JPH04342335A - 蓄積型星型通信網における送信制御方式 - Google Patents

蓄積型星型通信網における送信制御方式

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JPH04342335A
JPH04342335A JP3114862A JP11486291A JPH04342335A JP H04342335 A JPH04342335 A JP H04342335A JP 3114862 A JP3114862 A JP 3114862A JP 11486291 A JP11486291 A JP 11486291A JP H04342335 A JPH04342335 A JP H04342335A
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packets
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signal
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は複数の端末装置と、これ
らの端末装置との間で通信データを送受する集中局とを
備え、各端末装置間の通信を集中局を通じて行う蓄積型
星型通信網における送信制御方式に関する。
【0002】
【従来の技術】まず、一般的な星型通信網について、第
8図を参照して説明する。この星型通信網では複数の端
末装置81−1〜81−nと、集中局82とを備えてお
り、各端末装置81−1〜81−nは各送信線83−1
〜83−nおよび各受信線84−1〜84−nを介して
集中局82にそれぞれ接続されている。
【0003】ここで、例えば端末装置81−1からデー
タを示すパケットが送出されると、このパケットは送信
線83−1を通じて集中局82に伝送される。集中局8
2はパケットを受信すると、このパケットを各受信線8
4−1〜84−nを介して全ての各端末装置81−1〜
81−nに送信する。各端末装置81−1〜81−nは
パケットを受信すると、このパケットが自己の端末装置
に宛てられたものであるか否かを判断し、自己宛てのも
のであるならば、該パケットを取込む。
【0004】一方、各端末装置81−1〜81−nはそ
れぞれの受信線84−1〜84−nからの信号を常時監
視しており、何等かの信号が自己の受信線に伝送されて
いるときにはパケットを集中局へと送信することがない
。このため、端末装置は自己の受信線を通じてパケット
が伝送されていれば、この伝送を終了するまで待機し、
伝送終了後に他の端末装置宛てのパケットを集中局へと
送信する。
【0005】また、2つ以上の端末装置から集中局へと
それぞれのパケットが同時に送信されることがあり、こ
の場合にはパケットの衝突が発生することとなる。この
ようなときには、集中局はパケットの衝突を検出し、こ
の衝突を全ての各端末装置に通知する。全ての各端末装
置のうちのパケットを送信している2つ以上の端末装置
は、集中局からの通知に応答し、パケットの送信を直ち
に停止する。これにより、パケットの衝突は回避され、
引続き予め定められているバックオフアルゴリズムに従
ってパケットの再送出のための処理が行われる。
【0006】ところが、このような星型通信網では2つ
以上の端末装置から集中局へとそれぞれのパケットを同
時に送信することができず、このため良好な通信効率を
得ることができない。そこで、本願出願人は「蓄積型星
型通信網(特開昭62−194760号公報)」を先に
提案しており、通信効率の改善を図った。この蓄積型星
型通信網では各端末装置に対応するそれぞれの記憶手段
を集中局側に設け、各端末装置から送信されたそれぞれ
のパケットを各記憶手段に一旦記憶し、各記憶手段内の
それぞれのパケットを集中局から全ての各端末装置へと
順次送信するようにしている。
【0007】このような蓄積型星型通信網においては2
つ以上の端末装置から集中局へとそれぞれのパケットを
同時に送信することを可能ならしめているものの、端末
装置に対応する記憶手段の容量が一杯となるまでパケッ
トを該記憶手段に記憶しているにもかかわらず、さらに
