JPH04340208A - 誘導装置 - Google Patents
誘導装置Info
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- JPH04340208A JPH04340208A JP3330583A JP33058391A JPH04340208A JP H04340208 A JPH04340208 A JP H04340208A JP 3330583 A JP3330583 A JP 3330583A JP 33058391 A JP33058391 A JP 33058391A JP H04340208 A JPH04340208 A JP H04340208A
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Links
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F30/00—Fixed transformers not covered by group H01F19/00
- H01F30/06—Fixed transformers not covered by group H01F19/00 characterised by the structure
- H01F30/16—Toroidal transformers
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F27/00—Details of transformers or inductances, in general
- H01F27/28—Coils; Windings; Conductive connections
- H01F27/2804—Printed windings
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F5/00—Coils
- H01F5/04—Arrangements of electric connections to coils, e.g. leads
- H01F2005/046—Details of formers and pin terminals related to mounting on printed circuits
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F27/00—Details of transformers or inductances, in general
- H01F27/28—Coils; Windings; Conductive connections
- H01F27/2804—Printed windings
- H01F2027/2814—Printed windings with only part of the coil or of the winding in the printed circuit board, e.g. the remaining coil or winding sections can be made of wires or sheets
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、中央に穴を有している
トロイド状の軟磁性材料製のコアを具え、このコアを少
なくとも多数の導電性セグメントから成る第１巻線によ
り包囲し、前記セグメントを幅が異なるほぼ平行な２つ
の端部分と、楔状の中央部分とを有しているほぼＵ字状
のプレートとして形成し、前記端部分の遊端に接続部材
を設け、前記セグメントの幅が狭い方の端部が前記コア
の穴を経て突出すると共に前記セグメントの幅が広い方
の端部が前記トロイド状コアの外側に位置するように前
記セグメントが前記コアを囲み、前記接続部材に導体を
接続し、該導体が前記セグメントと共に第１巻線を構成
するようにした誘導装置に関するものである。このよう
な誘導装置は例えば変成器又はコイルとすることができ
る。
トロイド状の軟磁性材料製のコアを具え、このコアを少
