JPH04341815A - 射出成形機用ノズル - Google Patents
射出成形機用ノズルInfo
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- JPH04341815A JPH04341815A JP14080191A JP14080191A JPH04341815A JP H04341815 A JPH04341815 A JP H04341815A JP 14080191 A JP14080191 A JP 14080191A JP 14080191 A JP14080191 A JP 14080191A JP H04341815 A JPH04341815 A JP H04341815A
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- 239000011347 resin Substances 0.000 claims abstract description 47
- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims abstract description 47
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/17—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C45/72—Heating or cooling
- B29C45/74—Heating or cooling of the injection unit
-
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- B29C45/17—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C45/20—Injection nozzles
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は射出成形機用ノズルに関
するものである。
するものである。
【0002】
【従来の技術】図7に示すように射出成形では、成形品
12が金型6a,6bに充填され、その後冷却される。 従来一般に成形品12が冷却固化後金型6bが開き、成
形品12が取出されるが、このときスクリュシリンダ8
先端のノズル1内の樹脂通路4内の溶融樹脂と、成形品
12のスプルー5(湯口)が切り離されず、細い糸状1
1となることがある。これを図8に示すように糸引き現
象と言い、また切断された糸状樹脂の屑が金型内に残り
、次ショット成形品の表面に線状の模様を発生して成形
不良を引き起こすことがある。一方スプルー5が切断さ
れた後、ノズル先端の溶融樹脂が、空洞になった金型の
スプルー5部に漏出する洟たれ現象がある。これも糸引
き現象と同様冷却された樹脂が次ショットの成形品12
内に充填され、表面外観不良を発生する。
12が金型6a,6bに充填され、その後冷却される。 従来一般に成形品12が冷却固化後金型6bが開き、成
形品12が取出されるが、このときスクリュシリンダ8
先端のノズル1内の樹脂通路4内の溶融樹脂と、成形品
12のスプルー5(湯口)が切り離されず、細い糸状1
1となることがある。これを図8に示すように糸引き現
象と言い、また切断された糸状樹脂の屑が金型内に残り
、次ショット成形品の表面に線状の模様を発生して成形
不良を引き起こすことがある。一方スプルー5が切断さ
れた後、ノズル先端の溶融樹脂が、空洞になった金型の
スプルー5部に漏出する洟たれ現象がある。これも糸引
き現象と同様冷却された樹脂が次ショットの成形品12
内に充填され、表面外観不良を発生する。
【0003】これらの成形不良に対し、従来の運転条件
では、ノズルヒータによる温度制御で低温設定する方法
がとられているが、スクリュ10の直径がφ50mm程
度未満の小型機種においては、射出圧力損になるノズル
通路内の樹脂の発熱量が小さい。しかしスクリュ径がφ
50mm程度以上になると、成形品も大きくなるため、
ノズル内通過樹脂量が大きくなり発熱し易くなる。従っ
てノズル内樹脂通路4の樹脂温度は、ノズルヒータ7が
常に「切」状態にも拘わらず、糸引きやたれが発生する
樹脂温度になる場合が多い。
では、ノズルヒータによる温度制御で低温設定する方法
がとられているが、スクリュ10の直径がφ50mm程
度未満の小型機種においては、射出圧力損になるノズル