該端末装置から集中局へと新たなパケットを送信した場
合は、その記憶手段の容量が一杯であることから、新た
なパケットを破棄するか、または該記憶手段内に既に記
憶されているパケットを破棄して新たなパケットを記憶
するかのどちらかであり、いずれにしてもパケットの破
棄が行われてしまうという不都合を生じていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このように従来の星型
通信網では2つ以上の端末装置から集中局へとそれぞれ
のパケットを同時に送信することができず、このため通
信効率が悪いという問題点があった。また、この問題点
を解決するべく、本願出願人が先に提案した蓄積型星型
通信網においては、通信効率を改善することができたも
のの、集中局側に設けられた記憶手段の容量が一杯にな
るまでパケットを該記憶手段に記憶しているにもかかわ
らず、さらに該記憶手段に対応する端末装置から集中局
へと新たなパケットを送信した場合は、パケットが破棄
されてしまうという不都合を生じていた。
【0009】そこで、本発明は集中局側でのパケットの
破棄を防止するとが可能な蓄積型星型通信網における送
信制御方式を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明では複数の端末装
置に対応するそれぞれの記憶手段、ダミーデータ発生手
段および送信手段を集中局側に設けており、前記各記憶
手段は前記各端末装置から前記集中局へと送受された各
通信データをそれぞれ記憶するとともに、通信データが
予め定められた量まで記憶されたことを示す記憶状態信
号をそれぞれ出力し、前記ダミーデータ発生手段はダミ
ーデータを出力し、前記送信手段は前記記憶手段内の通
信データを前記集中局から全ての前記各端末装置へ送信
するとともに、前記各記憶手段のうちのいずれかより前
記記憶状態信号が出力されると、この記憶状態信号を出
力した前記記憶手段に対応する前記端末装置に対しては
、通信データおよび前記ダミーデータ発生手段からのダ
ミーデータのうちのいずれかを常時送信するようにして
いる。
【0011】
【作用】本発明によれば、通信データが予め定められた
量まで記憶されたことを示す記憶状態信号が記憶手段か
ら出力されると、この記憶手段に対応する端末装置に対
しては、通信データおよびダミーデータのうちのいずれ
かが常時送信される。したがって、この端末装置は該端
末装置に対応する記憶手段に通信データが予め定められ
た量まで記憶されたことから、通信データまたはダミー
データを集中局から常時受信することとなる。ここで、
前記端末装置は前記集中局からのデータの受信期間中に
該集中局への送信を行うことができないので、通信デー
タまたはダミーデータを受信しているに際し、新たな通
信データを集中局へと送信することがない。このため、
前記記憶手段に通信データが記憶されているにもかかわ
らず、新たな通信データを記憶しなければならないとい
う事態を生じることがない。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面を参照して
詳細に説明する。
【0013】第1図は本発明に係わる送信制御方式の一
実施例を適用した蓄積型星型通信網を示すブロック図で
ある。同図において、複数の端末装置1−1〜1−nは
各送信線2−1〜2−nおよび各受信線3−1〜3−n
を介して集中局4にそれぞれ接続されており、それぞれ
のパケットを各送信線2−1〜2−nを通じて集中局4
へ送信するとともに、集中局4からのパケットを各受信
線3−1〜3−nを通じて受信する。
【0014】集中局4は各端末装置1−1〜1−nに対
応するそれぞれの受信メモリ41−1〜41−nと、制
御回路42と、ダミー生成部43と、送信部44とを備
えて構成されている。
【0015】各受信メモリ41−1〜41−nは各端末
装置1−1〜1−nから各受信線3−1〜3−nを通じ
て送信されてきた各パケットをそれぞれ入力して、これ
らのパケットを各端末装置1−1〜1−n別に記憶する
ものであり、1つのパケットを記憶するだけの記憶容量
をそれぞれ持つ。これらの受信メモリ41−1〜41−