なくとも多数の導電性セグメントから成る第１巻線によ
り包囲し、前記セグメントを幅が異なるほぼ平行な２つ
の端部分と、楔状の中央部分とを有しているほぼＵ字状
のプレートとして形成し、前記端部分の遊端に接続部材
を設け、前記セグメントの幅が狭い方の端部が前記コア
の穴を経て突出すると共に前記セグメントの幅が広い方
の端部が前記トロイド状コアの外側に位置するように前
記セグメントが前記コアを囲み、前記接続部材に導体を
接続し、該導体が前記セグメントと共に第１巻線を構成
するようにした誘導装置に関するものである。このよう
な誘導装置は例えば変成器又はコイルとすることができ
る。
【０００２】
【従来の技術】斯種の誘導装置は米国特許明細書第４，
５３６，７３３ 号から既知である。この従来の装置で
は、第１巻線（変成器の二次巻線を構成する）の一部を
形成するセグメントが、一次巻線を有するコアの上に配
置するＵ字状の金属クリップとして構成されている。セ
グメントはプリント回路基板におけるメッキした貫通孔
を経て突出して金属化部分にハンダ付けされる（セグメ
ントと）一体のピン状の接続部材を具えている。第１巻
線の形状はプリント回路基板上に設けられる導体トラッ
クの進路により決定され、接続部材間は所定のパターン
にならって接続するようにする。
５３６，７３３ 号から既知である。この従来の装置で
は、第１巻線（変成器の二次巻線を構成する）の一部を
形成するセグメントが、一次巻線を有するコアの上に配
置するＵ字状の金属クリップとして構成されている。セ
グメントはプリント回路基板におけるメッキした貫通孔
を経て突出して金属化部分にハンダ付けされる（セグメ
ントと）一体のピン状の接続部材を具えている。第１巻
線の形状はプリント回路基板上に設けられる導体トラッ
クの進路により決定され、接続部材間は所定のパターン
にならって接続するようにする。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記従来装置の場合に
はセグメントを基板上に個別的に配置しなければならな
い。変成器の機械的な構成はセグメントを基板にハンダ
付けし終えた後にしか完成しない。このような取付け方
法は比較的時間がかかり、費用も嵩み、しかも変成器を
未組立コンポーネント（一次巻線を設けたコアと、セグ
メント）の形態で引き渡す必要がある。ユーザはボード
を調達して、取付けを完了することになる。
はセグメントを基板上に個別的に配置しなければならな
い。変成器の機械的な構成はセグメントを基板にハンダ
付けし終えた後にしか完成しない。このような取付け方
法は比較的時間がかかり、費用も嵩み、しかも変成器を
未組立コンポーネント（一次巻線を設けたコアと、セグ
メント）の形態で引き渡す必要がある。ユーザはボード
を調達して、取付けを完了することになる。
【０００４】本発明の目的は比較的簡単に製造すること
ができ、しかも所要に応じ単一の完全に組立てたコンポ
ーネントとして引き渡すことのできる冒頭にて述べた誘
導装置を提供することにある。
ができ、しかも所要に応じ単一の完全に組立てたコンポ
ーネントとして引き渡すことのできる冒頭にて述べた誘
導装置を提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明による誘導装置は
、前記セグメントをキャップの外側面の金属化部分とし
て形成し、前記キャップを電気的に絶縁性の材料製とし
、該キャップを断面がＵ字状をしているリング状に形成
して前記コアのまわりに配置し、前記セグメントを前記
キャップの外側面における非金属化細条状部分によって
電気的に互いに隔離させるようにしたことを特徴とする
。
、前記セグメントをキャップの外側面の金属化部分とし
て形成し、前記キャップを電気的に絶縁性の材料製とし
、該キャップを断面がＵ字状をしているリング状に形成
して前記コアのまわりに配置し、前記セグメントを前記
キャップの外側面における非金属化細条状部分によって
電気的に互いに隔離させるようにしたことを特徴とする
。
【０００６】キャップをコアのまわりに配置すると、全
てのセグメントが同時に取り付けられる。コア及びそれ