通路内の樹脂の発熱量が小さい。しかしスクリュ径がφ
50mm程度以上になると、成形品も大きくなるため、
ノズル内通過樹脂量が大きくなり発熱し易くなる。従っ
てノズル内樹脂通路4の樹脂温度は、ノズルヒータ7が
常に「切」状態にも拘わらず、糸引きやたれが発生する
樹脂温度になる場合が多い。
【0004】このような状況下で糸引きやたれ現象を防
止するため、従来から多くの改良や提案がなされてきた
。例えば図9に示す実開昭55−8186号公報のよう
に、ノズル1内にニードル弁13を入れ、金型が開くと
きノズル内の樹脂の漏出を防止する方法がある。
止するため、従来から多くの改良や提案がなされてきた
。例えば図9に示す実開昭55−8186号公報のよう
に、ノズル1内にニードル弁13を入れ、金型が開くと
きノズル内の樹脂の漏出を防止する方法がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし前記実開昭55
−8186号公報の場合は装置が複雑なため、射出時の
圧力損失が大きくなり、金型への射出圧の有効分が減少
することや、焼け不良又は色換え不良を起こす場合があ
った。また図10に示す特開昭60−56521号公報
の場合は、ノズル1に同芯円状の邪魔体14を入れる方
法であるが、糸引きやたれはノズル1の円管内の中央部
分で発生することや、邪魔板後のノズル円管通路が長い
ので防止効果が小さい等の問題があった。
−8186号公報の場合は装置が複雑なため、射出時の
圧力損失が大きくなり、金型への射出圧の有効分が減少
することや、焼け不良又は色換え不良を起こす場合があ
った。また図10に示す特開昭60−56521号公報
の場合は、ノズル1に同芯円状の邪魔体14を入れる方
法であるが、糸引きやたれはノズル1の円管内の中央部
分で発生することや、邪魔板後のノズル円管通路が長い
ので防止効果が小さい等の問題があった。
【0006】前記の糸引きやたれ現象は、ノズル円管中
心部の樹脂温度が高い(樹脂粘度が低い)ために発生す
るので、ノズル円管壁面からの冷却では樹脂の熱伝導率
が悪いため効果が少ない。またノズル温度を低温設定し
たのみでは、ノズルの根本部分からの樹脂を引張り出し
、その先で糸引きを発生する欠点があった。更にニード
ル弁タイプのノズルの使用では、ABS樹脂、難燃性A
BS樹脂、PC樹脂で焼け不良が発生するばかりでなく
、射出時の射出圧力損が大きいので、金型内への真の射
出有効圧がかかりにくい等の問題があった。またニード
ル弁タイプのノズルは構造が複雑であるため、製造コス
トが高く、かつ不具合が発生する場合のために交換ノズ
ルを用意する必要があった。本発明は前記従来の課題を
解決しようとするものである。
心部の樹脂温度が高い(樹脂粘度が低い)ために発生す
るので、ノズル円管壁面からの冷却では樹脂の熱伝導率
が悪いため効果が少ない。またノズル温度を低温設定し
たのみでは、ノズルの根本部分からの樹脂を引張り出し
、その先で糸引きを発生する欠点があった。更にニード
ル弁タイプのノズルの使用では、ABS樹脂、難燃性A
BS樹脂、PC樹脂で焼け不良が発生するばかりでなく
、射出時の射出圧力損が大きいので、金型内への真の射
出有効圧がかかりにくい等の問題があった。またニード
ル弁タイプのノズルは構造が複雑であるため、製造コス
トが高く、かつ不具合が発生する場合のために交換ノズ
ルを用意する必要があった。本発明は前記従来の課題を
解決しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】このため本発明は、射出
成形機用ノズルの先端樹脂通路内に金属性の熱伝導のよ
い丸棒、角棒、板状材等の突出材を入れると共に、同突
出材にヒートパイプを設け、かつ同突出材先端部の温度
を検出して任意の温度に設定するようにしてなるもので
、これを課題解決のための手段とするものである。
成形機用ノズルの先端樹脂通路内に金属性の熱伝導のよ
い丸棒、角棒、板状材等の突出材を入れると共に、同突
出材にヒートパイプを設け、かつ同突出材先端部の温度
を検出して任意の温度に設定するようにしてなるもので
、これを課題解決のための手段とするものである。
【0008】
【作用】糸引きや樹脂のたれは、ノズル通路内の樹脂温
度が不適の時、即ち樹脂温度が高く、粘度が低い時発生
する。樹脂の熱伝導率は、一般的に金属の1/5〜1/
10程度と小さい。またノズルの先端曲面は金型と接し
ているため、この部分での冷却作用や、ノズルヒータで
の加熱をOFFとして、ノズルを低温に設定しても、ノ
