JPH04341263A - 医療ベッド用リクライニング枕 - Google Patents

医療ベッド用リクライニング枕

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Publication number
JPH04341263A
JPH04341263A JP3063571A JP6357191A JPH04341263A JP H04341263 A JPH04341263 A JP H04341263A JP 3063571 A JP3063571 A JP 3063571A JP 6357191 A JP6357191 A JP 6357191A JP H04341263 A JPH04341263 A JP H04341263A
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JP
Japan
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pillow
bed
main
stand
rest
Prior art date
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Application number
JP3063571A
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English (en)
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JPH0585182B2 (ja
Inventor
Nobuo Sadaike
定池 信夫
Takao Kobayashi
隆男 小林
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Individual
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、医療ベッド用リクライ
ニング枕に関するものである。
【0002】
【従来の技術】現在の医療制度の下では、病床を増やす
ことが診療機関の利益増大に直結する上に、病院、医院
、診療所などの格付けにつながるため、各診療機関の能
力を超えて病床が設備される傾向が強い。この傾向が、
旧来の患者に対する医者全能主義と相まって、多くの病
室が十分な居住性を確保されないまま放置される原因と
なっている。
【0003】このため、現在の平均的な病室においては
、患者が寛ぐスペースすら十分に与えられず、入院患者
は1日をベッドの上で過ごさねばならないのが実状であ
る。かくして1日中ベッドの上で逼塞させられると、患
者は精神的にも肉体的にも大きな苦痛を強いられる。 例えば、通常のベッドには背凭れすら設けられていない
ので、長時間ベッド上で半身を起してテレビを見たり本
を読んだりあるいは見舞い客と歓談しようすると大変に
疲れるし、といって、半身を起さず1日を過ごすと精神
が鬱屈してしまうし床擦れも酷くなる。
【0004】従来、ベッドの真ん中辺りを中心としてク
ッションが電動2つ折れし、患者が苦労してベッド上か
ら半身を起さなくとも、読書や食事が行えるベッドが提
案されたが、ベッド自体が大変高価になるため利益重視
路線と両立せず、殆どの診療機関に採用されていないの
である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来の医療
用ベッドに上記の問題点があったことに鑑みてなされた
もので、ローコストでありながら、なおかつ患者が長時
間体を起していても苦痛が起きないようにする器具を提
供することを技術的課題とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明においては、医療
用ベッドの頭部側に設置される枕に、ピロースタンド、
メインピロー、ヘッドレストを設けるという手段を採用
することによって、更に詳しくは、前記ピロースタンド
にはフックと台座と固定金具を設け、当該ピロースタン
ドをベッド上に固定する際には、台座をベッド面上に定
置すると共に頭部側のベッド面より上に突き出たベッド
枠金にフックを引っ掛けるようにし、また、メインピロ
ーの一辺はピロースタンドの台座に枢支されるようにす
ると共に、この対辺に固定留め具を設けて、ピロースタ
ンドの固定金具と掛合しあるいは離間することにより、
メインピローの枕面を水平に保持しあるいは所定角度で
傾斜させて姿勢保持できるようにし、更に、前記ヘッド
レストはピロースタンドのメインピロー上方に配設する
ようにして、このヘッドレストがメインピローの所定角
度傾斜時にメインピローの枕面に寄り掛かった人の頭部
もしくは首部を支えるようにするという手段を採用する
ことによって、要時には背凭れとなって患者を介助でき
る、低価格の医療ベッド用リクライニング枕を提供した
のである。
【0007】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づいて説明する。
【0008】まず、コの字形のステンレス鋼材を用意し
、このコの字形材を平伏させて台座とし、中側の辺に2
本のステンレス鋼材を立設する。この台座に立設された
鋼材の上部には、複数段の切込みが設けてある。本実施
例においては、こうして得たものを、ピロースタンド1
として使用する。
【0009】さて、このピロースタンド1の立設された
2本の鋼材の最上部に、ヘッドレスト材2を架け渡すよ
うに被冠する。このレスト後方材2は、鋼材に挿嵌され
てレスト後方材2全体を支持する支持パイプ21・21
と、コの字形材の方向に持ち出されるように突設される
図示しないレスト支持材と、レスト支持材の反対側に突
設されるフック22・22を有している。このうち、支
持パイプ21・21は、パイプ孔内にスライド出入して
孔の大きさを変化させる、付勢されたロック材23・2
3を持っており、当該ロック材23・23が所定高さの
鋼材の切込みと掛合してヘッドレスト材2を保持する。 このため、ロック材23・23と掛合する切込みを変更
することによって、ヘッドレスト材2の高さを調節でき
るのである。
【0010】また、レスト支持材は、ヘッドレスト3の
後方に差し込まれて、ヘッドレスト3を支持する。ヘッ
ドレスト3とレスト支持材21・21の差し込み量は、
前記の支持パイプ21・21と立設鋼材との高さ調節と
同様の方法によって調節可能である。
【0011】また、ピロースタンド1の台座の上には、
メインピロー4が配設される。このメインピロー4は、
コの字形材の両端に配設された図示しないピロー枢支材
に枢支されて、起伏するよう回動できる。なお、このピ
ロー枢支材も、支持パイプ21・21と立設鋼材との高
さ調節と同様の方法によって、高さが調節可能である。
【0012】このピロースタンド1の、立設されたステ
ンレス鋼材の所定部位には、固定金具11が脱着可能に
配設される。この固定金具11はコの字形をしており、
コの字形の両端をステンレス鋼材の所定部位に枢支され
て回動できる。固定金具11を配設する所定部位は、鋼
材上で高さを変えて複数箇所選択可能である。
【0013】この固定金具11は、メインピロー4裏側
に多数配設される固定留め具41・41・…のうちの1
つと掛合して、メインピロー4を所定角度で起きた状態
に姿勢保持できる。これによって、メインピロー4が角
度調節自在の背凭れとして使用できる。また、固定金具
11を取り外せば、メインピロー4が完全に伏して、通
常の枕として使用できる。なお、ヘッドレスト3は、背
凭れ角の調節に応じて高さなどの位置調節が行える他、
メインピロー4を通常の枕として使用するときに取り外
してしまうことも可能である。
【0014】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、メイン
ピローを傾斜させて背凭れとして使用でき、更にヘッド
レストと組み合わせて使用できるので、患者がベッド上
で半身を起して半日を過ごしても疲労することがない。 また、夜間には、メインピローを倒し込んで普通の枕と
しても使用できるので、置き場所に困ることもない。し
たがって、狭い病室でも気軽に使用できるのである。
【0015】また、本発明のリクライニング枕は低価格
で製作することが可能なので、金に渋い病院でも購入で
きるし、患者が個人で購入することもできる。
【0016】このように、本発明の医療ベッド用リクラ
イニング枕は、産業上の利用価値が高い。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の、固定金具を取り外したところの斜視
図である。
【図2】実施例におけるロック材の働きを説明する支持
パイプの要部断面図である。
【図3】実施例におけるロック材の斜視図である。
【図4】実施例の、メインピローを傾斜させたところの
側面図である。
【図5】実施例の、メインピローを倒し込んだところの
側面図である。
【符号の説明】
1  ピロースタンド 3  ヘッドレスト 4  メインピロー