に取り付けたキャップは容易に取り扱うことのできる単
一コンポーネントを構成する。従来装置と同様に、ユー
ザは誘導装置を取り付けるべきプリント回路基板上の導
体の進路を選択することにより第１巻線の形状を決定す
ることができる。必要に応じて接続部材を前もって所望
パターンに相互接続することもできる。この場合、第１
巻線の形状は誘導装置を引き渡す際に既に規定されてい
る。
てのセグメントが同時に取り付けられる。コア及びそれ
に取り付けたキャップは容易に取り扱うことのできる単
一コンポーネントを構成する。従来装置と同様に、ユー
ザは誘導装置を取り付けるべきプリント回路基板上の導
体の進路を選択することにより第１巻線の形状を決定す
ることができる。必要に応じて接続部材を前もって所望
パターンに相互接続することもできる。この場合、第１
巻線の形状は誘導装置を引き渡す際に既に規定されてい
る。
【０００７】本発明の好適例では、前記非金属化細条状
部分が、隣接して位置する前記セグメントの各対間にて
前記キャップの外側に延在するリッジ上に位置するよう
にする。このようにすれば、リッジを含むキャップの表
面全体を金属化し、その後にリッジ部分の金属層が中断
されるまでリッジを研削又はフライス作業し得る利点が
ある。この方法は別個の細条によって隔離されるセグメ
ントを形成する比較的簡単な方法である。
部分が、隣接して位置する前記セグメントの各対間にて
前記キャップの外側に延在するリッジ上に位置するよう
にする。このようにすれば、リッジを含むキャップの表
面全体を金属化し、その後にリッジ部分の金属層が中断
されるまでリッジを研削又はフライス作業し得る利点が
ある。この方法は別個の細条によって隔離されるセグメ
ントを形成する比較的簡単な方法である。
【０００８】本発明の他の好適例では、前記接続部材を
金属化ピンで形成し、これらのピンをキャップと同じ絶
縁材料製とし、且つキャップと一体にする。この場合ピ
ンは（例えば、射出成形による）キャップの製造中に追
加の費用をかけることなくキャップに形成することがで
き、しかもこれらのピンをセグメントの金属化処理中に
金属化することができる。
金属化ピンで形成し、これらのピンをキャップと同じ絶
縁材料製とし、且つキャップと一体にする。この場合ピ
ンは（例えば、射出成形による）キャップの製造中に追
加の費用をかけることなくキャップに形成することがで
き、しかもこれらのピンをセグメントの金属化処理中に
金属化することができる。
【０００９】さらに本発明の他の好適例では、前記コア
と前記第１巻線との間に第２巻線を設け、この第２巻線
を電気的に絶縁性のハウジングにより包囲し、該ハウジ
ングを断面がＵ字状をしているトロイド状の２つの部分
で構成し、これらの２部分の開放側が互いに対向するよ
うにして前記２部分を第２巻線の上に配置する。ハウジ
ングは第１巻線と第２巻線とを適切に分離する。
と前記第１巻線との間に第２巻線を設け、この第２巻線
を電気的に絶縁性のハウジングにより包囲し、該ハウジ
ングを断面がＵ字状をしているトロイド状の２つの部分
で構成し、これらの２部分の開放側が互いに対向するよ
うにして前記２部分を第２巻線の上に配置する。ハウジ
ングは第１巻線と第２巻線とを適切に分離する。
【００１０】場合によっては第１巻線と第２巻線との間
に導電性の遮蔽体を配置するのが望ましいこともある。 このために本発明の他の好適例では、前記キャップの内
側面を金属化し、キャップの開放端を閉じるリング状の
蓋と前記キャップの金属化した内側面が、前記第１巻線
と第２巻線との間に導電性の遮蔽体を構成するようにす
る。
に導電性の遮蔽体を配置するのが望ましいこともある。 このために本発明の他の好適例では、前記キャップの内
側面を金属化し、キャップの開放端を閉じるリング状の
蓋と前記キャップの金属化した内側面が、前記第１巻線
と第２巻線との間に導電性の遮蔽体を構成するようにす
る。
【００１１】
【実施例】図１に示す本発明による誘導装置は軟磁性材
料、例えばフェライト製のコア１を具えている変成器で
ある。図２に明示してあるように、コア１は中央に穴３
をあけてある円環体（トロイド）状をしている。コア１
は一点鎖線にて示す対称軸５に対して回転対称の構造を