ズル樹脂通路中央部の樹脂温度は低下しにくい。また小
型機等でノズルの設定を低くし過ぎた時には、ノズル樹
脂通路内で樹脂が固化する等コントロールができない状
況にある。このためノズル樹脂通路内に熱伝導の良い突
出材を設け、ノズル樹脂通路内の樹脂温度を最適にコン
トロールすることで、糸引きや、固化の防止を改善する
ことができる。
度が不適の時、即ち樹脂温度が高く、粘度が低い時発生
する。樹脂の熱伝導率は、一般的に金属の1/5〜1/
10程度と小さい。またノズルの先端曲面は金型と接し
ているため、この部分での冷却作用や、ノズルヒータで
の加熱をOFFとして、ノズルを低温に設定しても、ノ
ズル樹脂通路中央部の樹脂温度は低下しにくい。また小
型機等でノズルの設定を低くし過ぎた時には、ノズル樹
脂通路内で樹脂が固化する等コントロールができない状
況にある。このためノズル樹脂通路内に熱伝導の良い突
出材を設け、ノズル樹脂通路内の樹脂温度を最適にコン
トロールすることで、糸引きや、固化の防止を改善する
ことができる。
【0009】
【実施例】以下本発明を図面の実施例について説明する
と、図1〜図6は本発明の実施例を示す。図において射
出成形機のノズル1は、スクリュシリンダ8に取付けら
れており、かつ同ノズル1は射出成形時に金型6aに圧
接されるが、先端の曲面部は一般にノズル温度より低い
ので冷却される。またノズル1はバンドヒータ7により
加熱制御されており、スクリュシリンダ8もバンドヒー
タ9で加熱制御されている。2はノズル1内の樹脂通路
4内に取付けられている突出材で、同突出材2の突出し
量は調整可能であり、位置決めナット15により回転止
めされている。また突出材2の樹脂通路4内部分の形状
は、丸棒、角棒、板状などの他、これらの形状の組合せ
も可能である。
と、図1〜図6は本発明の実施例を示す。図において射
出成形機のノズル1は、スクリュシリンダ8に取付けら
れており、かつ同ノズル1は射出成形時に金型6aに圧
接されるが、先端の曲面部は一般にノズル温度より低い
ので冷却される。またノズル1はバンドヒータ7により
加熱制御されており、スクリュシリンダ8もバンドヒー
タ9で加熱制御されている。2はノズル1内の樹脂通路
4内に取付けられている突出材で、同突出材2の突出し
量は調整可能であり、位置決めナット15により回転止
めされている。また突出材2の樹脂通路4内部分の形状
は、丸棒、角棒、板状などの他、これらの形状の組合せ
も可能である。
【0010】18は突出材2の先端部の温度を検出する
ために設けられた温度検出器、3は突出材2の先端部の
温度をコントロールするためのに同突出材2に挿入され
たヒートパイプである。なお、温度コントロールのため
の温度設定器は図示していない。またヒートパイプ3の
上端には、突出材2の先端部の温度を適正に保つための
冷却器17と、加熱器16が設けられており、図示して
いないが、射出成形機の成形サイクルに同期させて冷却
器17、又は加熱器16を作動させる構造となっている
。この様にノズル樹脂通路4内の樹脂温度をコントロー
ルする事により、最適な樹脂粘度にでき、図8に示す糸
引き11や、シルバー等を安定して防止する効果が得ら
れる。
ために設けられた温度検出器、3は突出材2の先端部の
温度をコントロールするためのに同突出材2に挿入され
たヒートパイプである。なお、温度コントロールのため
の温度設定器は図示していない。またヒートパイプ3の
上端には、突出材2の先端部の温度を適正に保つための
冷却器17と、加熱器16が設けられており、図示して
いないが、射出成形機の成形サイクルに同期させて冷却
器17、又は加熱器16を作動させる構造となっている
。この様にノズル樹脂通路4内の樹脂温度をコントロー
ルする事により、最適な樹脂粘度にでき、図8に示す糸
引き11や、シルバー等を安定して防止する効果が得ら
れる。
【0011】次に図3は本発明の第2実施例を示し、ノ
ズル樹脂通路4内で突出材2に、樹脂流れの下流方向に
向けて突出棒19を設けたもので、樹脂の冷却を早くす
るための1例を示すものである。
ズル樹脂通路4内で突出材2に、樹脂流れの下流方向に
向けて突出棒19を設けたもので、樹脂の冷却を早くす
るための1例を示すものである。
【0012】図5は本発明の第3実施例を示すもので、
ノズル樹脂通路4内での滞留を減少させるため、突出材
2の先端に突出材2より小径の突出部20を形成してな
るものである。
ノズル樹脂通路4内での滞留を減少させるため、突出材
2の先端に突出材2より小径の突出部20を形成してな