nは例えばFIFO形式の半導体メモリを用いて構成さ
れ、各エンプティ信号L1〜Lnをそれぞれ出力してい
る。 このエンプティ信号は該エンプティ信号を出力している
受信メモリに1つのパケットが記憶されているとき、も
しくは記憶されつつあるときに値“0”を示す。また、
このエンプティ信号は該エンプティ信号を出力している
受信メモリが空であれば、値“1”を示す。
【0016】さらに、各受信メモリ41−1〜41−n
には制御回路42からの各リード信号R1〜Rnがそれ
ぞれ加えられており、これらのリード信号R1〜Rnは
値“1”または値“0”をそれぞれ示す。
【0017】制御回路42は各受信メモリ41−1〜4
1−nからのそれぞれのエンプティ信号L1〜Lnを入
力しており、値“0”を示すエンプティ信号があれば、
この受信メモリに加えられているリード信号を値“0”
から値“1”に切替える。したがって、各受信メモリ4
1−1〜41−nは各端末装置1−1〜1−nからの各
パケットをそれぞれ記憶し、値“0”の各エンプティ信
号L1〜Lnをそれぞれ出力すると、これに応答して制
御回路42から値“1”の各リード信号R1〜Rnをそ
れぞれ入力することとなる。そして、各受信メモリ41
−1〜41−nは値“1”の各リード信号R1〜Rnを
それぞれ入力すると、記憶している各パケットを送信部
44にそれぞれ出力する。このような処理手順を第2図
のフローチャートに従って述べる。
【0018】まず、制御回路42は最初のエンプティ信
号L1をサンプリングし(ステップ101)、このエン
プティ信号L1によって値“1”が示されているか否か
を判定する(ステップ102)。ここで、エンプティ信
号L1によって値“0”が示されていれば(ステップ1
02,NO)、制御回路42はリード信号R1を値“0
”から値“1”に切替え、これにより受信メモリ41−
1内のパケットを送信部44に出力させる(ステップ1
03)。 このパケットは各送信線2−1〜2−n上のデータ伝送
速度と同一の速さで受信メモリ41−1から読出され、
送信部44を通じて全ての各端末装置1−1〜1−nに
伝送される。
【0019】引続き、制御回路42は2番目のエンプテ
ィ信号L2をサンプリングし(ステップ101)、この
エンプティ信号L2によって値“1”が示されているか
否かを判定する(ステップ102)。ここで、エンプテ
ィ信号L2によって値“1”が示されていれば(ステッ
プ102,YES )、このエンプティ信号L2を出力
している受信メモリ41−2が空であるので、前記ステ
ップ103の処理を行わずに前記ステップ101に戻る
。以降同様に、3番目からの各エンプティ信号毎に前記
ステップ101からの処理が繰返され、エンプティ信号
によって値“0”が示されているときには該エンプティ
信号を出力している受信メモリに対してのリード信号を
値“0”から値“1”に切替え、これにより該受信メモ
リ内のパケットを送信部44を通じて全ての各端末装置
1−1〜1−nに伝送する。
【0020】第1図において、ダミー生成部43はパケ
ットに代わるダミーデータD を生成するためのもので
あり、このダミーデータD を送信部44に常時出力し
ている。このダミーデータD は予め定められた符号パ
ターンを繰返すことにより形成されるものであり、後述
するように送信部44から受信線を通じて端末装置へと
伝送される。
【0021】送信部44は先に述べたように受信メモリ
からのパケットを入力して、このパケットを全ての各端
末装置1−1〜1−nに送出したり、あるいはダミー生
成部43からのダミーデータD をパケットの代わりに
送出したりするためのものであり、その構成を第3図に
示す。
【0022】第3図において、オア回路31は制御回路
42からの各リード信号R1〜Rnを入力し、これらの
リード信号R1〜Rnの値の論理積を示す信号R を出
力する。
【0023】複数のアンド回路32−1〜32−nは各
受信メモリ41−1〜41−nに対応して設けられてお
り、よって各端末装置1−1〜1−nにも対応している
こととなる。これらのアンド回路32−1〜32−nは
オア回路31からの信号R を反転入力とし、また各受
信メモリ41−1〜41−nからのそれぞれのエンプテ
