JPH04341132A - 擬餌釣針 - Google Patents
擬餌釣針Info
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- JPH04341132A JPH04341132A JP11461991A JP11461991A JPH04341132A JP H04341132 A JPH04341132 A JP H04341132A JP 11461991 A JP11461991 A JP 11461991A JP 11461991 A JP11461991 A JP 11461991A JP H04341132 A JPH04341132 A JP H04341132A
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- fishing hook
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、魚を釣り上げる釣針
に関するもので、特に、釣針に擬餌を装着して使用され
る擬餌釣り針に関する。
に関するもので、特に、釣針に擬餌を装着して使用され
る擬餌釣り針に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、鰹の一本釣漁法は、洋上で鰹の
群れを発見し、船を遊泳魚群上に操船して、徐行しなが
ら船の周りに散水し、頃合を見計らって活鰯を魚群中に
投入し、鰹の群れを船に引き寄せて、図1に示す如く、
釣人が釣り竿を操って手早く釣り上げる。
群れを発見し、船を遊泳魚群上に操船して、徐行しなが
ら船の周りに散水し、頃合を見計らって活鰯を魚群中に
投入し、鰹の群れを船に引き寄せて、図1に示す如く、
釣人が釣り竿を操って手早く釣り上げる。
【0003】このような一本釣漁法に用いられる釣り針
は、擬餌釣針といわれる図2に示す様な、ほぼ魚体形状
の擬餌を装着した釣針が用いられる。鰹等の魚類は動く
小魚は餌にするが、動かない物には例えそれが餌であっ
ても食いつかない性質がある。擬餌釣り針は、魚類のこ
の習性を利用するもので、釣り竿を「あやし」や「引き
寄せ」と言われる操作を行って、釣り糸に結着した擬餌
釣り針を、恰も小魚が動き廻っている様に見せ掛けて魚
に喰わせて釣上げる。
は、擬餌釣針といわれる図2に示す様な、ほぼ魚体形状
の擬餌を装着した釣針が用いられる。鰹等の魚類は動く
小魚は餌にするが、動かない物には例えそれが餌であっ
ても食いつかない性質がある。擬餌釣り針は、魚類のこ
の習性を利用するもので、釣り竿を「あやし」や「引き
寄せ」と言われる操作を行って、釣り糸に結着した擬餌
釣り針を、恰も小魚が動き廻っている様に見せ掛けて魚
に喰わせて釣上げる。
【0004】この種の擬餌釣針は、その他、鮭の一本釣
漁法においても、釣竿の操り方で恰も餌の魚が泳いでい
るように見せ掛けて魚を食わせて釣り上げるルアーと言
われる擬餌釣針が用いられている。しかしながら、上記
一本釣漁法は、昨今の釣人不足とロボット化技術の普及
が相まって、最近では、釣人に代わって、自動魚釣機が
実用化される傾向にある。
漁法においても、釣竿の操り方で恰も餌の魚が泳いでい
るように見せ掛けて魚を食わせて釣り上げるルアーと言
われる擬餌釣針が用いられている。しかしながら、上記
一本釣漁法は、昨今の釣人不足とロボット化技術の普及
が相まって、最近では、釣人に代わって、自動魚釣機が
実用化される傾向にある。
【0005】この自動魚釣機は、油圧又は電動機によっ
て回動動作を行う回動機構に釣り竿を装着して、この釣
り竿を海面から船上方向へ回動させて、釣り竿から垂下
される釣り糸に結着した擬餌釣り針によって魚の釣り上
げを行う機構が採用されている。しかし、この種の自動
魚釣り機における問題点は、釣り竿の回動動作による擬
餌釣り針の遊泳動作が不自然な動きになりがちであるこ
とである。
て回動動作を行う回動機構に釣り竿を装着して、この釣
り竿を海面から船上方向へ回動させて、釣り竿から垂下