るものである。
【0013】
【発明の効果】以上詳細に説明した如く本発明は、樹脂
通路内に突出材を入れ、同突出材にヒートパイプを設け
たことにより、ノズル樹脂通路先端付近の中心部の樹脂
温度(粘度)をコントロールして、成形不良の1つであ
る糸引きや、シルバー等の不具合を無くすことができ、
安定した成形状態を保つことができる。
通路内に突出材を入れ、同突出材にヒートパイプを設け
たことにより、ノズル樹脂通路先端付近の中心部の樹脂
温度(粘度)をコントロールして、成形不良の1つであ
る糸引きや、シルバー等の不具合を無くすことができ、
安定した成形状態を保つことができる。
【図1】本発明の第1実施例に係る射出成形機用ノズル
の側断面図である。
の側断面図である。
【図2】図1のA〜A断面図である。
【図3】本発明の第2実施例に係る射出成形機用ノズル
の側断面図である。
の側断面図である。
【図4】図3のB〜B断面図である。
【図5】本発明の第3実施例に係る射出成形機用ノズル
の側断面図である。
の側断面図である。
【図6】図5のC〜C断面図である。
【図7】従来の射出成形機用ノズルを示す側断面図であ
る。
る。
【図8】樹脂の糸引き現象を示す説明図である。
【図9】従来のニードル弁タイプの射出成形機用ノズル
の側断面図である。
の側断面図である。
【図10】従来の邪魔板タイプの射出成形機用ノズルの
側断面図である。
側断面図である。
1 ノズル
2 突出材
3 ヒートパイプ
4 樹脂通路
5 スプルー
6a 金型
7 ノズルヒータ
8 スクリュシリンダ
9 バンドヒータ
10 スクリュ
15 突出材固定ナット
16 加熱器
17 冷却器
18 温度検出器
19 突出棒
Claims (1)
- 【請求項1】 射出成形機用ノズルの先端樹脂通路内
に金属性の熱伝導のよい丸棒、角棒、板状材等の突出材
を入れると共に、同突出材にヒートパイプを設け、かつ
同突出材先端部の温度を検出して任意の温度に設定する
ことを特徴とする射出成形機用ノズル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14080191A JPH04341815A (ja) | 1991-05-17 | 1991-05-17 | 射出成形機用ノズル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14080191A JPH04341815A (ja) | 1991-05-17 | 1991-05-17 | 射出成形機用ノズル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04341815A true JPH04341815A (ja) | 1992-11-27 |
Family
ID=15277060
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14080191A Withdrawn JPH04341815A (ja) | 1991-05-17 | 1991-05-17 | 射出成形機用ノズル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04341815A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013237227A (ja) * | 2012-05-16 | 2013-11-28 | Toyo Mach & Metal Co Ltd | 射出成形機 |
JP2014177132A (ja) * | 2014-05-28 | 2014-09-25 | Toyo Mach & Metal Co Ltd | 射出成形機 |
-
1991
- 1991-05-17 JP JP14080191A patent/JPH04341815A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013237227A (ja) * | 2012-05-16 | 2013-11-28 | Toyo Mach & Metal Co Ltd | 射出成形機 |
JP2014177132A (ja) * | 2014-05-28 | 2014-09-25 | Toyo Mach & Metal Co Ltd | 射出成形機 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19980806 |