している。このコア１を断面がＵ字状のリングとして形
成した第１部分７と、この第１部分の開口部を閉じる扁
平リングとして形成した第２部分９とから成る巻形によ
って包囲する。第１部分７はコア１を３方面から包囲し
、第２部分９はコアの第４面を覆う。巻形７，９は電気
絶縁材料、例えば適当なプラスチック製とする。巻形７
，９のまわりに、例えば導電性のワイヤ製で、しかも変
成器の一次巻線を構成する第２巻線１１を配設する。こ
の第２巻線１１を図１では単一ワイヤの形態で概略的に
示してある。
料、例えばフェライト製のコア１を具えている変成器で
ある。図２に明示してあるように、コア１は中央に穴３
をあけてある円環体（トロイド）状をしている。コア１
は一点鎖線にて示す対称軸５に対して回転対称の構造を
している。このコア１を断面がＵ字状のリングとして形
成した第１部分７と、この第１部分の開口部を閉じる扁
平リングとして形成した第２部分９とから成る巻形によ
って包囲する。第１部分７はコア１を３方面から包囲し
、第２部分９はコアの第４面を覆う。巻形７，９は電気
絶縁材料、例えば適当なプラスチック製とする。巻形７
，９のまわりに、例えば導電性のワイヤ製で、しかも変
成器の一次巻線を構成する第２巻線１１を配設する。こ
の第２巻線１１を図１では単一ワイヤの形態で概略的に
示してある。
【００１２】上記第２巻線１１を電気的に絶縁性の材料
（例えば適当なプラスチック）製で、しかも第１部分１
３と第２部分１５とから成るハウジングにより包囲する
。これらの第１及び第２部分１３， １５の各々は断面
がＵ字状のリングとして形成する。これらＵ字状リング
の開放側が互いに対向するようにして両リングを第２巻
線１１の上に配置する。なお、両リング１３， １５は
必ずしも互いに接触させる必要はない。図１から明らか
なように、リング部分１３と１５との間には単に間隙１
７を設けることができ、こうすれば後に詳述するように
変成器を絶縁成形プラスチック内にカプセル封止（封入
成形）するのに好適である。第２部分１５は第２巻線の
接続ワイヤ（図示せず）を送り出すために横方向に突出
しているワイヤ案内部１６を具えている。
（例えば適当なプラスチック）製で、しかも第１部分１
３と第２部分１５とから成るハウジングにより包囲する
。これらの第１及び第２部分１３， １５の各々は断面
がＵ字状のリングとして形成する。これらＵ字状リング
の開放側が互いに対向するようにして両リングを第２巻
線１１の上に配置する。なお、両リング１３， １５は
必ずしも互いに接触させる必要はない。図１から明らか
なように、リング部分１３と１５との間には単に間隙１
７を設けることができ、こうすれば後に詳述するように
変成器を絶縁成形プラスチック内にカプセル封止（封入
成形）するのに好適である。第２部分１５は第２巻線の
接続ワイヤ（図示せず）を送り出すために横方向に突出
しているワイヤ案内部１６を具えている。
【００１３】第２巻線１１を収容しているハウジング１
３， １５が変成器の二次巻線を構成する第１巻線によ
り包囲されるようにする。このためにハウジング１３，
１５のまわりにキャップ１９を配置する。このキャッ
プ１９は断面がＵ字状のリングとなるように形成する。 キャップ１９の外側壁にはワイヤ案内部１６に対する切
欠部を形成してある。キャップ１９については図３及び
図４も参照して詳細に説明する。
３， １５が変成器の二次巻線を構成する第１巻線によ
り包囲されるようにする。このためにハウジング１３，
１５のまわりにキャップ１９を配置する。このキャッ
プ１９は断面がＵ字状のリングとなるように形成する。 キャップ１９の外側壁にはワイヤ案内部１６に対する切
欠部を形成してある。キャップ１９については図３及び
図４も参照して詳細に説明する。
【００１４】図３は図１に示したと同じ位置におけるキ
ャップ１９（キャップの開放側が上を向いている）の斜
視図であり、図４はそれとは反対の位置（キャップの開
放側が下を向いている）におけるキャップの斜視図であ
る。キャップ１９は例えば射出成形によるような電気的
に絶縁性のプラスチック製とする。この射出成形工程中
にピン２１もキャップに形成し、従ってこれらのピンは