される釣り糸に結着した擬餌釣り針によって魚の釣り上
げを行う機構が採用されている。しかし、この種の自動
魚釣り機における問題点は、釣り竿の回動動作による擬
餌釣り針の遊泳動作が不自然な動きになりがちであるこ
とである。
【0006】つまり、魚の遊泳動作は、主に、横方向の
動きを必要とするのに対して、釣り竿の回動動作は、上
下方向の動きであるから、この上下方向の動きを横方向
の動きに変換して擬餌を泳動させる機構が必要になり、
どうしても不自然な動きにならざるをえないことである
。
動きを必要とするのに対して、釣り竿の回動動作は、上
下方向の動きであるから、この上下方向の動きを横方向
の動きに変換して擬餌を泳動させる機構が必要になり、
どうしても不自然な動きにならざるをえないことである
。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、上記問題
点に対処して、擬餌釣り針自体を積極的に遊泳させるこ
とにより、恰も小魚が泳いでいるように見せ掛けて、こ
れによって釣り竿の回動機構の簡素化を図るとともに、
魚の釣り上げ効率を高めようとするものである。
点に対処して、擬餌釣り針自体を積極的に遊泳させるこ
とにより、恰も小魚が泳いでいるように見せ掛けて、こ
れによって釣り竿の回動機構の簡素化を図るとともに、
魚の釣り上げ効率を高めようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】課題を解決するための手
段として、魚体形に形成され泳動動作を行なう尾鰭部を
有する擬餌が釣針に装着されてなる擬餌釣針が採用され
る。さらに、課題を解決するための他の手段として、上
記尾鰭部が可塑性素材で形成されてなる擬餌釣針が採用
される。
段として、魚体形に形成され泳動動作を行なう尾鰭部を
有する擬餌が釣針に装着されてなる擬餌釣針が採用され
る。さらに、課題を解決するための他の手段として、上
記尾鰭部が可塑性素材で形成されてなる擬餌釣針が採用
される。
【0009】さらに、課題を解決するための他の手段と
して、上記泳動動作を行う泳動機構が上記擬餌体内に装
備され電磁作用によって揺動動作を行う揺動電磁コイル
機構で構成される擬餌釣針が採用される。さらに、課題
を解決するための他の手段として、上記揺動電磁コイル
機構が、永久磁石と、該永久磁石の近傍に揺動自在に配
置されるコイルと、該コイルの通電方向を切り替える切
り替え装置を具備してなる擬餌釣針が採用される。
して、上記泳動動作を行う泳動機構が上記擬餌体内に装
備され電磁作用によって揺動動作を行う揺動電磁コイル
機構で構成される擬餌釣針が採用される。さらに、課題
を解決するための他の手段として、上記揺動電磁コイル
機構が、永久磁石と、該永久磁石の近傍に揺動自在に配
置されるコイルと、該コイルの通電方向を切り替える切
り替え装置を具備してなる擬餌釣針が採用される。
【0010】さらに、課題を解決するための他の手段と
して、釣針に擬餌が装着されてなる擬餌釣針において、
泳動機構による泳動動作を行なう尾鰭部を有する魚体形
の擬餌と、該擬餌体内に装着され上記泳動機構に電力を
供給する電池と、上記擬餌体表面に露出配置され海水の
通電作用に基づいて該電池から上記泳動動作駆動機構に
通電を行わせる一対の電極とを具備して成る擬餌釣針が
採用される。
して、釣針に擬餌が装着されてなる擬餌釣針において、
泳動機構による泳動動作を行なう尾鰭部を有する魚体形
の擬餌と、該擬餌体内に装着され上記泳動機構に電力を
供給する電池と、上記擬餌体表面に露出配置され海水の
通電作用に基づいて該電池から上記泳動動作駆動機構に
通電を行わせる一対の電極とを具備して成る擬餌釣針が
採用される。
【0011】さらに、課題を解決するための他の手段と
して、釣針に擬餌が装着されてなる擬餌釣針において、
泳動機構による泳動動作を行なう尾鰭部を有する魚体形
の擬餌と、該擬餌体周面に形成され海水内で海水電池と
して機能し、上記泳動機構に電力を供給する電池電極と