ィ信号L1〜Lnをそれぞれの反転入力とし、さらにダ
ミー生成部43からのダミーパケットD を入力し、該
各アンド回路毎に3つの入力の論理和を示す各信号D1
〜Dnをそれぞれ出力する。
【0024】複数のオア回路33−1〜33−nは各ア
ンド回路32−1〜32−nに対応して設けられており
、よって各受信メモリ41−1〜41−n並びに各端末
装置1−1〜1−nにも対応していることとなる。これ
らのオア回路33−1〜33−nは各受信メモリ41−
1〜41−nのうちのいずれかからのパケットB を入
力するとともに、各アンド回路32−1〜32−nから
の各信号D1〜Dnをそれぞれ入力し、該各オア回路毎
に2つの入力の論理積を示す各信号B1〜Bnをそれぞ
れ出力する。これらの信号B1〜Bnは各端末装置1−
1〜1−nに接続されている各受信線3−1〜3−nへ
それぞれ送出される。
【0025】このような構成において、例えば2つの各
端末装置1−1,1−2から集中局4へとそれぞれのパ
ケットが同時に送信された場合、集中局4では第4図に
示すタイミングチャートに従った動作が行われる。
【0026】まず、各端末装置1−1,1−2から各送
信線2−1,2−2に第1のパケットaおよび第2のパ
ケットbがそれぞれ送出されると、集中局4における各
受信メモリ41−1,41−2は第1のパケットaおよ
び第2のパケットbの記憶を開始し、この開始時点から
各エンプティ信号L1,L2を値“1”から値“0”に
それぞれ切替える。したがって、送信部44における各
アンド回路32−1,32−2には値“0”の各エンプ
ティ信号L1,L2を反転した値“1”を示す各信号が
それぞれ加えられる。また、受信メモリ41−nにはパ
ケットが記憶されていないので、エンプティ信号Lnは
値“1”を示し、よってアンド回路32−nには値“1
”のエンプティ信号Lnを反転した値“0”を示す信号
が加えられる。
【0027】一方、第1のパケットaおよび第2のパケ
ットbが各受信メモリ41−1,41−2に記憶されて
いるに際し、各受信メモリ41−1〜41−nに加えら
れる各リード信号R1〜Rnがいずれも値“0”を示し
ているとすると、オア回路31からは値“0”の信号R
 が出力されるので、各アンド回路32−1〜32−n
には値“0”の信号R を反転した値“1”を示す各信
号がそれぞれ加えられる。
【0028】すなわち、各アンド回路32−1,32−
2には値“0”の各エンプティ信号L1,L2を反転し
た値“1”を示す各信号がそれぞれ加えられるとともに
、値“0”の信号R を反転した値“1”を示す各信号
がそれぞれ加えられる。したがって、各アンド回路32
−1,32−2はダミー生成部43からのダミーデータ
D を各オア回路33−1,33−2にそれぞれ出力し
、各オア回路33−1,33−2から各受信線3−1,
3−2へとダミーデータD がそれぞれ送出されるとと
なる。なお、各受信メモリ41−1〜41−nのいずれ
からもパケットB が送出されていないので、各オア回
路33−1〜33−nにはパケットB が入力されない
【0029】また、アンド回路32−nには値“1”の
エンプティ信号Lnを反転した値“0”を示す信号が加
えられるので、アンド回路32−nはダミー生成部43
からのダミーデータD をオア回路33−nに出力する
ことがない。よって、受信線3−nにはパケットB ま
たはダミーデータD が伝送されることがない。
【0030】制御回路42は各エンプティ信号L1,L
2によって値“0”がそれぞれ示されることから、各受
信メモリ41−1,41−2にそれぞれのパケットが記
憶されていると判定する。この判定をなすと、まず制御
回路42はリード信号R1を値“0”から値“1”に切
替える。これに応答して、受信メモリ41−1は第1の
パケットaをパケットB として出力する。このパケッ
トB は各オア回路33−1〜33−nにそれぞれ加え
られる。 一方、値“1”のリード信号R1はオア回路31に加え
られるので、オア回路31から出力される信号R が値
“1”を示す。よって、各アンド回路32−1〜32−
nには値“1”の信号R を反転した値“0”を示す各
信号がそれぞれ加えられることとなり、各アンド回路3
