JPH04340424A - 電磁流量計 - Google Patents

電磁流量計

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JPH04340424A
JPH04340424A JP14067291A JP14067291A JPH04340424A JP H04340424 A JPH04340424 A JP H04340424A JP 14067291 A JP14067291 A JP 14067291A JP 14067291 A JP14067291 A JP 14067291A JP H04340424 A JPH04340424 A JP H04340424A
Authority
JP
Japan
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coil
fluid
value
flow rate
temperature
Prior art date
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Pending
Application number
JP14067291A
Other languages
English (en)
Inventor
Masato Kuroda
正人 黒田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Azbil Corp
Original Assignee
Azbil Corp
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、流体の流量値とともに
温度を出力できる電磁流量計に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、熱量計を使用した計装システムの
例として図10に示すような例がある。すなわち、図1
0において、10はビルシステム、11は熱供給源、1
2は演算器、13,14は電磁流量計等の流量計、15
は温度計である。ここで、流量計13において検出され
る流量、即ち熱供給源11からビルシステム10へ供給
される流体の流量をQ1,熱供給源11からビルシステ
ム10へ供給される流体の温度をTH,温度計15で検
出されるビルシステム10から熱供給源11への流体温
度をTLとすると、ビルシステム10で使用した熱量W
(カロリー)は、
【0003】
【数1】
【0004】また、流量計14において検出されるビル
システム10から熱供給源11への流体の流量をQ2と
すると、ビルシステム10で漏れた流量ΔQは、
【00
05】
【数2】
【0006】となり、演算器12がこれらの各式に基づ
く演算を行って熱量W及び流量ΔQを出力するものとな
っている。このように、従来は、ビルシステム10で使
用された熱量W及び漏れた流量ΔQを求めるために、3
台の計器を用いて検出するようにしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の計装シ
ステムは、3台の独立した計器を用いてビルシステム1
0で使用された熱量及び漏れた流量を検出するようにし
ているため、計器単位でハウジング等が余分に必要とな
るとともに、各々の計器から演算器までの配線や各々の
計器に断熱材が必要となり、コストが上昇するという問
題があった。また、測定計器の台数が多いため、信頼性
が低下するとともに、各計器間の測定に時間差があって
測定精度が低下する等の問題もあった。
【0008】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るために、管中を流れる流体に交流磁界を印加しこの管
中に配置された2つの電極間に生じる流量信号からその
流量値を出力する電磁流量計において、第1の発明は、
交流磁界を発生するコイルに対し励磁電流を印加したと
きに励磁電流の過度時間値を抽出するタイミング回路と
、この抽出された過度時間値からコイルの抵抗値を算出
するとともに,この算出されたコイルの抵抗値から流体
の温度を算出する演算手段とを備えたものである。また
、第2の発明は、交流磁界を発生するコイルに対し励磁
電流を印加したときにコイルの電圧を測定する電圧測定
回路と、この測定されたコイルの電圧からその抵抗値を
算出するとともに,算出されたコイルの抵抗値に基づい
て流体の温度を演算する演算手段とを備えたものである
【0009】
【作用】コイルに印加された励磁電流の過度時間値から