を具備してなる擬餌釣針が採用される。
して、釣針に擬餌が装着されてなる擬餌釣針において、
泳動機構による泳動動作を行なう尾鰭部を有する魚体形
の擬餌と、該擬餌体周面に形成され海水内で海水電池と
して機能し、上記泳動機構に電力を供給する電池電極と
を具備してなる擬餌釣針が採用される。
【0012】
【作用】上記手段において、釣り針に装着された魚体形
擬餌はその尾鰭部の遊泳動作によって水中で遊泳動作を
行う。そして、上記尾鰭部の遊泳動作は、擬餌体内に設
けられ揺動動作を行う揺動電磁コイルによって行われる
。この揺動電磁コイルの揺動は、永久磁石の近傍に揺動
自在に配置された電磁コイルの通電方向が、その揺動に
ともなって切り替えられることにより行われる。
擬餌はその尾鰭部の遊泳動作によって水中で遊泳動作を
行う。そして、上記尾鰭部の遊泳動作は、擬餌体内に設
けられ揺動動作を行う揺動電磁コイルによって行われる
。この揺動電磁コイルの揺動は、永久磁石の近傍に揺動
自在に配置された電磁コイルの通電方向が、その揺動に
ともなって切り替えられることにより行われる。
【0013】
【実施例】図3において、(a)は実施例に係る擬餌釣
り針の平面図を示し、(B)は側面図を示す。図3にお
いて、21bは釣針を示し、その端部の環21aに道糸
22が結ばれて釣り竿(図示せず)に垂下される。なお
、図(A)においては、便宜上釣り針21bが省略され
ている。
り針の平面図を示し、(B)は側面図を示す。図3にお
いて、21bは釣針を示し、その端部の環21aに道糸
22が結ばれて釣り竿(図示せず)に垂下される。なお
、図(A)においては、便宜上釣り針21bが省略され
ている。
【0014】釣り針21bは、その適所が、筒状容器2
3に装着される。そして、この筒状容器23内には、永
久磁石24aを挟み込んだ磁極24bが固着されるとと
もに、磁極24bの対向位置に、その端部に磁極24b
の磁路を切る方向にコイル27が巻回された鉄片26が
配置される。鉄片26は可動片29に固定され、可動片
29はその他端が魚の尾鰭状に形成された尾鰭部材35
内に固着されている。
3に装着される。そして、この筒状容器23内には、永
久磁石24aを挟み込んだ磁極24bが固着されるとと
もに、磁極24bの対向位置に、その端部に磁極24b
の磁路を切る方向にコイル27が巻回された鉄片26が
配置される。鉄片26は可動片29に固定され、可動片
29はその他端が魚の尾鰭状に形成された尾鰭部材35
内に固着されている。
【0015】尾鰭部材35は、例えば、可塑性素材が用
いられる。したがって、可動片29に固定された鉄片2
6が平面方向に揺動するとき、その揺動作用が、可動片
29から尾鰭部材35へ伝達されて、尾鰭部材35も平
面方向の揺動を行う。その結果、尾鰭部材35は、恰も
、魚の尾鰭のような泳動動作を行う。28は2極双投ス
イッチを示し、可動片29の側面に可動片29の動きに
対応して通電方向の切り換えを行う。この2極双投スイ
ッチ28は、可動片29の揺動時に当接板28A、28
Bが可動片29に当接することにより、シーソースイッ
チとして機能して、通電方向の切り換えを行う。なお、
このようなスイッチは公知の市販のスイッチを用いるこ
とが可能で、スイッチレバーを上記当接板28A、28
Bによって動作させることにより、容易に実現できる。
いられる。したがって、可動片29に固定された鉄片2
6が平面方向に揺動するとき、その揺動作用が、可動片
29から尾鰭部材35へ伝達されて、尾鰭部材35も平
面方向の揺動を行う。その結果、尾鰭部材35は、恰も
、魚の尾鰭のような泳動動作を行う。28は2極双投ス
イッチを示し、可動片29の側面に可動片29の動きに
対応して通電方向の切り換えを行う。この2極双投スイ
ッチ28は、可動片29の揺動時に当接板28A、28
Bが可動片29に当接することにより、シーソースイッ
チとして機能して、通電方向の切り換えを行う。なお、
このようなスイッチは公知の市販のスイッチを用いるこ
