JPH0434169Y2 - - Google Patents

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JPH0434169Y2
JPH0434169Y2 JP9576883U JP9576883U JPH0434169Y2 JP H0434169 Y2 JPH0434169 Y2 JP H0434169Y2 JP 9576883 U JP9576883 U JP 9576883U JP 9576883 U JP9576883 U JP 9576883U JP H0434169 Y2 JPH0434169 Y2 JP H0434169Y2
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section
transmission mechanism
power transmission
side edges
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JP9576883U
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Description

【考案の詳細な説明】 本案は地盤の締固めに用いる輾圧機の防音装置
に関するものである。
例えばタンピングランマーとして知られる輾圧
機は、輾圧板が地盤を叩打する衝撃音に加えてエ
ンジン及び伝動機構の回転に伴つて発生する各種
の音が重なるため、市街地や夜間における作業に
使用する場合に騒音公害の対象とされている。こ
のため従来ではエンジンのマフラーに改良を加え
て排気音を下げる工夫を施すとか、エアクリーナ
ーを改良して吸気音を低くする工夫などが施され
ているが、コスト高となるわりには未だ充分な効
果を得るに至つていない。一方原動機として電動
機を搭載するものも開発されている。この場合電
動機としては使い易さ、重量、回転数、電源など
の諸条件から整流子モーターが用いられるが、冷
却フアンの回転音、フアンの回転に伴う吸気音、
コンミテーターの摩擦音、伝動機構部におけるベ
ルト、ギヤの摩擦音、プーリーの風を切る音など
のエンジンによる場合とは別の騒音が発生するこ
とには変わりはなく、エンジン搭載型のものに比
較して騒音が低下したとは言うものの、依然とし
て騒音を格段に低下したという段階にまでは至つ
ていない。
本案は上記のような輾圧機における問題点を解
消すべく、輾圧機の騒音発生原因のうち主として
動力発生源としての原動機及び動力伝動機構より
発生する各種の音を低減することを目的としたも
ので、機体における原動機と伝動機構部とを着脱
自在な袋状の防音カバーにより被覆するようにし
たことを特徴とするものである。
次に本案を図示の実施例により説明すれば、第
1図は電動機搭載型タンピングランマーに実施し
た場合の断面図であり、1は電動機、2は動力伝
動機構部、3はハンドル、4は脚部、5は輾圧板
を示している。電動機1と動力伝達機構部2の外
側には、布地、合成樹脂シート等よりなる汎用の
防音シートをもつて形成した袋状の防音カバー6
が被覆される。
この防音カバー6は、第2図に示すように脚部
4の上方における動力伝達機構部2の前面を被覆
するための縦形長方形の前面被覆部7と、この前
面被覆部7の両側に連接された動力伝達機構部2
及び電動機1の両側面部を被覆するための山形の
側面被覆部8,9と、前面被覆部7の上端に連接
された動力伝達機構部2及び電動機1の上面と下
面とを被覆するための前面被覆部7と同幅で長さ
の大きい上下面被覆部10とからなるように防音
シートを裁断することにより形成されている。ま
た側面被覆部8,9の上方には、ハンドル3の接
続部30が挿通する大きさの突出孔11が開設さ
れると共に、上下面被覆部10の両側縁から夫々
該突出孔11にかけて切込線12が設けられ、こ
の切込線12を含めて上下面被覆部10の側縁と
側面被覆部8,9の側縁とが、フアスナー13に
より脚部4の上端部周囲における空気導入排出用
開口部14を残して自由に開閉できるようになつ
ている。
第4図はエンジン搭載型タンピングランマーに
適用した実施例を示している。この場合には防音
カバー6の側面もしくは背面にエンジン21に対
する空気吸入口15を設け、また排気が良好に行
えるようにマフラー16の下方における開口部1
4を電動機搭載型の場合より大きくなるように設
定してある。
本案に係る防音装置は、上記のように防音シー
トよりなる防音カバー6により電動機1もしくは
エンジン21などの原動機と動力伝達機構部2と
を被覆するようにしたので、これらの機構部分よ
り生ずる摩擦音などの各種の音が直接機体の周囲
に拡散することを防止でき、被覆を全く施さない
場合に比較して大幅な騒音の低減化を期待するこ
とができる。
実験によれば、機体の上部に梱包用の段ボール
箱をかぶせた状態だけでも被覆の全くない状態よ
りも騒音の低減化を得られることが判明し、更に
本案に係る防音カバーのように、防音シートを用
いてできるだけ被覆状態が確実に行えるようにし
た場合には、段ボール箱をかぶせた場合よりも良
好な防音効果を得られることが判明した。
また本案に係る防音カバーは、ハンドル3の突
出を許すようにしてフアスナー13などの開閉手
段により、しつかりと機体上部に装置の形状に合
わせて被覆できるので、使用中に機体の振動によ
つて被覆カバー6が外れたりずれ動いたりするこ
とがなく、また必要に応じて着脱を自由に行える
という利点、更には下方部の開口部14から必要
な空気の流通も行えるので、騒音を確実に低減し
つつ支障なく使用できるという効果を有するもの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案に係る防音装置を施した輾圧機の
一部欠切断面図、第2図は防音カバーの展開図、
第3図は防音カバーの斜視図、第4図は他の実施
例を示す一部欠切断面図である。図において、1
……電動機、2……動力伝達機構部、3……ハン
ドル、4……脚部、5……輾圧板、6……防音カ
バー、11……突出孔、13……フアスナー、1
4……開口部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 輾圧機の原動機と動力伝達機構部2の外周を、
    ハンドル3の突出を許すようにして、フアスナー
    13による開閉手段を介して着脱可能なるように
    被覆するための防音シート製の防音カバー6から
    なり、輾圧機脚部4の上方における前記動力伝達
    機構部2の前面部を被覆するための縦形長方形の
    前面被覆部7と、この前面被覆部7の両側に連接
    された前記動力伝達機構部2及び原動機の両側面
    部を被覆するための山形の側面被覆部8,9と、
    前記前面被覆部7の上端に連接された動力伝達機
    構部2及び原動機の上面と下面とを被覆するため
    の、前面被覆部7と同幅で長さの大きい上下面被
    覆部10とからなり、前記両側面被覆部8,9の
    上部にはハンドル3の接続部が挿通するための突
    出孔11が開設されて、前記上下面被覆部10の
    両側縁から夫々前記突出孔11にかけて切込線1
    2が設けられ、該切込線12を含めて上下面被覆
    部10の側縁と、該側縁と対応する側縁被覆部の
    山形側縁とを、輾圧機脚部4の上端部周囲におけ
    る空気導入排出用開口部14を残して、フアスナ
    ー13により開閉可能としたことを特徴とする輾
    圧機の防音装置。
JP9576883U 1983-06-23 1983-06-23 「てん」圧機の防音装置 Granted JPS604607U (ja)

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JP9576883U JPS604607U (ja) 1983-06-23 1983-06-23 「てん」圧機の防音装置

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JPS604607U JPS604607U (ja) 1985-01-14
JPH0434169Y2 true JPH0434169Y2 (ja) 1992-08-14

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JP4708174B2 (ja) * 2005-12-02 2011-06-22 三笠産業株式会社 プレエアクリーナ

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JPS604607U (ja) 1985-01-14

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