JPH04340701A - 電子部品 - Google Patents

電子部品

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Publication number
JPH04340701A
JPH04340701A JP11285091A JP11285091A JPH04340701A JP H04340701 A JPH04340701 A JP H04340701A JP 11285091 A JP11285091 A JP 11285091A JP 11285091 A JP11285091 A JP 11285091A JP H04340701 A JPH04340701 A JP H04340701A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wires
resistance
wire
wound
resistance wires
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP11285091A
Other languages
English (en)
Inventor
Masabumi Hiwatari
日渡 正文
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP11285091A priority Critical patent/JPH04340701A/ja
Publication of JPH04340701A publication Critical patent/JPH04340701A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、小型軽量化した電子機
器に使用する小型の電子部品に関する。
【0002】近年の電子機器の小型軽量化に伴い、電子
機器を構成する電子部品についても益々小型軽量化が要
求されている。頻繁に使用される電子部品として巻線抵
抗器、ディレーライン、コイルなどがあり、とりわけ巻
線抵抗器は、低抵抗・大電力用として最適な抵抗器とし
て使用されている。巻線抵抗器は、抵抗値が抵抗線の巻
き数によって容易に調節できるという利点があるが、コ
イルとしての作用があるため、高周波電流に対してイン
ダクタンスとして働くので、高周波電流に対しても安定
した特性を有する無誘導型の巻線抵抗器を作成する必要
がある。しかし、どうしても形状が大きくなるので小型
化・チップ化することが困難であった。
【0003】また、ディレーラインは、パルス信号を一
定時間遅らせてタイミング調整を図るために使用されて
いる。電算機のデータ処理能力を向上するために、信号
の高速化を図り、各々の信号のタイミングを合わせる必
要がある。これに対応するためには、高速のパルス信号
を一定時間遅らせることができると共に、波形歪みの少
ない特性を有するディレーラインが望まれるが、そのよ
うなディレーラインは、部品として大きなものであった
。よって、大きな電子部品を小型化する必要が生じてい
る。
【0004】
【従来の技術】従来、巻線抵抗器を高周波用に使用する
場合においては、一度磁器の円筒に巻いた抵抗線を再び
巻き戻すことによって、初めに巻いた抵抗線が示すイン
ダクタンスを、巻き戻した抵抗線が示すインダクタンス
で打ち消すようにしていた。すなわち、まず初めの工程
で、通常どおり磁器の円筒の片側の端からもう片方の端
まで抵抗線を巻いていく。そして次の工程では、初めの
工程の終点である磁器の円筒の一方の端から円筒のもう
一方の端へ向けて抵抗線を先の巻き方向とは逆の巻方向
になるようにして巻き戻していた。
【0005】また、従来のディレーラインは、個別のコ
イルとコンデンサの組み合わせで回路を構成していた。 この場合、低い周波数のときは問題がないが、高い周波
数になる出力波形が歪んで誤動作するという問題があっ
たので、高い周波数のときは同軸線を用いる方法があっ
た。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の技
術では、巻線抵抗器においては、無誘導型とするために
、抵抗線を巻き戻すという工数の増加があり、また、ど
うしても形状が大きくなるという問題点があった。一方
、ディレーラインにおいては、高周波特性を改善しよう
とするために同軸線を用いると、この部品は、数10c
mから1mの長さが必要となってしまい、小型化できな
いという問題点があった。
【0007】本発明は、このような従来の問題点に鑑み
、周波数特性が優れて、かつ小型化が図れる電子部品を