2−1〜32−nはダミーデータD を各オア回路33
−1〜33−nに送出することがない。
【0031】すなわち、各オア回路33−1〜33−n
には第1のパケットaであるパケットB が加えられ、
各オア回路33−1〜33−nから各受信線3−1〜3
−nへと第1のパケットaがそれぞれ送出されることと
なる。
【0032】こうして第1のパケットaの送出を終了す
ると、、制御回路42はリード信号R1を値“1”から
値“0”に切替えて戻し、各リード信号R1〜Rnを一
定期間だけ値“0”にする。この期間に際し、オア回路
31からは値“0”の信号R が出力されるので、各ア
ンド回路32−1〜32−nには値“0”の信号R を
反転した値“1”を示す各信号がそれぞれ加えられる。 また、受信メモリ41−2には第2のパケットbが未だ
に記憶されているので、受信メモリ41−2からは値“
0”のエンプティ信号L2が出力され、アンド回路32
−2には値“0”のエンプティ信号L2を反転した値“
1”を示す信号が加えられる。さらに、受信メモリ41
−1および受信メモリ41−nにはパケットが記憶され
ていないので、受信メモリ41−1および受信メモリ4
1−nからは値“1”のエンプティ信号L1およびエン
プティ信号Lnがそれぞれ出力され、アンド回路32−
1およびアンド回路32−nには値“1”のエンプティ
信号L1およびエンプティ信号Lnを反転した値“0”
を示す各信号がそれぞれ加えられる。
【0033】すなわち、アンド回路32−2には値“0
”の信号R を反転した値“1”を示す信号および値“
0”のエンプティ信号L2を反転した値“1”を示す信
号が加えられるので、アンド回路32−2からオア回路
33−2にダミーデータD が出力され、このダミーデ
ータD はオア回路33−2から受信線3−2へと送出
される。また、アンド回路32−1およびアンド回路3
2−nには値“1”のエンプティ信号L1およびエンプ
ティ信号Lnを反転した値“0”を示す各信号がそれぞ
れ加えられるので、アンド回路32−1およびアンド回
路32−nからはダミーデータD が出力されることは
なく、よって受信線3−1および受信線3−nにはダミ
ーデータD が送出されない。なお、各リード信号R1
〜Rnを一定期間だけ値“0”にしているので、パケッ
トB が各オア回路33−1〜33−nに入力されるこ
とはなく、よって各受信線3−1〜3−nにはパケット
B が送出されない。
【0034】次に、制御回路42はリード信号R2を値
“0”から値“1”に切替え、これに応答して受信メモ
リ41−2は第2のパケットbをパケットB として出
力する。このパケットB は各オア回路33−1〜33
−nにそれぞれ加えられる。一方、値“1”のリード信
号R2はオア回路31に加えられるので、オア回路31
から出力される信号R が値“1”を示す。よって、各
アンド回路32−1〜32−nには値“1”の信号R 
を反転した値“0”を示す各信号がそれぞれ加えられる
こととなり、各アンド回路32−1〜32−nはダミー
データD を各オア回路33−1〜33−nに送出する
ことがない。
【0035】すなわち、各オア回路33−1〜33−n
には第2のパケットbであるパケットB が加えられ、
各オア回路33−1〜33−nから各受信線3−1〜3
−nへと第2のパケットbがそれぞれ送出されることと
なる。
【0036】このようにして第1のパケットaおよび第
2のパケットbは2つの各端末装置1−1,1−2から
集中局4へと伝送され、集中局4から全ての各端末装置
1−1〜1−nへと順次伝送される。ここで、第1のパ
ケットaの少なくとも一部が受信メモリ41−1に記憶
されている期間中、端末装置1−1と集中局4間の受信
線3−1にはダミーデータD または第1のパケットa
が伝送されている。また、第2のパケットbの少なくと
も一部が受信メモリ41−2に記憶されている期間中、
端末装置1−2と集中局4間の受信線3−2にはダミー
データD 、第1のパケットaまたは第2のパケットb
が伝送されている。もちろん、全ての各受信線3−1〜
3−nには第1のパケットaが同一のタイミングで伝送
されるとともに、第2のパケットbが同一のタイミング
で伝送される。