とが可能で、スイッチレバーを上記当接板28A、28
Bによって動作させることにより、容易に実現できる。
【0016】また、容器23には電池32が挿入され絶
縁物31を介して蓋30により装着固定される。蓋30
の内面はスプリング材32を介して電池33の電極に接
続され、外周面は海水中に露出されている。一方容器2
3は、その一部外面が海中に露出され、その他は可塑性
素材34でほぼ魚体形状にモ−ルドされている。さらに
、この可塑性素材34は、そのモールド面が尾鰭部材3
5に連なるごとく一体的モールドが施されている。
縁物31を介して蓋30により装着固定される。蓋30
の内面はスプリング材32を介して電池33の電極に接
続され、外周面は海水中に露出されている。一方容器2
3は、その一部外面が海中に露出され、その他は可塑性
素材34でほぼ魚体形状にモ−ルドされている。さらに
、この可塑性素材34は、そのモールド面が尾鰭部材3
5に連なるごとく一体的モールドが施されている。
【0017】上記構成において、蓋30の外周面露出部
、容器23の外周面露出部及びモールド材34の外周面
は、全体的に魚体形状に形成され、この魚体形状によっ
て擬餌が形成される。図4は、上記電池33、2極双投
スイッチ28並びにコイル27の電気的接続回路を示す
。また、37は電極スイッチを示し、蓋30の外周露出
面と容器23の外周露出部とによって構成され、この電
極スイッチ37が海水中に没したとき、海水を通じて電
極23と30間の通電発生し、この通電作用によって、
電池33からコイル27への通電が2極双投スイッチ2
8を通じて行われる。
、容器23の外周面露出部及びモールド材34の外周面
は、全体的に魚体形状に形成され、この魚体形状によっ
て擬餌が形成される。図4は、上記電池33、2極双投
スイッチ28並びにコイル27の電気的接続回路を示す
。また、37は電極スイッチを示し、蓋30の外周露出
面と容器23の外周露出部とによって構成され、この電
極スイッチ37が海水中に没したとき、海水を通じて電
極23と30間の通電発生し、この通電作用によって、
電池33からコイル27への通電が2極双投スイッチ2
8を通じて行われる。
【0018】コイル27への通電が行われると、その電
磁作用による磁束が発生し、この磁束とマグネット24
aの磁束との間の磁力作用によって、磁極24a、24
bと鉄片26との間に反発あるいは吸引力が作用する。 従って、この通電作用によって、磁極24a、24bと
鉄片26の間に反発力が作用するように、2極双投スイ
ッチ28の接続を設定して、コイル27に通電を行うと
、鉄片26に平面方向の偏位作用が生じる。そして、鉄
片26がほぼ最大偏位位置まで達したとき、当接板24
a、あるいは24bのいずれかが揺動板に29に当接し
て、これによって2極双投スイッチ28の切り換えが行
われる。
磁作用による磁束が発生し、この磁束とマグネット24
aの磁束との間の磁力作用によって、磁極24a、24
bと鉄片26との間に反発あるいは吸引力が作用する。 従って、この通電作用によって、磁極24a、24bと
鉄片26の間に反発力が作用するように、2極双投スイ
ッチ28の接続を設定して、コイル27に通電を行うと
、鉄片26に平面方向の偏位作用が生じる。そして、鉄
片26がほぼ最大偏位位置まで達したとき、当接板24
a、あるいは24bのいずれかが揺動板に29に当接し
て、これによって2極双投スイッチ28の切り換えが行
われる。
【0019】スイッチ切り換えが行われると、図4にお
けるコイル27の通電方向が逆方向になり、その結果、
鉄片26に、上記とは逆方向の偏位が発生する。そして
、その偏位がほぼ最大偏位に達すると、上記と同様にし
て2極双投スイッチ28の切り換えが生じる。以後、こ
の切り換えが発生する毎に、鉄片26の偏位方向の反転
が発生し、その結果、鉄片26は一定速度の揺動動作を
行うようになる。
けるコイル27の通電方向が逆方向になり、その結果、
鉄片26に、上記とは逆方向の偏位が発生する。そして
、その偏位がほぼ最大偏位に達すると、上記と同様にし