提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、上述の
目的は、前記特許請求の範囲に記載した手段により達成
される。すなわち請求項1の発明は、磁器等の棒状部材
に金属の抵抗線をら線状に巻いて作成する巻線抵抗器で
あって、絶縁被覆した複数の抵抗線を並設して、隣合う
抵抗線どうしを絶縁体により接合することにより、前記
複数の抵抗線を一体化したものをら線状に巻いて、前記
複数の抵抗線の各端点を、互いに隣合う抵抗線に逆向き
の電流が流れる様に接続する無誘導型巻線抵抗器である
【0009】請求項2の発明は、絶縁被覆した3本の導
線を並設し、となり合う導体どうしを絶縁体により接合
することにより、前記3本の導線を一体化したものを螺
旋状に巻いて、両側の導体2本をグランドに、中心の導
体を信号に接続するディレーラインである。
【0010】請求項3の発明は、絶縁被覆した複数の導
線を並設して、隣合う導線どうしを絶縁体により接合す
ることにより、前記複数の導線を一体化したものを螺旋
状に巻いて、前記複数の導線の各端点を互いに隣合う導
線に同方向の電流が流れるように接続するコイルである
【0011】
【作用】図1は、本発明の構造について説明する図であ
る。図1(a)において、ニクロム線などの裸の抵抗線
1a1,1a2をナイロンなどの絶縁体2a1,2a2
で被覆したものを2本並設したところを示す。図1(a
)の英字符Aで示す線と英字符Bで示す線を絶縁体2b
により接合して一体化したものを図1(b)の英字符C
で示す。
【0012】以下、本明細書において、図1(b)の英
字符Cで示す一体化したものを並設体と呼び、また該並
設体を構成する各抵抗線1b1,1b2と、これを被覆
する絶縁体2bとを合わせて並設体要素と呼ぶこととす
る。並設体は、まず裸の各抵抗線に対し別々に絶縁被覆
を施し、そして被覆を施した抵抗線どうしを平行に添わ
せて再び絶縁被覆を施すことにより容易に製造できる。
【0013】互いに隣合う並設体要素に逆向きの電流が
流れる様にすると、各並設体要素を流れる電流が作る磁
界どうしが打ち消し合うので、並設体が示すインダクタ
ンスとしての働きを削減することができる。
【0014】
【実施例】図2は、本発明の実施例について説明する図
である。図2(a)は、絶縁体2Cにより接合してでき
る並設体の隣合う2つの並設体要素に逆向きの電流が流
れる様に抵抗線1c1,1c2を接続したものである。 2つの並設体要素は、抵抗として並列に接続してあり、
並設体要素および抵抗線1c1,1c2に流れる電流の
向きを矢印で示す。高周波電流を流した場合に、2つの
並設体要素はインダクタンスとして働くが、互いに打ち
消し合うので並設体全体としてのインダクタンスは大幅
に減少し無誘導型となる。
【0015】図2(b)は、図2(a)と同様に、絶縁
体2dにより接合してできる並設体の互いに隣合う並設
体要素に逆向きの電流が流れる様に抵抗線1dを接続し
たものである。5つの並設体要素は抵抗として直列に接
続してあり、並設体要素および抵抗線1dに流れる電流
の向きを矢印で示す。高周波電流を流した場合に、各並
設体要素はインダクタンスとして働くが、互いに打ち消
し合うので並設体全体としてのインダクタンスは大幅に
減少し無誘導型となる。
【0016】図2(c)は、3つの並設体要素を絶縁体
2eにより接合してできた並設体を示す。図中、英字符
AおよびCで示す2つの並設体要素の端点から伸びる抵
抗線1e1,1e3は接地してある。そして、英字符B
で示す並設体要素の2つの端点を端子として、回路中に
挿入すると、分布定数型のディレーラインとして使用す
ることができる。分布定数型のディレーラインはコイル
およびコンデンサを用いた集中定数型のディレーライン
と異なり、パルス信号を波形を乱すことなく正確に伝達
することができる。
【0017】図2(d)は、抵抗線の代わりに導線を用
いた並設体要素を絶縁体2fにより接合してできる並設
体を示している。各並設体要素に流れる電流が同じ向き
になるように、導線10は接続されている。図2(d)
に示す並設体をら線状に巻くことによりコイルを作成す
ることができる。
【0018】図3は、本発明の実施例を示す図である。 図3(a)においては、2本の絶縁被覆された抵抗線4
a,4bを一体化した並設体を磁気棒5にら線状に巻い
て、図2(a)において示した様に2本の絶縁被覆され
た抵抗線4a,4bに、逆向きの電流が流れる様にして
、絶縁被覆された抵抗線4a,4bと2つの端子3a,
3bに接続した巻線抵抗器を示している。これは、上述
した様に無誘導型であり、しかも、並設体を磁気棒に巻
く工数が、従来の無誘導型巻線抵抗器で必要であった抵