【0037】さて、各端末装置1−1〜1−nはそれぞ
れの受信線3−1〜3−nに何等かの信号が伝送されて
いるときにはそれぞれの送信線2−1〜2−nを通じて
集中局4へとパケットを送信することがない。このよう
な機能は周知のものであり、従来の星型通信網において
も用いられている。
【0038】したがって、例えば端末装置1−1は先に
述べた第1のパケットaの少なくとも一部が受信メモリ
41−1に記憶されている期間中にダミーデータD ま
たは第1のパケットaを受信線3−1を通じて受信して
いることから、第1のパケットaに引続く新たなパケッ
トを送信線2−1を通じて集中局4へと送信することが
ない。このため、第1のパケットaの少なくとも一部が
受信メモリ41−1に記憶されている期間中に、新たな
パケットを受信メモリ41−1に記憶しなければならな
いという事態が発生するようなことはなく、よって受信
メモリ41−1に既に記憶されているパケットまたは新
たなパケットが破棄されることは全くない。同様に、端
末装置2−2は先に述べた第2のパケットbの少なくと
も一部が受信メモリ41−2に記憶されている期間中に
、ダミーデータD 、第1のパケットaまたは第2のパ
ケットbを受信線3−2を通じて受信していることから
、第2のパケットbに引続く新たなパケットを送信線2
−2を通じて集中局4へと送信することがなく、よって
受信メモリ41−2に既に記憶されているパケットまた
は新たなパケットが破棄されることは全くない。もちろ
ん、全ての各端末装置1−1〜1−nはそれぞれの受信
線3−1〜3−nにパケットまたはダミーデータが伝送
されていなければ、その際にパケットをそれぞれの送信
線2−1〜2−nを通じて集中局4へ伝送することがで
きる。
【0039】第5図は本発明に係わる送信制御方式の他
の実施例を適用した蓄積型星型通信網を示すブロック図
である。この実施例では第1図に示した蓄積型星型通信
網における各受信メモリ41−1〜41−nおよび送信
部44の代りに、各受信メモリ51−1〜51−nおよ
び送信部52を用いて構成されている。なお、第5図に
おいて第1図に示した蓄積型星型通信網と同様の作用を
果たす部位には説明の便宜上同じ符号を付す。
【0040】各受信メモリ51−1〜51−nは各端末
装置1−1〜1−nから各受信線3−1〜3−nを通じ
て送信されてきた各パケットをそれぞれ入力して記憶す
るものであり、2つのパケットを記憶するだけの記憶容
量をそれぞれ持つ。これらの受信メモリ41−1〜41
−nは例えばFIFO形式の半導体メモリを用いて構成
され、各エンプティ信号L1〜Lnをそれぞれ出力する
ばかりでなく、各フル信号F1〜Fnをそれぞれ出力し
ている。 このエンプティ信号は該エンプティ信号を出力している
受信メモリに少なくとも1つのパケットが記憶されてい
るとき、もしくは記憶されつつあるときに値“0”を示
し、また該エンプティ信号を出力している受信メモリが
空であれば、値“1”を示す。一方、このフル信号は該
フル信号を出力している受信メモリに2つのパケットが
記憶されるとき、つまり該受信メモリの記憶容量が一杯
となるまで記憶がなされるときに値“1”を示し、また
該受信メモリの記憶容量が空になると値“0”に切替え
られる。
【0041】送信部52は第6図に示すように構成され
ており、第3図に示した送信部44における各アンド回
路32−1〜32−nの代りに各アンド回路53−1〜
53−nを設けるとともに、各受信メモリ51−1〜5
1−nからの各フル信号F1〜Fnを各アンド回路53
−1〜53−nにそれぞれ入力するようにしている。
【0042】このような構成において、例えば端末装置
1−1から集中局4へと第1のパケットaが送信される
とともに、端末装置1−2から集中局4へと2つの第2
のパケットbおよび第3のパケットcが連続して送信さ
れた場合、集中局4では第7図に示すタイミングチャー
トに従った動作が行われる。
【0043】まず、各端末装置1−1,1−2から各送
信線2−1,2−2へと第1のパケットaおよび第2の
パケットbがそれぞれ送出されると、集中局4における
各受信メモリ51−1,51−2は第1のパケットaお
よび第2のパケットbの記憶を開始し、この開始時点か