キャップと同じ絶縁材料で構成する。ピン２１はキャッ
プ１９の開放側を画成する２つの同心円部分に配設する
。キャップ１９はその外側面を横切って延在する多数の
Ｕ字状リッジ２３を具えており、これらのリッジはその
間のキャップの表面から突出している。射出成形後にキ
ャップ１９の表面全体に例えば銅の無電界めっきにより
金属層を被着する。この金属層はピン２１の表面も覆う
。次いで、リッジ２３の内側部分（山の頂）をそこに存
在する金属層と一緒に例えばフライス又は研削作業によ
り除去して、キャップの外側面を横切ってＵ字状に延在
すると共に導電性のセグメント２７を互いに隔離する電
気的に絶縁性の細条状部分２５を形成する。キャップ１
９の開放側付近の内側面に位置し、しかも短い無金属細
条部分３１を介して細条状部分２５と連絡する２つの円
形帯状部分２９からも金属層を除去する。この結果、導
電性セグメント２７は互いに電気的に完全に隔離される
が、キャップ１９の内側面は導電性の金属層３０により
ほぼ完全に覆われる。図４から明らかなように、導電性
のセグメント２７はほぼＵ字状のプレートとして形成さ
れる。このプレートは第１の比較的狭い端部３３と、第
２の比較的広い端部３５とを具えており、これら双方の
端部は楔状の中央部分３７により相互接続されている。 キャップ１９をコア１に装着すると、狭い第１端部３３
がコア１の中央の穴３から突出し、広い第２端部３５が
、コア１により形成されるリングの外側に位置する。 楔状の中央部分３７はコア１の一方の端面（図１では下
側端面）の上に延在する。金属化ピン２１はセグメント
２７を構成する金属層に電気的に接続される。ピン２１
は、例えばプリント回路基板４１（図１参照）における
導体トラック３９にセグメント２７を電気的に接続する
ための接続部材としての働きをする。
ャップ１９（キャップの開放側が上を向いている）の斜
視図であり、図４はそれとは反対の位置（キャップの開
放側が下を向いている）におけるキャップの斜視図であ
る。キャップ１９は例えば射出成形によるような電気的
に絶縁性のプラスチック製とする。この射出成形工程中
にピン２１もキャップに形成し、従ってこれらのピンは
キャップと同じ絶縁材料で構成する。ピン２１はキャッ
プ１９の開放側を画成する２つの同心円部分に配設する
。キャップ１９はその外側面を横切って延在する多数の
Ｕ字状リッジ２３を具えており、これらのリッジはその
間のキャップの表面から突出している。射出成形後にキ
ャップ１９の表面全体に例えば銅の無電界めっきにより
金属層を被着する。この金属層はピン２１の表面も覆う
。次いで、リッジ２３の内側部分（山の頂）をそこに存
在する金属層と一緒に例えばフライス又は研削作業によ
り除去して、キャップの外側面を横切ってＵ字状に延在
すると共に導電性のセグメント２７を互いに隔離する電
気的に絶縁性の細条状部分２５を形成する。キャップ１
９の開放側付近の内側面に位置し、しかも短い無金属細
条部分３１を介して細条状部分２５と連絡する２つの円
形帯状部分２９からも金属層を除去する。この結果、導
電性セグメント２７は互いに電気的に完全に隔離される
が、キャップ１９の内側面は導電性の金属層３０により
ほぼ完全に覆われる。図４から明らかなように、導電性
のセグメント２７はほぼＵ字状のプレートとして形成さ
れる。このプレートは第１の比較的狭い端部３３と、第
２の比較的広い端部３５とを具えており、これら双方の
端部は楔状の中央部分３７により相互接続されている。 キャップ１９をコア１に装着すると、狭い第１端部３３
がコア１の中央の穴３から突出し、広い第２端部３５が
、コア１により形成されるリングの外側に位置する。 楔状の中央部分３７はコア１の一方の端面（図１では下
側端面）の上に延在する。金属化ピン２１はセグメント
２７を構成する金属層に電気的に接続される。ピン２１
は、例えばプリント回路基板４１（図１参照）における
導体トラック３９にセグメント２７を電気的に接続する
ための接続部材としての働きをする。
【００１５】セグメント２７は導体トラック３９と相俟
って変成器の第１（二次）巻線を形成する。前記米国特
許明細書ＵＳ−Ａ−４５３６７３３に記載されているよ