て2極双投スイッチ28の切り換えが生じる。以後、こ
の切り換えが発生する毎に、鉄片26の偏位方向の反転
が発生し、その結果、鉄片26は一定速度の揺動動作を
行うようになる。
【0020】鉄片26は揺動板29に固定されているか
ら、鉄片26の揺動動作は揺動板29へ伝達され、さら
に、揺動板29の揺動動作はその単部から可塑性材で形
成される尾鰭部35へ伝達されて、尾鰭部35に揺動動
作を行わせる。その結果、尾鰭部35は魚の尾鰭と同様
な泳動動作を行い、その泳動動作によって擬餌の泳動が
生じる。
ら、鉄片26の揺動動作は揺動板29へ伝達され、さら
に、揺動板29の揺動動作はその単部から可塑性材で形
成される尾鰭部35へ伝達されて、尾鰭部35に揺動動
作を行わせる。その結果、尾鰭部35は魚の尾鰭と同様
な泳動動作を行い、その泳動動作によって擬餌の泳動が
生じる。
【0021】なお上記において、容器23と蓋30の材
質をイオン化傾向の異なる物質(例えば容器をステンレ
ス、蓋を亜鉛)で製作しておけば、いわゆる海水電池を
構成することができる。従って、上記擬餌を海水中に没
したとき、両電極間に起電力が発生し、この起電力を電
池33の起電力とともにコイル27へ供給すれば、電源
の補強乃至内蔵電源を省略する事が出来る。但しこの場
合には使用中に電極が消耗するので交換出来るような構
造にして置くことが望ましい。
質をイオン化傾向の異なる物質(例えば容器をステンレ
ス、蓋を亜鉛)で製作しておけば、いわゆる海水電池を
構成することができる。従って、上記擬餌を海水中に没
したとき、両電極間に起電力が発生し、この起電力を電
池33の起電力とともにコイル27へ供給すれば、電源
の補強乃至内蔵電源を省略する事が出来る。但しこの場
合には使用中に電極が消耗するので交換出来るような構
造にして置くことが望ましい。
【0022】また、図4においては、2極双投スイッチ
28のスイッチ電極の切り替えによってコイル27の通
電方向切り換えを行ったが、この通電切り替えは、この
ようなスイッチ切り換えに限らず、電子的切り換えも可
能である。図5は、電子的切り換えの一例を示し、ブリ
ッジ接続されたスイッチング半導体Tr1、Tr2、T
r3、Tr4の一方のブリッジ辺間にコイル27が接続
され、他方のブリッジ辺間には電池33、電極スイッチ
37が接続される。
28のスイッチ電極の切り替えによってコイル27の通
電方向切り換えを行ったが、この通電切り替えは、この
ようなスイッチ切り換えに限らず、電子的切り換えも可
能である。図5は、電子的切り換えの一例を示し、ブリ
ッジ接続されたスイッチング半導体Tr1、Tr2、T
r3、Tr4の一方のブリッジ辺間にコイル27が接続
され、他方のブリッジ辺間には電池33、電極スイッチ
37が接続される。
【0023】ブリッジ接続されたスイッチング半導体T
r1乃至Tr4は、DフリップフロップFD によって
オン、オフ制御が行われ、Tr1及びTr3はそのQ出
力が高レベルのときオンになり、また、Tr2及びTr
4は 出力が高レベルのときオンになる。従って、D
フリップフロップFD のQ出力、 出力が交互に反
転するごとに、コイル27の通電方向の反転が発生し、
上記と同様にして、鉄片27の揺動動作が生じる。そし
て、DフリップフロップFD の上記反転動作は、例え
ば、一対のフォトトランジスタH1 、H2 によって
行われ、フォトトランジスタH1 、H2の投受光経路
が鉄片26あるいは揺動板29の揺動偏位時に遮断され
るようにして、遮光時のフォトトランジスタH1 ある
いはH2 のオフ動作によってDフリップフロップのQ
出力あるいは 出力が高レベルに反転するように配置
すれば、上記と同様にして、鉄片26、揺動板29に揺
動動作を行わせることができる。
r1乃至Tr4は、DフリップフロップFD によって
オン、オフ制御が行われ、Tr1及びTr3はそのQ出
力が高レベルのときオンになり、また、Tr2及びTr
4は 出力が高レベルのときオンになる。従って、D