コイルの抵抗値が求められ、このコイルの抵抗値から流
体の温度が算出される。また、コイルに励磁電流を印加
した時に生じるコイル間の電圧値からコイルの抵抗値が
求められ、このコイル抵抗値から流体の温度が演算され
る。この結果、流体の流量及び温度の出力が可能となる
【00010】
【実施例】以下、本発明について図面を参照して説明す
る。図1は、本発明の一実施例を示すブロック図である
。このブロック図は電磁流量計のブロック図であり、こ
の電磁流量計は管中に流れる流体の流量を測定するとと
もにその温度をも測定して出力可能としたものである。 図7において、1はインダクタンスL1と抵抗R1とを
有する励磁コイル、2はタイミング回路、3はI/O部
、4はCPU、5は定電流回路である。そして、この電
磁流量計は、スイッチS1,S4の閉成とスイッチS2
,S3の開放、或いは、スイッチS1,S4の開放とス
イッチS2,S3の閉成によりコイル1への励磁電流の
方向を切り替えて、コイル1に交流磁界を発生させる。 そして、この発生した交流磁界を管中に流れる流体に印
加することにより、管中に配置された2つの電極間に電
位差が生じこれを流量信号として検出するものである。 また、上記各スイッチの閉成・開放時にコイル1に流れ
る励磁電流の過度時間値を、定電流回路5内のトランジ
スタQの出力Cにおいて抽出し、これをタイミング回路
2,I/O部を介してCPU4に取り込むとともに、こ
の取り込んだ過度時間値からコイル1内の抵抗R1の値
を算出し、算出されたコイルの抵抗値から流体温度を求
めるものとなっている。
【0011】次に、図2の(a)は、コイル1に励磁電
流を流したときの定電流回路5内のA点とB点間の電圧
波形図であり、また、(b)はC点とB点間の電圧波形
図である。すなわち、上記した過度時間値t1は、次の
ようにして求められる。まず、図2の(b)に示すよう
な、定電流回路5内のC点で生じるパルス状電圧の時間
幅はタイミング回路2の所定のタイミングにより抽出さ
れ、この抽出された時間値はI/O部を介してCPU4
に取り込まれる。そして、CPU4ではこの取り込んだ
時間値を内部カウンタの計数により計測して過度時間値
t1が算出される。また、図3は励磁電流の過度特性を
示すタイミングチャートである。ここで、コイル1のイ
ンダクタンス値をL,抵抗値をR、コイル1の電圧をE
、定電流回路5から供給される電流値をISとすると、
過度時間値t1は(3)式から求めることもできる。
【0012】
【数3】
【0013】次に、図4は、励磁電流の過度時間とコイ
ル抵抗値との関係を示すグラフ、また、図5は、コイル
抵抗値と流体温度との関係を示すグラフである。これら
のグラフによれば、励磁電流の過度時間とコイル抵抗値
との関係,及びコイル抵抗値と流体温度の関係は何れも
ほぼ比例する関係にあることを示しており、したがって
上記したようなコイル1に流れる励磁電流の過度時間値
を求めておけば、図4のグラフからこのときのコイル抵
抗値が簡単に求められ、さらに図5に示すグラフからこ
のときの流体温度を求めることができる。表1は、以上
のような励時電流の過度時間,コイル抵抗値及び流体温
度との関係をテーブル化した表であり、このテーブルは
CPU4内のメモリに記憶されている。
【0014】
【表1】
【0015】次に、励磁電流の過度時間値から流体温度
を演算するCPU4の動作を図6のフローチャートに基
づいて説明する。まず、ステップ60では室温での過度
時間t1を求める。続いてステップ61では流体温度T
HLにおける過度時間tHを求める。そして、ステップ
62では記憶されたテーブルをからこのときのコイル1
の抵抗値を求め、さらにステップ63で上記テーブルか
らこのときの流体温度を求める。このように、流体へ印
加するための磁界を発生するコイル1に励磁電流を通じ
させて流体へ印加させ流体の流量を測定するとともに、
このときの励磁電流の過度時間値から流体の温度を算出
するようにしたものである。
【0016】次に、図7はこの電磁流量計の他の実施例
を示すブロック図である。この実施例は、コイル1の両
端に電圧測定装置6を接続し、この電圧測定装置により
測定されたコイルの電圧値から流体の温度を求めるよう
に構成したものである。すなわち、各スイッチS1〜S
4の開閉により、コイル1には励磁電流が通じてコイル
1の両端には図8の(a)に示すような電圧が生じる。 このコイル電圧の中で、図中にRISで示す電圧は、コ
イル1が有する抵抗R1による電圧値である。本実施例
では、この抵抗R1による電圧値を電圧測定装置6で測