うに、第１巻線の形状は導体トラック３９の進路を適当
に選定することにより決定することができる。
って変成器の第１（二次）巻線を形成する。前記米国特
許明細書ＵＳ−Ａ−４５３６７３３に記載されているよ
うに、第１巻線の形状は導体トラック３９の進路を適当
に選定することにより決定することができる。
【００１６】リッジ２３を含むようにキャップ１９を形
成してから、リッジの山の頂を後の段階で除去して絶縁
性の細条状部分２５を形成する上述した実施例の代わり
に、キャップ１９は別の方法でも形成することができる
。例えば、キャップ１９は「二段成形」として既知の工
程で２種類のプラスチックを用いて作ることができる。 この場合には、導電性のセグメント２７及び２１を形成
しようとする部分を容易に金属化可能な（例えば、前記
無電解処理を用いて）プラスチック製とし、細条状部分
２５を形成しようとする部分を金属化できないプラスチ
ックを用いて作製する。この方法によれば、金属層の堆
積後に機械的な作業をしなくて済むと云う利点がある。 特に、セグメント２７はコア１及び第２巻線１１を殆ど
完全に包囲するため、変成器の構成は、第１巻線と第２
巻線との間に極めて良好なカップリングが存在し、変成
器の電磁界がトロイド状コア１を越えて延在しなくなる
ような構成となる。
成してから、リッジの山の頂を後の段階で除去して絶縁
性の細条状部分２５を形成する上述した実施例の代わり
に、キャップ１９は別の方法でも形成することができる
。例えば、キャップ１９は「二段成形」として既知の工
程で２種類のプラスチックを用いて作ることができる。 この場合には、導電性のセグメント２７及び２１を形成
しようとする部分を容易に金属化可能な（例えば、前記
無電解処理を用いて）プラスチック製とし、細条状部分
２５を形成しようとする部分を金属化できないプラスチ
ックを用いて作製する。この方法によれば、金属層の堆
積後に機械的な作業をしなくて済むと云う利点がある。 特に、セグメント２７はコア１及び第２巻線１１を殆ど
完全に包囲するため、変成器の構成は、第１巻線と第２
巻線との間に極めて良好なカップリングが存在し、変成
器の電磁界がトロイド状コア１を越えて延在しなくなる
ような構成となる。
【００１７】変成器を適当な成形プラスチック内にカプ
セル封止することによって変成器を適切に電気的に絶縁
することができる。このために、カップ状のハウジング
４３をキャップ１９のまわりに配置し（図２参照）、そ
の後ハウジング４３及びキャップ１９内の開放空所に液
状プラスチック（図示せず）を充填する。液状プラスチ
ックの硬化後に変成器は丈夫で、電気的に適切に絶縁さ
れたコンポーネントとなる。変成器の作動中に発生する
熱を消散させるために、ハウジング４３の底部４５には
、例えばアルミニウムのような適当な熱伝導材料製のシ
ートを設けるのが好適である。変成器は必要に応じてハ
ウジング４３と一緒に引き渡すか、又はハウジング無し
で引き渡すことができる。後者の場合にはキャップ１９
が変成器の外側となる。いずれの場合にも変成器は単一
の機械的なコンポーネントとなり、これは電気的に作動
させる場合にプリント回路基板にハンダ付けするだけで
済む。
セル封止することによって変成器を適切に電気的に絶縁
することができる。このために、カップ状のハウジング
４３をキャップ１９のまわりに配置し（図２参照）、そ
の後ハウジング４３及びキャップ１９内の開放空所に液
状プラスチック（図示せず）を充填する。液状プラスチ
ックの硬化後に変成器は丈夫で、電気的に適切に絶縁さ
れたコンポーネントとなる。変成器の作動中に発生する
熱を消散させるために、ハウジング４３の底部４５には
、例えばアルミニウムのような適当な熱伝導材料製のシ
ートを設けるのが好適である。変成器は必要に応じてハ
ウジング４３と一緒に引き渡すか、又はハウジング無し
で引き渡すことができる。後者の場合にはキャップ１９
が変成器の外側となる。いずれの場合にも変成器は単一
の機械的なコンポーネントとなり、これは電気的に作動
させる場合にプリント回路基板にハンダ付けするだけで
済む。
【００１８】変成器をカプセル封止するにはキャップ１