ら各エンプティ信号L1,L2を値“1”から値“0”
にそれぞれ切替える。
【0044】制御回路42は各エンプティ信号L1,L
2によって値“0”がそれぞれ示されることから、各受
信メモリ51−1,51−2にそれぞれのパケットが記
憶されていると判定し、まずはリード信号R1を値“0
”から値“1”に切替える。これに応答して、受信メモ
リ51−1は第1のパケットaをパケットB として出
力する。 このパケットB は各オア回路33−1〜33−nにそ
れぞれ加えられる。一方、値“1”のリード信号R1は
オア回路31に加えられるので、オア回路31から出力
される信号R が値“1”を示す。よって、各アンド回
路53−1〜53−nには値“1”の信号R を反転し
た値“0”を示す各信号がそれぞれ加えられることとな
り、各アンド回路53−1〜53−nはダミーデータD
 を各オア回路33−1〜33−nに送出することがな
い。
【0045】すなわち、各オア回路33−1〜33−n
には第1のパケットaであるパケットB が加えられ、
各オア回路33−1〜33−nから各受信線3−1〜3
−nへと第1のパケットaがそれぞれ送出されることと
なる。
【0046】こうして第1のパケットaを送出している
に際し、端末装置1−2から送信線2−2へと第2のパ
ケットbに引続いて第3のパケットcが送出されると、
集中局4における受信メモリ51−2は2つ目のパケッ
トの記憶を開始し、この開始時点からフル信号F2を値
“0”から値“1”に切替える。このため、アンド回路
53−2には値“1”のフル信号F2が加えられる。な
お、受信メモリ51−1には2つ目のパケットが記憶さ
れず、また受信メモリ51−nにはパケットが記憶され
てないので、アンド回路53−1およびアンド回路53
−nには値“0”のフル信号F1およびフル信号Fnが
それぞれ加えられている。
【0047】次に、第1のパケットaの送出を終了する
と、、制御回路42はリード信号R1を値“1”から値
“0”に切替えて戻し、各リード信号R1〜Rnを一定
期間だけ値“0”にする。この期間に際し、オア回路3
1からは値“0”の信号R が出力されるので、各アン
ド回路32−1〜32−nには値“0”の信号R を反
転した値“1”を示す各信号がそれぞれ加えられる。し
たがって、アンド回路53−2には値“1”のフル信号
F2が加えられるとともに、値“0”の信号R を反転
した値“1”を示す信号が加えられることとなり、アン
ド回路53−2からはダミーデータD が出力され、こ
のダミーデータD はオア回路33−2を介して受信線
3−2へと送出される。また、アンド回路53−1およ
びアンド回路53−nには値“0”のフル信号F1およ
びフル信号Fnがそれぞれ加えられているので、アンド
回路53−1およびアンド回路53−nからはダミーデ
ータD が出力されることはなく、よって受信線3−1
および受信線3−nにはダミーデータDが送出されない
。なお、各リード信号R1〜Rnを一定期間だけ値“0
”にしているので、パケットB が各オア回路33−1
〜33−nに入力されることはなく、よって各受信線3
−1〜3−nにはパケットB が送出されない。
【0048】次に、制御回路42はリード信号R2を値
“0”から値“1”に切替え、これに応答して受信メモ
リ51−2は第2のパケットbおよび第3のパケットc
をそれぞれのパケットB として出力する。これらのパ
ケットB は各オア回路33−1〜33−nにそれぞれ
加えられる。一方、値“1”のリード信号R2はオア回
路31に加えられるので、オア回路31から出力される
信号R が値“1”を示す。よって、各アンド回路53
−1〜53−nには値“1”の信号R を反転した値“
0”を示す各信号がそれぞれ加えられることとなり、各
アンド回路53−1〜53−nはダミーデータD を各
オア回路33−1〜33−nに送出することがない。
【0049】すなわち、各オア回路33−1〜33−n
には第2のパケットbおよび第3のパケットcであるそ
れぞれのパケットB が加えられ、各オア回路33−1
〜33−nから各受信線3−1〜3−nへと第2のパケ
ットbおよび第3のパケットcがそれぞれ連続的に送出
されることとなる。
