JPH0434059Y2 - - Google Patents

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JPH0434059Y2
JPH0434059Y2 JP13094187U JP13094187U JPH0434059Y2 JP H0434059 Y2 JPH0434059 Y2 JP H0434059Y2 JP 13094187 U JP13094187 U JP 13094187U JP 13094187 U JP13094187 U JP 13094187U JP H0434059 Y2 JPH0434059 Y2 JP H0434059Y2
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JP
Japan
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small piece
back cover
ring
front cover
cover
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JP13094187U
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JPS6436176U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、ツインワイヤリングまたはスパイラ
ルリングを用いて表表紙と裏表紙間に所要の用紙
を綴製してなる製本構造に関するものである。
[従来の技術] 綴元に複数のフアイル孔を有してなる表表紙、
用紙、および裏表紙をツインワイヤリングまたは
スパイラルリングにより綴製してなる製本構造
は、電話帳やメモ帳など、種々のものに適用され
ている。すなわち、このような構造のものは、表
紙や用紙の戻りぐせにより開いたページが勝手に
閉じてしまうという不具合がなく、また、製作も
容易であるため、種々の帳面類等に広く使用され
ている。
[考案が解決しようとする問題点] ところが、このような構成のものは、表紙や用
紙をリングに添つて自在に回動させ得るようにな
つている関係で、フツク等が一切設けられていな
い。そのため、壁等に掛けて使用することができ
ないという不便さがある。
本考案は、このような問題点を解消することを
目的としている。
[問題点を解決するための手段] 本考案は、以上のような目的を達成するため
に、次のような構成を採用したものである。
すなわち、本考案に係る製本構造は、綴元に複
数のフアイル孔を有してなる表表紙、用紙、およ
び裏表紙をツインワイヤリングまたはスパイラル
リングにより綴製してなるものであつて、前記表
表紙または前記裏表紙の綴元部分に、いくつかの
フアイル孔を含む小片を切離すための切離線を設
け、その小片に掛止部を設けたことを特徴とす
る。
[作用] このような構成のものであれば、掛止部を有す
る小片を切り離さない場合には、この小片が表表
紙あるいは裏表紙の一部をなすことになり、従来
のものと全く同様な態様で使用することができ
る。
一方、前記小片を切離線を介して表表紙あるい
は裏表紙から切離すと、この小片が独立してツイ
ンワイヤリングまたはスパイラルリングに保持さ
れることになり、フツクとして使用することが可
能となる。すなわち、この小片のみをリングの上
方に回動させ、この小片の掛止部を適宜な掛止部
に掛止させれば、前記表表紙、用紙および裏表紙
の全てを吊下げることができる。
切離した小片はフアイル孔を有しており、前述
のようにツインワイヤリングあるいはスパイラル
リングに沿つて自在に移動し得るため、表紙を開
閉する際に、この小片が邪魔になるようなことは
ない。
[実施例] 以下、本考案を電話帳に適用した場合の一実施
例につき、第1図〜第7図を参照して説明する。
この電話帳1は、第1図〜第3図に示すよう
に、表表紙2と、複数枚の用紙3と、裏表紙4と
をツインワイヤリング5により綴製したものであ
る。
表表紙2は、薄手の合成樹脂板により作られた
もので、その綴元21に複数のフアイル孔22を
有している。
用紙3は、所定のフオームを印刷してなるもの
で、その綴元31に複数のフアイル孔32を有し
ている。
裏表紙4は、若干厚手の合成樹脂板により作ら
れたもので、その綴元41に複数のフアイル孔4
2を有している。そして、その綴元41部分に、
いくつかのフアイル孔42を含む小片43を切離
すための切離線44を設け、その小片43に掛止
部たる透孔45を穿設している。切離線44は、
例えば、第4図に示すように、裏表紙4の表面か
ら横断面楔形の切込みを連続的に入れたもので、
その切離線44の両端は、該裏表紙4の綴元41
の端縁41aに開放してある。
ツインワイヤリング5は、金属線をパルス波形
状に成形し、それら各波形部分をリング状に変形
させてなる通常のものである。
このような構成のものであれば、透孔45を有
する小片43を切り離さない場合には、この小片
43が裏表紙4の一部をなすことになり、従来の
ものと全く同様な態様で使用することができる。
一方、第5図〜第7図に示すように、前記小片
43を切離線44に破断力を加えることにより裏
表紙4から切離すと、この小片43が独立してツ
インワイヤリング5に保持されることになり、フ
ツクとして使用することが可能となる。すなわ
ち、この小片43のみをツインワイヤリング5の
上方にまで回動させ、この小片43の透孔45を
適宜な掛止具に掛止させれば、この電話帳1を壁
等に沿つて吊下げることができる。
切離した小片43は、前述のようにツインワイ
ヤリング5に沿つて自在に移動し得るため、表紙
2,4を開閉する際に、この小片43が邪魔にな
るようなことはない。
なお、小片の形態は、前記実施例のものに限定
されるものではなく、例えば、第8図に示される
ようなものであつてもよい。すなわち、この小片
143は、鈎形のもので、その屈曲部分の下縁を
掛止部145となしている。このものは、切屑が
一切発生しないという利点がある。
また、切込線は、連続的な切込みを入れたもの
に限定されるものではなく、例えば、素材が完全
に切離された部分と、素材が部分的に繋がつてい
る部分とからなるものであつてもよい。
さらに、前記実施例では、ツインワイヤリング
を使用した場合について説明したが、金属線を螺
旋状に巻装したスパイラルリングを使用したもの
にも同様に適用が可能である。
なお、切離し可能な小片は、表表紙側に設けて
もよい。
なお、適用対象物は、電話帳に限らず、メモ帳
その他であつてもよい。
[考案の効果] 本考案は、以上のような構成であるから、ツイ
ンワイヤリングやスパイラルリングによる綴製の
利点を一切損ねることなしに、必要な場合には、
壁等に掛けて使用することもできるようにした製
本構造を提供できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第7図は本考案の一実施例を示し、第
1図は正面図、第2図は側面図、第3図は背面
図、第4図は第3図における−線に沿う拡大
断面図、第5図は小片を切離した状態を示す正面
図、第6図は同側面図、第7図は同背面図であ
る。第8図は本考案の他の実施例を示す第7図相
当の背図である。 2……表表紙、3……用紙、4……裏表紙、5
……ツインワイヤリング、21,31,41,…
…綴元、22,32,42……フアイル孔、43
……小片、44……切離線、45……掛止部(透
孔)、143……小片、145……掛止部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 綴元に複数のフアイル孔を有してなる表表紙、
    用紙、および裏表紙をツインワイヤリングまたは
    スパイラルリングにより綴製してなるものであつ
    て、前記表表紙または前記裏表紙の綴元部分に、
    いくつかのフアイル孔を含む小片を切離すための
    切離線を設け、その小片に掛止部を設けたことを
    特徴とする製本構造。
JP13094187U 1987-08-27 1987-08-27 Expired JPH0434059Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13094187U JPH0434059Y2 (ja) 1987-08-27 1987-08-27

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JP13094187U JPH0434059Y2 (ja) 1987-08-27 1987-08-27

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6436176U JPS6436176U (ja) 1989-03-06
JPH0434059Y2 true JPH0434059Y2 (ja) 1992-08-13

Family

ID=31386554

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JP13094187U Expired JPH0434059Y2 (ja) 1987-08-27 1987-08-27

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JPS6436176U (ja) 1989-03-06

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