定するとともに、定電流回路5から出力される電流値I
Sが一定であることから、このときの抵抗Rを求め、さ
らに後述の演算式(4)から流体温度を測定するように
したものである。
【0017】次に、この他の実施例動作を図9のフロー
チャートに基づいて説明する。まず、室温Taにおいて
、コイル1に励磁電流を通じさせ電圧測定装置6により
このときのコイル1の両端の電圧を測定する。そして、
ステップ90では、測定されたコイル1の両端電圧値か
ら室温Taにおけるコイル1の抵抗値R1を求める。続
いて、ステップ91では流体温度TLHでのコイル1両
端の電圧を求め、このコイル電圧RHISからこのとき
のコイル抵抗RHを求める。その後、ステップ92では
、式(4)を用いて流体温度を演算する。
【0018】
【数4】
【0019】このように、コイル1に励磁電流を通じた
ときに、コイル1間に発生する電圧値を測定し、この測
定結果に基づいて流体温度を演算してその結果を出力す
るようにしたものである。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の電磁流量
計は、流体の流量及び温度の出力を可能としたので、こ
の電磁流量計を各種のビルシステムに適用した場合、シ
ステムが安価に構成できるとともに、信頼性及び精度の
向上が期待できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電磁流量計の一実施例を示すブロ
ック図である。
【図2】上記電磁流量計の各部のタイミングチャートで
ある。
【図3】上記電磁流量計内のコイルに印加される励磁電
流の波形図である。
【図4】上記励磁電流の過度時間とコイルの抵抗値との
関係を示すグラフである。
【図5】上記コイルの抵抗値と流体の温度との関係を示
すグラフである。
【図6】上記実施例装置の動作を説明するフローチャー
トである。
【図7】本発明に係る電磁流量計の第2の実施例を示す
ブロック図である。
【図8】上記第2実施例装置の各部のタイミングチャー
トである。
【図9】上記第2実施例装置の動作を説明するフローチ
ャートである。
【図10】従来のビル計装システムの構成図である。
【符号の説明】
1    コイル 2    タイミング回路 3    I/O部 4    CPU 5    定電流回路 6    電圧測定回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  管中を流れる流体に交流磁界を印加し
    この管中に配置された2つの電極間に生じる流量信号か
    らその流量値を出力する電磁流量計において、前記交流
    磁界を発生するコイルに対し励磁電流を印加したときに
    該励磁電流の過度時間値を抽出するタイミング回路と、
    この抽出された過度時間値から前記コイルの抵抗値を算
    出するとともに,この算出されたコイルの抵抗値から前
    記流体の温度を算出する演算手段とを備え、前記流体の
    流量及び温度を出力可能としたことを特徴とする電磁流
    量計。
  2. 【請求項2】  管中を流れる流体に交流磁界を印加し
    この管中に配置された2つの電極間に生じる流量信号か
    らその流量値を出力する電磁流量計において、前記交流
    磁界を発生するコイルに対し励磁電流を印加したときに
    該コイルの電圧を測定する電圧測定回路と、この測定さ
    れたコイルの電圧からその抵抗値を算出するとともに,
    算出されたコイルの抵抗値に基づいて前記流体の温度を
    演算する演算手段とを備え、前記流体の流量及び温度を
    出力可能としたことを特徴とする電磁流量計。
JP14067291A 1991-05-17 1991-05-17 電磁流量計 Pending JPH04340424A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009505085A (ja) * 2005-08-17 2009-02-05 エンドレス ウント ハウザー フローテック アクチエンゲゼルシャフト 磁気誘導式の流量測定装置
JP2013532840A (ja) * 2010-08-02 2013-08-19 マイクロ モーション インコーポレイテッド 振動式メータの振動式センサーコンポーネントの温度を求めるための方法および装置

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