の一実施例に
よる回路遮断器を示す側面図、図7は図6のVII−V
II線に沿う矢視断面図、図8は図6の分解斜視図であ
る。 図において、12はモールドケース1の底面部に金具取
付ねじ13により取り付けられている部分とモールドケ
ース1の側面部に対向している部分とからなる断面L字
状の押さえ金具であり、この押さえ金具12とモールド
ケース1の側面部との間には、平板状の金属補強板8が
設けられている。14は押さえ金具12に螺着されてい
る複数個の押圧用ねじであり、これらの押圧用ねじ14
の先端部はそれぞれ金属補強板8に当接している。また
、これらの押圧用ねじ14の推力により、金属補強板8
がモールドケース1の側面部に密着されている。押さえ
金具12の外周部上は、絶縁物11により覆われている
【0015】上記のように構成された回路遮断器におい
ては、図2のものと同様に、金属補強板8により、アー
ク圧力によるモールドケース1の割れが防止され、また
絶縁物11により、図5のものと同様に金属補強板8や
押さえ金具12とアークガスとの間の短絡が防止される
。さらに、この実施例の回路遮断器では、押圧用ねじ1
4を締め付けておくことにより、モールドケース1の側
面部への金属補強板8の密着度が高くなっているので、
アーク圧力によるモールドケース1の割れがより確実に
防止される。
【0016】なお、金属補強板8とモールドケース1の
側面部との間に、図3に示したような板10を介在させ
たり、金属補強板8や押さえ金具12にZnめっきなど
の絶縁めっきを施してもよいことは言うまでもない。ま
た、押さえ金具12は押圧用ねじ14を介して金属補強
板8をモールドケース1の側面部に押し付けることがで
きればよく、その形状は上記実施例に限定されるもので
はない。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明の
回路遮断器は、モールドケースを金属補強板により補強
したので、遮断容量が大きくなった場合にも、モールド
ケースの肉厚を大きくすることなく、モールドケースに
割れが発生するのを防止することができ、全体を小形化
することができるとともに、信頼性を向上させることが
できるなどの効果を奏する。また、請求項2の発明の回
路遮断器は、金属補強板を絶縁物で覆ったので、上記請
求項1の発明の効果に加えて、金属補強板の絶縁性を高
めることができるという効果を奏する。さらに、請求項
3の発明の回路遮断器は、押さえ金具に螺着されたねじ
の先端部により金属補強板を押圧してモールドケースの
側面部に密着させるようにしたので、モールドケースの
側面部への金属補強板の密着度が高くなり、上記請求項
1の発明の効果に加えて、アーク圧力によるモールドケ
ースの割れをより確実に防止することができるという効
果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1の発明の一実施例による回路遮断器を
示す側面図である。
【図2】図1のII−II線に沿う矢視断面図である。
【図3】請求項1の発明の他の実施例による回路遮断器
の要部断面図である。
【図4】請求項1の発明のさらに他の実施例による回路
遮断器の要部断面図である。
【図5】請求項2の発明の一実施例による回路遮断器の
要部断面図である。
【図6】請求項3の発明の一実施例による回路遮断器を
示す側面図である。
【図7】図6のVII−VII線に沿う矢視断面図であ
る。
【図8】図6の分解斜視図である。
【図9】従来の回路遮断器の一例の要部断面図である。
【符号の説明】
1    モールドケース 6    遮断器本体 8    金属補強板 11    絶縁物 12    押さえ金具 14    押圧用ねじ(ねじ)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  遮断器本体を収容しているモールドケ
    ースと、このモールドケースの側面部に密着されている
    金属補強板とを備えていることを特徴とする回路遮断器
  2. 【請求項2】  遮断器本体を収容しているモールドケ
    ースと、このモールドケースの側面部に密着されている
    金属補強板と、この金属補強板の外周部上に設けられて
    いる絶縁物とを備えていることを特徴とする回路遮断器
  3. 【請求項3】  遮断器本体を収容しているモールドケ
    ースと、このモールドケースの側面に対向するように前
    記モールドケースに取り付けられている押さえ金具と、
    この押さえ金具とモールドケースとの間に設けられてお
    り、前記押さえ金具に螺着されたねじの先端部により押
    圧されて前記モールドケースの側面部に密着されている
    金属補強板とを備えていることを特徴とする回路遮断器
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2005183425A (ja) * 2003-12-16 2005-07-07 Casio Comput Co Ltd 電子機器

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