JPH04342316A - 車載受信機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、路車間情報システムに
おいて、路上機からの情報を受信する受信機及びその表
示路に関して車室内スペースの有効利用及び走行中の運
転者の安全性の向上に関わる。

【０００２】

【従来の技術】従来の装置は特開昭６３−３１２３１　
号公報記載のメータパネル内やコンソールボックス内に
表示器を配置していたが、従来技術のままだと運転者の
視認性や安全性に配慮がされていなかった。又、装置の
コスト面やメンテナンス性も同様に配慮が足りなかった
。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】上記車載受信機は、従
来トランクルーム，座席下及びコンソールボックス等に
後付けの形で付加されている路上装置から送信波を受け
るアンテナと車載受信機との間のケーブルの取り回しな
ど、車室内スペース・コストパフォーマンス等を考慮し
た場合に配慮がされていなかった。また、表示器に関し
ては、メーター内もしくは、コンソルボックス内に設け
られ、運転者の視線が車の走行前方から大きくずれるこ
とになり安全性の配慮も足りなかった。

【０００４】本発明は、上記問題点を考慮されてなされ
たものであり、車室内スペースを有効に利用したもので
、かつ運転者の視線の動きを最小にすることで安全性を
高めることを目的とするものである。

【０００５】

【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
、ルームミラーにアンテナを含む受信機を内蔵あるいは
ルームミラーとフロントウィンドウの間にアンテナを含
む受信機を配置し、ルームミラーと疑似的に一体として
車室内の空き空間を利用するものである。また運転者の
視線の変化量をおさえるために、表示器も車載受信機す
なわちルームミラーと一体として車の走行時に運転者の
視線の変化量を最小に押さえる位置に配置するものであ
る。

【０００６】

【作用】アンテナ，アンテナと受信機をつなぐケーブル
，受信機，表示部及び制御部がルームミラー一体型とす
ることで車室内スペースの有効利用ができ、なおかつル
ームミラーの位置で交通情報サービスを得られることか
ら運転者の安全性の向上も計られる。

【０００７】

【実施例】以下、本発明の一実施例を図１より説明する
。図１は、車載装置全体の構成ブロック図である。路上
装置からの送信波を受信するアンテナ１１，アンテナ１
１で受信された信号を復調する受信機１２，受信機１２
からの出力である復調データ及びスイッチ等の入力部１
３．１，地域情報データ及び表示器へ出力する表示デー
タ１３．２、及び各種センサ１３．３を読み込み処理し
て表示器を制御する制御部１３、制御部からのデータを
表示する表示器から構成されるものである。図２は、ル
ームミラー及びアンテナを含む受信機及び制御部を含む
表示器の一体型の一例である。ルームミラー鏡面２１，
路上装置からの情報を表示する表示器２２である。

【０００８】図３は、ルームミラー一体型車載装置の横
面を示す一例である。自動車フロントウィンドウ３１，
自動車ボディ天上面３２，ルームミラー一体型車載装置
３３，ルームミラー一体型車載装置アンテナ部３Ａであ
り、フロントウィンドウとルームミラー間の空き空間を
利用するものである。

【０００９】図４は、ルームミラーに取付機構を有する
疑似一体型の車載装置の一例である。ルームミラー４１
，路上装置からの情報を受信しその情報を表示する表示
器を有し、なおかつルームミラー取付機構を有する車載
装置本体４２，路上装置からの情報を表示する表示部４
３，ルームミラーと車載装置のワンタッチ取付け部４Ａ
である。

【００１０】図５は、図４のワンタッチ取付け部の詳細
図である。ルームミラー５１，ルームミラーと車載装置
のワンタッチ取付け部５Ａであり、容易に従来のルーム
ミラーと一体させるものである。

【００１１】図６は、ルームミラー一体型アンテナを含
む受信機及び制御部を含む表示器の一例である。ルーム
ミラー鏡面と表示器をリモコン及びスイッチ等で切り替
えて使用できる表示器６１でありルームミラーに表示器
を加えたものより運転者から見える前方の視界を広げる
ものである。

【００１２】図７は運転者の着座位置からの視線を表わ
す図である。図中Ｏ線は着座位置水平方向を示すもので
ある。図中Ａ線はルームミラーを見る時の視線方向であ
る。図中Ｂ線は従来の表示器を見る時の視線であり、ル
ームミラー一体とした方が運転者の視線の変化量を少な
くおさえられ走行時の安全性を高めるものである。

【００１３】

【発明の効果】本発明によれば、各々独立しているもの
を１つにまとめることで車室内空間の有効利用及び一体
とすることでの部品点数の低減それに付随コストの低下
を計ることができる。またルームミラー一体とすること
により運転者の視線変化量をおさえることにより走行時
の安全性の向上を計ることができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の一実施例の構成ブロック図である。

【図２】ルームミラーに一体としたアンテナを含む受信
機及び制御部を含む表示器の正面図である。

【図３】図２の側面図である。

【図４】ルームミラーに取付機構を有し疑似一体とした
車載装置を示す図である。

【図５】図４のワンタッチ取付部詳細である。

【図６】ルームミラー鏡面と表示器の両機能を有した車
載装置を示す図である。

【図７】運転者の着座時の視線方向を示す図である。

【符号の説明】

２１…ルームミラー鏡面、２２…路上装置からの情報を
表示する表示器、３３…ルームミラー一体型車載装置、
３Ａ…ルームミラー一体型車載装置アンテナ部、４２…
路上装置からの情報を受信し、その情報を表示する表示
器を有し、なおかつルームミラー取付機構を有する車載
装置本体。

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】路側に設置され現在位置情報及び交通情報
   を送信する路上装置からの情報を受信するアンテナを備
   えた車載受信機において、アンテナと車載受信機をルー
   ムミラー一体型とすることを特徴とする車載受信機。
2. 【請求項２】請求項１記載のアンテナと車載受信機を一
   体型とし、ルームミラーに取付可能な機構を有し、ルー
   ムミラーと疑似一体型としたことを特徴とする車載受信
   機。
3. 【請求項３】請求項１又は２記載の車載受信機に表示機
   能を一体とさせることを特徴とする車載受信機。