フリップフロップFD のQ出力、 出力が交互に反
転するごとに、コイル27の通電方向の反転が発生し、
上記と同様にして、鉄片27の揺動動作が生じる。そし
て、DフリップフロップFD の上記反転動作は、例え
ば、一対のフォトトランジスタH1 、H2 によって
行われ、フォトトランジスタH1 、H2の投受光経路
が鉄片26あるいは揺動板29の揺動偏位時に遮断され
るようにして、遮光時のフォトトランジスタH1 ある
いはH2 のオフ動作によってDフリップフロップのQ
出力あるいは 出力が高レベルに反転するように配置
すれば、上記と同様にして、鉄片26、揺動板29に揺
動動作を行わせることができる。
【0024】さらに、コイル27の通電切り換え回路は
、上記に限らず、種々の切り換え回路が可能である。 また、上記においては、揺動板29の揺動は鉄片26の
揺動によって行わせたが、モーターの回転動作によって
行わせてもよい。例えば、モータに偏心回転体を装着し
て、この偏心回転体外周部を揺動板29に接触させてお
くと、偏心回転板の回転によって揺動板29に揺動動作
が発生する。
、上記に限らず、種々の切り換え回路が可能である。 また、上記においては、揺動板29の揺動は鉄片26の
揺動によって行わせたが、モーターの回転動作によって
行わせてもよい。例えば、モータに偏心回転体を装着し
て、この偏心回転体外周部を揺動板29に接触させてお
くと、偏心回転板の回転によって揺動板29に揺動動作
が発生する。
【0025】
【発明の効果】この発明によれば擬餌釣針を海中に投入
する迄は回路は動作せず、擬似釣針が海中にに没した途
端に尾鰭が振動を始め恰も魚が泳いでいる状態を作り出
し、釣の対称魚が擬餌釣針を本当の小魚と思い喰いつい
て来るようにして操作性の簡易化と電力の消耗を極力削
減し釣獲率の向上を図るものである。
する迄は回路は動作せず、擬似釣針が海中にに没した途
端に尾鰭が振動を始め恰も魚が泳いでいる状態を作り出
し、釣の対称魚が擬餌釣針を本当の小魚と思い喰いつい
て来るようにして操作性の簡易化と電力の消耗を極力削
減し釣獲率の向上を図るものである。
【図1】 一本釣り漁法の概略図
【図2】
擬餌釣針の概略図
擬餌釣針の概略図
【図3】 実施
例
例
【図4】 実施例におけるコイル通電回路図
【図5】 実施例における他のコイル通電回
路図
路図
1:擬餌釣針 2:釣糸 3:釣竿
4:自動釣機 5:釣人 6:船体
7:海水 8:魚体 11:鉤針
12:錘 13:尾鰭 14:固縛糸
15:目玉 21:鉤針 22:
道糸環23:筒状ケース 24:永久磁石
25:仕切り板 26:振動子コア
4:自動釣機 5:釣人 6:船体
7:海水 8:魚体 11:鉤針
12:錘 13:尾鰭 14:固縛糸
15:目玉 21:鉤針 22:
道糸環23:筒状ケース 24:永久磁石
25:仕切り板 26:振動子コア
Claims (6)
- 【請求項1】魚体形に形成され泳動動作を行なう尾鰭部
を有する擬餌が釣針に装着されてなる擬餌釣針。 - 【請求項2】上記尾鰭部が可塑性素材で形成されてなる
請求項第1項に記載の擬餌釣針。 - 【請求項3】上記泳動動作を行う泳動機構が、上記擬餌
体内に装備され、電磁作用によって揺動動作を行う揺動
電磁コイル機構で構成される請求項第1項又は第2項に
記載の擬餌釣針。 - 【請求項4】上記揺動電磁コイル機構が、永久磁石と、
該永久磁石の近傍に揺動自在に配置されるコイルと、該
コイルの通電方向を切り替える切り替え装置を具備して
なる請求項第3項に記載の擬餌釣針。 - 【請求項5】釣針に擬餌が装着されてなる擬餌釣針にお
いて、泳動機構による泳動動作を行なう尾鰭部を有する
魚体形の擬餌と、該擬餌体内に装着され上記泳動機構に
電力を供給する電池と、上記擬餌体表面に露出配置され
海水の通電作用に基づいて該電池から上記泳動機構に通
電を行わせる一対の電極とを具備して成る擬餌釣針。 - 【請求項6】釣針に擬餌が装着されてなる擬餌釣針にお
いて、泳動機構による泳動動作を行なう尾鰭部を有する