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  医療用ベッドの頭部側に設置される枕
    であって、フックと台座と固定金具を有し、台座がベッ
    ド面上に定置されると共に、頭部側の、ベッド面より上
    に突き出たベッド枠金にフックを引っ掛けて、ベッド上
    に固定されるピロースタンドと、一辺がピロースタンド
    の台座に枢支され、この対辺に設けられた固定留め具が
    ピロースタンドの固定金具と掛合しあるいは離間するこ
    とにより、その枕面を水平に保持しあるいは所定角度で
    傾斜させて姿勢保持できるメインピローと、ピロースタ
    ンドのメインピロー上方に配設され、メインピローが所
    定角度で傾斜しているときにメインピローの枕面に寄り
    掛かった人の頭部もしくは首部を支えることのできるヘ
    ッドレストとを有することを特徴とする医療ベッド用リ
    クライニング枕。
  2. 【請求項2】  メインピローの枢支位置が上下して、
    高さ調節可能であることを特徴とする請求項1記載の医
    療ベッド用リクライニング枕。
  3. 【請求項3】  メインピローの傾斜角度が、複数選択
    可能であることを特徴とする請求項1記載の医療ベッド
    用リクライニング枕。
  4. 【請求項4】  ヘッドレストが上下に昇降して、高さ
    調節可能であることを特徴とする請求項3記載の医療ベ
    ッド用リクライニング枕。
JP3063571A 1991-03-27 1991-03-27 医療ベッド用リクライニング枕 Granted JPH04341263A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3063571A JPH04341263A (ja) 1991-03-27 1991-03-27 医療ベッド用リクライニング枕

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JP3063571A JPH04341263A (ja) 1991-03-27 1991-03-27 医療ベッド用リクライニング枕

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04341263A true JPH04341263A (ja) 1992-11-27
JPH0585182B2 JPH0585182B2 (ja) 1993-12-06

Family

ID=13233073

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3063571A Granted JPH04341263A (ja) 1991-03-27 1991-03-27 医療ベッド用リクライニング枕

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JP (1) JPH04341263A (ja)

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JPH0585182B2 (ja) 1993-12-06

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