抗線を巻き戻すという工数がないという点で少なくて済
み、そのため小型化することが可能である。
【0019】図3(b)においては、2本の絶縁被覆さ
れた抵抗線7a,7bを一体化した並設体を磁気棒8上
にら線状に巻き、図2(a)において示した様に2本の
絶縁被覆された抵抗線7a,7bを金属キャップ9a,
9bに接続した巻線抵抗器を示している。これは、上述
した様に無誘導型であり、しかも、並設体を磁気棒に巻
く工数が、従来の無誘導型巻線抵抗器で必要であった抵
抗線を巻き戻すという工数がないという点で少なくて済
み、そのため小型化が可能である。なお、金属キャップ
9aは端子6aに、金属キャップ9bは端子6bに電気
的に接続している。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の無誘導型
巻線抵抗器によれば、複数の抵抗線を一体化して巻くこ
とによる巻線工程の容易さに加えて、無誘導型にした場
合に従来必要であった抵抗線を巻き戻すという複雑な巻
線工数が不要となるので、製造が容易にでき小型化が図
れる。しかも、同様の構成により、ディレーラインおよ
びコイルとしても応用できるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構造について説明する図である。
【図2】本発明の実施例について説明する図である。
【図3】本発明の実施例を示す図である。
【符号の説明】
1a1,1a2,1b1,1b2,1c1,1c2,1
d    抵抗線 1e1〜1e3,10    導線 2a1,2a2,2b〜2f    絶縁体3a,3b
    端子 4a,4b    絶縁被覆された抵抗線5     
       磁気棒 6a,6b    端子 7a,7b    絶縁被覆された抵抗線8     
       磁気棒 9a,9b    金属キャップ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  磁器等の棒状部材に金属の抵抗線をら
    線状に巻いて作成する巻線抵抗器であって、絶縁被覆し
    た複数の抵抗線を並設して、隣合う抵抗線どうしを絶縁
    体により接合することにより、前記複数の抵抗線を一体
    化したものをら線状に巻いて、前記複数の抵抗線の各端
    点を、互いに隣合う抵抗線に逆向きの電流が流れる様に
    接続することを特徴とする無誘導型巻線抵抗器。
  2. 【請求項2】  絶縁被覆した3本の導線を並設し、と
    なり合う導体どうしを絶縁体により接合することにより
    、前記3本の導線を一体化したものを螺旋状に巻いて、
    両側の導体2本をグランドに、中心の導体を信号に接続
    することを特徴とするディレーライン。
  3. 【請求項3】  絶縁被覆した複数の導線を並設して、
    隣合う導線どうしを絶縁体により接合することにより、
    前記複数の導線を一体化したものを螺旋状に巻いて、前
    記複数の導線の各端点を互いに隣合う導線に同方向の電
    流が流れるように接続することを特徴とするコイル。
JP11285091A 1991-05-17 1991-05-17 電子部品 Withdrawn JPH04340701A (ja)

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JP11285091A JPH04340701A (ja) 1991-05-17 1991-05-17 電子部品

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CZ303041B6 (cs) * 2011-02-04 2012-03-07 Ceské vysoké ucení technické v Praze, Fakulta elektrotechnická Vysokofrekvencní výkonový drátový rezistor
CN103680781A (zh) * 2012-09-11 2014-03-26 昆山国力真空电器有限公司 高功率无感负载

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CZ303041B6 (cs) * 2011-02-04 2012-03-07 Ceské vysoké ucení technické v Praze, Fakulta elektrotechnická Vysokofrekvencní výkonový drátový rezistor
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