【0050】ここで、第2のパケットbおよび第3のパ
ケットcが共に受信メモリ51−2に記憶されている期
間中、端末装置1−2と集中局4間の受信線3−2には
ダミーデータD またはパケットが伝送されていること
は明らかである。このため、端末装置1−2はその期間
中に受信線3−2を通じて何等かの信号を受信すること
となり、第3のパケットcに引続く新たなパケットを送
信線2−2を通じて集中局4へと送信することがない。 したがって、2つのパケットが受信メモリ51−2に記
憶されているときに、新たなパケットを受信メモリ51
−2に記憶しなければならないという事態が発生するよ
うなことはなく、よって受信メモリ51−2に既に記憶
されているパケットまたは新たなパケットが破棄される
ことは全くない。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、端
末装置に対応する記憶手段に通信データが予め定められ
た量まで記憶されると、集中局から前記端末装置へと通
信データまたはダミーデータが常時送信されるので、前
記端末装置は前記記憶手段に記憶すべき新たな通信デー
タを集中局に送信することがない。したがって、記憶手
段に通信データが記憶されているにもかかわらず、新た
な通信データを記憶しなければならないという事態を生
じることがなく、よって通信データの破棄を生ずるよう
なことはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】  本発明に係わる送信制御方式の一実施例を
適用した蓄積型星型通信網を示すブロック図。
【図2】  第1図に示した実施例における集中局の制
御部による処理手順を示すフローチャート。
【図3】  第1図に示した実施例における集中局の送
信部の構成を示すブロック図。
【図4】  第1図に示した実施例における端末装置と
集中局間のデータ通信を説明するために用いられたタイ
ミングチャート。
【図5】  本発明に係わる送信制御方式の他の実施例
を適用した蓄積型星型通信網を示すブロック図。
【図6】  第5図に示した実施例における集中局の送
信部の構成を示すブロック図。
【図7】  第5図に示した実施例における端末装置と
集中局間のデータ通信を説明するために用いられたタイ
ミングチャート。
【図8】  一般的な星型通信網の概略構成を示すブロ
ック図。
【符号の説明】
1−1〜1−n…端末装置、2−1〜2−n…送信線、
3−1〜3−n…受信線、4…集中局、41−1〜41
−n,51−1〜51−n…受信メモリ、42…制御回
路、43…ダミー生成部、44,52…送信部、31,
33−1〜33−n…オア回路、32−1〜32−n,
53−1〜53−n…アンド回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の端末装置と、これらの端末装置との
    間で通信データを送受する集中局とを備え、前記集中局
    は前記各端末装置のうちのいずれかより通信データを受
    信すると、この通信データを該各端末装置に送信し、前
    記各端末装置はデータ受信期間中を避けて集中局への送
    信を行う蓄積型星型通信網において、前記各端末装置に
    対応してそれぞれ設けられ、該各端末装置から前記集中
    局へと送受された各通信データをそれぞれ記憶するとと
    もに、通信データが予め定められた量まで記憶されたこ
    とを示す記憶状態信号をそれぞれ出力する複数の記憶手
    段と、ダミーデータを発生するダミーデータ発生手段と
    、前記記憶手段内の通信データを前記集中局から前記各
    端末装置へ送信するとともに、前記各記憶手段のうちの
    いずれかより前記記憶状態信号が出力されると、この記
    憶状態信号を出力した前記記憶手段に対応する前記端末
    装置に対しては、通信データおよび前記ダミーデータ発
    生手段からのダミーデータのうちのいずれかを常時送信
    する送信手段とを備えたことを特徴とする蓄積型星型通
    信網における送信制御方式。
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