９の開放端をキャップの内側面における金属層３０と同
様に導電性で、しかも２つのプラスチックの層間に挟ん
で銅層から成る環状の蓋４７によって覆うのが好適であ
る。蓋４７は２つの導電性のピン４９を具えており、こ
れらのピンは前記銅層に接続してあり、これらのピンは
金属層３０に接続したキャップ１９の２つのピン２１´
と一緒に定電位点、例えば基板４１の接地導体に接続す
ることができる。 蓋４７は金属層３０と共にほぼ全周囲を閉成する導電性
の遮蔽体を構成する。
９の開放端をキャップの内側面における金属層３０と同
様に導電性で、しかも２つのプラスチックの層間に挟ん
で銅層から成る環状の蓋４７によって覆うのが好適であ
る。蓋４７は２つの導電性のピン４９を具えており、こ
れらのピンは前記銅層に接続してあり、これらのピンは
金属層３０に接続したキャップ１９の２つのピン２１´
と一緒に定電位点、例えば基板４１の接地導体に接続す
ることができる。 蓋４７は金属層３０と共にほぼ全周囲を閉成する導電性
の遮蔽体を構成する。
【００１９】上述した例における第２巻線１１はコア１
のまわりに巻いたワイヤで構成するが、この第２巻線１
１も第１巻線と同様に、例えばキャップ上の金属化セグ
メントによるか、又は二段成形技法でコア１のまわりに
螺旋状に延在する金属化可能なプラスチックテープを設
け、且つこのテープの卷回ターン間に金属化できないプ
ラスチックテープを設けるようにして形成することもで
きる。
のまわりに巻いたワイヤで構成するが、この第２巻線１
１も第１巻線と同様に、例えばキャップ上の金属化セグ
メントによるか、又は二段成形技法でコア１のまわりに
螺旋状に延在する金属化可能なプラスチックテープを設
け、且つこのテープの卷回ターン間に金属化できないプ
ラスチックテープを設けるようにして形成することもで
きる。
【００２０】一体の金属化ピン２１及び２１´の代わり
に、金属ワイヤ製で、しかもキャップ１９のプラスチッ
ク内に埋設するピンを用いることもできる。
に、金属ワイヤ製で、しかもキャップ１９のプラスチッ
ク内に埋設するピンを用いることもできる。
【図１】本発明による誘導装置の一例を示す縦断面図で
ある。
ある。
【図２】本発明による誘導装置を構成する多数の構成部
品の展開図である。
品の展開図である。
【図３】本発明による誘導装置を構成する構成部品の１
つを示す第１斜視図である。
つを示す第１斜視図である。
【図４】図３に示した構成部品の第２斜視図である。
１ コア
７ 巻形の第１部分
９ 巻形の第２部分
１１ 第２巻線（変成器の一次巻線）１３ ハウジ
ングの第１部分 １５ ハウジングの第２部分 １６ ワイヤ案内部 １９ キャップ ２１ 接続ピン ２３ リッジ ２５ 絶縁性細条部分 ２７ 導電性セグメント ３０ 金属層 ３１ 無金属細条部分 ３３ 導電性セグメントの幅狭部分 ３５ 導電性セグメントの幅広部分 ３７ 導電性セグメントの中央部分 ３９ 導体トラック （２７， ３９） 第１巻線（変成器の二次巻線）４
１ プリント回路基板 ４３ カプセル封止用ハウジング ４７ 蓋 ４９ ピン
ングの第１部分 １５ ハウジングの第２部分 １６ ワイヤ案内部 １９ キャップ ２１ 接続ピン ２３ リッジ ２５ 絶縁性細条部分 ２７ 導電性セグメント ３０ 金属層 ３１ 無金属細条部分 ３３ 導電性セグメントの幅狭部分 ３５ 導電性セグメントの幅広部分 ３７ 導電性セグメントの中央部分 ３９ 導体トラック （２７， ３９） 第１巻線（変成器の二次巻線）４
１ プリント回路基板 ４３ カプセル封止用ハウジング ４７ 蓋 ４９ ピン
Claims (5)
- 【請求項１】 中央に穴（３） を有しているトロイ
ド状の軟磁性材料製のコア（１） を具え、このコアを
少なくとも多数の導電性セグメント（２７）から成る第
１巻線により包囲し、前記セグメント（２７）を幅が異
なるほぼ平行な２つの端部分（３３，３５） と、楔状
の中央部分（３７）とを有しているほぼＵ字状のプレー
トとして形成し、前記端部分の遊端に接続部材（２１）
を設け、前記セグメントの幅が狭い方の端部（３３）が
前記コアの穴（３） を経て突出すると共に前記セグメ