魚体形の擬餌と、該擬餌体周面に形成され海水内で海水
電池として機能し、上記泳動機構に電力を供給する電池
電極とを具備してなる擬餌釣針。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11461991A JP3052155B2 (ja) | 1991-05-20 | 1991-05-20 | 擬餌釣針 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11461991A JP3052155B2 (ja) | 1991-05-20 | 1991-05-20 | 擬餌釣針 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04341132A true JPH04341132A (ja) | 1992-11-27 |
JP3052155B2 JP3052155B2 (ja) | 2000-06-12 |
Family
ID=14642394
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11461991A Expired - Fee Related JP3052155B2 (ja) | 1991-05-20 | 1991-05-20 | 擬餌釣針 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3052155B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007527720A (ja) * | 2004-03-09 | 2007-10-04 | ロバート ブラウン ジョージ | 釣り用擬似餌 |
JP2010529626A (ja) * | 2007-06-14 | 2010-08-26 | ウィンファイ レウン | 電磁場の発生を用いた水生生物を引きつけるための方法および装置 |
JP2015530085A (ja) * | 2012-08-27 | 2015-10-15 | セルジー ツィブルニク | フィッシングルアー |
JP2016525891A (ja) * | 2013-06-04 | 2016-09-01 | セルジー ツィブルニク | フィッシングルアー |
-
1991
- 1991-05-20 JP JP11461991A patent/JP3052155B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007527720A (ja) * | 2004-03-09 | 2007-10-04 | ロバート ブラウン ジョージ | 釣り用擬似餌 |
JP2012040013A (ja) * | 2004-03-09 | 2012-03-01 | George Robert Braun | 釣り用疑似餌 |
JP2010529626A (ja) * | 2007-06-14 | 2010-08-26 | ウィンファイ レウン | 電磁場の発生を用いた水生生物を引きつけるための方法および装置 |
JP4755723B2 (ja) * | 2007-06-14 | 2011-08-24 | ウィンファイ レウン | 電磁場の発生を用いた水生生物を引きつけるための方法および装置 |
JP2015530085A (ja) * | 2012-08-27 | 2015-10-15 | セルジー ツィブルニク | フィッシングルアー |
JP2016525891A (ja) * | 2013-06-04 | 2016-09-01 | セルジー ツィブルニク | フィッシングルアー |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3052155B2 (ja) | 2000-06-12 |
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