ントの幅が広い方の端部（３５）が前記トロイド状コア
（１） の外側に位置するように前記セグメントが前記
コアを囲み、前記接続部材に導体（３９）を接続し、該
導体が前記セグメントと共に第１巻線を構成するように
した誘導装置において、前記セグメント（２７）をキャ
ップ（１９）の外側面の金属化部分として形成し、前記
キャップ（１９）を電気的に絶縁性の材料製とし、該キ
ャップを断面がＵ字状をしているリング状に形成して前
記コア（１） のまわりに配置し、前記セグメントを前
記キャップの外側面における非金属化細条状部分（２５
）によって電気的に互いに隔離させるようにしたことを
特徴とする誘導装置。 - 【請求項２】 前記非金属化細条状部分（２５）が、
隣接して位置する前記セグメント（２７）の各対間にて
前記キャップ（１９）の外側に延在するリッジ（２３）
上に位置するようにしたことを特徴とする請求項１に記
載の誘導装置。 - 【請求項３】 前記接続部材を金属化ピン（２１）で
形成し、これらのピンをキャップ（１９）と同じ絶縁材
料製とし、且つキャップ（１９）と一体にしたことを特
徴とする請求項１又は２に記載の誘導装置。 - 【請求項４】 前記コア（１） と前記第１巻線との
間に第２巻線（１１）を設け、この第２巻線を電気的に
絶縁性のハウジングにより包囲し、該ハウジングを断面
がＵ字状をしているトロイド状の２つの部分（１３，
１５）で構成し、これらの２部分の開放側が互いに対向
するようにして前記２部分を第２巻線の上に配置したこ
とを特徴とする請求項１〜３のいずれか一項に記載の誘
導装置。 - 【請求項５】 前記キャップ（１９）の内側面を金属
化し、キャップの開放端を閉じるリング状の蓋（４７）
と前記キャップの金属化した内側面が、前記第１巻線と
第２巻線との間に導電性の遮蔽体を構成するようにした
ことを特徴とする請求項４に記載の誘導装置。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| NL9002753 | 1990-12-14 | ||
| NL9002753A NL9002753A (nl) | 1990-12-14 | 1990-12-14 | Inductieve inrichting met een ringvormige kern. |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04340208A true JPH04340208A (ja) | 1992-11-26 |
Family
ID=19858141
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3330583A Pending JPH04340208A (ja) | 1990-12-14 | 1991-12-13 | 誘導装置 |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5214403A (ja) |
| EP (1) | EP0490438B1 (ja) |
| JP (1) | JPH04340208A (ja) |
| DE (1) | DE69112186T2 (ja) |
| NL (1) | NL9002753A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JPH0538854U (ja) * | 1991-10-30 | 1993-05-25 | 株式会社トーキン | ピン端子付コイル |
| JP2007142339A (ja) * | 2005-11-22 | 2007-06-07 | Otowa Denki Kogyo Kk | 耐雷強化型低圧用絶縁変圧器 |
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- 1991-12-06 DE DE69112186T patent/DE69112186T2/de not_active Expired - Fee Related
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